JP5160094B2 - 電磁ブレーキ制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばエレベータのブレーキ装置などの電磁ブレーキ装置におけるブレーキコイルの励磁状態を制御する電磁ブレーキ制御装置に関するものである。
従来の電磁ブレーキ装置においては、ブレーキコイルの励磁電流指令を、予め設定された値に達するまで漸増させる励磁電流指令手段を用いることにより、ブレーキ解放時にアーマチュアが電磁石フィールドに衝突して発生する衝突音の低減が図られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−267982号公報
しかし、上記のような従来の電磁ブレーキ装置では、ブレーキコイルの励磁電流を単に漸増させるため、時定数の大きい電磁石を用いる場合、解放動作時間がかなり長くなってしまう。また、電磁石とアーマチュアとの間のギャップのばらつき、制動ばねのばね力のばらつき、電磁石特性のばらつき、及びそれらの経年変動等を考慮していないため、衝突音の低減効果を安定的に得ることができなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ブレーキ解放動作の長時間化を抑えつつ、ブレーキ解放時の衝突音を安定的に低減することができる電磁ブレーキ制御装置を得ることを目的とする。
この発明による電磁ブレーキ制御装置は、ブレーキコイルを励磁してブレーキコイルにアーマチュアを吸引させることにより、電磁ブレーキ装置を解放させる制御装置本体を備え、制御装置本体は、ブレーキコイルの吸引によるアーマチュアの解放動作の開始を検出可能であり、解放動作の開始が検出されると、ブレーキコイルに発生する吸引力を解放動作の開始前よりも低減させる。
また、この発明による電磁ブレーキ制御装置は、ブレーキコイルを励磁してブレーキコイルにアーマチュアを吸引させることにより、電磁ブレーキ装置を解放させる制動装置本体を備え、制御装置本体は、ブレーキコイルの励磁開始からの時間を計測し、ブレーキコイルの励磁開始から予め設定された時間が経過するとブレーキコイルの吸引力を上昇させる。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。 図1の制御装置本体の構成を示すブロック図である。 図1の制御装置本体のブレーキ解放時の動作を示すフローチャートである。 図1の制御装置本体の電流指令の変化とブレーキコイルに流れる電流の変化とを示すグラフである。 図1のアーマチュアのブレーキ解放時の動きとブレーキ解放時の電圧指令の変化とを示すグラフである。 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置の制御装置本体を示すブロック図である。 図6の制御装置本体のブレーキ解放時の動作を示すフローチャートである。 図6のギャップ・押付力補償部における動作開始時間と制御指令値との関係を示すグラフである。 この発明の実施の形態3によるエレベータ装置の制御装置本体を示すブロック図である。 図9の制御装置本体のブレーキ解放時の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4によるエレベータ装置の制御装置本体を示すブロック図である。 図11の制御装置本体のブレーキ解放時の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5によるエレベータ装置の制御装置本体を示すブロック図である。 図13の制御装置本体のブレーキ解放時の動作を示すフローチャートである。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。図において、かご1及び釣合おもり2は、主索3により昇降路内に吊り下げられており、巻上機4の駆動力により昇降路内を昇降される。
巻上機4は、主索3が巻き掛けられた駆動シーブ5、駆動シーブ5を回転させるモータ6、かご1の走行に伴って駆動シーブ5と一体に回転されるブレーキ回転体としてのブレーキドラム7、及び駆動シーブ5の回転を制動する電磁ブレーキ装置8を有している。
電磁ブレーキ装置8は、ブレーキドラム7に接離されるブレーキシュー9、ブレーキシュー9に接続されたアーマチュア10、ブレーキシュー9をブレーキドラム7に押し付ける制動ばね11、アーマチュア10に対向して配置され制動ばね11に抗してブレーキシュー9をブレーキドラム7から開離させる電磁吸引力を発生する電磁石11、及びアーマチュア10が全解放位置まで変位されたことを検出する解放検出スイッチ12を有している。電磁石11には、ブレーキコイル13が設けられている。
ブレーキコイル13の励磁状態は、制御装置本体14により制御される。制御装置本体14には、ブレーキコイル13に通電される電流値を検出するための電流検出器15からの検出信号が入力される。
図2は図1の制御装置本体14の構成を示すブロック図である。図において、電流指令発生部16は、ブレーキ解放指令に応じてブレーキコイル13に電流を流すための電流指令を発生する。電流制御部17には、電流指令発生部16からの電流指令と電流検出器15からの検出信号とが入力される。電流制御部17は、ブレーキコイル13の実電流値が電流指令の値に一致するように、ブレーキコイル13に印加する電圧値に関する指令である電圧指令を発生する。
電流制御部17からの電圧指令は、リミッタ18を介してブレーキコイル13に入力される。また、電流制御部17からの電圧指令の値は、微分部19で微分され、解放動作検出部20に入力される。解放動作検出部20は、微分部19の出力を予め設定された閾値と比較することにより、アーマチュア10の解放動作(変位)の開始を検出する。即ち、解放動作検出部20は、電圧指令の値の時間変化に基づいてアーマチュア10の解放動作を検出する。
アーマチュア10の解放動作が検出されると、その情報が解放動作検出部20から電流指令調整部21及び制御時間検出部22に入力される。電流指令調整部21は、解放動作検出部20からの情報に基づいて、電流指令の値を変化させて電流制御部17に送る。具体的には、電流指令調整部21は、解放動作の開始が検出されると、ブレーキコイル13に発生する吸引力を解放動作の開始前よりも低減させる。
制御時間検出部22は、アーマチュア10の解放動作開始からの時間(制御時間)をカウントする。また、タイマ23は、ブレーキ解放指令に応じてブレーキコイル13の励磁を開始してからの時間をカウントする。
制御装置本体14は、ブレーキコイル13の励磁開始から予め設定された時間Tendが経過すると、電流指令調整部21での電流指令の調整を中止し、低減させる前の吸引力をブレーキコイル13に発生させる。また、制御装置本体14は、アーマチュア10の解放動作の開始から予め設定された時間Tcendが経過すると、電流指令調整部21での電流指令の調整を中止し、低減させる前の吸引力をブレーキコイル13に発生させる。
制御装置本体14は、かご1の運転を制御するエレベータ制御装置に設けられている。エレベータ制御装置は、演算処理部(CPU)、記憶部(ROM、RAM及びハードディスク等)及び信号入出力部を持った制御盤(図示せず)を有している。制御装置本体14の機能は、この制御盤により実現される。このため、制御盤の記憶部には、上記の機能を実現するためのプログラムが格納されている。
次に、動作について説明する。図3は図1の制御装置本体14のブレーキ解放時の動作を示すフローチャートである。かご1のドアが閉じられ昇降開始の準備が終了すると、ブレーキ解放指令が制御装置本体14に入力される。これにより、電流指令発生部16から電流指令の値I*として初期電流指令値I*pが出力される(ステップS1)。また、これと同時に、タイマ23がリセットされ、励磁開始からの時間Tのカウントが開始される(ステップS2)。
続いて、電流制御部17により、ブレーキコイル13の実電流値Iが電流指令の値I*に一致するように、電圧指令uが発生される(ステップS3)。このとき、微分ゲインをKd、比例ゲインをKiとすると、電圧指令は例えば次式から得られる。
u=[{(Ki+Kd)/Kd}I*−I]Kd ・・・(1)
但し、ブレーキコイル13に入力される電圧指令は、回路保護のため、リミッタ18での上限値u’未満に制限される(u<u’)。
電圧指令がブレーキコイル13に入力されると、ある時定数でコイル実電流Iが増加しいき、電圧指令uは式(1)に従って徐々に減少していく。
励磁開始からの時間Tが予め設定された時間T1を超えると(ステップS4)、微分部19から解放動作検出部20への微分値の出力が開始される(ステップS5)。ここで、微分値の出力開始までの時間T1は、励磁開始から通常のアーマチュア10の解放動作開始までの時間Tpよりも小さい値に設定されている。
この後、コイル実電流が増加してブレーキコイル13に発生する吸引力が制動ばね11のばね力に打ち勝つと、アーマチュア10の解放動作が開始される。このとき、磁束変化を妨げる方向(この場合、電流値が下がる方向)に誘導起電力が発生するが、電流制御部17により電流減少分を補うように電圧指令の値が増加される。従って、アーマチュア10の解放動作開始時には、微分部19から出力される微分値が負から正に転ずる。
微分部19で求めた微分値aは、解放動作検出部20により、予め設定された閾値a’(>0)と比較される(ステップS6)。そして、微分値aが閾値a’を超えると、解放動作の開始検出信号が解放動作検出部20から出力される。これにより、制御時間検出部22がリセットされ、アーマチュア10の解放動作開始からの時間Tcのカウントが開始される(ステップS7)。また、電流指令調整部21により、電流制御部17に入力される電流指令の値I*が初期電流指令値I*pから制御指令値I*c(I*c<I*p)に切り換えられる(ステップS8)。
電流指令の値I*が制御指令値I*cに切り換えられると、電流制御部17により電圧指令uが修正される(ステップS9)。ここで、制御指令値I*cは、アーマチュア10の解放動作に最低限必要な値に設定されている。即ち、アーマチュア10の解放動作開始後は、電流値を必要最小限まで下げることにより、アーマチュア10が電磁石11に衝突する際の衝撃力及び衝突音を低減される。これに対して、アーマチュア10が解放動作を開始するまでは、電源及びブレーキコイル13の性能限界の電流を流すことにより、解放動作開始までの時間が最小にされる。
また、電流指令値の低減に応じて電圧指令を修正した後、励磁開始からの時間TがTendに達したかどうか(ステップS10)、及び解放動作開始からの時間TcがTcendに達したかどうか(ステップS11)が監視される。そして、T>Tend及びTc>Tcendのいずれかの条件が成立すると、解放動作の状況に拘わらず、電流指令の値I*が初期電流指令値I*pに戻される(ステップS12)。
この後、解放検出スイッチ12がONにされるかどうかが監視される(ステップS13)。解放検出スイッチ12がONにされると、アーマチュア10が解放位置まで変位し解放動作が完了したと判断し、電流指令の値が保持電流指令値I*hに切り換えられる(ステップS14)。
なお、図4は図1の制御装置本体14の電流指令の変化とブレーキコイル13に流れる電流の変化とを示すグラフ、図5は図1のアーマチュア10のブレーキ解放時の動きとブレーキ解放時の電圧指令の変化とを示すグラフである。図4及び図5に示すように、アーマチュア10の実際の解放動作が開始され、電圧指令の微分値が閾値a’を超えると、電流指令の値が制御電流値I*cに切り換えられ、ブレーキコイル13に流れる電流の値もIcまで低減される。
このような電磁ブレーキ制御装置では、ブレーキコイル13の吸引によるアーマチュア10の解放動作の開始を検出可能であり、解放動作の開始が検出されると、ブレーキコイル13に発生する吸引力が解放動作の開始前よりも低減されるので、ブレーキ解放動作の長時間化を抑えつつ、あらゆる電磁ブレーキ装置についてブレーキ解放時の衝突音を安定的に低減することができる。
また、制御装置本体14は、ブレーキ解放指令に応じて電流指令を発生する電流指令発生部16と、ブレーキコイル13の実電流値が電流指令の値に一致するように電圧指令を発生する電流制御部17と、電圧指令の値の変化に基づいてアーマチュア10の解放動作を検出する解放動作検出部20とを有しているので、アーマチュア10の解放動作の開始をより確実に検出することができる。なお、アーマチュア10の解放動作の検出は、アーマチュア10の動作(変位)を連続的に検知できるセンサによってもよい。
さらに、制御装置本体14は、ブレーキコイル13の励磁開始から予め設定された時間Tendが経過すると、低減させる前の吸引力をブレーキコイル13に発生させるので、吸引力を低減させる制御に異常が生じても、解放動作をより確実に行わせることができ、信頼性を向上させることができる。
さらにまた、制御装置本体14は、アーマチュア10の解放動作の開始から予め設定された時間Tcendが経過すると、低減させる前の吸引力をブレーキコイル13に発生させるので、これによっても、解放動作をより確実に行わせることができ、信頼性を向上させることができる。
実施の形態2.
次に、図6はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置の制御装置本体を示すブロック図である。制御装置本体14は、実施の形態1の構成に加えて、動作開始時間検出部24とギャップ・押付力補償部25とを有している。動作開始時間検出部24は、ブレーキコイル13の励磁開始からアーマチュア10の解放動作開始までの時間である動作開始時間Tpを検出し、その結果をギャップ・押付力補償部25に送る。
ギャップ・押付力補償部25は、動作開始時間検出部24で求めた動作開始時間Tpに基づいて制御指令値を変化させる。具体的には、ギャップ・押付力補償部25は、電磁石11とアーマチュア10との間のギャップや制動ばね11の押付力が変化した場合でも、ブレーキコイル13の電流値がアーマチュア10を動作させるのに最低限必要な値になるように制御電流値を求める。
図7は図6の制御装置本体14のブレーキ解放時の動作を示すフローチャートである。アーマチュア10の解放動作の開始検出信号が解放動作検出部20から出力されると、動作開始時間Tpの計測結果Tp’がギャップ・押付力補償部25に送られるとともに、アーマチュア10の解放動作開始からの時間Tcのカウントが開始される(ステップS15)。
ギャップ・押付力補償部25には、予め設定された制御指令基準値Icr(Icr<Ip)が入力されている。ギャップ・押付力補償部25は、動作開始時間Tp’が入力されると、補正係数Kaを用いて制御指令値I*cを次のように求める(ステップS16)。
*c=Tp’・Ka+Icr ・・・(2)
但し、I*cmin<I*c<I*cmax
*cmin:制御指令値の下限値
*cmax:制御指令値の上限値
ここで、図8は図6のギャップ・押付力補償部25における動作開始時間と制御指令値との関係を示すグラフである。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このような電磁ブレーキ制御装置では、励磁開始から解放動作開始までの時間に基づいて制御指令値を変化させるので、ギャップや押付力の違いによらず、解放動作開始後のブレーキコイル13の電流値を最低限必要な値に調整することができる。
実施の形態3.
次に、図9はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置の制御装置本体を示すブロック図である。制御装置本体14は、実施の形態2の構成に加えて、時定数検出部26とコイル抵抗補償部27とを有している。時定数検出部26は、ブレーキコイル13の励磁開始から、ブレーキコイル13の実電流値Iが予め設定された値I1に達するまでの時間Trを検出し、その結果をコイル抵抗補償部27に送る。なお、設定値I1は、アーマチュア10の解放動作開始時の電流値よりも小さい値に設定される。
コイル抵抗補償部27は、動作開始時間検出部24での計測結果Tpを時定数検出部26からの情報に基づいて補正してギャップ・押付力補償部25に送る。具体的には、コイル抵抗補償部27は、アーマチュア10の解放動作開始時間Tpにおけるブレーキコイル13の温度変化に伴う時定数の変化分を補償するように動作開始時間Tpを補正する。
図10は図9の制御装置本体14のブレーキ解放時の動作を示すフローチャートである。アーマチュア10の解放動作開始前に、時定数検出部26により、ブレーキコイル13の電流値が設定値I1を超えたかどうかが監視され(ステップS17)、設定値I1に達するまでの時間Trが計測される(ステップS18)。時間Trの計測結果Tr’は、コイル抵抗補償部27に送られる。
アーマチュア10の解放動作の開始検出信号が解放動作検出部20から出力されると、動作開始時間Tpの計測結果Tp’がコイル抵抗補償部27に送られるとともに、アーマチュア10の解放動作開始からの時間Tcのカウントが開始される(ステップS15)。
コイル抵抗補償部27は、時間Tr’及び動作開始時間Tp’が入力されると、補正係数Krと予め設定された基準値Trrとを用いて、動作開始時間Tpの補正値Tp’’を次のように求める(ステップS19)。
Tp’’=Tp’−Kr・Tr’/Trr ・・・(3)
ギャップ・押付力補償部25は、動作開始時間Tp’’が入力されると、補正係数Kaを用いて制御指令値I*cを次のように求める(ステップS20)。
*c=Tp’’・Ka+Icr ・・・(4)
但し、I*cmin<I*c<I*cmax
他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このような電磁ブレーキ制御装置では、ブレーキコイル13の抵抗変化による動作開始時間Tpの変化を補償するので、ブレーキコイル13の温度変化によらず、解放動作開始後のブレーキコイル13の電流値を最低限必要な値に調整することができる。
実施の形態4.
次に、図11はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置の制御装置本体を示すブロック図である。実施の形態1〜3では、電流指令を発生してブレーキコイル13の吸引力を制御したが、実施の形態4では、電圧指令を発生してブレーキコイル13の吸引力を制御する。
図において、電圧指令発生部31は、ブレーキ解放指令に応じてブレーキコイル13に電圧を印加するための電圧指令を発生する。電圧指令は、電圧指令調整部34及びリミッタ18を介してブレーキコイル13に入力される。電流検出器15で検出されたコイル実電流値は、微分部32で微分され、解放動作検出部33に入力される。解放動作検出部33は、微分部32の出力を予め設定された閾値と比較することにより、アーマチュア10の解放動作の開始を検出する。即ち、解放動作検出部33は、コイル実電流値の時間変化に基づいてアーマチュア10の解放動作を検出する。
アーマチュア10の解放動作が検出されると、その情報が解放動作検出部33から電圧指令調整部34及び制御時間検出部22に入力される。電圧指令調整部34は、解放動作検出部33からの情報に基づいて、電圧指令の値を変化させてリミッタ18に送る。具体的には、電圧指令調整部34は、解放動作の開始が検出されると、ブレーキコイル13に発生する吸引力を解放動作の開始前よりも低減させる。
制御時間検出部22は、アーマチュア10の解放動作開始からの時間(制御時間)をカウントする。また、タイマ23は、ブレーキ解放指令に応じてブレーキコイル13の励磁を開始してからの時間をカウントする。
制御装置本体14は、ブレーキコイル13の励磁開始から予め設定された時間Tendが経過すると、電圧指令調整部34での電圧指令の調整を中止し、低減させる前の吸引力をブレーキコイル13に発生させる。また、制御装置本体14は、アーマチュア10の解放動作の開始から予め設定された時間Tcendが経過すると、電圧指令調整部34での電圧指令の調整を中止し、低減させる前の吸引力をブレーキコイル13に発生させる。
なお、エレベータ装置全体の構成は、実施の形態1(図1)と同様である。
次に、動作について説明する。図12は図11の制御装置本体14のブレーキ解放時の動作を示すフローチャートである。かご1のドアが閉じられ昇降開始の準備が終了すると、ブレーキ解放指令が制御装置本体14に入力される。これにより、電圧指令発生部31から電圧指令の値u*として初期電圧指令値u*pが出力される(ステップS31)。また、これと同時に、タイマ23がリセットされ、励磁開始からの時間Tのカウントが開始される(ステップS32)。
ブレーキコイル13に入力される電圧指令は、回路保護のため、リミッタ18での上限値u’未満に制限される(u<u’)(ステップS33)。励磁開始からの時間Tが予め設定された時間T1を超えると(ステップS34)、微分部32から解放動作検出部33への微分値の出力が開始される(ステップS35)。ここで、微分値の出力開始までの時間T1は、励磁開始から通常のアーマチュア10の解放動作開始までの時間Tpよりも小さい値に設定されている。
この後、コイル実電流が増加してブレーキコイル13に発生する吸引力が制動ばね11のばね力に打ち勝つと、アーマチュア10の解放動作が開始される。このとき、磁束変化を妨げる方向(この場合、電流値が下がる方向)に誘導起電力が発生する。従って、アーマチュア10の解放動作開始時には、微分部32から出力される微分値が正から負に転ずる。
微分部32で求めた微分値aは、解放動作検出部33により、予め設定された閾値a’(<0)と比較される(ステップS36)。そして、微分値aが閾値a’未満になると、解放動作の開始検出信号が解放動作検出部33から出力される。これにより、制御時間検出部22がリセットされ、アーマチュア10の解放動作開始からの時間Tcのカウントが開始される(ステップS37)。また、電圧指令調整部34により、リミッタ18に入力される電圧指令の値u*が初期電圧指令値u*pから制御指令値u*c(u*c<u*p)に切り換えられる(ステップS38)。
即ち、アーマチュア10の解放動作開始後は、電圧を必要最小限まで下げることにより、アーマチュア10が電磁石11に衝突する際の衝撃力及び衝突音を低減される。これに対して、アーマチュア10が解放動作を開始するまでは、電源及びブレーキコイル13の性能限界の電圧を印加することにより、解放動作開始までの時間が最小にされる。
また、電圧指令値を制御指令値u*cに切り換えた後、励磁開始からの時間TがTendに達したかどうか(ステップS39)、及び解放動作開始からの時間TcがTcendに達したかどうか(ステップS40)が監視される。そして、T>Tend及びTc>Tcendのいずれかの条件が成立すると、解放動作の状況に拘わらず、電圧指令の値u*が初期電圧指令値u*pに戻される(ステップS41)。
この後、解放検出スイッチ12がONにされるかどうかが監視される(ステップS42)。解放検出スイッチ12がONにされると、アーマチュア10が解放位置まで変位し解放動作が完了したと判断し、電圧指令の値が保持電圧指令値u*hに切り換えられる(ステップS42)。
このような電磁ブレーキ制御装置では、ブレーキコイル13の吸引によるアーマチュア10の解放動作の開始を検出可能であり、解放動作の開始が検出されると、ブレーキコイル13に発生する吸引力が解放動作の開始前よりも低減されるので、ブレーキ解放動作の長時間化を抑えつつ、あらゆる電磁ブレーキ装置についてブレーキ解放時の衝突音を安定的に低減することができる。
また、制御装置本体14は、ブレーキ解放指令に応じて電圧指令を発生する電圧指令発生部31と、ブレーキコイル13の実電流値の変化に基づいてアーマチュア10の解放動作を検出する解放動作検出部33とを有しているので、電圧制御によっても、アーマチュア10の解放動作の開始をより確実に検出することができる。
実施の形態5.
次に、図13はこの発明の実施の形態5によるエレベータ装置の制御装置本体を示すブロック図である。図において、指令発生部41は、ブレーキ解放指令に応じてブレーキコイル13に電磁吸引力を発生させるための励磁指令(電流指令又は電圧指令)を発生する。励磁指令は、指令調整部42を介してブレーキコイル13に入力される。
タイマ23は、ブレーキ解放指令に応じてブレーキコイル13の励磁を開始してからの時間をカウントする。指令調整部42は、ブレーキコイル13の励磁開始から所定の時間T1が経過すると、ブレーキコイル13に入力する励磁指令値を指令発生部41からの励磁指令値とは異なる値に切り換える。
具体的には、指令調整部42は、時間T1になると、ブレーキコイル13に発生する吸引力を低減させるように励磁指令値を切り換える。時間T1は、ブレーキコイル13の励磁を開始してからアーマチュア10が電磁石11に衝突するまでの時間よりも短く設定される。
制御装置本体14は、ブレーキコイル13の励磁開始から予め設定された時間Tendが経過すると、指令調整部42での励磁指令の調整を中止し、低減させる前の吸引力をブレーキコイル13に発生させる。
なお、エレベータ装置全体の構成は、実施の形態1(図1)と同様である。
次に、動作について説明する。図14は図13の制御装置本体14のブレーキ解放時の動作を示すフローチャートである。かご1のドアが閉じられ昇降開始の準備が終了すると、ブレーキ解放指令が制御装置本体14に入力される。これにより、タイマ23がリセットされ、励磁開始からの時間Tのカウントが開始される(ステップS51)。また、指令発生部41から初期励磁指令の値として初期電流指令値I*p又は初期電圧指令値u*pが出力される(ステップS52)。
初期励磁指令が発生されると、励磁開始からの時間がT1に達したかどうかが監視される(ステップS53)。T1に達していなければ、励磁指令値は初期励磁指令値のままである。励磁開始からの時間がT1に達すると、指令調整部42により、ブレーキコイル13に入力される励磁指令の値が初期励磁指令値から制御指令値に切り換えられる(ステップS54)。制御指令値は、制御電流指令値I*c(I*c<I*p)又は制御電圧指令値u*c(u*c<u*p)である。
即ち、アーマチュア10の励磁開始から所定時間T1が経過した後には、吸引力を低減させることにより、アーマチュア10が電磁石11に衝突する際の衝撃力及び衝突音を低減される。これに対して、アーマチュア10の励磁開始直後は、電源及びブレーキコイル13の性能限界の吸引力を発生させることにより、解放動作開始までの時間が短縮される。
また、励磁指令値を制御指令値に切り換えた後、励磁開始からの時間TがTendに達したかどうかが監視される(ステップS55)。そして、励磁開始からの時間TがTendに達すると、解放動作の状況に拘わらず、励磁指令の値が初期励磁指令値I*p又はu*pに戻される(ステップS56)。
この後、解放検出スイッチ12がONにされると、アーマチュア10が解放位置まで変位し解放動作が完了したと判断し、励磁指令の値が保持励磁指令値に切り換えられる。
このような電磁ブレーキ制御装置では、ブレーキコイル13の励磁開始から時間Tendが経過するとブレーキコイル13の吸引力を上昇させるので、より確実に解放動作を行わせることができ、信頼性を向上させることができる。
また、ブレーキコイル13の励磁開始直後にブレーキコイル13に初期吸引力を発生させた後、時間T1が経過するとブレーキコイル13の吸引力を低減させ、ブレーキコイルの励磁開始から時間Tendが経過すると、ブレーキコイル13の吸引力を初期吸引力に戻すので、ブレーキ解放動作の長時間化を抑えつつ、ブレーキ解放時の衝突音を安定的に低減することができ、しかも信頼性を向上させることができる。
なお、実施の形態5では、励磁開始から時間T1が経過するとブレーキコイル13の吸引力を低減させたが、吸引力を切り換える条件は励磁開始からの時間に限定されるものではなく、例えばアーマチュア10の動作、アーマチュア10の位置、ブレーキコイル13の電圧値、又はブレーキコイル13の電流値等であってもよい。
また、実施の形態5では、励磁開始から時間Tendが経過すると、ブレーキコイル13の吸引力を初期吸引力に戻したが、必ずしも初期吸引力に戻さなくてもよく、例えば初期吸引力よりも大きな吸引力にしたり、初期吸引力よりもやや小さい吸引力にしたりしてもよい。
さらに、実施の形態5では、励磁開始から時間T1が経過するとブレーキコイル13の吸引力を低減させたが、励磁開始直後からアーマチュア10の吸引に最低限必要な吸引力をブレーキコイル13に発生させ、時間Tendに達すると最大限の吸引力に切り換えるようにしてもよい。
さらにまた、実施の形態1〜5では、エレベータ装置の電磁ブレーキ制御装置について説明したが、他の機器に設けられた電磁ブレーキ制御装置にもこの発明は適用できる。
また、図1ではブレーキドラム7の外周面にブレーキシュー9を押し付けるタイプの電磁ブレーキ装置を示したが、ブレーキドラムの内周面にブレーキシューを押し付けるタイプであってもよい。
さらに、ブレーキ回転体はブレーキディスクであってもよい。即ち、この発明は、ディスクブレーキにも適用できる。
さらにまた、ブレーキ回転体は駆動シーブと一体であってもよい。

Claims (6)

  1. ブレーキコイルを励磁して上記ブレーキコイルにアーマチュアを吸引させることにより、電磁ブレーキ装置を解放させる制御装置本体を備えた電磁ブレーキ制御装置であって、
    上記制御装置本体は、
    ブレーキ解放指令に応じて上記ブレーキコイルに電流を流すための電流指令を発生する電流指令発生部と、
    上記ブレーキコイルの実電流値が上記電流指令の値に一致するように、上記ブレーキコイルに印加する電圧値に関する指令である電圧指令を発生する電流制御部と、
    上記電圧指令の値の変化に基づいて上記アーマチュアの解放動作を検出する解放動作検出部と、
    上記電圧指令の値を微分して上記解放動作検出部に送る微分部と、
    上記解放動作検出部からの情報に基づいて電流指令の値を変化させる電流指令調整部と
    を有しており、
    上記解放動作検出部は、上記微分部の出力を予め設定された閾値と比較することにより解放動作の開始を検出し、
    上記制御装置本体は、上記ブレーキコイルの吸引による上記アーマチュアの解放動作の開始が検出されると、上記ブレーキコイルに発生する吸引力を解放動作の開始前よりも低減させる電磁ブレーキ制御装置。
  2. ブレーキコイルを励磁して上記ブレーキコイルにアーマチュアを吸引させることにより、電磁ブレーキ装置を解放させる制御装置本体を備えた電磁ブレーキ制御装置であって、
    上記制御装置本体は、
    ブレーキ解放指令に応じて上記ブレーキコイルに電圧を印加するための電圧指令を発生する電圧指令発生部と、
    上記ブレーキコイルの実電流値の変化に基づいて上記アーマチュアの解放動作を検出する解放動作検出部と、
    上記ブレーキコイルの実電流値を微分して上記解放動作検出部に送る微分部と、
    上記解放動作検出部からの情報に基づいて電圧指令の値を変化させる電圧指令調整部と
    を有しており、
    上記解放動作検出部は、上記微分部の出力を予め設定された閾値と比較することにより解放動作の開始を検出し、
    上記制御装置本体は、上記ブレーキコイルの吸引による上記アーマチュアの解放動作の開始が検出されると、上記ブレーキコイルに発生する吸引力を解放動作の開始前よりも低減させる電磁ブレーキ制御装置。
  3. ブレーキコイルを励磁して上記ブレーキコイルにアーマチュアを吸引させることにより、電磁ブレーキ装置を解放させる制御装置本体を備えた電磁ブレーキ制御装置であって、
    上記制御装置本体は、
    上記ブレーキコイルの吸引による上記アーマチュアの解放動作の開始を検出可能であり、解放動作の開始が検出されると、上記ブレーキコイルに発生する吸引力を解放動作の開始前よりも低減させ、
    上記ブレーキコイルの励磁開始から予め設定された時間が経過すると、低減させる前の吸引力を上記ブレーキコイルに発生させる電磁ブレーキ制御装置。
  4. 上記制御装置本体は、上記アーマチュアの解放動作の開始から予め設定された時間が経過すると、低減させる前の吸引力を上記ブレーキコイルに発生させる請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の電磁ブレーキ制御装置。
  5. ブレーキコイルを励磁して上記ブレーキコイルにアーマチュアを吸引させることにより、電磁ブレーキ装置を解放させる制御装置本体を備えた電磁ブレーキ制御装置であって、
    上記制御装置本体は、
    上記ブレーキコイルの吸引による上記アーマチュアの解放動作の開始を検出可能であり、解放動作の開始が検出されると、上記ブレーキコイルに発生する吸引力を解放動作の開始前よりも低減させ、
    上記ブレーキコイルの励磁開始から上記アーマチュアの解放動作開始までの時間である動作開始時間に応じて、上記ブレーキコイルに解放動作開始後に発生する吸引力を調整する電磁ブレーキ制御装置。
  6. 上記制御装置本体は、上記アーマチュアの解放動作開始前に、上記ブレーキコイルの電流値が予め設定された値に達するまでの時間を計測し、計測結果に応じて動作開始時間を補正する請求項記載の電磁ブレーキ制御装置。
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