JP3040620U - 指間に挟める傘状の突起を持つ筆記具の蓋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋の開閉の際に手の指の自由を確保しつつ
蓋が開閉でき、さらに蓋並びに本体を手の指の自由を確
保したまま蓋並びに本体を指間に保持していられるよう
にする。 【解決手段】 本考案は指と指の間のつけねに挟める
厚みと幅と長さを持った傘状の突起２を蓋１の上部もし
くは側面に設け、その傘状の突起を指と指のつけねの間
に挟む事によって手の指の自由を確保しつつ蓋の開閉な
らびに例えばマーカーといった本体を指間に保持するの
に役立つ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、蓋上部又は側面に指のつけねの間に挟める厚みと幅と長さを持った 傘状の突起を設けた筆記具の蓋に関するものである。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

従来の押し込み式や回転式の蓋は、開け閉めの際に蓋を指で摘む必要があり、 外した蓋は手で持っているか、何処かに置いとかなければない。又頻繁な蓋の開 け閉めの際には蓋を指で摘んで持っている為に片手がふさがってしまうという問 題を有していた。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

上記の問題点を解決するために、従来の押し込み式や回転式の蓋の上部又は側 面に指と指の間にはさめる程度の厚みと幅と長さを持った傘状の突起を設けその 傘状の突起を指のつけねの間に挟む事によって蓋の開閉と蓋並びに本体を指間に 保持できるようにして解決した。

【０００４】

【考案の実施の形態】

本考案における蓋に備わるヒレ状の突起には指と指の付け根に挟む事のできる 厚みをもち、そのヒレ状の突起の側面は、例えば人差し指と中指の付け根に挟ん だ時に指の丸みに馴染む曲面をもつ。またそのヒレ状の突起は指の付け根から第 二関節を曲げた時関節からはみ出さない長さをもち、人差し指と中指の付け根に 挟んだ時のズレ落ち防止と保持力を増す為に突起の先端は、指の曲面に沿った傘 状、もしくはキノコ状と言われる形状をもつ。

【０００５】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１はプラスチック等適宜素材に て成型された蓋本体、２は本体１の側面に設けられた傘状の突起である。この傘 状突起２を蓋本体１が手の甲にくるように指と指の付け根に挟み、蓋本体１が保 持され蓋の開閉と同時に筆記具も保持される。

【０００６】

【考案の効果】

蓋の上部又は側面に指と指の間にはさめる程度の厚みと幅と長さを持った傘状 の突起を設け、その突起を指のつけねの間に挟む事によって、蓋が開閉でき、何 処かに蓋を置いておく必要もなく紛失防止に役立ち、また指と指のつけねの間に 蓋が保持されている為に指が自由に使え、さらに例えばマーカーといった本体な ども指の自由を奪う事なく手に複数個保持していられ、複数個の蓋と本体の頻繁 な利用にも役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案を蓋の側面に設けた時の正面図である。

【図２】本考案を蓋の側面に設けた時の側面図である。

【図３】本考案を蓋の側面に設けた時の上面図である。

【符号の説明】

１ 蓋本体 ２ 傘状の突起

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】指と指のつけねの間に挟める厚みと幅と長
   さを持った傘状の突起２を蓋１の上部又は側面に設け、
   その突起を指のつけねの間に挟む事によって蓋の開閉が
   でき、さらに複数の蓋並びに本体を指の自由を確保した
   まま指間に保持していられる特徴をもつ筆記具の蓋。