JPH0424132A - 自動車の後視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、自動車の後視装置に関し、従来のバックミ
ラーに代えるもので、乗用車のほか、バスやトラック等
にも利用できるものである。

（従来の技術、および発明が解決しようとする課題） トラックや、パスなどを含めて自動車にあっては、バッ
クミラーを車内に設け、サイドビューミラーを前部フェ
ンダ−や前部ドアー等に設けて、自動車の後方や道路状
況等を運転者に反射させて、安全運転を図るものである
。このような単なるバックミラー形態による場合は、自
動車の構造上−部に後視の死角部分を生じ、後視する位
置によって運転者から視線を配る位置が左右上下に大き
く異なり、又同一自動車にあっても、運転者が変わる度
毎に運転者自身の体格等に応じて、各ミラーの角度や方
向等の調節を行わなければならず、適正な視覚を得がた
いものである。

この発明は、このような従来のバックミラーや、サイド
ビューミラー等と共に、或いはこれらのミラー等に代え
て、映写装置によって自動車運転における車体の後方視
を容易にしようとするものである。

（課題を解決するための手段） この発明は、車内運転席１近くのダツシュボード２に、
車体の所定位置に設定された後視カメラ３で撮影される
車体後方部の道路状況を写す映写装置４を設けてなる自
動車の後視装置の構成とする。

（作用、及び発明の効果） 運転者が運転席に座って操縦するとき、ダッシュボード
２の映写装置４を視覚の範囲内におきながら操作する。

この映写装置４には、車体後方の道路状況を撮影するカ
メラ３からの受像が写し出されているために、後方車の
接近などの道路状況を見ながら運転することができる。

このような車体後方部の道路状況等を撮影する後視カメ
ラ３と、この後視カメラ３の撮影映像を写すダツシュボ
ード２における映写装置４とによって、運転者はこの一
定箇所の映写装置４を見るだけで、後方の道路状況を容
易に、正確に視覚判断できるもので、後視カメラ３は広
角用のものを用いることによって前記のような死角部分
をなくすることができる。

（実施例） 園側において、自動車５はステアリングハンドル６で操
舵だされる前車輪７、後車輪８などを有し、これらの前
後車輪間の上部にわたってキャビン９を構成し、左右に
はドア１０を有した乗用車としている。エンジンは車体
前部に設け、上部をボンネット１１で覆っている。この
自動車５の、前部左右フェンダ−１２上に一対のサイド
ビューカメラ１３を後方のサイドとニーを中心に撮影す
るように設け、後端部の左右中央部、及び、後部屋根部
分の中央部には、後方の道路面を撮影するバックカメラ
１４．１５等を設ける。これらの各カメラ１３．１４．
１５等は、広角レンズを用いた小型のもので、運転席１
正面のダツシュボード２において、ステアリングハンド
ル６の横倒に設置する映写装置４と、配線又は無線によ
って、該各カメラ１３．１４．１５等で撮影する映像を
写す構成としている。なお、これらバックカメラ１３．
１４．１５はテレビカメラとし、映写装置４をテレビジ
ョンとしてもよい。

後視カメラ３は、上記のようにサイドビューカメラ１３
や、バックカメラ１４、又は１５など適宜位置に必要個
数配置するもよい。例えば、バックカメラ１４、又は１
５は、後部窓の内側に設けるもよい。

又、映写装置４は、これら複数個の後視カメラ３の映像
を合成処理して、連続した一画像とじて写し出す構成と
するもよく、各後視カメラ３毎に区分して写し出すもよ
い。又、映像が左右逆側にならないように、電子的に、
乃至光学的にして左右を反転処理して映写処理する。又
、このうち光学的な反転処理では、映写装置の前側正面
にミラーを対面させて設け、このミラーを後側の運転者
側へ向けて、このミラーによって該映写装置の映像を運
転者側へ反射させるようにするとよい。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図（符号の
説明） １　運転席　　　　　２　ダツシュボード３　後視カメ
ラ　　　４　映写装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車内運転席１近くのダッシュボード２に、車体の所定位
   置に設定された後視カメラ３で撮影される車体後方部の
   道路状況を写す映写装置４を設けてなる自動車の後視装
   置。