JPH04245062A - Pcmディジタルオーディオ信号再生装置 - Google Patents

Pcmディジタルオーディオ信号再生装置

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JPH04245062A
JPH04245062A JP3011089A JP1108991A JPH04245062A JP H04245062 A JPH04245062 A JP H04245062A JP 3011089 A JP3011089 A JP 3011089A JP 1108991 A JP1108991 A JP 1108991A JP H04245062 A JPH04245062 A JP H04245062A
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digital audio
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Tsunao Hasegawa
長谷川 綱雄
Masahiro Sui
須井 昌弘
Tomoyasu Yamada
山田 智靖
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はコンパクトディスク等の記録媒体
から読み出したPCM(Pulse CodeModu
lation)ディジタルオ―ディオ信号を再生するP
CMディジタルオ―ディオ信号再生装置に関する。
【0002】
【背景技術】コンパクトディスク(CD)、ディジタル
オ―ディオテ―プ(DAT)等のディジタルオ―ディオ
信号を記録する記録媒体において、そのディジタルオ―
ディオ信号の記録周波数は、サンプリング定理により折
り返し歪みを生じないようにサンプリング周波数の半分
以下の帯域の周波数になっている。
【0003】通常、人間が聴取することができる単一信
号音(純音)の周波数は20KHzと言われており、こ
れに従って、サンプリング周波数はコンパクトディスク
の場合、44.1KHz、ディジタルオ―ディオテ―プ
の場合、48KHzとなっている。一方、近年の研究に
より、今までのように20KHzで急峻に立ち下がる周
波数特性を有するフィルタを用いてオ―ディオ信号の高
域成分をカットすると不自然な再生音となること、また
インパルスのような高域成分を含んだ信号に対する波形
応答にリンギングを生ずることによる波形再現性等の問
題が論じられている。
【0004】また、サンプリングされた信号の連続性に
着目してこれらサンプリング点を時間的に連続となるよ
うにラグランジェ補間、スプライン補間等の補間を行な
うことにより波形再現性を改善する技術が導入され、結
果的に20KHz以上の信号成分を再生することが可能
となるCDプレ―ヤ等の製品が商品化されている。しか
しながら、かかる技術による装置によれば、再生される
高域成分は基本波の折返し信号であり、録音時にフィル
タにより制限された20KHz以上の高域成分とは言い
がたいのである。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、録音時に失った20K
Hz以上の高域成分を生成して原信号に加えることによ
り、自然な再生音を得ると共にインパルスのような高域
成分を含んだ信号に対してリンギングをほとんど生ずる
ことなく波形応答が可能なPCMディジタルオ―ディオ
信号再生装置を提供することである。
【0006】
【発明の構成】本発明のPCMディジタルオ―ディオ信
号再生装置は、記録媒体から読み出したPCMディジタ
ルオ―ディオ信号を再生するPCMディジタルオ―ディ
オ信号再生装置であって、PCMディジタルオ―ディオ
信号を受けそのサンプリング周波数fs のほぼ1/2
の周波数以上の成分を減衰させかつサンプリング周波数
をn(nは2以上の整数)倍にして新たなサンプリング
点を補間する第1オ―バサンプリングディジタルロ―パ
スフィルタと、該ロ―パスフィルタの出力オ―ディオ信
号を原信号としてその高調波成分を生成するディジタル
乗算手段と、サンプリング周波数fs のほぼ1/2の
周波数以下の乗算手段の出力オ―ディオ信号成分を減衰
させるディジタルハイパスフィルタと、ロ―パスフィル
タの出力オ―ディオ信号とハイパスフィルタの出力オ―
ディオ信号とを加算する加算手段とを有することを特徴
としている。
【0007】また、本発明のPCMディジタルオ―ディ
オ信号再生装置は、記録媒体から読み出したPCMディ
ジタルオ―ディオ信号をD/A変換してアナログオ―デ
ィオ信号として再生する再生装置であって、PCMディ
ジタルオ―ディオ信号のサンプリング周波数fs のほ
ぼ1/2の周波数以上のアナログオ―ディオ信号の成分
を減衰させるロ―パスフィルタと、該ロ―パスフィルタ
の出力オ―ディオ信号を原信号としてその高調波成分を
生成する乗算手段と、サンプリング周波数fs のほぼ
1/2の周波数以下の乗算手段の出力オ―ディオ信号成
分を減衰させるハイパスフィルタと、ロ―パスフィルタ
の出力オ―ディオ信号とハイパスフィルタの出力オ―デ
ィオ信号とを加算する加算手段とを有することを特徴と
している。
【0008】
【発明の作用】本発明のPCMディジタルオ―ディオ信
号再生装置においては、記録媒体から読み出されたディ
ジタルオ―ディオ信号のサンプリング周波数fs /2
以下の原信号成分のみを抽出し、原信号成分の高調波成
分を生成してその高調波成分のうちのfs /2以上の
高調波成分を抽出して原信号成分に重畳することが行な
われる。よって、fs /2以下の原信号成分には影響
を与えることなく原信号の高次高周波成分を生成するこ
とできる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。図1に示した本発明によるPCMディジ
タルオ―ディオ信号再生装置においては、コンパクトデ
ィスク等の記録媒体から読み出されたPCMディジタル
オ―ディオ信号が入力端子INに供給される。コンパク
トディスクの場合にはコンパクトディスクからピックア
ップ(図示せず)により読み出された後、EFM(Ei
ghtto Fourteen Modulation
)復調されかつ誤り訂正されたディジタルオ―ディオ信
号が供給される。入力端子INには第1のLPF1が接
続されている。LPF1は通常のCDプレ―ヤに用いら
れている4倍のオ―バサンプリングディジタルLPFで
あり、入力信号のサンプリング周波数fsの1/2倍の
周波数以上で急峻に減衰する特性を有する。LPF1の
出力には2つの乗算器2及び3が接続されている。第1
の乗算器2はLPF1の出力値を2乗し、第2の乗算器
3はLPF1の出力値と乗算器2の出力値とを乗算する
。また、乗算器2の出力には第1の係数乗算器4が接続
され、乗算器3の出力には第2の係数乗算器5が接続さ
れている。係数乗算器4は係数K1 を乗算し、係数乗
算器5は係数K2 を乗算する。係数乗算器4及び5の
出力には第1の加算器6が接続され、係数乗算器4及び
5の出力値が加算される。加算器6の出力には2fs 
以下の周波数成分をカットするためのディジタルHPF
7が接続されている。このHPF7出力と共にLPF1
の出力には第2の加算器8が接続され、LPF1及びH
PF7の出力値が加算される。加算器8の出力には更に
第2のLPF9が接続されている。 LPF9はカットオフ周波数が3fs /2以上で、サ
ンプリングレ―トを4fs から8fs に上げるFI
R型のオ―バサンプリングディジタルフィルタである。 LPF9の出力にはD/A変換器10が接続されている
。D/A変換器10はLPF9からのディジタルオ―デ
ィオ信号をアナログ信号に変換し、入力信号のサンプリ
ング周波数fs の8倍の周波数8fs で動作する。 D/A変換器10の出力信号が出力端子OUTに供給さ
れる。
【0010】かかる構成において、記録媒体が読み出さ
れたサンプリング周波数fs のPCMディジタルオ―
ディオ信号は先ず、LPF1によって4倍のサンプリン
グ周波数にされて4fs となり、ディジタルオ―ディ
オ信号の周波数fs /2以上成分がカットされる。こ
のようにサンプリング周波数を4fs に上げた場合に
はfs /2から2fs の周波数範囲の高調波成分を
生成させることが可能となる。LPF1から出力される
サンプリング周波数4fs のディジタルオ―ディオ信
号が乗算器2に供給されることにより2次高調波成分が
生成され、乗算器3に供給されることにより3次高調波
成分が生成される。
【0011】LPF1から乗算器2及び3への入力信号
がcos ωt を示す場合には乗算器2の出力値はc
os ωt ・cos ωt =(1+cos2ωt)
/2となり、乗算器3の出力値は cos ωt ・cos ωt ・cos ωt ={
(3cos ωt)+(cos3ωt)}/4となり、
2次高調波成分及び3次高調波成分が各々生成される。 なお、これと同様の乗算を繰り返せば4次高調波以上の
高調波成分の生成も可能である。
【0012】乗算器2及び3から出力されるこれら高調
波成分を含む信号は係数乗算器4及び5によってレベル
調整された後、加算器6に供給されて互いに加算される
。加算器6から出力される信号には2次高調波成分及び
3次高調波成分以外の成分も含まれており、2次高調波
成分及び3次高調波成分を取り出すためにはそれ以外の
成分を除去しなければならない。また、記録媒体が読み
出されたPCMディジタルオ―ディオ信号中にもfs 
/2以下の周波数では高調波成分が含まれており、加算
器8においてそれら成分と加算されると、重複加算とな
ってしまう。従って、加算器6から出力される信号はH
PF7に供給され、fs /2以下の周波数成分がカッ
トされる。このため生成された2次高調波成分及び3次
高調波成分がfs /2以下の周波数成分であればその
高調波成分もカットされることになる。このことについ
ては更に後述する。
【0013】HPF7から出力される信号は加算器8に
おいてLPF1から出力される信号と加算される。すな
わち、LPF1からの原信号成分とHPF7からの高調
波成分とが加算される。上記した係数乗算器4及び5は
この加算時の原信号成分と高調波成分との割合を調整す
るものであり、割合は係数K1 ,K2 の値によって
定まる。係数K1 ,K2 は実際に再生音を聴取して
決定しても良いし、外部からキ―操作に応じて任意の値
に制御できる構成にして音楽ソ―スに相応しい音質を得
ることができるようにしても良い。
【0014】加算器8から出力される信号はLPF9に
供給されて信号中の3fs /2以上の周波数成分が除
去される。これはfs /2以下の原信号の2次及び3
次高調波成分の最高周波数は3fs /2であるからで
ある。 LPF9によりサンプリングレ―トが2倍となり、8f
s のサンプリング周波数となった信号がD/A変換器
10に供給されてアナログオ―ディオ信号に変換される
。 よって、このアナログオ―ディオ信号には記録媒体から
読み出された原信号に含まれていなかった2次及び3次
高調波成分が含まれるのである。
【0015】次に、かかる装置の各部で得られるディジ
タル信号が表わす信号波形例を示す。記録媒体から読み
出されたPCMディジタルオ―ディオ信号が例えば、1
2KHzの正弦波を示す場合にはLPF1から出力され
る信号は図2に示すような波形を表わすことになる。L
PF1の出力においてサンプリングレ―トが4倍に上が
っているが、波形を分り易くするために新たなサンプリ
ング点間を直線で結んだ信号波形としている。この信号
から乗算器2及び3により2次高調波成分(24KHz
)及び3次高調波成分(36KHz)を得て係数乗算器
4及び5を介した後、加算器6にて加算すると、加算器
6で得られる信号波形は図3の如くなる。ここでは係数
K1 ,K2 の値を共に1としている。加算器6の出
力信号中には2次及び3次高調波成分以外のDC成分、
12KHzの基本波等の不要成分も含まれる。この不要
成分をHPF7によって除去した後の波形が図4であり
、ここで抽出された2次高調波成分(24KHz)及び
3次高調波成分(36KHz)と原信号成分とを加算器
8にて加算すると、図5に示すように信号波形が得られ
る。よって、加算された信号の周波数スペクトルは例え
ば図6に示すようになる。
【0016】一方、記録媒体から読み出されたPCMデ
ィジタルオ―ディオ信号が例えば、1KHzの正弦波を
示す場合には加算器6で得られる信号波形は図7の如く
なる。この場合、加算器6の出力信号中の周波数成分は
DC成分、1KHzの基本波、2次高調波成分(2KH
z)及び3次高調波成分(3KHz)が含まれるが、こ
れらの成分はHPF7によって全て除去されてしまう。 従って、D/A変換器10から出力されるオ―ディオ信
号には1KHz以外の成分は現われない。これは原信号
(1KHz)に高調波が生じていれば2KHz、3KH
z等の成分は原信号に含まれて記録されているため重ね
て加算する必要がないためである。図8は1KHzの原
信号に対して2次高調波成分(2KHz)及び3次高調
波成分(3KHz)が除去された場合の加算器8の出力
信号の周波数スペクトルを示し、破線がその除去された
高調波成分である。
【0017】図9は本発明の他の実施例を示しており、
図1と同一部分は同一符号で示している。この装置にお
いては、加算器8とLPF9との間に第3のLPF11
が設けられている。これ以外の構成は図1と同様である
。LPF11はカットオフ周波数をfs /2とし、こ
のfs /2付近で緩やかに減衰する次数の低いロ―パ
スフィルタである。これにより、原信号と高調波成分と
のレベルバランスを乗算器4及び5によってとることに
より、波形再現性が良く、高調波成分を強調することが
ない音質にすることができる。それを明らかにするため
にインパルス応答の信号波形を示す。図10はLPF1
の出力信号が示すインパルス応答であり、帯域を急峻に
制限したことによりリンギングが確認される。これに高
調波成分を重畳する加算器8の出力信号が示すインパル
ス応答が図11であり、高調波成分を加えたことにより
リンギングが少なくなっている。更に緩やかに減衰特性
を有するLPF11を介することにより図12に示すよ
うにリンギングが更に少ないインパルス応答の信号波形
が得られる。
【0018】図13も本発明の他の実施例を示しており
、図1と同一部分は同一符号で示している。この装置に
おいては、LPF1の出力信号がD/A変換器12に供
給され、HPF7の出力信号がD/A変換器13に供給
される。D/A変換器12及び13からの各アナログ出
力信号が加算器14によって加算される。すなわち、原
信号と高調波成分とを個別にD/A変換器にてアナログ
信号に変換し、アナログ信号にて加算することが行なわ
れる。この装置においては、原信号に関する部分につい
ては従来回路をそのまま用いることができ、また高調波
成分についてアナログ信号の段階でレベル調整できるな
どの利点がある。
【0019】なお、上記した各実施例においては、LP
F9は3fs /2以上の周波数成分除去が目的である
ので、D/A変換器でアナログ信号に変換した後にアナ
ログフィルタによって除去しても良いし、D/A変換器
以降のアナログフィルタを排除するために更に8倍、1
6倍……などとサンプリングレ―トを上げても良い。ま
た、上記した各実施例においては、PCMディジタルオ
―ディオ信号再生装置中にD/A変換器も含んでいるが
、D/A変換器はこの再生装置とは別に外部に設けられ
ていても良い。
【0020】更に、上記した各実施例においては、図1
3の装置を除き、記録媒体から読み出したディジタルオ
―ディオ信号をディジタルレベルで信号処理した後、D
/A変換しているが、記録媒体から読み出したディジタ
ルオ―ディオ信号をD/A変換した後、図1の装置と同
様の動作をアナログレベルで信号処理しても良い。また
、上記した各実施例においては、乗算や加算等の演算途
中でオ―バフロ―やアンダ―フロ―が生じないようにす
る必要があり、また、D/A変換器ではクリッピングが
生じないように係数を掛け合わせる必要がある。
【0021】
【発明の効果】以上の如く、本発明のPCMディジタル
オ―ディオ信号再生装置においては、記録媒体から読み
出されたディジタルオ―ディオ信号のサンプリング周波
数fs /2以下の原信号成分のみを抽出し、原信号成
分の高調波成分を生成してその高調波成分のうちのfs
 /2以上の高調波成分を抽出して原信号成分に重畳す
ることが行なわれる。よって、記録媒体から読み出され
たディジタルオ―ディオ信号のサンプリング周波数fs
 /2以下の原信号成分には影響を与えることなく原信
号の高次高周波成分を生成することできる。これにより
、記録媒体への録音時に急峻な特性のフィルタでカット
された信号を再現することができるので、自然な再生音
を得ることができる。また、インパルスのような高域成
分を含んだ信号に対してリンギングをほとんど生ずるこ
となく波形応答が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の装置中の第1のLPFの出力波形例を示
す図である。
【図3】図1の装置中の第1の加算器の出力波形例を示
す図である。
【図4】図1の装置中のHPFの出力波形例を示す図で
ある。
【図5】図1の装置中の第2の加算器の出力波形例を示
す図である。
【図6】原信号が12KHzの場合に図1の装置で得ら
れる信号の周波数スペクトルを示す図である。
【図7】図1の装置中の第1の加算器の出力波形例を示
す図である。
【図8】原信号が1KHzの場合に図1の装置で得られ
る信号の周波数スペクトルを示す図である。
【図9】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図10】図9の装置中の第1のLPFのインパルス応
答を示す波形図である。
【図11】図9の装置中の第1の加算器のインパルス応
答を示す波形図である。
【図12】図9の装置中の第3のLPFのインパルス応
答を示す波形図である。
【図13】本発明の他の実施例を示すブロック図である
【主要部分の符号の説明】
1,9,11  LPF 2,3  乗算器 4,5  係数乗算器 6,8,14  加算器 7  HPF

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録媒体から読み出したPCMディジ
    タルオ―ディオ信号を再生するPCMディジタルオ―デ
    ィオ信号再生装置であって、前記PCMディジタルオ―
    ディオ信号を受けそのサンプリング周波数fs のほぼ
    1/2の周波数以上の成分を減衰させかつサンプリング
    周波数をn(nは2以上の整数)倍にして新たなサンプ
    リング点を補間する第1オ―バサンプリングディジタル
    ロ―パスフィルタと、前記ロ―パスフィルタの出力オ―
    ディオ信号を原信号としてその高調波成分を生成するデ
    ィジタル乗算手段と、前記サンプリング周波数fs の
    ほぼ1/2の周波数以下の前記乗算手段の出力オ―ディ
    オ信号成分を減衰させるディジタルハイパスフィルタと
    、前記ロ―パスフィルタの出力オ―ディオ信号と前記ハ
    イパスフィルタの出力オ―ディオ信号とを加算する加算
    手段とを有することを特徴とするPCMディジタルオ―
    ディオ信号再生装置。
  2. 【請求項2】  前記加算手段の出力オ―ディオ信号を
    受け前記サンプリング周波数fs のほぼn/2倍の周
    波数以上の成分を減衰させかつサンプリング周波数をn
    fs ×m(mは2以上の整数)倍にして新たなサンプ
    リング点を補間する第2オ―バサンプリングディジタル
    ロ―パスフィルタと、第2オ―バサンプリングディジタ
    ルロ―パスフィルタの出力オ―ディオ信号をアナログ信
    号に変換するD/A変換器とを含むことを特徴とする請
    求項1記載のPCMディジタルオ―ディオ信号再生装置
  3. 【請求項3】  前記加算手段は、前記第1オ―バサン
    プリングディジタルロ―パスフィルタの出力ディジタル
    オ―ディオ信号をアナログ信号に変換する第1D/A変
    換器と、前記ハイパスフィルタの出力ディジタルオ―デ
    ィオ信号をアナログ信号に変換する第2D/A変換器と
    、前記第1及び第2D/A変換器の出力アナログオ―デ
    ィオ信号を加算するアナログ加算器とからなることを特
    徴とする請求項1記載のPCMディジタルオ―ディオ信
    号再生装置。
  4. 【請求項4】  前記乗算手段は、生成した高調波成分
    のレベルを調整する係数乗算器を有することを特徴とす
    る請求項1記載のPCMディジタルオ―ディオ信号再生
    装置。
  5. 【請求項5】  前記加算手段の出力と前記第2オ―バ
    サンプリングディジタルロ―パスフィルタの入力との間
    に比較的緩やか減衰特性を有するロ―パスフィルタを備
    えたことを特徴とする請求項2記載のPCMディジタル
    オ―ディオ信号再生装置。
  6. 【請求項6】  記録媒体から読み出したPCMディジ
    タルオ―ディオ信号をD/A変換してアナログオ―ディ
    オ信号として再生する再生装置であって、前記PCMデ
    ィジタルオ―ディオ信号のサンプリング周波数fs の
    ほぼ1/2の周波数以上の前記アナログオ―ディオ信号
    の成分を減衰させるロ―パスフィルタと、前記ロ―パス
    フィルタの出力オ―ディオ信号を原信号としてその高調
    波成分を生成する乗算手段と、前記サンプリング周波数
    fs のほぼ1/2の周波数以下の前記乗算手段の出力
    オ―ディオ信号成分を減衰させるハイパスフィルタと、
    前記ロ―パスフィルタの出力オ―ディオ信号と前記ハイ
    パスフィルタの出力オ―ディオ信号とを加算する加算手
    段とを有することを特徴とするPCMディジタルオ―デ
    ィオ信号再生装置。
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