JPH0424139Y2 - - Google Patents

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JPH0424139Y2
JPH0424139Y2 JP5103787U JP5103787U JPH0424139Y2 JP H0424139 Y2 JPH0424139 Y2 JP H0424139Y2 JP 5103787 U JP5103787 U JP 5103787U JP 5103787 U JP5103787 U JP 5103787U JP H0424139 Y2 JPH0424139 Y2 JP H0424139Y2
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internal combustion
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JP5103787U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、内燃機関の各気筒毎の吸気通路に燃
料を噴射供給する燃料噴射弁を備えた燃料供給装
置に関する。
〈従来の技術〉 この種の内燃機関の燃料供給装置としては従来
第3図に示すようなものがある(実願昭61−
38936号等参照)。
即ち、燃料噴射弁1は燃料供給通路2の途中に
気筒数個設けられた円筒状のホルダ部3内に2ケ
所のOリング4,5を介して嵌挿支持されてお
り、下端の噴口6はインテークマニホールド壁7
を貫通して形成された孔8を介して各気筒の吸気
通路内に臨ませている。
そして、燃料供給通路2の上流側から燃料入口
9を介して燃料噴射弁1内に流入した燃料は、通
電時間開弁する燃料噴射弁1の噴口6から吸気通
路内に噴射供給され、余剰燃料は図示しない余剰
燃料排出口から噴射弁1内に溜まつた空気と共に
排出される。ここで、かかる従来例のものでは、
上記燃料供給通路2を構成するパイプ部10とホ
ルダ部3とは、鋳造で一体成形するようにしてい
るが、コスト的な問題を考えると、ホルダ部3を
ダイキヤストで形成し、第4図に示すように、こ
のホルダ部3に別体のパイプ11を接続する方が
有利である。
この場合には、パイプ11をその軸線が前記ホ
ルダ部3の軸線とずれた位置で略直交するように
該ホルダ部3周壁の連通口12にロー付けする。
パイプ11の軸線とホルダ部3の軸線とをずら
したのは、装置のレイアウト上の問題からであ
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような従来の構成では、パ
イプ11をホルダ部3にロー付けする際に、次の
ような問題点を生じる。
即ち、上述のように、パイプ11をその軸線が
前記ホルダ部3の軸線とずれた位置で略直交する
ように該ホルダ部3周壁の連通口12にロー付す
る場合では、パイプ11と連通口12との接合面
積が全て同一ならず、接合部にまわり込むロー材
の量がパイプ11と連通口12との接合位置によ
つて異なることとなる。
この結果、接合位置によつてはロー材の量が過
大なものとなり、該ロー材が連通口12からホル
ダ部3内周壁へと流れ、特に、第3図に示したO
リング4,5の装着部に流れると、Oリング4,
5による気密保持効果が損なわれ、気密不良が発
生して燃料の漏れという事態を生じる。
本考案はかかる従来の実情に鑑み、ホルダ部内
周壁へと流れたロー材がOリング装着部に流れる
のを阻止して、Oリング装着部の気密不良防止を
図ることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このため、本考案は、内燃機関の各気筒毎の吸
気通路に燃料を噴射供給する複数の燃料噴射弁
夫々を、複数の円筒状のホルダ部内部に両者の軸
線方向が合致するように挿入し、各燃料噴射弁外
周面と各ホルダ部の両端部の内周面との間に夫々
Oリングを夫々介在させる一方、燃料を前記ホル
ダ部内を介して前記燃料噴射弁内部に導く燃料供
給通路を構成するパイプをその軸線が前記ホルダ
部の軸線とずれた位置で直交するように該ホルダ
部周壁の前記両Oリング間位置に貫通形成された
連通口に嵌入してロー付けにより接続してなる内
燃機関の燃料供給装置において、前記ホルダ部内
周面の前記両Oリング間位置であつて前記連通口
形成位置を通つて所定幅環状に連続する部位に座
ぐりを形成した構成とする。
〈作用〉 そして、上記構成では、連通口からホルダ部内
周壁へと流れたロー材が座ぐりに溜まり込むの
で、ロー材がOリング装着部に至らず、該Oリン
グによる気密保持効果が損なわれることがなくな
り、気密不良の発生を防止して燃料の漏れという
事態が生じるのを阻止できる。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。
第1図及び第2図において、内燃機関の各気筒
毎の吸気通路に燃料を噴射供給する複数の燃料噴
射弁18夫々を、複数の円筒状のホルダ部15内
部に両者の軸線方向が合致するように挿入し、各
燃料噴射弁18外周面と各ホルダ部15の両端部
の内周面との間に夫々Oリング16,17を夫々
介在させる一方、燃料を前記ホルダ部15内を介
して前記燃料噴射弁18内部に導く燃料供給通路
を構成するパイプ(第4図中11)をその軸線が
前記ホルダ部15の軸線とずれた位置で直交する
ように該ホルダ部15周壁の前記両Oリング1
6,17間位置に貫通形成された連通口20に嵌
入してロー付けにより接続してなる構成は従来と
同様である。
そして、従来と異なる点は、前記ホルダ部15
内周面の前記両Oリング16,17間位置であつ
て前記連通口20形成位置を通つて所定幅環状に
連続する部位に座ぐり19を形成した点にある。
従つて、かかる構成によれば、連通口20から
ホルダ部15内周壁へと流れたロー材が座ぐり1
9に溜まり込むので、ロー材がOリング装着部に
至らず、該Oリングによる気密保持効果が損なわ
れることがなくなり、気密不良の発生を防止して
燃料の漏れという事態が生じるのを阻止できるこ
とになる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、燃料噴
射弁を、円筒状のホルダ部内部に両者の軸線方向
が合致するように挿入し、燃料噴射弁外周面とホ
ルダ部の両端部の内周面との間に夫々Oリングを
夫々介在させ、燃料供給通路を構成するパイプを
その軸線がホルダ部の軸線とずれた位置で直交す
るように該ホルダ部周壁の両Oリング間位置に貫
通形成された連通口にロー付けしたものにおい
て、連通口からホルダ部内周面へと流れたロー材
を両Oリング間位置であつて連通口形成位置を通
つて所定幅環状に連続する部位に形成された座ぐ
りに溜めるようにしたから、Oリングによる気密
保持効果が損なわれることによる燃料の漏れとい
う事態が生じるのを阻止できる実用的効果大なる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる内燃機関の燃料供給装
置の一実施例を示すホルダ部の断面図、第2図は
同上のホルダ部と燃料噴射弁の関係を示す断面
図、第3図は従来の内燃機関の燃料供給装置の構
成を示す断面図、第4図は従来装置におけるホル
ダ部とパイプ部の関係を示す断面図である。 15……ホルダ部、16,17……Oリング、
18……燃料噴射弁、19……座ぐり、20……
連通口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関の各気筒毎の吸気通路に燃料を噴射供
    給する複数の燃料噴射弁夫々を、複数の円筒状の
    ホルダ部内部に両者の軸線方向が合致するように
    挿入し、各燃料噴射弁外周面と各ホルダ部の両端
    部の内周面との間に夫々Oリングを夫々介在させ
    る一方、燃料を前記ホルダ部内を介して前記燃料
    噴射弁内部に導く燃料供給通路を構成するパイプ
    をその軸線が前記ホルダ部の軸線とずれた位置で
    直交するように該ホルダ部周壁の前記両Oリング
    間位置に貫通形成された連通口に嵌入してロー付
    けにより接続してなる内燃機関の燃料供給装置に
    おいて、前記ホルダ部内周面の前記両Oリング間
    位置であつて前記連通口形成位置を通つて所定幅
    環状に連続する部位に座ぐりを形成したことを特
    徴とする内燃機関の燃料供給装置。
JP5103787U 1987-04-06 1987-04-06 Expired JPH0424139Y2 (ja)

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JP5103787U JPH0424139Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

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JP2746618B2 (ja) * 1988-11-19 1998-05-06 マツダ株式会社 エンジンの燃料噴射装置
JP2797353B2 (ja) * 1988-12-19 1998-09-17 株式会社デンソー 燃料分岐管

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