JPH04244260A - カラーチェンジレス塗装方法 - Google Patents
カラーチェンジレス塗装方法Info
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- JPH04244260A JPH04244260A JP1053891A JP1053891A JPH04244260A JP H04244260 A JPH04244260 A JP H04244260A JP 1053891 A JP1053891 A JP 1053891A JP 1053891 A JP1053891 A JP 1053891A JP H04244260 A JPH04244260 A JP H04244260A
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- 238000000576 coating method Methods 0.000 title claims abstract description 30
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims abstract description 26
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 78
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 61
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 abstract description 4
- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract description 2
- 238000005406 washing Methods 0.000 abstract 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 16
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 11
- 238000011068 loading method Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 4
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 3
- 238000000889 atomisation Methods 0.000 description 1
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一塗装ブースにて複
数の塗色をワークに塗装する方法に関する。
数の塗色をワークに塗装する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用バンパー等の外装部品は、車体
外板色と同一の塗装を施すことにより意匠性を高めてい
る。このような部品を生産ラインにて連続塗装する場合
には、搬入された部品に対応した塗色の塗料を塗布する
必要がある。従来の塗装方法としては図2に示すような
塗装ロボットによる塗装が知られている。すなわち、塗
装ブース1内の床面にはフロアコンベア2が設けられ、
このフロアコンベア2により塗装台車3を介してバンパ
ーなどの部品4(被塗物)が一定速度で搬送される。一
方、このフロアコンベア2の側部には塗装ロボット5が
固定して設けられており、ハンド6に塗装ガン7を把持
している。塗装ロボット5は予め種々のワークの塗布部
位に対応した塗布軌跡を教示されており、塗装ブース1
にワーク4が搬入されたときにワーク4の仕様、例えば
、塗色、部品種類等が仕様検出機(不図示)により検出
され、この信号が塗装ロボット5に出力されることによ
って塗装ロボットは適当な動作を行うようになっている
。塗装ロボット5に把持された塗装ガン7にはエアーレ
ギュレータにより調節された霧化エアーとパターンエア
ーを供給するエアーホース8,9が接続されている。 霧化エアーは塗装ガン7に供給された塗料を噴霧状にす
るためのエアーであり、一方、パターンエアーは塗装ガ
ン7先端から吐出する塗料のパターン幅を調節するため
のエアーである。「10」は塗装ガン7に高圧を供給す
るための高圧発生器であり、高圧ケーブル11を介して
塗装ガン7から吐出する塗料を印加する。
外板色と同一の塗装を施すことにより意匠性を高めてい
る。このような部品を生産ラインにて連続塗装する場合
には、搬入された部品に対応した塗色の塗料を塗布する
必要がある。従来の塗装方法としては図2に示すような
塗装ロボットによる塗装が知られている。すなわち、塗
装ブース1内の床面にはフロアコンベア2が設けられ、
このフロアコンベア2により塗装台車3を介してバンパ
ーなどの部品4(被塗物)が一定速度で搬送される。一
方、このフロアコンベア2の側部には塗装ロボット5が
固定して設けられており、ハンド6に塗装ガン7を把持
している。塗装ロボット5は予め種々のワークの塗布部
位に対応した塗布軌跡を教示されており、塗装ブース1
にワーク4が搬入されたときにワーク4の仕様、例えば
、塗色、部品種類等が仕様検出機(不図示)により検出
され、この信号が塗装ロボット5に出力されることによ
って塗装ロボットは適当な動作を行うようになっている
。塗装ロボット5に把持された塗装ガン7にはエアーレ
ギュレータにより調節された霧化エアーとパターンエア
ーを供給するエアーホース8,9が接続されている。 霧化エアーは塗装ガン7に供給された塗料を噴霧状にす
るためのエアーであり、一方、パターンエアーは塗装ガ
ン7先端から吐出する塗料のパターン幅を調節するため
のエアーである。「10」は塗装ガン7に高圧を供給す
るための高圧発生器であり、高圧ケーブル11を介して
塗装ガン7から吐出する塗料を印加する。
【0003】塗装ガン7には、塗料ホース12が接続さ
れており、色替え装置13(カラーチェンジバルブCC
V)から所定の塗料が供給される。このカラーチェンジ
バルブ13には複数の切り替えバルブ14(メタリング
バルブ)が設けられ、各バルブ14に塗料源15から各
種塗料A,B,…,F(例えば、レッド、ブルー等)が
圧送されるようになっている。また、カラーチェンジバ
ルブ13と塗装ガン7との間の塗料ホース12中を洗浄
するための洗浄用シンナー16と塗料押出用エアー17
も接続されている。かかるカラーチェンジバルブ13に
よる色替え作業は以下のようにして行われる。すなわち
、前色の塗装が終了すると、まず塗料ホース12中に残
留している前色を押出用エアー17にて塗装ガン7から
押し出し塗装ブース1内に廃棄する。ついで、カラーチ
ェンジバルブ13を切り替えて塗料ホース12内に洗浄
用シンナー16を送り込み塗料ホース内を洗浄する。 この押し出しおよび洗浄を数回繰り返し、最後に洗浄用
シンナー16を押出用エアー17により押し出して廃棄
する。ついで、前述した仕様検出機からの信号により次
色を判断し、カラーチェンジバルブ13を切り替えて塗
料ホース12内にこの次色を供給して次のワークの到着
を待つ。
れており、色替え装置13(カラーチェンジバルブCC
V)から所定の塗料が供給される。このカラーチェンジ
バルブ13には複数の切り替えバルブ14(メタリング
バルブ)が設けられ、各バルブ14に塗料源15から各
種塗料A,B,…,F(例えば、レッド、ブルー等)が
圧送されるようになっている。また、カラーチェンジバ
ルブ13と塗装ガン7との間の塗料ホース12中を洗浄
するための洗浄用シンナー16と塗料押出用エアー17
も接続されている。かかるカラーチェンジバルブ13に
よる色替え作業は以下のようにして行われる。すなわち
、前色の塗装が終了すると、まず塗料ホース12中に残
留している前色を押出用エアー17にて塗装ガン7から
押し出し塗装ブース1内に廃棄する。ついで、カラーチ
ェンジバルブ13を切り替えて塗料ホース12内に洗浄
用シンナー16を送り込み塗料ホース内を洗浄する。 この押し出しおよび洗浄を数回繰り返し、最後に洗浄用
シンナー16を押出用エアー17により押し出して廃棄
する。ついで、前述した仕様検出機からの信号により次
色を判断し、カラーチェンジバルブ13を切り替えて塗
料ホース12内にこの次色を供給して次のワークの到着
を待つ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、多車種少量
生産ラインにおいては、同一塗色が連続することは希で
あるため、殆んどの場合ワーク毎に色替え作業を行う必
要があり、その都度塗料ホース内に残留した塗料を廃棄
していた。したがって、ワークに塗布する塗料だけでな
く、洗浄用シンナー等も多量必要としコスト的に問題が
あった。さらに、色替え作業はワークと次のワークとの
間に行う必要があることから、生産能力、すなわちコン
ベアスピードを上げると洗浄時間が十分に確保すること
ができず、これにより前色塗料が塗料ホース内に残留し
て塗装不具合の原因となる虞れがあった。
生産ラインにおいては、同一塗色が連続することは希で
あるため、殆んどの場合ワーク毎に色替え作業を行う必
要があり、その都度塗料ホース内に残留した塗料を廃棄
していた。したがって、ワークに塗布する塗料だけでな
く、洗浄用シンナー等も多量必要としコスト的に問題が
あった。さらに、色替え作業はワークと次のワークとの
間に行う必要があることから、生産能力、すなわちコン
ベアスピードを上げると洗浄時間が十分に確保すること
ができず、これにより前色塗料が塗料ホース内に残留し
て塗装不具合の原因となる虞れがあった。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、色替えにより廃棄する塗料
および洗浄シンナーを低減することを目的とする。
鑑みてなされたものであり、色替えにより廃棄する塗料
および洗浄シンナーを低減することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、塗装ブース内の所定位置に塗色毎の塗装ガ
ンを配設すると共に、前記塗装ブース内に被塗物である
ワークを把持するロボットを前記各塗装ガン位置に移動
可能に配設し、前記ロボットによりワークを当該ワーク
の塗色に応じた塗装ガン位置に搬送すると共に、ワーク
側を種々に移動させて塗装することを特徴とする塗装方
法である。
の本発明は、塗装ブース内の所定位置に塗色毎の塗装ガ
ンを配設すると共に、前記塗装ブース内に被塗物である
ワークを把持するロボットを前記各塗装ガン位置に移動
可能に配設し、前記ロボットによりワークを当該ワーク
の塗色に応じた塗装ガン位置に搬送すると共に、ワーク
側を種々に移動させて塗装することを特徴とする塗装方
法である。
【0007】
【作用】このように構成した本発明にあっては、塗装ブ
ース内に搬送されるワークの塗色に応じて当該ワークを
把持した塗装ロボットがその塗色が供給された塗装ガン
位置に移動し、さらに、塗装ロボットが予め決められた
移動軌跡にしたがってこのワークを揺動させワークの塗
布面に塗料を吹き付ける。これにより、塗装ブース内に
搬送されるワークの塗色が異なっても塗料の色替え作業
を行う必要がなくなり、従来廃棄していた残留塗料およ
び洗浄用シンナー等の使用量を低減することができる。 また、色替え作業により生じる虞れがある色混じりの塗
装不具合を防止することもできる。
ース内に搬送されるワークの塗色に応じて当該ワークを
把持した塗装ロボットがその塗色が供給された塗装ガン
位置に移動し、さらに、塗装ロボットが予め決められた
移動軌跡にしたがってこのワークを揺動させワークの塗
布面に塗料を吹き付ける。これにより、塗装ブース内に
搬送されるワークの塗色が異なっても塗料の色替え作業
を行う必要がなくなり、従来廃棄していた残留塗料およ
び洗浄用シンナー等の使用量を低減することができる。 また、色替え作業により生じる虞れがある色混じりの塗
装不具合を防止することもできる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例を示す平面概念図であ
る。塗装ブース20の入口20a には塗装すべきワー
クWを搬入するための搬入装置21(例えばベルトコン
ベア)が設けられており、一方、塗装ブース20の出口
20b には塗装を終了したワークWを次工程に搬出す
るための搬出装置22(例えばベルトコンベア)が設け
られている。また、塗装ブース20の入口20a には
、搬入装置21の先端に到着したワークWの塗装仕様を
確認するためのワーク情報検出機23が設置されており
、ワークの種類、塗色等の情報をデータ処理装置24に
出力するようになっている。このワーク情報は後述する
塗装ロボット25の制御手段26に出力されて塗装ロボ
ット25の移動軌跡を選択すると共に、高圧発生器27
、高圧切り替えスイッチ28および塗料バルブ29に出
力されて、塗色に対応した塗装ガン30を作動させるよ
うになっている。塗装ブース20の一側には多軸ロボッ
ト25が設けられ、ロボット走行装置31により塗装ブ
ース20の側壁20c に沿って往復移動可能になって
いる。また、制御手段26からの移動信号はケーブルベ
ア32を介してロボット25の各軸のアクチュエータに
出力され、ハンド33に把持したワークWの塗布面が塗
装ガン30に対してほぼ垂直となるように当該ワークW
を種々の方向に移動させる。塗装ロボット25の走行装
置31が設けられた塗装ブース20の反対側の側壁20
d には所定の間隔をもって複数の塗装ガン30が固定
されている。この塗装ガン30は、当該塗装ブース20
に搬入されて塗装されるワークWの塗色数だけ設けられ
ており、塗料源34から各塗色の塗料が塗料配管35を
介して各塗装ガン30に圧送されている。この塗料配管
35の途中には塗料のON/OFFバルブ29が設けら
れ、塗装ブース20内に搬入されたワークWの塗色に対
応する塗装ガン30のON/OFFバルブ29のみがO
Nし、その他の塗装ガン30のON/OFFバルブ29
はOFFするように前述したデータ処理装置24から制
御信号が送られる。また、塗装ガン30から吐出される
塗料を所定の電圧に印加するために高圧発生器27が設
けられており、この高圧発生器27から供給される高圧
電流は高圧ケーブル36を介して複数に分岐し、各塗装
ガン30に接続されている。高圧ケーブル36の途中に
は高圧切り替えスイッチ28が設けられており、塗装ブ
ース20内に搬入されたワークWに対応する塗装ガン3
0のみに高圧電流を供給するように当該高圧切り替えス
イッチ28を作動させる。この切り替え動作も前述した
データ処理装置24からの制御信号により行われるよう
になっている。なお、図示はしないが各塗装ガン30に
はそれぞれエアーレギュレータを介して霧化エアーとパ
ターンエアーとが供給され、適正な霧化状態とパターン
幅で塗装できるようになっている。
明する。図1は本発明の一実施例を示す平面概念図であ
る。塗装ブース20の入口20a には塗装すべきワー
クWを搬入するための搬入装置21(例えばベルトコン
ベア)が設けられており、一方、塗装ブース20の出口
20b には塗装を終了したワークWを次工程に搬出す
るための搬出装置22(例えばベルトコンベア)が設け
られている。また、塗装ブース20の入口20a には
、搬入装置21の先端に到着したワークWの塗装仕様を
確認するためのワーク情報検出機23が設置されており
、ワークの種類、塗色等の情報をデータ処理装置24に
出力するようになっている。このワーク情報は後述する
塗装ロボット25の制御手段26に出力されて塗装ロボ
ット25の移動軌跡を選択すると共に、高圧発生器27
、高圧切り替えスイッチ28および塗料バルブ29に出
力されて、塗色に対応した塗装ガン30を作動させるよ
うになっている。塗装ブース20の一側には多軸ロボッ
ト25が設けられ、ロボット走行装置31により塗装ブ
ース20の側壁20c に沿って往復移動可能になって
いる。また、制御手段26からの移動信号はケーブルベ
ア32を介してロボット25の各軸のアクチュエータに
出力され、ハンド33に把持したワークWの塗布面が塗
装ガン30に対してほぼ垂直となるように当該ワークW
を種々の方向に移動させる。塗装ロボット25の走行装
置31が設けられた塗装ブース20の反対側の側壁20
d には所定の間隔をもって複数の塗装ガン30が固定
されている。この塗装ガン30は、当該塗装ブース20
に搬入されて塗装されるワークWの塗色数だけ設けられ
ており、塗料源34から各塗色の塗料が塗料配管35を
介して各塗装ガン30に圧送されている。この塗料配管
35の途中には塗料のON/OFFバルブ29が設けら
れ、塗装ブース20内に搬入されたワークWの塗色に対
応する塗装ガン30のON/OFFバルブ29のみがO
Nし、その他の塗装ガン30のON/OFFバルブ29
はOFFするように前述したデータ処理装置24から制
御信号が送られる。また、塗装ガン30から吐出される
塗料を所定の電圧に印加するために高圧発生器27が設
けられており、この高圧発生器27から供給される高圧
電流は高圧ケーブル36を介して複数に分岐し、各塗装
ガン30に接続されている。高圧ケーブル36の途中に
は高圧切り替えスイッチ28が設けられており、塗装ブ
ース20内に搬入されたワークWに対応する塗装ガン3
0のみに高圧電流を供給するように当該高圧切り替えス
イッチ28を作動させる。この切り替え動作も前述した
データ処理装置24からの制御信号により行われるよう
になっている。なお、図示はしないが各塗装ガン30に
はそれぞれエアーレギュレータを介して霧化エアーとパ
ターンエアーとが供給され、適正な霧化状態とパターン
幅で塗装できるようになっている。
【0009】次に本実施例の塗装方法による塗装手順を
説明する。まず搬入装置21によりワークWが塗装ブー
ス20の入口20a に搬送されると、ワーク情報検出
機23により当該ワークWの仕様がデータ処理装置24
に出力され、このデータ処理装置24から塗装ロボット
25の制御手段26と、高圧発生器27および高圧切り
替えスイッチ28と、塗料の切り替えバルブ29に制御
信号が出力される。塗装ロボット25はこの制御信号に
より作動を開始しロボット走行装置31により搬入装置
21方向に移動してハンド33でワークWを把持する。 ついで、データ処理装置24からのワークWの仕様状態
を確認して所定の塗装ガン30までロボット走行装置3
1によって移動する。例えば、ワークWの塗色がレッド
である場合、このレッドの塗料が圧送される塗装ガン3
0の位置まで塗装ロボット25が移動する。所定の塗装
ガン位置に移動した後は、その位置でハンド33および
アーム37を作動させながらワークWの塗布面が塗装ガ
ン30に対してほぼ直角で、しかも所定のガン距離を保
つように旋回等を行う。これと同時にこの塗装ガン30
に接続された高圧ケーブル36に高圧電流を供給すべく
高圧切り替えスイッチ28を選択すると共に、塗料バル
ブ29を開いて塗装ガン30から塗料を吐出する。この
ようにしてワークWの塗装を終了するとロボット走行装
置31により塗装ロボット25は塗装ブース20の出口
側20b に移動し、ハンド33に把持したワークWを
搬出装置22上に搭載した後に、再び原位置に復帰する
。
説明する。まず搬入装置21によりワークWが塗装ブー
ス20の入口20a に搬送されると、ワーク情報検出
機23により当該ワークWの仕様がデータ処理装置24
に出力され、このデータ処理装置24から塗装ロボット
25の制御手段26と、高圧発生器27および高圧切り
替えスイッチ28と、塗料の切り替えバルブ29に制御
信号が出力される。塗装ロボット25はこの制御信号に
より作動を開始しロボット走行装置31により搬入装置
21方向に移動してハンド33でワークWを把持する。 ついで、データ処理装置24からのワークWの仕様状態
を確認して所定の塗装ガン30までロボット走行装置3
1によって移動する。例えば、ワークWの塗色がレッド
である場合、このレッドの塗料が圧送される塗装ガン3
0の位置まで塗装ロボット25が移動する。所定の塗装
ガン位置に移動した後は、その位置でハンド33および
アーム37を作動させながらワークWの塗布面が塗装ガ
ン30に対してほぼ直角で、しかも所定のガン距離を保
つように旋回等を行う。これと同時にこの塗装ガン30
に接続された高圧ケーブル36に高圧電流を供給すべく
高圧切り替えスイッチ28を選択すると共に、塗料バル
ブ29を開いて塗装ガン30から塗料を吐出する。この
ようにしてワークWの塗装を終了するとロボット走行装
置31により塗装ロボット25は塗装ブース20の出口
側20b に移動し、ハンド33に把持したワークWを
搬出装置22上に搭載した後に、再び原位置に復帰する
。
【0010】このように本実施例の塗装方法によれば、
塗装ガン側を固定とし、ワークを塗装ロボットに把持さ
せていることから、ワークの塗色が異なる毎に行ってい
た色替え作業を省略することができ、この色替え作業に
より生じていた塗料ホース内の残留塗料を廃棄する必要
もなく、しかも塗料ホース内の洗浄用シンナーも不必要
となる。さらに、色替え作業時の洗浄不良により発生し
ていた色混じりの塗装不具合も防止することができる。
塗装ガン側を固定とし、ワークを塗装ロボットに把持さ
せていることから、ワークの塗色が異なる毎に行ってい
た色替え作業を省略することができ、この色替え作業に
より生じていた塗料ホース内の残留塗料を廃棄する必要
もなく、しかも塗料ホース内の洗浄用シンナーも不必要
となる。さらに、色替え作業時の洗浄不良により発生し
ていた色混じりの塗装不具合も防止することができる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、塗装
ブース内の所定位置に塗色毎の塗装ガンを配設すると共
に、塗装ブース内に被塗物であるワークを把持するロボ
ットを各塗装ガン位置に移動可能に配設し、ロボットに
よりワークを当該ワークの塗色に応じた塗装ガン位置に
搬送すると共に、ワーク側を種々に移動させて塗装する
ように構成したため、多色塗装ラインにおいて色替え作
業を省略し廃棄塗料および洗浄用シンナー等の使用量を
低減することができ、しかも、色混じりの塗装不具合を
防止することができる。
ブース内の所定位置に塗色毎の塗装ガンを配設すると共
に、塗装ブース内に被塗物であるワークを把持するロボ
ットを各塗装ガン位置に移動可能に配設し、ロボットに
よりワークを当該ワークの塗色に応じた塗装ガン位置に
搬送すると共に、ワーク側を種々に移動させて塗装する
ように構成したため、多色塗装ラインにおいて色替え作
業を省略し廃棄塗料および洗浄用シンナー等の使用量を
低減することができ、しかも、色混じりの塗装不具合を
防止することができる。
【図1】は本発明の一実施例を示す塗装ブースの平面概
念図である。
念図である。
【図2】は従来の塗装ロボットによる塗装方法を示す正
面図である。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】塗装ブース内の所定位置に塗色毎の塗装ガ
ンを配設すると共に、前記塗装ブース内に被塗物である
ワークを把持するロボットを前記各塗装ガン位置に移動
可能に配設し、前記ロボットによりワークを当該ワーク
の塗色に応じた塗装ガン位置に搬送すると共に、ワーク
側を種々に移動させて塗装することを特徴とする塗装方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1053891A JPH04244260A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | カラーチェンジレス塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1053891A JPH04244260A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | カラーチェンジレス塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04244260A true JPH04244260A (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=11753045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1053891A Pending JPH04244260A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | カラーチェンジレス塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04244260A (ja) |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP1053891A patent/JPH04244260A/ja active Pending
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