JP2588482B2 - 積重ねシート順次放出装置 - Google Patents
積重ねシート順次放出装置Info
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- JP2588482B2 JP2588482B2 JP7058288A JP5828895A JP2588482B2 JP 2588482 B2 JP2588482 B2 JP 2588482B2 JP 7058288 A JP7058288 A JP 7058288A JP 5828895 A JP5828895 A JP 5828895A JP 2588482 B2 JP2588482 B2 JP 2588482B2
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Description
からシートを順次放出する装置に関する。同装置は、積
重ねたシートを支持する支持面を備えると共に最下のシ
ートを支持面へ吸引するために吸引手段により内部に第
1真空を生成し得る1以上の開口を備えたホルダーと、
少なくとも最下シートとその上方の積重ねシートとの間
に空気層を生成するためにシート搬送方向から見て積重
ねシートの少なくとも1側面において支持面に送風する
手段と、最下シートを搬出する搬送手段とから成る。
向を横切る下向きの湾曲形状を有するもので、オランダ
特許出願第8900754号から公知である。
なった部分付近で積重ねたシート、すなわち、積重ねシ
ートの山又は堆積シートの側面へ風が送られるので、最
下シートが支持体へ吸引される一方で同時に同シートと
その上方の積重ねシートとの間に空気層が形成されて積
重ねシートは最下シートから持上げられ、最下シートと
積重ねシート残部との間の摩擦が減少するようにされ
る。その結果最下シートは搬送可能になる。
最下シートは積重ねシート残部からかなりうまく分離さ
れるが、用いられる積重ねシートの山の重量及び高さが
著しく異なる場合、剛性度の異なるシートが用いられる
場合及び、例えば、ステープル留め又は鑽孔のために著
しくカールするか又は変形したシートの場合には、分離
及び搬送が実際上妨げられることが分かっている。本発
明の目的は、このような不都合を大幅に減少させる上記
序文による装置を提供することにある。
ば、1以上の開口から最下シートが放出されることに依
存して、次のシートを支持面へ引寄せるために1以上の
開口内に2番目に高い真空を暫時生成する手段が設けら
れる。
シートを分離することが加速されかつ一層確実になる。
上方積重ねシートから最下シートを分離することは、支
持面の1以上の開口から最下シートを放出する間又はそ
の後(実際上直後が好ましい)1以上の開口内の真空を
増強することにより順調に行える。その結果上方積重ね
シートの下方に存在する空気層が効率的に吸出され、次
のシートが迅速かつ確実に支持面へ降下し得るようにさ
れる。
段が吸引手段と結合された1以上の開口を含み、放出す
べき最下シートを少なくも搬送手段の一部へ吸引するた
めに同1以上の開口内に真空を生成することが可能で、
シートを放出する間に搬送手段の少なくも1開口内の真
空を減じる手段が設けられる。その結果最下シート搬送
中に次のシートが搬送手段により伴出されるのが防止さ
れる。
1以上の開口内で真空が暫時増強される間、少なくも最
下シートとその上方の積重ねシートとの間に空気層を生
成するために少なくも積重ねシートの一方側に対して支
持面上方に送出する空気量を暫時減少させる手段が設け
られる。その結果移動中の最下シートとその上方の積重
ねシートの間の空気量が減少し、上方の積重ねシートは
横方向に噴射された空気の妨害を殆ど受けることなく迅
速に支持面の方に降下することができる。
の1以上の開口と結合される吸引手段及び搬送手段内の
1以上の開口と結合される吸引手段が共通のファンを含
み、同ファンは、多重位置選択弁の第1位置において弁
を経由して支持面内の1以上の開口及び搬送手段内の1
以上の開口と結合され、同選択弁の第2位置において支
持面内の1以上の開口と結合され、ファンと搬送手段内
の少なくも1つの開口との間の結合が事実上完全に閉鎖
されると同時に第1位置においては第1真空が生成され
かつ第2位置においては第2の増強された真空が生成さ
れ、また搬送手段内の真空も同様に減じられることを特
徴とする。
持面の1以上の開口と結合される吸引手段及び搬送手段
内の1以上の開口と結合される吸引手段が共通のファン
を含み、同ファンは、多重位置選択弁の第1位置におい
て前記弁を経由して支持面内の1以上の開口及び搬送手
段内の1以上の開口と結合され、前記弁の第2位置にお
いて支持面内の1以上の開口と結合され、搬送手段内の
少なくも1つの開口との結合は事実上完全に閉鎖されと
同時に第1位置において第1真空が生成されかつ第2位
置において第2の増強された真空が生成され、また積重
ねシートの側面へ送出される空気の量も減じらることを
特徴とする。
ることにより、各種圧力を容易にかつ経済的に確実に切
換えることができる。
1多重位置選択弁の第1位置においては前記弁経由で搬
送手段内の1つ以上の開口と結合され、第2位置におい
ては搬送手段内の1つ以上の開口との結合は完全に又は
事実上完全に閉鎖されて搬送手段内の1つ以上の開口は
環境に開放され、かつこのファンは第1位置においては
第1真空、第2位置においては第2真空を生成すべく第
2多重位置選択弁経由で支持面内の1つ以上の開口と結
合され、第1及び第2多重位置選択弁を同時に又は事実
上同時にそれらの第1位置からそれらの第2位置へ導き
かつ第1及び第2多重位置選択弁を同時に又は事実上同
時にそれらの第2位置からそれらの第1位置へ導く手段
が設けられるようにした装置の使用が極めて有益である
ことが判った。これは、各種圧力の選択時間の間の整合
を確実にする。
とも出来る。けれども、支持面がシート搬送方向を横切
って下方に押曲げられた形状を有していて、この支持面
は深くなった部分、すなわち、深み部分を有し、この深
み部分内に1つ以上の開口(10)が設けられるように
した装置においてはシート相互間の分離が一層確実であ
ることが実際に分かっている。
る。
参照しつつなされる以下の説明から明らかとなろう。
わち、下向きに湾曲した支持面1と側壁2、5様式の側
部支持体とを備えた積重ねシート用ホルダーを含み、そ
の上に固定された給気ダクト3は、1つ以上の給気源
(図示せず)と結合可能でありかつホルダーの深み部分
付近の送風口4で終っている。故に空気は、シート搬送
方向と直角かつ支持面と平行に積重ねシートの側面へ吹
付けられる。
けられ、この開口10によって底部シート、すなわち、
最下シートは送風口4付近で支持面1へ吸寄せられる。
開口10は、積重ねシートに吹込まれる空気が最下シー
トと支持面1との間に吹込まれるのを防止するよう、空
気が効果的に積重ねシート内に吹込まれる領域の付近に
延びかつシートの両側縁の近傍に配置されたスロットの
様式になっている。
口を側壁に設けても良い。
り、支持面へ吸寄せられる最下シートと積重ねシートの
残部との間に空気層が生ずる。
つかの可能な様式が上述のオランダ王国特許出願第89
00754号に示されており、参照によって、その内容
がこの出願にそっくり包含される。
は、オランダ王国特許第9002121号に述べられて
いるように、この深くなった部分の上を搬送方向を横切
って単独又は共同で延びる1つ以上の高み部分を設けて
もよい。オランダ王国特許第9002121号の内容
は、参照によってこの出願にそっくり包含される。
へ吹込まれる空気の放出に役立つ。閉じた後壁を使用す
ることも出来る。実際上これは、著しくカールしたシー
トの分厚い積重ねシートを使用するときに好適である。
指示する場所において下に押曲げられ、この板の前部と
後部との間の角度は168°である。この支持面には開
口13が設けられ、この開口内には真空が生成され得
る。他の実施例においては、高められた部分の近傍の支
持面内に開口13が設けられる。支持面1には、最下シ
ートを放出するに役立つ搬送手段16のための凹所15
も設けられる。
詳細に示されているように搬送手段16は可動エンドレ
スゴム引きベルト17を含み、ベルト17には、その中
に真空を生成され得る開口20が設けられる。ゴム引き
ベルト17は2つのローラ18とサクションボックス
(吸引箱)19との上を走行し、図3bに見る如く、そ
れ以内にベルト17の外周が置かれる。サクションボッ
クスはファンのような真空装置(図示せず)と結合さ
れ、この真空装置によって開口20の中に負圧が生成さ
れ得る。
支持面1に対する前記シートの摩擦を、又他方ではその
すぐ上のシートに対する摩擦を克服するようにして、ベ
ルト17が最下シートに力を及ぼさなければならない。
ベルト17により最下シートに及ぼされる力は、就中、
ベルト17と搬送するシートとの間の摩擦係数と、サク
ションボックス19内の真空と、有効吸引面積とに因
る。後者は真空が配される有効面積であり、就中、ベル
ト17及び搬送するシートの粗さと、開口20の寸法
と、ベルト17の穴パターン及びベルト17の下のサク
ションボックス19の寸法とに因る。搬送手段16の代
わりに、この目的のために知られている他の搬送手段を
使用することも出来る。とりわけ、米国特許第4579
330号から判るように摩擦ローラ又は吸引ローラが使
用されて良いけれども、その一層大きい有効吸引面積ゆ
えに図1に示す搬送手段16の方が好ましい。
積重ねシートの側部全体に沿って延びている側壁から成
る必要は無く、就中、積重ねシートの一部分に対するサ
イドストッパーの様式又は位置決めピンの様式であって
良く、支持面の最深部分付近に1つ以上の給気ダクトが
配置され、前記ダクトは積重ねシートの方を向いた送風
口で終っていて良い。側部支持体が積重ねシートに直に
隣接する必要は無い。積重ねシートの側面に空気を吹付
ける手段は、片側だけに配置されても良い。
止プラスチックで作られるか又は導電被覆を設けられて
良い。
組の文書シートをシート毎に何度も機械の露光窓へ放出
する為に使用可能であり、シートは複写されてからホル
ダー内に再び堆積される。こうした場合には、積重ねシ
ート上に堆積されるべきシートの良好な位置決めとシー
トの良好な分離とを促進する為、搬送方向に則して考え
たとき支持面1の前縁が後縁よりも高くなるようにホル
ダーを配置するのが望ましい。
とにより、この装置は、或る限界のうちで種々の判型の
シートの放出に使用され得る。この目的の為に後壁を可
動とすることも出来る。
面1内の開口10、12、13の中及び搬送ベルト17
内の開口20の中における真空の生成により、また、支
持面1の深み部分における積重ねシート側面への空気の
吹付けによって、最下シートは支持面へ吸寄せられその
上方の積重ねシートは積重ねシート側面へ吹付ける空気
により持上げられ、積重ねシートの死荷重ゆえに積重ね
シートの前部及び後部がシールとして機能するので、シ
ートとその上方の積重ねシートとの間に空気層もしくは
空気室が生ずる。この層の中に有る空気により加えられ
る圧力は最下シートの上に有る積重ねシートを最下シー
トから持上げるので、最下シートと積重ねシート残部と
の間の摩擦は減少する。支持面の上方に延びている1つ
以上の高み部分は、もしそれらが設けられているなら
ば、最下シートにこれらの状態の変形を与え、一方、そ
の上方の積重ねシートはその大きな剛性ゆえにこの変形
に追随し難い。変形した場所において側面に空気を吹付
けることにより、その上方の積重ねシートはその下のシ
ートから確実に分離される。最下シートと積重ねシート
残部との間に送風する間に形成される空間の寸法及び形
状は、就中、支持面の形状と、空気を吹込む場所と、側
壁2、5内の送風口4の数と、前記送風口4の形状と、
空気を吹込む方向と、積重ねシート内へ吹込む空気量
と、気流速度と、そこを通って積重ねシートから空気が
逃げ得る漏洩口の存在とにより影響を受ける。
に必要な気流速度と吹込空気量と吹込方向との組合せを
見出すべく熟練者は容易に実験することが出来る。最下
シートとその上方の積重ねシートとの間に空気層が生じ
たとき、最下シートはコンベヤ装置、すなわち、搬送手
段16により放出される。かかる場合、最下シートを積
重ねシートの下から高加速度で引出すのが特に好適であ
る。そうすれば、最下シートのすぐ上に有るシートは大
きな慣性の結果として後に残る。約30m/s2以上の加速度
にて良好な結果を得ることが出来る。
れ得る開口10を深み部分に設けた支持面1を用いるな
らば、最下シートが開口10から退去する間に又はその
後にシートとその上方の積重ねシートとの間に存在する
空気は開口10内の真空を一時増強することにより加速
された速度で排出されることが出来、故に前記シートの
すぐ上のシートは迅速に支持面1へ運ばれ、その後、増
強された真空が存在する開口10の場所において前記シ
ートは支持面へ吸寄せられる。
得る開口12、13を深み部分に設けた支持面1を用い
るならば、最下シートが開口12、13から退去する間
に又はその後にシートとその上方の積重ねシートとの間
に存在する空気は開口12及び又は開口13の中の真空
を一時増強することにより加速された速度で排出される
ことが出来、故に前記シートのすぐ上のシートは迅速に
支持面1へ運ばれ、その後、前記シートは迅速に支持面
1へ吸寄せられる。
の一具体例を概略図示している。この図の線図Aは、搬
送ベルト17の開口20の中の時間対圧力を示す。この
図の線図Bは、支持面1の開口12、13の中の時間対
圧力を示す。この図の線図Cは、時間に対して活動及び
非活動とされる搬送ベルトを示す。この図の線図Dは、
送風口4における時間対圧力を示す。
口20の中の真空は圧力P1(線図A)に設定される。
同時に、支持面内の開口12、13の中の真空は圧力P
2(線図B)に設定され、送風ノズル4内の送風圧はP
4(線図D)に設定される。これらの調整にて、最下シ
ートは支持面1へ吸寄せられ、前記最下シートとその上
方の積重ねシートとの間に空気層が形成される。時刻t
1において、最下シートを放出すべく搬送手段が始動す
る(線図C)。時刻t2においてシートは開口12、1
3から外れる。開口12、13内の圧力はそこで真空P
3へ増強されるので、空気層は加速された速度で排出さ
れる。同時に、搬送ベルト内の開口20は大気圧とされ
る。これは、ダブルシート放出を完全に防ぐ。時刻t3
においてシートは搬送手段を離れ、搬送手段の動作は停
止する。時刻t4において次のシートが支持面へ吸寄せ
られたとき、始動条件が復元される。搬送手段内の開口
の中の真空はP1に戻され、一方、開口12、13内の
真空は圧力P2に設定される。そこで放出サイクルが反
復され得る。送風圧P4は全サイクルを通じ一定に保た
れる。
の別の具体例を概略的に示している。この図の線図A
は、搬送ベルト17の開口20の中の時間対圧力を示
す。この図の線図Bは、支持面1の開口12、13の中
の時間対圧力を示す。この図の線図Cは、時間に対して
活動及び非活動とされている搬送ベルトを示す。この図
の線図Dは、送風口4における時間対圧力を示す。
口20の中の真空は圧力P1(線図A)に設定される。
同時に、支持面内の開口13の中の真空は圧力P2(線
図B)に設定され、送風ノズル4内の送風圧はP4(線
図D)に設定される。これらの調整にて、最下シートは
支持面1へ吸寄せられ、前記最下シートとその上方の積
重ねシートとの間に空気層が形成される。時刻t1にお
いて、最下シートを放出すべく搬送手段が始動する(線
図C)。時刻t2において搬送ベルト内の開口20は大
気圧とされる。これは、ダブルシート放出を完全に防
ぐ。時刻t3においてシートは搬送手段を離れ、搬送手
段の動作は停止する。時刻t4において、開口12、1
3内の圧力は真空P3へ増強され、故に空気層は加速さ
れた速度で排出される。同時に、送風圧は圧力P5へ減
じられる。
(時刻t5)始動条件が復元される。搬送手段内の開口
の中の真空は再びP1に設定され、一方、開口13内の
真空は圧力P2に設定される。送風圧は圧力P4へ戻さ
れる。
方の積重ねシートとの間に新しい空気層が生じて次のシ
ートが搬送可能となる前に、幾らかの時間がかかる。こ
の時間は就中、噴射される空気の量と、気流速度と、シ
ートの剛性とに因る。放出サイクルは然る後に反復され
得る。
示す実施例においては、単一の又は各々の開口12と、
単一の又は各々の開口13と、単一の又は各々の開口2
0と、単一の又は各々の開口4とが、図6の概略結合図
に示すように別々のファンに結合されて良い。開口20
はダクトを経由してファン40へ結合され、開口12は
ダクトを経由してファン41へ結合される。開口13は
ダクトを経由してファン42へ結合され、開口4はダク
トを経由してファン43へ結合される。
又は漏れ制御機構によって、必要な圧力を既知の手法で
設定し得る。4つのファンの代わりに1つ又は2つ又は
3つのファンを使用し得ることは、熟練者には明らかで
あろう。こうして、ファンが開口の別々のグループに結
合され、圧力は例えば上述の諸工程によって調整され得
る。
の方法で得ることが出来る。例えば、ファン速度を増大
させることが出来、環境への何等かの結合を弁により閉
鎖することが出来、その他これに類する方法が有る。
2、13及び開口20は、多重位置切替弁50を経由し
て共にファン44へ結合される。熟練者には知られてい
る様に多様な結合ダクトの直径によって多様な負圧を設
定し得る。図7には第1位置における多重位置切替弁5
0が示されており、そこでは、開口12、13は絞り6
0を経由してファンへ結合され、一方、搬送ベルト内の
開口20は直にファンへ結合される。
弁を伴うこの同じ実施例の結合図が示されており、そこ
では、搬送ベルト内の開口20が大気へ直接結合される
ので真空は取消され、開口12、13はファンと直に結
合される。
45は全サイクルを通じて一定の送風圧に保たれて良い
が、別々の送風圧へ設定される様に構成することも出来
る。このように風圧は、開口12、13内の真空の増強
と同時に又は事実上同時に減殺され得る。
口12か又は開口13が開口20と共に共通切替弁経由
でファンへ結合され、一方、開口13か又は開口12が
別のファンへ結合されるようにした装置がある。
にシートに加えられる逆保持力を減らす為、開口12上
の最下シートの搬送中に開口12、13の中の真空を個
々に除去することも出来る。これらの開口12、13
は、一組の文書シートをシート毎に何度も機械の露光窓
へ放出し、その後シートは複写されてからホルダー内へ
戻すためにこの装置が電子写真式複写機において使用さ
れるとき、薄い資料セット(例えば4枚未満の資料セッ
ト)の処理中に大気圧と結合されることも可能である。
これは、空のホルダーへ戻されるべきシートが余りにも
急速に支持面へ吸引され、故に落下するシートが斜めに
又は折目を伴って支持面へ吸寄せられることを防止す
る。多重位置切替弁は図9aに示すような普通の回転弁
50であって良く、図9aにはその第1位置における弁
部材60を示しており、第1位置においてファン44は
開口20へ結合され且つ絞り61を経由して開口12、
13へ結合される。その一方図9bには第2位置におけ
る弁部材が示されており、ここでは、開口20は直に大
気へ結合され開口12、13は直にファンへ結合され
る。
た格別好適な切替弁51を示す。ハウジングは、図10
及び図11内の線II−II′及び線III−III′についての
断面図に示されている様に、各室内に回転弁部材を備え
た2つの室52、53から成る。双方の室は共通ファン
44と結合可能であり、また、開口20及び開口12、
13と別々に結合される。
ル)84へ固定される。室52は、ファン44と結合さ
れ得る開口を一方に有し、他方には、開口12及び又は
開口13と結合され得る開口を有する。図11に示す様
に回転弁部材85を第1位置へセットすることにより、
ファン44の作動が開口12、13内に第1真空を生成
する。
2、13の上にシートが置かれたときに開口12、13
の完全閉鎖により支持面1内の開口12、13の中の真
空が過度に増強されるのを防ぐ為に設けられる。
ルト内開口20との間の結合を十分に開放し且つ環境へ
の開口81を閉鎖するようにして室53内に配置される
(図12)。
が、それらの第2位置における弁部材を伴って示されて
いる。
事柄であり、共通軸84の周りの弁部材の回転に因る。
13が直にファンへ結合するようにして室内に配置され
る。
大気へ直接結合され且つファン44への開放が閉鎖され
るようにして室内に配置される。
各種開口12、13、20内に負圧を実現する為に、切
替工程を自動化して本発明による装置に用いるのに特に
適している。
数が固定されている例えばメモリチップ内のプログラム
のプリセットによって制御可能である。更に、1つ又は
それ以上のセンサを設けて、例えば放出すべきシートの
位置により放出サイクルを制御しても良い。
る。
る。
の断面図である。
す。
様を示す。
口の結合を示す図である。
重位置切替弁の第1位置における各種開口の結合を示す
図である。
位置における各種開口の結合を示す図である。
第1及び第2切替位置における断面図である。
ける断面図である。
ける断面図である。
ける断面図である。
ける断面図である。
ける断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 積重ねたシートの最下部からシートを順
次放出する装置であって、積重ねシート用の支持面
(1)を備えると共に前記最下シートを前記支持面へ吸
引するために該支持面が吸引手段(41、44)により
内部に第1真空を生成し得る1以上の開口(10、1
2、13)を備えるホルダーと、少なくも該最下シート
とその上方の積重ねシートとの間に空気層を生成するた
めにシート搬送方向から見て少なくも該積重ねシートの
一側面に対して該支持面上方に送風する手段(4)と、
該最下シートを搬出するための搬送手段(16)とから
成り、前記1以上の開口から該最下シートを放出するこ
とに依存して次のシートを該支持面へ引寄せるために該
1以上の開口内に次に高い第2真空を暫時生成する手段
を備えることを特徴とする順次放出装置。 - 【請求項2】 前記1以上の開口(10、12、13)
から前記最下シートを放出する間該1以上の開口(1
0、12、13)内の真空を暫時増強することを特徴と
する、請求項1の装置。 - 【請求項3】 前記1以上の開口(10、12、13)
から前記最下シートを放出した後該1以上の開口(1
0、12、13)内の真空を暫時増強することを特徴と
する、請求項1の装置。 - 【請求項4】 前記搬送手段が吸引手段(40、44)
と結合された1以上の開口(20)を含み、放出すべき
前記最下シートを少なくも搬送手段(16)の一部分へ
吸引するために前記1以上の開口(20)内に真空を生
成することが可能であり、シートを放出する間該搬送手
段の少なくも1つの開口(20)内の真空を減じる手段
を設けることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか
1つの装置。 - 【請求項5】 前記支持面(1)の前記1以上の開口
(10、12、13)内の真空を暫時増強する間少なく
も前記最下シートとその上方の前記積重ねシートとの間
に空気層を生成するために、該積重ねシートの少なくも
一方側に対して支持面上方に送風される空気の量を暫時
減少させる手段を設けることを特徴とする、請求項1乃
至4のいずれか1つの装置。 - 【請求項6】 前記支持面の前記1以上の開口と結合さ
れる前記吸引手段及び前記搬送手段内の前記1以上の開
口と結合される前記吸引手段が共通のファン(44)を
含み、前記ファンが、多重位置切替弁(50、51)の
第1位置において前記弁を経由して該支持面内の該1以
上の開口(10、12、13)及び該搬送手段(16)
内の該1以上の開口(20)と結合され、該切替弁(5
0、51)の第2位置において該支持面(1)内の該1
以上の開口(10、12、13)と結合され、該ファン
(44)と該搬送手段(16)内の少なくも1つの開口
(20)との間の結合が事実上完全に閉鎖されると同時
に前記第1位置において前記第1真空が生成されると共
に前記第2位置においては前記第2の増強された真空が
生成されかつ該搬送手段(16)内の真空が減じられる
ことを特徴とする、請求項4の装置。 - 【請求項7】 前記支持面(1)の前記1以上の開口
(10、12、13)と結合される前記吸引手段(4
4)及び前記搬送手段(16)内の前記1以上の開口
(20)と結合される前記吸引手段が共通のファンを含
み、前記ファンが、多重位置切替弁(50、51)の第
1位置において前記弁を経由して該支持面内の該1以上
の開口(10、12、13)及び該搬送手段(16)内
の該1以上の開口(20)と結合されかつ前記弁(5
0、51)の第2位置において該支持面内の該1以上の
開口(10、12、13)と結合され、該搬送手段(1
6)内の該少なくも1つの開口(20)との結合が事実
上完全に閉鎖されると同時に前記第1位置において前記
第1真空が生成されると共に前記第2位置においては前
記第2の増強された真空が生成されかつ該積重ねシート
の該側面へ送風される空気量が減らされることを特徴と
する、請求項5の装置。 - 【請求項8】 前記吸引手段がファン(44)を含み、
前記ファン(44)が第1多重位置切替弁の第1位置に
おいて前記弁経由で前記搬送手段内の前記1以上の開口
と結合され、第2位置において該搬送手段(16)内の
該1以上の開口(20)との結合が事実上完全に閉鎖さ
れると共に該搬送手段(16)内の該1以上の開口(2
0)が環境に開放され、該ファン(44)は、第1位置
において第1真空を生成すべく第2多重位置切替弁経由
で該支持面内の該1以上の開口(10、12、13)と
結合されると共に第2位置において第2真空を生成すべ
く設けられ、前記第1及び第2多重位置切替弁を事実上
同時にその第1位置から第2位置に導きかつ該第1及び
第2多重位置切替弁を事実上同時にその第2位置から第
1位置へ導く手段(84)が設けられることを特徴とす
る、請求項2乃至4のいずれか1つの装置。 - 【請求項9】 前記支持面がシート搬送方向を横切って
下向きの湾曲形状を有し、該支持面が1以上の開口(1
0、12、13)が設けられる深くなった部分を有する
ようにされることを特徴とする、請求項1乃至8のいず
れか1つの装置。
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- 1995-02-23 JP JP7058288A patent/JP2588482B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1995-03-08 US US08/400,810 patent/US5620176A/en not_active Expired - Lifetime
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