JPH04231512A - シートおよびシートジョイントを用いる土木工法 - Google Patents

シートおよびシートジョイントを用いる土木工法

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JPH04231512A
JPH04231512A JP41678390A JP41678390A JPH04231512A JP H04231512 A JPH04231512 A JP H04231512A JP 41678390 A JP41678390 A JP 41678390A JP 41678390 A JP41678390 A JP 41678390A JP H04231512 A JPH04231512 A JP H04231512A
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JP
Japan
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sheet
sheets
civil engineering
engineering method
joint
Prior art date
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Application number
JP41678390A
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English (en)
Inventor
Masanobu Sugie
昌信 杉江
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SOIL KOGYO KK
Original Assignee
SOIL KOGYO KK
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Publication date
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はシートおよびシートジ
ョイントを用いる土木工法に係り、人造ため池、盛土等
の各種造成地において水あるいは土砂等が周囲に流出す
るのを防止するために地中あるいは地上に敷設されるシ
ートおよびシートジョイントを用いる土木工法を提供す
るにある。
【0002】
【従来の技術】従来人造ため池を造成する際や、各種造
成地において盛土をする際に水や土砂の流出を防止する
目的で防水性の保護シートやネット状のものが地中ある
いは地上に敷設されている。これらのシートは長さや幅
に限りがあるため造成する現場で接合する必要がある。 図9のようにこれらのシート(101)を接合する場合
しかもシートの周囲に補強のためにロープなどの補強材
(105)が前処理されている場合には、シート(10
2)に穴(103)をあけてロープ(104)などを通
して接合する方法が主なものであった。このため各種造
成地などの現場において作業者がロープ(104)など
を穴(103)に通して接合することになるがこの作業
は能率が悪く作業の手間がかかるものであった。そこで
この発明者は試案例として2本のパイプを8字状に接着
し、両端部の長軸方向にスリットを設けたジョイント材
を考案した。このジョイント材はシート相互の接合をす
るに作業性能率性にすぐれたものであった。しかし張力
を要求されるシートは予めそのシートの少なくとも4隅
部に縦横方向に連続して補強心材が挿入されているシー
トには使用できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記実情に鑑み、少な
くとも4隅部に縦横方向に連続して補強芯材が挿入され
ているシートを接合する場合に、穴をあけるなどの処理
を必要とせず、簡単にシート同士を接合する作業ができ
るシートおよびシートジョイントを用いる土木工法を創
作することが望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係るシートの
側縁部同士をシートジョイントを介して接合する構造に
おいて、そのシートジョイントは上下同一の形状の部材
からなり、中央部分で複数のボルトで上下部材を固定し
、上下部材のそれぞれの両端部は鍵状となっており、上
下部材を固定することによりシートの側縁部の芯を挟ん
でシートジョイントの両側にシートを接合することを特
徴とするシートおよびシートジョイントを用いる土木工
法であるから上記課題を悉く解決する。
【0005】
【実施例】この発明の一実施例に係るシートおよびシー
トジョイントを用いる土木工法を以下図面に基づいて詳
細に説明する。図1はこの発明に係るシートおよびシー
トジョイントを用いる土木工法の第1実施例のシートジ
ョイントの使用状態を示す斜視図、図2はこの発明に係
るシートおよびシートジョイントを用いる土木工法の第
1実施例で使用するシートジョイントの断面図、図3は
この発明に係るシートおよびシートジョイントを用いる
土木工法の第1実施例の使用状態を示す断面図、図4は
この発明に係るシートおよびシートジョイントを用いる
土木工法の第1実施例のネット同士を接合する場合の使
用状態を示す斜視図、図5はこの発明に係るシートおよ
びシートジョイントを用いる土木工法の第1実施例の複
数のシートジョイントを断続的に用いた使用状態を示す
斜視図、図6はこの発明に係るシートおよびシートジョ
イントを用いる土木工法の第1実施例の複数のシートジ
ョイントを縦横に用いた使用状態を示す斜視図、図7、
図8、図9、図10はこの発明に係るシートおよびシー
トジョイントを用いる土木工法の第2実施例の作業過程
を示す断面図、図11はこの発明に係るシートおよびシ
ートジョイントを用いる土木工法の第3実施例の地盤改
良における使用状態を示す断面図、図12は従来例の使
用状態を示す斜視図である。
【0006】(1) はシートジョイント、(1a)は
シートジョイントの上部材、(1b)はシートジョイン
トの下部材、(2) はシート、(3) はネット、(
4) は芯材、(5) は土砂、(6) は地盤、(7
) は人造ため池、(8) は防水層、(9)は砂利、
(10)は盛り土、(11)は蝶ボルト、(s) はス
リット、(L) は長軸方向である。この発明に係るシ
ートおよびシートジョイントを用いる土木工法の第1実
施例は人造ため池(7) の防水層(8) を形成する
防水工法におけるシートを用いる土木工法である。
【0007】図1は人造ため池の法面にシートを敷設す
る場合を拡大して示したものである。この発明に係る土
木工法の第1実施例では法面だけでなく底部でもシート
が敷設される。人造ため池を造成する場合は、防水層を
形成して水の流出を防ぐ土木工法が必要となる。この土
木工法として掘削した後に小石などを敷いて基礎をつく
り、その上をシートで覆ってさらにシートの上に土の層
を形成する土木工法が採られる場合がある。人造ため池
の造成では長尺で幅広のシートが必要となるが工場で生
産されるシートには幅や長さが定尺であるためシートを
接合する作業が必要となってくる。
【0008】当発明者は試案例として2本のパイプを8
字状に接着し両端部の長軸方向にスリットを設けたジョ
イント材を考案した。このジョイント材はシート相互の
接合をするに作業的能率的にすぐれたものであった。し
かし張力を要求されるシートは予めそのシートの4隅部
に縦横方向に連続して補強芯材が挿入されているシート
には使用できなかった。この発明に係る土木工法は予め
そのシートの4隅部に縦横方向に連続して補強芯材が挿
入されているときでも、定尺シートを長尺で幅広のシー
トに容易に接合して埋設出来るため作業の手間が省け能
率がよい。このシートジョイント(1) は水平面に対
して上下対象となっており、同一の形状である。この上
部材(1a)は中央部分が長軸方向に凹んでおり、この
部分に上下部材(1a)(1b)を接合するための穴が
あいている。この上部材(1a)と下部材(2b)とは
蝶ボルト(11)によって接合される。
【0009】この上部材(1a)の両端部は鉤状になっ
ており、下部材(2b)と合わせてシートおよび補強の
ための芯材をはずれないように固定する構造となってい
る。この上部材(1a)と下部材(2b)が分離できる
構造であることから、シートなどの周囲に少なくとも4
隅部にロープなどの補強材が入っている場合でもシート
の側縁部に穴をあけてロープなどを通してシート同士を
接合する必要はなく、シートの側縁部の補強材が入って
いる部分をこの上部材(1a)と下部材(2b)の鉤状
となっている部分で挟み蝶ボルトで固定すればよく、作
業の能率がよい。この第1実施例のシートジョイント(
1) は図4のごとくシートだけでなく、ネットに対し
ても使用できる。
【0010】この第1実施例のシートジョイント(1)
 は図6のごとくシートの縦方向および横方向に使用し
て長尺で幅広のシートとすることができる。図5のごと
くこの第1実施例のシートジョイント(1) の長さを
短くし、シートジョイント(1) の設置を間隔をあけ
て使用することができる。このとき防水性において効果
が劣るためシーリングなどの処理が必要となる。
【0011】図7はこの発明に係る土木工法の第2実施
例であるこの土木工法は土盛り工法であって道路や鉄道
の線路などの土台はその断面が台形状に造成されていた
。しかし近年図10に示すようにこの土台の断面が長方
形状になるように土盛りする工法が用地確保の困難さな
どの理由から採用されるようになった。以下この工法の
作業工程を説明する。この工法は図7のごとく盛土をす
る位置(A1)と(A2)との間にシート端部(2c)
と(2d)を地盤(6) 上に敷く。この上に図のよう
に盛土を(10a)、(10b)のごとく盛り上げ、シ
ート(2e)、(2f)をこの上に被せる。図8の状態
でさらに前記の工程を繰り返す。図9ではシートジョイ
ント(1) を使用してシート(2) を接合している
。図10は盛土が完成した状態である。この土木工法で
はシートが外部に露出している部分にモルタルを塗るな
どの処理をすることがある。
【0012】この土木工法においては作業現場で土台の
寸法に合わせてシートを切断していくため定尺シートを
必要量だけ切断すれば、後に半端な長さのシートが余る
ことになる。この発明に係る土木工法ではどのような長
さのシートでも使用でき、シートの4隅部に縦横方向に
補強材が挿入されているときでも、また補強材のない部
分でもロープなどに巻いて折り返すことによつてシート
を接合でき、容易に長尺で幅広のシートを作ることがで
きるから作業の能率もよい。
【0013】図11はこの発明に係る土木工法の第3実
施例である。造成地において地盤を改良刷る場合に図1
1に示すように改良すべき場所へそのまま土砂を埋めれ
ば地盤によっては均一に埋め立てができないことがある
。そこでシートを敷設して上から土砂を埋め立てると地
盤に均一に圧力がかかり、更にシートを敷設して土砂を
被せる繰り返せば効率よく地盤を改良することができる
。この場合に長尺シートが必要となり、この発明に係る
土木工法でシートの少なくとも4隅部に縦横方向に補強
材が挿入されているときでも容易に長尺で幅広のシート
を作ることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明はシートの側縁部同士をシートジ
ョイントを介して接合する構造において、そのシートジ
ョイントは上下同一の形状の部材からなり、中央部分で
複数のボルトで上下部材を固定し、上下部材のそれぞれ
の両端部は鉤状となっており、上下部材を固定すること
によりシートの側縁部の芯を挟んでシート同士を接合す
ることを特徴とするシートおよびシートジョイントを用
いる土木工法であるから、そのシートの少なくとも4隅
部に縦横方向に補強材が挿入されているときでもロープ
などを穴に通して結ぶ必要はなくシートの側縁部の補強
材をシートジョイントで挟んで蝶ボルトを締めれば容易
にシートとシートを接合することができ作業の能率が良
いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るシートおよびシートジョイント
を用いる土木工法の第1実施例のシートジョイントの使
用状態を示す斜視図である。
【図2】この発明に係るシートおよびシートジョイント
を用いる土木工法の第1実施例で使用するシートジョイ
ントの断面図である。
【図3】この発明に係るシートおよびシートジョイント
を用いる土木工法の第1実施例の使用状態を示す断面図
である。
【図4】この発明に係るシートおよびシートジョイント
を用いる土木工法の第1実施例のネット同士を接合する
場合の使用状態を示す斜視図である。
【図5】この発明に係るシートおよびシートジョイント
を用いる土木工法の第1実施例の複数のシートジョイン
トを断続的に用いた使用状態を示す斜視図である。
【図6】この発明に係るシートおよびシートジョイント
を用いる土木工法の第1実施例の複数のシートジョイン
トを縦横に用いた使用状態を示す斜視図である。
【図7】この発明に係るシートおよびシートジョイント
を用いる土木工法の第2実施例の作業過程を示す断面図
である。
【図8】この発明に係るシートおよびシートジョイント
を用いる土木工法の第2実施例の作業過程を示す断面図
である。
【図9】この発明に係るシートおよびシートジョイント
を用いる土木工法の第2実施例の作業過程を示す断面図
である。
【図10】この発明に係るシートおよびシートジョイン
トを用いる土木工法の第2実施例の作業過程を示す断面
図である。
【図11】この発明に係るシートおよびシートジョイン
トを用いる土木工法の第3実施例の地盤改良における使
用状態を示す断面図、第9図は従来例の使用状態を示す
斜視図である。
【図12】従来のシートおよびシートジョイントを用い
る土木工法を示す斜視図である。
【符号の説明】
(1)   シートジョイント (1a)  シートジョイントの上部材(1b)  シ
ートジョイントの下部材(2)   シート (3)   ネット (4)   芯材 (5)   土砂 (6)   地盤 (7)   人造ため池 (8)   防水層 (9)   砂利 (10)  盛土 (11)  蝶ボルト (s)   スリット (L)   長軸方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートの側縁部同士をシートジョイントを
    介して接合する構造において、そのシートの少なくとも
    4隅部が縦横方向に連続して補強芯材が挿入されてなり
    、そのシートジョイントは上下同一の形状の部材からな
    り、中央部分で複数のボルトで上下部材を固定し、上下
    部材のそれぞれの両端部は鉤状となっており、上下部材
    を固定することによりシートの側縁部の芯を挟んでシー
    ト同士を接合することを特徴とするシートおよびシート
    ジョイントを用いる土木工法。
  2. 【請求項2】防水工法であることを特徴とする請求項(
    1) に記載の土木工法。
  3. 【請求項3】土盛り工法であることを特徴とする請求項
    (1) に記載の土木工法。
  4. 【請求項4】軟弱地盤を改良することを特徴とする請求
    項(1) に記載の土木工法。
JP41678390A 1990-12-28 1990-12-28 シートおよびシートジョイントを用いる土木工法 Pending JPH04231512A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017095981A (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 公益財団法人鉄道総合技術研究所 被覆シートの接合構造とその固定構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115336B2 (ja) * 1978-02-28 1986-04-23 Noritsu Kk

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