JPH04249113A - ウエハスクライバ - Google Patents

ウエハスクライバ

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Publication number
JPH04249113A
JPH04249113A JP3015287A JP1528791A JPH04249113A JP H04249113 A JPH04249113 A JP H04249113A JP 3015287 A JP3015287 A JP 3015287A JP 1528791 A JP1528791 A JP 1528791A JP H04249113 A JPH04249113 A JP H04249113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diamond
semiconductor wafer
cutter
wafer
scriber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3015287A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Sumiyoshi
住吉 政夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3015287A priority Critical patent/JPH04249113A/ja
Publication of JPH04249113A publication Critical patent/JPH04249113A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Dicing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハをはじめ
各種の材料の薄板(ウエハ)を個々のチップに分割する
ために使用されるウエハスクライバに関するものである
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、1枚の半導体ウエハ
4上に多数の半導体素子5を形成し、この半導体ウエハ
4を各々の半導体素子5毎のチップに分割する場合、従
来は図4に示すように、半導体ウエハ4上の半導体素子
5相互間にウエハスクライバのダイヤモンドカッタ1を
セットし、このダイヤモンドカッタ1に適当な大きさの
荷重Wを加えながら、これを矢印Xの方向に移動させる
ことによりケガキ線であるスクライブライン6を入れ、
半導体ウエハ4の裏面からこのスクライブライン6に沿
って力を加えることにより半導体ウエハ4を個々のチッ
プに分割している。
【0003】ウエハスクライバで半導体ウエハ4にスク
ライブライン6を入れるとき、上述のようにダイヤモン
ドカッタ1に荷重Wを加えるが、この場合、図5に示す
ように、ダイヤモンドカッタ1の先端は半導体ウエハ4
の表面から深さDだけ切り込まれるように調整されてお
り、そのため、半導体ウエハ4にはダイヤモンドカッタ
1の先端のダイヤモンドチップ2bの角度θ1および、
荷重Wの大きさにより、A,Bで示すような大きさと方
向の力が加わり、それにより半導体ウエハ4には垂直下
向きに力A,Bの合力であるCが加わることになる。こ
れによって、図6(a)に示すように、ダイタモンドカ
ッタ1の直下、すなわちスクライブライン6の半導体ウ
エハ4中には機械的な歪7が入る。そこで、外部より、
例えばロ−ラ式のウエハブレ−カ(図示せず)により半
導体ウエハ4の裏面から機械的な力8を加えると、半導
体ウエハ4はスクライブライン6に沿って割れて、図6
(b)に示すように、個々の半導体チップ4a,4a…
…に分割される。
【0004】ところが、ウエハスクライバのダイヤモン
ドカッタ1は、図7に示すように、カッタ本体2aと先
端のダイヤモンドチップ2bとを具備しており、ダイヤ
モンドチップ2bの先端の角度θ1とその形状,図8に
示すダイヤモンドカッタ1を移動させる方向Xに対する
その傾き角θ2および図5に示したダイヤモンドカッタ
1に加えられる荷重Wの大きさ等のパラメ−タにより、
当該ダイヤモンドカッタ1が半導体ウエハ4中に切り込
まれる深さDが決まり、従って、半導体チップ4aの分
割後の状態が決まる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のウエ
ハスクライバを用いて、例えば図9(a)のように半導
体ウエハ4の上に金属膜5aが形成された部分をスクラ
イブする場合、金属膜5aは一般に半導体ウエハ4に比
べ機械的にやわらかいため、荷重Wにより生じる力A,
Bによって金属膜5aが変形し、図9(b)に示すよう
に、もり上がり部分5bが生じてしまい、力が分散され
半導体ウエハ4には力が加わらずスクライブができない
。また、荷重Wを大きくすると、図9(c)に示すよう
に、金属膜5aがケバ立ち5cを生じてたり、メクレ5
dを生じる等の不都合が発生していた。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、半導体ウエハを常に正確、かつ
確実に各チップに分割することのできるウエハスクライ
バを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るウエハスク
ライバは、ダイヤモンドチップを備えた複数本のダイヤ
モンドカッタをその移動方向に沿って一列に構成したも
のである。
【0008】
【作用】本発明におけるウエハスクライバは、複数本の
ダイヤモンドカッタを有し、最初のダイヤモンドカッタ
で金属膜にスクライブラインを入れ、次のダイヤモンド
カッタで半導体ウエハにスクライブラインを入れるので
、半導体ウエハにスクライブラインに沿って確実に歪が
加えられ、半導体ウエハ4を個々のチップに確実に分割
することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明のウエハスクライバを図を用い
て説明する。図1は本発明のウエハスクライバの一実施
例を示す構成図である。この図において、11,12は
ある間隔Y離してその移動法に沿って一列に設けられた
第1,第2のダイヤモンドカッタで、第1,第2のダイ
ヤモンドカッタ11,12はそれぞれカッタ本体21a
,22aと、先端のダイヤモンドチップ21b,22b
とからなり、ダイヤモンドチップ21bと22bは異な
る形状、つまり先端角度がθ3,θ4となっている。 さらに、第1,第2のダイヤモンドカッタ11,12の
水平に対する角度θ5,θ6および荷重W1,W2は個
別に変更できるようになっている。
【0010】本発明によるウエハスクライバを用いて半
導体ウエハにスクライブラインを入れる作業は、図4で
説明した従来の作業と実質的に同じで、第1,第2のダ
イヤモンドカッタ11,12に荷重W1とW2を加え、
半導体ウエハ4に対する角度θ5,θ6を保ってこれを
Xの方向に移動させてスクライブラインを入れる。
【0011】ここで、従来のウエハスクライバでは、例
えば図9(a)に示したような半導体ウエハ4の上に金
属膜5aが形成された部分をスクライブする場合、図9
(b)のように金属膜5aが変形することにより力が分
散されて半導体ウエハ4に歪7が入らなかったが、本発
明では、まず第1のダイヤモンドカッタ11の先端角度
θ3と第2のダイヤモンドカッタ12の先端角度θ4を
θ3>θ4としておき、第1のダイヤモンドカッタ11
で図2(a)のように半導体ウエハ4の上に形成された
金属膜5aに第1のスクライブライン6aを入れる。次
に、第1のスクライブライン6aと同じ位置に、図2(
b)に示すように、第2のダイヤモンドカッタ12のス
クライブライン6bを入れる。このとき、第1のダイヤ
モンドカッタ11と第2のダイヤモンドカッタ12の先
端角度はθ3>θ4となっており、第1のスクライブラ
イン6aが入っているために金属膜5aの厚さは薄くな
っているので、第2のスクライブライン6bは図3のよ
うに、半導体ウエハ4に達することができるので、歪7
を半導体ウエハ4の中に入れることができる。その後、
従来例と同様に、例えばロ−ラ式のウエハブレ−カによ
り半導体ウエハ4の裏面から力を加えると、この半導体
ウエハ4はスクライブライン6に沿って確実に分割され
る。
【0012】なお、上記実施例では、第1のダイヤモン
ドカッタ11と第2のダイヤモンドカッタ12の先端角
度θ3,θ4や荷重W1,W2、および角度θ5,θ6
や移動速度Xやダイヤモンドカッタの間隔Y等はスクラ
イブしようとするウエハにより適宜選択すればよい。ま
た、上記実施例では、ダイヤモンドカッタは2本であっ
たが、これに限らず、3〜4本、あるいはそれ以上に数
を増やしても良い。さらに、本発明は、半導体材料以外
のウエハのスクライブにも使用できることはいうまでも
ない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ダイヤ
モンドチップを取り付けたダイヤモンドカッタを複数そ
の移動方向に沿って一列に構成したので、このウエハス
クライバを用いれば、例えば金属膜が上層に形成された
半導体ウエハのスクライブを行う場合でもダイヤモンド
カッタの先端角度の組合わせによって容易に、かつ確実
にスクライブが行える。また、ガラス膜が上に形成され
た半導体ウエハや、金属膜とガラス膜が多層に形成され
た半導体ウエハのスクライブにも応用でき、同様の効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるウエハスクライバを示す図である
【図2】本発明を用いて半導体ウエハをスクライブする
時のスクライブラインを示す図である。
【図3】スクライブラインが形成された半導体ウエハを
示す斜視図である。
【図4】ウエハスクライバで半導体ウエハにスクライブ
ラインを入れるときの様子を示す部分拡大斜視図である
【図5】ウエハスクライバで半導体ウエハにスクライブ
ラインを入れるときに、半導体ウエハに加わる力関係を
示す図である。
【図6】スクライブ工程を示す図である。
【図7】従来のウエハスクライバのダイヤモンドカッタ
を示す図である。
【図8】従来のウエハスクライバのダイヤモンドカッタ
の使用状態を説明する図である。
【図9】従来のウエハスクライバで金属膜が形成された
半導体ウエハをスクライブする工程を示す図である。
【符号の説明】
4      半導体ウエハ 5a    金属膜 5b    金属膜のもり上がり部分 6a    第1のスクライブライン 6b    第2のスクライブライン 7      歪 11    第1のダイヤモンドカッタ12    第
2のダイヤモンドカッタ21a,22a  カッタ本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  カッタ本体の先端にダイヤモンドチッ
    プを取り付けたダイヤモンドカッタを備えたウエハスク
    ライバにおいて、前記ダイヤモンドカッタをその移動方
    向に沿って一列に複数設けて構成したことを特徴とする
    ウエハスクライバ。
JP3015287A 1991-02-06 1991-02-06 ウエハスクライバ Pending JPH04249113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3015287A JPH04249113A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 ウエハスクライバ

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JP3015287A JPH04249113A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 ウエハスクライバ

Publications (1)

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JPH04249113A true JPH04249113A (ja) 1992-09-04

Family

ID=11884638

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JP3015287A Pending JPH04249113A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 ウエハスクライバ

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JP (1) JPH04249113A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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