JPH0569041U - モータのブレーキ制御装置 - Google Patents

モータのブレーキ制御装置

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JPH0569041U
JPH0569041U JP971692U JP971692U JPH0569041U JP H0569041 U JPH0569041 U JP H0569041U JP 971692 U JP971692 U JP 971692U JP 971692 U JP971692 U JP 971692U JP H0569041 U JPH0569041 U JP H0569041U
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JP
Japan
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brake
stroke
current
signal
pattern
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Pending
Application number
JP971692U
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Inventor
義一 石島
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Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレーキの開閉動作を動作時間を長くするこ
となくスムーズに制御する。 【構成】 ブレーキの動き始めと最終直前の動作を緩や
かにするパターンのブレーキストローク設定器14と、
ブレーキのストロークを検出するブレーキストローク検
出器11とを設け、ブレーキストローク設定信号LS
ブレーキストローク信号VLとの偏差信号をブレーキ電
流指令ISとしてブレーキコイル電流IDを制御し、実際
のブレーキの開閉状態及び開閉動作速度をブレーキスト
ローク設定LSのパターンにて制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エレベータ用モータ等のブレーキ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エレベータ用,クレーン用等モータのブレーキの開閉は停電時の暴走を防止す るため、ブレーキコイルに電流を流すことにより開となり、電流を遮断すること により閉となるように構成されている。このブレーキコイル電流の制御方法には 次のようなものがある。
【0003】 1.可変抵抗器による電流制御。
【0004】 2.電流パターン(設定)による電流設定。
【0005】 3.ブレーキコイルへの印加電圧制御による電圧制御。
【0006】 従来、電流パターンによる電流制御によるブレーキ制御装置は、図1に示すよ うにブレーキ1のブレーキコイル5の電流をトランジスタTRで制御してブレー キの開閉を行っている。
【0007】 図4はブレーキコイル4の電流を制御する制御回路を示すもので、ブレーキ電 流指令ISとブレーキコイル電流IDとの偏差を電圧指令VSとして、コンパレー タ18でPWMキャリアと比較しそのPWM出力をドライバ回路21に入力して トランジスタTrを駆動し、ブレーキコイル5の電流を制御し、ブレーキ1を開 閉している。
【0008】 この制御回路のブレーキ電流指令ISは、図5(a)に示すようなパターンの ものを使用し、ブレーキコイル5の電流IDが同(b)に示すようにブレーキを 開とする場合は、アのように駆動電流を漸増させてブレーキを緩やかに開とし、 ブレーキ開確認時間T経過後電力節約のためイのように保持電流を流す。また、 ブレーキを閉とする場合はウのように保持電流を漸減させてブレーキが緩やかに 閉となるようにしている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来ブレーキ制御装置は、ブレーキコイルに流れる電流を検出して電流を 制御しているが、実際のブレーキ開閉状態を検出しているのではなく、“開”あ るいは“閉”になると推定しているに過ぎない。このため、下記のような不具合 が発生する。
【0010】 1.電流とブレーキの“開”“閉”に遅れが生じる。
【0011】 2.遅れが生じると“開”時には必要以上の電流を流すことになり、ブレーキ電 流容量が大きくなる。
【0012】 3.ブレーキの“開”あるいは“閉”時、即ちブレーキ片が動く時電流の変化量 が大きいとブレーキ片は急に動くことになる。
【0013】 エレベータ設備においては、ブレーキの急激な開閉がかごの走行を急に止める ことになり、かごの振動となる。
【0014】 このブレーキ片の急変を防止するにはブレーキ片が動く時の電流変化を少なく すればよいが、ブレーキ動作の時間が長くなることになり、エレベータの運行時 間が長くなり好ましい結果とならない。
【0015】 本考案は、従来のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と するところは、ブレーキの開閉動作を動作時間を長くすることなどスムーズに制 御しうるようにしたモータのブレーキ制御装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案におけるモータのブレーキ制御装置は、ブ レーキ電流指令信号とブレーキコイル電流信号との偏差を検出し、この偏差信号 によりブレーキコイル電流を制御するエレベータモータ等のブレーキを制御する ものにおいて、ブレーキの動き始めと最終直前の動作を緩やかにするパターンの ブレーキストローク設定器と、ブレーキのストロークを検出するブレーキストロ ーク検出器を設け、ブレーキストローク設定信号とブレーキストローク信号との 偏差信号をブレーキ電流指令信号とするものである。
【0017】
【作用】
電流指令信号にブレーキの動き始めと最終直前の動作をを緩やかにするパター ンのブレーキストローク設定信号とブレーキストローク検出器で検出した実際の ブレーキストローク信号との偏差を用いているので、実際のブレーキの開閉状態 及び開閉動作速度をブレーキストローク設定信号のパターンにて制御することが できる。このため、ブレーキストローク設定をブレーキの動き始めと最終直前の 動作が緩やかになるパターンとすれば、そのパターンと同じ理想的ブレーキ制御 ができる。
【0018】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1において、5はブレーキ1の レバー4を駆動してブレーキドラム2からブレーキ片31,32を引き離すブレー キコイル、TR1はブレーキコイル4の電流を制御するトランジスタ、21はそ のベースドライバ回路、HCTはブレーキコイル電流IDを検出する電流検出器 である。
【0019】 図2はその制御回路を示すもので、11はブレーキ片3のストロークを検知す るブレーキストローク検知部12とこのブレーキストロークLを電圧に変換しブ レーキストローク電圧VLを出すL−V変換器13とからなるブレーキストロー ク検出器、14は図3に示すようにブレーキの動き始めと最終直前部分で緩やか に変化するパターンのブレーキストローク設定LSを出力するブレーキストロー ク設定器。15はブレーキストローク設定LSとブレーキストローク電圧VLとを 比較し電流指令ISを出力するアンプ。16は電流指令ISを電流検出器HCTで 検出したブレーキコイル電流IDとを比較し電圧指令VSを出力するアンプ。17 はPWMキャリア発生器。18は電圧指令VSとPWMキャリアとを比較してP WM出力をトランジスタTRのベースドライバ回路21に出力するコンパレータ である。
【0020】 この実施例によれば、動き始めと最終直前の動作を緩やかにするパターンのブ レーキストローク設定LSと実際のブレーキストロークLを電圧に変換したブレ ーキストローク電圧VLとの偏差を電流指令ISとして、ブレーキコイル電流ID を制御できるので、実際のブレーキの開閉状態及び開閉動作速度をブレーキスト ローク設定LSのパターンで制御することができる。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、実際のブレーキストロークを検出し電圧に変換したこのブレーキス トローク電圧をブレーキの動き始めと最終直前の動作を緩やかにするパターンの ブレーキストローク設定信号と比較してブレーキの電流指令としているので、電 流とブレーキの開,閉に遅れが生ずることなく、ブレーキの開閉動作を長くする ことなくスムーズに制御することができる。このためエレベータ用モータのブレ ーキにおいてはブレーキの開閉によりかごが振動することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブレーキ制御装置の構成説明図。
【図2】実施例にかかるブレーキ制御装置の制御回路を
示すブロック回路図。
【図3】ブレーキストローク設定パターンの1例を示す
曲線図。
【図4】従来制御回路を示すブロック回路図。
【図5】従来装置の動作を説明するタイムチャート。
【符号の説明】
1…ブレーキ、2…ブレーキドラム、3…ブレーキ片、
4…ブレーキレバー、5…ブレーキコイル、11…ブレ
ーキストローク検出器、14…ブレーキストローク設定
器、15,16…アンプ、17…PWMキャリア発生
器、18…コンパレータ、21…ドライバ回路、Tr…
トランジスタ、HCT…電流検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ電流指令信号とブレーキコイル
    電流信号との偏差を検出し、この偏差信号によりブレー
    キコイル電流を制御するエレベータモータ等のブレーキ
    を制御するものにおいて、 ブレーキの動き始めと最終直前の動作を緩やかにするパ
    ターンのブレーキストローク設定器と、ブレーキのスト
    ロークを検出するブレーキストローク検出器を設け、ブ
    レーキストローク設定信号とブレーキストローク信号と
    の偏差信号をブレーキ電流指令信号として制御すること
    を特徴とするモータのブレーキ制御装置。
JP971692U 1992-02-28 1992-02-28 モータのブレーキ制御装置 Pending JPH0569041U (ja)

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JPH0569041U true JPH0569041U (ja) 1993-09-17

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000043309A1 (fr) * 1999-01-25 2000-07-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif de commande pour frein d'ascenseur
JP2006256763A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Hitachi Ltd エレベーター用ブレーキ制御装置
KR101229002B1 (ko) * 2008-06-17 2013-02-04 오티스 엘리베이터 컴파니 저 전력 제어 디바이스들을 이용하는 브레이크의 안전 제어
JP5160094B2 (ja) * 2006-03-14 2013-03-13 三菱電機株式会社 電磁ブレーキ制御装置

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