JPH04248096A - 配管連結部のガス漏れ防止方法 - Google Patents

配管連結部のガス漏れ防止方法

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Publication number
JPH04248096A
JPH04248096A JP3006410A JP641091A JPH04248096A JP H04248096 A JPH04248096 A JP H04248096A JP 3006410 A JP3006410 A JP 3006410A JP 641091 A JP641091 A JP 641091A JP H04248096 A JPH04248096 A JP H04248096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
shielding member
pipe
swelling liquid
glycol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3006410A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyoshi Masukawa
益川 文栄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、隣接する管の夫々の端
部に互いに嵌合し合う継手部を形成し、両継手部間に、
シール用のヤーンを管全周に巻き付けた状態で配置して
ある配管連結部のガス漏れ防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の配管連結部においては、シール用
に用いられているヤーンが、長い年月を経ると乾燥して
収縮し、充分な気密性を保持することができなくなるの
で、これに対処するため、管内からグライコールをスプ
レーし、ヤーンに浸透させ、これを膨潤させてガス漏れ
を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の方法によると、ヤーン全体へ充分にグライコールを
供給することが容易でなく、そのためヤーンの膨潤が不
完全でガス漏れが止まらなかったり、ヤーン全体を膨潤
させるのに長時間を要したり、有効にヤーンに供給され
ずに飛散するグライコール量が大きいため必要以上にグ
ライコールを消費するばかりでなく、管内を汚すなどの
欠点があった。またこのようにしてヤーン全体を膨潤さ
せることができたとしても、長い年月が経つと、一旦ヤ
ーンに保持されたグライコールが管内のガスに触れて徐
徐に蒸発し、このためヤーンが再び乾燥収縮してガス漏
れを起こす危険性があった。
【0004】本発明の目的は、従来の配管連結部のガス
漏れ防止方法が有するこれらの欠点や危険性を解消し、
ヤーン全体にグライコール等の膨潤液を無駄なく短時間
で供給してヤーン全体を確実に膨潤させ、且つこの状態
を有効に保持し、長期にわたって確実にガス漏れを防止
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
、本発明による配管連結部のガス漏れ防止方法の特徴手
段は、隣接する管の夫々の端部に互いに嵌合連結し合う
継手部を形成し、両継手部間に、シール用のヤーンを管
全周に巻き付けた状態で配置してある配管に対し、前記
両継手部間にわたって、管内面全周に遮弊部材を密着さ
せ、前記両継手部と前記遮弊部材とで囲まれたヤーン収
容空間に、膨潤液を注入して、前記ヤーンを膨潤させ、
その後、前記遮弊部材を、前記両継手部間に密着させた
ままにしておくことにある。
【0006】
【作用】本発明の上記手段によると、前記両継手部間に
わたって、管内面全周に遮弊部材を密着させてあるため
、前記両継手部と前記遮弊部材とで囲まれたヤーン収容
空間に注入された膨潤液は、前記ヤーン収容空間から管
内に漏れ出ることなく、直接前記ヤーンに接して有効に
吸収され、且つ、吸収された後も、前記遮弊部材は前記
管内面に密着したままにしてあるので、前記ヤーン収容
空間から管内に蒸発等によって前記膨潤液が逸散するこ
とがない。
【0007】
【発明の効果】従って、前記遮弊部材を設けることなく
管内からグライコールをスプレーしていた従来の方法に
比べて、本発明による場合は、前記ヤーン全体にグライ
コール等の膨潤液を無駄なく短時間で供給してヤーン全
体に吸収させて膨潤させ、これに充分な気密性を持たせ
ることができ、この状態を有効に保持し、長期にわたっ
てヤーンを乾燥させることなく、確実に前記配管連結部
のガス漏れを防止することができる。また、従来の方法
では、蒸発しやすいため実用的でなかった他の膨潤液を
グライコールの代わりに用いることもできるので、使用
温度や防錆の必要等他の問題が無ければ、安価で取扱の
容易な膨潤液、例えば水を用いることもできる。
【0008】
【実施例】以下、本発明による配管連結部のガス漏れ防
止方法の実施例を図面に基づいて説明する。図1に要部
縦断面を示すように、隣接するガス搬送用鋳鉄管の夫々
の端部に互いに嵌合連結し合う継手部1,2を継手部2
が継手部1を覆う形に形成し、継手部1の内面と継手部
2の外面との間にシール用のヤーン3とシール用の鉛5
を、鉛5を継手部1の端部に近い方に隣接させた状態で
、管全周に巻き付けてある配管に対し、前記両継手部間
にわたって、図2に縦断面を示すような円筒形のゴム製
の遮弊部材4を、図1に示すように管内面全周に密着さ
せ、前記両継手部と遮弊部材4とで囲まれたヤーン収容
空間Sに、遮弊部材4を貫通する膨潤液注入用注射針6
を介して、膨潤液たるグライコールを注入してヤーン3
を膨潤させ、その後、前記遮弊部材4を、前記両継手部
間に密着させたままにしておくことによって、長期にわ
たる確実なガス漏れ防止が可能になった。7はグライコ
ールをヤーン収容空間Sに注入するときに、ヤーン収容
空間内にあった空気を排出するための排気用注射針であ
る。図1においては、膨潤液注入用注射針6を遮弊部材
4の最下部に、排気用注射針7を最上部に配しているが
、注入用注射針6は周方向のいずれの方向に配置されて
もよい。ヤーン収容空間Sへのグライコール注入が完了
した時点で注入用注射針6と排気用注射針7は遮弊部材
4から抜き取られる。遮弊部材4はその長手方向中央部
外周に図2に示すように、リング状の凸部から成る位置
決め係止部8が前記ヤーン収容空間Sの管内面開口部に
係止することによって、管軸方向における遮弊部材4の
移動が阻止されるようにしてある。
【0009】以下、上記の方法を、地下に埋設された配
管連結部のガス漏れ防止に適用する場合の手順を例に、
図面に従って、更に具体的に述べる。ガス漏れ防止の対
象となる配管連結部を含む適切な配管区間の両端部の地
面を掘削し、配管内への供給ガスを遮断した後、配管内
のガスを排出し、前記配管を前記配管区間の両端部で切
断し、一方の開口部から、図3に示すように、エアーを
送風しながらパラシュート9に先導させて他方の開口部
までワイヤー10を通線する。次に、図4に示すように
、外面に接着剤を塗布した筒状の遮弊部材4をパッカー
11にセットして、これを前記ワイヤー10で配管内に
引き込み、所定の連結部に位置決めする。パッカー11
には車輪12を設け、管内を容易に移動できるよう、且
つ移動中はパッカー自体が配管内壁に触れないようにし
てある。パッカー11を上記のように位置決めした状態
で、図5に示すようにパッカー11を膨張させ、遮弊部
材4を連結部内面に貼付して、グライコールを前記ヤー
ン収容空間Sに注入した後、パッカー11を収縮させて
引き出す。図6は、パッカー11を収縮させた直後、即
ちパッカー11を引き出す直前の状態を示し、膨潤液注
入用注射針6と排気用注射針7はパッカー膜に固定され
たままで遮弊部材から抜き取られるようにしてある。 13はパッカー膨張収縮用エヤー出入口である。
【0010】〔別実施例〕本実施例おいて用いられたグ
ライコールに替えて、例えば、鉱油、水等を膨潤液とし
て用いてもよい。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】膨潤液注入時における要部の縦断面図
【図2】
遮弊部材の縦断面図
【図3】地下埋設管における実施例の手順を示す縦断面
概略図
【図4】地下埋設管における実施例の手順を示す縦断面
概略図
【図5】地下埋設管における実施例の手順を示す縦断面
概略図
【図6】膨潤液注入後、パッカーを収縮させた状態を示
す縦断面図
【符号の説明】
1  継手部 2  継手部 3  ヤーン 4  遮弊部材 S  ヤーン収容空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  隣接する管の夫々の端部に互いに嵌合
    連結し合う継手部(1),(2)を形成し、両継手部間
    に、シール用のヤーン(3)を管全周に巻き付けた状態
    で配置してある配管に対し、前記両継手部間にわたって
    、管内面全周に遮弊部材(4)を密着させ、前記両継手
    部(1),(2)と前記遮弊部材(4)とで囲まれたヤ
    ーン収容空間(S)に、膨潤液を注入して、前記ヤーン
    を膨潤させ、その後、前記遮弊部材(4)を、前記両継
    手部間に密着させたままにしておく配管連結部のガス漏
    れ防止方法。
JP3006410A 1991-01-23 1991-01-23 配管連結部のガス漏れ防止方法 Pending JPH04248096A (ja)

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JPH04248096A true JPH04248096A (ja) 1992-09-03

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ID=11637602

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JP (1) JPH04248096A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006131605A1 (en) * 2005-06-10 2006-12-14 Oy Kwh Pipe Ab Method for manufacturing a house-connection module, a house-connection module and a method for installing the house-connection module in a pipe system

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