JPS6234073Y2 - - Google Patents

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JPS6234073Y2
JPS6234073Y2 JP15202581U JP15202581U JPS6234073Y2 JP S6234073 Y2 JPS6234073 Y2 JP S6234073Y2 JP 15202581 U JP15202581 U JP 15202581U JP 15202581 U JP15202581 U JP 15202581U JP S6234073 Y2 JPS6234073 Y2 JP S6234073Y2
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JP
Japan
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hollow body
pipe
sealant
joint
joint part
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JP15202581U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば都市ガス用、天然ガス用、石
油用あるいは水道用等各種の導管の継手部に対し
て、補強あるいは漏洩修繕に利用する装置、詳し
くは、シール剤の消費量を少なくするために、管
内において管径方向に弾性膨張自在な中空体に、
それを継手部の両側で管に内接するために流体圧
を供給する装置を接続すると共に、前記中空体の
外周面のうち前記継手部に臨む部分で開口するツ
ール剤吐出口に、シール剤注入装置を接続した管
継手部用補修装置に関する。
〔従来技術〕 従来、中空体の外周面のうち継手部の両側で管
に内接させる部分の両方を、全周にわたつて平滑
で管内面全周に気密状に密着するように形成して
いた〔例えば特開昭55−97592公報参照〕。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、膨張させた中空体を継手部の両側で管
に内接させて、中空体に備えさせた吐出口から継
手部内にシール剤を注入するに際して、中空体と
管により密閉された空間内に在つたガスが、逃げ
場が無いために注入されたシール剤中に気泡とな
つて混入し、継手部内に充填されるシール剤が気
泡混入のために強度不足になつたりシールの信頼
性に欠けるものになりやすい欠点があつた。
本考案の目的は、注入されたシール剤中への気
泡混入を十分に阻止でき、継手部に対する強度大
なる補強や信頼性の高いシールを確実に施せるよ
うにし、しかも、そのための構成を簡単なものに
する点にある。
〔問題を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、中空体の外周面のうち継
手部の両側で管に内接させる部分の少なくとも一
方に、管の内部を継手部の内部に連通する排気路
を形成するための溝を設けたことにあり、その作
用効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、中空体を膨張させて継手部の両側で管
に内接させた状態において、中空体と管により形
成されたシール剤注入空間を、中空体と管との間
に溝により形成された排気路によつて、中空体の
少なくとも一端側の管内部に連通させることがで
き、中空体の吐出口から継手部にシール剤を注入
するに伴つて、シール剤注入空間内に在つたガス
を排気路から押出して、シール剤中への気泡混入
を無くせ、継手部に対するシール剤による補強を
確実に十分な強度でもつて施すことができ、か
つ、シール剤による継手部のシール処理を確実に
信頼性の高い状態で施せる。
ちなみに、シール剤注入空間からガスを排出さ
せるに、排気管を中空体に貫通付設することが考
えられるが、そのために中空体の構成が複雑にな
る問題を派生するが、本考案によれば中空体の外
周面に溝を形成するだけであるから、中空体の製
作面やコスト面で負担がほとんど無い。
〔考案の効果〕
その結果、少量のシール剤でもつて継手部の強
度大なる補強や信頼性の高いシールを確実に施
せ、また、補修装置に対する経費負担増が無く、
全体として経済的に有利な状態で良好な管継手部
の補修を確実に施せるようになつた。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
第1図に示すように、ゴム状物質等により弾性
膨張自在で円柱形状の中空体1を形成し、管内移
動を円滑化するためのソリ状ガイド2を周方向に
並設したデイスク3a,3bを中空体1の両端
夫々に連設し、空気等の流体を加圧供給する装置
4を中空体1にホース5によつて接続し、シール
剤注入装置6に接続されたホース7を、その吐出
口7aが中空体1の外周面に位置する状態で中空
体1に連結し、中空体1の外周面に、第2図及び
第3図に示すように、継手部10aの両側で管1
0に中空体1を内接させた状態で、中空体1の両
端側の管10内部を継手部10aの内部に連通す
る排気路が形成されるように、複数体の溝8を中
空体1に対して長手方向に延ばすと共に周方向に
分散させて設け、ワイヤー等の索引具11を連結
する部材12を両方のデイスク3a,3bに付設
し、牽引に伴う中空体1の伸びを防止するための
ワイヤ等の可撓性連結具13を両デイスク3a,
3bにわたつて架設し、もつて、管10曲り箇所
の通過が容易な状態で、管継手部10aに補強や
漏洩修繕のためにシール剤を供給する補修装置A
を構成してある。
次に、上記補修装置Aによる管継手部10aへ
のシール剤供給の手順を、第4図によつて説明す
る。
第4図イに示すように、既設導管10に対し
て、本来備えられているあるいは必要に応じて取
付けた仕切弁14a,14bで両側を閉じ、その
弁14a,14b間において、導管10の一部を
成断あるいは取外して、導管10の両端部を開口
させ、牽引具11を通すための物体15を加圧装
置16からの圧力流体によつて導管10の一端か
ら他端に送つて、牽引具11を通すと共に、導管
10内の既存流体を排出する。
次に、第4図ロに示するように、電磁式検知装
置、フオト検知装置、テレビジヨン式検知装置等
の継手部検知装置Bと共に、補修装置Aを導管1
0内に牽引具11で導入し、継手部検知装置Bを
利用しながら補修装置Aを継手部10aにセツト
し、そして、中空体1を、流体圧供給装置4の加
圧作用によつて膨張させて、シール剤吐出口7a
を継手部10a両側の導管10に全周にわたつて
内接させる。
次に、注入装置6によつて継手部10aにシー
ル剤Cを注入すると共に、継手部10aの残留ガ
スを溝8により排出させて、第4図ハに示すよう
に、気泡が混入しない状態で、かつ、比較的少量
のシール剤注入でもつて、継手部10aにシール
剤Cを充填する。
最後に、中空体1の圧を抜き、漏洩箇所検知装
置B及び補修装置Aを導管10から取出し、導管
10を元のように接続する。
尚、中空体1を構成するに、第5図に示すよう
に、継手部10aの一部がダストD等で詰まつて
いる時、その詰まり部分を越えてシール剤Cが流
動するように、しかも導管10長手方向に流動し
ないように、中空体1を形成する材料の弾性を適
当に設定する事が望ましい。そして、そのような
適切なシール剤Cの流動状態を確実に得られるよ
うに、前述の中空体1においては、中空体1の自
由状態での形状を、管長手方向において中央部分
1aが両端部よりも小径になるように形成して、
シール剤吐出口7aを小径中央部分1aに配置し
てあり、また、第6図に示すように、中空体1の
周壁肉厚を、管長手方向において中央部分1aが
その両側よりも大になるように構成して、シール
剤吐出口7a及び排気路入口9aを肉厚中央部分
1aに配置してもよい。
また、溝8の数を変更したり、あるいは溝8を
中空体1の一端側に向かつてのみ延設したり、中
空体1の形状は各種変更自在である。
シール剤としては、例えば熱硬化性、湿気硬化
性、常温硬化性、その他各種の公知物質が利用で
き、そして、熱硬化性シール剤を利用する場合、
中空体1内に加熱流体を供給する等、中空体1に
加熱機能を備えさせる事が望ましい。
中空体1を目走型に構成したり、中空体1に漏
洩箇所検知装置Bを一体的に備えさせたり、本考
案による管継手部用補修装置Aの具体的構成は各
種変更自在である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る管継手部用補修装置の実施
例を示し、第1図は非加圧状態の中空体を示す断
面図、第2図は加圧状態の中空体を示す正面図、
第3図は第2図のー線断面図、第4図イない
しハは施工手順の説明図、第5図はシール材供給
状態を示す横断面図、第6図は中空体の変形例を
示す断面図である。 1……中空体、4……流体圧供給装置、6……
シール剤注入装置、7a……シール剤吐出口、8
……溝、10……管、10a……継手部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管10内において管径方向に弾性膨張自在な中
    空体1に、それを継手部10aの両側で管10に
    内接するために流体圧を供給する装置4を接続す
    ると共に、前記中空体1の外周面のうち前記継手
    部10aに臨む部分で開口するシール剤吐出口7
    aに、シール剤注入装置6を接続した管継手部用
    補修装置であつて、前記中空体1の外周面のうち
    前記継手部10aの両側で前記管10に内接させ
    る部分の少なくとも一方に、前記管10の内部を
    前記継手部10aの内部に連通する排気路を形成
    するための溝8を設けてある管継手部用補修装
    置。
JP15202581U 1981-10-12 1981-10-12 管継手部用補修装置 Granted JPS5856285U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15202581U JPS5856285U (ja) 1981-10-12 1981-10-12 管継手部用補修装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15202581U JPS5856285U (ja) 1981-10-12 1981-10-12 管継手部用補修装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5856285U JPS5856285U (ja) 1983-04-16
JPS6234073Y2 true JPS6234073Y2 (ja) 1987-08-31

Family

ID=29944692

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JP15202581U Granted JPS5856285U (ja) 1981-10-12 1981-10-12 管継手部用補修装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59231290A (ja) * 1983-06-09 1984-12-25 東京瓦斯株式会社 既設管の管継手部補修装置
JPS59231292A (ja) * 1983-06-09 1984-12-25 東京瓦斯株式会社 既設管の管継手部補修装置
JPS59231291A (ja) * 1983-06-09 1984-12-25 東京瓦斯株式会社 既設管の管継手部補修装置

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JPS5856285U (ja) 1983-04-16

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