JP3041983B2 - 展望装置 - Google Patents

展望装置

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JP3041983B2
JP3041983B2 JP3031552A JP3155291A JP3041983B2 JP 3041983 B2 JP3041983 B2 JP 3041983B2 JP 3031552 A JP3031552 A JP 3031552A JP 3155291 A JP3155291 A JP 3155291A JP 3041983 B2 JP3041983 B2 JP 3041983B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、望遠レンズ系を用いて
遠方の外界情景を見るのに使用される展望装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、展望台等においては望遠鏡や双眼
鏡等の望遠装置が設置され、これを利用して眺望が楽し
まれていた。このような展望台から眺められる現在の町
の様子にその町の異なる季節の様子を重ねて表示した
り、野外の景色の良い展望台 から眺められる現在の周
囲の情景にその場所の四季折々の情景を表示したりする
ことができれば、現在眺めている場所について、より深
くまた楽しく知識を身に付けることができるので、従来
公知の乗物用のヘッドアップディスプレイ装置を前記展
望台の望遠装置に組み込んで、外界の情景にその情景の
説明情報等を重ねて表示するようにした装置を先に発明
した。前記展望台の望遠装置は、遠方の情景を近付けて
見ることができるものであるが、これを見ている者に
は、遠方の情景で生じている音声が微弱となり、たとえ
ば、遠方の野鳥の観察などをしている時にその野鳥の鳴
き声を聴くことはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、遠方の特定の目
標の音声を聞く装置としては、先鋭な指向性を有する超
指向性マイクロホンが知られている。そこで、この超指
向性マイクロホンを前記展望台の望遠装置本体に取付け
て、望遠装置と同じ方向に向ければ、観察している遠方
の情景と同方向の遠方の音声を聴取することができる。
しかしながら、前記展望台の望遠装置はガラス張りの展
望室内などに設けられていることが多い。このような場
合、前記超指向性マイクロホンを前記展望台の望遠装置
本体に取付けた展望装置では、外界の音声はガラスに遮
られてしまって、望遠装置利用者はこれを聴くことがで
きなかった。本発明は前述の事情に鑑み、ガラス張りの
展望室内から望遠レンズ系を通して遠方情景を観察する
場合等に、観察している場所で生じている音声を聴くこ
とができるようにすることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の展望装置は、鉛直軸回りおよび水平軸回り
に回動可能に支持されるともに後端の接眼部(E1)と
前端の情景対向部(E2)との間に望遠レンズ系を有す
る筒部材(E)と、鉛直軸回りおよび水平軸回りに回動
可能に支持された指向性を有する指向性マイクロホン
(Mc)と、前記筒部材(E)の回動に応じて前記指向
性マイクロホン(Mc)の向きを前記筒部材(E)の向
きに追従させるマイクロホン回動装置と、前記指向性マ
イクロホン(Mc)からの音声信号を音声に変換する聴
音器(T)とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】前述の構成を備えた本発明の展望装置は、展望
装置の使用者(すなわち、遠方情景の観察者)が前記望
遠レンズ系を有する筒部材(E)を覗きながら筒部材
(E)の向きを変えると、前記指向性マイクロホン(M
c)は前記筒部材(E)の回動に追従する。したがっ
て、前記指向性マイクロホン(Mc)は前記筒部材
(E)が向いている方向からの音声を集音してその音声
信号を出力する。この音声信号は前記聴音器(T)によ
って音声に変換される。したがって、前記展望装置の使
用者は、遠方の情景を観察すると同時に、その観察場所
で生じている音声を聞くことができる。前記指向性マイ
クロホン(Mc)を前記望遠レンズ系を有する筒部材
(E)と離して設置できるため、筒部材(E)をガラス
張りの展望室内に設けても指向性マイクロホン(Mc)
だけ屋外に置いて、目標物からの音声を聴取することが
できる。
【0006】
【実施例】以下、図面により本発明の展望装置の実施例
を説明する。図1は本発明の第1実施例の全体斜視図で
ある。図1において、展望台の床等に固定された支持台
Nには、略U字型の水平回動枠Bが鉛直軸1回りに回動
可能に支持されている。前記水平回動枠Bは、前記鉛直
軸1と一体的に回動するように構成されおり、その回動
位置すなわち前記水平回動枠Bの水平回動位置を検出す
る水平回動位置センサGが前記支持枠Nに支持されてい
る。前記水平回動位置センサGが出力する水平回動位置
検出信号Gsは、後述の水平方向回動サーボモータSgに
入力されている。
【0007】前記水平回動枠Bの上端には、鉛直軸1と
直交する水平回転軸2が回転可能に支持されている。こ
の水平回転軸2には、筒部材Eが取付けられている。し
たがって、筒部材Eは、前記水平回動枠Bが鉛直軸回り
に回動したとき、水平回動枠Bと一体的に回動するよう
になっているので、前記水平回動位置検出信号Gsは、
筒部材Eの水平回動位置を表す信号となっている。各筒
部材Eは、その後端に接眼部E1、前端に情景対向部E2
が形成されている。そして、前記接眼部E1には接眼レ
ンズ3が配置され、前記情景対向部E2には対物レンズ
4が配置されている。そして、前記接眼レンズ3および
対物レンズ4から望遠レンズ系5が構成されている。前
記筒部材Eには、その後端に接眼部E1、前端に情景対
向部E2が形成されている。そして、前記接眼部E1には
接眼レンズ3が配置されている。前記筒部材Eは、前記
水平回転軸2と一体的に回動し、その回動位置、すなわ
ち、前記筒部材Eの上下方向回動位置を検出する上下方
向位置センサHが、前記水平回動枠Bに設けられてい
る。前記上下方向位置センサHが出力する上下方向回動
位置検出信号Hsは、後述の上下方向回動サーボモータ
Shに入力されている。
【0008】マイクロホン支持枠Nmは、展望台の屋外
等、外界の音声がガラス窓などに遮られずに聞こえる場
所に、前記支持枠Nと同じ角度で設置されており、前記
水平回動位置検出信号Gsに基づいて動作する水平回動
サーボモータSgが取付けられている。前記水平回動サ
ーボモータSgは、水平回動サーボ用モータMgと出力軸
位置検出用の水平回動サーボ用ポテンショメータPgか
ら構成された従来公知のサーボモータを用いることがで
きる。前記水平回動サーボモータSgの出力軸6は、前
記鉛直軸1と同じ方向に向けられており、マイクロホン
用水平回動枠Bmを支持している。前記マイクロホン用
水平回動枠Bmの上端には、前記上下方向回動位置検出
信号Hsに基づいて動作する上下方向回動サーボモータ
Shが支持されている。前記上下方向回動サーボモータ
Shは、上下方向回動サーボ用モータMhと出力軸位置検
出用の上下方向回動サーボ用ポテンショメータPhから
構成されている。前記水平回動位置センサG、上下方向
位置センサH、上下方向回動サーボモータSh、および
水平回動サーボモータSg等から本実施例のマイクロホ
ン回動装置が構成されている。
【0009】前記上下方向回動サーボモータShの出力
軸7は、前記水平回転軸2と同様に前記水平回動サーボ
モータSgの出力軸6と直交しており、指向性マイクロ
ホンMcを支持している。前記指向性マイクロホンMcに
は、先鋭な指向性を有する従来公知の超指向性マイクロ
ホンを用いることができる。前記指向性マイクロホンM
cからの音声信号は、従来公知の増幅器Ampを経てヘッ
ドホン等の聴音器Tにより、音声として聴くことができ
る。
【0010】次に、前述の構成を備えた本発明の第1実
施例の作用を説明する。前記展望装置Uの筒部材Eは、
水平回動枠Bにより鉛直軸回りおよび水平軸回りに回動
可能に支持されているので、任意の方向に向けて外界の
情景を見ることができる。このとき筒部材Eの向けられ
ている方向の内、水平回動位置は、水平回動位置センサ
Gにより水平回動位置検出信号Gsとして、また、上下
方向回動位置は、上下方向回動位置センサHにより上下
方向回動位置検出信号Hsとして取出される。各信号
は、それぞれ、水平回動サーボモータSgおよび上下方
向回動サーボモータShに入力する。これにより、水平
回動サーボモータSgはマイクロホン用支持枠Nmを筒部
材Eと同じ水平回動位置に向ける。同様に上下方向回動
サーボモータShは指向性マイクロホンMcを筒部材Eと
同じ上下方向回動位置に向ける。したがって、指向性マ
イクロホンMcは常に筒部材Eと同じ方向に向けられ
る。
【0011】指向性マイクロホンMcは、先鋭な指向性
を有するので、その出力する音声信号は、筒部材Eによ
り見ている遠方の目標物に対応したものとなり、これは
増幅器Ampを経て聴音器Tにより音声として、筒部材E
を見ている利用者が聴くことができる。
【0012】次に図2〜5により本発明の第2実施例を
説明する。図2は本発明の第2実施例の全体斜視図、図
3は同実施例の詳細説明図、図4は同実施例のフローチ
ャートを示す図、図5は同実施例の使用者の視野の一例
を示す図、である。この本発明の第2実施例において
は、支持台N、水平回動枠B、前記支持台Nに支持され
た水平回動位置センサG、前記水平回動枠Bに設けられ
た上下方向位置センサH等は前記第一の実施例と同様で
ある。前記水平回動位置センサGは、水平回動位置検出
信号Gsを、後述のマイコンMと作動増幅器8に出力し
ている。
【0013】この実施例においては、水平回転軸2に、
一対の筒部材E,Eが一体的に連結されて、双眼鏡形式
とされている。各筒部材Eは、その後端に接眼部E1、
前端に情景対向部E2が形成されている。そして、前記
接眼部E1には接眼レンズ3が配置され、前記情景対向
部E2には対物レンズ4が配置されている。そして、前
記接眼レンズ3および対物レンズ4から望遠レンズ系5
が構成されている。また、前記各筒部材Eの内部にはそ
れぞれコンバイナCが配置されている。このコンバイナ
Cはハーフミラーにより構成されており、前記情景対向
部E2から入射する外界の情景光Jの一部を前記接眼部
E1に透過させるように配設されている。また、前記コ
ンバイナCは、後述の情報投光装置Kから入射する情報
表示光(後述)Lの一部を前記接眼部E1に反射させる
ように配設されている。
【0014】前記各筒部材Eには、その筒部材Eの軸方
向と交差する方向からの前記筒部材Eへの入射光路を形
成する投光装置収納ハウジングFが接続されている。そ
して、前記各筒部材Eおよび投光装置収納ハウジングF
は、前記水平回転軸2と一体的に回動するように構成さ
れている。そして、それらの回動位置すなわち前記筒部
材Eの上下方向回動位置を検出する上下方向位置センサ
Hが、前記水平回動枠Bに設けられている。前記上下方
向位置センサHは、上下方向回動位置検出信号Hsを、
後述のマイコンMと後述の作動増幅器9に出力してい
る。
【0015】前記投光装置収納ハウジングF内には、光
学的情報表示手段としてのCRTディスプレイDおよび
このCRTディスプレイDから出射した情報表示光Lを
前記各筒部材E内部の前記コンバイナCに投光する光学
部材Aを有する情報投光装置Kが収納されている。前記
光学部材Aは、前記接眼レンズ3を覗いたときに見える
前記CRTディスプレイDの表示情報の虚像の拡大率を
調整している。前記情報投光装置Kを収納した投光装置
収納ハウジングFおよび前記筒部材E,E等は、前記水
平回転軸2回りに自由に回動するので、それらの重心の
位置によって上下方向に傾いた姿勢で保持されることに
なる。そこで、本実施例の場合前記重心の位置は、それ
らに重力のみが作用している状態では、前記筒部材Eが
水平に保たれるように設定されている。
【0016】また、前記筒部材Eの接眼部E1から内部
を覗く者すなわち展望装置Uの使用者の近傍の手が容易
に届く位置には、図3に示すように、情景部分発見信号
入力手段としての目標捕捉ボタンQが配設されている。
この目標捕捉ボタンQは、それが作動されたとき目標捕
捉信号Qsを後述のマイコンMに出力するように構成さ
れている。また、その目標捕捉ボタンQの近傍の位置に
は、コイン投入口Rが配設されている。このコイン投入
口Rは、所定のコインたとえば100円硬貨が投入され
たときに、後述のマイコンMを作動させるマイコン作動
開始信号Rsを出力するように構成されている。
【0017】前記水平回動位置検出信号Gs、上下方向
位置検出信号Hs、目標捕捉信号Qs、およびマイコン作
動開始信号Rs等が入力されるマイコンMは、CPU
(中央処理装置)、I/O(入出力インターフエー
ス)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ラン
ダムアクセスメモリ)等から構成されている。そして、
このマイコンMのROMには、周囲の情景の中で見る値
打ちの高い情景部分に対応する情報(例えば、前記情景
部分が富士山である場合には、例えば図5に示される
「富士山」という文字、または、富士山の山頂の図等)
を表示するデータ、およびその位置データ(すなわち、
富士山が見える位置の前記水平回動位置検出信号Gsお
よび上下方向回動位置検出信号Hsの値)、および〇の
中に十の字を描いたターゲット(図5参照)を表示する
ためのデータ等が記憶されている。また、このマイコン
MのROMには、入力された前記各信号Gs,Hs,Q
s,Rs等に応じて所定の表示信号を表示回路Pに出力す
るプログラムが記憶されている。
【0018】マイクロホン支持枠Nmは、前記第1実施
例と同様であり、展望台の屋外等、外界の音声がガラス
窓などに遮られずに聞こえる場所に、前記支持枠Nと同
じ角度で設置されている。前記水平回動サーボモータS
gは、水平回動サーボ用モータMgと出力軸位置検出用の
水平回動サーボ用ポテンショメータPgからなり、その
出力軸6は、第1実施例と同様に、マイクロホン用水平
回動枠Bmを支持している。前記上下方向回動サーボモ
ータShは、上下方向回動サーボ用モータMhと出力軸位
置検出用の上下方向回動サーボ用ポテンショメータPh
からなる。
【0019】前記上下方向回動サーボモータShの出力
軸7は、前記水平回転軸2と同様に前記水平回動サーボ
モータSgの出力軸6と直交しており、指向性マイクロ
ホンMcを支持している。前記指向性マイクロホンMcに
は、先鋭な指向性を有する従来公知の超指向性マイクロ
ホンを用いることができる。前記指向性マイクロホンM
cからの音声信号は、従来公知の増幅器Ampを経てヘッ
ドホン等の聴音器Tにより、音声として聴くことができ
る。
【0020】前記作動増幅器8は、水平回動位置検出信
号Gsと、水平回動サーボ用ポテンショメータPgからの
出力軸位置検出信号を入力とし、その差を増幅して水平
回動サーボ用モータSgを駆動するものであり、従来公
知の回路を使用できる。また、上下方向回動用の作動増
幅器9も同様の回路構成でできるのでその詳細な図示は
省略する。
【0021】次に、前述の構成を備えた本実施例の作用
を図4のフローチャートを参照しながら説明する。前記
展望装置Uは、前記コイン投入口Rに100円硬貨が投
入されたときに作動を開始する。そして、その作動が開
始されると図4に示すフローチャートに示す処理が順次
実行される。その処理は、前記マイコンMのROMに記
憶されたプログラムに従って行われる。図4において、
フローチャートに示す処理が開始されると、ステップS
1において、n=1と置く。
【0022】次にステップS2において、マイコンMは
n番目の情景部分例えば(「富士山」、または「芦ノ
湖」等)に対応する情景対応情報表示信号、すなわち、
n番目の目標表示信号(例えば、「富士山」という文
字」を表示回路Pに出力する。このとき、表示回路P
は、前記CRTディスプレイDに「富士山」を表示する
とともに、CRTディスプレイD中央にターゲットを表
示する。ターゲットは、例えば図5に示すように、〇の
中に十という文字が入ったマークである。展望装置Uの
使用者は、前記表示に応じて富士山が視野に入るように
前記筒部材Eの方向を変える。
【0023】前記筒部材Eが正しく目標となる情景部分
に向けられると、そのときの前記水平回動位置検出信号
Gsは前記作動増幅器8に入力しており、水平回動サー
ボ用ポテンショメータPgからの出力軸位置検出信号と
の差が零になるまで、水平回動サーボ用モータMgが駆
動される。この動作は、上下方向回動サーボ用モータM
hについても同様であり、これらの動作によって、前記
指向性マイクロホンMcは、前記筒部材Eと同じ方向に
向けられる。したがって、展望装置Uの使用者は目標と
なる情景部分の音声を聴きながら、目標を捜し出すこと
ができる。
【0024】次にステップS3において、前記作動開始
の時点から5分後の時点迄の残り時間を表示する信号
(すなわち、経過時間情報表示信号)を前記表示回路P
に出力する。このとき、光学的情報表示手段Dには、前
記n番目の目標(すなわち、第n番目の情景部分)、タ
ーゲット、および残り時間等が表示される。
【0025】次にステップS4において、残り時間≦0
かどうかを判断する。イエスの場合はステップS5に移
る。ステップS5においてゲームオーバを表示するとと
もに得点として前記nの値を表示する。そして、処理を
終了する。前記ステップS4において、ノーの場合はス
テップS6に移る。ステップS6において、目標捕捉ボタ
ンQが押されたかどうか判断する。ノーの場合は前記ス
テップS3に戻る。イエスの場合は次のステップS7に移
る。
【0026】ステップS7において、前記水平回動位置
検出信号Gsおよび上下方向回動位置検出信号Hsが、現
在表示中の情景部分の記憶位置信号(ROMに記憶され
た位置信号)に等しいかどうか判断する。ノーの場合は
前記ステップS3に戻る。イエスの場合は次のステップ
S8に移る。ステップS8においてn=n+1と置く。次
にステップS9において、目標がターゲット内に捕捉で
きたことを表示するとともに、得点としてnの値を表示
する。
【0027】次にステップS10において、n≧nmax
かどうか判断する。ノーの場合は前記ステップS2に戻
る。イエスの場合は次のステップS11に移る。ステップ
S11において、全ての目標を捕捉できたこと、および満
点であること等を表示する。そして、処理を終了する。
【0028】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で種々の設計
変更を行うことが可能である。たとえば、前記実施例で
は、目標表示機能をマイコンにより実現しているが、ワ
イヤードロジックを用いることも可能である。また、前
記接眼レンズ3および対物レンズ4は省略して単なるガ
ラスとして拡大機能を省略することも可能である。さら
に、前記コンバイナCとしては、ハーフミラーの代わり
にホログラム素子、または回折格子等を用いることが可
能である。さらにまた、前記光学的情報表示手段Dとし
ては、CRTディスプレイの代わりに他の種々のディス
プレイ、例えば透過型液晶ディスプレイ、プラズマディ
スプレイ、エレクトロケミカルディスプレイ、蛍光表示
管、等を使用することも可能である。そしてさらに、一
定時間以上経っても目標が捕捉されない場合は得点を減
点するようにすることも可能である。また、前記実施例
の作動増幅器8,9の入力には水平回動位置検出信号G
sと上下方向回動位置検出信号Hsを用いたが、これに代
えて、マイコンMが出力する位置司令信号を入力し、こ
れによって、指向性マイクロホンMcの向きを制御する
こともできる。こうすれば、マイコンMによって視野内
に表示されたターゲットに対応した方向の遠方の目標の
音声を聴くことができる。
【0029】
【発明の効果】前述の本発明の展望装置は、望遠レンズ
系を有する筒部材がガラス張りの展望室内などに設置さ
れていても、その使用者の視野の中の目標物の音声を聴
くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の展望装置の第1実施例の全体斜視図で
ある。
【図2】本発明の第2実施例の全体斜視図である。
【図3】同第2実施例の詳細説明図である。
【図4】同第2実施例のフローチャートである。
【図5】同第2実施例の使用者の視野の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
A 光学部材 Amp 増幅器 B 水平回動枠 Bm マイクロホン用水平回動枠 C コンバイナ D 光学的情報表示手段 E 筒部材 E1 接眼部 E2 情景対向部 F 投光装置収納ハウジング G 水平回動位置センサ Gs 水平回動位置検出信号 H 上下方向位置センサ Hs 上下方向回動位置検出信号 J 外界の情景光 K 情報投光装置 L 情報表示光 M マイコン Mc 指向性マイクロホン N 支持枠 Nm マイクロホン用支持枠 P 表示回路 Q 情景部分発見信号入力手段 Sg 水平回動サーボモータ Mg 水平回動サーボ用モータ Pg 水平回動サーボ用ポテンショメータ Sh 上下方向回動サーボモータ Mh 上下方向回動サーボ用モータ Ph 上下方向回動サーボ用ポテンショメータ T 聴音器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直軸回りおよび水平軸回りに回動可能
    に支持されるともに後端の接眼部(E1)と前端の情景
    対向部(E2)との間に望遠レンズ系を有する筒部材
    (E)と、鉛直軸回りおよび水平軸回りに回動可能に支
    持された指向性を有する指向性マイクロホン(Mc)
    と、前記筒部材(E)の回動に応じて前記指向性マイク
    ロホン(Mc)の向きを前記筒部材(E)の向きに追従
    させるマイクロホン回動装置と、前記指向性マイクロホ
    ン(Mc)からの音声信号を音声に変換する聴音器
    (T)とを備えた、展望装置。
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