JP2855855B2 - 展望用ディスプレイ装置 - Google Patents

展望用ディスプレイ装置

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JP2855855B2 JP41505690A JP41505690A JP2855855B2 JP 2855855 B2 JP2855855 B2 JP 2855855B2 JP 41505690 A JP41505690 A JP 41505690A JP 41505690 A JP41505690 A JP 41505690A JP 2855855 B2 JP2855855 B2 JP 2855855B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、注視している外界の情
景に、その情景に関連した画像、文字等の情報を重ねて
表示することが可能な展望用ディスプレイ装置に関す
る。このような展望用ディスプレイ装置は、周囲の外界
の情景に対応した情報を表示し、この表示された情報に
対応する周囲の情景部分に前記筒部材をいかに速く向け
ることができるかというようなゲーム感覚で使用するこ
とができる。
【0002】
【従来の技術】従来、展望台等においては望遠鏡が設置
され、これを利用して眺望が楽しまれていた。このよう
な展望台から眺められる現在の町の様子にその町の異な
る季節の様子を重ねて表示したり、野外の景色の良い展
望台 から眺められる現在の周囲の情景にその場所の四
季折々の情景を表示したりすることができれば、現在眺
めている場所について、より深くまた楽しく知識を身に
付けることができる。そこで、従来公知の乗物用のヘッ
ドアップディスプレイを前記展望台の望遠鏡に組み込ん
で、外界の情景にその情景の説明情報等を重ねて表示す
るようにした展望用ディスプレイ装置を先に発明した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先に発
明した展望用ディスプレイ装置は、注視する情景に関す
る説明等の情報をその情景に重ねて表示するだけであっ
た。このような展望用ディスプレイ装置では、それを一
度使用して周囲の情景とその情報を覚えてしまえば何度
も繰返して使用する気にはなれないものであった。ま
た、雨の日や夜間等の情景が見え難い場合には、情景を
見る楽しみが半減して、前記展望用ディスプレイ装置は
あまり使用されない可能性ががあった。したがって、前
記展望用ディスプレイ装置は使用頻度を多くすることが
できず、有効に利用されない場合が生じるおそれがあっ
た。
【0004】本発明は、前述の事情に鑑み、楽しみなが
ら何度も繰り返して使用される展望用ディスプレイ装置
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の展望用ディスプレイ装置は、図1(クレー
ム対応図)に示す構成を備えている。図1において、展
望用ディスプレイ装置(U)は、鉛直軸回りおよび水平
軸回りに回動可能に支持されるとともに後端に接眼部
(E1)を有し前端に情景対向部(E2)を有する筒部材
(E)と、前記筒部材(E)に接続されるとともにその
筒部材(E)への入射光路を形成する投光装置収納ハウ
ジング(F)と、この投光装置収納ハウジング(F)内
に収容されるとともに光学的情報表示手段(D)および
この光学的情報表示手段(D)から出射した情報表示光
(L)を前記筒部材(E)内部に投光する光学部材
(A)を有する情報投光装置(K)と、前記情景対向部
(E2)から入射する外界の情景光(J)および前記情
報投光装置(K)からの前記情報表示光(L)を前記接
眼部(E1)に向かわせるように前記筒部材(E)内部
に配設されたコンバイナ(C)と、前記筒部材(E)の
水平回動位置検出信号(Gs)を出力する水平回動位置
センサ(G)と、前記筒部材(E)の上下方向回動位置
検出信号(Hs)を出力する上下方向位置センサ(H)
と、周囲に存在する数箇所の情景部分に対応した情景対
応情報表示信号(M1s)を順次出力する情景対応情報表
示信号出力手段(M1)と、前記各情景部分に対応する
水平回動位置記憶信号(M2a)および上下方向回動位置
記憶信号(M2b)を記憶するとともに前記情景対応情報
表示信号(M1s)に応じた位置記憶信号(M2a,M2b)
を出力する情景部分位置記憶信号記憶手段(M2)と、
所定の時刻からの経過時間に関する情報を表示する経過
時間情報表示信号(M3s)を出力する経過時間情報表示
信号出力手段(M3)と、前記情景対応情報表示信号
(M1s)および経過時間情報表示信号(M3s)に応じた
情報を前記光学的情報表示手段(D)に表示する表示回
路(P)と、情景部分発見信号入力手段(Q)と、この
情景部分発見信号入力手段(Q)が作動したときの前記
水平回動位置検出信号(Gs)および前記上下方向回動
位置検出信号(Hs)と前記情景部分発見信号入力手段
(Q)が作動したときに前記光学的情報表示手段(D)
に表示されている情景部分の前記水平回動位置記憶信号
(M2a)および上下方向位置記憶信号(M2b)とを比較
して位置検出信号(Gs,Hs)と位置記憶信号(M2a,
M2b)との差が所定値以内にあるときは前記情景対応情
報表示信号出力手段(M1)に次の情景部分に対応した
情景対応情報表示信号(M1s)を出力させる情景対応情
報変更信号(M4s)を出力する位置信号比較手段(M
4)とを備えたことを特徴とする。なお、前記展望用デ
ィスプレイ装置(U)の周囲に存在する数箇所の情景部
分に対応した情景対応情報表示信号(M1s)を順次出力
する情景対応情報表示信号出力手段(M1)は、前記情
景対応情報変更信号(M4s)に応じてのみ次の情景部分
に対応した情景対応情報表示信号(M1s)を出力するよ
うに構成することもできるし、また、所定時間経過すれ
ば前記情景対応情報変向信号(M4s)が無くても自動的
に次の情景部分に対応した情景対応情報表示信号(M1
s)を出力するように構成することもできる。また、前
記情景部分発見信号入力手段(Q)としては、押しボタ
ンスイッチや、スイッチ作動用レバー等を使用すること
ができる。
【0006】
【作用】前述の構成を備えた本発明の展望用ディスプレ
イ装置(U)は、前記筒部材(E)の接眼部(E1)か
ら筒部材(E)内部を覗くと、筒部材(E)内部のコン
バイナ(C)を通して、周囲の情景部分を所定の視野の
範囲で視認することができる。前記筒部材(E)は、鉛
直軸回りおよび水平軸回りに回動可能に支持されている
ので、水平方向および上下方向の任意の位置に向けるこ
とができる。したがって、前記筒部材(E)の接眼部
(E1)から筒部材(E)内部を覗いた場合、一度に視
認できる周囲の情景部分は限られているが、筒部材
(E)の向きを変えることにより、周囲の全情景を視認
することができる。そして、前記筒部材(E)には、光
学的情報表示手段(D)から出射した情報表示光(L)
が筒部材(E)の軸方向と交差する方向から入射してお
り、この情報表示光(L)は前記コンバイナ(C)によ
り接眼部(E1)に向けて変向される。したがって、筒
部材(E)の接眼部(E1)から覗いた場合、周囲の情
景部分からの外界情景光(J)と前記情報表示光(L)
とが同時に視認される。
【0007】このような、展望用ディスプレイ装置
(U)はコインの投入、または、スタートボタンを押す
こと等により、作動が開始される。展望用ディスプレイ
装置(U)の作動が開始されると、前記経過時間情報表
示信号(M3s)および情景対応情報表示信号(M1s)が
表示回路(P)に入力される。このとき、前記表示回路
(P)は、前記光学的情報表示手段(D)に経過時間情
報と情景対応情報を表示する。前記経過時間情報を表示
するには、前記作動開始からの時間を数字またはバーグ
ラフで表示したり、または、作動開始から一定時間(例
えば、5分間)経つ迄の残り時間を数字、またはバーグ
ラフで表示したりすることができる。また、情景対応情
報を表示するには、周囲の情景に例えば富士山や芦ノ湖
等がある場合には、最初に「富士山」、次に「芦ノ
湖」、等の文字を一定時間づつ表示したり、またはそれ
らの図を一定時間づつ表示したりすることができる。
【0008】このような展望用ディスプレイ装置(U)
の使用者は、前記「富士山」という文字が表示された場
合には、前記筒部材(E)を左右および上下に回動して
その視野の中に富士山を捉える。そして、前記使用者
は、視野の中に富士山を捉えたときに、情景部分発見信
号入力手段(Q)を作動させる。この情景部分発見信号
入力手段(Q)が作動したとき、前記位置信号比較手段
(M4)は、水平回動位置検出信号(Gs)と水平回動位
置記憶信号(M2a)とを比較するとともに、上下方向位
置検出信号(Hs)と上下方向位置記憶信号(M2b)と
を比較する。そして、前記位置信号比較手段(M4)
は、比較した信号の差が所定範囲内であれば、前記情景
対応情報表示信号出力手段(M1)に情景対応情報変向
信号(M4)を出力する。前記情景対応情報表示信号出
力手段(M1)は、情景対応情報変更信号(M4)が入力
されたとき、情景対応情報表示信号(M1s)を例えば
「富士山」から「芦ノ湖」という文字を表示する信号に
変更する。そうすると、この展望用ディスプレイ装置
(U)の使用者は、今度は前記「富士山」の場合と同様
に「芦ノ湖」を視野に捉えて前記情景部分発見信号入力
手段(Q)を作動させる。このようにしている間、前記
光学的情報表示手段(D)には、前記経過時間情報が変
化して行く様子が表示されているので、前記使用者は時
間を争うゲーム感覚で展望用ディスプレイ装置を使用す
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、図2〜4により本発明の展望用ディス
プレイ装置の一実施例を説明する。本実施例では、前記
図1に示す本発明の各構成要素M1,M2,M3,M4が有
する機能をマイコンMによって実現している。図2は本
発明の一実施例の全体斜視図、図3は同実施例の詳細説
明図、図4は同実施例のフローチャートを示す図、図5
は同実施例の使用者の視野の一例を示す図、である。図
2,3において、展望台の床等に固定された支持台Nに
は、略U字型の水平回動枠Bが鉛直軸回りに回動可能に
支持されている。また、前記支持台Nには、前記水平回
動枠Bの水平回動位置を検出する水平回動位置センサG
が支持されている。前記水平回動位置センサGが出力す
る水平回動位置検出信号Gsは、後述のマイコンM(図
3参照)に入力されている。
【0010】前記水平回動枠Bの上端には、水平回転軸
1が回転可能に支持されている。この水平回転軸1に
は、一対の筒部材E,Eが一体的に連結されている。し
たがって各筒部材Eは、前記水平回動枠Bが鉛直軸回り
に回動したとき、水平回動枠Bと一体的に回動するよう
になっているので、前記水平回動位置検出信号Gsは、
各筒部材Eの水平回動位置を表す信号となっている。前
記各筒部材Eには、その後端に接眼部E1、前端に情景
対向部E2が形成されている。そして、前記接眼部E1に
は接眼レンズ2が配置され、前記情景対向部E2には対
物レンズ3が配置されている。そして、前記接眼レンズ
2および対物レンズ3から望遠レンズ系4が構成されて
いる。また、前記各筒部材Eの内部にはそれぞれコンバ
イナCが配置されている。このコンバイナCはハーフミ
ラーにより構成されており、前記情景対向部E2から入
射する外界の情景光Jの一部を前記接眼部E1に透過さ
せるように配設されている。また、前記コンバイナC
は、後述の情報投光装置Kから入射する情報表示光(後
述)Lの一部を前記接眼部E1に反射させるように配設
されている。
【0011】前記各筒部材Eには、その筒部材Eの軸方
向と交差する方向からの前記筒部材Eへの入射光路を形
成する投光装置収納ハウジングFが接続されている。そ
して、前記各筒部材Eおよび投光装置収納ハウジングF
は、前記水平回転軸1と一体的に回動するように構成さ
れている。そして、それらの回動位置すなわち前記筒部
材Eの上下方向回動位置を検出する上下方向位置センサ
Hが、前記水平回動枠Bに設けられている。前記上下方
向位置センサHは、上下方向回動位置検出信号Hsを後
述のマイコンMに出力している。
【0012】前記投光装置収納ハウジングF内には、光
学的情報表示手段としてのCRTディスプレイDおよび
このCRTディスプレイDから出射した情報表示光Lを
前記各筒部材E内部の前記コンバイナCに投光する光学
部材Aを有する情報投光装置Kが収納されている。前記
光学部材Aは、前記接眼レンズ2を覗いたときに見える
前記CRTディスプレイDの表示情報の虚像の拡大率を
調整している。前記情報投光装置Kを収納した投光装置
収納ハウジングFおよび前記筒部材E,E等は、前記水
平回転軸1回りに自由に回動するので、それらの重心の
位置によって上下方向に傾いた姿勢で保持されることに
なる。そこで、本実施例の場合前記重心の位置は、それ
らに重力のみが作用している状態では、前記筒部材Eが
水平に保たれるように設定されている。
【0013】また、前記筒部材Eの接眼部E1から内部
を覗く者すなわち展望用ディスプレイ装置Uの使用者の
近傍の手が容易に届く位置には、図3に示すように、情
景部分発見信号入力手段としての目標補足ボタンQが配
設されている。この目標補足ボタンQは、それが作動さ
れたとき目標補足信号Qsを後述のマイコンMに出力す
るように構成されている。また、その目標補足ボタンQ
の近傍の位置には、コイン投入口Rが配設されている。
このコイン投入口Rは、所定のコインたとえば100円
硬貨が投入されたときに、後述のマイコンMを作動させ
るマイコン作動開始信号Rsを出力するように構成され
ている。
【0014】前記水平回動位置検出信号Gs、上下方向
位置検出信号Hs、目標補足信号Qs、およびマイコン作
動開始信号Rs等が入力されるマイコンMは、CPU
(中央処理装置)、I/O(入出力インターフエー
ス)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ラン
ダムアクセスメモリ)等から構成されている。そして、
このマイコンMのROMには、周囲の情景の中で見る値
打ちの高い情景部分に対応する情報(例えば、前記情景
部分が富士山である場合には、例えば図5に示される
「富士山」という文字、または、富士山の山頂の図等)
を表示するデータ、およびその位置データ(すなわち、
富士山が見える位置の前記水平回動位置検出信号Gsお
よび上下方向回動位置検出信号Hsの値)、および〇の
中に十の字を描いたターゲット(図5参照)を表示する
ためのデータ等が記憶されている。また、このマイコン
MのROMには、入力された前記各信号Gs,Hs,Q
s,Rs等に応じて所定の表示信号を表示回路Pに出力す
るプログラムが記憶されている。
【0015】次に、前述の構成を備えた本実施例の作用
を図4のフローチャートを参照しながら説明する。前記
展望用ディスプレイ装置Uは、前記コイン投入口Rに1
00円硬貨が投入されたときに作動を開始する。そし
て、その作動が開始されると図4に示すフローチャート
に示す処理が順次実行される。その処理は、前記マイコ
ンMのROMに記憶されたプログラムに従って行われ
る。図4において、フローチャートに示す処理が開始さ
れると、ステップS1において、n=0と置く。
【0016】次にステップS2において、マイコンMは
n番目の情景部分(例えば「富士山」、または「芦ノ
湖」等)に対応する情景対応情報表示信号、すなわち、
n番目の目標表示信号(例えば、「富士山」という文
字」を表示回路Pに出力する。このとき、表示回路P
は、前記CRTディスプレイDに「富士山」を表示する
とともに、CRTディスプレイD中央にターゲットを表
示する。ターゲットは、例えば図5に示すように、〇の
中に十という文字が入ったマークである。展望用ディス
プレイ装置Uの使用者は、前記表示に応じて富士山が視
野に入るように前記筒部材Eの方向を変える。
【0017】次にステップS3において、前記作動開始
の時点から5分後の時点迄の残り時間を表示する信号
(すなわち、経過時間情報表示信号)を前記表示回路P
に出力する。このとき、光学的情報表示手段Dには、前
記n番目の目標(すなわち、第n番目の情景部分)、タ
ーゲット、および残り時間等が表示される。
【0018】次にステップS4において、残り時間≦0
かどうかを判断する。イエスの場合はステップS5に移
る。ステップS5においてゲームオーバを表示するとと
もに得点として前記nの値を表示する。そして、処理を
終了する。前記ステップS4において、ノーの場合はス
テップS6に移る。ステップS6において、目標補足ボタ
ンQが押されたかどうか判断する。ノーの場合は前記ス
テップS3に戻る。イエスの場合は次のステップS7に移
る。
【0019】ステップS7において、前記水平回動位置
検出信号Gsおよび上下方向回動位置検出信号Hsが、現
在表示中の情景部分の記憶位置信号(ROMに記憶され
た位置信号)に等しいかどうか判断する。ノーの場合は
前記ステップS3に戻る。イエスの場合は次のステップ
S8に移る。ステップS8においてn=n+1と置く。次
にステップS9において、目標がターゲット内に補足で
きたことを表示するとともに、得点としてnの値を表示
する。
【0020】次にステップS10において、n≧nmax
かどうか判断する。ノーの場合は前記ステップS2に戻
る。イエスの場合は次のステップS11に移る。ステップ
S11において、全ての目標を補足できたこと、および満
点であること等を表示する。そして、処理を終了する。
【0021】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で種々の設計
変更を行うことが可能である。たとえば、前記実施例で
は、図1に示す本発明の構成要素の機能をマイコンによ
り実現しているが、ワイヤードロジックを用いることも
可能である。また、前記接眼レンズ2および対物レンズ
3は省略して単なるガラスとして拡大機能を省略するこ
とも可能であり、また、筒部材を2本備えた双眼鏡形式
とする代わりに、筒部材が1本の望遠鏡形式とすること
も可能である。さらに、前記コンバイナCとしては、ハ
ーフミラーの代わりにホログラム素子、または回折格子
等を用いることが可能である。さらにまた、前記光学的
情報表示手段Dとしては、CRTディスプレイの代わり
に他の種々のディスプレイ、例えば透過型液晶ディスプ
レイ、プラズマディスプレイ、エレクトロケミカルディ
スプレイ、蛍光表示管、等を使用することも可能であ
る。そしてさらに、一定時間以上経っても目標が補足さ
れない場合は得点を減点するようにすることも可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】前述の本発明の展望用ディスプレイ装置
は、その使用者の視野の中に表示された情報に対応した
情景部分を捜して、捜し出したときに前記情景部分発見
信号入力手段を作動させると、次に捜し出す目標となる
情景部分に対応した情報が表示される。このようにして
表示された情報に応じた情景部分を捜している間、前記
光学的情報表示手段には、前記経過時間情報が変化して
行く様子が表示されているので、前記使用者は時間を争
うゲーム感覚で展望用ディスプレイ装置を楽しみながら
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の展望用ディスプレイ装置のクレーム対
応図である。
【図2】本発明の展望用ディスプレイ装置の一実施例の
全体概略斜視図である。
【図3】同実施例の詳細説明図である。
【図4】同実施例のフローチャートである。
【図5】同実施例の使用者の視野の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
A 光学部材 B 水平回動枠 C コンバイナ D 光学的情報表示手段 E 筒部材 E1 接眼部 E2 情景対向部 F 投光装置収納ハウジング G 水平回動位置センサ Gs 水平回動位置検出信号 H 上下方向位置センサ Hs 上下方向回動位置検出信号 K 情報投光装置 L 情報表示光 J 外界の情景光 M1 情景対応情報表示信号出力手段 M1s 情景対応情報表示信号 M2 情景部分位置記憶信号記憶手段 M2a 水平回動位置記憶信号 M2b 上下方向回動位置記憶信号 M3 経過時間情報表示信号出力手段 M3s 経過時間情報表示信号 P 表示回路 Q 情景部分発見信号入力手段 M4 位置信号比較手段 M4s 情景対応情報変更信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直軸回りおよび水平軸回りに回動可能
    に支持されるとともに後端に接眼部(E1)を有し前端
    に情景対向部(E2)を有する筒部材(E)と、前記筒
    部材(E)に接続されるとともにその筒部材(E)への
    入射光路を形成する投光装置収納ハウジング(F)と、
    この投光装置収納ハウジング(F)内に収容されるとと
    もに光学的情報表示手段(D)およびこの光学的情報表
    示手段(D)から出射した情報表示光(L)を前記筒部
    材(E)内部に投光する光学部材(A)を有する情報投
    光装置(K)と、前記情景対向部(E2)から入射する
    外界の情景光(J)および前記情報投光装置(K)から
    の前記情報表示光(L)を前記接眼部(E1)に向かわ
    せるように前記筒部材(E)内部に配設されたコンバイ
    ナ(C)と、前記筒部材(E)の水平回動位置検出信号
    (Gs)を出力する水平回動位置センサ(G)と、前記
    筒部材(E)の上下方向回動位置検出信号(Hs)を出
    力する上下方向位置センサ(H)と、周囲に存在する数
    箇所の情景部分に対応した情景対応情報表示信号(M1
    s)を順次出力する情景対応情報表示信号出力手段(M
    1)と、前記各情景部分に対応する水平回動位置記憶信
    号(M2a)および上下方向回動位置記憶信号(M2b)を
    記憶するとともに前記情景対応情報表示信号(M1s)に
    応じた位置記憶信号(M2a,M2b)を出力する情景部分
    位置記憶信号記憶手段(M2)と、所定の時刻からの経
    過時間に関する情報を表示する経過時間情報表示信号
    (M3s)を出力する経過時間情報表示信号出力手段(M
    3)と、前記情景対応情報表示信号(M1s)および経過
    時間情報表示信号(M3s)に応じた情報を前記光学的情
    報表示手段(D)に表示する表示回路(P)と、情景部
    分発見信号入力手段(Q)と、この情景部分発見信号入
    力手段(Q)が作動したときの前記水平回動位置検出信
    号(Gs)および前記上下方向回動位置検出信号(Hs)
    と前記情景部分発見信号入力手段(Q)が作動したとき
    に前記光学的情報表示手段(D)に表示されている情景
    部分の前記水平回動位置記憶信号(M2a)および上下方
    向位置記憶信号(M2b)とを比較して位置検出信号(G
    s,Hs)と位置記憶信号(M2a,M2b)との差が所定値
    以内にあるときは前記情景対応情報表示信号出力手段
    (M1)に次の情景部分に対応した情景対応情報表示信
    号(M1s)を出力させる情景対応情報変更信号(M4s)
    を出力する位置信号比較手段(M4)とを備えた、展望
    用ディスプレイ装置。
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