JPH0424060Y2 - - Google Patents

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JPH0424060Y2
JPH0424060Y2 JP15683583U JP15683583U JPH0424060Y2 JP H0424060 Y2 JPH0424060 Y2 JP H0424060Y2 JP 15683583 U JP15683583 U JP 15683583U JP 15683583 U JP15683583 U JP 15683583U JP H0424060 Y2 JPH0424060 Y2 JP H0424060Y2
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JP
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door
motor
speed
time
signal
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JP15683583U
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JPS6068171U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、扉を自動的に開閉動作する自動ドア
において扉を停止制御する装置に関するものであ
る。
従来技術 実公昭54−19717号公報に示すように、扉が停
止位置より若干離れた位置(減速位置)となると
開閉して停止信号を出力するリミツトスイツチを
設け、この停止信号により扉を開閉動作するモー
タに一定時間直流による制御を与えて制動して扉
を停止位置で停止する停止制御装置が知られてい
る。
つまり、リミツトスイツチにより減速位置を検
出し、その検出信号によつて一定時間制動して扉
を停止位置に停止する停止制御装置である。
しかし、この停止制御装置であると扉の制動に
要する時間が扉の重量や扉の摺動抵抗によつて異
なるので、扉の重量や設置状況により制動する時
間を設定調整せねばならず、また設置後も扉の摺
動抵抗は変化するため前記時間を調整する必要が
生じその操作が面倒である。
また、リミツトスイツチ等により扉の減速位置
を検出し、この検出信号で高速移動している扉を
制動して低速とし、所定位置で停止させる停止制
御装置が知られている。
しかし、この停止制御装置によると、慣性が大
きく機械的な遅れが大きい負荷となる扉を制御す
るので、高速から低速に切換える際に振動が発生
(つまり、扉速度が短かい周期で変動すること)
してしまうから、扉が振れ動き(シヤクリ動作)
ながら移動し、スムーズに移動できなくなると共
に、各部に無理な力が作用して耐久性が悪くなつ
てしまう。
考案の目的 扉がシヤクリ動作することなくスムーズに移動
して所定位置に停止でき、耐久性を向上できると
共に、制動開始してから扉が所定位置で停止する
までの時間を短くできるようにすることを目的と
する。
考案の構成 扉の減速位置を検出する手段と、その検出信号
によつてモータ回転速度ゼロになつた後一定時間
経過するまで制動する手段と、制動終了するとモ
ータを低速駆動する手段とを設けたもの。
実施例 第1図は自動ドアの制御装置の全体概略説明図
であり、モータMは減速機1を介して駆動プーリ
2に連結され、駆動プーリ2と従動プーリ3とに
扉駆動ベルト4が巻掛けてあると共に、扉駆動ベ
ルト4には扉5が連結具6で連結され、モータM
を正逆転することで扉5が開閉移動するように構
成してある。
前記モータMにはタコジエネレータ(交流発電
機)7が連結され、その出力は速度制御回路8及
び速度検出器9にそれぞれ入力されている。
前記扉駆動ベルト4と対向して検出器10が設
けられ、その検出信号は方向判別回路11を介し
て主制御回路12に入力される。
前記主制御回路12にはマツトスイツチ、光電
管等の人体検出器Aから人体検出信号R1が入力
され、その人体検出信号R1によつて所定の制御
信号が速度制御回路8に入力されてモータMを駆
動する。
つまり、速度制御回路8には主制御回路12よ
り高速度信号VH、低速度信号VH、正転信号
R2、逆転信号R3が入力されてモータMを高速,
低速,正転,逆転駆動制御する。
前記検出器10は扉駆動ベルト4の移動速度と
比例した計数用パルスP1及び扉駆動ベルト4の
移動方向により開信号R、閉信号Lを方向判別回
路11に入力し、方向判別回路11より主制御回
路12に計数用クロツクパルスP1、開信号R、
閉信号Lを出力する。
前記主制御回路12は計数用クロツクパルス
P1により扉5の移動量を演算して減速位置を検
出し、この検出信号により速度制御回路8にブレ
ーキ信号BKを出力してモータMを制動する。
例えば、第2図に示すようにモータMの電源回
路に2ケのトライアツク13,13を設け、電源
回路の極性がAがプラス(+)の時にトライアツ
ク13にブレーキの強さ(制動力)に応じた位相
角においてゲート信号を入れて点弧し、モータM
に直流による制御を与えて制動するようにしてあ
る。
そして、モータMの回転が停止して回転速度が
ゼロになると速度検出回路9により回転速度ゼロ
を検出し、この検出信号R0をタイマ15を介し
て主制御回路12に、検出後一定時間経過した後
に入力する。
主制御回路12は検出信号R0が入力されると
前記ブレーキ信号BKの出力を停止すると共に、
低速度信号VLを速度制御回路8に出力してモー
タMを低速回転し、扉5を低速で移動して所定位
置で停止させる。
以上の動作制御によるモータMの回転速度を表
図に表わすと第3図に示すようになる。
第3図において、Xが減速点、Yが回転速度ゼ
ロの点、Zがモータ低速駆動開始点であり、減速
点Xから低速駆動開始点Zまでの間が制動領域で
あり、回転速度ゼロの点Yからモータ低速駆動開
始点Zまでの間には時間差tがあり、この時間差
tが前記タイマ14のセツト時間となる。つま
り、この間に扉5は、扉5やベルト等の駆動部に
蓄えられたエネルギーで振れ動きするが、この時
間差tの間も制動されているから、扉5が前記の
エネルギーで振れ動きする時間が短かくなつて、
扉5は短時間に静止するので、制動開始してから
扉5が所定位置で静止するまでの時間を短かくで
きる。
換言すれば、モータMの制動時間はモータ回転
速度がゼロになつてから、扉5のエネルギーによ
る振れ動きが静止するまでの時間である。
以上の様に、モータMが回転速度ゼロになり、
さらに扉5が扉5やベルト等の駆動部に貯えられ
たエネルギーによる振れ動きがなくなるまで制動
し、その後にモータMを低速駆動するようにした
ので、その後扉5がシヤクリ動作することなくス
ムーズに移動して所定位置で停止し、各部に無理
な力が作用しないから耐久性を向上できると共
に、扉5のエネルギーによる振れ動き時間を短か
くして制動開始から所定位置に停止するまでの時
間を短かくできる。
なお、第4図に示すようにリミツトスイツチ1
1,142を減速位置に設け、このリミツトスイ
ツチ141,142によつて扉5の減速位置を検出
するようにしても良い。
考案の効果 扉5がシヤクリ動作することなくスムーズに移
動して所定位置で停止でき、各部に無理な力が作
用しないから耐久性を向上できると共に、扉5の
エネルギーによる振れ動き時間を短かくして制動
開始から所定位置で停止するまでの時間を短かく
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は自動ド
アの制御装置の概略説明図、第2図はモータを制
動する手段の説明図、第3図はモータ回転速度を
示す表図、第4図は扉の減速位置を検出する手段
の他の実施例を示す説明図である。 Mはモータ、5は扉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータMにより扉5を開閉移動させる自動ドア
    において、前記扉5の減速位置を検出して検出信
    号を発する手段と、該検出信号によつてモータM
    が回転速度ゼロになつた後一定時間経過するまで
    制動する手段と、前記制動が終了するとモータM
    を低速駆動する手段を設けたことを特徴とする自
    動ドアの停止制御装置。
JP15683583U 1983-10-12 1983-10-12 自動ドアの停止制御装置 Granted JPS6068171U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15683583U JPS6068171U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 自動ドアの停止制御装置

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JP15683583U JPS6068171U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 自動ドアの停止制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS6068171U JPS6068171U (ja) 1985-05-15
JPH0424060Y2 true JPH0424060Y2 (ja) 1992-06-05

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ID=30345949

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JP15683583U Granted JPS6068171U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 自動ドアの停止制御装置

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JP2006046056A (ja) * 2004-07-01 2006-02-16 Koyo Denki:Kk 窓の自動開閉装置

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JPS6068171U (ja) 1985-05-15

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