JP3007692U - 缶開け器 - Google Patents

缶開け器

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Publication number
JP3007692U
JP3007692U JP1994011334U JP1133494U JP3007692U JP 3007692 U JP3007692 U JP 3007692U JP 1994011334 U JP1994011334 U JP 1994011334U JP 1133494 U JP1133494 U JP 1133494U JP 3007692 U JP3007692 U JP 3007692U
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JP
Japan
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tab
main body
drink
lid
pressing
Prior art date
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Application number
JP1994011334U
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English (en)
Inventor
英俊 藤原
Original Assignee
有限会社ユーテック
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 タブ付き缶の蓋を開ける際に、簡単な操作で
タブを押し上げて飲料を飲むことができるようにして、
爪が痛んだり、マニキュアに傷が付き或いは剥げないよ
うにした缶開け器を提供する。 【構成】 缶の蓋に取り付けられたタブ3に挿入可能に
形成された取り付け部本体Aと本体によりタブ3の端部
を押し上げることによりそのタブの他端部5によりタブ
によって切断開口される囲溝部6aを押圧し、その囲溝
部周囲の溝6を加圧・切断するための押圧部Bとその押
圧部Bの端部に形成されて本体によりタブの自由端部側
を押し上げる際に缶蓋周縁上部に当接してテコの支点と
なる支持部15とが備えられているため、簡単な操作で
タブを押し上げて内部の飲料を飲むことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、缶ジュースなどの飲み物用缶の蓋に取り付けられたタブを押し上げ て飲み物用缶内の飲物を飲む際に使用され、簡単な操作で安全にタブを押し上げ て飲み物用缶の内部の飲料を飲むことができるようにした缶開け器に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、図8の斜視図に示すように飲み物用缶1の蓋14には、タブ3の中央部 に略C型に切り起こされる連結部3aとその蓋14の中央がリベット4により連 結されたタブ3が取り付けられている。 そして、図9に示すようにその飲み物用缶1の蓋14に取り付けられたタブ3 の一端3bを指先で摘むようにして上に起こすと、蓋14に刻設された溝6(プ レスによって肉厚が薄く形成されている部分)に取り囲まれた囲溝部6aがその タブ3の先端5により押圧される。 このようにしてタブ3の先端5により押圧されると、蓋14に刻設された溝6 が切断され、その溝6により囲まれた囲溝部6aが飲み物用缶1の内部に折り曲 げられ、その囲溝部6aの後が開口部6bとして残る。 このようにして開口部6bが形成されると再びそのタブ3を元の状態に折り曲 げて戻していた。 以上のようにして従来においては、飲み物用缶1の蓋14に形成された開口部 6bから飲み物用缶1の内部の飲み物を注ぎ出して飲んでいた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のタブ付き飲み物用缶1の蓋14を開けるときは、そのタ ブ3が蓋14に平行な状態で取り付けられており、そのタブ3が持ち上げにくく 、そのためタブ3を起こすために指先にかなりの力が掛かり、子供や女性は苦労 していた。 特に、現代女性はお酒落のために爪を伸ばしたり、爪にマニキュアを塗ること が多く、それらの女性がそのタブを起こす際にその伸ばした爪を傷めたり、爪に 塗られたマニキュアが傷つき剥げてしまい、特に女性にとって問題があった。
【0004】 本考案は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところ は、タブ付き飲み物用缶の蓋を開ける際に、子供や女性にも簡単な操作で安全に タブを押し上げて飲み物用缶の内部の飲料を飲むことができるようにし、特に女 性にあってはタブを起こすときにも伸ばした爪が痛んだり、爪に塗られたマニキ ュアに傷が付き或いは剥げないようにした缶開け器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は以上のような問題点を解決するためになされたもので、「請求項1」 記載の缶開け器によれば、缶内部の飲み物を取り出す開口部とするため、飲み物 用缶の蓋に取り付けられたタブに挿入可能に形成された取り付け部本体と、 その本体の自由端側に開閉可能に取り付けられ、その本体により前記タブの端 部を押し上げることによりそのタブの他端部によりタブによって切断開口される 囲溝部を押圧し、その囲溝部周囲の溝を加圧・切断するための押圧部と、 その押圧部の端部に形成されて上記本体によりタブの自由端部側を押し上げる 際に缶蓋周縁上部に当接してテコの支点となる支持部と、 とを有することを特徴とする。
【0006】
【作用】
以上の構成からなる「請求項1」記載の本考案によれば、飲み物用缶の蓋に取 り付けられたタブに挿入可能に形成された取り付け部本体とその本体の自由端側 に開閉可能に取り付けられ、その本体により前記タブの端部を押し上げることに よりそのタブの他端部によりタブによって切断開口される囲溝部を押圧し、その 囲溝部周囲の溝を加圧・切断するための押圧部とその押圧部の端部に形成されて 上記本体によりタブの自由端部側を押し上げる際に缶蓋周縁上部に当接してテコ の支点となる支持部とが備えられているため、子供や女性にも簡単な操作で安全 にタブを押し上げて飲み物用缶の内部の飲料を飲むことができ、しかも女性にあ ってはタブを起こす際にも伸ばした爪が痛んだり、爪に塗られたマニキュアに傷 が付き或いは剥げないようにすることができることになる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る缶開け器の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の缶開け器の斜視図、図2は本考案の缶開け器の側面図、図3は 本考案の缶開け器の平面図、図4は本考案の缶開け器を折り畳んだ状態を示す側 面図、図5は本考案の缶開け器を折り畳んだ状態を示す斜視図、図6は本考案の 缶開け器の使用状態を示す斜視図、図7は本考案の缶開け器の使用状態を示す要 部拡大縦断面説明図である。
【0008】 図1に示すように本考案の缶開け器Xは、金属或いは樹脂(FRPなどの硬く 強度の強い樹脂)で形成されている。 その缶開け器Xは、本体Aと押圧部Bとが蝶番10により折り畳み開閉可能に に連結されている。 その本体Aの先端両側には、図2および図3で示すように、切り起こし部から なる縁部7が形成され、中央部両側には、後述の押圧部Bに形成されたストッパ ー(II)9が納まるストッパー収納部13が形成されている。 その切り起こし部からなる縁部7は、本体Aをタブ3の下に挿入し押し込むと き押し込み易いように、タブ3をその縁部7の間に挟んで押し込むガイドの役割 を果たすようになっている。 更に、前記本体Aの先端側端部には、本体Aをタブ3の下側空間部への挿入が し易いように挿入用のテーパー部20が形成されている。 そして、その本体Aの後端両側には、後端方向に向かうストッパー(I)8が 突設されるとともに蝶番10が形成されている。 その本体Aに形成された蝶番10には、前述のように押圧部Bの一端が開閉可 能に連結されている。 その押圧部Bの一端両側には、水平方向に突設し、前記ストッパー収納部13 に折り畳まれて納まるとともに、ストッパー(I)8に当接するストッパー(I I)9が形成されている。 その押圧部Bの他端には、指保持部11が形成されていて、指先例えば親指と 人指し指で摘みやすいように縦断面の形状が楕円形に形成されている。 図2および図3に示すように、本体Aと押圧部Bが芯棒12を有する蝶番10 により回動可能にすなわち折り畳めるようになっていて、その芯棒12は多少硬 めになっている。 そして本体Aのストッパー(I)8と押圧部Bのストッパー(II)9が接触 し、本体Aと押圧部Bが所定の角度を保つように本体A上のストッパー(I)8 の上端が傾斜して形成されている。 従って、本体Aと押圧部Bとをそのストッパー(I)8の傾斜角度に合わせて 保つことができるようになっている。 図4および図5は、本考案の缶開け器X,持ち歩きやすいように折り畳んだ状 態を示した側面図と斜視図で、図に示すように本体Aと押圧部Bが蝶番10で開 閉可能に連結されているので、本体Aと押圧部Bを折り畳むことができるように なっている。 この場合、押圧部Bのストッパー(II)9は、本体Aのストッパー収納部( 図1参照)13に収納される。 このストッパー(II)9は、ストッパー収納部に固めに嵌合されるように切 り起こし部からなる縁部7が形成されている。 以上のように構成された本体Aと押圧部Bとからなる缶開け器Xは、蝶番10 を介して開閉可能に連結されていて、ポケットやバッグ等に入れて持ち運びし易 いように二つ折りになるようになっている。
【0009】 このように構成された缶開け器Xは、次のように使用する。 まず、図6及び図7に示すように、その缶開け器Xの本体Aのテーパー部20 をタブ3の下に挿入する。この時縁部7がガイドの役を果たす。 次に、飲み物用缶1の缶蓋周縁部2上に置き、押圧部Bに形成された指保持部 11に指を当てて下に押し下げる。 このようにして指保持部11を下に押し下げると、押圧部Bの裏面の所定位置 すなわち缶蓋周縁部2に当接する支持部15が缶蓋周縁部2に当接し、その缶蓋 周縁部2がテコの支点となりタブ3が押し上げられる。 こうしてタブ3が押し上げられると、缶1の蓋14の中央がリベット4により 連結されたタブ3の先端5により、蓋14に刻設された溝6に取り囲まれた囲溝 部6aがそのタブ3の先端5により押圧される。 このようにしてタブ3の先端5により押圧されると、蓋14に刻設された溝6 が切断され、その溝6により囲まれた囲溝部6aが飲み物用缶1の内部に折り曲 げられ、その囲溝部6aの後が開口部6bとして残る。 それから、開口部6bが形成されると再びそのタブ3を指で元の状態に戻す。 こうすることによって、蓋14に形成された開口部6bから飲み物用缶1の内 部の飲み物を注ぎ出して飲むことができる。 したがって、子供や女性にも簡単な操作で安全にタブ3を押し上げて飲み物用 缶1の内部の飲料を飲むことができ、しかも女性にあってはタブ3を起こす際に も伸ばした爪が痛んだり、爪に塗られたマニキュアに傷が付き或いは剥げないよ うにすることができることになる。 さらに、本体Aと押圧部Bとからなる缶開け器Xは、蝶番10を介して開閉可 能に連結されているため、簡単にポケットやバッグ等に入れて持ち運びができる ので使用勝手という面でも便利である。
【0010】
【本考案の効果】
以上のような構成よりなる「請求項1」記載の本考案によれば、飲み物用缶の 蓋に取り付けられたタブに挿入可能に形成された取り付け部本体とその本体の自 由端側に開閉可能に取り付けられ、その本体により前記タブの端部を押し上げる ことによりそのタブの他端部によりタブによって切断開口される囲溝部を押圧し 、その囲溝部周囲の溝を加圧・切断するための押圧部とその押圧部の端部に形成 されて上記本体によりタブの自由端部側を押し上げる際に缶蓋周縁上部に当接し てテコの支点となる支持部とが備えられているため、子供や女性にも簡単な操作 で安全にタブを押し上げて飲み物用缶の内部の飲料を飲むことができ、しかも女 性にあってはタブを起こす際にも伸ばした爪が痛んだり、爪に塗られたマニキュ アに傷が付き或いは剥げないようにすることができる他、簡単にポケットやバッ グ等に入れて持ち運びができるので使用勝手という面でも便利であるなど諸々の 効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本考案の缶開け器の斜視図である。
【図2】は、本考案の缶開け器の側面図である。
【図3】は、本考案の缶開け器の平面図である。
【図4】は、本考案の缶開け器を折り畳んだ状態を示す
側面図である。
【図5】は、本考案の缶開け器を折り畳んだ状態を示す
斜視図である。
【図6】は、本考案の缶開け器の使用状態を示す斜視図
である。
【図7】は、本考案の缶開け器の使用状態を示す要部拡
大縦断面図である。
【図8】は、ジュースなどの飲物用のタブ付き缶の従来
例を説明するための斜視図である。
【図9】は、ジュースなどの飲物用のタブ付き缶の従来
の使用状態を説明するための要部拡大縦断面説明図であ
る。
【符号の説明】
X・・・・・缶開け器、 A・・・・・本体、 B・・・・・押圧部、 1・・・・・飲み物用缶、 2・・・・・缶蓋周縁部、 3・・・・・タブ 4・・・・・リベット 5・・・・・タブの先端、 6・・・・・溝、 6a・・・・・溝に囲まれた囲溝部、 7・・・・・切り起こし部からなる縁部、 8・・・・・ストッパーI、 9・・・・・ストッパーII、 10・・・・・蝶番 11・・・・・指保持部11、 12・・・・・芯棒、 13・・・・・ストッパー収納部、 14・・・・・蓋、 15・・・・・支持部、 20・・・・・テーパー部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶内部の飲み物を取り出す開口部とする
    ため、飲み物用缶の蓋に取り付けられたタブに挿入可能
    に形成された取り付け部本体と、 その本体の自由端側に開閉可能に取り付けられ、その本
    体により前記タブの端部を押し上げることによりそのタ
    ブの他端部によりタブによって切断開口される囲溝部を
    押圧し、その囲溝部周囲の溝を加圧・切断するための押
    圧部と、 その押圧部の端部に形成されて上記本体によりタブの自
    由端部側を押し上げる際に缶蓋周縁上部に当接してテコ
    の支点となる支持部と、 とを有することを特徴とする缶開け器。
JP1994011334U 1994-08-10 1994-08-10 缶開け器 Expired - Lifetime JP3007692U (ja)

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ID=43143535

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012184027A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Showa Aluminum Kan Kk 缶蓋および飲料缶
KR102146643B1 (ko) * 2020-01-15 2020-08-20 김주용 개방이 용이한 캔용기

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