JPH0424581B2 - - Google Patents

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JPH0424581B2
JPH0424581B2 JP58228593A JP22859383A JPH0424581B2 JP H0424581 B2 JPH0424581 B2 JP H0424581B2 JP 58228593 A JP58228593 A JP 58228593A JP 22859383 A JP22859383 A JP 22859383A JP H0424581 B2 JPH0424581 B2 JP H0424581B2
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Japan
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shock absorber
bellows
opening
diameter end
absorber according
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Shutooru Kuruto
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Festo SE and Co KG
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Publication date
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Publication of JPH0424581B2 publication Critical patent/JPH0424581B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/02Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum
    • F16F9/04Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum in a chamber with a flexible wall
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/02Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum
    • F16F9/04Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum in a chamber with a flexible wall
    • F16F9/0472Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum in a chamber with a flexible wall characterised by comprising a damping device
    • F16F9/0481Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum in a chamber with a flexible wall characterised by comprising a damping device provided in an opening to the exterior atmosphere

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、運動させられる機械的なパーツ間に
おける押圧力を緩衝するためのシヨツクアブソー
バに関する。
この種のシヨツクアブソーバは、例えば、弾性
的な素材から構成された緩衝装置(バツフア)と
して周知である。
このような形成の緩衝装置は、相対的にばね作
用の与えられる可動な機械的パーツ間に、適宜な
様式をもつて取り付けられる。これらのパーツ
が、互いに当接すると、その衝撃エネルギーは、
緩衝装置の弾性変形によつて吸収される。
このような緩衝装置の構造は、極めて簡単であ
るが、その反面、該装置の緩衝能力は、緩衝材料
の選択により、一定の不変なものとなつてしまう
という欠点を免れない。
また、すべての弾性材料は、ある程度の変形プ
ロセスを繰り返し行なつた後では、この種の緩衝
装置の緩衝作用を損なうような疲労現象を示す。
さらに、2本の互いに枢支されたレバーアーム
から成る、いわゆる「摩擦ダンパ」として構成さ
れたシヨツクアブソーバつまり振動アブソーバ
も、既に公知となつている。摩擦緩衝を行なうた
めには、各レバーアームが、相対的に動く機械的
なパーツの一方によつて負荷される。従つて、こ
れらのレバーアームは、ヒンジ継手内で相対的に
旋回させられ、機械的なパーツの運動エネルギー
は、ヒンジ継手内における摩擦によつて吸収さ
れ、熱に変換される。
この種の摩擦ダンパを用いると、ヒンジ継手の
作動性に応じて、程度の差こそあれ、かなり大き
な緩衝作用を得ることが出来る。この緩衝作用
は、ヒンジ継手に適宜な解め付けジヨーを設ける
ことにより、その場合場合に応じて変化させるこ
とも可能である。
しかし、このような形式の摩擦ダンパの欠点
は、その構造が比較的複雑であることである。そ
のため、製作コストが高くなると同時に、組み込
み寸法をかなり大きなものにしなければならな
い。
そのほかにも、例えば、特に車輌製作の分野
で、液圧式のシヨツクアブソーバが公知となつて
いる。この場合、床の非平坦性に基づいて生じる
ばねシステムの振動は、液体の摩擦によつて熱に
変換される。そのためには、1本のピストンが、
ばね負荷されたバルブシステムを介して、油圧媒
体を圧縮する。
この種の液圧式シヨツクアブソーバを用いた場
合には、優れた緩衝作用が得られる。この緩衝作
用は、所定の構成形態において、弁ばねの初ばね
力を変えることにより、又は、ピストン内に設け
られたオーバーフロー通路の横断面積を変えるこ
とにより、適宜に調節し、変動させることが可能
である。
しかし、この液圧式のシヨツクアブソーバの場
合も、やはり、その構成が比較的複雑である。
液圧式のピストン・シリンダ・ユニツトにおい
て、所望のシール性を保証するためには、その製
作公差を、極めて厳密に定めなければならない。
従つて、この種のシヨツクアブソーバの製作コス
トは、高くならざるを得ない。
緩衝機能を発揮させるためには、少なからざる
量の液圧媒体を交換することが必要となるので、
液圧式シヨツクアブソーバを、余りに小さく、か
つ扁平に構成することはできないか、或いは、例
えできたとしても、少なくとも、極めて小さい液
圧式シヨツクアブソーバの場合には、その製作費
用に見合つた満足すべき作用を得ることができな
い。
本発明の課題とするところは、公知技術による
シヨツクアブソーバの諸欠点を除いて、その緩衝
特性を、簡単な形式で、広い範囲に亘り変化させ
ることができ、しかも、僅かな製作費用で、種々
異なる形状及び寸法のものとして製作しうるよう
なシヨツクアブソーバを提供することにある。
この課題を解決するため、本発明によるシヨツ
クアブソーバにおいては、互いに向き合つて位置
している剛性的な閉鎖プレートと、これらの閉鎖
プレートを互いに結合しているベローズ状のジヤ
ケツトとを有するケーシングが設けられており、
このケーシングの内部に通じる開口部が、一方の
閉鎖プレートに穿設されており、この開口部に
は、調節自在なスロツトルバルブが取り付け可能
になつている。
このような構成であるため、空気力学の技術分
野で開発された構成要素を充分に利用しうるよう
な構成を有するシヨツクアブソーバを提供するこ
とができる。
種々異なる形態及び寸法のベローズ(蛇腹式連
結部材)は、通常自由に入手しうるように市販さ
れている。また、調節自在なスロツトルバルブ
も、当業者にとつては公知であり、これについ
て、それ以上の詳細な説明をする必要はない。
従つて、本発明によるシヨツクアブソーバは、
その機能が実証されている充分に改良された部品
を用いることにより、極めて簡単に製作すること
ができる。従つて、このシヨツクアブソーバは、
低い製作コストと、高い運転機能信頼性との面で
傑出している。
衝撃を緩衝する媒体としては、ケーシング内に
密閉された空気が用いられる。この空気は、相対
的にばね作用を与えられたパーツが、閉鎖プレー
トに押圧され、ひいては、ベローズ状のジヤケツ
トが圧縮された際に、スロツトルバルブから逃が
される。
本発明によるシヨツクアブソーバの衝撃を吸収
する作用は、この場合、スロツトバルブが空気に
与える流動抵抗によつて規定される。
この流動抵抗は、簡単な形式により、広い範囲
で調節できるので、本発明によれば、可変な緩衝
特性を有するシヨツクアブソーバが提供される。
他方このシヨツクアブソーバは、弾性的な内実
材料から構成された、通常用いられるバツフアの
代用となりうるように、スペースをとらない小さ
なユニツトとして製作することが可能である。
本発明の有利な一使用例として、このシヨツク
アブソーバを、小型の手動操作式装置、例えば、
事務機械に用いることが挙げられる。
この場合、調節自在な緩衝特性を有するシヨツ
クアブソーバを用いることによつて、事務機械に
おける重量、及び発生する振動などに応じた衝撃
緩衝を行なうことができる。これによつて、機械
が従来より大切に扱われることになると同時に、
その操作性も、より快適となる。
なお、過度に大きな衝撃エネルギーを吸収させ
ようとするのでなければ、本発明によるシヨツク
アブソーバを、他の領域で使用することも、当然
可能である。
本発明によるその他の有利な実施態様は、実施
態様項に示されている。
それによれば、ベローズ状のジヤケツトは、截
頭円錐の形状を呈している。このようにすると、
シヨツクアブソーバの高さが僅かであつても、優
れた緩衝機能が発揮される。
このことは、ベローズの各襞が互いに当接する
程度しか、ベローズを圧縮させることができない
という事実に基づいている。従つて、円筒形のベ
ローズの場合には、各襞が、円筒体の外側面内で
アコーデイオン状に圧縮されるので、可能な圧縮
深さ寸法が比較的限定されている。
これに反し、ベローズ状のジヤケツトの形状が
截頭円錐となつていると、ベローズを圧縮する際
に、各襞の少なくとも一部を、互いに同心的に内
外嵌合させること、つまり、入れ子式に嵌め合わ
されることもできる。そのため、同一の高さにお
いて流出する空気の排斥容量を、より大きくする
ことが可能となる。
本発明のシヨツクアブソーバは、スペースをと
らない構成様式という点で、特に優れている。こ
のシヨツクアブソーバの輪郭形状は、通常のゴム
製ダンパにおけるものと等しい。従つて、多くの
使用例において、なんらの改造をすることなく、
代用することができる。
本発明のよるシヨツクアブソーバにおいて、衝
撃後に圧縮されるケーシングを、閉鎖プレート上
に作用する圧力が除去された後、再び膨張させる
ためには、戻し力が必要である。
本発明の基本構造によれば、この戻し力は、ベ
ローズ状のジヤケツトの内部弾性によつて生ぜし
められる。そのためには、ベローズ状のジヤケツ
トが、ばね弾性を有する高品位の材料で構成され
ていなければならない。
本発明の実施態様によれば、特にコスト面で有
利なものとなる。すなわち、材料の節減をはか
り、しかも、プラスチツクの応用を可能とするよ
うな構成となつてなつているため、ベローズジヤ
ケツトのばね弾性を、該ジヤケツト内に装着され
たばね部材、又は閉鎖プレート間に配置された押
しばねによつて、補完又は代用することが提案さ
れている。
このような押しばねを使用すると、この押しば
ねを、特にスペースをとらないよう構成様式で、
シヨツクアブソーバケーシングの内部に配設して
おくことができる。
また、シヨツクアブソーバにおける相対的に動
くカバープレート用の案内装置を設けておくこと
が提案されている。この案内装置は、カバープレ
ートの相対回動運動を阻止すると同時に、シヨツ
クアブソーバのベローズジヤケツトを、保護スリ
ーブとして囲繞する。
このような構成とすれば、シヨツクアブソーバ
は特に堅牢に構成される。しかし、その場合、か
なりのスペースが必要となることは、避けられな
い。
本発明においては、スロツトルバルブに対して
付加的に、ケーシングの内部に通じる開口部のと
ころに、逆止弁が設けられている。
この逆止弁により、衝撃プロセス後に再び膨張
させられるシヨツクアブソーバケーシングの通気
を、迅速に行なうことができるので、このシヨツ
クアブソーバは、極めて迅速に、次の運転を行な
える状態とさせられる。逆止弁は、従来のもので
あり、その使用状態は、例えば実公昭37−9678号
公報に開示されているように使用するものであ
る。
他方、シヨツクアブソーバのケーシングが、外
部の圧力によつて圧縮される場合には、この逆止
弁が閉じるので、ケーシング内に閉じ込められた
空気は、もつぱら、この逆止弁を介してのみ排出
される。従つて、このシヨツクアブソーバから流
出する空気の流動抵抗は、流入する空気の流動抵
抗よりも著しく大である。
早い周期で連続する一連の衝撃を、本発明のシ
ヨツクアブソーバによつて捕捉し吸収しようとす
る場合には、上記のような構成様式が有利であ
り、究極的には不可避ですらある。
この場合、シヨツクアブソーバの構造が、著し
く複雑なものとなるようなことはない。何故なら
ば、この逆止弁は、逆止機能を有する公知のスロ
ツトルバルブと組み合わせることができるからで
ある。
本発明においては、截頭円錐形状を呈するベロ
ーズ状のジヤケツトにおける襞の有利な形状が示
されている。
これらの実施態様によると、ベローズ状のジヤ
ケツトを、より効果的に圧縮することが可能とな
る。従つて、同一の高さで、より大きな緩衝スト
ロークが得られる一方、各襞にほぼ等しい応力が
生じる。従つて、早期の疲労現象及び破損が回避
されることにもなる。
次に、添付図面に示した複数の実施例に基づい
き、本発明を詳細に説明する。
各図において、同一の部分には、それぞれ同一
の符号が付されている。
第1図には、全体を符号1で示されたシヨツク
アブソーバ1の基本構造が示されている。これ
は、2枚の閉鎖プレート2,3によつて形成され
ている。これらの閉鎖プレート2,3は、ベロー
ズ状のジヤケツト4によつて、互いに結合されて
いる。閉鎖プレート2,3は、ジヤケツト4と共
に、一つのケーシングを形成している。
このケーシングは、ジヤケツト4におけるベロ
ーズの襞5が、縦の軸線方向で折り畳まれること
により、圧縮可能である。この場合、それぞれ反
対側で向き合つて位置している閉鎖プレート2,
3は、互いに接近する方向で運動する。ケーシン
グの圧縮は、緩衝しようとする衝撃によつて行な
われ、この衝撃は、概ね軸方向で、閉鎖プレート
2,3に作用する。
その際に解放された衝撃エネルギーは、ケーシ
ング内に封じ込められた空気を、スロツトルバル
ブから押し出すことによつて吸収される。
閉鎖プレート2,3の一方には、スロツトルバ
ルブの座として、ケーシングの内部に通じる開口
部6が穿設されており、図示されてないスロツト
ルバルブを、この開口部6に取り付けることがで
きる。
この場合、公知の形式を有する調節可能なスロ
ツトルバルブが用いられ、流出する空気の流動抵
抗は、このスロツトルバルブを介して、変動可能
となつている。
このような構成をとることによつて、本発明に
よるシヨツクアブソーバの緩衝特性は変動させら
れ、その都度における所望の状況に適合させられ
る。
このスロツトルバルブは、開口部6内に螺合さ
れていると有利である。そのためには、該開口部
6にねじ山が設けられる。
閉鎖プレート2,3に作用する圧力衝撃によつ
て、シヨツクアブソーバ1のケーシングは、部分
的に圧縮された位置に移行させられるが、その
際、空気は、開口部6内に螺合されたスロツトル
バルブを介して、ケーシングから流出する。
閉鎖プレート2,3に対する圧力負荷が軽減さ
れると、ケーシングは、その出発位置に戻される
が、この復元は、ベローズ状のジヤケツト4の内
部弾性を介して達成される。なお、第2図には、
ベローズ状のジヤケツト4における有利な截頭円
錐形状が明らかに示されている。この截頭円錐形
状は、ジヤケツト4に、半径方向の大きな剛性
と、軸方向の良好な案内精度とを付与する。しか
も、ジヤケツト4が圧縮された際には、その襞5
が、同心的に一部内外嵌合するので、ケーシング
の圧縮度が著しく増大し、両閉鎖プレート2,3
は、かなり近接した位置を占めることができる。
シヨツクアブソーバ1の高さが小さい場合に
も、ケーシングから排出される空気の容積は、か
なり大きい。つまり、このシヨツクアブソーバ1
は、エネルギー吸収効率が良いため、大きな動的
作用範囲を有している。
本発明における如く、シヨツクアブソーバ1
が、ベローズ状のジヤケツト4により、截頭円錐
形状となつていると、大きい直径を有する方のジ
ヤケツト端部7に面した側の閉鎖プレート3を、
この閉鎖プレート3が、半径方向でジヤケツト4
を越えて突出するような大きさに構成しておくこ
とと、有意義である。閉鎖プレート3におけるこ
の突出部分9は、図示されてない適宜な固定部材
の担体として用いられる。シヨツクアブソーバ1
は、この固定部材を介して衝撃負荷される装置、
特に事務機械の上に固定される。
このように、取り付けプレートとしても用いら
れる閉鎖プレート3は、通常、スロツトルバルブ
を受容する開口部6をも備えている。これに対
し、この閉鎖プレート3と向き合つて位置してい
る他方の閉鎖プレート2は、1枚の閉じられた皿
状緩衝体を形成しており、この皿状緩衝体は、衝
撃作用に対して保護されるべき装置から解放され
て、外方に突出している。
第1図に示すシヨツクアブソーバ1は、一方の
側で閉じられたベローズ本体を有している。この
場合、ベローズ状のジヤケツト4は、小さい直径
を有する方の端部8のところで、一体成形された
平坦な端面壁10により境界づけられている。
閉鎖プレート2は、この端面壁10とほぼ同寸
法であり、例えば、接着もしくは熔着によつて、
該端面壁10と剛性的に結合されている。他方、
大きい直径を有する方の端部7では、ジヤケツト
4は、閉鎖プレート3に向かつて開いている。
ジヤケツト4は、閉鎖プレート3に対する接触
個所で、一貫した環状リツプ11として拡開され
ており、この環状リツプ11は、閉鎖プレート3
とシール接続(密着)されている。この場合も、
接着又は溶着による接続を行なうことができる。
なお、このような構成形式は、決して強制的な
ものではなく、むしろ、例えば第2図に示されて
いるように、ベローズ本体が、閉鎖プレート3に
面する側でも、他方の端面壁12によつて閉鎖さ
れていてもよい。
この端面壁12には、通流開口部13が穿設さ
れており、閉鎖プレート3の開口部6内に挿入さ
れる図示されてないスロツトルバルブは、この通
流開口部13を介して、シヨツクアブソーバ1の
内部14と連通している。
さらに、第2図に示す構成から明らかなよう
に、衝撃負荷がかけられた後で、シヨツクアブソ
ーバ1を膨張させるための戻し力は、単にベロー
ズ状のジヤケツト4のばね弾性のみによつて生じ
させられるのではなく、ジヤケツト4の各襞5の
間には、ばね作用を発揮する、例えばスチール製
のリング15、もしくはコイルばねが装着されて
いる。
これに対して、ジヤケツト4は、弾性的な素
材、例えば、ゴム又はプラスチツクで、構成され
ている。ばね作用を有するリング15は、ジヤケ
ツト4を補強するとともに、ジヤケツト4の弾性
的な戻し力を強化する。
さらに、両閉鎖プレート2,3間には、これら
の閉鎖プレート2,3に支承された押しばね16
が配置されている。この押しばね10は、ばね作
用を有するリング15と組み合わされて、あるい
は、このようなリングを用いない場合でも、付加
的な戻し力を発揮する。
本発明の有利な一実施態様によれば、この押し
ばね16が、シヨツクアブソーバ1の内部14に
配置されている。
第2図に示されたような形状を有する本発明の
シヨツクアブソーバ1においては、ベローズ状ジ
ヤケツト4の各襞5が大きい直径を有する方の端
部7から、小さい直径を有する方の端部8に向か
つて、次第に、かつ連続的に、小さくなつてい
る。このような寸法の縮小は、各襞5の曲率半径
を適宜小さくすることによつて達成される。
このような構成とすると、各襞5は、申し分な
く互いに同心的に内外嵌合するので、シヨツクア
ブソーバ1を圧縮するに当り、襞5の素材が損な
われることは殆どない。
この場合、襞寸法の段階付け(グラジエーシヨ
ン)は、次のような形式で行なうと有利である。
即ち、襞内における応力S、つまり襞材料の曲げ
モーメントMと、抵抗モーメントWとの比が、 S=M/W=Const. なる方程式であらわされるよいに、ジヤケツト4
の軸方向全長に亘つて、一定に保たれるようにす
る。
このようにすると、シヨツクアブソーバ1に作
用する負荷は、ジヤケツト4のすべての襞5に均
等に分配されるので、材料の疲労に対する予防
と、本発明によるシヨツクアブソーバ1の長寿命
とが保証される。
第2図に示す実施例による各襞5は、ほぼ円形
リング状を呈するように湾曲させられている。し
かし、この実施例におけるのと同じような応力の
状況は、第3図に示された実施態様においても、
次のような措置をとることにより達成される。
即ち、截頭円錐形状を呈するジヤケツト4の内
側及び外側の襞頂部17,18を、それぞれ楕円
状に湾曲させておき、すべての楕円の長軸19を
同寸法にしておくのに対し、楕円の短軸20の寸
法を、ジヤケツト4における小さい直径を有する
方の端部8からの距離が増大するにつれて、大き
くしておく。襞5におけるこの楕円形状は、補助
線21を用いて、第3図に明示されている。
さらに、第3図に示されたような形状を有する
ような本発明のシヨツクアブソーバ1において
は、両閉鎖プレート2,3が、半径方向にベロー
ズ状ジヤケツト4を越えて突出している。閉鎖プ
レート3,2におけるこれらの突出部9,22の
間では、押しばね16が作用している。この押し
ばね16は、ジヤケツト4によつて囲繞されたケ
ーシングの外部に配置されており、シヨツクアブ
ソーバ1の戻しばねとして用いられる。
第4図に示されている本発明による別の実施例
においては、閉鎖プレート2,3がベローズ状の
ジヤケツト4の軸線方向で運動しうるように案内
されており、かつ、この軸線方向に対して傾斜し
た方向でのすべての運動と、各閉鎖プレート2,
3の相対回動運動とは阻止されている。
このような案内形式が特に望ましいのは、シヨ
ツクアブソーバ1が、すべての方向での制御が不
能な衝撃にさらされるような場合である。この場
合、閉鎖プレート2,3の案内をそれぞれ一方の
閉鎖プレート2,3に装着され、かつ互いに同軸
的に閉鎖プレートを囲繞しているスリーブ23,
24を介して行なうことが可能である。
これらのスリーブ23,24は、閉鎖プレート
2,3の軸方向の運動に際して、相互接近又は相
互離反する方向で、テレスコープ式、つまり入れ
子式に内外嵌合させられる。このようなテレスコ
ープ式案内を行なうと、シヨツクアブソーバ1に
対して、ほぼ軸線方向で、或いは非軸線方向で、
圧力衝撃が加えられた場合に、ベローズ状のジヤ
ケツト4が、制御不能な変形を来たすことは回避
される。
既に述べたように、両閉鎖プレート2,3の相
対回動運動を阻止するためにも、一方のスリーブ
24に、軸方向の溝25を穿設しておき、他方の
スリーブ23に適宜一体成形された突起26を、
この溝25内で案内する。
第4図に示すこの案内装置は、円筒形に形成さ
れた図示のベローズ状ジヤケツト4の場合と同じ
ように、截頭円錐形のジヤケツト4の場合にも、
考慮の対象となりうる。
さらに、図面に即して説明された本発明による
シヨツクアブソーバ1のそれぞれ異なつた実施態
様を有する各要素も、互いに取り替えることがで
きる。つまり、これらの各要素を、図示されたの
とは異なつた型式で組み合わせても、依然とし
て、本発明の範囲に属するものである。
本発明によるシヨツクアブソーバにおける上述
のすべての構成様式の開口部6内に挿入されるス
ロツトバルブは、一般に用いられる形式のもので
ある。即ち、このスロツトルバルブは、シヨツク
アブソーバ1から押し出されるか、或いは、これ
に流入させられる空気の流動抵抗を変えることが
できるような、調節自在のバルブである。従つ
て、シヨツクアブソーバにおける所望の緩衝特性
を調節し、あるいは、この緩衝特性を、その都度
与えられた状況に適合させることが可能となつて
いる。
極めて低い振動数をもつて吸収されるべき衝撃
を考慮しなければならない場合にも、本発明によ
るシヨツクアブソーバは、他の弁装置を必要とす
ることなく、単に、このスロツトルバルブのみ
で、申し分なく機能し、空気は、このスロツトル
バルブを介して、シヨツクアブソーバ1のケーシ
ング内に流入し、あるいはこれから流出する。
この種のシヨツクアブソーバ1における運転条
件として要求されるのは、シヨツクアブソーバ1
が、その負荷軽減後に空気を吸入して、出発位置
に戻るのに必要な時間を、連続して生ずる衝撃と
衝撃との間のタイムインターバルより短かくして
おくことである。
この条件が満たされないような場合には、本発
明による別の実施態様におけるように、ケーシン
グの内部14に通じる開口部6に固定される付加
的な逆止弁を、シヨツクアブソーバ1に設けてお
くことが必要となる。この場合、逆止機能を有す
るスロツトルバルブを用いると、スロツトルバル
ブをも取り付けることのできるような開口部6を
形成しておけばよい。
しかし、閉鎖プレート2,3の一方に、逆止弁
用の別個の開口部(図示せず)を設けておくこと
も可能である。この逆止弁は、外部の衝撃によつ
て、ケーシングが圧力負荷された場合に、閉鎖位
置を占め、シヨツクアブソーバ1の負荷軽減に際
して、開放位置に切り換えられるように、シヨツ
クアブソーバ1内に配置されていなければならな
い。
このようにすると、シヨツクアブソーバ1の内
部14に封入された空気を、圧力負荷時には、も
つぱらスロツトルバルブのみを介して逃がし、逆
に負荷軽減相においては、逆止弁を介して、空気
を吸入することが可能となる。
なお、この場合の逆止弁は、スロツトルバルブ
より著しく低い流動抵抗を流入空気に与えるよう
に設計されていなければならない。このようにす
ると、本発明によるシヨツクアブソーバ1の回復
時間を、申し分なく短縮することができるので、
このシヨツクアブソーバ1は、高い振動数で、連
続的に生ずる衝撃をも吸収することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、それぞれ、本発明による
シヨツクアブソーバの四つの異なる実施例を示す
縦断面図である。ただし、第3図のみは、シヨツ
クアブソーバの半割部分を、概略的に示す縦断面
図である。 1…シヨツクアブソーバ、2,3…閉鎖プレー
ト、4…ジヤケツト、5…(ベローズの)襞、6
…開口部、7,8…ジヤケツトの端部、9…閉鎖
プレートの突出部、10,22…端面壁、11…
環状リツプ、13…通流開口部、14…シヨツク
アブソーバ(ケーシング)の内部、15…リン
グ、16…押しばね、17,18…襞頂部、19
…楕円の長軸、20…楕円の短軸、21…補助
線、22…突出部、23,24…スリーブ、25
…溝、26…突起。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 2枚の閉鎖プレート2,3と、当該2枚
    の閉鎖プレート2,3との間に配設されている
    圧縮可能なベローズ4を備えているケーシング
    を有し; (b) 前記ベローズ4は截頭円錐形状で、かつ小径
    の端部7と大径の端部8とを有しており;さら
    に (c) 前記2枚の閉鎖プレート2,3は、前記ベロ
    ーズ4の軸方向に互いに関して可動であり、か
    つばねの力により互いに離隔し偏倚されてい
    る、シヨツクアブソーバにおいて、 (d) 前記ベローズ4の内部14に開口している開
    口部6が設けられており、当該開口部6を介し
    て、前記ベローズ4が圧縮されると排気可能と
    なり; (e) 前記ベローズ4の個々の襞5のサイズは、前
    記大径の端部8から小径の端部7へ向かつて
    徐々に減少しており; (f) 前記個々の襞5の曲率半径は、大径の端部8
    から小径の端部7へ向かつて徐々に減少してお
    り;かつ (g) 前記ベローズ4の外側または内側に、少くと
    も1個のばねリング15または少くとも螺旋ば
    ねが前記襞5の中に設けられていることを特徴
    とするシヨツクアブソーバ。 2 前記襞5は、当該襞5の応力が式 S=M/W=Const. (ここでSは応力、Mは曲げモーメントであり、
    Wは耐抗モーメント)となる襞寸法段付を有して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のシヨツクアブソーバ。 3 前記襞5が内側および外側に楕円弯曲の襞頂
    部17,18を有しており、すべての楕円の長軸
    は同じサイズであり、かつ短軸は前記大径の端部
    8から小径の端部7に向かつて長さを伸ばしてい
    る、ことを特徴とする特許請求の範囲第1項また
    は第2項に記載のシヨツクアブソーバ。 4 調節可能な絞り弁が前記開口部6の中に取り
    付けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
    至第3項のいずれかに記載のシヨツクアブソー
    バ。 5 逆止弁が前記開口部6の中に取付けたことを
    特徴とする特許請求の範囲第4項に記載のシヨツ
    クアブソーバ。 6 前記絞り弁及び逆止弁が共通の開口部6の中
    に設けられ、かつ共通のユニツトである、ことを
    特徴とする特許請求の範囲第5項に記載のシヨツ
    クアブソーバ。 7 前記閉鎖プレート2,3は、前記ベローズ4
    の軸方向に可動に案内されており、かつ互いに関
    して非回転的に配設されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記
    載のシヨツクアブソーバ。 8 前記軸方向の案内作用は、1つが他のものを
    同軸的に囲む状態で互いに入り子状に、かつそれ
    らの各々が前記閉鎖プレート2,3の1つに取り
    付けられている2個のスリーブ23,24に依つ
    て行われており、前記1つのスリーブ23は、軸
    方向に延びている溝25を有しており、かつ前記
    他のスリーブ24は、前記溝の中を動く突起26
    を有していることを特徴とする特許請求の範囲第
    7項に記載のシヨツクアブソーバ。
JP58228593A 1982-12-04 1983-12-05 シヨックアブソ−バ Granted JPS59110930A (ja)

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DE3244997.6 1982-12-04

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