JPH0423765A - テープカートリッジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はテープに印字することを専用に行なうテーププ
リンタに係わるもので、特に両面粘着テープを収納した
テープカートリッジに関する。

［従来の技術］ 従来、テープ類を収納して成るテープカートリッジに於
て、ロール形に巻かれた両面粘着テープの粘着面側に位
置しテープのガイドを行い走行を安定させるローラが取
付られている。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、前述の従来技術では、テープ送りをする際にロ
ーラ面と両面粘着テープが面接触しているため両面粘着
テープが剥がれる時に剥がれにくくテープ送りトルクが
上がってしまうという問題があった。また正確なテープ
送りができないという問題があった。

更には、長時間放置することにより両面粘着テープを送
り出すことができなくなり、テーププリンタが止まって
しまうという問題点を有していた。

そこで本発明はこの様な欠点を解決するためになされた
ものであり、その目的とするところは、ローラと両面粘
着テープを接触したまま長時間放置しても確実に両面粘
着テープを送り出すテープカートリッジを提供すること
にある。

［課題を解決するための手段］ 上記問題点を解決するために、本発明は、剥離材を有し
かつロール形に巻かれたテープ部材と、ロール形に巻か
れたインクリボンと、ロール形に巻かれたフィルムを収
納したテープカートリッジに於て、前記テープ部材の粘
着面側に位置しガイドを行うテープローラの円周方向の
表面に溝を有したことを特徴とする。

［作用］ 本発明の上記の構成によれば、ローラ部材の円周方向の
表面に溝を有しているため点接触によりテープ部材と接
触している。そのため、テープ送りトルクを低減するこ
とができ、常に安定したテープ走行ができる。

［実施例］ 以下本発明の実施例を図面に従って説明する。

第１図はテーププリンタの構造を示す図であり、第１図
（ａ）は左側面図、第１図（ｂ）は上面図である。第１
図（ａ）第１図（ｂ）はフタ２０が開いている状態を示
す。５は等間隔に複数の発熱体（図示していない）を有
しヘッド支持体６に保持されている印字ヘッド、７はレ
リーズレバ軸１６との当接部７−１を有しヘッドアーム
軸９に軸支されたヘッドアーム、８はへラドアーム７に
ヘッド支持体６を軸支させる役目を成すヘッド支持軸、
１０はへラドアーム７を矢印オ方向に付勢する役目をす
るヘッド押えばねである。１１はテープ送り歯車２８の
軸部２８−１に固着したテープ送りローラ、１２は当接
部１２−１を有しテープ送り歯車２８を保持しているテ
ープ送りローラホルダ、１３は軸部２８−１を矢印力方
向に付勢する役目を成すテープ送りローラばね、２９は
テープ送りローラホルダ１２を軸支しているテープ送り
ローラホルダ軸である。１４はメインフレーム１に固着
したレリーズレバ支持軸１５に軸支され両矢印キ方向に
回動可能なレリーズレバ、１６はレリーズレバ１４に固
着しているレリーズレバ軸である。１７はサブフレーム
２にガイドされ両矢印夕方向に移動可能でかつレリーズ
レバ１４に当接している解除レバ、２０は解除レバ１７
の移動を制御する役目をする解除カム１８を有し解除カ
ム軸２１を支点として回動可能なフタ、１９はメインフ
レーム１を固定しているプリンタケースである。３はモ
ータ歯車２２を有したモータ、２６は減速歯車２３と伝
達歯車Ａ２４を介してモータ歯車２２の回転を受けるリ
ボン巻取歯車、４は摩擦クラッチ構造を有しリボン巻取
歯車２６によって駆動されるリボン巻取軸、２７は減速
歯車２３と伝達歯車Ｂ２５を介してモータ歯車２２の回
転を受けるテープ送り伝え歯車、３０はテープ送り伝え
歯車軸、３１はプラテンローラ軸、２−１および２−２
はサブフレーム２に設けられたテープカセット位置決め
軸である。

第１図（ａ）第１図（ｂ）に於て、解除カム１８によっ
て解除レバ１７は矢印ア方向に押されている。従って解
除カム１８に於いてはヘッド押えばね１０とテープ送り
ローラばね１３の力によって矢印ケ方向への反力を受け
ており、両矢印コ方向への回転が阻止されている。以上
がテーププリンタの構造を示す説明である。

つづいて本発明のテープカートリッジの構造を説明する
。

第２図（ａ）は本発明のテープカートリッジの外観を示
す上面図、第２図（ｂ）は本発明のテープカートリッジ
の内部を示す上断面図である。

３５はプラテンローラ軸３１に軸支される穴３５−１を
有したプラテンローラ、３６はテープ送り伝え歯車軸３
０に軸支される穴３６−１を有したテープ押えローラ、
３４はサーマルインクリボン、３２はリボン巻取軸４に
係合する異形穴３２−１を有しサーマルインクリボン３
４を巻取る役目をするリボン巻取コア、３３は透明フィ
ルム、３７は剥離材を有した両面粘着テープ、４０は円
周方向の表面に溝を有しており両面粘着テープ３７と接
しているテープローラ、３８はテープカセット位置決め
軸２−１と２−２に係合する位置決め穴３８−１および
３８−２を有したカセットケース（下）、３９はカセッ
トケース（上）である。

透明テープ３３はテープ押えローラ３６の地点で両面粘
着テープ３７と接着するのである。

以上が本発明のテープカートリッジの構造の説明である
。

つづいて一連の印字動作の説明を行う。

第３図は本発明のテープカートリッジを用いて透明フィ
ルム３３に印字をしている状態を示す上面図である。第
４図はテープローラ４０の詳細を示す正面図である。

モータ歯車１９を矢印ツ方向（第１図に記載）に回転さ
せることによりリボン巻取歯車２６は矢印ス方向（第１
図に記載）に回転し、またテープ送り伝え歯車２７は矢
印上方向（第１図に記載）に回転する。テープ送り伝え
歯車２７が矢印上方向に回転するとテープ押えローラ３
６が矢印上方向へ回転するため両面粘着テープ３７に接
着した透明フィルム３３は矢印夕方向に送られる。矢印
夕方向に送られることにより両面粘着テープ３７と接し
ているテープローラ４０は矢印チ方向に回転する、その
時第４図に示すように両面粘着テープ３７とテープロー
ラ４０は点接触しているため貼付くことなくスムーズに
両面粘着テープ３７を送り出すことができモータ３のト
ルクを上げなくてすむ。透明フィルム３３の走行に伴い
、サーマルインクリボン３４は矢印ソ方向に送られそこ
で生じたたるみ分は矢印ス方向に回転するリボン巻取軸
４に回転させられるリボン巻取コア３２によって巻取ら
れる。

透明フィルム３３の送られる距離に対応して、印字制御
を行うことにより透明フィルム３３に印字が行われる。

以上説明したように本発明のテープカートリッジはテー
プローラ４０と両面粘着テープ３７とを点接触させるこ
とにしたためテープ送りトルクを低減することが可能と
なりモータトルクを上げる必要がなくなった。また長時
間放置しても貼付くことがなく常に安定したテープ走行
ができる。

［発明の効果コ 以上述べたように本発明によれば、テープローラの円周
方向の表面に溝を有することにより両面粘着テープとテ
ープローラが点接触している、従って両面粘着テープが
送られる時にテープローラとの接着面が点負荷によって
剥がれることが可能となりテープ送りトルクを低減する
ことができ、またモータトルクを下げることができる。

従って電流値が下がるためバッテリーライフの向上が図
られモータを小型化することができモータのコストダウ
ンにもつながる。

また、モータの小型化が可能となるためテーププリンタ
の形状も小型化することができる。

以上本発明によれば上記のような多大な効果が得られる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のテープカートリッジに用いるテーププ
リンタの構造を示す図であり、第１図（ａ）は左側面図
、第１図（ｂ）は上面図。第２図（ａ）は本発明のテー
プカートリッジの外観を示す上面図、第２図（ｂ）は本
発明のテープカートリッジの内部を示す上断面図である
。第３図は本発明のテープカートリッジを用いて透明フ
ィルムに印字をしている状態を示す図である。第４図は
テープローラの詳細図である。 メインフレーム サブフレーム 印字ヘッド ヘッド支持体 ヘッドアーム ヘッド押えばね テープ送りローラ テープ送りローラホルダ テープ送りローラばね し！ノーズレバ レリーズレバ支持軸 レリーズレバ軸 解除レバ 解除カム プリンタケース フタ テープ送り伝え歯車軸 プラテンローラ軸 リボン巻取コア 透明フィルム サーマルインクリボン プラテンローラ チーブ押えローラ 両面粘着テープ カセットケース（下） カセットケース（上） テープローラ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. テープに印字することを専用に行うテーププリンタに於
   て、剥離材を有しかつロール形に巻かれたテープ部材と
   、ロール形に巻かれたインクリボンと、ロール形に巻か
   れたフィルムを収納し、前記テープ部材の粘着面側に位
   置しガイドを行うテープローラの円周方向の表面に溝を
   有したことを特徴とするテープカートリッジ。