JPH04245042A - 光記録素子 - Google Patents
光記録素子Info
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- JPH04245042A JPH04245042A JP3231845A JP23184591A JPH04245042A JP H04245042 A JPH04245042 A JP H04245042A JP 3231845 A JP3231845 A JP 3231845A JP 23184591 A JP23184591 A JP 23184591A JP H04245042 A JPH04245042 A JP H04245042A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/007—Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
- G11B7/0079—Zoned data area, e.g. having different data structures or formats for the user data within data layer, Zone Constant Linear Velocity [ZCLV], Zone Constant Angular Velocity [ZCAV], carriers with RAM and ROM areas
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10S428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10S428/913—Material designed to be responsive to temperature, light, moisture
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明支持板 (基板)
と、染料含有記録層と、この記録層に被着された第1
反射層とを有し、光学的に読取りうる情報を含む読取り
専用メモリ(ROM) 領域と、情報を光学的に記録し
且つ読取りうる記録(RC)領域とを具える光記録素子
に関するものである。
と、染料含有記録層と、この記録層に被着された第1
反射層とを有し、光学的に読取りうる情報を含む読取り
専用メモリ(ROM) 領域と、情報を光学的に記録し
且つ読取りうる記録(RC)領域とを具える光記録素子
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような光記録素子は欧州特許出願公
開第0353391 号明細書に開示されており既知で
ある。この欧州特許出願公開明細書の第1実施例によれ
ば、有機シアニン染料の層を記録層として用いている。 この層は染料を有機溶剤に溶かすことにより形成される
。すなわち、得られた溶液をRC領域に相当する基板の
部分上に通常のスピンコーティング処理により設ける。 スピンコーティング処理中溶剤が蒸発し、固体の染料層
が得られる。次に、基板及び染料層の全表面にAu反射
層を設け、この反射層にUV硬化樹脂の保護層を被覆す
る。
開第0353391 号明細書に開示されており既知で
ある。この欧州特許出願公開明細書の第1実施例によれ
ば、有機シアニン染料の層を記録層として用いている。 この層は染料を有機溶剤に溶かすことにより形成される
。すなわち、得られた溶液をRC領域に相当する基板の
部分上に通常のスピンコーティング処理により設ける。 スピンコーティング処理中溶剤が蒸発し、固体の染料層
が得られる。次に、基板及び染料層の全表面にAu反射
層を設け、この反射層にUV硬化樹脂の保護層を被覆す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、染料含有記録
層を用いると、ROM領域とRC領域との間の境界領域
で光反射量を低く(30 %未満に)するということを
確かめた。ROM 領域及びRC領域自体では70%以
上の光反射量が得られる。この光記録素子を用いる場合
、ROM 領域に存在する情報は集束されたレーザ光ビ
ームにより走査される。このレーザ光ビームはROM
領域とRC領域との間の境界線を横切り、次に案内トラ
ックを経てRC領域中の位置に向けられる。ここでレー
ザ光エネルギーを増大させ、情報ビットを記録する。こ
の例は、ROM 及びRC領域間の境界線を極めて頻繁
に交差するということを説明するためのものである。R
OM 及びRC領域間の境界領域での光反射量は極めて
低い為、レーザ光ビームの集束及び制御は最早や正確と
ならず、従って正しい記録及び読取り処理が最早や不可
能となるということを確かめた。本発明の目的は上述し
た欠点を解消することにある。
層を用いると、ROM領域とRC領域との間の境界領域
で光反射量を低く(30 %未満に)するということを
確かめた。ROM 領域及びRC領域自体では70%以
上の光反射量が得られる。この光記録素子を用いる場合
、ROM 領域に存在する情報は集束されたレーザ光ビ
ームにより走査される。このレーザ光ビームはROM
領域とRC領域との間の境界線を横切り、次に案内トラ
ックを経てRC領域中の位置に向けられる。ここでレー
ザ光エネルギーを増大させ、情報ビットを記録する。こ
の例は、ROM 及びRC領域間の境界線を極めて頻繁
に交差するということを説明するためのものである。R
OM 及びRC領域間の境界領域での光反射量は極めて
低い為、レーザ光ビームの集束及び制御は最早や正確と
ならず、従って正しい記録及び読取り処理が最早や不可
能となるということを確かめた。本発明の目的は上述し
た欠点を解消することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、透明支持板と
、染料含有記録層と、この記録層に被着された第1反射
層とを有し、光学的に読取りうる情報を含む読取り専用
メモリ領域と、情報を光学的に記録し且つ読取りうる記
録領域とを具える光記録素子において、前記の記録層が
読取り専用メモリ領域と記録領域との双方に亘って延在
し、読取り専用メモリ領域において記録層と透明支持板
との間に第2反射層が存在していることを特徴とする。 本発明の好適例では、Ag又はAl又はAuを含有する
第2反射層を用いる。
、染料含有記録層と、この記録層に被着された第1反射
層とを有し、光学的に読取りうる情報を含む読取り専用
メモリ領域と、情報を光学的に記録し且つ読取りうる記
録領域とを具える光記録素子において、前記の記録層が
読取り専用メモリ領域と記録領域との双方に亘って延在
し、読取り専用メモリ領域において記録層と透明支持板
との間に第2反射層が存在していることを特徴とする。 本発明の好適例では、Ag又はAl又はAuを含有する
第2反射層を用いる。
【0005】以下図面につき説明するに、図1は従来の
光記録素子の径方向断面を示す線図である。この従来の
光記録素子は、例えばポリカーボネートより成るディス
ク状基板1を有する。この光記録素子は中心孔2を囲む
部分3を有し、この部分3の外側限界を破線4で示す。 この部分3はROM ( 読出し専用メモリ) 領域で
あり、この領域内の情報トラック5を光学的に読取るこ
とができる。この情報トラックはらせん形状をしており
、その幅は0.6 μm 、深さは0.08μm 、ピ
ッチ( らせん状のひと巻きと次のひと巻きとの間の距
離) は1.6 μm である。 トラックは高レベルと低レベルとで交互に位置する情報
ビットを有しており、これら情報ビットはトラックに集
束されるレーザ光ビームにより光学的な反射で読取るこ
とができる。光記録素子は更に、ROM 領域3に隣接
するRC (記録) 領域と称する領域6を有している
。このRC領域に情報が光学的に記録される。このRC
領域6はサーボトラックとも称するらせん状の溝7を有
し、その幅は0.8 μm 、深さは0.08μm 及
びピッチは1.6 μm である。 ROM 領域3における情報トラック5及びRC領域6
におけるサーボトラック7は基板1の製造に用いる射出
成形処理によりこの基板の製造中に設けられる。
光記録素子の径方向断面を示す線図である。この従来の
光記録素子は、例えばポリカーボネートより成るディス
ク状基板1を有する。この光記録素子は中心孔2を囲む
部分3を有し、この部分3の外側限界を破線4で示す。 この部分3はROM ( 読出し専用メモリ) 領域で
あり、この領域内の情報トラック5を光学的に読取るこ
とができる。この情報トラックはらせん形状をしており
、その幅は0.6 μm 、深さは0.08μm 、ピ
ッチ( らせん状のひと巻きと次のひと巻きとの間の距
離) は1.6 μm である。 トラックは高レベルと低レベルとで交互に位置する情報
ビットを有しており、これら情報ビットはトラックに集
束されるレーザ光ビームにより光学的な反射で読取るこ
とができる。光記録素子は更に、ROM 領域3に隣接
するRC (記録) 領域と称する領域6を有している
。このRC領域に情報が光学的に記録される。このRC
領域6はサーボトラックとも称するらせん状の溝7を有
し、その幅は0.8 μm 、深さは0.08μm 及
びピッチは1.6 μm である。 ROM 領域3における情報トラック5及びRC領域6
におけるサーボトラック7は基板1の製造に用いる射出
成形処理によりこの基板の製造中に設けられる。
【0006】RC領域6の基板表面には染料層8が被着
される。この処理中、ROM 領域3の基板表面は被覆
されている。層8は以下のようにして形成される。すな
わち、染料、特にシアニン染料を有機溶剤中に溶かす。 この溶液をRC領域の基板表面上にスピンコーティング
する。このスピンコーティング中光記録素子が回転され
る為、被着された染料の溶液は基板表面全体に亘り分散
され、しかも溶剤は蒸発する。
される。この処理中、ROM 領域3の基板表面は被覆
されている。層8は以下のようにして形成される。すな
わち、染料、特にシアニン染料を有機溶剤中に溶かす。 この溶液をRC領域の基板表面上にスピンコーティング
する。このスピンコーティング中光記録素子が回転され
る為、被着された染料の溶液は基板表面全体に亘り分散
され、しかも溶剤は蒸発する。
【0007】次に、ROM 領域3から被覆体を除去し
、例えばAuより成る反射層9をROM 領域3の基板
表面上及びRC領域6の染料層8上に設ける。この目的
に適した処理はスパッタリング又は蒸着処理である。最
後に、Au層9に合成樹脂保護層10を被着する。しか
し、上述した染料層の形成方法では、明瞭のために図面
には不相応に大きく示しているが、局部的なふくらみ部
11が形成されるということを確かめた。このふくらみ
部11の位置では、透明基板1を介してサーボトラック
7に集束されるレーザ光の吸収がレーザ光の反射を犠牲
にして増大する。この吸収が反射を極めて低く(30%
未満に)する原因である。このように反射が極めて低く
なる為、ふくらみ部11の領域でのレーザ光ビームの集
束及びトラッキングが著しく妨害され、読取り及び記録
が最早やできなくなる。 この問題に対する解決策を図2に示す本発明による光記
録素子により得るものである。
、例えばAuより成る反射層9をROM 領域3の基板
表面上及びRC領域6の染料層8上に設ける。この目的
に適した処理はスパッタリング又は蒸着処理である。最
後に、Au層9に合成樹脂保護層10を被着する。しか
し、上述した染料層の形成方法では、明瞭のために図面
には不相応に大きく示しているが、局部的なふくらみ部
11が形成されるということを確かめた。このふくらみ
部11の位置では、透明基板1を介してサーボトラック
7に集束されるレーザ光の吸収がレーザ光の反射を犠牲
にして増大する。この吸収が反射を極めて低く(30%
未満に)する原因である。このように反射が極めて低く
なる為、ふくらみ部11の領域でのレーザ光ビームの集
束及びトラッキングが著しく妨害され、読取り及び記録
が最早やできなくなる。 この問題に対する解決策を図2に示す本発明による光記
録素子により得るものである。
【0008】
【実施例】図2において、符号20は透明基板を示す。
この基板は例えば、ポリカーボネート又はポリメチルメ
タクリレートのような透明合成樹脂から造る。或いはま
たガラス基板を用いることもできる。基板20は外径が
120mm、内径が15 mm 、厚さが1.2 mm
のディスク状にする。 これらの寸法はコンパクトディスク(CD)( 商品名
) の標準寸法に一致する。図2の光記録素子は図1の
光記録素子のように、ROM 領域21とRC領域22
とを有している。ROM 領域21はらせん状の情報ト
ラック23を有している。この情報トラックは、高レベ
ルと低レベルとに交互に位置する領域の形態の光学的に
読取りうる情報ビットを含んでいる。これら領域の長手
方向寸法は記録される情報に応じて例えば0.6 μm
から3.3 μm までで変化する。CD分野では通
常のように、記録された情報はEFM 方式に応じて変
調されている。これら領域間のレベル差はλ/4 n
である。ここにλは読取りレーザ光の波長であり、nは
基板の材料の屈折率である。これら領域の幅はトラック
の幅(0.6 μm )にほぼ一致する。読取りは反射
したレーザ光の位相差に基づいて行われる。
タクリレートのような透明合成樹脂から造る。或いはま
たガラス基板を用いることもできる。基板20は外径が
120mm、内径が15 mm 、厚さが1.2 mm
のディスク状にする。 これらの寸法はコンパクトディスク(CD)( 商品名
) の標準寸法に一致する。図2の光記録素子は図1の
光記録素子のように、ROM 領域21とRC領域22
とを有している。ROM 領域21はらせん状の情報ト
ラック23を有している。この情報トラックは、高レベ
ルと低レベルとに交互に位置する領域の形態の光学的に
読取りうる情報ビットを含んでいる。これら領域の長手
方向寸法は記録される情報に応じて例えば0.6 μm
から3.3 μm までで変化する。CD分野では通
常のように、記録された情報はEFM 方式に応じて変
調されている。これら領域間のレベル差はλ/4 n
である。ここにλは読取りレーザ光の波長であり、nは
基板の材料の屈折率である。これら領域の幅はトラック
の幅(0.6 μm )にほぼ一致する。読取りは反射
したレーザ光の位相差に基づいて行われる。
【0009】基板20には、RC領域22の上側面にサ
ーボトラックとも称するらせん状の溝24が設けられて
いる。透明基板20を介してこのサーボトラック24上
に集束させるレーザ光は、このサーボトラックを囲む領
域との位相差に基づいてこのサーボトラック或いは案内
トラックに沿って導びかれる。
ーボトラックとも称するらせん状の溝24が設けられて
いる。透明基板20を介してこのサーボトラック24上
に集束させるレーザ光は、このサーボトラックを囲む領
域との位相差に基づいてこのサーボトラック或いは案内
トラックに沿って導びかれる。
【0010】情報トラック23及びサーボトラック24
は基板の製造中に用いる射出成形処理中に型により形成
する。ROM 領域21では、情報トラック23を有す
る基板表面に金属層25、特にAg、Au、又はAlの
層を被着する。この金属層を被着するのに適した方法は
スパッタリング処理又は蒸着処理である。このスパッタ
リング又は蒸着処理中RC領域22における基板表面を
被覆しておく。この金属層の厚さは薄く、例えば30〜
50 nm とする。
は基板の製造中に用いる射出成形処理中に型により形成
する。ROM 領域21では、情報トラック23を有す
る基板表面に金属層25、特にAg、Au、又はAlの
層を被着する。この金属層を被着するのに適した方法は
スパッタリング処理又は蒸着処理である。このスパッタ
リング又は蒸着処理中RC領域22における基板表面を
被覆しておく。この金属層の厚さは薄く、例えば30〜
50 nm とする。
【0011】全基板表面に、すなわちROM 領域21
の金属層25とRC領域22におけるサーボトラック2
4を含む基板表面とに染料層26を被着する。この目的
のために有機シアニン染料をジアセトンアルコールのよ
うな有機溶剤中に溶かす。この溶液を基板表面の中央に
堆積し、光記録素子を回転させ、これにより溶液を基板
の全表面に亘って分散させ且つ同時に又は後に溶剤を蒸
発させる。このようにして、例えば30〜50 nm
の均一厚さとした層が得られる。被着された染料層はデ
ィスクの中央部で厚肉部分となるおそれがあるが、この
中央部分を後の工程で除去し、中心孔27を形成する。
の金属層25とRC領域22におけるサーボトラック2
4を含む基板表面とに染料層26を被着する。この目的
のために有機シアニン染料をジアセトンアルコールのよ
うな有機溶剤中に溶かす。この溶液を基板表面の中央に
堆積し、光記録素子を回転させ、これにより溶液を基板
の全表面に亘って分散させ且つ同時に又は後に溶剤を蒸
発させる。このようにして、例えば30〜50 nm
の均一厚さとした層が得られる。被着された染料層はデ
ィスクの中央部で厚肉部分となるおそれがあるが、この
中央部分を後の工程で除去し、中心孔27を形成する。
【0012】染料層26上にはスぱったリング又は蒸着
により例えばAu或いはAlより成る金属ミラー (反
射) 層28を設け、その後この金属ミラー層にアクリ
レート又はメタクリレートより成る光硬化層のような合
成樹脂の保護層29を被着する。
により例えばAu或いはAlより成る金属ミラー (反
射) 層28を設け、その後この金属ミラー層にアクリ
レート又はメタクリレートより成る光硬化層のような合
成樹脂の保護層29を被着する。
【0013】本発明による光記録素子は透明基板20を
介して ROM領域21の情報トラック23上に集束さ
れるレーザ光ビームにより読取る。この読取りは反射光
の位相差に基づいて行われる。反射光量は80%を越え
、従ってCD標準条件を充分に満足する。情報を記録す
る場合、レーザ光ビームを透明基板20を介してRC領
域22における染料層26上に集束させる。読取り処理
中はレーザ光ビームが反射光の位相差に基づいてサーボ
トラック24をたどる。レーザ光ビムは記録すべき情報
に応じてEFM 変調方式に従って変調されている。R
C領域22での露光領域では、特に染料層と基板表面と
の境界領域で染料層に変化が起る。 この変化は基板表面へのピットの形成或いは基板表面中
への染料分子の拡散を含みうる。この変化により露光領
域における光吸収量を変化させ、従って反射量を変化さ
せる。記録された情報は標準のCDプレーヤにより光学
的に読取ることができる。いかなる場合にもRC領域に
おける反射光量は70%を越える。ROM 領域とRC
領域との間の境界領域では反射光量は30%よりも減少
しないということを確かめた。従って、図1による既知
の記録素子の前述した記録及び読取り問題は生じない。
介して ROM領域21の情報トラック23上に集束さ
れるレーザ光ビームにより読取る。この読取りは反射光
の位相差に基づいて行われる。反射光量は80%を越え
、従ってCD標準条件を充分に満足する。情報を記録す
る場合、レーザ光ビームを透明基板20を介してRC領
域22における染料層26上に集束させる。読取り処理
中はレーザ光ビームが反射光の位相差に基づいてサーボ
トラック24をたどる。レーザ光ビムは記録すべき情報
に応じてEFM 変調方式に従って変調されている。R
C領域22での露光領域では、特に染料層と基板表面と
の境界領域で染料層に変化が起る。 この変化は基板表面へのピットの形成或いは基板表面中
への染料分子の拡散を含みうる。この変化により露光領
域における光吸収量を変化させ、従って反射量を変化さ
せる。記録された情報は標準のCDプレーヤにより光学
的に読取ることができる。いかなる場合にもRC領域に
おける反射光量は70%を越える。ROM 領域とRC
領域との間の境界領域では反射光量は30%よりも減少
しないということを確かめた。従って、図1による既知
の記録素子の前述した記録及び読取り問題は生じない。
【図1】従来の光記録素子の径方向断面を示す線図であ
る。
る。
【図2】本発明による光記録素子の径方向断面を示す線
図である。
図である。
1,20 基板
2, 27 中心孔
3,21 部分 (ROM 領域) 5,23 情
報トラック 6,22 RC領域 7,24 サーボトラック 8,26 染料層 9 反射層 10 合成樹脂保護層 11 ふくらみ部 25 金属層 (第2反射層) 28 金属ミラー層 (第1反射層)29 保護層
報トラック 6,22 RC領域 7,24 サーボトラック 8,26 染料層 9 反射層 10 合成樹脂保護層 11 ふくらみ部 25 金属層 (第2反射層) 28 金属ミラー層 (第1反射層)29 保護層
Claims (2)
- 【請求項1】 透明支持板と、染料含有記録層と、こ
の記録層に被着された第1反射層とを有し、光学的に読
取りうる情報を含む読取り専用メモリ領域と、情報を光
学的に記録し且つ読取りうる記録領域とを具える光記録
素子において、前記の記録層が読取り専用メモリ領域と
記録領域との双方に亘って延在し、読取り専用メモリ領
域において記録層と透明支持板との間に第2反射層が存
在していることを特徴とする光記録素子。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光記録素子において
、前記の第2反射層がAg又はAl又はAuを含んでい
ることを特徴とする光記録素子。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL9002024A NL9002024A (nl) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | Optisch registratie-element. |
NL9002024 | 1990-09-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04245042A true JPH04245042A (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=19857678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3231845A Pending JPH04245042A (ja) | 1990-09-14 | 1991-09-11 | 光記録素子 |
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Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0475529B1 (ja) |
JP (1) | JPH04245042A (ja) |
DE (1) | DE69115183T2 (ja) |
NL (1) | NL9002024A (ja) |
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US5316814A (en) * | 1991-05-14 | 1994-05-31 | Ricoh Company, Ltd. | Optical information recording medium |
US5470627A (en) * | 1992-03-06 | 1995-11-28 | Quantum Corporation | Double-sided optical media for a disk storage device |
US5997276A (en) * | 1995-02-14 | 1999-12-07 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Optical disc manufacturing apparatus |
JP2983920B2 (ja) * | 1996-06-18 | 1999-11-29 | 三洋電機株式会社 | 互換再生可能なピックアップ調整用光記録媒体およびその調整方法 |
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US4940618A (en) * | 1988-07-30 | 1990-07-10 | Taiyo Yuden Company, Ltd. | Optical information recording medium |
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-
1991
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- 1991-09-10 EP EP91202305A patent/EP0475529B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-11 US US07/758,916 patent/US5206063A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-11 JP JP3231845A patent/JPH04245042A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
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US5206063A (en) | 1993-04-27 |
DE69115183D1 (de) | 1996-01-18 |
EP0475529B1 (en) | 1995-12-06 |
EP0475529A1 (en) | 1992-03-18 |
NL9002024A (nl) | 1992-04-01 |
DE69115183T2 (de) | 1996-07-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001207 |