JPS6232867Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6232867Y2 JPS6232867Y2 JP7197984U JP7197984U JPS6232867Y2 JP S6232867 Y2 JPS6232867 Y2 JP S6232867Y2 JP 7197984 U JP7197984 U JP 7197984U JP 7197984 U JP7197984 U JP 7197984U JP S6232867 Y2 JPS6232867 Y2 JP S6232867Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- paper
- clip
- utility
- model registration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 208000019300 CLIPPERS Diseases 0.000 description 4
- 208000021930 chronic lymphocytic inflammation with pontine perivascular enhancement responsive to steroids Diseases 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、書類・伝票・メモ用紙等各種の紙を
整理又は保管しておくための紙挟み用クリツプに
関するものである。
整理又は保管しておくための紙挟み用クリツプに
関するものである。
従来この種のクリツプとしては、数多く提供さ
れ、そのそれぞれの用途に応じた機能と特長が見
られるところである。中でも第8〜10図に示す
クリツプは、本体11が断面三角形を成し、その
先端挟持口部に摘み柄12を回動自在に掛止し、
紙Pを挟むときは摘み柄の中程を本体の角部13
を支点とする梃の応用を利用して小さい力で挟持
口14を開くことができ、挟持後は摘み柄が邪魔
にならないように、挟んだ紙束側に反転させて本
体から引込める構造のものが普及している。
れ、そのそれぞれの用途に応じた機能と特長が見
られるところである。中でも第8〜10図に示す
クリツプは、本体11が断面三角形を成し、その
先端挟持口部に摘み柄12を回動自在に掛止し、
紙Pを挟むときは摘み柄の中程を本体の角部13
を支点とする梃の応用を利用して小さい力で挟持
口14を開くことができ、挟持後は摘み柄が邪魔
にならないように、挟んだ紙束側に反転させて本
体から引込める構造のものが普及している。
一方、前記従来のクリツプにおいては、挟持し
た紙束を取り出そうとする場合に、摘み柄を再度
反転させてから挟持口を開けば問題はないが、開
口しようとする度に挟持した紙束の下側に位置す
る摘み柄を一々起こしてから反転させるのは甚だ
面倒で煩わしいと共に、クリツプの摘み柄は反転
する際に以外と摘み難い欠点がある。
た紙束を取り出そうとする場合に、摘み柄を再度
反転させてから挟持口を開けば問題はないが、開
口しようとする度に挟持した紙束の下側に位置す
る摘み柄を一々起こしてから反転させるのは甚だ
面倒で煩わしいと共に、クリツプの摘み柄は反転
する際に以外と摘み難い欠点がある。
そこで、卓上等に置いたままで上側の摘み柄だ
けを反転させてその摘み柄を押付けて挟持口を開
こうとすると、第8図の実線示から鎖線示のよう
に下側の角部13′を支点としてクリツプ自体が
上向きに回動して挟持口が開き難い結果となつて
いる。なお、この場合でも全部取り出すときは摘
み柄を持つて引き抜けばよいのでさほど支障はな
いが、紙束のうちの一枚とか数枚を抜き出そうと
する際には、摘み柄の押圧によるクリツプの回動
によつて挟持口が十分には開かないため、挟持さ
れている紙が取り出せずに不便が生じている。
けを反転させてその摘み柄を押付けて挟持口を開
こうとすると、第8図の実線示から鎖線示のよう
に下側の角部13′を支点としてクリツプ自体が
上向きに回動して挟持口が開き難い結果となつて
いる。なお、この場合でも全部取り出すときは摘
み柄を持つて引き抜けばよいのでさほど支障はな
いが、紙束のうちの一枚とか数枚を抜き出そうと
する際には、摘み柄の押圧によるクリツプの回動
によつて挟持口が十分には開かないため、挟持さ
れている紙が取り出せずに不便が生じている。
本考案は、前記従来のクリツプの利点を採り入
れながら、且つ又そのクリツプの持つ欠点を解消
して卓上等に置いたままでも、クリツプが安定し
た状態で挟持されている紙束の一部を確実容易に
取り出せるようにしたことを目的とする。
れながら、且つ又そのクリツプの持つ欠点を解消
して卓上等に置いたままでも、クリツプが安定し
た状態で挟持されている紙束の一部を確実容易に
取り出せるようにしたことを目的とする。
上記の目的を達成するために本考案の技術手段
は、紙挟み用クリツプにおいて、縦断面が略三角
形を成す本体の左右挟持片のうち、一方の挟持片
の先端縁辺部に線体を二股に形成した摘み柄を約
約2分の1回転の範囲で回動自在に結合できる掛
止部を成形し、これに摘み柄の自由端部を他方の
挟持片の外面内において線体を略縦長矩形状に成
形した摘み柄を備え、当該摘み柄の両辺を挟持口
方向に沿つてスライドできるようにした支受部を
設けるものである。
は、紙挟み用クリツプにおいて、縦断面が略三角
形を成す本体の左右挟持片のうち、一方の挟持片
の先端縁辺部に線体を二股に形成した摘み柄を約
約2分の1回転の範囲で回動自在に結合できる掛
止部を成形し、これに摘み柄の自由端部を他方の
挟持片の外面内において線体を略縦長矩形状に成
形した摘み柄を備え、当該摘み柄の両辺を挟持口
方向に沿つてスライドできるようにした支受部を
設けるものである。
そして又、前記技術手段の実施態様としては、
紙挟み用クリツプにおいて、他方の挟持片の面内
を切り起こして縦長矩形の摘み柄の両辺をスライ
ドさせるための支受部を設け、且つ又、紙挟み用
クリツプにおいて、別部材で筒状の支受部を成形
して他方の挟持片の外面に固着し、或いは、紙挟
み用クリツプにおいて、左右一対の凹状溝を形成
した別部材で支受部を成形して他方の挟持片の外
面に固着するものである。
紙挟み用クリツプにおいて、他方の挟持片の面内
を切り起こして縦長矩形の摘み柄の両辺をスライ
ドさせるための支受部を設け、且つ又、紙挟み用
クリツプにおいて、別部材で筒状の支受部を成形
して他方の挟持片の外面に固着し、或いは、紙挟
み用クリツプにおいて、左右一対の凹状溝を形成
した別部材で支受部を成形して他方の挟持片の外
面に固着するものである。
前記の技術手段に基ずく作用は、次の通りであ
る。
る。
まず、閉口しているクリツプを開くには、一方
の挟持片側の摘み柄を起こして挟持口と反対方向
に反転し、他方の挟持片側の摘み柄を挟持口と反
対方向に引き出して両摘み柄を摘み寄せて開口し
てから所望の紙束を挟持する。挟持後は、一方の
挟持片側の摘み柄を挟持口方向に約2分の1回転
の範囲で反転させ、同様に他方の挟持片側の摘み
柄を挟持口方向へ押し込んで両摘み柄を挟持され
た紙束側に位置させる。
の挟持片側の摘み柄を起こして挟持口と反対方向
に反転し、他方の挟持片側の摘み柄を挟持口と反
対方向に引き出して両摘み柄を摘み寄せて開口し
てから所望の紙束を挟持する。挟持後は、一方の
挟持片側の摘み柄を挟持口方向に約2分の1回転
の範囲で反転させ、同様に他方の挟持片側の摘み
柄を挟持口方向へ押し込んで両摘み柄を挟持され
た紙束側に位置させる。
前記のクリツプに挟持した紙束を取り出すとき
は、クリツプの他方の挟持片を下側に向けて卓上
に置き、その下側になつている摘み柄を挟持口と
は反対方向にスライドさせながら引き出し、片方
の手指で上側の摘み柄を下方に押して挟持口を開
くことにより、クリツプ本体はその下側角部を支
点になつて回動することなく安定状態を保ち、比
較的簡単に紙の一部若しくは全部の紙を取り出す
ことができる。
は、クリツプの他方の挟持片を下側に向けて卓上
に置き、その下側になつている摘み柄を挟持口と
は反対方向にスライドさせながら引き出し、片方
の手指で上側の摘み柄を下方に押して挟持口を開
くことにより、クリツプ本体はその下側角部を支
点になつて回動することなく安定状態を保ち、比
較的簡単に紙の一部若しくは全部の紙を取り出す
ことができる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面について説明する。
1は縦側面三角形を成すクリツプ本体で、その左
右の挟持片2,3の先端に紙Pを挟むための挟持
口4が形成されている。5は一方の挟持片2の先
端縁辺部に沿つて成形した筒状の掛止部、6は前
記掛止部に金属線体を二股に形成し、その自由端
部を外向きに折り曲げて当該折曲部61を前記掛
止部に脱着自在に掛止した摘み柄、7は他の挟持
片3に備える摘み柄であり、金属線体を略縦長矩
形状に成形してある。8は矩形摘み柄7の長手両
辺71,71を他の挟持片3の面内において、挟
持口に向かつて摺動できるようにした支受部であ
る。
1は縦側面三角形を成すクリツプ本体で、その左
右の挟持片2,3の先端に紙Pを挟むための挟持
口4が形成されている。5は一方の挟持片2の先
端縁辺部に沿つて成形した筒状の掛止部、6は前
記掛止部に金属線体を二股に形成し、その自由端
部を外向きに折り曲げて当該折曲部61を前記掛
止部に脱着自在に掛止した摘み柄、7は他の挟持
片3に備える摘み柄であり、金属線体を略縦長矩
形状に成形してある。8は矩形摘み柄7の長手両
辺71,71を他の挟持片3の面内において、挟
持口に向かつて摺動できるようにした支受部であ
る。
前記のクリツプ本体の材質はバネ性に富む金属
薄板を用いる。そして、他方の挟持片3の外面に
設ける支受部8は、第2,5図示のものにおいて
はその挟持片3の面内を切り起こして筒状を形成
してある。
薄板を用いる。そして、他方の挟持片3の外面に
設ける支受部8は、第2,5図示のものにおいて
はその挟持片3の面内を切り起こして筒状を形成
してある。
また、第6図は摘み柄6の縦長両片辺を支受す
る筒体を形した部材8を別々に設けて他方の挟持
片3の外面に固着し、そして、第7図は左右一対
の凹状溝81,81を形成した別部材8を他片3
の外面に固着したものを示す。
る筒体を形した部材8を別々に設けて他方の挟持
片3の外面に固着し、そして、第7図は左右一対
の凹状溝81,81を形成した別部材8を他片3
の外面に固着したものを示す。
さらに、他方の挟持片3側に支受させる摘み柄
7は、これと対峙する摘み柄6を第1,3図の実
線から鎖線に反転したときの長さに対応する長さ
に設定するものとする。
7は、これと対峙する摘み柄6を第1,3図の実
線から鎖線に反転したときの長さに対応する長さ
に設定するものとする。
本考案は上記の構成であるから、閉じている挟
持口を開くには、一方の挟持片側の摘み柄を挟持
口と反対方向に反転すると共に、他方の挟持片側
の摘み柄を挟持口と反対方向にスライドさせなが
ら引き出すだけでよく、次いで両摘み柄を摘み寄
せることにより挟持口が開く。
持口を開くには、一方の挟持片側の摘み柄を挟持
口と反対方向に反転すると共に、他方の挟持片側
の摘み柄を挟持口と反対方向にスライドさせなが
ら引き出すだけでよく、次いで両摘み柄を摘み寄
せることにより挟持口が開く。
そして、挟持した紙束を取り出すにあたつては
他方の挟持片側の摘み柄を卓上に下向きになるよ
うに置いて、その他片側の摘み柄をスライドさせ
て引き出すことにより、あとは片方の手指で上側
の摘み柄を押下するだけでクリツプ本体はぐらつ
かずに安定した状態で挟持口が開き、紙束を一枚
でも数枚でも確実容易に取り出すことができる。
従つて、本考案クリツプは、特に卓上置き用に極
めて実用的効果がある。
他方の挟持片側の摘み柄を卓上に下向きになるよ
うに置いて、その他片側の摘み柄をスライドさせ
て引き出すことにより、あとは片方の手指で上側
の摘み柄を押下するだけでクリツプ本体はぐらつ
かずに安定した状態で挟持口が開き、紙束を一枚
でも数枚でも確実容易に取り出すことができる。
従つて、本考案クリツプは、特に卓上置き用に極
めて実用的効果がある。
第1図は本考案に係る紙挟み用クリツプの挟持
状態を示す側面図、第2図は第1図の底面図、第
3図は非挟持状態の側面図、第4図は第3図の正
面図、第5図は第2図の5−5線に沿う他方の挟
持片の断面図、第6図は第5図の他の実施例を示
す断面図、第7図第5図のさらに他の実施例を示
す断面図、第8図は従来のクリツプで紙を挟持し
た状態の側面図、第9図は第8図のクリツプの非
挟持状態の側面図、第10図は第9図の正面図で
ある。 1……クリツプ本体、2……一方の挟持片、3
……他方の挟持片、4……挟持口、5……掛止
部、6……一方の挟持片側の摘み柄、7……他方
の挟持片側の摘み柄、8……支受部材。
状態を示す側面図、第2図は第1図の底面図、第
3図は非挟持状態の側面図、第4図は第3図の正
面図、第5図は第2図の5−5線に沿う他方の挟
持片の断面図、第6図は第5図の他の実施例を示
す断面図、第7図第5図のさらに他の実施例を示
す断面図、第8図は従来のクリツプで紙を挟持し
た状態の側面図、第9図は第8図のクリツプの非
挟持状態の側面図、第10図は第9図の正面図で
ある。 1……クリツプ本体、2……一方の挟持片、3
……他方の挟持片、4……挟持口、5……掛止
部、6……一方の挟持片側の摘み柄、7……他方
の挟持片側の摘み柄、8……支受部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 縦断面が略三角形を成す本体の左右挟持片の
うち、一方の挟持片の先端縁辺部に線体を二股
に形成した摘み柄を約2分の1回転の範囲で回
動自在に結合できる掛止部を成形してこれに摘
み柄の自由端部を掛止し、他方の挟持片の外面
内において線体を略縦長矩形状に成形した摘み
柄を備え、当該摘み柄の両辺が挟持口方向に沿
つてスライドできるようにした支受部を設けた
ことを特徴とする紙挟み用クリツプ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の紙挟み
用クリツプにおいて、他方の挟持片の面を切り
起こして筒状の支受部を設けたもの。 (3) 実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の紙挟み
用クリツプにおいて、別部材で筒状の支受部を
成形して他方の挟持片の外面に固着したもの。 (4) 実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の紙挟み
用クリツプにおいて、左右一対の凹状溝を形成
した別部材で支受部を成形して他方の挟持片の
外面に固着したもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7197984U JPS60184677U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 紙挾み用クリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7197984U JPS60184677U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 紙挾み用クリツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60184677U JPS60184677U (ja) | 1985-12-07 |
JPS6232867Y2 true JPS6232867Y2 (ja) | 1987-08-22 |
Family
ID=30609963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7197984U Granted JPS60184677U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 紙挾み用クリツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60184677U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101859829B1 (ko) * | 2016-08-09 | 2018-05-18 | 김종현 | 손잡이 삽입식 더블 클립 |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP7197984U patent/JPS60184677U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60184677U (ja) | 1985-12-07 |
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