JP2001319897A - 半導体ウエーハの分割方法 - Google Patents
半導体ウエーハの分割方法Info
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Abstract
半導体ウエーハをバリが発生しないように分割すること
ができる半導体ウエーハの分割方法を提供する。 【解決手段】 金属膜が形成されたストリートによって
区画され複数個のチップが表面に形成された半導体ウエ
ーハをチップ毎に分割する半導体ウエーハの分割方法で
あって、半導体ウエーハの表面にストリートに沿ってス
クライブラインを形成して分割誘導線を生成するスクラ
イブ工程と、該分割誘導線が生成された半導体ウエーハ
の表面にテープを貼着するテープ貼着工程と、該テープ
が貼着された半導体ウエーハの裏面に該分割誘導線に沿
って僅かな切り残し部を有して切削溝を生成する裏面切
削工程とを含む。
Description
たストリートによって区画され複数個の回路(チップ)
が表面に形成された半導体ウエーハをチップ毎に分割す
る半導体ウエーハの分割方法に関する。
は、略円盤状の半導体ウエーハの表面が格子状に配列さ
れたストリートといわれる切断ラインによって複数個の
矩形領域に区画されており、この矩形領域の各々に所定
の回路(チップ)が形成されている。また、半導体ウエ
ーハには、各回路(チップ)の特性を検査するためにT
EG(テスト・エレメント・グループ)と称するアルミ
ニュームまたは銅等の金属によって形成されたパターン
が配設されており、この金属膜がストリートの表面に形
成されているものもある。このようにして各々回路(チ
ップ)が施された複数個の矩形領域が個々に切断分離さ
れて、所謂半導体チップを形成する。半導体ウエーハの
切断は、一般にダイシング装置とよばれる精密切削装置
によって施される。このダイシング装置は、厚さが20
μm程度の回転ブレードを高速回転させながら半導体ウ
エーハの表面に形成されたストリートに沿って切断し個
々のチップに分割する。
表面に金属膜が形成されている半導体ウエーハを回転ブ
レードよって切削すると、金属膜は軟らかくて粘りが強
く変形し易いために切削溝の両側にひげ状のバリが発生
しする。このバリが積層間およびボンディング間を短絡
させ、また傷つけたりするとともに、脱落して隣接する
回路を損傷する等の不具合発生の原因となる。
あり、その主たる技術課題は、ストリートの表面に金属
膜が形成されている半導体ウエーハをバリが発生しない
ように分割することができる半導体ウエーハの分割方法
を提供することにある。
決するため、本発明によれば、金属膜が形成されたスト
リートによって区画され複数個のチップが表面に形成さ
れた半導体ウエーハをチップ毎に分割する半導体ウエー
ハの分割方法であって、半導体ウエーハの表面にストリ
ートに沿ってスクライブラインを形成して分割誘導線を
生成するスクライブ工程と、該分割誘導線が生成された
半導体ウエーハの表面にテープを貼着するテープ貼着工
程と、該テープが貼着された半導体ウエーハの裏面に該
分割誘導線に沿って僅かな切り残し部を有して切削溝を
生成する裏面切削工程と、を含み、該切削溝の生成によ
り該分割誘導線に誘導されて該切り残し部が完全分割さ
れてチップ毎に分割される、ことを特徴とする半導体ウ
エーハの分割方法が提供される。
分割誘導線はローラースクライバによってストリートに
形成された金属膜が分断されるように生成され、該裏面
切削工程によって生成される該切削溝は回転ブレードに
よって生成される。
ハの分割方法の実施形態について、添付図面を参照して
詳細に説明する。
分割方法の各加工工程が示されている。本発明による半
導体ウエーハの分割方法は、図1の(a)に示すように
半導体ウエーハ2の表面に設けられた各回路(チップ)
3間に形成され表面に金属膜が形成されたストリート4
に沿ってスクライブラインを形成して分割誘導線5を生
成するスクライブ工程と、図1の(b)に示すように分
割誘導線5が生成された半導体ウエーハ2の表面にテー
プ7を貼着するテープ貼着工程と、図1の(c)に示す
ように半導体ウエーハ2の裏面に分割誘導線5に沿って
切削溝6を生成する裏面切削工程とを含んでいる。以
下、上記各工程について更に詳細に説明する。
6を参照して説明する。図2には上記スクライブ工程を
実施するためのスクライブ装置の一実施形態が示されて
いる。図2に示すスクライブ装置は、略直方体状の装置
ハウジング1を具備している。この装置ハウジング1内
には、被加工物を保持するチャックテーブル9が加工送
り方向である矢印Xで示す方向に移動可能に配設されて
いる。チャックテーブル9は、吸着チャック支持台91
と、該吸着チャック支持台91上に装着された吸着チャ
ック92を具備しており、該吸着チャック92上に被加
工物である例えば円盤状の半導体ウエーハ2を図示しな
い吸引手段によって保持するようになっている。また、
チャックテーブル9は、図示しない回転機構によって回
動可能に構成されている。
は、上述したチャックテーブル9上に保持された半導体
ウエーハ2のストリート4に沿ってスクライブラインを
形成して分割誘導線5を生成するスクライブ機構20を
具備している。スクライブ機構20について、図3およ
び図4を参照して説明する。スクライブ機構20は、移
動基台21と、該移動基台21に一端を支持軸22によ
って上下方向に揺動可能に支持されたスクライバ支持部
材23と、該スクライバ支持部材23の他端に回転支持
軸24によって回転可能に支持されたローラスクライバ
25と、スクライバ支持部材23に押圧力を作用せしめ
る押圧力付勢手段26とを具備している。移動基台21
は図示しない支持台に割り出し方向である図2において
矢印Yで示す方向(図3において紙面に垂直な方向)に
移動可能に配設されている。ローラスクライバ25は焼
結ダイヤモンドによって形成されており、図3において
紙面に垂直な方向に配設された回転支持軸24によって
スクライバ支持部材23の他端に回転可能に支持されて
いる。押圧力付勢手段26は、上記移動基台21の上端
に突出して形成された支持部211に螺合された調整ネ
ジ261と、該調整ネジ261の下端に装着されたバネ
受け板262と、該バネ受け板262と上記スクライバ
支持部材23の上面との間に配設されたコイルバネ26
3とからなっている。なお、図示の実施形態においては
押圧力付勢手段としてコイルバネ263および調整ネジ
261を用いた例を示したが、押圧力付勢手段としてエ
アーピストンを用い、エアー圧を調整することにより押
圧力を制御してもよい。また、図示の実施形態における
スクライブ装置は、顕微鏡やCCDカメラを備えたアラ
イメント手段30を具備している。図4に示すようにア
ライメント手段30の顕微鏡に形成されたヘアライン
(基準線)301と上記スクライブ機構20のローラス
クライバ25の外周接触部が同一線上に位置するように
調整されている。
を上述したスクライブ装置によって実施する例について
説明する。先ず、上記チャックテーブル9の吸着チャッ
ク92上に半導体ウエーハ2が例えばオペレータによっ
て載置される。このとき、半導体ウエーハ2は表面を上
にして載置される。吸着チャック92上に載置された半
導体ウエーハ2は、図示しない吸引手段によって吸着チ
ャック92上に表面を上にして裏面が吸引保持される。
このようにして半導体ウエーハ2を吸引保持したチャッ
クテーブル9はアライメント手段30の直下まで移動せ
しめられる。チャックテーブル9がアライメント手段3
0の直下に位置付けられると、アライメント手段30に
よって半導体ウエーハ2に形成されているストリート4
が検出され、スクライブ機構20の割り出し方向である
矢印Y方向に移動調節して精密位置合わせ作業が行われ
る。その後、半導体ウエーハ2を吸引保持したチャック
テーブル9を加工送り方向である矢印Xで示す方向に移
動することにより、チャックテーブル9に保持された半
導体ウエーハ2のストリート4にはローラスクライバ2
5が転動される。この結果、ストリート4に沿ってスク
ライブラインが形成され分割誘導線5が生成される。こ
のとき、図6に示すようにストリート4の表面に形成さ
れた金属膜4aは、ローラスクライバ25の圧接によっ
て分断される。なお、ローラスクライバ25による分割
誘導線5の生成は50〜150gの荷重の下で実施する
のが望ましい。この荷重は、押圧力付勢手段26の調整
ネジ261を進退することによって調整することができ
る。そして、半導体ウエーハ2に形成された全ストリー
ト4に対して、上述したスクライブ機構20の割り出し
方向である矢印Y方向の送りとチャックテーブル9の加
工送り方向である矢印X方向の送りとを順次繰り返して
実行することにより、図7に示すように半導体ウエーハ
2にはストリート4に沿って分割誘導線5を生成するこ
とができる。
ート4に沿って分割誘導線5を生成するスクライブ工程
が終了した後、半導体ウエーハ2を保持したチャックテ
ーブル11は、最初に半導体ウエーハ2を吸引保持した
位置に戻され、ここで半導体ウエーハ2の吸引保持を解
除する。従って、スクライブ工程によって分割誘導線5
が生成され半導体ウエーハ2をチャックテーブル9上か
ら取り出すことができる。
リート4に沿って分割誘導線5を生成したならば、上述
したテープ貼着工程を実施する。即ち、図1の(b)に
示すように分割誘導線5が生成された半導体ウエーハ2
の表面にテープ7を貼着する。従って、半導体ウエーハ
2は表面に形成された各チップ3の表面がテープ7と貼
着する。
ら、上記裏面切削工程を実施するが、ここで裏面切削工
程を実施するための切削装置であるダイシング装置につ
いて図8および図9を参照して説明する。図示の実施形
態におけるダイシング装置は、略直方体状の装置ハウジ
ング10を具備している。この装置ハウジング10内に
は、被加工物を保持するチャックテーブル11が切削送
り方向である矢印Xで示す方向に移動可能に配設されて
いる。チャックテーブル11は、吸着チャック支持台1
11と、該吸着チャック支持台111上に装着された吸
着チャック112を具備しており、該吸着チャック11
2上に被加工物である例えば円盤状の半導体ウエーハ2
を図示しない吸引手段によって保持するようになってい
る。また、チャックテーブル11は、図示しない回転機
構によって回動可能に構成されている。
は、切削手段としてのスピンドルユニット40を具備し
ている。スピンドルユニット40は、図示しない移動基
台に装着された割り出し方向である矢印Yで示す方向お
よび切り込み方向である矢印Zで示す方向に移動調整さ
れるスピンドルハウジング41と、該スピンドルハウジ
ング41に回転自在に支持され図示しない回転駆動機構
によって回転駆動される回転スピンドル42と、該回転
スピンドル42に装着された回転ブレード43とを具備
している。なお、回転ブレード43は、図示の実施形態
においてはVブレードが用いられている。また、図示の
ダイシング装置におけるアライメント手段30は、赤外
線CCDカメラを備えている。
は、図8に示すように被加工物である半導体ウエーハ2
をストックするカセット12と、被加工物搬出手段13
と、被加工物搬送手段14と、洗浄手段15、および洗
浄搬送手段16を具備している。なお、カセット12
は、図示しない昇降手段によって上下に移動可能に配設
されたカセットテーブル121上に載置される。
上述した切削装置によって実施する例について説明す
る。なお、上記テープ貼着工程において半導体ウエーハ
2の表面に貼着されたテープ7はフレーム8に装着され
ており、半導体ウエーハ2はテープ7を介してフレーム
8に装着された状態で上記カセット12に収容される。
従って、フレーム8に装着された半導体ウエーハ2は、
裏面を上にして収容される。カセット12の所定位置に
収容されたフレーム8に装着された状態の半導体ウエー
ハ2(以下、フレーム8に装着された状態の半導体ウエ
ーハ2を単に半導体ウエーハ2という)は、図示しない
昇降手段によってカセットテーブル121が上下動する
ことにより搬出位置に位置付けられる。次に、被加工物
搬出手段13が進退作動して搬出位置に位置付けられた
半導体ウエーハ2を被加工物載置領域18に搬出する。
被加工物載置領域18に搬出された半導体ウエーハ2
は、被加工物搬送手段14の旋回動作によって上記チャ
ックテーブル11の吸着チャック112上に搬送され、
該吸着チャック112に裏面を上にして表面側が吸引保
持される。なお、このときテープ7を介して半導体ウエ
ーハ2を装着したフレーム8は、チャックテーブル11
に配設されたクランプ113によって固定される。この
ようにして半導体ウエーハ2を吸引保持したチャックテ
ーブル11はアライメント手段30の直下まで移動せし
められる。チャックテーブル11がアライメント手段3
0の直下に位置付けられると、アライメント手段30に
よって上記スクライブ工程で半導体ウエーハ2のストリ
ート4に生成された分割誘導線5が検出され、スピンド
ルユニット40の割り出し方向である矢印Y方向に移動
調節して精密位置合わせ作業が行われる。なお、半導体
ウエーハ2は上記テープ貼着工程において表面(分割誘
導線5が生成されている側の面)にテープ7が貼着され
ているので、裏面が上側に位置付けられているが、アラ
イメント手段30は赤外線CCDカメラを備えているの
で、下側に位置する表面に生成された分割誘導線5を検
出することができる。
チャックテーブル11を切削送り方向である矢印Xで示
す方向に移動することにより、半導体ウエーハ2の裏面
側から分割誘導線5に沿って切削溝6を生成することが
できる。なお、このとき、回転ブレード43による切り
込み量は、分割誘導線5が形成されたストリート4の表
面から20〜50μmまでの位置に設定されている。即
ち、裏面切削工程においては、回転ブレード43によっ
て半導体ウエーハ2は裏面側から分割誘導線5に沿って
ストリート4の表面から20〜50μmの切り残し部を
設けて切削溝6が生成される。このように、分割誘導線
5に沿ってストリート4の表面から20〜50μmの切
り残し部を設けて切削溝6が生成されることにより、半
導体ウエーハ2は分割誘導線5に誘導されて切り残し部
が完全分割される。そして、半導体ウエーハ2に形成さ
れた上記全分割誘導線5に対して、上述したスピンドル
ユニット40の割り出し方向である矢印Y方向の送りと
チャックテーブル11の切削送り方向である矢印X方向
の送りとを順次繰り返して実行することにより、図10
に誇張して示すように各チップ3に分割することができ
る。なお、分割された半導体チップは、テープ7の作用
によってバラバラにはならず、フレーム8に装着された
半導体ウエーハ2の状態が維持されている。
半導体ウエーハ2に形成されたストリート4にローラス
クライバ25によって金属膜を分断するようにして分割
誘導線5を生成し、この分割誘導線5の裏面から分割誘
導線5に沿って切り残し部を設けて切削溝6を生成する
ことにより、分割誘導線5に誘導されて切り残し部が完
全分割されてチップ毎に分割するので、回転ブレード4
3はストリート4に形成された金属膜に接触することは
ない。従って、金属膜が回転ブレード43により分断さ
れることによって生ずるバリの発生を防止することがで
きる。なお、図示の実施形態においては、回転ブレード
43にVブレードを用いた例を示したが、回転ブレード
43は図1の(c)において2点差線で示すような先端
が丸みを有する形状のブレードを用いてもよい。
プに分割されたら、半導体ウエーハ2を保持したチャッ
クテーブル11は、最初に半導体ウエーハ2を吸引保持
した位置に戻され、ここで半導体ウエーハ2の吸引保持
を解除するとともに、クランプ113によるフレーム8
の固定も解除する。次に、半導体ウエーハ2は、洗浄搬
送手段16によって洗浄手段15に搬送され、ここで洗
浄される。このようにして洗浄された半導体ウエーハ2
は、被加工物搬送手段14によって被加工物載置領域1
8に搬出される。そして、半導体ウエーハ2は、被加工
物搬出手段13によってカセット12の所定位置に収納
される。なお、各チップに分割された半導体ウエーハ2
はテープ7によって半導体ウエーハの形態を維持してい
るが、個々のチップに分割されているため、搬送の際に
隣接するチップ同士が擦れ合い損傷する虞がある。即
ち、従来一般に行われているダイシング装置による切削
によって半導体ウエーハを各チップに分割した場合に
は、各チップ間には切削ブレードの厚さ(20μm程
度)の隙間が形成される。しかるに、本発明による分割
方法によって分割された各チップは、上述したように分
割誘導線5に沿って切削ブレード43により切り残し部
を設けて切削溝6を生成することにより分割誘導線5に
誘導されて分割されるので、分割面は実質的に接触して
いる。このため、分割された各チップの自重によってテ
ープ7が下方に撓むことによりチップが中心方向によっ
てチップ同士が擦れ合う。
同士の擦れ合いを防止することが望ましい。搬送時にお
ける各チップ同士の擦れ合いを防止するためには、各チ
ップ同士の間隔を広げればよく、次の方策が考えられ
る。第1の方策は、各チップに貼着されているテープに
おけるフレームとの間を刺繍枠のような枠で押さえ、テ
ープ全体を拡張することにより、各チップ同士の間隔を
広げる。第2の方策は、分割されたチップをテープを介
して装着しているフレームを上下反転してチップを貼着
している面を下側にし、分割された各チップの自重によ
ってテープ7が下方に撓むことにより各チップ同士の間
隔を広げる。
は以上のように構成されているので、次の作用効果を奏
する。
表面に金属膜が形成されたストリートに沿ってスクライ
ブラインを形成して分割誘導線を生成し、半導体ウエー
ハの表面にテープを貼着した後、裏面から分割誘導線に
沿って切り残し部を設けて切削溝を生成することによ
り、分割誘導線に誘導されて切り残し部が完全分割され
てチップ毎に分割するので、ストリートに形成された金
属膜に切削溝を生成する切削工具が接触することはな
い。従って、金属膜が切削工具により分断されることに
よって生ずるバリの発生を防止することができる。
程を示す説明図。
ライブ工程を実施するためのスクライブ装置の一実施形
態を示す斜視図。
イブ機構の正面図。
イブ機構のローラスクライバとアライメント手段との関
係を示す説明図。
が生成された状態を拡大して示す説明図。
が生成された半導体ウエーハの斜視図。
切削工程を実施するための切削装置としてのダイシング
装置の一実施形態を示す斜視図。
って分割されたチップの正面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 金属膜が形成されたストリートによって
区画され複数個のチップが表面に形成された半導体ウエ
ーハをチップ毎に分割する半導体ウエーハの分割方法で
あって、 半導体ウエーハの表面にストリートに沿ってスクライブ
ラインを形成して分割誘導線を生成するスクライブ工程
と、 該分割誘導線が生成された半導体ウエーハの表面にテー
プを貼着するテープ貼着工程と、 該テープが貼着された半導体ウエーハの裏面に該分割誘
導線に沿って僅かな切り残し部を有して切削溝を生成す
る裏面切削工程と、を含み、 該切削溝の生成により該分割誘導線に誘導されて該切り
残し部が完全分割されてチップ毎に分割される、 ことを特徴とする半導体ウエーハの分割方法。 - 【請求項2】 該スクライブ工程によって生成される該
分割誘導線はローラースクライバによってストリートに
形成された金属膜が分断されるように生成され、該裏面
切削工程によって生成される該切削溝は回転ブレードに
よって生成される、請求項1記載のウエーハの分割方
法。
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