JP3375334B1 - ハニカム構造体及び雨水貯留/浸透設備 - Google Patents

ハニカム構造体及び雨水貯留/浸透設備

Info

Publication number
JP3375334B1
JP3375334B1 JP2001355183A JP2001355183A JP3375334B1 JP 3375334 B1 JP3375334 B1 JP 3375334B1 JP 2001355183 A JP2001355183 A JP 2001355183A JP 2001355183 A JP2001355183 A JP 2001355183A JP 3375334 B1 JP3375334 B1 JP 3375334B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
honeycomb structure
convex
concavo
rainwater
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001355183A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003155769A (ja
Inventor
英夫 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebata Corp
Original Assignee
Ebata Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebata Corp filed Critical Ebata Corp
Priority to JP2001355183A priority Critical patent/JP3375334B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3375334B1 publication Critical patent/JP3375334B1/ja
Publication of JP2003155769A publication Critical patent/JP2003155769A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03FSEWERS; CESSPOOLS
    • E03F1/00Methods, systems, or installations for draining-off sewage or storm water
    • E03F1/002Methods, systems, or installations for draining-off sewage or storm water with disposal into the ground, e.g. via dry wells
    • E03F1/005Methods, systems, or installations for draining-off sewage or storm water with disposal into the ground, e.g. via dry wells via box-shaped elements

Abstract

【要約】 【課題】空隙率が高く、十分な構造的強度を持つハニカ
ム構造体を提供する。 【解決手段】複数の凹凸板20のそれぞれは、合成樹脂
材料を主成分とし、条状の凸部21及び凹部22を交互
に繰り返す板状部材である。複数の凹凸板20は、隣接
する2つの凹凸板20が凸部21で互いに接合され、ブ
ロック構造体を構成している。通水孔23は凸部21の
各接合箇所に、少なくとも1つ以上設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハニカム構造体及
び雨水貯留/浸透設備に関する。本発明に係るハニカム
構造体は、雨水を貯留する雨水貯留設備に使用される場
合と、雨水を一時的に貯留し、貯留した雨水を地中に緩
やかに浸透させて排出する雨水浸透設備に使用される場
合の両者を含む。
【0002】
【従来の技術】この種の雨水貯留/浸透設備は、集水し
た雨水の貯留施設として地中に埋設される雨水貯留設備
と、集水した雨水を一時的に貯留し、貯留した雨水を地
中に緩やかに浸透させて排出することにより、河川への
急激な雨水流入を調整する目的や、地下水脈への浸透水
量を確保し地盤沈下を抑止する目的で、地中に埋設され
る雨水浸透設備の両者がある。そして、雨水貯留設備と
雨水浸透設備の双方とも、従来より、種々のタイプのも
のが提案され、実用に供されている。
【0003】例えば、特開平10−237932号公報
は、透水性コンクリートを用いた側壁部材、間仕切り壁
部材及び上床板部材等を組み合わせた雨水貯留浸透槽を
開示している。
【0004】また、特開2001−115508号公報
は貯水ブロックを敷きつめて構成された雨水貯留構造物
を開示している。
【0005】特開2000−199246号公報は、箱
形の充填体を、上下逆向きにして積み重ね、これらを、
連結具によって上下、左右、及び前後に連結した雨水貯
留装置を開示している。
【0006】更に、特許第2634385号公報は、特
有の構造を持つ数種のコンクリートブロックを組み合わ
せて構成した地下貯水槽を開示している。
【0007】しかし、上述した従来技術のいずれも、体
積及び重量の大きな部材を、現場まで輸送して組み合わ
せなければならないから、輸送費のコスト高を招く。
【0008】しかも、体積及び重量の大きな部材を現場
で組み立てなければならないという点や、組立におい
て、各部材を連結具によって相互に連結する等の複雑な
補強作業を必要とするという点で、組立作業が容易でな
いという問題点もあった。
【0009】また、上述した従来技術に係る雨水貯留/
浸透設備は、コンクリート等の製造加工が必ずしも容易
ではない規格物、または、その組み合わせにより構成さ
れているため、多様な需要に対応できないか、対応でき
ても工事期間の延長や、コスト増加を回避できないとい
う問題点があった。
【0010】更に、従来技術に係る雨水貯留/浸透設備
では、設備全体に加えられる土圧に対抗し得るだけの機
械的強度を確保するため、個々の構成部が大型化、肉厚
化する傾向にあり、埋設空間において設備自体の占拠率
が高くなるから、貯留空間の有効利用が妨げられるとい
う問題点があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、製造
加工を容易、且、迅速に実行し得るハニカム構造体を提
供することである。
【0012】本発明のもう1つの課題は、十分な機械的
強度を維持しつつ、構成部材の必要数を減少させて生産
コストを低減し、敷設工程の容易化及び迅速化を図り作
業コストの低減をなし得る、ハニカム構造体を提供する
ことである。
【0013】本発明の更にもう一つの課題は、十分な機
械的強度を維持しつつ、貯留空間を増大させ、効率的に
雨水貯留機能を確保し得るハニカム構造体を提供するこ
とによりある。
【0014】本発明の更にもう一つの課題は、幅、深さ
及び長さを自在に変更し、平面積及び容積の違いに容易
に追従し得るハニカム構造体を提供することによりあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係るハニカム構造体は、複数の凹凸板
と、通水孔とを含む。前記複数の凹凸板のそれぞれは、
合成樹脂材料を主成分とし、表裏両面において条状の凹
部及び凸部を交互に繰り返す構造を有する板状部材であ
る。前記複数の凹凸板は、隣接する2つが、前記凸部で
互いに接合される。前記通水孔は、前記凸部の接合箇所
に設けられる。
【0016】上述したように、凹凸板は、合成樹脂材料
を主成分としているから、製造加工が容易である。ま
た、軽量であるため、材料及び製品の運搬が容易であ
る。
【0017】また、凹凸板は、前述したように、表裏両
面において条状の凹部及び凸部を交互に繰り返す板状部
材であるから、これらを互いに接合したブロック構造体
は、機械的強度が極めて大きくなる。
【0018】しかも、凹凸板は凸部で互いに接合されて
いるから、凹部と凸部とによって生ずる高低差により、
各凹部間には、雨水貯留空間の確保機能を担う空隙が形
成される。この空隙は、凹部及び凸部の数に対応する。
このため、空間率を、従来技術に比し飛躍的に増大させ
得る。
【0019】更に、ハニカム構造体の規模、容積を調節
する場合、凹凸板の積層枚数を増減し、または、凹凸板
自体の寸法を変更することにより、適宜柔軟に対応でき
る。これは、新規需要や現実の施工条件に迅速に対応で
き、過剰な在庫管理をする必要が無くなることを意味す
る。その結果、ハニカム構造体の組み立てに係る凹凸板
の生産効率が向上し、生産コストの削減に資する。
【0020】更に、凹凸板は軽量であるから、通常は嵩
張り、重量化するブロック構造体において、運搬時及び
敷設工事時の取り回しに係る労力が低減され、作業効率
が向上し、作業コストを削減し得る。
【0021】本発明に係るハニカム構造体は、更に、通
水孔を含んでおり、通水孔は凸部の接合箇所に設けられ
る。通水孔を設けることにより、各凹部間の空隙に貯留
される雨水を、複数の空隙の相互に流動させ、貯留空間
全体の水位を均一化し、貯水効率を向上させることがで
きる。
【0022】凹凸板を熱可塑性材料によって構成した場
合は、熱コテ等を使用して、凹凸板の接触面である凸部
に、通水孔を開口すると同時に熱溶着することができ
る。凹凸板を熱硬化性材料で構成した場合には、凸部の
接触面に接着剤等を塗布して接着すればよい。
【0023】通水孔の形成工程については、一度に貫通
する場合と、個別に順次貫通させる場合とが考えられ
る。一度に貫通させる場合の工程としては、例えば、熱
可塑性樹脂材料を主成分とする凹凸板を用い、これらを
組み立てて得られたブロック構造体に、貫通距離の長い
熱コテを利用し、厚み方向に対して一度に通水孔を形成
することが考えられる。
【0024】一方、貫通距離の短い熱コテを使用するこ
とにより、凹凸板の一枚を積層する毎に、通水孔を設け
ることもできる。貫通距離の短い熱コテを使用して、大
規模なハニカム構造体を得ようとする場合、既に通水孔
を開口し、熱溶着したブロック構造体に、更に新規の凹
凸板を積層して通水孔を開口し、熱溶着する工程を順次
を繰り返せばよい。
【0025】本発明に係る雨水浸透設備は、ハニカム構
造体と、透水性保護層とを含む。前記ハニカム構造体
は、地中に埋設され、前記透水性保護層は、前記ハニカ
ム構造体の周囲に設けられる。
【0026】ハニカム構造体は、前述した本発明に係る
ハニカム構造体である。従って、本発明に係るハニカム
構造体の説明で述べた全ての利点が、雨水浸透設備でも
得られることは明らかである。
【0027】本発明に係る雨水浸透設備は、透水性保護
層を含んでおり、透水性保護層はハニカム構造体の周囲
に設けられる。従って、透水性保護層、及び、通水孔を
通して、ハニカム構造体の内部に雨水を流入させる一
方、透水性保護層によってハニカム構造体の内部へ、土
砂等が侵入するのを阻止し得る。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るハニカム構
造体の斜視図、図2は図1の2−2線に沿った断面図で
ある。図示されたハニカム構造体は、複数の凹凸板20
と、空隙25と、通水孔23とを含む。
【0029】凹凸板20は、合成樹脂材料を主成分と
し、表裏両面において条状の凸部21及び凹部22を交
互に繰り返す構造を有する板状部材である。凹凸板20
のための合成樹脂材料としては、熱可塑性材料や熱硬化
性材料を使用することができる。成形性の観点から、熱
可塑性材料が望ましい。
【0030】複数の凹凸板20は、隣接する2つの凹凸
板20が、凹部22と凹部22、及び、凸部21と凸部
21とで互いに対向し、かつ、凸部21で互いに接合さ
れている。凸部21及び凹部22は、隣接する2つの凹
凸板20の接合面を基準にして、接合面上にある部分と
凸部21とし、接合面よりも、凹凸板20の方向に後退
する部分を凹部22とする。通水孔23は、凸部21の
接合箇所に設けられる。
【0031】図示とは異なって、隣接する2つの凹凸板
20を、凸部21及び凹部22の方向が、ある角度をも
って交差するように、互いに対向させてもよい。
【0032】上述したように、凹凸板20は、合成樹脂
材料を主成分としているから、製造加工が容易である。
また、軽量であるため、材料及び製品の運搬が容易であ
る。
【0033】また、凹凸板20は、前述したように、表
裏両面において条状の凹部22及び凸部21を交互に繰
り返す板状部材であるから、これらを互いに接合したブ
ロック構造体は、機械的強度が極めて大きくなる。
【0034】しかも、凹凸板20は凸部21で互いに接
合されているから、凹部22と凸部21とによって生ず
る高低差により、各凹部22−22間には、雨水貯留空
間を担う空隙25が形成される。この空隙25は、凹部
22及び凸部21の数に対応する。このため、ブロック
全体の体積に占める貯水空間の割合が、従来技術に比
し、飛躍的に増大する。
【0035】複数の凹凸板20は、隣接する2つが互い
に接合される。上記構造によれば、ハニカム構造体の規
模、容積を調節する場合、凹凸板20の積層枚数を増減
し、または、凹凸板20自体の寸法を変更することによ
り、適宜柔軟に対応できる。これは、新規需要や現実の
施工条件に迅速に対応でき、過剰な在庫管理をする必要
が無くなることを意味する。
【0036】更に、凹凸板20は軽量であるから、通常
は嵩張り、重量化するブロック構造体において、運搬時
及び敷設工事時の取り回しに係る労力が低減され、作業
効率が向上し、作業コストを削減し得る。
【0037】本発明に係るハニカム構造体は、更に、通
水孔23を含んでおり、通水孔23は凸部21の接合箇
所に設けられる。通水孔23を設けることにより、各凹
部22間の空隙25に貯留される雨水を、複数の空隙2
5の相互に流動させ、貯留空間全体の水位を均一化し、
貯水効率を向上させることができる。例えば、コンクリ
ートブロックの内部に砕石エレメントを充填して雨水貯
留空間を確保していた従来技術に比し、貯水効率を飛躍
的に増大させることができる。
【0038】図1において、ハニカム構造体は、凹凸板
20を12枚使用したブロック構造体として図示されて
いるが、これは図示上の例示に過ぎない。同様に、凸部
21、凹部22及び通水孔23の寸法や、形状及び数量
も例示に過ぎない。
【0039】凹凸板20を、熱可塑性材料によって構成
した場合は、通水孔23の形成に熱コテ等を使用し、通
水孔23の開口と同時に、凹凸板20を溶着することが
できる。この場合には、通水孔23の周囲に溶着部24
が形成され、溶着部24により複数の凹凸板20を接合
することができる。
【0040】次に、図3乃至図6を参照して、本発明に
係るハニカム構造体の製造方法を説明する。まず、図3
に示すように、凹凸板20cの上に凹凸板20bを重
ね、次に凹凸板20bの上に凹凸板20aを重ねる操作
を、必要な回数だけ繰り返す。凹凸板20c〜20a
は、この例では、熱可塑性樹脂材料でなり、凸部21−
21、及び、凹部22−22が互いに向き合うように重
ね合わされる。
【0041】次に、図4に示すように、図3の工程を経
て得られたブロック構造体10に対し、熱コテ30を用
いて、通水孔の孔開け及び熱溶着の作業を行う。熱コテ
30は、例えば、凹凸板20cの凸部21と、凹凸板2
0bの凸部21とが重なる位置で、矢印Yで示す方向に
移動させ、貫通させる。図4の場合、凹凸板20bには
凹凸板20aが重ねられているので、熱コテ30は凹凸
板20aも貫通する。熱コテ30は、一本であってもよ
いが、作業効率の観点からは、図示するように、多連型
のものを用いることが好ましい。
【0042】図4に示した操作を、凹凸板20c−20
bの間において、重なり合う凸部21ー21の数だけ繰
り返し実行する。
【0043】図5は、図4の工程の後の工程を示す図、
図6は図5の6−6線に沿った断面図である。図5及び
図6に示すように、凹凸板20c〜20aのうち、隣接
する凹凸板20c−20b、及び、20b−20aは、
凸部21−21に設けた通水孔23の周りの溶着部24
によって、互いに接合されている。
【0044】図7は、本発明に係るハニカム構造体を用
いた雨水浸透設備の側面部分断面図である。図7に示す
雨水浸透設備は、ハニカム構造体10、設置穴40、保
護層50、透水層60及び流入管70を含む。
【0045】保護層50は、通常、土、砂利、コンクリ
ートまたはアスファルト等を含み、主に地表面からの押
圧力または衝撃に耐えるとともに、設備内部への異物混
入を防止する機能を有する。
【0046】透水層60は、通常、不織布等の透水性素
材を含み、設備内部に対する異物混入を防止すると共
に、貯留された雨水の排出部として機能する。流入管7
0は、別異の装置で集水した雨水を、雨水浸透設備内に
注入する機能を有する。
【0047】流入管70から流れ込んだ雨水はハニカム
構造体10の内部に一次的に貯留される。ハニカム構造
体10の内部に一時的に貯留された雨水は、透水層60
を通して徐々に地中に浸透する。
【0048】図8は本発明に係る雨水貯留設備を示す図
である。図8の雨水貯留設備は、ハニカム構造体10、
設置穴40、保護層50、透水層60及び流入管70を
含む。図において、図7に現れた構成部分と同一の構成
部分については、同一の参照符号を付し、重複説明は省
略する。
【0049】図8に示す雨水貯留設備では、ハニカム構
造体10の周囲は遮水層80で覆われる。これは、雨水
貯留を主目的としていることに起因する。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)製造加工を容易、且、迅速に実行し得るハニカム
構造体を提供することができる。 (b)十分な機械的強度を維持しつつ、生産コストを低
減し、敷設工程の容易化及び迅速化を図り、作業コスト
の低減をなし得るハニカム構造体を提供することができ
る。 (c)十分な機械的強度を維持しつつ、効率的に雨水貯
留機能を確保し得るハニカム構造体を提供することがで
きる。 (d)平面積及び容積の違いに容易に追従し得るハニカ
ム構造体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハニカム構造体の斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】本発明に係るハニカム構造体の製造方法に関
し、凹凸版を積層する工程を示す斜視図である。
【図4】本発明に係るハニカム構造体の製造方法に関
し、図2の工程に続いて組み合わせた凹凸板に通水孔を
開口し、且、熱溶着する工程の始期を示す斜視図であ
る。
【図5】図3または図4に示した通水孔の開口及び熱溶
着工程の完了状態を示す斜視図である。
【図6】図5の6−6線に沿った拡大部分断面図であ
る。
【図7】本発明に係るハニカム構造体を、雨水浸透設備
の一部として使用するため地中に埋設した状態を示す側
面図である。
【図8】本発明に係るハニカム構造体を、雨水貯留設備
の一部として使用するため地中に埋設した状態を示す側
面図である。
【符号の説明】
10 ハニカム構造体 20 凹凸板 21 凸部 22 凹部 23 通水孔 24 溶着部 25 空隙 30 熱コテ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03F 1/00 B23B 3/12 E03B 3/03

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の凹凸板と、通水孔とを含むハニカ
    ム構造体であって、 前記複数の凹凸板のそれぞれは、合成樹脂材料を主成分
    とし、表裏両面において条状の凹部及び凸部を交互に繰
    り返す板状部材であり、 前記複数の凹凸板は、隣接する2つが、前記凸部で互い
    に接合されて、ブロック構造体を構成しており、 前記通水孔は、前記凸部の各接合箇所に設けられてお
    り、 前記合成樹脂材料は、熱可塑性材料で構成されており、 前記複数の凹凸板は、前記通水孔の周囲に、それ自体の
    熱溶着による熱溶着部を有し、前記熱溶着部により接合
    されているハニカム構造体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したハニカム構造体であ
    って、 前記複数の凹凸板は、前記熱溶着部によってのみ接合さ
    れているハニカム構造体。
  3. 【請求項3】 ハニカム構造体と、透水性保護層とを含
    む雨水浸透設備であって、 前記ハニカム構造体は、請求項1又は2のいずれかに記
    載されたものであって、地中に埋設されており、 前記透水性保護層は、前記ハニカム構造体の周囲に設け
    られている雨水浸透設備。
  4. 【請求項4】 ハニカム構造体と、遮水層とを含む雨水
    貯留設備であって、 前記ハニカム構造体は、請求項1又は2のいずれかに記
    載されたものであって、地中に埋設されており、 前記遮水層は、前記ハニカム構造体の周囲に設けられて
    いる雨水貯留設備。
JP2001355183A 2001-11-20 2001-11-20 ハニカム構造体及び雨水貯留/浸透設備 Expired - Fee Related JP3375334B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001355183A JP3375334B1 (ja) 2001-11-20 2001-11-20 ハニカム構造体及び雨水貯留/浸透設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001355183A JP3375334B1 (ja) 2001-11-20 2001-11-20 ハニカム構造体及び雨水貯留/浸透設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3375334B1 true JP3375334B1 (ja) 2003-02-10
JP2003155769A JP2003155769A (ja) 2003-05-30

Family

ID=19166924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001355183A Expired - Fee Related JP3375334B1 (ja) 2001-11-20 2001-11-20 ハニカム構造体及び雨水貯留/浸透設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3375334B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111021522A (zh) * 2019-12-04 2020-04-17 北京林业大学 一种安装在绿化道及人行道下的蓄水减振装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2417733B (en) * 2004-09-03 2008-01-30 Marley Extrusions Water drainage system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111021522A (zh) * 2019-12-04 2020-04-17 北京林业大学 一种安装在绿化道及人行道下的蓄水减振装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003155769A (ja) 2003-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02229303A (ja) ベント式セル構造体及びその製造方法
US5482408A (en) Embankment formed by preformed collaborating assemblable elements, in particular for road or railway constructions, and process
JP3400439B2 (ja) 雨水貯留/貯留浸透槽
JP3375334B1 (ja) ハニカム構造体及び雨水貯留/浸透設備
JP2013011099A (ja) 平面材を固定するハニカム状3次元立体セル構造体の敷設方法
CN107288153B (zh) 一种预制重力式挡墙
JPH02225712A (ja) 排水機能付矢板および該矢板用フィルターの装着方法
KR101684389B1 (ko) 벽체형성을 위한 강재띠 phc 말뚝, 이를 이용한 흙막이 벽체, 및 그 시공방법
KR102170427B1 (ko) 토류벽 및 그 시공방법
JP3410090B1 (ja) 貯留浸透装置
JP2003201721A (ja) ハニカム構造体及び雨水貯留/浸透設備
KR100592102B1 (ko) 건축물 기초흙막이 토류벽 보강구조
JP3383660B1 (ja) ブロック状積層体及び雨水等貯留/浸透設備
KR101570938B1 (ko) 강관 말뚝 기초 및 프리캐스트 콘크리트 블록을 이용한 하천내 댐 건설 방법
WO1996017133A1 (fr) Structure de renforcement de sol
JPS6332021A (ja) 地滑り箇所,軟弱地盤箇所等の軽量盛土工法
US10648148B2 (en) Sheet for use in ground works
JP2646346B2 (ja) 軽量盛土及び道路
JP7266086B2 (ja) ハニカム補強法面
JP2001279737A (ja) 貯水工法及び貯水構造
GB2467129A (en) Paving structure
JPH09170240A (ja) 擁壁用コンクリートブロック及び擁壁
JPH0369736A (ja) 土木建築用の被土圧部材
JPH0710039U (ja) 土留用シーティングプレート及び土留用シーティングプレート組合体
JPH03228921A (ja) コンクリート基礎工事の施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees