JP3052375U - ファイル - Google Patents
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- Publication number
- JP3052375U JP3052375U JP1997011159U JP1115997U JP3052375U JP 3052375 U JP3052375 U JP 3052375U JP 1997011159 U JP1997011159 U JP 1997011159U JP 1115997 U JP1115997 U JP 1115997U JP 3052375 U JP3052375 U JP 3052375U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover member
- plate portion
- clip
- fastening
- lower sandwiching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 従来、背壁において止着用板部に近い方の端
にスリットが切設されている分、上・下両挟み片による
挟着力が弱い構成になってしまうという欠陥があり、ま
た長期に亘る使用の際に受ける外力によって上側挟み片
のスリットに近い方の端部が変形を惹起し易し欠点があ
り、更に手指の滑止め用凹凸部が上側挟み片の外面に設
けてあるのみで下側挟み片の外面には無いので手指によ
る操作が行い難い不便さがある等の問題点があった。 【解決手段】 表紙部材10の前側面板11の中央個所
にコの字形状の切線を切設し当て板部を形成する。又弾
性を備えた硬質プラスチックを以て背壁1の上下縁から
上側挟み片2および下側挟み片3を横向きに一体に延設
した挟止具4を構成し、2、3の他方端寄り個所の外面
に手指の滑止め用凹凸部7、8を設けて成るものであ
る。
にスリットが切設されている分、上・下両挟み片による
挟着力が弱い構成になってしまうという欠陥があり、ま
た長期に亘る使用の際に受ける外力によって上側挟み片
のスリットに近い方の端部が変形を惹起し易し欠点があ
り、更に手指の滑止め用凹凸部が上側挟み片の外面に設
けてあるのみで下側挟み片の外面には無いので手指によ
る操作が行い難い不便さがある等の問題点があった。 【解決手段】 表紙部材10の前側面板11の中央個所
にコの字形状の切線を切設し当て板部を形成する。又弾
性を備えた硬質プラスチックを以て背壁1の上下縁から
上側挟み片2および下側挟み片3を横向きに一体に延設
した挟止具4を構成し、2、3の他方端寄り個所の外面
に手指の滑止め用凹凸部7、8を設けて成るものであ
る。
Description
【0001】
本考案はファイルに関する。
【0002】
従来、図11および図12に示すように、背壁1において止着用板部5に近い 方の端にスリット19が切設されている分、上・下両挟み片2、3による挟着力 が弱い構成になってしまうという欠陥があり、また長期に亘る使用の際に受ける 外力によって上側挟み片2のスリット19に近い方の端部が変形を惹起し易い欠 点があり、更に手指の滑止め用凹凸部が上側挟み片2の外面に設けてあるのみで 下側挟み片3の外面には無いので手指による操作が行い難い不便さがある等の問 題点があった。
【0003】
本考案は、上記問題点を解消した新規のファイルを提供することを目的とする 。
【0004】
上記目的を達成するために本考案に係るファイルは、プラスチック薄板を以て 二つ折り自在の表紙部材10を構成し、この表紙部材10の前側面板11におけ る基端側縁部分の中央個所にコの字形状の切線12を切設することによって当て 板部14を形成すると共にこれとは別個に、僅かの弾性を備えた硬質プラスチッ クを以て背壁1の上下縁から上側挟み片2および下側挟み片3を横向きに一体に 延設した挟止具4を構成し、この挟止具4における背壁1の長さと上・下両挟み 片2、3の長さを同じとすると共に下側挟み片3の一方端に連続して止着用板部 5を設け、また上記表紙部材10の後側面板9において当て板部14に対応する 部分15と当て板部14とを上記挟止具4の上・下両側挟み片2、3の間に重り 状態挟み入れ且つ止着用板部5を後側面板9において上記対応部分15の一方端 縁より外側の個所に対して軸部材16を以て軸着することにより挟止具4を回し 出しおよび回し戻し自在として表紙部材10に取付け、回し出し時には上・下両 側挟み片2、3が上記重り状態の対応部分15と当て板部14の外に出た状態を 呈するようにし、また上・下両側挟み片2、3の他方端寄り個所の外面に手指の 滑止め用凹凸部7、8を設けて成るものである。
【0005】
図に示す実施例は、僅かの弾性を備えた硬質プラスチックを以て背壁1の上下 縁から上側挟み片2および下側挟み片3を横向きに一体に延設した挟止具4を構 成し、下側挟み片3の一方端縁に止着用板部5を延設し、また上側挟み片2の上 面および下側挟み片3の下面に滑止め用凹凸部7、8を設けると共に上記挟止具 4とは別個に、透明のプラスチック薄板を以て二つ折り自在の表紙部材10を構 成し、この表紙部材10の前側面板11における基端側縁部分の中央個所にコの 字形状の切線12を当該切線12の両端が表紙部材10の二つ折り自在線13に 接する状態として切設することによって当て板部14を形成すると共に上記表紙 部材10の後側面板9において当て板部14と対応する部分15と当て板部14 とを重り状態で上記挟止具4の上・下両側挟み片2、3の間に挟み入れ且つ止着 用板部5を後側面板9において上記対応部分15の一方端縁より外側の個所に対 して軸兼カシメ止用部材16を以て軸着することによって表紙部材10に挟止具 4を取付けて当該挟止具4を回し出しおよび回し戻し自在とし、回し出し時には 上記重り状態の対応部分15と当て板部14との外に上・下両側挟み片2、3が 出た状態となるようにしたものである。
【0006】 尚、上記実施例は、上側挟み片2の先端縁辺において軸部材16による軸着個 所に近い方の端角部17を斜めに僅かに反り起すことによって同部17の下面に 外方に向って開く横向V字形状の開放口を形成してあり、また軸部材16による 軸承部が、図3の断面図において示すように、挟止具4のルーズな動きを許容す るようになっていて当該挟止具4の回し出し、回し入れ操作を可能としてある。
【0007】
たとえば、図に示すように紙葉20が挟み止められ且つ表紙部材10が二つ折 りの閉じ状態とされている場合において、挟み止められている紙葉20を外した いときには、先ず表紙部材10を開き(伸展)状態としてから挟止具4を回し出 し状態(起し状態)とすることによって当該挟止具4を重り状態の対応部分15 と当て板部14を外に出た状態としたり、または表紙部材10を閉じたままで挟 止具4を回し出し状態とすることにより当該挟止具4による挟み止めを解放して から表紙部材10を開き状態としたりすることをなし、この後に紙葉を取り出す 。 また、紙葉を挟み止める場合には表紙部材10を閉じた状態で挟止具4を回し 出してからでも、表紙部材10を全開状態としたのちに挟止具4を回し出してか らでも可能である。
【0008】
本考案に係るファイルは上記のような構成であるので、上記作用において述べ たように表紙部材10を閉じたままの状態(尚、介添的に操作の途中において半 開きの状態とする必要がある。)でも開いた状態のままでも紙葉の挟み止め操作 および外し操作をなすことができて使い勝手がよい著効があるは勿論であるが、 特に挟止具4における背壁1の長さと上・下両挟み片2、3の長さを同じとして あって、上記従来におけるようなスリット19が無いものであるので、上・下両 挟み片2、3による挟着力が弱い構成になってしまうことがなく、また長期に亘 る使用の際に受ける外力によって上側挟み片2のスリット19に近い方の端部が 変形を惹起しにくい利点があり、更に、また上・下両側挟み片2、3の他方端寄 り個所の外面に手指の滑止め用凹凸部7、8を設けてあるので、手指による操作 が行い易い利便さがある等の実用的効果を有するものである。
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】同じく背面図である。
【図3】図1A−A線に沿う断面図である。
【図4】開き状態で示す正面図である。
【図5】図4B−B線線に沿う断面図である。
【図6】紙葉を入れた状態を示す断面図である。
【図7】挟止具を回した状態を示す正面図である。
【図8】表紙部材を示す展開図である。
【図9】挟止具を示す斜視図である。
【図10】図8C−C線に沿う断面図である。
【図11】従来例の挟止具を示す斜視図である。
【図12】図10D−D線に沿う断面図である。
1 背壁 2 上側挟み片 3 下側挟み片 4 挟止具 5 止着用板部 7、8 凹凸部 9 後側面板 10 表紙部材 11 前側面板 12 切線 13 二つ折り自在線 14 当て板部 15 対応部分 16 軸兼カシメ止用部材 17 端角部 19 スリット 20 紙葉
Claims (1)
- 【請求項1】 プラスチック薄板を以て二つ折り自在の
表紙部材10を構成し、この表紙部材10の前側面板1
1における基端側縁部分の中央個所にコの字形状の切線
12を切設することによって当て板部14を形成すると
共にこれとは別個に、僅かの弾性を備えた硬質プラスチ
ックを以て背壁1の上下縁から上側挟み片2および下側
挟み片3を横向きに一体に延設した挟止具4を構成し、
この挟止具4における背壁1の長さと上・下両挟み片
2、3の長さを同じとすると共に下側挟み片3の一方端
に連続して止着用板部5を設け、また上記表紙部材10
の後側面板9において当て板部14に対応する部分15
と当て板部14とを上記挟止具4の上・下両側挟み片
2、3の間に重り状態挟み入れ且つ止着用板部5を後側
面板9において上記対応部分15の一方端縁より外側の
個所に対して軸部材16を以て軸着することにより挟止
具4を回し出しおよび回し戻し自在として表紙部材10
に取付け、回し出し時には上・下両側挟み片2、3が上
記重り状態の対応部分15と当て板部14の外に出た状
態を呈するようにし、また上・下両側挟み片2、3の他
方端寄り個所の外面に手指の滑止め用凹凸部7、8を設
けて成ることを特徴とするファイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011159U JP3052375U (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | ファイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011159U JP3052375U (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | ファイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3052375U true JP3052375U (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=43186495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997011159U Expired - Fee Related JP3052375U (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | ファイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052375U (ja) |
-
1997
- 1997-12-04 JP JP1997011159U patent/JP3052375U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |