JPH04246035A - シートの積層体の下底から1枚ごとにシートを排出させるための装置 - Google Patents

シートの積層体の下底から1枚ごとにシートを排出させるための装置

Info

Publication number
JPH04246035A
JPH04246035A JP3243569A JP24356991A JPH04246035A JP H04246035 A JPH04246035 A JP H04246035A JP 3243569 A JP3243569 A JP 3243569A JP 24356991 A JP24356991 A JP 24356991A JP H04246035 A JPH04246035 A JP H04246035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
sheet
stack
sheets
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3243569A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2831178B2 (ja
Inventor
Christophorus L Spoorenberg
クリストホルス・ランベルトウス・スプーレンベルグ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Production Printing Netherlands BV
Original Assignee
Oce Nederland BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oce Nederland BV filed Critical Oce Nederland BV
Publication of JPH04246035A publication Critical patent/JPH04246035A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2831178B2 publication Critical patent/JP2831178B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H1/00Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
    • B65H1/04Supports or magazines for piles from which articles are to be separated adapted to support articles substantially horizontally, e.g. for separation from top of pile
    • B65H1/06Supports or magazines for piles from which articles are to be separated adapted to support articles substantially horizontally, e.g. for separation from top of pile for separation from bottom of pile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/08Separating articles from piles using pneumatic force
    • B65H3/12Suction bands, belts, or tables moving relatively to the pile
    • B65H3/124Suction bands or belts
    • B65H3/126Suction bands or belts separating from the bottom of pile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/46Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
    • B65H3/48Air blast acting on edges of, or under, articles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートの積層体の下底
から1枚ごとにシートを排出させるための装置であって
、シートの積層体を受納するホールダを有し、前記ホー
ルダにはキャリヤと横方向支持体とが具備されており、
前期キャリヤがシートの搬送方向に対して横断方向に伸
びる下方向湾曲の形を持ち、従ってキャリヤはその運搬
側部に1つの深まった部分を有しており、さらに前記キ
ャリヤには前記深まった部分の近傍に少なくとも1つの
開口が設けられ、その位置が、ホールダ内に収容された
シート積層体の、そのシートの搬送方向に関しては少な
くとも1つの側部での1つの縁部領域の下であり、その
開口には真空手段を用いて部分的真空が生じており、さ
らに下底のシートとその上の積層体との間に少なくとも
空気層を生じさせるべく積層体の前記少なくとも1つの
側部に対しての、前記深まった部分の上方にある空気吹
込み用手段と、下底のシートを排出させるための運搬手
段とが本装置に具備されている。
【0002】
【従来の技術】この種の装置は、ドイツ特許出願第 8
 900 754号で知られている。
【0003】この従来装置では、キャリヤの深まった部
分の近傍で積層体の側部に向って空気を吹込み、一方で
は同時に下底シートをキャリヤに対して吸付けている。 そのため空気層が下底シートとその上の積層体との間に
生じ、前記積層体は下底シートから持ち上げられ、かく
して下底シートと積層体の他の部分との間の摩擦が減少
する。この結果として下底シートが搬送される。一般的
に言ってこの装置では、下底シートと積層体の他の部分
との間のかなり良好な分離が認められた。しかるに分離
や運搬での攪乱が現実的に生じ、それは次のようなシー
ト積層体、即ち非常に異なった積層体重さや積層体高さ
の場合とか、異なる剛性とか、又は綴込み操作や孔あけ
のような作業が原因する非常にカールした又は変形した
シートを用いる場合に生じた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
の欠点を軽減した、前文に述べたような装置を提供する
ものである。本発明によるとその目的の達成は、キャリ
ヤの深まった部分で搬送方向に対して横断方向に伸びる
部分に、少なくとも1つの隆起部分を運搬側部分に設け
ることである。この結果として下底シートとその上の積
層体との間の分離と搬送の信頼性とが、異なった積層体
重さ、異なった積層体高さ、異なったシート剛性であっ
ても大いに改善されるようになった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の実施例で
は、隆起部分が、搬送方向に対して横断方向にキャリヤ
上で延伸するリブを有することを特徴とする。この種の
実施例は、製造において単純であり且つコストが安い。
【0006】別の実施例では、積層体の1つの側部に対
しての空気吹込み用手段が、搬送方向で考えて隆起部分
の両側で吹込み開口を含むのを特徴とする。この結果と
して、空気が吹込まれると、空気によって積層体の底に
付与される力が均一に分布し、従って分離はより改善さ
れる。
【0007】下底シートとその上の積層体との間の分離
をより改善するために、吹込み開口が、相互に関して拡
大するように隆起部分の両側に配置されている。空気が
キャリヤ上に吹き入れられると、空気層が前方側及び後
方側で下底シートとその上の積層体との間に生じ、従っ
て下底シート及びその上の積層体の前方縁部と後方縁部
との間の接触が減少し、そのために下底シート上に存在
するシートが、下底シートの排出過程中に同時に排出さ
れることが回避される。
【0008】別の実施例では、吹込み開口には、積層体
に向って吹込まれた空気が前記キャリヤに対して垂直な
方向で膨脹するようにさせ得る手段が設けられる。この
方法により、下底シートと積層体との間の分離速度が改
善される。
【0009】積層体へ吹込まれる空気が、シートの搬送
方向に関してその前面に当たるようにさせる装置は既知
である。既知装置と比べると、本装置によれば、横方向
支持体の1つ又は両方をある範囲内で移動させることに
より、異なった書式を処理するのに適するようにさせ得
ることが利点である。
【0010】本発明の装置は静電複写機に用いてもよく
、該機械は文書の1組につきシート1枚ごとに機械の露
出窓で繰返し放電させて、その後シートを複写状態にな
し、さらにホールダの中へ再堆積させる。シートの堆積
は空気流に対向して実施されることはなく、従ってシー
トは再び迅速且つ良好に位置して積層体上へ定置する。
【0011】
【実施例】図1aに示された装置は、下方向に曲ってい
るキャリヤ1と側壁2,5の形での横方向支持体とを有
する、シートの積層体用のホールダを含む。該側壁の各
々には空気供給ダクト(図示なし)が取付けられており
、このダクトは1つ又はそれ以上の空気供給源に接続さ
れており、またダクトはホールダの深まった部分の近傍
にある吹込み開口4に終端している。この開口を通して
空気が、シートの搬送方向に直角で且つキャリヤに平行
に、積層体の各側部に向って吹込まれる。
【0012】キャリヤ1の深まった部分には、突起又は
リブの形態の隆起部分30が設けられており、該隆起部
分はシートの搬送方向に対して横断方向に側壁2と5と
の間に伸びている。ホールダには、開口6aが形成され
ている後方壁6も具備されている。
【0013】図1bの縦断面図によると、リブは搬送方
向内に1つの三角形断面を持つ。三角形の頂部はある程
度丸味付けられて、リブを越えてのシートの運搬を容易
にしている。該リブの高さは2mmであるが、実際には
別の高さもまた可能である。
【0014】吹込み開口4の近傍では、キャリヤ1に開
口10が形成されており、そこでは部分的真空が発生さ
れ得、それによって最下位の下底シートが吹込み開口4
の所でキャリヤ1方向へと吸われる。
【0015】これらの吸込みの開口10は溝の形態であ
って、該溝は空気が積層体の中に効果的に吹込まれる場
所に近い領域に伸びており、シートの側縁の近傍に位置
している。従って積層体に吹込まれる空気が、下底のシ
ートとキャリヤ1との間には入って行くのが防止されて
いる。部分的真空を生じさせるために、開口10は真空
ポンプのような真空手段(図示なし)に接続されている
【0016】図2に示された側壁2の実施例では、該側
壁には、隆起部分の両側で2つの吹込み開口14が形成
されている。
【0017】図3に示すように、積層体に吹込まれた空
気は、隆起部分30を持つキャリヤ1に対して吸付けら
れた下底シート8と積層体9の他のシートとの間に空気
層7を生じさせる。
【0018】図4に示されている本発明の別の実施例で
は、吹込み開口14が隆起部分の両側へ互いに関して拡
大するように配置されている。隆起部分の近傍及び側壁
の近くには、図1の実施例での開口10と同じ機能を持
つ複数の開口12が形成されている。吹出された空気は
方向Aを取る。
【0019】本発明による別の実施例では、隆起部分3
0が別の形に形成されている。その数例を図5a〜図5
dに示す。当業者であれば、複数の形態を準備するのが
有効であるのが了解され、本発明は図示の形態に限定さ
れるものではない。また隆起部分はキャリヤと一体的部
分として形成されてよく、又はキャリヤに取付けられて
いてもよい。キャリヤは種々の方法で形成され得る。多
くの可能な形態の幾つかが、前記のオランダ特許出願第
 8 900 754号に開示されている。
【0020】運搬側の部分においてキャリヤ1の深まっ
た部分は、1つ又は複数の隆起部分を持ってよく、該部
分は、搬送方向を横断して深まった部分上で個別的に又
は連結されて伸びてもよい。実施例の幾つかが、図6a
〜図6cにラインI−I上での断面とし概略的に示され
ている。当業者であれば多くの形が適当であることが指
摘し得よう。
【0021】図7は吹込み開口4の断面図である。1つ
の空気供給ダクト3が、開口4が形成されている側壁2
に接続されている。空気はキャリヤ1に交差して開口4
から吹出される。開口の形は、吹込まれた空気がキャリ
ヤに対し垂直な方向へ膨脹するようなものである。この
目的で開口は、キャリヤから次第に遠くなるように伸び
る側壁2の中で部分25を有し、ここで吹込み口はキャ
リヤから離れる方向へ次第に幅広くなっている。同様な
結果は、吹込み開口の近傍に1つ又はそれ以上の小さい
バッフルを設けることで達成できる。
【0022】図8に示されたキャリヤ1の実施例は、ラ
インI−Iで示された箇所で偏向した形で曲っており、
キャリヤプレートの前方部分と後方部分との間の角度は
約 168度である。キャリヤはラインI−IとII−
IIとの間において隆起部分30を有する。
【0023】この実施例では、隆起部分30にはその長
さにわたって複数の開口13が設けられており、そこに
部分的真空を生じさせ得る。他の実施例では、開口13
は隆起部分の近傍でキャリヤ内に形成されている。キャ
リヤ1はまた凹部15を含み、該凹部は下底シートを排
出させるために用いる運搬手段16のためのものである
。搬送の方向で考察すると、キャリヤの後部はまた上方
に傾斜した部分31を含み得、ここには複数の開口32
が形成されていて、そこに部分的真空を生じさせること
ができる。例えば綴じること又は孔あけなどにより後方
縁が変形しているシートは、これにより変形箇所におい
てより容易に相互に分離される。
【0024】後方壁6内の開口6aは、積層体の中に吹
込まれた空気の排出のために用いられる。閉鎖されてい
る後方壁もまた使用され得る。これは、非常にカールし
たシートの厚い積層体の時に実際に好適である。開口6
aを持つ後方壁で且つ非常にカールした厚い積層体を用
いた際は、積層体の中に側方から吹込まれた空気は、た
とえシート間に空気層が生じても迅速に消失して空気層
は事実上生じない。閉鎖されている後方壁は非常にカー
ルされたシートをも遮断し、そのため空気層が形成され
る。しかしながら、ほんの数枚のシートの積層体にこの
後方壁6が用いられると、これらのシートは後方壁に対
して這い上がる傾向を示し、このためシートの分離や搬
送の信頼性が低下する。
【0025】この問題点を軽減するために、後方壁の1
つの実施例には図9a、図9bに示されるような空洞2
1を設けている。ほんの数枚のシートの積み重ねの中に
吹込まれた空気は、この空洞21を介して容易に逃れ、
かくして後方壁へのシートの這い上りを避ける。カール
したシートのより厚めの積層体の場合には、空洞21上
の積層体が後方壁へ接続し、従ってよい空気層がシート
間に形成され得る。底部においては、キャリヤ1に事実
上接合する空洞21及びそのキャリヤ1に対し垂直な高
さは3cm以下である。これが、A4サイズで重さ 1
10g/m2 の非常にカールしたシートにとっての最
適高さである。他の重さ及び書式を持つ材料にとって、
高さを調節することは好適なことである。
【0026】本発明の他の実施例においては、開口6a
を介して積層体の後方側からの空気の放出は、横方向位
置付けを改善するための例えば案内を介して、積層体の
側部において実施される。
【0027】図1に示すような運搬手段16は、複数の
開口20がそこに形成された可動式エンドレスゴム処理
ベルト17を含み、該開口には部分真空を発生させ得る
。ゴム処理されたベルト17は、2つのローラ18とベ
ルト17の周辺内に設けられた(不図示の)吸込みボッ
クスとの周りで運動する。吸込みボックスは(不図示の
)真空装置に接続されており、該装置によって開口20
内に部分的真空が形成される。
【0028】下底シートを排出可能にするためには、ベ
ルト17は下底のシートへ力を与えるべきで、それは一
方においてキャリヤ1への前記シートの摩擦を、他方に
おいて前記シートの直接上のシートとの摩擦を上回わる
ものである。下底シート上へのベルト17の付加する力
は、中でもベルト17と搬送されるべきシートとの間の
摩擦係数と、吸込みボックス内の部分的真空と、実効吸
込み面積とに依存する。実効吸込み面積は部分的真空の
位置する操作上の面積であり、特にベルト17及び運搬
すべきシートの粗さと、開口20のサイズ及びベルト1
7の孔のパターンと、ベルト17の下側の吸込みボック
スのサイズとに依存する。ベルト17内の開口20はシ
ートに面する側の口径をその反対側の口径よりも広くし
、ベルトの強度を維持しつつ実効吸込み面積を増加する
と都合がよい。運搬手段16に代わって、この種の目的
のための他の周知の運搬手段を用いてもよい。中でも例
えば米国特許第 A−4579330号に開示の摩擦ロ
ーラ又は吸込みローラを用い得るが、より大きい実効吸
込み面積の観点からは、図1による運搬手段16が好適
である。
【0029】横方向支持体2,5は、図1及び図2のよ
うに積層体の全体の側部に沿って伸びる側壁である必要
はない。この場合は積層体の1部分に対向する横方向ス
トッパ又は位置付けピンであり、1つ又はより多い空気
供給ダクトがキャリヤの最深部近くに配置され、そのダ
クトが積層体へ向う吹込み開口へと接続されている。ま
た横方向支持体が積層体に直接的に隣接している必要も
ない。積層体の側部に対して空気を吹込む手段は、ただ
1つの側部の上に設けることも可能である。
【0030】静電気の帯電を可及的に避けるためには、
キャリヤは帯電防止プラスチックで作成してよく、又は
伝導層を設けてもよい。
【0031】本装置は静電複写機に用いてもよく、該機
械は文書の1組につきシート1枚ごとに機械の露出窓で
繰返し放電させて、その後シートを複写状態になし、さ
らにホールダの中へ再堆積させる。堆積されるべきシー
トを積層体上によく位置せしめ且つよく分離させるのを
促進するため、ホールダの位置は搬送方向に関しては、
キャリヤの前方縁部が後方縁部よりもより高いようにし
ている。
【0032】1つ又は2つの横方向支持体を可動にする
ことにより、異なるサイズのシートを送り出すための装
置をある範囲限度内で使用することが可能である。
【0033】上述の装置は次のように操作される。
【0034】キャリヤ1及び運搬ベルト17内の種々の
開口内に部分的真空を生じさせ、またキャリヤの深くな
った部分の近傍で積層体の側部に対して空気を吹込む。 下底のシートがキャリヤに対して吸付けられ、また積層
シートの自重のために積層体の前方側及び後方側がシー
ルとして作用し、空気層又は空気チャンバが前記下底シ
ートとその上の積層体との間に生じる。この空気層内の
空気によって印加される圧力が、下底シートの上に位置
する積層体を該シートより引き上げ、そのため下底シー
トと積層体の残り部分との間の摩擦が減少する。キャリ
ヤ上に伸びる隆起部分又は各隆起部分は、この状態で下
底シートに変形を付与するが、その上に位置する積層体
はより大きい剛性のためにそのような変形を受けない。 変形部分でその側部に空気が吹込まれると、積層体は容
易にその下方にあるシートと分離する。下底シートと積
層体の残りとの間で形成するスペースの場所及び形は、
キャリヤの形と、空気の吹入れ場所と、側壁2,5内の
吹込み開口の4,14の数と、空気の吹込まれる方向と
、積層体内に吹込まれる空気量と、空気速度と、積層体
から空気が逃げる洩出用開口の存在などによって影響さ
れる。装置の構造に従って当業者であれば空気速度、吹
込み空気量、吹込み方向などの間の所要組合わせによる
簡単な実験によって良好な分離を達成し得る。下底シー
トとその上方の積層体との間に空気層が形成されるや、
下底シートは運搬手段16の作用によって排出される。 この条件下では、下底シートを積層体の下から高い加速
度でもって外へ引出すのが好ましい。この下底シートの
上に直接的に位置していたシートは、質量慣性によって
後に残ったままである。約30m/s2 の加速度でも
ってよい結果が得られている。隆起部分30の近傍に位
置するキャリヤの深まった部分、及び/又は隆起部分3
0に搬送方向を横断して複数の開口13が設けられてお
れば、しかも図8に示されているようにこの開口に部分
的真空が発生されておれば、これらの開口13から下底
シートが外へ引張られた際は、該下底シートとその上の
積層体との間にある空気は排出され得る。そこでは該下
底シートの直上にあったシートがキャリヤ上で且つ部分
的真空のある開口13の位置へと迅速に運ばれる。図6
aから図6cに示すように、そのような開口13が1つ
以上の隆起部分を持つキャリヤ上にあることは有効であ
る。キャリヤの方向に引っぱられたシートは搬送方向に
対して横断して付加的な変形を受け、これによって下底
シートとその上の積層体との間の分離が改善される。
【0035】ホールダから下底シートが排出された後は
、運搬手段16への駆動が停止される。キャリヤに吸付
けられた新しいシートと積層体との間に新しい空気が入
るには若干の時間がかかり、続いて次のシートが運搬さ
れ得る。所要の時間は、吹込み空気量と空気速度と、シ
ートの剛性とに依存する。キャリヤの種々の開口内の部
分的真空、運搬ベルト17の周辺内にある吹込みボック
ス内の部分的真空、及び積層体への空気供給は、シート
の1つ1つの排出の間において保持されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1a】本発明を実施する装置の1つの実施例の斜視
図である。
【図1b】図1aに示された装置のキャリヤの隆起部分
での縦断面図である。
【図2】本発明に従う装置で用いられる、2つの吹込み
口が形成された側壁の概略側面図である。
【図3】図1aの装置によって積層体が持ち上げられて
いる状態を示す概略縦断面図である。
【図4】本発明の別の実施例においての、吹込み開口の
配置を示す該吹込み開口の概略横断平面図である。
【図5a】キャリヤの別の実施例を示す概略縦断面図で
ある。
【図5b】キャリヤの別の実施例を示す概略縦断面図で
ある。
【図5c】キャリヤの別の実施例を示す概略縦断面図で
ある。
【図5d】キャリヤの別の実施例を示す概略縦断面図で
ある。
【図6a】キャリヤの別の実施例における図1のI−I
線に沿う縦断面図である。
【図6b】キャリヤの別の実施例における図1のI−I
線に沿う縦断面図である。
【図6c】キャリヤの別の実施例における図1のI−I
線に沿う縦断面図である。
【図7】吹込み開口の1つの実施例における概略縦断面
図である。
【図8】キャリヤの更に別の実施例における概略平面図
である。
【図9a】本発明による装置での後方壁の1実施例の部
分的斜視図である。
【図9b】本発明による図9aの装置の概略縦方向断面
図である。
【符号の説明】
1  キャリヤ 2,5  側壁(横方向支持体) 4  吹込み開口 6  後方壁 6a  吹出し開口 10,20  吸込み開口 16  運搬手段 17  ベルト 18  ローラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シートの積層体の下底から1枚ごとに
    シートを排出させるための装置であって、シートの積層
    体を受納するホールダを有し、前記ホールダにはキャリ
    ヤと横方向支持体とが具備されており、前記キャリヤが
    シートの搬送方向に対し横断方向に伸びる下方向湾曲の
    形を持ち、従ってキャリヤはその運搬側部に1つの深ま
    った部分を有しており、さらに前記キャリアには前記深
    まった部分の近傍に少なくとも1つの開口が設けられ、
    その位置が、ホールダ内に収容されたシート積層体の、
    そのシートの搬送方向に関しては少なくとも1つの側部
    での1つの縁部領域の下であり、その開口には真空手段
    を用いて部分的真空が生じており、さらに下底のシート
    とその上の積層体との間に少なくとも空気層を生じさせ
    るべく積層体の前記少なくとも1つの側部に対しての、
    前記深まった部分の上方にある空気吹込み用手段と、下
    底のシートを排出させるための運搬手段とが前記装置に
    具備されており、搬送方向に対して横断方向に伸びるキ
    ャリヤの深まった部分には、運搬側部において少なくと
    も1つの隆起部分が設けられている装置。
  2. 【請求項2】  隆起部分が、搬送方向に対して横断方
    向にキャリヤ上で延伸するリブを有する請求項1に記載
    の装置。
  3. 【請求項3】  前記少なくとも1つの側部に対しての
    空気吹込み用手段が、前記隆起部分の両側で空気がそれ
    を通過して吹込まれ得る吹込み開口を有する請求項1又
    は2に記載の装置。
  4. 【請求項4】  吹込み開口が、相互に関して拡大する
    ように隆起部分の両側に配置されている請求項3に記載
    の装置。
  5. 【請求項5】  吹込み開口には、積層体に向って吹込
    まれた空気が前記キャリヤに対し垂直な方向で膨脹する
    ようにさせ得るための手段が設けられている請求項3又
    は4に記載の装置。
  6. 【請求項6】  隆起部分の近傍に位置するキャリヤの
    深まった部分又は隆起部分のいずれか、それとも両者に
    は搬送方向に対し横断方向で複数の開口が形成されてお
    り、開口には部分的真空が生起され得る請求項1から4
    のいずれか一項に記載の装置。
  7. 【請求項7】  前記キャリヤの後方には上方へと傾斜
    する部分が設けられており、この部分には複数の開口が
    形成されてそこに部分的な真空が生起され得る請求項1
    から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 【請求項8】  シートの積層体の下底から1枚ごとに
    シートを排出させるための装置であって、シートの積層
    体を受納するホールダを有し、前記ホールダにはキャリ
    ヤと横方向支持体とが具備されており、前記キャリヤが
    シートの搬送方向に対して横断方向に伸びる下方向湾曲
    の形を持ち、従ってキャリヤはその運搬側部に1つの深
    まった部分を有しており、さらに前記キャリヤには前記
    深まった部分の近傍に少なくとも1つの開口が設けられ
    、その位置が、ホールダ内に収容されたシート積層体の
    、そのシートの搬送方向に関しては少なくとも1つの側
    部での1つの縁部領域の下であり、その開口には部分的
    真空が生起され得、さらに下底のシートとその上の積層
    体との間に少なくとも空気層を生じさせるべく積層体の
    前記少なくとも1つの側部に対しての、前記深まった部
    分の上方にある空気吹込み用手段と、下底のシートを排
    出させるための手段とが前記装置に具備されており、前
    記ホールダには後方壁が設けられており、さらに前記後
    方壁には空洞が設けられ、この空洞が後方壁の底部にあ
    って実質的にキャリヤと接続しており、その高さがキャ
    リヤの垂直方向で3cm以下である装置。
JP3243569A 1990-09-28 1991-09-24 シートの積層体の下底から1枚ごとにシートを排出させるための装置 Expired - Fee Related JP2831178B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL9002121 1990-09-28
NL9002121A NL9002121A (nl) 1990-09-28 1990-09-28 Inrichting voor het afvoeren van vellen vanaf de onderzijde van een stapel.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04246035A true JPH04246035A (ja) 1992-09-02
JP2831178B2 JP2831178B2 (ja) 1998-12-02

Family

ID=19857740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3243569A Expired - Fee Related JP2831178B2 (ja) 1990-09-28 1991-09-24 シートの積層体の下底から1枚ごとにシートを排出させるための装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5181711A (ja)
EP (1) EP0478087B1 (ja)
JP (1) JP2831178B2 (ja)
DE (1) DE69109787T2 (ja)
NL (1) NL9002121A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006256819A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Fuji Xerox Co Ltd シート供給装置及び画像形成装置
CN101837899A (zh) * 2009-03-18 2010-09-22 佳能株式会社 片材供给设备及包括该片材供给设备的打印机

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL9400396A (nl) * 1994-03-14 1995-10-02 Oce Nederland Bv Inrichting voor het afvoeren van vellen vanaf de onderzijde van een stapel.
US5836582A (en) * 1994-04-04 1998-11-17 Canon Kabushiki Kaisha Sheet feeding device with air injectors for separating sheets
US5634634A (en) * 1995-03-06 1997-06-03 Eastman Kodak Company Vacuum corrugated duplex tray having oscillating side guides
JP5494168B2 (ja) * 2010-04-16 2014-05-14 コニカミノルタ株式会社 給紙装置及び画像形成装置
CN104828594B (zh) * 2015-03-17 2017-01-11 北京印刷学院 一种印刷品检机
CN109230661A (zh) * 2018-09-10 2019-01-18 台山市永宝工艺制造有限公司 一种纸箱印刷送料装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2812178A (en) * 1953-05-11 1957-11-05 Dux Ab Sheet feeding apparatus
US3099442A (en) * 1961-04-11 1963-07-30 American Can Co Method and apparatus for feeding sheet material
US3163414A (en) * 1962-01-24 1964-12-29 Philco Corp Computer systems
NL295216A (ja) * 1962-07-12 1900-01-01
FR1460465A (fr) * 1965-12-15 1966-11-25 Marius Martin Margeur
CH515126A (de) * 1967-08-11 1971-11-15 Ruenzi Kurt Vereinzelungseinrichtung für gestapelte Bogen
FR2219665A5 (ja) * 1973-02-28 1974-09-20 Bertin & Cie
FR2521905B1 (fr) * 1982-02-19 1986-09-12 Martin Sa Dispositif de marge a caisson aspirant
JPS58188242A (ja) * 1982-04-22 1983-11-02 Fuji Xerox Co Ltd 給紙装置
MX154881A (es) * 1982-09-21 1987-12-24 Xerox Corp Mejoras a un sistema separador-alimentador de hojas para una fotocopiadora
NL8900754A (nl) * 1989-03-28 1990-10-16 Oce Nederland Bv Inrichting voor het afvoeren van vellen vanaf de onderzijde van een stapel.

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006256819A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Fuji Xerox Co Ltd シート供給装置及び画像形成装置
CN101837899A (zh) * 2009-03-18 2010-09-22 佳能株式会社 片材供给设备及包括该片材供给设备的打印机
JP2010215395A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Canon Inc シート供給装置、及び該シート供給装置を備えたプリンタ
JP4742155B2 (ja) * 2009-03-18 2011-08-10 キヤノン株式会社 シート供給装置、及び該シート供給装置を備えたプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
US5181711A (en) 1993-01-26
JP2831178B2 (ja) 1998-12-02
DE69109787D1 (de) 1995-06-22
EP0478087A1 (en) 1992-04-01
EP0478087B1 (en) 1995-05-17
NL9002121A (nl) 1992-04-16
DE69109787T2 (de) 1995-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0251828B2 (ja)
JPH04246035A (ja) シートの積層体の下底から1枚ごとにシートを排出させるための装置
JP2820677B2 (ja) スタックの最上部シートを分離し搬出する装置
US5050853A (en) Device for discharging sheets from the bottom of a stack
JPH057291B2 (ja)
US4560158A (en) Bottom sheet separator-feeder
EP1090859B1 (en) Apparatus for removing sheets one by one from the top of a stack of sheets
JP2588482B2 (ja) 積重ねシート順次放出装置
JPH03272942A (ja) 最上部シートの給送装置
US5584649A (en) Separating device
JP3482096B2 (ja) エアー吸引式給紙装置
JPH04209158A (ja) シート状物の集積装置
RU2613223C2 (ru) Устройство выталкивания и отделения листов и устройство обработки листов
JP7135682B2 (ja) 給送装置、画像形成装置及び画像形成システム
JPH07267383A (ja) トップシートフィーディング装置
JPS6019630A (ja) 給紙装置
JP4003073B2 (ja) 給紙装置
JP3620198B2 (ja) 紙葉類の分離装置
GB2164925A (en) Bottom sheet stacking
JPH034463B2 (ja)
JPH05124746A (ja) シート状物用エアコンベア装置
JP2763954B2 (ja) シート積重体の底部からシートを取出すための装置
JPH033860A (ja) 板状物の無接触集積装置
JPH0521808B2 (ja)
JPS61150942A (ja) 給紙装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080925

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080925

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090925

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees