JP4001376B2 - 押し付け停止型電動シリンダ - Google Patents

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Description

この発明は、モータによる回転運動を、ネジ軸とそれに螺合するナットとにより直線運動に変換し、ロッドを伸張及び収縮させる電動シリンダに関し、さらに詳しくは、ロッドに過負荷が加わった時に自動的にモータを停止させる機能を有した押し付け停止型電動シリンダに関している。
回転駆動されるネジ軸にナットを螺合させてロッドを伸縮させる、いわゆる電動シリンダにおいては、ロッドの過負荷を防止することが必要である。そのため、回転駆動用のモータとして、給電を停止することによって回転軸を強制的に制動するブレーキを備えたブレーキ機構付きモータを用いると共に、バネ機構によりネジ軸を軸方向に付勢しながら移動可能に支持し、ロッドの押し付け時におけるバネの撓みをリミットスイッチで検出することによって、モータへの給電を停止させるリミットスイッチ方式の電動シリンダが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ロッドの押し付け時におけるモータ電流の上昇を検出することにより、ブレーキ機構付きモータへの給電を停止させるモータ電流検出方式の電動シリンダも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特公昭58−33431号公報 特開2002−176746号公報
ところが、このような従来のリミットスイッチ方式の電動シリンダにおいては、バネの撓みによりストライカを動かし、リミットスイッチを動作させるため、リミットスイッチの動作点を調整するのに多くの工数を要すると共に、押し付け力の調整や変更が困難であった。また、リミットスイッチから制御装置までの配線が必要となるため、装置構成の小型・軽量化、製造コスト削減等の点で改善が求められていた。さらに、ブレーキの動作時間を短縮するためにブレーキ用整流回路と電磁ブレーキの間を接点で開閉すると、ブレーキ用整流回路を収納した制御装置と電磁ブレーキとの間に配線が必要となり、制御装置内のモータとブレーキを開閉する回路が複雑であり、その簡素化が課題であった。
また、リミットスイッチ方式及びモータ電流検出方式のいずれの電動シリンダにおいても、モータへの給電停止と同時にブレーキ機構による制動が行われるため、すなわち、モータの回転軸が慣性により回転している最中に、ブレーキ機構による制動動作が行われるため、ブレーキ機構のライニングの摩耗が激しく、装置の長寿命化及びメンテナンスフリー化を妨げていた。
さらに、モータへの給電停止時から、ブレーキ機構による制動によりモータの回転が完全に停止するまでに要する制動時間中の回転軸の回転により、ロッドの押し付け力が変化するため、正確な押し付け力の制御が困難であった。
そこで、本発明の目的は、装置の小型化・軽量化・長寿命化を図り、製造コスト・製造工程数・メンテナンス負担を削減し、簡単な操作で押し付け力の正確な制御が可能である押し付け停止型電動シリンダを提供することにある。
上述した従来の電動シリンダの課題を解決するために、請求項1に係る押し付け停止型電動シリンダは、ハウジングに対して出没自在に支持されたロッドと、前記ロッドに固定したナットに螺合するネジ軸と、前記ネジ軸を正逆回転駆動するブレーキ機構付きモータと、前記モータを制御する制御装置を備えており、前記ネジ軸が、前記ハウジングに対して軸方向に遊動可能に支持され、前記ネジ軸の軸方向の遊動により生じる軸方向の力を吸収するバネ機構が、前記ネジ軸と前記モータの回転軸の間に装着され、前記制御装置が、モータ電流が所定の時間継続して基準値を超えたことを検出することにより、前記回転軸の停止状態であることを検出する機能を有すると共に、外部から入力される正逆転信号に従って前記モータを正逆転制御する正転用及び逆転用の各半導体スイッチ並びに前記モータのブレーキ電流をON・OFFするブレーキ電流開閉用半導体スイッチを有し、前記回転軸の停止状態が検出された後に、前記ブレーキ電流開閉用半導体スイッチにより前記ブレーキ電流を遮断し、前記モータのブレーキ機構を作動させ前記回転軸をロックし、前記回転軸がロックされた後に前記モータへの給電を停止するという一連のモータ制御を行うものであることを特徴としている。
また、請求項2に係る押し付け停止型電動シリンダは、請求項1に係る押し付け停止型電動シリンダの構成に加えて、制御装置が、外部から入力される前記正逆転信号が時間的に重なっても、前記モータを正逆転制御する前記正転用及び前記逆転用の各半導体スイッチが同時に通電しないようにインターロックを有していることにより、上述した課題を一層解決するものである。
請求項1に係る押し付け停止型電動シリンダによれば、ハウジングに対して出没自在に支持されたロッドと、前記ロッドに固定したナットに螺合するネジ軸と、前記ネジ軸を正逆回転駆動するブレーキ機構付きモータと、前記モータを制御する制御装置を備えており、前記ネジ軸が、前記ハウジングに対して軸方向に遊動可能に支持され、前記ネジ軸の軸方向の遊動により生じる軸方向の力を吸収するバネ機構が、前記ネジ軸と前記モータの回転軸の間に装着され、前記制御装置が、モータ電流が所定の時間継続して基準値を超えたことを検出することにより、前記回転軸の停止状態を検出する機能を有すると共に、外部から入力される正逆転信号に従って前記モータを正逆転制御する正転用及び逆転用の各半導体スイッチ並びに前記モータのブレーキ電流をON・OFFするブレーキ電流開閉用半導体スイッチを有し、前記回転軸の停止状態が検出された後に、前記ブレーキ電流開閉用半導体スイッチにより前記ブレーキ電流を遮断し、前記モータのブレーキ機構を作動させ前記回転軸をロックし、前記回転軸がロックされた後に前記モータへの給電を停止するという一連のモータ制御を行うものであるとしたことにより、モータの回転軸が拘束されて、モータの回転が停止した状態で、ブレーキ機構が作動するので、ブレーキ機構のライニングの摩耗を大幅に減少させることができ、装置の長寿命化、ランニングコストの削減、静粛性の向上、押し付け力の制御精度の向上が図られる。
また、モータの正逆転制御及びブレーキの開閉制御を制御装置内の半導体スイッチにより実現しているため、長寿命化が図られると共に、電動シリンダと外部の制御盤との配線本数が少なくてすみ、配線工数を含む配線工事費が低減される。さらに、外部の制御盤においては、従来、モータ及び電磁ブレーキを開閉する電磁接触器が必要であったのに対し、本発明によれば、容量の小さな制御用リレーで良く、制御盤内の省スペース化と同時にコストの低減が図られる。
さらに、回転検出センサ等の特別な部品を装置本体内に組み込む必要がなく、装置構成の簡素化・小型化・製造コスト削減が図られるとともに、押し付け力のより正確な制御が可能となる。
請求項2に係る押し付け停止型電動シリンダによれば、請求項1に係る押し付け停止型電動シリンダが奏する効果に加えて、制動装置が、外部から入力される前記正逆転信号が時間的に重なっても、前記モータを正逆転制御する前記正転用及び前記逆転用の各半導体スイッチが同時に通電しないようにインターロック回路を有していることにより、モータ、半導体スイッチの不必要な発熱及び半導体スイッチの破損が防止される。
以下、本発明の押し付け停止型電動シリンダの一実施例について、図面に基づいて説明する。図1は、本発明による押し付け停止型電動シリンダの装置構成を説明するために、装置の主要部を切断面として図示した説明図である。
この押し付け停止型電動シリンダ10は、図1に示すように、ハウジング12に対して出没自在に支持されたロッド14と、このロッド14に固定したナット16に螺合するネジ軸18と、このネジ軸18を正逆回転駆動するブレーキ機構付きモータ22と、このモータ22を制御する制御装置20を備えている。そして、ネジ軸18に延設された支持軸19とモータ22の一方の回転軸24aとを連結金具26により、それぞれの軸の端部間に隙間を持たせて連結することにより、ネジ軸18がハウジング12に対して軸方向に遊動可能な状態で支持されている。
モータ22の他方の回転軸24bには、ブレーキ機構40として、給電時に回転軸の制動を解放し、給電停止時に回転軸を制動状態とする、いわゆる無励磁作動形(スプリング制動形)の電磁ブレーキが装着されている。この電磁ブレーキは、モータの回転軸24bの先端に固着されたモータ空冷用のファン42aを兼ねる制動板42と、非給電時には、ブレーキスプリング44により付勢されて制動板42に密着するライニング41付きのアーマチュア43と、給電により磁界を発生させるマグネットコイル45を備えている。そして、マグネットコイル45に給電することによって、アーマチュア43がマグネットコイル側に瞬時に吸引され、ライニング41と制動板42の間にギャップが生じ、回転軸24bの制動状態が完全に解かれて、モータが回転し始める。反対にマグネットコイル45の給電を停止することによって、マグネットコイル45の吸引力は消滅し、アーマチュア43は、ブレーキスプリング44により制動板42側に押し戻されて、ライニング41が制動板42に接触し、両者の間に制動力が発生し、モータは制動状態となる。
なお、本実施例においては、ブレーキ機構40として、上述したような無励磁作動形電磁ブレーキを使用しているが、停電時にブレーキが解放し、押し付け力を不要とする用途には、給電することによって制動板とライニングが接触し、制動状態となる励磁作動形電磁ブレーキを使用することも可能である。
連結金具26により、支持軸19の軸方向の遊動を許容しつつ、回転軸24と連結する方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、支持軸19端部の外周面に軸方向に延びるキー(凸部)を形成し、これと摺動可能に係合するキー溝(凹部)を連結金具26の内周面に形成し、両者を係合させることにより、支持軸19を軸方向に遊動可能な状態で回転軸24と連結することができる。
また、ネジ軸18の軸方向の遊動により生じる軸方向の力を吸収するバネ機構30が、ネジ軸18とモータの回転軸24aの間に装着されている。バネ機構30は、ネジ軸18の軸方向の遊動を円滑に吸収でき、要求される押し付け力と拮抗する弾性力を創出することが可能なものであれば、その構造やバネの種類については、特に限定されるものではない。本実施例に用いているバネ機構30は、図1に示したように、底面の中央に挿通孔を穿孔した一対の有底円筒状バネホルダ34をそれぞれの底面外側にラジアルボールベアリング32を固着し開口側を対峙させて、両バネホルダ34の内側に伸縮動作が可能なコイルバネ38を装填している。そして、このバネホルダ34をハウジング12内に固設された段状端部36aを有する単一の円筒状部材36の内周面に摺接させて、2つのラジアルボールベアリング32で支持軸19を軸承している。ネジ軸18の端部には、拡径形状に形成されたストッパ17が固着され、一方のラジアルボールベアリング32に当接している。
このような構造のバネ機構30を用いているため、支持軸19は、バネ機構30の存在に影響されることなく円滑に回転すると共に、バネホルダ34の軸方向の移動が確実に行われる。さらに、コイルバネ38の端面全体がバネホルダ34の底面に当接するため、コイルバネの伸縮に際し、こじれや捻れが発生することがない。
次に、本発明による押し付け停止型電動シリンダの動作について、図2に示した動作説明図及び図3に示したタイミングチャートに基づき説明する。
図2(a)は、ロッド14に被駆動部材を接合せずに、無負荷状態で電動シリンダを駆動し、ロッド14の先端が固定位置Sより突出した状態を示している。すなわち、バネ機構30がフリーの状態にあり、ロッド14の先端部には、押し付け力は生じていない。
図2(b)は、ロッド14に被駆動部材50を接合して電動シリンダを駆動し、ロッド14の先端が固定位置Sで押し付け状態となった様子を示している。すなわち、モータ22の駆動力によりネジ軸18が回転しているにも関わらず、ロッド14が固定位置Sで制止されているため、ロッド14に固着されているナット16は前進することができず、その反作用として軸方向に遊動可能に支持されているネジ軸18が後退する。その結果、バネ機構30が縮退し、フックの法則(Hooke's law)に従う弾性力が押し付け力としてロッド14に生じる。さらに、モータ22の回転を継続すると、最終的にモータ22のトルクと押し付け力とが拮抗し、モータ22の回転が拘束される。
モータ22の回転軸24aが拘束されたことが検出された後に、モータ22のブレーキ機構40を作動させて、図2(c)に示したように、回転軸24bを制動状態にする。この時、既にモータ22の回転軸24aが拘束されることによって、制動板42の回転が停止しているため、制動板42とライニング41が摺動することなく密着し回転軸24bがロックされる。したがって、モータが回転中にブレーキを作動する場合に比べて、ライニングの摩耗が格段に少なく、電動シリンダの寿命を飛躍的に延ばすことが可能になる。このようにして、回転軸がブレーキ機構40によりロックされた後に、モータ22への給電が停止される。そのため、モータ22への給電停止後に回転軸が逆転して、押し付け力が低下することなく、バネ機構30の弾性力により創出される押し付け力が維持される。
上述したモータ22に関する一連の制御は、電動シリンダに付属する制御装置20により行われる。ここで回転軸の拘束状態の検出は、回転センサによる検出等、種々の方法が考えられるが、モータ電流を検出し、その電流値の変化に基づき、回転軸が拘束状態となったことを検出する機能を制御装置20に持たせることにより、装置構成の簡素化及び押し付け力の正確な制御が可能となるため、特に好ましい。さらに、モータの起動後一定時間経過後に回転軸の拘束状態を検出する機能を制御装置20に持たせることにより、始動時におけるモータ電流の過渡的上昇によって、回転軸が拘束状態になったと誤検出することが回避されるため、装置の信頼性を一層向上させることが可能になる。
このような制御装置20によって行われる一連のモータ制御について、図3に示したタイムチャートを用いて詳述する。図3(a)はモータの回転速度の変化を、図3(b)はモータのブレーキ電流を、図3(c)は電磁ブレーキの動作状態を、図3(d)は制御電源回路210の直流電圧Vccを所定の時定数の積分回路に入力した時の出力電圧、図3(e)はモータ電流に比例した電圧値を、さらに、図3(f)は、電動シリンダによって発生する押し付け力を示しており、縦軸にそれぞれの値の変化を、横軸にモータ起動開始からの時刻を対応させて示している。
時刻0において電動シリンダが起動されると同時にモータが駆動電源に接続されると共に図3(b)のようにブレーキ機構に電流が流れ、図3(c)に示すように時刻t1には、電磁ブレーキが完全に解放されて、モータの回転軸のロックが解かれる。回転軸のロックが解放されることにより、図3(a)に示すようにモータの回転速度が次第に上昇し、時刻t2に定常速度に到達し、モータの端子間電圧及びモータ電流も定常値に到達する。
時刻t3にシリンダのロッド先端が固定位置に到達すると、バネ機構が縮退を始め、バネ機構の弾性力を受けて、図3(a)に示すようにモータの回転速度が次第に低下すると共に、モータのトルクが上昇するためモータ電流が、図3(e)に示すように上昇する。この時、図3(f)に示すように、ロッドにバネ機構の弾性力に等しい押し付け力が発生する。モータ電流に比例した電圧値が基準値E4に到達したことを検知したら(時刻t4)、モータの回転軸がほぼ拘束されたと判断し、その後、所定の時間T2経過後(時刻t6)に、図3(b)に示すようにブレーキ電流を停止して回転軸をロックする。T2の値は、モータ電流に比例した電圧値E3が基準値E4となる時からモータの回転が完全に停止するまでに要する時間Tsよりも大きな値に設定している。
ここで、モータの回転軸が完全に拘束された時、すなわち回転速度が0となった時におけるモータ電流に比例した電圧値E0ではなく、E0より低い値であるE4を基準値として、ブレーキ電流の停止を制御する理由は、電圧値E0は、臨界的な値(漸近値)であるので、何らかの原因でこの値が低下した場合、いつまでもブレーキ電流が停止されず、モータが過負荷になる恐れがあるからである。これを回避するために、基準値E4に到達後、所定の時間T2経過後にブレーキ電流を停止することにより、制御の安定性を向上させている。さらに、図3(e)に示すようにモータの起動直後にモータに過渡的な始動電流が流れ、モータ電流に比例した電圧値E3が、一時的に基準値E4を越えて誤動作を起こす恐れがあるため、モータの起動後一定時間T1経過するまでは、上述したような制御を行わないようにすることで、制御の信頼性を向上させることができる。
ブレーキ電流停止後、所定の時間T3経過後(時刻t8)にモータへの給電を停止することによって、一連のモータ制御が完了する。T3の値は、ブレーキ電流を停止した時から、モータの回転が完全にロックされるまでに要する時間Tcよりも大きな値に設定している。
上述したような制御は、リレー回路や遅延回路を組み合わせたシーケンシャル制御装置や、マイクロコンピュータを用いたプログラム制御等、種々の方法により行うことが可能である。本実施例では、演算回路(OPアンプ)や比較回路(コンパレータ)等を用いた電子回路により制御回路を構成した。以下に、本実施例で用いた制御回路について、図4乃至図7に基づき説明する。
図4は、本実施例に用いた制御装置200の回路図を示している。この制御装置は、制御電源回路210、正逆転回路230、モータ電流検出回路240、押し付け検出回路250、ブレーキ制御回路260、モータ制御回路270及びブレーキ電源回路280の各回路ユニットから構成されている。また、図5は、正逆転回路230に含まれるインターロック回路を示している。以下、制御装置200によるモータ制御について説明する。
図4において、L1−L2間に単相交流電源Vacが接続されると、制御電源回路210が立ち上がり、その出力Vccが出力される。そして、正逆転回路に含まれる図5に示したインターロック回路において、制御電源電圧Vccが立ち上がり、コンデンサ313は充電され、E310,E311及びE312はHレベルになっている。同様に、コンデンサ323も充電され、E320,E321及びE322もHレベルになっている。
正転(前進)用接点信号4aあるいは逆転(後退)用接点信号5aが閉じると、抵抗器232を通じて、フォトカプラ233あるいは234の一次側に一次電流IfxあるいはIrxが流れ、インターロック回路231に入力される。図6に示すように、一次電流Ifxは、単相交流電源Vacが接続されたL1−L2間に抵抗器232を通じて流れるので、交流電流となり、電流値が周期的に0ゼロになる。したがって、フォトカプラ233の一次電流Ifxが周期的に0ゼロになるとフォトカプラ233の二次側は周期的にOFFになり、E310は周期的にHレベルになる。E310は当初、Hレベルで、正転(前進)用接点信号4aがONになると、Lレベルになり、周期的にHレベルになる。
コンデンサ313の充電電圧E311は、当初はHレベルで、E310がLレベルになると、抵抗器311とコンデンサ313で定まる時定数で放電される。そして、E310がHレベルになると、抵抗器310,311の定数の和とコンデンサ313の定数で定まる時定数で、コンデンサ313の充電電圧E311は立ち上がる。一方、一次電流Ifxが周期的に0ゼロになり、E310が周期的にHレベルになるが、Hレベルの時間が短いので、コンデンサ313の充電電圧E311は、その間にはHレベルにはならない。したがって、4aがOFFからONになると、E311は遅延してHレベルからLレベルになり、4aがONからOFFになると、E311は遅延してLレベルからHレベルになる。また、E312は、E311が抵抗器312を通じて出力され、E311と同様の電圧波形を示す。
インターロック回路の各部位の部位の電位を示すタイムチャートである図7では簡略して、E312はフラットなLレベルで表している。以上では、正転(前進)用接点信号4aがONとなる場合について説明しているが、逆転(後退)用接点信号5aが閉じた場合も同様である。
次に、図5及び図7に基づき、正転(前進)用接点信号4aと逆転(後退)用接点信号5aが時間的に一部重なった場合を例にインターロック回路の説明を行う。時刻t1で4aがONになると、NORゲート314の一方の入力端子に入力されるE312は、時刻t2でHレベルからLレベルに立ち下がる。時刻t2では5aがOFFなので、NORゲート324の一方の入力端子に入力されるE322はHレベルとなり、NORゲート324の出力E324がLレベルになり、E327もLレベルになりORゲート325の入力E324,E327が共にLレベルなので、ORゲート325の出力E325はLレベルとなり、NORゲート314の他方の入力端子に入力される。
NORゲート314の入力E312,E325が共にLレベルなので、NORゲート314の出力E314はHレベルになる。E314がHレベルになると、コンデンサ318は抵抗器316を通じて充電され、コンデンサ318と抵抗器316の定数で定まる時間後の時刻t3に、E317はHレベルになり、NANDゲート319の入力E314及びE317が共にHレベルになるのでNANDゲート319の出力E319はLレベルになる。E319がLレベルになるとE331及びE332はLレベルになる。
時刻t4に、5aがONになると、時刻t5に、E322はLレベルになり、NANDゲートE324の一方の入力端子に入力される。ORゲート315に入力されるE314及びE317が共にHレベルなので、ORゲート315の出力315はHレベルになる。NANDゲート324の他方の入力端子に入力されるE315がHレベルなので、NANDゲート324の出力E324は、Lレベルのままである。時刻t6に、4aがOFFになると、時刻t7に、E312がHレベルになり、NORゲート314の出力E314はHレベルからLレベルに立ち下がる。コンデンサ318に充電された電圧は、抵抗器316を通じて放電し、コンデンサ318と抵抗器316の定数で定まる時間後の、時刻t8にE317はLレベルになる。
時刻t8に、ORゲート315の入力E314及びE317が共にLレベルになるので、ORゲート315の出力E315は、Lレベルになる。ORゲート315の出力E315がLレベルになると、NORゲートE324の入力E322及びE315が共にLレベルになるので、NORゲートE324の出力E324はHレベルになる。E324がHレベルになると、コンデンサ328は抵抗器326を通じて充電され、コンデンサ328と抵抗器326の定数で定まる時間後の時刻t9にE327はHレベルになり、NANDゲート329の入力E324及びE327が共にHレベルになるので、NANDゲート329の出力E329はLレベルになる。E329がLレベルになるとE334及びE332はLレベルになる。
したがって、時刻t4と時刻t6の間、外部より正転信号4aと逆転信号5aが同時にONとなって入力されても、制御装置200の内部の正転信号E331と逆転信号E334は同時にLレベルにならず、正転信号E331と逆転信号E334が同時時刻t7と時刻t9の間に、同時にHレベルになった後、逆転信号E334がLレベルになる。
図4において、単相リバーシブルモータ221は、半導体スイッチ7が導通し、半導体スイッチ8が非導通の時、正転する。一方、半導体スイッチ8が導通し、半導体スイッチ7が非導通の時、逆転する。半導体スイッチ7、8が共に導通の時、モータに電流が流れ、モータと半導体スイッチが共に発熱はするが、モータは回転しない。
インターロック回路231では、誤って、4aと5aが同時に入力されても半導体スイッチ7、8が共に導通し、モータに電流が流れ、モータと半導体スイッチが共に発熱はするが、モータは回転しない不適切な状態になるのを回避する。また、半導体スイッチ7、8が共に導通の時、充電状態のコンデンサ222を短絡するので、大電流が半導体スイッチ7、8に流れ、半導体スイッチ7、8を破損する恐れがある。しかしながら、図7に示すように、誤って、4aと5aが同時に入力されても、インターロック回路231の出力E331,E334には、t9−t7の時間間隔が取られている。それにより、半導体スイッチ7、8の破損を回避している。
以下、正転(前進)の説明を行う。制御装置200の端子L1−L2間に交流電圧Vacが加わり、制御電源回路210に入力され、直流電圧Vccが出力される。直流電圧Vccを抵抗器21,22で分圧された電圧E1は押付け検出回路250、ブレーキ制御回路260及びモータ制御回路270に出力される。
正逆転回路230では、外部の正転信号4aがONになると、フォトカプラ233の一次側に電流Ifxが流れ、LレベルのE331がモータ制御回路270に、LレベルのE332が押付け検出回路250に出力される。押付け検出回路250では、正逆転回路230よりLレベルのE332が入力されると、抵抗器259を通じて、トランジスタ257にベース電流が流れ、トランジスタ257が導通する。モータ電流が流れていないので、モータ電流検出回路240の演算増幅器246の+入力E3と−入力E4は、E3<E4となっおり、演算増幅器246の出力E5はLレベルになっている。E5がLレベルなので、比較器256の+入力E6はLレベルになり、E6<E1となり、比較器256の出力E7はLレベルになり、ブレーキ制御回路260に出力される。
ブレーキ制御回路260において、LレベルのE7は、比較器261の+端子に入力される。一方の−端子には、直流電圧Vccを抵抗器211,212で分圧された電圧E1が入力される。E7<E1となるので、比較器261の出力E8はLレベルになる。比較器261の出力E8はLレベルになると、直流電圧Vccから導通しているトランジスタ257と抵抗器262を通じて、フォトカプラ263の一次側に電流が流れる。フォトカプラ263の二次側はブレーキ電源回路280へ出力される。一方、比較器261の出力E8はモータ制御回路270へ出力される。
ブレーキ電源回路280において、制御装置200の端子L1−L2間に交流電圧Vaが加わると、ダイオード281,282で構成する半波整流回路より電圧E13が出力される。抵抗器283、コンデンサ284及びツェナーダイオード285から構成するゲート電源回路に、電圧E13が入力されると、ゲート電源電圧E11が出力される。
ブレーキ制御回路260のフォトカプラ263の一次側に電流が流れると、フォトカプラ263の二次側が導通し、前述のゲート電源電圧E11より、FET287のゲート・ソース間に並列に接続された抵抗器286に電流が流れ、FET287のゲート・ソース間の電圧がHレベルになり、FET287は導通する。FET287が導通すると、半波整流回路から出力された電圧E13が、電磁ブレーキ223のコイルに加わり、ブレーキ電流がコイルに流れ、電磁ブレーキ223が開放する。
モータ制御回路270に正逆転回路230よりLレベルのE331が入力されると、抵抗器277bを通じて、トランジスタ277にベース電流が流れトランジスタ277が導通する。ブレーキ制御回路260よりLレベルのE8が入力されると、コンデンサ276の充電電圧E9は抵抗器273、ダイオード272を通じて放電され、Lレベルになる。制御電源回路210の直流電圧Vccが立ち上がると、比較器271の−端子には直流電圧Vccを21,22抵抗器で分圧された電圧E1入力され、+端子にはLレベルのE9が入力され、E1>E9となり、比較器271の出力E10はLレベルになり、直流電圧Vccから導通しているトランジスタ277、抵抗器279を通じて、フォトカプラ7a,275の一次側に電流が流れ、二次側が導通する。
フォトカプラ7aの二次側が導通すると、抵抗器7bを通じて、半導体スイッチ7のゲートに、ゲート電流Ifが流れ、半導体スイッチ7が導通し、モータ221に電流が流れる。ブレーキ付単相リバーシブルモータ220のモータ221にモータ電流が、電磁ブレーキ223にブレーキ電流が流れ、電磁ブレーキ223は開放し、モータ221は始動する。半導体スイッチ7が導通し、半導体スイッチ8が非導通なので、モータ221は正転始動する。なお、フォトカプラ275の二次側は、外部にモータが運転状態であることを出力する。
モータ電流検出回路240において、モータ221に流れるモータ電流は変流器241で検出される。変流器241で検出されたモータ電流(一次電流)は交流であるが、変流器241の二次電流は整流平滑回路242に入力され、モータ電流の大きさに比例した直流電圧E3に変換され、演算増幅器246の+端子に入力される。直流電圧Vccを抵抗器243,245及び可変抵抗器244で分圧された直流電圧E4は演算増幅器246の−端子に入力される。電動シリンダが、押付け状態になり、押付け力が大きくなるとモータ電流が増えてくるが、所定の押付け力に相当するモータ電流に比例した直流電圧E4は、可変抵抗器244で、あらかじめ設定しておくことができる。始動電流あるいは過負荷電流が流れる時、演算増幅器246の+端子に入力され、可変抵抗器244であらかじめ設定された直流電圧E4より、演算増幅器246の−端子に入力されるモータ電流の大きさに比例した直流電圧E3の方が高くなり、演算増幅器246の出力電圧E5は、Hレベルになる。正常に運転している時は、演算増幅器246の+端子に入力される、可変抵抗器244であらかじめ設定された直流電圧E4より、演算増幅器246の+端子に入力されるモータ電流の大きさに比例した直流電圧E3の方が低くなり、演算増幅器246の出力電圧E5は、Lレベルになる。
押付け検出回路250では、比較器256の−端子に、直流電圧Vccを抵抗器211,212で分圧された電圧E1が入力される。前述したモータ電流検出回路240の演算増幅器246からの出力電圧E5は、抵抗器251,253とコンデンサ252とからなる積分回路に入力され、その出力である積分値E6が比較器256の+端子に入力される。この積分回路では、始動電流によりモータ電流検出回路240のHレベルの出力電圧E5が入力されコンデンサ252の充電電圧E6は上昇するが、E6<E1となるように、抵抗器251、コンデンサ252の定数が定められている。比較器256の出力E7はLレベルのままなので、前述のとおり、モータは運転を続ける。したがって、正常に始動した時は、始動電流を、押付け状態における過電流と誤って判別し、誤作動することはない。
次に、モータが回転し電動シリンダが前進し押付け状態になると、電動シリンダのバネがたわみ、モータ電流が増大し、モータ電流検出回路240の出力電圧E5は再びHレベルになる。積分回路による遅延時間は、バネのたわみによる反力でモータ軸が拘束される時間より少し長い時間になるように、抵抗器251とコンデンサ252の定数で定められている。抵抗器251とコンデンサ252の定数で定められる時定数は、前述の始動電流による誤作動防止とを兼ねたものである。電動シリンダが押付け状態になり、モータ軸が拘束され、回転が停止すると、E7はHレベルになる。4aが入力されると、前述のとおり、正逆転回路230のE331がLレベルになり、押付け検出回路250のトランジスタ257は導通している。E7がHレベルになると、Vccからトランジスタ257、抵抗器255、ダイオード254、抵抗器253を通じて、コンデンサ252に充電電流が流れ、E6>E1となり、比較器256の出力がHレベルを維持し、E7のHレベルを維持する。また、モータ電流が遮断され、E5がLレベルになると、Vccからトランジスタ257、抵抗器255、ダイオード254、抵抗器253,251を通じて、演算増幅器246に電流が流れ、E6>E1となり比較器256の出力がHレベルを維持し、E7のHレベル状態を維持する。
E7がHレベルになると、ブレーキ制御回路260の比較器261に−端子に入力されるE1と+端子に入力されるE7は、E7>E1となり、比較器261の出力電圧E8がHレベルになり、フォトカプラ263の一次側に流れていた電流が遮断され、ブレーキ電源回路280のフォトカプラ263の二次側が非導通となり、ゲート電圧E12がLレベルになり、FET287は非導通となり、ブレーキ電流が遮断される。
ブレーキ電流が遮断された時点では、モータ電流は流れているが、モータ軸は拘束状態にあり、電磁ブレーキ223が閉じてモータ軸を保持する時点では、モータ軸の回転は停止状態にある。したがって、モータが回転中に、ブレーキを閉じる場合と比べ、ライニングの摩耗が少なく、長寿命(動作回数)が得られる。
E8がHレベルになると、モータ制御回路270のコンデンサ276にVccから抵抗器274を通じて充電電流が流れ、コンデンサ276の充電電圧E9が上昇し、抵抗器274及びコンデンサ276の定数で定められた時間の後、E9>E1となり、比較器271のE10出力はHレベルになる。E10出力がHレベルになると、フォトカプラ7aの一次側に流れる電流が遮断され、二次側が非導通となり、ゲート電流Ifが遮断され、半導体スイッチ7が非導通となり、モータ電流が遮断される。モータ電流が遮断されても、モータ軸は電磁ブレーキ223で保持されているので、電動シリンダはバネの反力による押付け力を維持している。
以上、ブレーキ付単相リバーシブルモータ用の制御装置の例で説明したが、ブレーキ付三相モータを使用しても、同様の回路構成により押付け型電動シリンダを実現することができる。
以上は、本実施例の制御回路の概略であるが、制御回路の具体的構成については、これに限定されることはなく、本発明の技術的思想を実現できるものであれば、種々のものを適用することが可能である。
本発明の電動シリンダの一実施例を示す一部を切断した説明図である。 図1に示す電動シリンダの動作を説明する説明図である。 図1に示す電動シリンダの動作を説明するタイムチャートである。 図1に示す電動シリンダに使用した制御装置の説明図である。 図4に示す制御装置に含まれるインターロック回路の回路図である。 図5に示すインターロック回路の動作を説明するタイムチャートである。 図5に示すインターロック回路の動作を説明するタイムチャートである。
符号の説明
10 ・・・ 押し付け停止型電動シリンダ
12 ・・・ ハウジング
14 ・・・ ロッド
16 ・・・ ナット
17 ・・・ ストッパ
18 ・・・ ネジ軸
19 ・・・ 支持軸
20 ・・・ 制御装置
22 ・・・ モータ
24 ・・・ 回転軸
26 ・・・ 連結金具
30 ・・・ バネ機構
32 ・・・ ラジアルボールベアリング
34 ・・・ バネホルダ
36 ・・・ 円筒状部材
36a ・・・ 段状端部
38 ・・・ コイルバネ
40 ・・・ ブレーキ機構
41 ・・・ ライニング
42 ・・・ 制動板
42a ・・・ ファン
43 ・・・ アーマチュア
44 ・・・ ブレーキスプリング
45 ・・・ マグネットコイル

Claims (2)

  1. ハウジングに対して出没自在に支持されたロッドと、前記ロッドに固定したナットに螺合するネジ軸と、前記ネジ軸を正逆回転駆動するブレーキ機構付きモータと、前記モータを制御する制御装置を備えた押し付け停止型電動シリンダにおいて、
    前記ネジ軸が、前記ハウジングに対して軸方向に遊動可能に支持され、
    前記ネジ軸の軸方向の遊動により生じる軸方向の力を吸収するバネ機構が、前記ネジ軸と前記モータの回転軸の間に装着され、
    前記制御装置が、モータ電流が所定の時間継続して基準値を超えたことを検出することにより、前記回転軸が停止状態であることを検出する機能を有すると共に、外部から入力される正逆転信号に従って前記モータを正逆転制御する正転用及び逆転用の各半導体スイッチ並びに前記モータのブレーキ電流をON・OFFするブレーキ電流開閉用半導体スイッチを有し、
    前記回転軸の停止状態が検出された後に、前記ブレーキ電流開閉用半導体スイッチにより前記ブレーキ電流を遮断し、前記モータのブレーキ機構を作動させ前記回転軸をロックし、前記回転軸がロックされた後に前記モータへの給電を停止するという一連のモータ制御を行うものであることを特徴とする押し付け停止型電動シリンダ。
  2. 前記制御装置が、外部から入力される前記正逆転信号が時間的に重なっても、前記モータを正逆転する前記正転用及び前記逆転用の各半導体スイッチが同時に通電しないようにインターロック回路を有していることを特徴とする請求項1に記載の押し付け停止型電動シリンダ。
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