JPH04235748A - 冷却式連続精米装置 - Google Patents

冷却式連続精米装置

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JPH04235748A
JPH04235748A JP2161091A JP2161091A JPH04235748A JP H04235748 A JPH04235748 A JP H04235748A JP 2161091 A JP2161091 A JP 2161091A JP 2161091 A JP2161091 A JP 2161091A JP H04235748 A JPH04235748 A JP H04235748A
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JP
Japan
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rice
discharge port
chamber
cooling
polishing machine
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Pending
Application number
JP2161091A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Satake
佐竹利彦
Satoru Satake
佐竹 覚
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Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却した米粒を精米機
に供給して精米を行う冷却式連続精米装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に大型精米工場等においては、研
削式精米機を前工程に、摩擦式精米機を後工程に用いて
直列に配設して連続精米装置を形成している。つまり、
研削式精米機で米粒(玄米)表皮のロウ質組織を切削し
て表層の摩擦係数を増加した後、摩擦式精米機で糠層を
剥離して合理的な精米を行っている。精米機により精米
が行われると米温が上昇し、連続的に精米することによ
り米温は一層上昇する。米温の上昇に伴い米粒の含水率
が低下し、砕米の発生が増大して歩留率が低下したり、
米温の上昇により品質が劣化して飯米の食味が大幅に低
下する。
【0003】そのため、米粒を冷却する必要があるが、
従来の冷却装置を第2図により説明する。冷却式連続精
米装置64は、研削精白転子65を回転自在に軸架した
研削式精米機66の後工程に、摩擦精白転子67を回転
自在に軸架した摩擦式精米機68,69を直列工程に連
絡している。研削式精米機66は米粒冷却装置70を介
して摩擦式精米機68に連絡し、冷却装置70は、タン
ク71内に開放部72と閉塞部73とした壁体よりなる
流床74を複数列・複数段にわたり上下に齟齬して配設
している。一段置きの流床74の下端開放部72を送風
機75に連絡し、76は空気冷却装置であり、タンク7
1の下方に摩擦式精米機68を連結し、摩擦式精米機6
8は米粒冷却装置77を介して摩擦式精米機69に連絡
している。
【0004】次にその作用を述べると、研削式精米機6
6に供給された米粒(玄米)は、研削精白転子65の回
転によって精白され、精白により温度の上昇した米粒は
米粒冷却装置70に送られる。冷却装置70のタンク7
1内を流下するとき、一段置きの開放部72から供給さ
れる冷却風により冷却され、冷却風は機外に連通した流
床74の開放部72から排出される。冷却された米粒は
、摩擦式精米機68の摩擦精白転子67によって精白さ
れ、精白された米粒は、同様に冷却装置77により冷却
された後、摩擦式精米機69により精白されて機外へ排
出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
冷却式連続精米装置においては、米粒冷却装置70,7
7のタンク71内に流床74を多数装架しているため、
タンク71内を流下する米粒の流れを阻害して冷却ムラ
を発生させるという欠点があった。また、送風機75に
より冷却風を強制送風させて米粒を冷却させるため、米
粒は過剰冷却されて結露が発生するという欠点があった
【0006】本発明は、上記のような欠点を解消して、
タンク内の米粒を均等に冷却することができるとともに
、結露を生じることのない冷却式連続精米装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明は次のような構成とする。
【0008】多孔壁除糠精白筒内に回転自在に設けた主
軸に螺旋転子と精白転子とを軸装し、前記多孔壁除糠精
白筒と前記精白転子とを主要部とする精白室の一端を供
給口に他端を排出口に連絡した精米機を複数台直列工程
に配設した連続精米装置において、上部に投入口を下部
に排出口を設けた米粒貯留タンク内に形成した冷却室と
、前記米粒貯留タンクの外周に周設した放熱室と、前記
冷却室と前記放熱室とに貫通して配設した複数個のヒー
トパイプとからなる米粒冷却装置の前記投入口を前工程
の精米機の排出口に、前記米粒冷却装置の排出口を後工
程の精米機の供給口に連絡して冷却式連続精米装置を構
成する。
【0009】
【作  用】米粒は前工程の精米機の精白室において、
精白転子の回転によって生じる精白作用を受けて精白さ
れ、精白された米粒は排出口から排出されて、米粒冷却
タンクの投入口から冷却室に投入される。冷却室におい
て、精白作用により米温の上昇した米粒の熱はヒートパ
イプへ伝達され、ヒートパイプから放熱室へ放熱されて
から機外へ排出される。米粒冷却装置により冷却された
米粒は、排出口から排出されてから後工程の精米機に供
給されて再び精白される。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。第1図は、本発明を実施した冷却式連続精米装置で
ある。冷却式連続精米装置1は、1番機としての研削式
精米機2の後工程に2番機、3番機、4番機としての摩
擦式精米機3,4,5を直列工程に配設する。ホッパ6
を設けた揚穀機7はシュート8、供給タンク9を介して
研削式精米機2に連絡し、研削式精米機2に横設した多
孔壁除糠精白筒10内に回転自在に設けた主軸11に、
螺旋転子12と研削精白転子13とをそれぞれ軸装する
【0011】多孔壁除糠精白筒10と研削精白転子13
とで形成する、研削精白室14の一端を供給口15に他
端を排出口16にそれぞれ連絡し、供給口15の上方に
シャッタ17を設ける。多孔壁除糠精白筒10の下部を
集糠室18に連絡し、集糠室18は集糠管19を介して
排風機(図示せず)に連絡している。排出口16に米粒
の精白度を調節する抵抗板20を設け、主軸11に設け
たプーリ21とモータ22の軸に設けたプーリ23とを
ベルト24を介して連絡する。排出口16はシュート2
5を介して揚穀機26のホッパ27に連絡し、揚穀機2
6はシュート28を介して米粒冷却装置29の投入口6
2に連絡している。
【0012】米粒冷却装置29のタンク30内を冷却室
31とし、冷却室31内に複数本のヒートパイプ32を
配設し、ヒートパイプ32は内部を真空として中に作動
液を封入したものである。ヒートパイプ32の上端に設
けた放熱板33を、タンク30に周設した放熱室34に
臨ませ、放熱室34には温度調節装置を備えた冷風発生
装置(図示せず)に連絡した給風管35と排風管36と
を設ける。
【0013】米粒冷却装置29の下方の排出口63を摩
擦式精米機3に連絡し、摩擦式精米機3に横設した多孔
壁除糠精白筒37内に回転自在に設けた中空状の主軸3
8に、螺旋転子39と摩擦精白転子40とをそれぞれ軸
装する。多孔壁除糠精白筒37と摩擦精白転子40とで
形成する、摩擦精白室41の一端を供給口42に他端を
排出口43にそれぞれ連絡し、供給口42の上方にシャ
ッタ44を設ける。中空状の主軸38に多数設けた通風
口45は摩擦精白転子40の噴風口46に連通し、主軸
38の前端は送風管47を介して送風機48に連絡する
。多孔壁除糠精白筒37の下部を集糠室49に連絡し、
集糠室49は集糠管50を介して排風機(図示せず)に
連絡している。排出口43に米粒の精白度を調節する抵
抗板51を設け、主軸38に設けたプーリ52とモータ
53の軸に設けたプーリ54とをベルト55を介して連
絡し、プーリ52と送風機48の軸に設けたプーリ56
とをベルト57を介して連絡する。
【0014】摩擦式精米機3の排出口43は揚穀機58
を介して、米粒冷却装置59及び摩擦式精米機4に連絡
し、摩擦式精米機4は揚穀機60を介して米粒冷却装置
61及び摩擦式精米機5に連絡している。なお、摩擦式
精米機4,5及び米粒冷却装置59,61の構成は上記
構成と同一のため省略する。
【0015】次に上記構成における作用を説明する。ホ
ッパー6に供給された米粒(玄米)は、揚穀機7により
揚送されシュート8を流下して、供給タンク9に投入さ
れる。供給タンク9から供給口15を介して螺旋転子1
2へ供給された米粒は、螺旋転子12により研削精白室
14へ送られる。研削精白室14において、研削精白転
子13の回転によって生じる精白作用を受けて精白され
、精白された米粒は排出口16へ送られる。このとき、
米粒は研削作用により、米粒表皮のロウ質組織が切削さ
れて表層の摩擦係数が増加し、米粒面が粗面状に形成さ
れる。精白作用により発生した糠等の塵埃は、多孔壁除
糠精白筒10の通孔から排出されて集糠室18へ送られ
、排風機(図示せず)により吸引されてサイクロン(図
示せず)等の集糠装置へ送られる。
【0016】研削精白転子13により精白された米粒は
、排出口16から抵抗板20の押圧力に抗して排出され
、シュート25を流下してホッパ27から揚穀機26に
より揚送され、シュート28を流下して米粒冷却装置2
9の投入口62から冷却室31に投入される。
【0017】冷却室31に投入された米粒は温度が上昇
しているが、冷却室31に複数本配設したヒートパイプ
32により冷却される。すなわち、冷却室31内の米粒
の熱はヒートパイプ32に伝達され、この熱は容器壁を
貫通して容器内部の作動液を加熱する。作動液はすぐに
蒸発して作動液内部に気泡が発生し、これが上昇して液
面に達し、液面上に蒸発潜熱を内蔵した蒸気がたまる。 蒸気は潜熱を持ったまま上昇し、温度の低い上部内面に
衝突し、蒸気は冷えて元の液体に戻る。この凝縮の過程
で下から運んできた蒸気潜熱が放出され、放熱用の放熱
板33を介して冷却風に伝達されて熱交換される。
【0018】米粒冷却装置29により冷却された米粒は
、排出口63を流下して摩擦式精米機3の供給口42か
ら螺旋転子39へ供給され、螺旋転子39により摩擦精
白室41へ 送られる。摩擦精白 室41において、米粒は摩擦精白 転子40の回転によって生じる 精白作用を受けて精白され、精白された米粒は排出口4
3へ送られる。そのとき、送風機48から通風口45を
経て噴風口46から噴出する除糠風により除糠作用が行
われる。精白作用により発生した糠等の塵埃は、多孔壁
除糠精白筒37の通孔から排出されて集糠室49へ送ら
れ、排風機(図示せず)により吸引されてサイクロン(
図示せず)等の集糠装置へ送られる。
【0019】摩擦精白転子40により精白された米粒は
、排出口43から抵抗板51の押圧力に抗して排出され
、揚穀機58により揚送されて米粒冷却装置59におい
て冷却される。冷却された米粒は摩擦式精米機4で精白
され、揚穀機60により揚送されて米粒冷却装置59に
おいて冷却され、冷却された米粒は摩擦式精米機5によ
り最終的に精白されて機外へ排出される。
【0020】なお、本発明における実施例においては、
米粒冷却装置を2番機、3番機、4番機の精米機に設け
ているが、2番機のみ、3番機のみ、4番機のみに設け
てもよく、研削式、摩擦式を種々に組み合わせてもよい
【0021】
【発明の効果】本発明における冷却式連続精米装置によ
れば、複数個のヒートパイプを配設した米粒冷却装置の
投入口を前工程の精米機の排出口に、米粒冷却装置の排
出口を後工程の精米機の供給口に連絡する構成により、
多数のヒートパイプを配設しているため、冷却室を流下
する米粒は流動反転作用を受け、冷却ムラを防止でき均
等に冷却することができるとともに、ヒートパイプによ
る穏やかな冷却のため、米粒は過剰冷却されることがな
く結露を発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は、本発明を実施した冷却式連続精米装
置の一部側断面図である。
【図2】第2図は、従来の冷却式連続精米装置の一部側
断面図である。
【符号の説明】
1  冷却式連続精米装置 2  研削式精米機 3  摩擦式精米機 4  摩擦式精米機 5  摩擦式精米機 6  ホッパ 7  揚穀機 8  シュート 9  供給タンク 10  多孔壁除糠精白筒 11  主軸 12  螺旋転子 13  研削精白転子 14  研削精白室 15  供給口 16  排出口 17  シャッタ 18  集糠室 19  集糠管 20  抵抗板 21  プーリ 22  モータ 23  プーリ 24  ベルト 25  シュート 26  揚穀機 27  ホッパ 28  シュート 29  米粒冷却装置 30  タンク 31  冷却室 32  ヒートパイプ 33  放熱板 34  放熱室 35  給風管 36  排風管 37  多孔壁除糠精白筒 38  主軸 39  螺旋転子 40  摩擦精白転子 41  摩擦精白室 42  供給口 43  排出口 44  シャッタ 45  通風口 46  噴風口 47  送風管 48  送風機 49  集糠室 50  集糠管 51  抵抗板 52  プーリ 53  モータ 54  プーリ 55  ベルト 56  プーリ 57  ベルト 58  揚穀機 59  米粒冷却装置 60  揚穀機 61  米粒冷却装置 62  投入口 63  排出口 64  連続精米装置 65  研削精白転子 66  研削式精米機 67  摩擦精白転子 68  摩擦式精米機 69  摩擦式精米機 70  米粒冷却装置 71  タンク 72  開放部 73  閉塞部 74  流床 75  送風機 76  空気冷却装置 77  空気冷却装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多孔壁除糠精白筒内に回転自在に設け
    た主軸に螺旋転子と精白転子とを軸装し、前記多孔壁除
    糠精白筒と前記精白転子とを主要部とする精白室の一端
    を供給口に他端を排出口に連絡した精米機を複数台直列
    工程に配設した連続精米装置において、上部に投入口を
    下部に排出口を設けた米粒貯留タンク内に形成した冷却
    室と、前記米粒貯留タンクの外周に周設した放熱室と、
    前記冷却室と前記放熱室とに貫通して配設した複数個の
    ヒートパイプとからなる米粒冷却装置の前記投入口を前
    工程の精米機の排出口に、前記米粒冷却装置の排出口を
    後工程の精米機の供給口に連絡したことを特徴とする冷
    却式連続精米装置。
JP2161091A 1991-01-21 1991-01-21 冷却式連続精米装置 Pending JPH04235748A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013091038A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Shinnakano Industry Co Ltd 酒造用精米機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013091038A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Shinnakano Industry Co Ltd 酒造用精米機

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