JPH0424856Y2 - - Google Patents

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JPH0424856Y2
JPH0424856Y2 JP1986127932U JP12793286U JPH0424856Y2 JP H0424856 Y2 JPH0424856 Y2 JP H0424856Y2 JP 1986127932 U JP1986127932 U JP 1986127932U JP 12793286 U JP12793286 U JP 12793286U JP H0424856 Y2 JPH0424856 Y2 JP H0424856Y2
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JP
Japan
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pull ring
stopper
top plate
side wall
finger
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JP1986127932U
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JPS6334048U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 天板にプルリングを有するプラスチツク製の栓
体に関するもので、さらに詳しくはプルリングの
切除の際に、痛みを伴なうことなく容易に行うこ
とのできるプルリングを有するプラスチツク製の
栓体に関する考案である。
従来の技術 プルリングを有する栓体は、栓体自体の搬送
時、あるいは容器に栓体を固着して容器を搬送す
る際にプルリングが突出しているので、プルリン
グ同志がからみ合うことがあり、このために栓体
の天板の外側面にプルリングを囲むように側壁を
形成している。この側壁は、プルリングよりも突
出しているのが一般的である。
考案が解決しようとする問題点 プルリングは、人差し指あるいは中指をその中
に挿入し、前記指先端に保持して引張り、天板の
薄肉部であるスコアから切除するものであるが、
力を効果的に集中するために前記指先端に親指の
先端を密着させて、プルリングを挟むように引張
るのが一般的である。しかし、このように親指を
密着させると、側壁に親指が当り、親指を密着さ
せることができず、無理に親指を側壁とプルリン
グの間に押し込むと親指が痛くなるという欠点が
あつた。また前記指の爪側は、切除時には天板と
平行な状態となり、前記指の第1関節部分も、側
壁に当接した状態となり、同様に切除時に痛みを
伴なうという欠点を有していた。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記の問題点を解決するために次の
ように構成した。
すなわち、本考案に係るプルリング付栓体は、
栓体天板の上面にプルリングを下面にスコアを有
し、かつ該栓体天板の外側面にはプルリングを囲
むようにプルリングよりも突出した側壁を有する
プラスチツクにて形成したプルリング付栓体にお
いて、プルリングのつけ根側とその対向する部位
で上記側壁の一部がそれぞれ切除されていること
を特徴とするものである。
作 用 プルリングを切除するに際し、プルリングを人
差し指あるいは中指に挿入し、これらの指に親指
を密着させてプルリングを引張つたとしても、プ
ルリングのつけ根側とその対向する部位で上記側
壁の一部がそれぞれ切除されているので側壁に各
指が当たることがない。
栓体の搬送時、あるいは容器に栓体を固着して
容器を搬送する際に側壁を有しているのでプルリ
ング同志がからみあうことがない。
実施例 本考案の一実施例として、輸液用プラスチツク
容器の栓体について説明する。
1は、プラスチツク製の輸液容器本体である。
2は、栓体で、輸液容器本体1の上部に溶着さ
れ、外栓体部3、ゴム栓部4及び内栓体部5より
構成されている。外栓体部3の上部には天板6を
有し天板6には、その上面にプルリング7を備
え、その下面にはスコア8を有する。天板6の外
側面にはプルリング7を囲むように側壁9が形成
されている。プルリング7のつけ根部7a側の側
壁には、小さな切除部10を備え、その対向する
部位には、大きな切除部11を有する。大きな切
除部11は天板6の位置まで深く切除し、その幅
も小さな切除部10よりも大きくかつプルリング
7の外径よりも小さな幅を有するように切除され
ている。
使用に際しては、プルリング7に人差し指また
は中指に挿入し、大きな切除部11側へ前記指の
先端を出し、親指を大きな切除部11側より前記
指の先端と密着するように配して、プルリング7
を引張り上げる。このとき前記指の爪側は、天板
6と平行になるが、小さな切除部10を備えるの
で、前記指が当ることがなく、スコア8より切り
取られ、ゴム栓部4が露出する。この露出したゴ
ム栓部4より注射針を差して輸液を抽出するので
ある。
本実施例の大きな切除部11は、天板6の位置
まで深く切除しているので、滅菌処理時等に天板
上面に水がたまることがなく、衛生的である。ま
た、側壁9の天板6の深さに相当する位置に穿孔
を形成することを併用することも、天板6にたま
つた水を排するのに効果的である。さらに本実施
例の大きな切除部11と小さな切除部10の幅
は、プルリング7の外径よりも小さいので、プル
リング同志のからみ合いの防止に効果的である。
なお、上記実施例では、内部にゴム栓部を有す
る輸液用プラスチツク容器の栓体について説明し
たが、本考案はこれに限定されるものではなく、
正油や食用油の容器の栓体の如く、内部にゴム栓
部や内栓体部を有せず、単に天板のみにて密封す
るものにも利用できることは、云うまでもないこ
とである。
考案の効果 本考案によれば、プルリングに人差し指または
中指を挿入し、その指の先端に親指を密着させ
て、プルリングを引張り上げてプルリングを切除
するに際し、前記指の先端を側壁のプルリングの
つけ根側と対向する部位の切除部から出してプル
リングに指の先端を十分に挿入することができる
うえ、その指の先端に親指を密着させて力を集中
させることができ、さらに側壁のプルリングのつ
け根側の切除部に指を下げて指に十分なてこ作用
を伴わせることができて、指先に痛みを感じるこ
となく容易にプルリングを切除することができ
る。
しかも、側壁の一部が切除されていても、側壁
の多くの部位が栓体天板のプルリングを囲むよう
にプルリングよりも突出しているので、栓体自体
の搬送時、または栓体を溶着した容器の搬送時に
プルリング同志がからみ会つて混乱することがな
いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る輸液用プラス
チツク容器の栓体の斜視図、第2図は、その一部
破断側面図である。 2……栓体、6……天板、7……プルリング、
8……スコア、9……側壁、10,11……切除
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 栓体天板の上面にプルリングを下面にスコアを
    有し、かつ該栓体天板の外側面にはプルリングを
    囲むようにプルリングよりも突出した側壁を有す
    るプラスチツクにて形成したプルリング付栓体に
    おいて、プルリングのつけ根側とその対向する部
    位で上記側壁の一部がそれぞれ切除されているこ
    とを特徴とするプルリング付栓体。
JP1986127932U 1986-08-22 1986-08-22 Expired JPH0424856Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986127932U JPH0424856Y2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22

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JP1986127932U JPH0424856Y2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22

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Publication Number Publication Date
JPS6334048U JPS6334048U (ja) 1988-03-04
JPH0424856Y2 true JPH0424856Y2 (ja) 1992-06-12

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ID=31023143

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JP1986127932U Expired JPH0424856Y2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9815291D0 (en) * 1998-07-14 1998-09-09 Nycomed Imaging As Package
GB0001840D0 (en) * 2000-01-26 2000-03-22 Nycomed Imaging As Cap for container

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59153850U (ja) * 1983-03-31 1984-10-16 日本クラウンコルク株式会社 容器蓋

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JPS6334048U (ja) 1988-03-04

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