JPH04238174A - 光情報記録媒体及びその製造方法 - Google Patents

光情報記録媒体及びその製造方法

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JPH04238174A
JPH04238174A JP3021707A JP2170791A JPH04238174A JP H04238174 A JPH04238174 A JP H04238174A JP 3021707 A JP3021707 A JP 3021707A JP 2170791 A JP2170791 A JP 2170791A JP H04238174 A JPH04238174 A JP H04238174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
information recording
optical information
hubs
photocurable resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP3021707A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoko Shiina
椎名 直子
Kazuhiro Kotaka
一広 小鷹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3021707A priority Critical patent/JPH04238174A/ja
Publication of JPH04238174A publication Critical patent/JPH04238174A/ja
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光情報記録媒体(以下
光ディスクと記すこともある)に設けられる磁性中心部
材(以下ハブと記すこともある)の改良及びその光情報
記録媒体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在の
光ディスクシステムは磁力によって回転駆動装置のター
ンテーブルに光ディスクを保持するため、光ディスク側
に磁性体を取付ける必要があり、この為、光ディスク上
にはハブを設けている。ハブを光ディスクに接合する方
法には光硬化型樹脂や溶剤を用いた接着法、超音波によ
る溶着法等があるが、いずれの方法によってもハブは光
ディスク上に直接固着される。
【0003】この為、従来の光ディスクに直接ハブを固
着する方法では、いずれの方法においても光ディスクそ
のものへの影響は免れなかった。すなわち超音波溶着法
では光ディスクへのストレスが重度になり、複屈折の増
大という悪影響を及ぼす。また、溶剤を用いた接着法で
も、複屈折の原因となる歪が最も蓄積されている基板の
表層を溶剤によって溶かす為、溶けた領域とその他の領
域との間で歪(複屈折)のバランスがくずれ、結果的に
複屈折の増大を招く。更に、光ディスクへの影響の比較
的少ない光硬化型樹脂を用いた接着法でも、用いる光硬
化型樹脂に硬化収縮がある為、光弾性定数の大きなポリ
カーボネート基板では、その影響が顕著に現われる。
【0004】本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、光
ディスク本体に影響を及ぼす事なくハブが光ディスク本
体に設けられた光ディスク及びその製造方法を提供する
事にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、記録案内溝
を具備する円盤状の透明基板上に記録層を設けてなり、
該記録層に光を照射することにより物理的あるいは化学
的変化を生じさせて情報の記録、再生及び消去のうちの
少なくとも1つがなされる光情報記録媒体において、前
記記録案内溝の中心と同心に設けられた磁性中心部材を
有し、該磁性中心部材は当該光情報記録媒体本体の表裏
面に対して上下に2分割されており、かつ前記磁性中心
部材は当該光情報記録媒体本体に直接固着される事なく
、当該光情報記録媒体本体に設けられた中心孔の中で、
その上下一対の構成部材同士が固着されている事を特徴
とする光情報記録媒体により達成される。
【0006】磁性中心部材同士の固着には前述した接合
法(超音波溶着、溶剤接着あるいは光硬化型樹脂による
接着)の他に、熱硬化型接着剤を用いる方法や、シアノ
アクリレート系の瞬間接着剤を用いる方法等さまざま使
用しうるが、量産性、信頼性、作業性等から総合的に判
断すると光硬化型樹脂による固着が最も好ましく利用さ
れる。
【0007】また、本発明によれば、光情報記録媒体本
体の中心孔に前記一対の構成部材を光硬化型樹脂を介し
て組み込み、先端が反射部となっているピン部材をその
反射部が前記一対の構成部材の中心孔の光硬化型樹脂部
位近傍にくるように該中心孔に挿入し、軸方向に照射さ
れた紫外線を径方向に反射させて該光硬化型樹脂に照射
させ該光硬化型樹脂を硬化させる事により上下一対の構
成部材同士を固着する事を特徴とする光情報記録媒体の
製造方法が提供される。
【0008】
【作用】本発明の光情報記録媒体においては、光情報記
録媒体本体と磁性中心部材が直接固着されている部分が
ないことから、固着による光情報記録媒体本体への影響
がなくなり、媒体の信頼性が向上する。また、本発明の
方法においては、先端が反射部となっているピン部材の
使用により、光情報記録媒体本体にストレスを与えるこ
となく上下一対の構成部材(ハブ)が固着できるように
なる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明する。図
1は本実施例の光ディスクにおけるハブ(2分割された
一方)の構造を示す断面図、図2はハブを光ディスク本
体に組み込んだ様子を示す断面図である。本実施例に用
いるハブは図2に1、1として示されるように上下に2
分割され、その各々は図1に示す構造を持つ。すなわち
、円盤状の磁性板2とこれが取付けられる樹脂部3とか
ら構成され、全体は大径部4及び小径部5よりなり、中
央には中心孔6が穿設され、小径部5の先端周辺にはテ
ーパ7が形成されている。各部の具体的な寸法を図1を
参照して述べると、H1;2.2mm、H2;2.7m
m、H3;3.5mm、d1;4mm、d2;10mm
、d3;15mm、d4;25mmである。また磁性板
1は、外径19mm、内径4mm、板厚0.5mmのS
US430で、樹脂部3は帝人化成社製のL−1225
Lを用いインサート成形により作製した。このように2
分割されたハブ1、1は、小径部5側を対向させて光デ
ィスク本体8の中心孔9に組み込まれ、接着剤層10に
より固着されている。
【0010】上記の如き構成によれば、図2から明らか
なように、光ディスク本体とハブが直接固着されている
部分が存在しないため、固着によるストレスは発生しな
い。またハブと光ディスク本体とは、板厚方向において
、0.1mm程度のクリアランスを持っている為(図2
中では誇張して図示してある)、ハブにより挟まれた光
ディスク本体にストレスが発生する事もない。使用した
接着剤はロックタイト社製の350であり、硬化後の破
壊強度は16〜18kgwであった。
【0011】次に、上記構成の光ディスクの製造方法に
ついて述べる。光ディスク本体の作成方法は従来のもの
と変わるところはないので、ここではハブを光ディスク
本体に組み込む方法、すなわちハブの接合方法について
詳述する。
【0012】図3はハブ1、1の接合時の状態を示す概
略断面図で、図中図1及び図2と同じ要素には同一符号
を付してあり、11は反射鏡センターピン、12はUV
用ライトガイドである。本方法の特徴とするところは、
反射鏡センターピン11を用いる点にある。図4にこの
反射鏡センターピン11の寸法説明図を示す。反射鏡セ
ンターピン11各部の寸法はd1;4mm、H4;2.
5mm、θ;120°である。ピン11の先端にあるテ
ーパ部11aはバフ研磨等により鏡面に仕上げられてお
り反射率70%以上を確保している。
【0013】図3の状態において、ライトガイド12よ
り紫外線を照射すると、センターピン11のテーパ部1
1aに当たり、進行方向を変えて接着剤層10へと進む
。本例ではUV光源としてホヤショット社製のHLS2
10U(図示せず)と石英ファイバー製ライトガイド1
2を用い、接着剤として上述したようにロックタイト社
製の350を用いた。この場合、UV照射時間は20〜
30秒で完全硬化の硬度が得られた。なお、センターピ
ン11の鏡面部の反射率は70%以上が望ましく、それ
以下では完全硬化までのUV照射時間が長くなり、量産
効率が低下する。また、テーパ部11の角度θは120
°〜150°が望ましく、それ以上でも以下でも、接着
剤層10への照射効率が低下し、結果として量産効率が
低下する。ピン先端部の形状は本例では凸状であるが、
これに限るものではなく、反射部を有する先端部であれ
ば形状に制限はない。
【0014】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、光ディスク
本体に全くストレスをかける事なくハブを設ける事が可
能となる。更に接着面積はハブと光ディスク本体の接触
面積に全く依存していない為、回転駆動装置上でのクラ
ンピングエリアがより内周になった場合でも容易に対応
可能で、小径両面光ディスクになっても十分対応できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の光ディスクにおけるハブの構
造を示す断面図である。
【図2】ハブを光ディスク本体に組み込んだ様子を示す
断面図である。
【図3】ハブの接合時の状態を示す断面図である。
【図4】反射鏡センターピンの寸法説明図である。
【符号の説明】
1  ハブ                    
      2  磁性板3  樹脂部       
                 8  光ディスク
本体 9  中心孔                   
     10  接着剤層11  反射鏡センターピ
ン          12  ライトガイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録案内溝を具備する円盤状の透明基
    板上に記録層を設けてなり、該記録層に光を照射するこ
    とにより物理的あるいは化学的変化を生じさせて情報の
    記録、再生及び消去のうちの少なくとも1つがなされる
    光情報記録媒体において、前記記録案内溝の中心と同心
    に設けられた磁性中心部材を有し、該磁性中心部材は当
    該光情報記録媒体本体の表裏面に対して上下に2分割さ
    れており、かつ前記磁性中心部材は当該光情報記録媒体
    本体に直接固着される事なく、当該光情報記録媒体本体
    に設けられた中心孔の中で、その上下一対の構成部材同
    士が固着されている事を特徴とする光情報記録媒体。
  2. 【請求項2】  前記磁性中心部材の上下一対の構成部
    材同士が光硬化型樹脂により固着されている事を特徴と
    する請求項1に記載の光情報記録媒体。
  3. 【請求項3】  光情報記録媒体本体の中心孔に前記一
    対の構成部材を光硬化型樹脂を介して組み込み、先端が
    反射部となっているピン部材をその反射部が前記一対の
    構成部材の中心孔の光硬化型樹脂部位近傍にくるように
    該中心孔に挿入し、軸方向に照射された紫外線を径方向
    に反射させて該光硬化型樹脂に照射させ該光硬化型樹脂
    を硬化させる事により上下一対の構成部材同士を固着す
    る事を特徴とする請求項2に記載の光情報記録媒体の製
    造方法。
JP3021707A 1991-01-22 1991-01-22 光情報記録媒体及びその製造方法 Pending JPH04238174A (ja)

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