JPH0423745Y2 - - Google Patents

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JPH0423745Y2
JPH0423745Y2 JP1986108613U JP10861386U JPH0423745Y2 JP H0423745 Y2 JPH0423745 Y2 JP H0423745Y2 JP 1986108613 U JP1986108613 U JP 1986108613U JP 10861386 U JP10861386 U JP 10861386U JP H0423745 Y2 JPH0423745 Y2 JP H0423745Y2
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JP
Japan
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front grill
grill
striker
hinge
center
Prior art date
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JP1986108613U
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JPS6314473U (ja
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はキヤブオーバ型トラツクなどの開閉
式フロントグリル装置の改良に関する。
(従来の技術) キヤブオーバ型トラツクなどにあつては、キヤ
ブの前面に、ラジエータ空気取入ルーバを配設し
たフロントグリルが、例えば第2,3図のように
取り付けられる。
この場合、フロントグリル1はフロントパネル
2の前面にヒンジ3を介して回動自由に配設さ
れ、上下開閉可能になつている。4はフロントグ
リル1を閉じ位置でロツクするストライカロツク
機構で、これをロツク解除操作するとフロントグ
リル1がスプリング5により押されて開き、スト
ライカ6がロツク機構7から外れるようになつて
いる。
なお、このほかに関連技術として、実公昭59−
11783号公報にフロントグリルをフロントパネル
の前面に着脱可能に取り付けたものが提案されて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、このような開閉式フロントグリル装
置にあつては、ヒンジ3の軸中心Pが閉じ位置の
フロントグリル1の重心Qより後方にあるため、
ロツク解除時にストライカ6をロツク機構7から
外すスプリング5が必要で、これがないと再ロツ
クされることもある。
そこで、この考案は部品点数の削減を図る上か
ら、例えばロツク解除時にフロントグリルをはね
あげてストライカをロツク機構から外すためのス
プリングを不要化することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) そのためこの考案は、キヤブ前面のフロントグ
リルをその上部に設けたヒンジを介して上下開閉
可能に配設すると共に、上記ヒンジの軸中心を閉
じ位置でのフロントグリルの重心位置よりも車体
前方に偏位させた。
(作用) 閉じ位置でのフロントグリルには上部のヒンジ
を中心として自重により開き方向の回転モーメン
トが作用するため、ロツク機構を解除するとフロ
ントグリルはその重心がヒンジの鉛直下方に位置
するところまで開き方向に回転する。このためい
ちどロツク機構を解除すればフロントグリルは開
き状態を維持する。
(実施例) 第1図において、10はフロントパネル11に
ヒンジピン12を介して回動自由(上下開閉可
能)に配設したフロントグリルで、ヒンジピン1
2の軸心Pはフロントグリル10の重心Qより車
体前方に位置させる。この場合、フロントパネル
11にはフロントガラスの下部に窓ふき時に利用
するハンドル13(把手)が設けられているた
め、フロントグリル10の上部にアーム14を固
着して、アーム14先端をハンドル13にヒンジ
ピン12により連結する。
15はフロントグリル10を閉じ位置でロツク
するストライカロツク機構で、従前と同じフロン
トグリル10の下部裏面にストライカ16をフロ
ントパネル11の前面にストライカ16と噛み合
うロツク機構17を配設する。
このように構成したので、図示の閉じ状態にお
いて、ロツク機構17をロツク解除操作して、ス
トライカ16との噛み合いを解除すると、フロン
トグリル10が自重によりヒンジピン12の軸心
Pを通る垂直線lに向けて開き、ストライカ16
がロツク機構17から外れるため、従来の場合
(第2図参照)のようにストライカロツク機構1
5内または別の場所に相手部品をはねあげるスプ
リングを設ける必要がなくなる。
(考案の効果) 以上要するにこの考案によれば、フロントグリ
ルをキヤブ前面に開閉可能に配設したヒンジの軸
心を閉じ位置のフロントグリルの重心より車体前
方に偏位させて、閉じ位置からフロントグリルが
自重によつて開くようにしたので、例えばフロン
トグリルを閉じ位置でロツクするストライカロツ
ク機構の内部または別の場所に相手部品をはねあ
げるスプリングなどを設ける必要がなくなり、部
品点数の削減が図れてコスト的に有利となるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す断面図、第2
図は従来技術を示すキヤブ正面図、第3図はその
A−A断面図である。 10……フロントグリル、11……キヤブフロ
ントパネル、12……ヒンジピン、P……ヒンジ
ピン軸心、Q……フロントグリル重心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤブ前面のフロントグリルをその上部に設け
    たヒンジを介して上下開閉可能に配設した自動車
    の開閉式フロントグリル装置であつて、上記ヒン
    ジの軸中心を閉じ位置でのフロントグリルの重心
    位置よりも車体前方に偏位させたことを特徴とす
    る自動車の開閉式フロントグリル装置。
JP1986108613U 1986-07-15 1986-07-15 Expired JPH0423745Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986108613U JPH0423745Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

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JP1986108613U JPH0423745Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

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JPS6314473U JPS6314473U (ja) 1988-01-30
JPH0423745Y2 true JPH0423745Y2 (ja) 1992-06-03

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5618224B2 (ja) * 1977-12-24 1981-04-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040691Y2 (ja) * 1979-07-19 1985-12-09 株式会社豊田自動織機製作所 スキッドステア式産業車両

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5618224B2 (ja) * 1977-12-24 1981-04-27

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JPS6314473U (ja) 1988-01-30

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