JPH04231304A - 二酸化塩素の製造方法 - Google Patents

二酸化塩素の製造方法

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JPH04231304A
JPH04231304A JP3239004A JP23900491A JPH04231304A JP H04231304 A JPH04231304 A JP H04231304A JP 3239004 A JP3239004 A JP 3239004A JP 23900491 A JP23900491 A JP 23900491A JP H04231304 A JPH04231304 A JP H04231304A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルカリ金属塩素酸塩
、鉱酸および還元剤から二酸化塩素を製造する方法に関
する。より詳しくは、本発明は、還元剤として過酸化水
素を用いる二酸化塩素の製造方法に関する。上記製造方
法は大気圧より低い圧力下で操作される容器内で行なわ
れ、それによって水が二酸化塩素および酸素と共に蒸発
して取り出され、かつ鉱酸のアルカリ金属塩は反応容器
中で結晶化されてそこから取り出される。
【0002】
【従来の技術】水溶液として用いられる二酸化塩素は、
主にパルプの漂白において、また水の浄化、油の漂白、
工業廃物からのフェノール類の除去等においても、商業
上かなり重要なものである。従って、二酸化塩素を効率
よく製造することが可能な方法の提供が望まれる。
【0003】既存の二酸化塩素の製造方法においては、
還元剤として塩化物イオンを使用するため、塩素ガスが
しばしば副生成物として形成される。かかる製造方法に
関係する基本的な化学反応は化1によって約言される。
【0004】
【化1】 上記塩素酸イオンはアルカリ金属塩素酸塩、好ましくは
塩素酸ナトリウムによって供給され、上記塩化物イオン
はアルカリ金属塩化物、好ましくは塩化ナトリウムによ
って、あるいは塩化水素によって供給され、上記水素イ
オンは鉱酸、通常は硫酸および/または塩酸によって供
給される。
【0005】化1に従って還元剤として塩化物イオンを
用いる二酸化塩素の製造にあっては、1/2モルの塩素
が二酸化塩素1モルに対して生成される。この塩素ガス
副生成物は、以前は製紙工場において水溶液中に漂白剤
として使用されてきた。しかしながら、環境上の要求が
増大し、結果として工業的に純粋な二酸化塩素漂白に転
換してきた。純粋な二酸化塩素漂白を達成するために、
副生成物として塩素を生成しない二酸化塩素の製造方法
に対する要求が増大している。
【0006】塩素副生成物を減らす1つの既知の方法は
、塩化物以外の、還元時に塩素を生成しない還元剤を用
いることである。いわゆる「ソルベイ(Solvay)
」法においては、アルカリ金属塩素酸塩が酸性媒体中で
還元剤としてメタノールを用いて還元され、また「マチ
ェソン(Mathieson)」法においては、上記塩
素酸塩が硫酸含有媒体中で二酸化硫黄を用いて還元され
る。これらの還元剤は間接的な還元剤であり、それらの
反応は非常に遅い。米国特許第4,081,520号(
US  4,081,520)においては、単一の反応
容器中で減圧および高酸規定度を採用することによって
、より効果的な「ソルベイ」法が得られている。
【0007】塩素酸イオンとメタノールまたは二酸化硫
黄との間の直接的な反応は非常に遅く、これらの場合に
おける直接的な還元剤は化1に従って反応する塩化物イ
オンである。生成された塩素は、それから化2に従って
メタノールと反応して塩化物イオンを再生するか、ある
いは化3に従って二酸化硫黄と反応する。
【0008】
【化2】
【0009】
【化3】 従って、製造を安定させるために、少量の塩化物イオン
を連続的に添加する必要がしばしばある。還元剤として
メタノールおよび二酸化硫黄を用いてもまた幾らかの量
の塩素副生成物が生成される。還元剤としてメタノール
を用いて操作する米国特許第4,081,520号によ
れば、生成される塩素副生成物の量が反応媒体中の酸規
定度の増加に伴って減少する。その反応速度もまた酸強
度の増加に伴って増大する。低酸規定度では上記反応は
非常に遅く、商業的価値がない。しかしながら、反応媒
体中を高酸規定度とすることに伴う不利な点は、装置中
のより多くの腐食の他に、セスキ硫酸塩(Na3H(S
O)2)または重硫酸塩(NaHSO4)の形で酸塩が
生成することである。酸塩は上記製造における酸の損失
を引き起こし、その塩を中和するための費用がかかる。
【0010】還元剤としての塩化物およびメタノールの
双方と共に触媒を用いることによって低酸性度で反応速
度を早めることも知られている。米国特許第3,563
,702号には塩化物還元のための触媒が開示されてお
り、また米国特許出願第372  469号にはメタノ
ールのための幾つかの触媒が述べられている。しかしな
がら、触媒は高価であり、それ故製造コストが増大する
【0011】還元剤としてメタノールを用いることのも
う一つの不利な点は、漂白装置(train)において
、メタノールの副生成物から塩素化有機化合物が形成さ
れることであろう。添加されたメタノールの効率が、ホ
ルムアルデヒドやギ酸が形成される副反応のために低下
することは良く知られている。また、幾らかのメタノー
ルは還元に関与することなく反応器から出てしまう。 その上、対応するエーテルおよびエステルもおそらくそ
こに存在するであろう。前記漂白装置中で上記アルデヒ
ド、酸、エーテルおよびエステルと共に反応が生じ、結
果として塩素化有機化合物をもたらすということが予想
される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、塩素がほとんどあるいは全く副生成物として形成さ
れず、かつ製造されるアルカリ金属硫酸塩が中性である
、高効率かつ高生産速度の二酸化塩素の製造方法を提供
することである。本発明のさらなる目的は、他の有害な
副生成物が一切形成されない方法を提供することである
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、特
許請求の範囲に記載したように、減圧を伴う単容器法(
single  vessel  process)を
使用しかつ還元剤として過酸化水素を用いて二酸化塩素
を製造する方法によって達成された。上記方法は、低酸
規定度、約2Nと約5Nの間、好ましくは約2Nと約4
.8Nの間で行なわれた。還元剤として過酸化水素を用
いて、触媒の助けをかりることなく低酸規定度で非常に
高反応速度でかつ効率のよい方法を得ることが可能であ
るということが驚くべきことに見出された。
【0014】過酸化水素は文献において還元剤として知
られている。「過酸化水素およびその誘導化学並びに応
用(Wasserstoffperoxid  und
  seine  Derivative  Chem
ie  und  Anwendung)」ヴァイゲル
ト  ヴェー.エム.発行、ハイデルベルク(Weig
ert  W.M.(Hrsg),Heidelber
g)、1978、P.31〜32には、過酸化水素が二
酸化塩素製造における塩素酸塩の還元剤として報告され
ている。その有利な点は、塩素を伴わない二酸化塩素の
製造にあると言及されている。しかしながら、不利な点
として重硫酸塩(NaHSO4)の生成が述べられてい
る。これは、反応媒体中において約11Nより高い酸規
定度を有することが必要であるとみなしていたというこ
とを意味する。下記化4が提示される。
【0015】
【化4】 重硫酸塩は酸規定度が11Nより高い場合に得られる塩
なのである。
【0016】日本国特許出願番号第(昭和)63−82
03号(JP88−8203)においては、還元剤とし
て過酸化水素および塩化物を用いて8〜11Nの酸強度
で二酸化塩素の製造が行なわれている。
【0017】本発明においては、減圧を伴う単容器法を
過酸化水素と共に使用すれば、2〜5Nの間の酸規定度
で実質的に塩素を含まない状態で二酸化塩素を製造する
ことが可能であり、そしてそれ故中性塩を製造すること
が可能であるということが見出された。下記化5はその
反応を示す。
【0018】
【化5】 反応速度および効率は2〜約5Nの範囲で非常に高いと
いうことが見出された。これは驚くべきことであり、他
のすべての方法と同様にこの範囲は反応性の低い範囲で
あることが知られている。本発明によると、2から約5
N、好ましくは4.8Nまでの間における反応速度は公
知の方法での反応速度を数百パーセント上まわっている
ということが見出された。
【0019】それ故、本発明によると、2〜5Nの間の
酸性度で触媒の助けをかりずに高反応速度で二酸化塩素
を製造することが可能であり、それにより中性塩が製造
される。
【0020】二酸化塩素製造のための還元剤として過酸
化水素を用いるもう一つの有利な点は、副生成物が酸素
だけであるということである。副生成物が無害のガスで
あることに加えて、この酸素は製紙工場において二酸化
塩素と共に漂白剤として使用可能である。本発明に従っ
て製造される二酸化塩素を、形成された酸素の全てもし
くは一部と共に製紙工場において漂白剤として使用する
ことが本発明のもう一つの好ましい実施態様である。
【0021】アルカリ金属塩素酸塩を還元するための過
酸化水素の量は、塩素酸塩1トン当り約0.06〜約0
.6トン、適切には約0.16〜約0.32トン、好ま
しくは0.16〜0.22トンである。
【0022】反応容器中の塩素酸塩濃度は広い範囲で変
化させることができ、約0.25Mの低濃度から飽和濃
度まで、好ましくは約1.5Mから飽和濃度まで、特に
好ましくは約2.5Mから飽和濃度まで変化させること
ができる。
【0023】本法による二酸化塩素の製造は単一の反応
容器(発生器−蒸発器−結晶器)中で行なわれる。適切
な反応器としては登録商標SVP(単容器法)反応器が
ある。前記各反応剤は反応器中に連続的に添加される。 アルカリ金属塩素酸塩は二酸化塩素1トン当り1.58
〜2.0トンの量が添加され、過酸化水素は上述の範囲
内の量が添加される。その反応は50〜100℃、好ま
しくは50〜75℃の温度で、かつ大気圧より低い圧力
、好ましくは60〜400mmHgの圧力下で適切に行
なわれる。それから、形成された二酸化塩素が安全な濃
度まで希釈されるのに充分な量の反応媒体を沸騰させる
かまたは水を蒸発させる。反応器中の酸性度は鉱酸、好
ましくは硫酸を添加することによって調節される。上記
反応器中において鉱酸のアルカリ金属塩が連続的に結晶
化され、そしてそれは適切な方法で分離される。開始時
および製法変化時の製品損失を避けるために、少量の塩
化物イオンを、好ましくはアルカリ金属塩化物の形で、
反応器中のそれの濃度が0.001〜0.8mol/l
の範囲に維持されるように添加することが適当である。 通常、普通の市販の塩素酸塩は、特にアルカリ金属塩化
物を添加しないでも、約0.5重量%以下、しばしば約
0.05重量%以下、好ましくは約0.02重量%以下
、特に好ましくは約0.01重量%以下のアルカリ金属
塩化物を含有している。
【0024】この普通のアルカリ金属塩素酸塩を本法に
おいて用いることが好ましく、それ故特にアルカリ金属
塩化物を添加せずに塩素酸塩を用いることが好ましい。
【0025】しかしながら、反応器中を上述の塩化物含
有量にする必要があるならば、アルカリ金属塩化物をさ
らに添加してもよい。
【0026】上記の方法はいかなるアルカリ金属にも限
定されないが、ナトリウムが最も好ましい。
【0027】もし適切ならば、メタノール、ホルムアル
デヒド、ギ酸、糖アルコール、二酸化硫黄および塩化物
等の他の還元剤を添加してもよい。銀、マンガン、バナ
ジウム、モリブデン、パラジウムおよびプラチナ等の触
媒を、もし適当ならば添加してもよい。
【0028】
【実施例】本発明を下記の実施例によって説明する。こ
こで、「部」および「パーセント」は、特に示さない限
り「重量部」および「重量パーセント」を意味する。
【0029】実施例1 実験用二酸化塩素発生器に、NaClO3(382g/
h)の水溶液を30%濃度のH2O2(202g/h)
と共に連続的に添加した。50%濃度のH2SO4を酸
強度が4Nに維持されるのに充分量送り込んだ。5g/
hのNaClもまた上記塩素酸塩溶液と共に添加された
(この場合、特別に添加した量の塩化物と共に塩素酸塩
を用いた)。上記発生器は約70℃の温度で連続的に作
用させ、かつ上記反応媒体を絶対圧力150mmHgす
なわち大気圧未満で沸騰状態に保った。中性のNaSO
4塩が晶出帯域に得られた。二酸化塩素の生産量は1.
2kg/lかつ24hrで収率は99%であった。
【0030】実施例2 実験用二酸化塩素発生器に、NaClO3(161g/
h)の水溶液を30%濃度のH2O2(92g/h)と
共に連続的に添加した。50%濃度のH2SO4を酸強
度が4Nに維持されるのに充分量送り込んだ。0.06
g/hのNaClもまた上記塩素酸塩溶液と共に添加さ
れた(特に塩化物は添加せず、普通の塩素酸塩から生じ
ているものである)。上記発生器は約70℃の温度で連
続的に作用させ、かつ上記反応媒体は絶対圧力150m
mHgすなわち大気圧未満で沸騰状態に保った。中性の
NaSO4塩が晶出帯域に得られた。二酸化塩素の生産
量は0.8kg/lかつ24hrで収率は98%であっ
た。
【0031】実施例3 絶対圧力を250mmHgにして実施例1に従ってもう
一つの実験を行なった。それ故、実験用二酸化塩素発生
器にNaClO3(337g/h)の水溶液を30%濃
度のH2O2(181g/h)と共に連続的に添加した
。 50%濃度のH2SO4を酸強度が4.2Nに維持され
るのに充分量送り込んだ。4g/hのNaClもまた上
記塩素酸塩溶液と共に添加された(この場合、特別に添
加した量の塩化物と共に塩素酸塩を用いた)。上記発生
器は約80℃の温度で連続的に作用させ、かつ上記反応
媒体を沸騰状態に保った。中性のNaSO4塩が晶出帯
域に得られた。二酸化塩素の生産量は1.5kg/lか
つ24hrで収率は91%であった。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  反応容器中において、二酸化塩素を発
    生するような割合で、アルカリ金属塩素酸塩、鉱酸およ
    び還元剤を、約50℃〜約100℃の温度にかつ約2〜
    約5Nの酸性度に維持されかつ水を蒸発させるのに充分
    な大気圧未満の圧力下にある反応媒体中で反応させるこ
    とにより、二酸化塩素と酸素と水蒸気との混合物が該反
    応容器中の蒸発帯域から取り出されかつアルカリ金属硫
    酸塩が該反応容器中の晶出帯域に析出される二酸化塩素
    の製造方法であって、上記還元剤として過酸化水素を用
    いる前記二酸化塩素の製造方法。
  2. 【請求項2】  前記反応媒体中の酸規定度が約2〜約
    4.8Nの範囲である、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  前記過酸化水素を塩素酸塩1トン当り
    約0.06〜約0.6トン使用する、請求項1に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】  前記過酸化水素を塩素酸塩1トン当り
    約0.16〜約0.32トン使用する、請求項1に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】  前記塩素酸塩濃度が前記反応容器中約
    0.25M〜飽和濃度である、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】  前記塩素酸塩濃度が前記反応容器中約
    1.5M〜飽和濃度である、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】  前記塩素酸塩濃度が前記反応容器中約
    2.5M〜飽和濃度である、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】  普通のアルカリ金属塩素酸塩を、特に
    アルカリ金属塩化物を添加せずに用いる、請求項1〜3
    のうちのいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】  前記反応容器中の濃度が0.001〜
    0.8mol/lとなるようにアルカリ金属塩化物をさ
    らに添加する、請求項1〜3のうちのいずれかに記載の
    方法。
  10. 【請求項10】  前記アルカリ金属がナトリウムであ
    る、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】  請求項1に記載の方法によって製造
    される二酸化塩素を、該方法によって形成される酸素と
    共にパルプ工場において漂白剤として使用する方法。
JP3239004A 1990-08-31 1991-08-27 二酸化塩素の製造方法 Expired - Lifetime JPH0742090B2 (ja)

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