JPH04246608A - 展望用ディスプレイ装置 - Google Patents
展望用ディスプレイ装置Info
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- JPH04246608A JPH04246608A JP3155091A JP3155091A JPH04246608A JP H04246608 A JPH04246608 A JP H04246608A JP 3155091 A JP3155091 A JP 3155091A JP 3155091 A JP3155091 A JP 3155091A JP H04246608 A JPH04246608 A JP H04246608A
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- 230000000007 visual effect Effects 0.000 abstract description 3
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 19
- 235000010724 Wisteria floribunda Nutrition 0.000 description 14
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
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- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
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- Telescopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、注視している外界の情
景に、その情景に関連した画像、文字等の情報を重ねて
表示することが可能な展望用ディスプレイ装置に関する
。このような展望用ディスプレイ装置は、周囲の外界の
情景に対応した情報を表示し、この表示された情報に対
応する周囲の情景部分に前記筒部材をいかに速く向ける
ことができるかというようなゲーム感覚で使用すること
ができる。
景に、その情景に関連した画像、文字等の情報を重ねて
表示することが可能な展望用ディスプレイ装置に関する
。このような展望用ディスプレイ装置は、周囲の外界の
情景に対応した情報を表示し、この表示された情報に対
応する周囲の情景部分に前記筒部材をいかに速く向ける
ことができるかというようなゲーム感覚で使用すること
ができる。
【0002】
【従来の技術】従来、展望台等においては望遠鏡が設置
され、これを利用して眺望が楽しまれていた。このよう
な望遠鏡にヘッドアップディスプレイを組み込んで、外
界の情景にその情景の説明情報等を重ねて表示するよう
にした展望用ディスプレイ装置は、それを一度使用して
周囲の情景とその情報を覚えてしまえば何度も繰返して
使用する気にはなれないものであった。そのため、前記
展望用ディスプレイ装置は使用頻度を多くすることがで
きず、有効に利用されない場合が生じるおそれがあった
。そこで、本発明者らは、使用者が視野の中に表示され
た目標となる情景部分を捜し、情景部分発見信号入力手
段を作動させ、正確に捜し出したとき、すなわち、望遠
鏡の向いている方角が目標となる情景部分の位置と同じ
とき、得点を加算すると共に、次に捜し出す目標を表示
し、このようにして表示された情景部分を使用者が捜し
ている間、光学的情報表示手段には、得点や経過時間等
の情報が変化して行く様子を表示するという、ゲームと
して使用できる展望用ディスプレイ装置を先に発明した
。
され、これを利用して眺望が楽しまれていた。このよう
な望遠鏡にヘッドアップディスプレイを組み込んで、外
界の情景にその情景の説明情報等を重ねて表示するよう
にした展望用ディスプレイ装置は、それを一度使用して
周囲の情景とその情報を覚えてしまえば何度も繰返して
使用する気にはなれないものであった。そのため、前記
展望用ディスプレイ装置は使用頻度を多くすることがで
きず、有効に利用されない場合が生じるおそれがあった
。そこで、本発明者らは、使用者が視野の中に表示され
た目標となる情景部分を捜し、情景部分発見信号入力手
段を作動させ、正確に捜し出したとき、すなわち、望遠
鏡の向いている方角が目標となる情景部分の位置と同じ
とき、得点を加算すると共に、次に捜し出す目標を表示
し、このようにして表示された情景部分を使用者が捜し
ている間、光学的情報表示手段には、得点や経過時間等
の情報が変化して行く様子を表示するという、ゲームと
して使用できる展望用ディスプレイ装置を先に発明した
。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先に発
明した展望用ディスプレイ装置は、情景の見え方によっ
て目標発見の難易度が変化するという問題があった。た
とえば、昼間の明るいときには情景全体がよく見えるの
で目標となる情景部分の発見は容易であるが、夜間等に
は目標となる情景部分の発見はきわめて困難となる。こ
のため、ゲーム自体の困難度が変化するので、目標とな
る情景部分発見の得点を一定にしておくと、得点計算が
平等にできなくなるという問題があった。また、夜にな
って周囲の情景が見えなくなった場合でも、周囲の夜景
等が美しい場所では、昼とは異なる情報すなわち夜景に
対応する情報を表示すれば、昼とは異なるゲーム感覚を
味わうことができるはずである。
明した展望用ディスプレイ装置は、情景の見え方によっ
て目標発見の難易度が変化するという問題があった。た
とえば、昼間の明るいときには情景全体がよく見えるの
で目標となる情景部分の発見は容易であるが、夜間等に
は目標となる情景部分の発見はきわめて困難となる。こ
のため、ゲーム自体の困難度が変化するので、目標とな
る情景部分発見の得点を一定にしておくと、得点計算が
平等にできなくなるという問題があった。また、夜にな
って周囲の情景が見えなくなった場合でも、周囲の夜景
等が美しい場所では、昼とは異なる情報すなわち夜景に
対応する情報を表示すれば、昼とは異なるゲーム感覚を
味わうことができるはずである。
【0004】本発明は、前述の事情に鑑み、周囲の情景
部分を表示するようにした前記展望用ディスプレイ装置
において、周囲の明るさの変化によって情景の見え方が
変化しても、何時も楽しめるようにすることを課題とす
る。
部分を表示するようにした前記展望用ディスプレイ装置
において、周囲の明るさの変化によって情景の見え方が
変化しても、何時も楽しめるようにすることを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本出願の第1発明の展望用ディスプレイ装置は、図
1(クレーム対応図)に示す構成を備えている。図1に
おいて、展望用ディスプレイ装置(U)は、鉛直軸回り
および水平軸回りに回動可能に支持されるとともに後端
に接眼部(E1)を有し前端に情景対向部(E2)を有
する筒部材(E)と、前記筒部材(E)に接続されると
ともにその筒部材(E)への入射光路を形成する投光装
置収納ハウジング(F)と、この投光装置収納ハウジン
グ(F)内に収容されるとともに光学的情報表示手段(
D)およびこの光学的情報表示手段(D)から出射した
情報表示光(L)を前記筒部材(E)内部に投光する光
学部材(A)を有する情報投光装置(K)と、前記情景
対向部(E2)から入射する外界の情景光(J)および
前記情報投光装置(K)からの前記情報表示光(L)を
前記接眼部(E1)に向かわせるように前記筒部材(E
)内部に配設されたコンバイナ(C)と、前記筒部材(
E)の水平回動位置検出信号(Gs)を出力する水平回
動位置センサ(G)と、前記筒部材(E)の上下方向回
動位置検出信号(Hs)を出力する上下方向位置センサ
(H)と、周囲に存在する数箇所の情景部分に対応した
情景対応情報表示信号(M1s)を、順次出力する情景
対応情報表示信号出力手段(M1)と、前記各情景部分
に対応する水平回動位置および上下方向回動位置を記憶
するとともに、前記情景対応情報表示信号(M1s)に
応じた情景部分の水平回動位置記憶信号(M2a)およ
び上下方向回動位置記憶信号(M2b)を出力する情景
部分位置記憶信号記憶手段(M2)と、外界の情景輝度
信号に応じた得点倍率信号(M3s)を出力する得点倍
率補正手段(M3)と、情景部分発見信号入力手段(Q
)と、この情景部分発見信号入力手段(Q)が作動した
ときの前記水平回動位置検出信号(Gs)および前記上
下方向回動位置検出信号(Hs)と、前記水平回動位置
記憶信号(M2a)および上下方向位置記憶信号(M2
b)とをそれぞれ比較してその差が所定値以内にあると
きは目標捕捉信号(M4a)を出力すると共に、前記情
景対応情報表示信号出力手段(M1)に前記情景対応情
報表示信号(M1s)を出力させる情景対応情報変更信
号(M4b)を出力する位置信号比較手段(M4)と前
記目標捕捉信号(M4a)に前記得点倍率信号(M3s
)を乗じた値を順次積算し、得点積算信号(M5s)を
出力する得点計算手段(M5)と、前記情景対応情報表
示信号(M1s)および得点積算信号(M5s)に応じ
た情報を前記光学的情報表示手段(D)に表示する表示
回路(P)と、を備えたことを特徴とする。
に、本出願の第1発明の展望用ディスプレイ装置は、図
1(クレーム対応図)に示す構成を備えている。図1に
おいて、展望用ディスプレイ装置(U)は、鉛直軸回り
および水平軸回りに回動可能に支持されるとともに後端
に接眼部(E1)を有し前端に情景対向部(E2)を有
する筒部材(E)と、前記筒部材(E)に接続されると
ともにその筒部材(E)への入射光路を形成する投光装
置収納ハウジング(F)と、この投光装置収納ハウジン
グ(F)内に収容されるとともに光学的情報表示手段(
D)およびこの光学的情報表示手段(D)から出射した
情報表示光(L)を前記筒部材(E)内部に投光する光
学部材(A)を有する情報投光装置(K)と、前記情景
対向部(E2)から入射する外界の情景光(J)および
前記情報投光装置(K)からの前記情報表示光(L)を
前記接眼部(E1)に向かわせるように前記筒部材(E
)内部に配設されたコンバイナ(C)と、前記筒部材(
E)の水平回動位置検出信号(Gs)を出力する水平回
動位置センサ(G)と、前記筒部材(E)の上下方向回
動位置検出信号(Hs)を出力する上下方向位置センサ
(H)と、周囲に存在する数箇所の情景部分に対応した
情景対応情報表示信号(M1s)を、順次出力する情景
対応情報表示信号出力手段(M1)と、前記各情景部分
に対応する水平回動位置および上下方向回動位置を記憶
するとともに、前記情景対応情報表示信号(M1s)に
応じた情景部分の水平回動位置記憶信号(M2a)およ
び上下方向回動位置記憶信号(M2b)を出力する情景
部分位置記憶信号記憶手段(M2)と、外界の情景輝度
信号に応じた得点倍率信号(M3s)を出力する得点倍
率補正手段(M3)と、情景部分発見信号入力手段(Q
)と、この情景部分発見信号入力手段(Q)が作動した
ときの前記水平回動位置検出信号(Gs)および前記上
下方向回動位置検出信号(Hs)と、前記水平回動位置
記憶信号(M2a)および上下方向位置記憶信号(M2
b)とをそれぞれ比較してその差が所定値以内にあると
きは目標捕捉信号(M4a)を出力すると共に、前記情
景対応情報表示信号出力手段(M1)に前記情景対応情
報表示信号(M1s)を出力させる情景対応情報変更信
号(M4b)を出力する位置信号比較手段(M4)と前
記目標捕捉信号(M4a)に前記得点倍率信号(M3s
)を乗じた値を順次積算し、得点積算信号(M5s)を
出力する得点計算手段(M5)と、前記情景対応情報表
示信号(M1s)および得点積算信号(M5s)に応じ
た情報を前記光学的情報表示手段(D)に表示する表示
回路(P)と、を備えたことを特徴とする。
【0006】また本出願の第2発明の展望用ディスプレ
イ装置は、図2(クレーム対応図)に示す構成を備えて
いる。図2において、鉛直軸回りおよび水平軸回りに回
動可能に支持されるとともに後端に接眼部(E1)を有
し前端に情景対向部(E2)を有する筒部材(E)と、
前記筒部材(E)に接続されるとともにその筒部材(E
)への入射光路を形成する投光装置収納ハウジング(F
)と、この投光装置収納ハウジング(F)内に収容され
るとともに光学的情報表示手段(D)およびこの光学的
情報表示手段(D)から出射した情報表示光(L)を前
記筒部材(E)内部に投光する光学部材(A)を有する
情報投光装置(K)と、前記情景対向部(E2)から入
射する外界の情景光(J)および前記情報投光装置(K
)からの前記情報表示光(L)を前記接眼部(E1)に
向かわせるように前記筒部材(E)内部に配設されたコ
ンバイナ(C)と、前記筒部材(E)の水平回動位置検
出信号(Gs)を出力する水平回動位置センサ(G)と
、前記筒部材(E)の上下方向回動位置検出信号(Hs
)を出力する上下方向位置センサ(H)と、周囲に存在
する数箇所の情景部分に対応した情景対応情報表示信号
(M1s)を、順次出力する情景対応情報表示信号出力
手段(M1)と、前記各情景部分に対応する水平回動位
置および上下方向回動位置を記憶するとともに、前記情
景対応情報表示信号(M1s)に応じた情景部分の水平
回動位置記憶信号(M2a)および上下方向回動位置記
憶信号(M2b)を出力する情景部分位置記憶信号記憶
手段(M2)と、外界の情景輝度信号に応じた表示情報
変更信号(M6s)を情景対応情報表示信号出力手段(
M1)に出力する表示情報変更正手段(M6)と、情景
部分発見信号入力手段(Q)と、この情景部分発見信号
入力手段(Q)が作動したときの前記水平回動位置検出
信号(Gs)および前記上下方向回動位置検出信号(H
s)と、前記水平回動位置記憶信号(M2a)および上
下方向位置記憶信号(M2b)とをそれぞれ比較してそ
の差が所定値以内にあるときは目標捕捉信号(M4a)
を出力すると共に、前記情景対応情報表示信号出力手段
(M1)に前記情景対応情報表示信号(M1s)を出力
させる情景対応情報変更信号(M4b)を出力する位置
信号比較手段(M4)と前記目標捕捉信号(M4a)に
所定の得点倍率を乗じた値を順次積算し、得点積算信号
(M5s)を出力する得点計算手段(M5)と、前記情
景対応情報表示信号(M1s)および得点積算信号(M
5s)に応じた情報を前記光学的情報表示手段(D)に
表示する表示回路(P)と、を備えたことを特徴とする
。
イ装置は、図2(クレーム対応図)に示す構成を備えて
いる。図2において、鉛直軸回りおよび水平軸回りに回
動可能に支持されるとともに後端に接眼部(E1)を有
し前端に情景対向部(E2)を有する筒部材(E)と、
前記筒部材(E)に接続されるとともにその筒部材(E
)への入射光路を形成する投光装置収納ハウジング(F
)と、この投光装置収納ハウジング(F)内に収容され
るとともに光学的情報表示手段(D)およびこの光学的
情報表示手段(D)から出射した情報表示光(L)を前
記筒部材(E)内部に投光する光学部材(A)を有する
情報投光装置(K)と、前記情景対向部(E2)から入
射する外界の情景光(J)および前記情報投光装置(K
)からの前記情報表示光(L)を前記接眼部(E1)に
向かわせるように前記筒部材(E)内部に配設されたコ
ンバイナ(C)と、前記筒部材(E)の水平回動位置検
出信号(Gs)を出力する水平回動位置センサ(G)と
、前記筒部材(E)の上下方向回動位置検出信号(Hs
)を出力する上下方向位置センサ(H)と、周囲に存在
する数箇所の情景部分に対応した情景対応情報表示信号
(M1s)を、順次出力する情景対応情報表示信号出力
手段(M1)と、前記各情景部分に対応する水平回動位
置および上下方向回動位置を記憶するとともに、前記情
景対応情報表示信号(M1s)に応じた情景部分の水平
回動位置記憶信号(M2a)および上下方向回動位置記
憶信号(M2b)を出力する情景部分位置記憶信号記憶
手段(M2)と、外界の情景輝度信号に応じた表示情報
変更信号(M6s)を情景対応情報表示信号出力手段(
M1)に出力する表示情報変更正手段(M6)と、情景
部分発見信号入力手段(Q)と、この情景部分発見信号
入力手段(Q)が作動したときの前記水平回動位置検出
信号(Gs)および前記上下方向回動位置検出信号(H
s)と、前記水平回動位置記憶信号(M2a)および上
下方向位置記憶信号(M2b)とをそれぞれ比較してそ
の差が所定値以内にあるときは目標捕捉信号(M4a)
を出力すると共に、前記情景対応情報表示信号出力手段
(M1)に前記情景対応情報表示信号(M1s)を出力
させる情景対応情報変更信号(M4b)を出力する位置
信号比較手段(M4)と前記目標捕捉信号(M4a)に
所定の得点倍率を乗じた値を順次積算し、得点積算信号
(M5s)を出力する得点計算手段(M5)と、前記情
景対応情報表示信号(M1s)および得点積算信号(M
5s)に応じた情報を前記光学的情報表示手段(D)に
表示する表示回路(P)と、を備えたことを特徴とする
。
【0007】前記第1発明における「外界の情景輝度信
号に応じた得点倍率信号(M3s)を出力する得点倍率
補正手段(M3)」および第2発明における「外界の情
景輝度信号に応じた表示情報変更信号(M6s)を情景
対応情報表示信号出力手段(M1)に出力する表示情報
変更正手段(M6)」は、いずれも外界の情景輝度信号
に応じて作動するが、前記外界の情景輝度信号は、別途
設けた外界情景輝度検出器や、カレンダー機能および時
計機能を有し、日の出、日没の時刻を算出することによ
り、昼夜判定信号(すなわち、情景輝度信号)を出力す
る昼夜判定手段(すなわち、マイコン)等から得られる
。
号に応じた得点倍率信号(M3s)を出力する得点倍率
補正手段(M3)」および第2発明における「外界の情
景輝度信号に応じた表示情報変更信号(M6s)を情景
対応情報表示信号出力手段(M1)に出力する表示情報
変更正手段(M6)」は、いずれも外界の情景輝度信号
に応じて作動するが、前記外界の情景輝度信号は、別途
設けた外界情景輝度検出器や、カレンダー機能および時
計機能を有し、日の出、日没の時刻を算出することによ
り、昼夜判定信号(すなわち、情景輝度信号)を出力す
る昼夜判定手段(すなわち、マイコン)等から得られる
。
【0008】なお、周囲に存在する数箇所の情景部分に
対応した情景対応情報表示信号(M1s)を順次出力す
る情景対応情報表示信号出力手段(M1)は、前記情景
対応情報変更信号(M4b)に応じてのみ次の情景部分
に対応した情景対応情報表示信号(M1s)を出力する
ように構成することもできるし、また、所定時間経過す
れば前記情景対応情報変向信号(M4b)が無くても自
動的に次の情景部分に対応した情景対応情報表示信号(
M1s)を出力するように構成することもできる。また
、前記情景部分発見信号入力手段(Q)としては、押し
ボタンスイッチや、レバー式スイッチ等を使用すること
ができる。
対応した情景対応情報表示信号(M1s)を順次出力す
る情景対応情報表示信号出力手段(M1)は、前記情景
対応情報変更信号(M4b)に応じてのみ次の情景部分
に対応した情景対応情報表示信号(M1s)を出力する
ように構成することもできるし、また、所定時間経過す
れば前記情景対応情報変向信号(M4b)が無くても自
動的に次の情景部分に対応した情景対応情報表示信号(
M1s)を出力するように構成することもできる。また
、前記情景部分発見信号入力手段(Q)としては、押し
ボタンスイッチや、レバー式スイッチ等を使用すること
ができる。
【0009】
【作用】前述の構成を備えた本出願の第1発明の展望用
ディスプレイ装置(U)は、前記筒部材(E)の接眼部
(E1)から筒部材(E)内部を覗くと、筒部材(E)
内部のコンバイナ(C)を通して、周囲の情景部分を所
定の視野の範囲で視認することができる。前記筒部材(
E)は、鉛直軸回りおよび水平軸回りに回動可能に支持
されているので、水平方向および上下方向の任意の位置
に向けることができる。したがって、前記筒部材(E)
の接眼部(E1)から筒部材(E)内部を覗いた場合、
一度に視認できる周囲の情景部分は限られているが、筒
部材(E)の向きを変えることにより、周囲の全情景を
視認することができる。そして、前記筒部材(E)には
、光学的情報表示手段(D)から出射した情報表示光(
L)が筒部材(E)の軸方向と交差する方向から入射し
ており、この情報表示光(L)は前記コンバイナ(C)
により接眼部(E1)に向けて変向される。 したがって、筒部材(E)の接眼部(E1)から覗いた
場合、周囲の情景部分からの外界情景光(J)と前記情
報表示光(L)とが同時に視認される。
ディスプレイ装置(U)は、前記筒部材(E)の接眼部
(E1)から筒部材(E)内部を覗くと、筒部材(E)
内部のコンバイナ(C)を通して、周囲の情景部分を所
定の視野の範囲で視認することができる。前記筒部材(
E)は、鉛直軸回りおよび水平軸回りに回動可能に支持
されているので、水平方向および上下方向の任意の位置
に向けることができる。したがって、前記筒部材(E)
の接眼部(E1)から筒部材(E)内部を覗いた場合、
一度に視認できる周囲の情景部分は限られているが、筒
部材(E)の向きを変えることにより、周囲の全情景を
視認することができる。そして、前記筒部材(E)には
、光学的情報表示手段(D)から出射した情報表示光(
L)が筒部材(E)の軸方向と交差する方向から入射し
ており、この情報表示光(L)は前記コンバイナ(C)
により接眼部(E1)に向けて変向される。 したがって、筒部材(E)の接眼部(E1)から覗いた
場合、周囲の情景部分からの外界情景光(J)と前記情
報表示光(L)とが同時に視認される。
【0010】このような、展望用ディスプレイ装置(U
)はコインの投入、または、スタートボタンを押すこと
等により、作動が開始される。展望用ディスプレイ装置
(U)の作動が開始されると、得点積算信号(M5s)
および情景対応情報表示信号(M1s)が表示回路(P
)に入力される。このとき、前記表示回路(P)は、前
記光学的情報表示手段(D)に得点積算情報と情景対応
情報を表示する。前記得点積算情報は、作動開始時には
零点などの初期値であり、その表示には、得点を数字ま
たはバーグラフで表示できる。また、情景対応情報を表
示するには、周囲の情景に例えば富士山や芦ノ湖等があ
る場合には、最初に「富士山」、あるいは「芦ノ湖」、
等の文字を表示したり、またはそれらの図を表示したり
することができる。
)はコインの投入、または、スタートボタンを押すこと
等により、作動が開始される。展望用ディスプレイ装置
(U)の作動が開始されると、得点積算信号(M5s)
および情景対応情報表示信号(M1s)が表示回路(P
)に入力される。このとき、前記表示回路(P)は、前
記光学的情報表示手段(D)に得点積算情報と情景対応
情報を表示する。前記得点積算情報は、作動開始時には
零点などの初期値であり、その表示には、得点を数字ま
たはバーグラフで表示できる。また、情景対応情報を表
示するには、周囲の情景に例えば富士山や芦ノ湖等があ
る場合には、最初に「富士山」、あるいは「芦ノ湖」、
等の文字を表示したり、またはそれらの図を表示したり
することができる。
【0011】このような展望用ディスプレイ装置(U)
の使用者は、前記「富士山」という文字が表示された場
合には、前記筒部材(E)を左右および上下に回動して
その視野の中に富士山を捉える。そして、前記使用者は
、視野の中に富士山を捉えたときに、情景部分発見信号
入力手段(Q)を作動させる。この情景部分発見信号入
力手段(Q)が作動したとき、前記位置信号比較手段(
M4)は、水平回動位置検出信号(Gs)と水平回動位
置記憶信号(M2a)とを比較するとともに、上下方向
位置検出信号(Hs)と上下方向位置記憶信号(M2b
)とを比較する。そして、前記位置信号比較手段(M4
)は、比較した信号の差が所定範囲内であれば、得点計
算手段(M5)に目標捕捉信号(M4a)を出力すると
共に、前記情景対応情報表示信号出力手段(M1)に情
景対応情報変更信号(M4b)を出力する。
の使用者は、前記「富士山」という文字が表示された場
合には、前記筒部材(E)を左右および上下に回動して
その視野の中に富士山を捉える。そして、前記使用者は
、視野の中に富士山を捉えたときに、情景部分発見信号
入力手段(Q)を作動させる。この情景部分発見信号入
力手段(Q)が作動したとき、前記位置信号比較手段(
M4)は、水平回動位置検出信号(Gs)と水平回動位
置記憶信号(M2a)とを比較するとともに、上下方向
位置検出信号(Hs)と上下方向位置記憶信号(M2b
)とを比較する。そして、前記位置信号比較手段(M4
)は、比較した信号の差が所定範囲内であれば、得点計
算手段(M5)に目標捕捉信号(M4a)を出力すると
共に、前記情景対応情報表示信号出力手段(M1)に情
景対応情報変更信号(M4b)を出力する。
【0012】前記得点計算手段(M5)は、前記位置信
号比較手段(M4)から入力される目標捕捉信号(M4
a)に、前記得点倍率補正手段(M3)から入力される
前方情景の輝度信号に応じた得点倍率信号(M3s)を
乗じることにより前記目標となる情景部分毎の捕捉時の
得点を求め、さらに、この得点を積算して得点積算信号
(M5s)を出力する。
号比較手段(M4)から入力される目標捕捉信号(M4
a)に、前記得点倍率補正手段(M3)から入力される
前方情景の輝度信号に応じた得点倍率信号(M3s)を
乗じることにより前記目標となる情景部分毎の捕捉時の
得点を求め、さらに、この得点を積算して得点積算信号
(M5s)を出力する。
【0013】また、前記情景対応情報表示信号出力手段
(M1)は、情景対応情報変更信号(M4b)が入力さ
れたとき、情景対応情報表示信号(M1s)を例えば「
富士山」から「芦ノ湖」という文字を表示する信号に変
更する。そうすると、この展望用ディスプレイ装置(U
)の使用者は、今度は前記「富士山」の場合と同様に「
芦ノ湖」を視野に捉えて前記情景部分発見信号入力手段
(Q)を作動させる。
(M1)は、情景対応情報変更信号(M4b)が入力さ
れたとき、情景対応情報表示信号(M1s)を例えば「
富士山」から「芦ノ湖」という文字を表示する信号に変
更する。そうすると、この展望用ディスプレイ装置(U
)の使用者は、今度は前記「富士山」の場合と同様に「
芦ノ湖」を視野に捉えて前記情景部分発見信号入力手段
(Q)を作動させる。
【0014】このようにしている間、前記光学的情報表
示手段(D)には、前記得点積算情報が変化して行く様
子が表示されているので、前記使用者は得点を競うゲー
ム感覚で展望用ディスプレイ装置を使用することができ
る。
示手段(D)には、前記得点積算情報が変化して行く様
子が表示されているので、前記使用者は得点を競うゲー
ム感覚で展望用ディスプレイ装置を使用することができ
る。
【0015】次に、本出願の第2発明の展望用デイスプ
レイ装置の作用を説明する。本出願の第2発明の展望用
デイスプレイ装置は、前記第1発明の展望用デイスプレ
イ装置の得点倍率補正手段(M3)の代わりに表示情報
変更手段(M6)が設けられている点で前記第1発明と
相違しているが他の点では相違が無い。
レイ装置の作用を説明する。本出願の第2発明の展望用
デイスプレイ装置は、前記第1発明の展望用デイスプレ
イ装置の得点倍率補正手段(M3)の代わりに表示情報
変更手段(M6)が設けられている点で前記第1発明と
相違しているが他の点では相違が無い。
【0016】したがって、本出願の第2発明の展望用デ
イスプレイ装置の前記得点計算手段(M5)は、前記位
置信号比較手段(M4)から入力される目標捕捉信号(
M4a)に、所定の得点倍率を乗じることにより前記目
標となる情景部分毎の捕捉時の得点を求め、さらに、こ
の得点を積算して得点積算信号(M5s)を出力する。 また、前記表示情報変更手段(M6)は、前方情景の輝
度信号に応じた表示情報変更信号(M6)を前記情景対
応情報表示信号出力手段(M1)に出力している。そし
て前記情景対応情報表示信号出力手段(M1)は、前方
情景の輝度信号に応じた情景対応情報表示信号(M1s
)を前記表示回路(P)に出力している。したがってこ
の第2発明の展望用デイスプレイ装置は、前方情景(す
なわち、外界情景)の輝度信号に応じて異なる表示が行
われる。 これらの作用においてこの第2発明の展望用デイスプレ
イ装置は、前記第1発明の展望用デイスプレイ装置と相
違しているが、その他の作用においては相違が無い。
イスプレイ装置の前記得点計算手段(M5)は、前記位
置信号比較手段(M4)から入力される目標捕捉信号(
M4a)に、所定の得点倍率を乗じることにより前記目
標となる情景部分毎の捕捉時の得点を求め、さらに、こ
の得点を積算して得点積算信号(M5s)を出力する。 また、前記表示情報変更手段(M6)は、前方情景の輝
度信号に応じた表示情報変更信号(M6)を前記情景対
応情報表示信号出力手段(M1)に出力している。そし
て前記情景対応情報表示信号出力手段(M1)は、前方
情景の輝度信号に応じた情景対応情報表示信号(M1s
)を前記表示回路(P)に出力している。したがってこ
の第2発明の展望用デイスプレイ装置は、前方情景(す
なわち、外界情景)の輝度信号に応じて異なる表示が行
われる。 これらの作用においてこの第2発明の展望用デイスプレ
イ装置は、前記第1発明の展望用デイスプレイ装置と相
違しているが、その他の作用においては相違が無い。
【0017】
【実施例】次に、図面により前記本出願の第1発明の展
望用ディスプレイ装置の実施例を説明する。以下に説明
する実施例では、前記図1に示す本発明の各構成要素M
1,M2,M3,M4,M5が有する機能をマイコンM
によって実現している。先ず、図3〜6,8により前記
本出願の第1発明の第1実施例を説明する。図3は本発
明の第1実施例の全体斜視図、図4は同第1実施例の詳
細説明図、図5および図6は同第1実施例のフローチャ
ートを示す図、図8は同実施例の使用者の視野の一例を
示す図、である。図3,4において、展望台の床等に固
定された支持台Nには、略U字型の水平回動枠Bが鉛直
軸回りに回動可能に支持されている。また、前記支持台
Nには、前記水平回動枠Bの水平回動位置を検出する水
平回動位置センサGが支持されている。前記水平回動位
置センサGが出力する水平回動位置検出信号Gsは、後
述のマイコンM(図4参照)に入力されている。
望用ディスプレイ装置の実施例を説明する。以下に説明
する実施例では、前記図1に示す本発明の各構成要素M
1,M2,M3,M4,M5が有する機能をマイコンM
によって実現している。先ず、図3〜6,8により前記
本出願の第1発明の第1実施例を説明する。図3は本発
明の第1実施例の全体斜視図、図4は同第1実施例の詳
細説明図、図5および図6は同第1実施例のフローチャ
ートを示す図、図8は同実施例の使用者の視野の一例を
示す図、である。図3,4において、展望台の床等に固
定された支持台Nには、略U字型の水平回動枠Bが鉛直
軸回りに回動可能に支持されている。また、前記支持台
Nには、前記水平回動枠Bの水平回動位置を検出する水
平回動位置センサGが支持されている。前記水平回動位
置センサGが出力する水平回動位置検出信号Gsは、後
述のマイコンM(図4参照)に入力されている。
【0018】前記水平回動枠Bの上端には、水平回転軸
1が回転可能に支持されている。この水平回転軸1には
、一対の筒部材E,Eが一体的に連結されている。した
がって各筒部材Eは、前記水平回動枠Bが鉛直軸回りに
回動したとき、水平回動枠Bと一体的に回動するように
なっているので、前記水平回動位置検出信号Gsは、各
筒部材Eの水平回動位置を表す信号となっている。前記
各筒部材Eには、その後端に接眼部E1、前端に情景対
向部E2が形成されている。そして、前記接眼部E1に
は接眼レンズ2が配置され、前記情景対向部E2には対
物レンズ3が配置されている。そして、前記接眼レンズ
2および対物レンズ3から望遠レンズ系4が構成されて
いる。また、前記各筒部材Eの内部にはそれぞれコンバ
イナCが配置されている。このコンバイナCはハーフミ
ラーにより構成されており、前記情景対向部E2から入
射する外界の情景光Jの一部を前記接眼部E1に透過さ
せるように配設されている。また、前記コンバイナCは
、後述の情報投光装置Kから入射する情報表示光(後述
)Lの一部を前記接眼部E1に反射させるように配設さ
れている。
1が回転可能に支持されている。この水平回転軸1には
、一対の筒部材E,Eが一体的に連結されている。した
がって各筒部材Eは、前記水平回動枠Bが鉛直軸回りに
回動したとき、水平回動枠Bと一体的に回動するように
なっているので、前記水平回動位置検出信号Gsは、各
筒部材Eの水平回動位置を表す信号となっている。前記
各筒部材Eには、その後端に接眼部E1、前端に情景対
向部E2が形成されている。そして、前記接眼部E1に
は接眼レンズ2が配置され、前記情景対向部E2には対
物レンズ3が配置されている。そして、前記接眼レンズ
2および対物レンズ3から望遠レンズ系4が構成されて
いる。また、前記各筒部材Eの内部にはそれぞれコンバ
イナCが配置されている。このコンバイナCはハーフミ
ラーにより構成されており、前記情景対向部E2から入
射する外界の情景光Jの一部を前記接眼部E1に透過さ
せるように配設されている。また、前記コンバイナCは
、後述の情報投光装置Kから入射する情報表示光(後述
)Lの一部を前記接眼部E1に反射させるように配設さ
れている。
【0019】前記各筒部材Eには、その筒部材Eの軸方
向と交差する方向からの前記筒部材Eへの入射光路を形
成する投光装置収納ハウジングFが接続されている。そ
して、前記各筒部材Eおよび投光装置収納ハウジングF
は、前記水平回転軸1と一体的に回動するように構成さ
れている。そして、それらの回動位置すなわち前記筒部
材Eの上下方向回動位置を検出する上下方向位置センサ
Hが、前記水平回動枠Bに設けられている。前記上下方
向位置センサHは、上下方向回動位置検出信号Hsを後
述のマイコンMに出力している。
向と交差する方向からの前記筒部材Eへの入射光路を形
成する投光装置収納ハウジングFが接続されている。そ
して、前記各筒部材Eおよび投光装置収納ハウジングF
は、前記水平回転軸1と一体的に回動するように構成さ
れている。そして、それらの回動位置すなわち前記筒部
材Eの上下方向回動位置を検出する上下方向位置センサ
Hが、前記水平回動枠Bに設けられている。前記上下方
向位置センサHは、上下方向回動位置検出信号Hsを後
述のマイコンMに出力している。
【0020】前記投光装置収納ハウジングF内には、光
学的情報表示手段としてのCRTディスプレイDおよび
このCRTディスプレイDから出射した情報表示光Lを
前記各筒部材E内部の前記コンバイナCに投光する光学
部材Aを有する情報投光装置Kが収納されている。前記
光学部材Aは、前記接眼レンズ2を覗いたときに見える
前記CRTディスプレイDの表示情報の虚像の拡大率を
調整している。前記情報投光装置Kを収納した投光装置
収納ハウジングFおよび前記筒部材E,E等は、前記水
平回転軸1回りに自由に回動するので、それらの重心の
位置によって上下方向に傾いた姿勢で保持されることに
なる。そこで、本実施例の場合前記重心の位置は、それ
らに重力のみが作用している状態では、前記筒部材Eが
水平に保たれるように設定されている。
学的情報表示手段としてのCRTディスプレイDおよび
このCRTディスプレイDから出射した情報表示光Lを
前記各筒部材E内部の前記コンバイナCに投光する光学
部材Aを有する情報投光装置Kが収納されている。前記
光学部材Aは、前記接眼レンズ2を覗いたときに見える
前記CRTディスプレイDの表示情報の虚像の拡大率を
調整している。前記情報投光装置Kを収納した投光装置
収納ハウジングFおよび前記筒部材E,E等は、前記水
平回転軸1回りに自由に回動するので、それらの重心の
位置によって上下方向に傾いた姿勢で保持されることに
なる。そこで、本実施例の場合前記重心の位置は、それ
らに重力のみが作用している状態では、前記筒部材Eが
水平に保たれるように設定されている。
【0021】前記筒部材Eの前端の情景対向部E2には
情景輝度検出手段Vが取り付けられ、前記情景対向部E
2に入射する外界の情景光Jの輝度を検出し、前方情景
輝度に対応した情景輝度信号Vsを後述のマイコンMに
出力するように構成されている。
情景輝度検出手段Vが取り付けられ、前記情景対向部E
2に入射する外界の情景光Jの輝度を検出し、前方情景
輝度に対応した情景輝度信号Vsを後述のマイコンMに
出力するように構成されている。
【0022】また、前記筒部材Eの接眼部E1から内部
を覗く者すなわち展望用ディスプレイ装置Uの使用者の
近傍の手が容易に届く位置には、図4に示すように、情
景部分発見信号入力手段としての目標捕捉ボタンQが配
設されている。この目標捕捉ボタンQは、それが作動さ
れたとき目標捕捉信号Qsを後述のマイコンMに出力す
るように構成されている。また、その目標捕捉ボタンQ
の近傍の位置には、コイン投入口Rが配設されている。 このコイン投入口Rは、所定のコインたとえば100円
硬貨が投入されたときに、後述のマイコンMを作動させ
るマイコン作動開始信号Rsを出力するように構成され
ている。
を覗く者すなわち展望用ディスプレイ装置Uの使用者の
近傍の手が容易に届く位置には、図4に示すように、情
景部分発見信号入力手段としての目標捕捉ボタンQが配
設されている。この目標捕捉ボタンQは、それが作動さ
れたとき目標捕捉信号Qsを後述のマイコンMに出力す
るように構成されている。また、その目標捕捉ボタンQ
の近傍の位置には、コイン投入口Rが配設されている。 このコイン投入口Rは、所定のコインたとえば100円
硬貨が投入されたときに、後述のマイコンMを作動させ
るマイコン作動開始信号Rsを出力するように構成され
ている。
【0023】前記水平回動位置検出信号Gs、上下方向
位置検出信号Hs、目標捕捉信号Qs、およびマイコン
作動開始信号Rs等が入力されるマイコンMは、CPU
(中央処理装置)、I/O(入出力インターフエース)
、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダム
アクセスメモリ)等から構成されている。そして、この
マイコンMのROMには、周囲の情景の中で見る値打ち
の高い情景部分に対応する情報(例えば、前記情景部分
が富士山である場合には、例えば図8に示される「富士
山」という文字、または、富士山の山頂の図等)を表示
するデータ、およびその位置データ(すなわち、富士山
が見える位置の前記水平回動位置検出信号Gsおよび上
下方向回動位置検出信号Hsの値)、〇の中に十の字を
描いたターゲット(図8参照)を表示するためのデータ
、前方情景の輝度により昼夜を判定する際の基準値のデ
ータ等が記憶されている。また、このマイコンMのRO
Mには、入力された前記各信号Gs,Hs,Qs,Rs
,Vs等に応じて所定の表示信号を表示回路Pに出力す
るプログラムが記憶されている。
位置検出信号Hs、目標捕捉信号Qs、およびマイコン
作動開始信号Rs等が入力されるマイコンMは、CPU
(中央処理装置)、I/O(入出力インターフエース)
、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダム
アクセスメモリ)等から構成されている。そして、この
マイコンMのROMには、周囲の情景の中で見る値打ち
の高い情景部分に対応する情報(例えば、前記情景部分
が富士山である場合には、例えば図8に示される「富士
山」という文字、または、富士山の山頂の図等)を表示
するデータ、およびその位置データ(すなわち、富士山
が見える位置の前記水平回動位置検出信号Gsおよび上
下方向回動位置検出信号Hsの値)、〇の中に十の字を
描いたターゲット(図8参照)を表示するためのデータ
、前方情景の輝度により昼夜を判定する際の基準値のデ
ータ等が記憶されている。また、このマイコンMのRO
Mには、入力された前記各信号Gs,Hs,Qs,Rs
,Vs等に応じて所定の表示信号を表示回路Pに出力す
るプログラムが記憶されている。
【0024】次に、前述の構成を備えた本実施例の作用
を図4のフローチャートを参照しながら説明する。前記
展望用ディスプレイ装置Uは、前記コイン投入口Rに1
00円硬貨が投入されたときに作動を開始する。そして
、その作動が開始されると図4に示すフローチャートに
示す処理が順次実行される。その処理は、前記マイコン
MのROMに記憶されたプログラムに従って行われる。
を図4のフローチャートを参照しながら説明する。前記
展望用ディスプレイ装置Uは、前記コイン投入口Rに1
00円硬貨が投入されたときに作動を開始する。そして
、その作動が開始されると図4に示すフローチャートに
示す処理が順次実行される。その処理は、前記マイコン
MのROMに記憶されたプログラムに従って行われる。
【0025】図5において、フローチャートに示す処理
が開始されると、ステップS1において、初期化処理が
行われる。この初期化処理の詳細は図6に示されている
。図6のステップS111において、情景輝度信号Vs
が読み込まれる。次にステップS112において、前記
情景輝度信号Vsと予めROMに記憶された情景輝度基
準値Vcが比較される。前記情景輝度信号Vsが前記情
景輝度基準値Vcよりも大きいときは、ステップS11
3に進む。 このときは、前方の情景が明るくて情景全体が良く見え
るので、x=1とする。また、前記情景輝度信号Vsが
前記情景輝度基準値Vcよりも小さいときは、ステップ
S114に進む。このときは、前方の情景が暗くて情景
部分を捜し出すのが困難になっているので、x=5とす
る。ステップS113あるいはステップS114におい
て設定されるxの値が、前記得点倍率補正手段M3によ
り算出される前記得点倍率補正信号M3sに相当する。 次にステップS115において、y=0とする。 次にステップS116において、n=1として、初期化
処理が終了する。
が開始されると、ステップS1において、初期化処理が
行われる。この初期化処理の詳細は図6に示されている
。図6のステップS111において、情景輝度信号Vs
が読み込まれる。次にステップS112において、前記
情景輝度信号Vsと予めROMに記憶された情景輝度基
準値Vcが比較される。前記情景輝度信号Vsが前記情
景輝度基準値Vcよりも大きいときは、ステップS11
3に進む。 このときは、前方の情景が明るくて情景全体が良く見え
るので、x=1とする。また、前記情景輝度信号Vsが
前記情景輝度基準値Vcよりも小さいときは、ステップ
S114に進む。このときは、前方の情景が暗くて情景
部分を捜し出すのが困難になっているので、x=5とす
る。ステップS113あるいはステップS114におい
て設定されるxの値が、前記得点倍率補正手段M3によ
り算出される前記得点倍率補正信号M3sに相当する。 次にステップS115において、y=0とする。 次にステップS116において、n=1として、初期化
処理が終了する。
【0026】次に図5のフローチャートに戻り、そのス
テップS2において、マイコンMはn番目の情景部分(
例えば「富士山」、または「芦ノ湖」等)に対応する情
景対応情報表示信号、すなわち、n番目の目標表示信号
(例えば、「富士山」という文字」を表示回路Pに出力
する。このとき、表示回路Pは、前記CRTディスプレ
イDに「富士山」を表示するとともに、CRTディスプ
レイD中央にターゲットを表示する。ターゲットは、例
えば図8に示すように、〇の中に十という文字が入った
マークである。展望用ディスプレイ装置Uの使用者は、
前記表示に応じて富士山が視野に入るように前記筒部材
Eの方向を変える。
テップS2において、マイコンMはn番目の情景部分(
例えば「富士山」、または「芦ノ湖」等)に対応する情
景対応情報表示信号、すなわち、n番目の目標表示信号
(例えば、「富士山」という文字」を表示回路Pに出力
する。このとき、表示回路Pは、前記CRTディスプレ
イDに「富士山」を表示するとともに、CRTディスプ
レイD中央にターゲットを表示する。ターゲットは、例
えば図8に示すように、〇の中に十という文字が入った
マークである。展望用ディスプレイ装置Uの使用者は、
前記表示に応じて富士山が視野に入るように前記筒部材
Eの方向を変える。
【0027】次にステップS3において、前記作動開始
の時点から5分後の時点迄の残り時間を表示する信号(
すなわち、経過時間情報表示信号)を前記表示回路Pに
出力する。このとき、光学的情報表示手段Dには、前記
n番目の目標(すなわち、第n番目の情景部分)、ター
ゲット、および残り時間等が表示される。
の時点から5分後の時点迄の残り時間を表示する信号(
すなわち、経過時間情報表示信号)を前記表示回路Pに
出力する。このとき、光学的情報表示手段Dには、前記
n番目の目標(すなわち、第n番目の情景部分)、ター
ゲット、および残り時間等が表示される。
【0028】次にステップS4において、残り時間≦0
かどうかを判断する。イエスの場合はステップS5に移
る。ステップS5においてゲームオーバを表示するとと
もに得点として前記yの値を表示する。そして、処理を
終了する。前記ステップS4において、ノーの場合はス
テップS6に移る。ステップS6において、目標捕捉ボ
タンQが押されたかどうか判断する。ノーの場合は前記
ステップS3に戻る。イエスの場合は次のステップS7
に移る。
かどうかを判断する。イエスの場合はステップS5に移
る。ステップS5においてゲームオーバを表示するとと
もに得点として前記yの値を表示する。そして、処理を
終了する。前記ステップS4において、ノーの場合はス
テップS6に移る。ステップS6において、目標捕捉ボ
タンQが押されたかどうか判断する。ノーの場合は前記
ステップS3に戻る。イエスの場合は次のステップS7
に移る。
【0029】ステップS7において、前記水平回動位置
検出信号Gsおよび上下方向回動位置検出信号Hsが、
現在表示中の情景部分の記憶位置信号(ROMに記憶さ
れた位置信号)に等しいかどうか判断する。ノーの場合
はステップS8に移る。ステップS8において、y=y
−x’と置く。ここで、x’は目標を外れたことの減点
値であり、その値としては前記xをそのまま用いてもよ
いし、例えば、xに所定の係数を掛けて用いてもよい。 そして、前記ステップS3に戻る。ステップS7が、イ
エスの場合は次のステップS9に移る。 ステップS9において、n=n+1と置く。 次にステップS10において、y=y+xと置く。
検出信号Gsおよび上下方向回動位置検出信号Hsが、
現在表示中の情景部分の記憶位置信号(ROMに記憶さ
れた位置信号)に等しいかどうか判断する。ノーの場合
はステップS8に移る。ステップS8において、y=y
−x’と置く。ここで、x’は目標を外れたことの減点
値であり、その値としては前記xをそのまま用いてもよ
いし、例えば、xに所定の係数を掛けて用いてもよい。 そして、前記ステップS3に戻る。ステップS7が、イ
エスの場合は次のステップS9に移る。 ステップS9において、n=n+1と置く。 次にステップS10において、y=y+xと置く。
【0030】次にステップS11において、目標がター
ゲット内に捕捉できたことを表示するとともに、得点と
してyの値を表示する。
ゲット内に捕捉できたことを表示するとともに、得点と
してyの値を表示する。
【0031】次にステップS12において、n≧nma
x かどうか判断する。ノーの場合は前記ステップS
2に戻る。イエスの場合は次のステップS13に移る。 ステップS13において、全ての目標を捕捉できたこと
、およびそのときの得点を表示して、処理を終了する。
x かどうか判断する。ノーの場合は前記ステップS
2に戻る。イエスの場合は次のステップS13に移る。 ステップS13において、全ての目標を捕捉できたこと
、およびそのときの得点を表示して、処理を終了する。
【0032】この第1発明の第1実施例においては、前
方情景の輝度に応じて得点倍率補正信号M3sを変える
ので、夜間のみならず、天候などにより昼間でも情景が
見にくいときにも得点倍率を変えることができる。
方情景の輝度に応じて得点倍率補正信号M3sを変える
ので、夜間のみならず、天候などにより昼間でも情景が
見にくいときにも得点倍率を変えることができる。
【0033】本出願の前記第2発明の実施例は図示して
いないが、例えば次のようにして実現することができる
。すなわち、前記図3に示すマイコンMのROMに輝度
信号が明るい時に表示する情景対応情報のデータ(例え
ば周囲の昼間の情景に対応する表示データ)と、暗い時
に表示する情景対応情報のデータ(例えば夜景に対応す
る表示データ)とを記憶させておく。そして、前記図6
に示すステップS113において周囲の昼間の情景に対
応する表示データを選択し、図6に示すステップS11
4において夜景に対応する表示データを選択することに
より、輝度信号に応じて表示情報を変更する前記第2発
明を容易に実現することができる。
いないが、例えば次のようにして実現することができる
。すなわち、前記図3に示すマイコンMのROMに輝度
信号が明るい時に表示する情景対応情報のデータ(例え
ば周囲の昼間の情景に対応する表示データ)と、暗い時
に表示する情景対応情報のデータ(例えば夜景に対応す
る表示データ)とを記憶させておく。そして、前記図6
に示すステップS113において周囲の昼間の情景に対
応する表示データを選択し、図6に示すステップS11
4において夜景に対応する表示データを選択することに
より、輝度信号に応じて表示情報を変更する前記第2発
明を容易に実現することができる。
【0034】図7は、本出願の第2発明の第2実施例を
示すフローチャートの一部である。この実施例は前記第
1実施例とは、構成上、前記情景輝度検出手段の代わり
に、前記マイコンM内にカレンダー機能、時計機能およ
び日の出、日没時刻のROMテーブルを持つ点で異なる
のみであり、図5のフローチャートにおけるステップS
1(初期化処理)が、第1実施例は図6に示すものであ
るのに代えて、この図7に示すものを用いる。
示すフローチャートの一部である。この実施例は前記第
1実施例とは、構成上、前記情景輝度検出手段の代わり
に、前記マイコンM内にカレンダー機能、時計機能およ
び日の出、日没時刻のROMテーブルを持つ点で異なる
のみであり、図5のフローチャートにおけるステップS
1(初期化処理)が、第1実施例は図6に示すものであ
るのに代えて、この図7に示すものを用いる。
【0035】図7において、第2実施例の作用を説明す
ると、前記第1実施例と同様に初期化処理が開始される
と、その初期化処理のステップS121において、マイ
コン内のカレンダー機能から日付が読み込まれる。次に
ステップS122において、前記日付に基づいて予めR
OMに記憶されたテーブルから、その日付の日の出時刻
Trおよび日没時刻Tsを読み込む。次に、ステップS
123に進んで、マイコン内の時計機能から現在の時刻
Tnを読み込む。
ると、前記第1実施例と同様に初期化処理が開始される
と、その初期化処理のステップS121において、マイ
コン内のカレンダー機能から日付が読み込まれる。次に
ステップS122において、前記日付に基づいて予めR
OMに記憶されたテーブルから、その日付の日の出時刻
Trおよび日没時刻Tsを読み込む。次に、ステップS
123に進んで、マイコン内の時計機能から現在の時刻
Tnを読み込む。
【0036】次に、ステップS124において、前記現
在の時刻Tnが前記日の出時刻Tr以後で、かつ、前記
日没時刻Ts以前か比較される。イエスの場合はステッ
プS125に進み、x=1とする。ノーの場合はステッ
プS126に進む。ステップS126において、前記現
在の時刻Tnが前記日の出時刻Tr前の15分以内か、
あるいは、前記日没時刻Ts後の15分以内かが比較さ
れる。イエスの場合はステップS127に進み、x=3
とする。ノーの場合はステップS128に進んで、x=
5とする。
在の時刻Tnが前記日の出時刻Tr以後で、かつ、前記
日没時刻Ts以前か比較される。イエスの場合はステッ
プS125に進み、x=1とする。ノーの場合はステッ
プS126に進む。ステップS126において、前記現
在の時刻Tnが前記日の出時刻Tr前の15分以内か、
あるいは、前記日没時刻Ts後の15分以内かが比較さ
れる。イエスの場合はステップS127に進み、x=3
とする。ノーの場合はステップS128に進んで、x=
5とする。
【0037】前記ステップS125、ステップS126
、あるいは、ステップS127においてxの値が決めら
れると、次に、ステップS129に進んで、y=0とす
る。xの値が、前記得点倍率補正信号M3sに相当し、
yが得点を表すのは、前記第1実施例と同様である。次
にステップS130において、n=1として、初期化処
理が終了する。
、あるいは、ステップS127においてxの値が決めら
れると、次に、ステップS129に進んで、y=0とす
る。xの値が、前記得点倍率補正信号M3sに相当し、
yが得点を表すのは、前記第1実施例と同様である。次
にステップS130において、n=1として、初期化処
理が終了する。
【0038】この実施例においては、情景輝度検出手段
を用いることなく、マイコンMのみで昼夜の判定が可能
となる。
を用いることなく、マイコンMのみで昼夜の判定が可能
となる。
【0039】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で種々の設計
変更を行うことが可能である。たとえば、前記実施例で
は、図1に示す本発明の構成要素の機能をマイコンによ
り実現しているが、ワイヤードロジックを用いることも
可能である。また、前記接眼レンズ2および対物レンズ
3は省略して単なるガラスとして拡大機能を省略するこ
とも可能であり、また、筒部材を2本備えた双眼鏡形式
とする代わりに、筒部材が1本の望遠鏡形式とすること
も可能である。さらに、前記コンバイナCとしては、ハ
ーフミラーの代わりにホログラム素子、または回折格子
等を用いることが可能である。さらにまた、前記光学的
情報表示手段Dとしては、CRTディスプレイの代わり
に他の種々のディスプレイ、例えば透過型液晶ディスプ
レイ、プラズマディスプレイ、エレクトロケミカルディ
スプレイ、蛍光表示管、等を使用することも可能である
。また、前記情景部分位置記憶信号記憶手段M2に水平
回動位置記憶信号や上下方向回動位置記憶信号だけでな
く、対応する情景部分の見えにくさに応じた情景部分毎
の得点も記憶させて、前記目標捕捉信号M4aと同時に
前記得点計算手段M5に出力し、得点の重み付けを行っ
てもよい。さらに、情景部分毎の得点は、昼夜の区別を
付けて記憶させることもでき、こうすると、例えば、夜
景の方が目立つ目標物の得点を、夜間は低くすることも
できる。また、ゲーム内容自体も、昼夜で区別すること
もできる。これらのことは、得点倍率補正信号M3Sを
情景部分位置記憶信号記憶手段M2に入力し、記憶テー
ブル自体を昼夜の区別に応じて切り替ることにより、簡
単に実現できる。前記情景輝度検出手段Vは情景対向部
E2に取付けるものとしたが、展望用ディスプレイ装置
Uからはなれた展望室の窓などに取り付けることも可能
である。
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で種々の設計
変更を行うことが可能である。たとえば、前記実施例で
は、図1に示す本発明の構成要素の機能をマイコンによ
り実現しているが、ワイヤードロジックを用いることも
可能である。また、前記接眼レンズ2および対物レンズ
3は省略して単なるガラスとして拡大機能を省略するこ
とも可能であり、また、筒部材を2本備えた双眼鏡形式
とする代わりに、筒部材が1本の望遠鏡形式とすること
も可能である。さらに、前記コンバイナCとしては、ハ
ーフミラーの代わりにホログラム素子、または回折格子
等を用いることが可能である。さらにまた、前記光学的
情報表示手段Dとしては、CRTディスプレイの代わり
に他の種々のディスプレイ、例えば透過型液晶ディスプ
レイ、プラズマディスプレイ、エレクトロケミカルディ
スプレイ、蛍光表示管、等を使用することも可能である
。また、前記情景部分位置記憶信号記憶手段M2に水平
回動位置記憶信号や上下方向回動位置記憶信号だけでな
く、対応する情景部分の見えにくさに応じた情景部分毎
の得点も記憶させて、前記目標捕捉信号M4aと同時に
前記得点計算手段M5に出力し、得点の重み付けを行っ
てもよい。さらに、情景部分毎の得点は、昼夜の区別を
付けて記憶させることもでき、こうすると、例えば、夜
景の方が目立つ目標物の得点を、夜間は低くすることも
できる。また、ゲーム内容自体も、昼夜で区別すること
もできる。これらのことは、得点倍率補正信号M3Sを
情景部分位置記憶信号記憶手段M2に入力し、記憶テー
ブル自体を昼夜の区別に応じて切り替ることにより、簡
単に実現できる。前記情景輝度検出手段Vは情景対向部
E2に取付けるものとしたが、展望用ディスプレイ装置
Uからはなれた展望室の窓などに取り付けることも可能
である。
【0040】
【発明の効果】前述の本発明の展望用ディスプレイ装置
は、その使用者の視野の中に表示された情報に対応した
情景部分を捜して、捜し出したときに前記情景部分発見
信号入力手段を作動させると、情景の見え方に応じた得
点が加算されると共に、次の目標が表示される。このよ
うにして、前記使用者はゲーム感覚で展望用ディスプレ
イ装置を楽しみながら使用することができる。しかも、
周囲の明るさの変化によって情景の見え方が変化しても
、何時も楽しく使用することができる。
は、その使用者の視野の中に表示された情報に対応した
情景部分を捜して、捜し出したときに前記情景部分発見
信号入力手段を作動させると、情景の見え方に応じた得
点が加算されると共に、次の目標が表示される。このよ
うにして、前記使用者はゲーム感覚で展望用ディスプレ
イ装置を楽しみながら使用することができる。しかも、
周囲の明るさの変化によって情景の見え方が変化しても
、何時も楽しく使用することができる。
【図1】本出願の第1発明の展望用ディスプレイ装置の
クレーム対応図である。
クレーム対応図である。
【図2】本出願の第2発明の展望用ディスプレイ装置の
クレーム対応図である。
クレーム対応図である。
【図3】本出願の第1発明の展望用ディスプレイ装置の
第1実施例の全体概略斜視図である。
第1実施例の全体概略斜視図である。
【図4】同実施例の詳細説明図である。
【図5】同実施例のフローチャートである。
【図6】同実施例の初期化処理のフローチャートである
。
。
【図7】本出願の第2発明の展望用ディスプレイ装置の
第2実施例他の初期化処理のフローチャートである。
第2実施例他の初期化処理のフローチャートである。
【図8】本出願の第1発明の展望用ディスプレイ装置の
第1実施例の使用者の視野の一例を示す図である。
第1実施例の使用者の視野の一例を示す図である。
A 光学部材
B 水平回動枠
C コンバイナ
D 光学的情報表示手段
E 筒部材
E1 接眼部
E2 情景対向部
F 投光装置収納ハウジング
G 水平回動位置センサ
Gs 水平回動位置検出信号
H 上下方向位置センサ
Hs 上下方向回動位置検出信号
J 外界の情景光
K 情報投光装置
L 情報表示光
M1 情景対応情報表示信号出力手段M1s 情
景対応情報表示信号 M2 情景部分位置記憶信号記憶手段M2a 水
平回動位置記憶信号 M2b 上下方向回動位置記憶信号 M3 得点倍率補正手段 M3s 得点倍率補正信号 M4 位置信号比較手段 M4a 目標捕捉信号 M4b 情景対応情報変更信号 M5 得点計算手段 M5s 得点積算信号 M6 表示情報変更手段 M6s 表示情報変更信号 P 表示回路 Q 情景部分発見信号入力手段 Tr 日の出時刻 Ts 日没時刻 Tn 現在の時刻 V 情景輝度検出手段 Vs 情景輝度信号 Vc 情景輝度基準値
景対応情報表示信号 M2 情景部分位置記憶信号記憶手段M2a 水
平回動位置記憶信号 M2b 上下方向回動位置記憶信号 M3 得点倍率補正手段 M3s 得点倍率補正信号 M4 位置信号比較手段 M4a 目標捕捉信号 M4b 情景対応情報変更信号 M5 得点計算手段 M5s 得点積算信号 M6 表示情報変更手段 M6s 表示情報変更信号 P 表示回路 Q 情景部分発見信号入力手段 Tr 日の出時刻 Ts 日没時刻 Tn 現在の時刻 V 情景輝度検出手段 Vs 情景輝度信号 Vc 情景輝度基準値
Claims (2)
- 【請求項1】 鉛直軸回りおよび水平軸回りに回動可
能に支持されるとともに後端に接眼部(E1)を有し前
端に情景対向部(E2)を有する筒部材(E)と、前記
筒部材(E)に接続されるとともにその筒部材(E)へ
の入射光路を形成する投光装置収納ハウジング(F)と
、この投光装置収納ハウジング(F)内に収容されると
ともに光学的情報表示手段(D)およびこの光学的情報
表示手段(D)から出射した情報表示光(L)を前記筒
部材(E)内部に投光する光学部材(A)を有する情報
投光装置(K)と、前記情景対向部(E2)から入射す
る外界の情景光(J)および前記情報投光装置(K)か
らの前記情報表示光(L)を前記接眼部(E1)に向か
わせるように前記筒部材(E)内部に配設されたコンバ
イナ(C)と、前記筒部材(E)の水平回動位置検出信
号(Gs)を出力する水平回動位置センサ(G)と、前
記筒部材(E)の上下方向回動位置検出信号(Hs)を
出力する上下方向位置センサ(H)と、周囲に存在する
数箇所の情景部分に対応した情景対応情報表示信号(M
1s)を、順次出力する情景対応情報表示信号出力手段
(M1)と、前記各情景部分に対応する水平回動位置お
よび上下方向回動位置を記憶するとともに、前記情景対
応情報表示信号(M1s)に応じた情景部分の水平回動
位置記憶信号(M2a)および上下方向回動位置記憶信
号(M2b)を出力する情景部分位置記憶信号記憶手段
(M2)と、外界の情景輝度信号に応じた得点倍率信号
(M3s)を出力する得点倍率補正手段(M3)と、情
景部分発見信号入力手段(Q)と、この情景部分発見信
号入力手段(Q)が作動したときの前記水平回動位置検
出信号(Gs)および前記上下方向回動位置検出信号(
Hs)と、前記水平回動位置記憶信号(M2a)および
上下方向位置記憶信号(M2b)とをそれぞれ比較して
その差が所定値以内にあるときは目標捕捉信号(M4a
)を出力すると共に、前記情景対応情報表示信号出力手
段(M1)に前記情景対応情報表示信号(M1s)を出
力させる情景対応情報変更信号(M4b)を出力する位
置信号比較手段(M4)と前記目標捕捉信号(M4a)
に前記得点倍率信号(M3s)を乗じた値を順次積算し
、得点積算信号(M5s)を出力する得点計算手段(M
5)と、前記情景対応情報表示信号(M1s)および得
点積算信号(M5s)に応じた情報を前記光学的情報表
示手段(D)に表示する表示回路(P)と、を備えた、
展望用ディスプレイ装置。 - 【請求項2】 鉛直軸回りおよび水平軸回りに回動可
能に支持されるとともに後端に接眼部(E1)を有し前
端に情景対向部(E2)を有する筒部材(E)と、前記
筒部材(E)に接続されるとともにその筒部材(E)へ
の入射光路を形成する投光装置収納ハウジング(F)と
、この投光装置収納ハウジング(F)内に収容されると
ともに光学的情報表示手段(D)およびこの光学的情報
表示手段(D)から出射した情報表示光(L)を前記筒
部材(E)内部に投光する光学部材(A)を有する情報
投光装置(K)と、前記情景対向部(E2)から入射す
る外界の情景光(J)および前記情報投光装置(K)か
らの前記情報表示光(L)を前記接眼部(E1)に向か
わせるように前記筒部材(E)内部に配設されたコンバ
イナ(C)と、前記筒部材(E)の水平回動位置検出信
号(Gs)を出力する水平回動位置センサ(G)と、前
記筒部材(E)の上下方向回動位置検出信号(Hs)を
出力する上下方向位置センサ(H)と、周囲に存在する
数箇所の情景部分に対応した情景対応情報表示信号(M
1s)を、順次出力する情景対応情報表示信号出力手段
(M1)と、前記各情景部分に対応する水平回動位置お
よび上下方向回動位置を記憶するとともに、前記情景対
応情報表示信号(M1s)に応じた情景部分の水平回動
位置記憶信号(M2a)および上下方向回動位置記憶信
号(M2b)を出力する情景部分位置記憶信号記憶手段
(M2)と、外界の情景輝度信号に応じた表示情報変更
信号(M6s)を情景対応情報表示信号出力手段(M1
)に出力する表示情報変更正手段(M6)と、情景部分
発見信号入力手段(Q)と、この情景部分発見信号入力
手段(Q)が作動したときの前記水平回動位置検出信号
(Gs)および前記上下方向回動位置検出信号(Hs)
と、前記水平回動位置記憶信号(M2a)および上下方
向位置記憶信号(M2b)とをそれぞれ比較してその差
が所定値以内にあるときは目標捕捉信号(M4a)を出
力すると共に、前記情景対応情報表示信号出力手段(M
1)に前記情景対応情報表示信号(M1s)を出力させ
る情景対応情報変更信号(M4b)を出力する位置信号
比較手段(M4)と前記目標捕捉信号(M4a)に所定
の得点倍率を乗じた値を順次積算し、得点積算信号(M
5s)を出力する得点計算手段(M5)と、前記情景対
応情報表示信号(M1s)および得点積算信号(M5s
)に応じた情報を前記光学的情報表示手段(D)に表示
する表示回路(P)と、を備えた、展望用ディスプレイ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3155091A JP2855864B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 展望用ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3155091A JP2855864B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 展望用ディスプレイ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04246608A true JPH04246608A (ja) | 1992-09-02 |
JP2855864B2 JP2855864B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=12334300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3155091A Expired - Lifetime JP2855864B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 展望用ディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2855864B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024128566A1 (ko) * | 2022-12-15 | 2024-06-20 | 주식회사 오썸피아 | Ptz 기능을 갖는 전망대 망원경 |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP3155091A patent/JP2855864B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024128566A1 (ko) * | 2022-12-15 | 2024-06-20 | 주식회사 오썸피아 | Ptz 기능을 갖는 전망대 망원경 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2855864B2 (ja) | 1999-02-10 |
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