JPH04230744A - 帯電防止性を有する記録材料 - Google Patents

帯電防止性を有する記録材料

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JPH04230744A
JPH04230744A JP3108608A JP10860891A JPH04230744A JP H04230744 A JPH04230744 A JP H04230744A JP 3108608 A JP3108608 A JP 3108608A JP 10860891 A JP10860891 A JP 10860891A JP H04230744 A JPH04230744 A JP H04230744A
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layer
silver halide
halide emulsion
gelatin
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JP3108608A
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English (en)
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Daniel M Timmerman
ダニエル・モーリス・ティメルマン
Filip B E Byl
フィリップ・ブードウィーン・エルネスト・ビル
Voeght Frank G De
フランク・ゴマール・ド・ヴォーグ
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Agfa Gevaert NV
Original Assignee
Agfa Gevaert NV
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/85Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by antistatic additives or coatings
    • G03C1/89Macromolecular substances therefor

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】本発明はシート、リボン又はウエブが帯電
防止層を担持する記録材料に関する。 【0002】低導電率の樹脂フイルム又は樹脂被覆紙が
、誘電材料と摩擦することにより及び/又は静電的に帯
電しうる輸送手段例えばローラーと接触することにより
静電的に帯電するようになることは知られている。帯電
は特に相対的に乾燥した大気環境中で容易に生ずる。 【0003】疎水性樹脂から作られた又はかかる樹脂、
例えばポリエステル樹脂又はセルローストリアセテート
で被覆されたシート、リボン及びウエブは記録材料にお
ける基体材料又は支持体として普通使用される。かかる
支持体は、記録材料の製造中、例えば被覆又は切断工程
中、及び使用中例えば情報の記録中又は(ハロゲン化銀
写真材料の場合)像処理又は投影中に他の素子と摩擦接
触を受ける。特にカメラ又は投影機中での乾燥写真フイ
ルムの巻き取り又は巻き戻し中に、高摩擦は、ダストを
吸引しうる又はスパークを生ぜしめる静電荷を生じ蓄積
する。非処理写真ハロゲン化銀乳剤材料において、スパ
ーク発生は望ましからぬ露光マークを生ぜしめ、像品質
を劣化させる。 【0004】透明性を損うことなく疎水性樹脂層又は支
持体を含有するシート又はウエブの静電帯電子を減ずる
ため、重合体鎖中に数多い間隔でイオン性基を有する帯
電防止性高分子量重合体化合物の如きイオン化合物を混
入又はそれから形成した被覆を付与することが知られて
いる〔例えばロンドンのThe Focal Pres
s 1966年発行、G. F. Duffin著、P
hotographic Emulsion Chem
istry 、168頁及びUS−P4301240参
照〕。このために使用されている重合体の例にはポリア
クリル酸、ポリスチレンスルホン酸の塩及び四級アンモ
ニウム基を含む共重合体を含む。 【0005】プロトン化又は四級化アミノ基を含有する
イオン重合体(ionic polymer )は、良
好な帯電防止剤であるが、それらの高すぎる水中での溶
解度及びそれらのかぶり形成活性のため、写真ハロゲン
化銀乳剤材料においてしばしば役に立たない。 【0006】US−P4301240において、機械的
性質及び静電的性質を改良する目的で、ゼラチン−ハロ
ゲン化銀乳剤層又は写真ハロゲン化銀乳剤層材料の非感
光性ゼラチン含有層の如き親水性コロイド層中で架橋し
た粒状アクリル又はメタクリル重合体塩を使用した写真
材料が記載されている。 【0007】分散液(ラテツクス)として付与される前
記粒状重合体塩の使用の利点は、拡散に対するそれらの
抵抗、低膨潤度及びゼラチン含有被覆組成物の粘度に影
響を与えないそれらの性質による。前記粒状重合体塩は
それらの不溶性によって、例えば写真処理浴中での変化
するpH条件下に親水性コロイド層中で耐拡散性のまま
でいる。 【0008】本発明者等によれば、特に前記架橋重合体
のアルカリ性金属塩は親水性コロイド層の導電率を改良
するが、相当する多価金属イオン塩、特にアルカリ土類
金属塩及びアンモニウム塩はその目的に有害であること
が実験的に見出された。 【0009】現像され、定着された写真ハロゲン化銀乳
剤材料の水洗は、殆どの場合、水道水から抽出された汚
れから発生するカルシウム及びマグネシウムイオンを含
有する天然水で行うことから、導電率の低下の大きな危
険、従って前記架橋重合体のアルカリ金属イオンの多価
金属イオン例えばカルシウム及びマグネシウムイオンで
のイオン交換により帯電防止特性の低下の大きな危険が
ある。 【0010】本発明の目的は、シート、リボン又はウエ
ブ支持体、及び重合体が記録材料の導電率を改良するイ
オン重合体を分散した形で混入した親水性コロイド結合
剤層を含有する記録材料を提供することにある。 【0011】本発明の特別の目的は、親水性コロイド結
合剤に対して一定の重量比及び被覆率で付与した重合体
が、現像し、定着した写真ハロゲン化銀乳剤材料を前記
層の帯電防止特性を実質的に損うことなく「硬水」で洗
浄できるようにするイオン重合体を分散した形で混入し
た親水性コロイド結合剤層で被覆した写真ハロゲン化銀
乳剤シート、リボン又はウエブを提供することにある。 【0012】本発明の他の目的及び利点は以下の説明及
び実施例から明らかになるであろう。 【0013】本発明によれば、シート、リボン又はウエ
ブ支持体及び記録材料に帯電防止特性を与える分散した
粒状材料の形でイオン重合体を混入した親水性コロイド
結合剤層を含有する記録材料を提供し、(i) 前記イ
オン重合体がアクリレート及び/又はメタクリレート9
0〜99モル%及び多官能性架橋性単量体としてのテト
ラアリルオキシエタン1〜10モル%を含むアクリル及
び/又はメタクリル酸エステルの架橋した共重合体であ
り、前記共重合体中で、エステル基の少なくとも75%
がアルカリ金属カルボキシレート基に変換されており、
(ii)前記イオン重合体が少なくとも1.4g/m2
 の被覆率で被覆され、(iii) 前記イオン重合体
が少なくとも50/50の重量比で前記親水性コロイド
結合剤との混合物の形で存在することを特徴とする。 【0014】帯電防止層の導電率は前記イオン架橋共重
合体の被覆率に正比例的に増大する、被覆率の上限値は
帯電防止層の導電率以外の物理的性質によって限定され
る。例えば前記架橋共重合体の3g/m2 より多くを
混入した最外帯電防止層を含むハロゲン化銀乳剤フイル
ムは、曇った外観、低すぎる耐擦傷性、高すぎる水吸着
性を有し、悪い寸法安定性を示す、従ってハロゲン化銀
フイルムに用いるためには、好ましくはその値未満に保
つ。 【0015】前記帯電防止層の親水性コロイド結合剤に
対して50/50の重量比及び少なくとも2.2g/m
2 の被覆率で前記イオン架橋共重合体を存在させるこ
とによって、最外層としてかかる帯電防止層を含有する
写真ハロゲン化銀乳剤材料は、30%の相対湿度で調湿
したとき、アルカリ性現像液、酸性(5.0より低くな
いpH)定着停止浴で処理し、炭酸カルシウム350p
pmに等しい全硬度を有する洗浄水で処理したときでさ
えも、洗浄を18〜35℃の温度で1分以内続けたとき
、ダスト吸引を防止するのに充分な導電性を維持する。 【0016】ラテツクス共重合体である前記イオン架橋
共重合体は、ゼラチンと完全に相溶性であり、凝集、艶
消し又は粘度増大を生ぜしめない。 【0017】本発明により使用するイオン架橋共重合体
は、乳化剤及び多官能性架橋性単量体の存在下、水中で
アクリル酸及び/又はメタクリル酸の脂肪族エステルの
乳化重合をし、続いて得られた共重合体をけん化するこ
とによってUS−P4301240に記載された方法と
同様にして製造される。前記乳化重合によって、500
000以上の分子量を有する共重合体が得られ、ラテツ
クスの平均粒度は150nmより小さい。 【0018】本発明による記録材料の親水性コロイド被
覆における帯電防止剤として有用なイオン架橋共重合体
の合成を示すため、下記製造例I及びIIを詳細に示す
。 【0019】製造例Iはアクリレートエステル共重合体
の製造に関し、製造例IIは上記アクリレート共重合体
の相当するカリウム塩への部分けん化に関する。 【0020】製造例III 及びIVは比較試験のため
に示すもので、架橋した共重合体のカルシウム及びマグ
ネシウム塩の製造に関する。 【0021】製造例  I及びII I.ポリ(〔c.l.〕テトラアリルオキシエタン−コ
−メチルアクリレート)(3/97モル比) 【0022】還流コンデンサー、二つの導入開口及び熱
水加熱ジヤケツトを備えた300lガラス内張反応容器
に、ゆっくり攪拌しながら、159lの脱イオン水中に
溶解した900gのDOWFAX  2Al(乳化剤で
あるジスルホン化ドデシルジフエニルオキサイド及びド
デシル化オキシベンゼンジスルホン酸ナトリウムの混合
物に対するDOW Chemicalの商品名)を導入
した。 【0023】反応容器に入れる前に、41.2Kg(4
79モル)のメチルアクリレートを3.77Kg(14
.8モル)の蒸留したテトラアリルオキシエタンと完全
に混合した。 【0024】同様に反応容器に入れる前に、16lの脱
イオン水中に225gの過硫酸カリウムを溶解して開始
剤溶液を別に作った。 【0025】70〜75℃の反応温度で、5〜10分間
で乳化剤溶液に急速攪拌しつつ、有効単量体混合物の1
0分の1と開始剤溶液の10分の1を導入した。 【0026】次の15分間で、僅かに発熱反応が見られ
た、そして残りの単量体混合物及び開始剤溶液を1時間
で徐々に加えた、これによって反応温度は最高88℃に
達し、メチルアクリレートの還流が得られた。単量体混
合物及び開始剤溶液の導入完了後攪拌を1時間続け、こ
の間に反応温度は約80℃に下った。次に反応混合物を
25〜30℃に冷却した。 【0027】分散液100g中に架橋共重合体21gを
含有するラテツクス約220Kgが得られた。ラテツク
ス粒子は90〜130nmの平均粒度を有していた。ラ
テツクスのpHは2.5〜3の範囲であり、粘度は25
℃で2.5mPa・sを有していた。 【0028】II. ポリ(〔c.l.〕テトラアリル
オキシエタン−コ−メチルアクリレート/カリウムアク
リレート)(3/18/79モル比) 【0029】 【化1】 【0030】x=18モル% y=79モル% z=3モル% 【0031】還流コンデンサー及び20lの滴加ロート
を備えた80l不銹鋼反応容器に、前述した如く作った
ラテツクス37.9Kg(85モルの重合したメチルア
クリレートを含有する共重合体の約7.94Kgを含有
する)及び脱イオン水18.9lを導入し、徐々に95
℃に加熱した。次に5.62Kgの水酸化カリウム(8
5重量%)を18.9lの脱イオン水に溶解し、30分
間で加えた。水酸化カリウム溶液の導入中、けん化混合
物の温度は約95℃で保ち、注意深く制御した加熱によ
ってメタノールの弱い還流を維持し、これによって発泡
をなくした。 【0032】けん化混合物を更に8時間沸とうさせ、沸
点は100℃から98℃に下った。冷却後反応混合物を
定性急速濾紙を通して濾過した。 【0033】濾液を、必要量のイオン交換樹脂LEWA
TIT S 100(酸性の形のスルホン化スチレンジ
ビニルベンゼン共重合体のBAYER A.G.の商品
名)を加えてpH7.0に中和した。濾布を通して濾過
し、適切量の脱イオン水を加えてイオン交換樹脂を除去
後、前記共重合体10重量%を含有するラテツクスを得
た。 【0034】ポリ(〔c.l.〕テトラアリルオキシエ
タン−コ−メチルアクリレート/アクリル酸、一部カリ
ウム塩)の10重量%を含有するラテツクス1.0Kg
は前記重合体中に64.9g(0.59モル)のアクリ
ル酸カリウム単位及び14.18g(0.197モル)
のアクリル酸単位を含有する。前記共重合体K+ −重
合体として以下表示する。 【0035】製造例  III  (A) 90.59g(0.8235モル)のアクリル
酸カリウム単位及び19.76g(0.274モル)の
アクリル酸単位を有するポリ(〔c.l.〕テトラアリ
ルオキシエタン−コ−メチルアクリレート/アクリル酸
、一部カリウム塩)13.95重量%を含有するラテツ
クス(平均粒度120nm)1.0Kgを脱イオン水で
1.5lまで稀釈した。稀釈したラテツクスを、酸性の
形でのイオン交換樹脂LEWATIT S 100(商
品名)を含有する3lイオン交換カラム中に滴加した。 通過を2時間続け、次いでカラムを2.5lの脱イオン
水で洗った。 【0036】30℃で減圧下操作する回転蒸発器で、か
くして得られた約1のpHを有する稀釈された重合体分
散液を600gに濃縮した。濃縮分散液は17.98重
量%のポリ(〔c.l.〕テトラアリルオキシエタン−
コ−メチルアクリレート/アクリル酸)を含有していた
。 【0037】(B) 上述した如く作った重合体分散液
54.54gを、還流コンデンサー、熱水加熱ジヤケツ
ト、及び温度及び攪拌制御装置を備えた250mlフラ
スコ中で40mlの脱イオン水で稀釈した。 【0038】50℃の温度で、pHが9になるまでCa
(OH)2 を徐々に導入した。攪拌を50℃で1時間
続けた。 Ca塩共重合体分散液が得られた。冷却後反応生成物を
濾過し、脱イオン水で洗った。 【0039】稀釈した分散液(pH9.0)100gは
、0.05モルのアクリル酸カルシウム単位を含有する
変換された共重合体(Ca2+−重合体としてここでは
表示する)を含有していた。 【0040】製造例  IV 上述したCa2+−重合体についての合成に従って、製
造例IIIの(A) に記載した如き酸性共重合体分散
液54.54gに2.0g(0.05モル)のMgOを
添加してMg塩を得た。 【0041】稀釈した分散液(pH9.0)100gは
、0.05モルのアクリル酸マグネシウム単位を含有す
る変換された共重合体(Mg2+−重合体としてここに
表示する)を含有していた。 【0042】前記架橋イオンラテツクス形共重合体と均
質に混合できる親水性コロイド結合剤には、例えば蛋白
質コロイド例えばゼラチン、ポリサツカライド、ポリビ
ニルアルコール、ポリアクリルアミド及びポリ−N−ビ
ニルピリジノンがある。前記親水性コロイドの混合物の
使用を排除するものではない。これらの結合剤の中、最
も好ましいのはゼラチンである。 【0043】好ましい実施態様によれば、前述した如き
イオン性の架橋した共重合体はゼラチンに対して70/
30〜80/20重量比で帯電防止被覆の製造のために
用いられる。 【0044】オーム/平方で表わされる表面抵抗は下記
の如き試験方法で測定する: 【0045】被覆後、形成された帯電防止層を乾燥し、
特定相対湿度で調湿する。表面抵抗測定は長さ10cm
を有する2本の導電性銅極を相互に平行に1cmの間隔
で置き、精密オームメーターで前記電極間に作られた抵
抗を測定して行う。かく測定されたオーム値に10を掛
けてオーム/平方として表わした表面抵抗を得る。 【0046】樹脂支持体又は樹脂被覆紙支持体上の帯電
防止層成分の被覆は、ゼラチン被覆を付与する当業者に
知られている任意の被覆方法、例えばドクターブレード
被覆、エアナイフ被覆、カーテン被覆、スライドホツパ
ー被覆、又はメニスカス被覆で行うことができる、これ
らは写真ハロゲン化銀乳剤層被覆の製造から知られてい
る被覆法である。 【0047】帯電防止層の被覆組成物中には又他の成分
、例えばイオン及び非イオン界面活性剤例えば導電率を
改良するポリオキシエチレン化合物、被覆助剤としての
湿潤剤、例えば過弗素化界面活性剤、艶消剤、顔料、及
び染料も存在させることができる。 【0048】本発明によるウエブ又はシートは一つ以上
の帯電防止層を組込むことができ、その各々にはここに
定義した如き架橋したラテツクスタイプの共重合体を混
入する。例えば一つのかかる帯電防止層を疎水性樹脂支
持体又は樹脂被覆紙の各側に置くことができる。その方
法で特にダスト吸引及びスパーク発生に対する特に高い
抵抗を得ることができる。 【0049】一実施態様によれば、前記帯電防止被覆は
最外被覆として、例えば写真ハロゲン化銀乳剤層材料の
ハロゲン化銀乳剤層側での保護層として付与する。 【0050】好ましい実施態様によれば、前記帯電防止
層は裏塗層として、即ち支持体のハロゲン化銀乳剤層の
反対側で付与する。 【0051】別の実施態様によれば、前記帯電防止層は
支持体及びハロゲン化銀乳剤層又はハロゲン化銀乳剤層
集成体の間に層として付与する。 【0052】好ましい実施態様によれば、帯電防止層は
、例えば硬化したゼラチンを基にした保護層で被覆する
。硬化した保護層の存在は、カルシウム及びマグネシウ
ム塩の侵入を妨害し、下側にある帯電防止層の帯電防止
性の劣化を防止する。当業者に知られているように、好
適な硬化剤の例にはアルデヒド硬化剤例えばホルムアル
デヒド、N−メチロール化合物、キノン、カルボン酸及
びカルバミン酸誘導体、スルホネートエステル及びスル
ホニルハライド、ハロゲン化合物、エポキサイド、アジ
リジン、オレフイン、イソシアネート、カルボジイミド
、イソオキサゾリウム塩及び例えばUS−P48450
24及びUS−P4894324に記載されている如き
ビニルスルホニル化合物を含む。好ましいスルホニル化
合物はCH2 =CH−SO2 −CH2 −SO2 
−CH=CH2 である。好適な硬化剤の調査は例えば
T. H. James 著、Macmillan P
ubl. Co. 1977年発行、The Theo
ry of the Photographic Pr
ocess79頁〜84頁に与えられている。 【0053】好ましい保護層は、ゼラチン1gについて
ホルムアルデヒド0.03gの付加に相当する程度まで
硬化したゼラチンから作る。保護層中のゼラチン被覆率
は3g/m2 以下が好ましく、1〜2g/m2 の範
囲が更に好ましい。 【0054】硬化したゼラチンと混合した形で、保護層
は摩擦低下物質、例えばワツクス粒子(カルナウバワツ
クス又はモンタンワツクス)又はポリエチレン粒子、弗
素化重合体粒子、ケイ素重合体粒子及び/又はカルシウ
ム錯化剤を含有できる。 【0055】特別の実施態様によれば、摩擦低下物質は
最外層として作用する帯電防止層中に存在させる。 【0056】帯電防止層の粘着力は特に湿潤状態で、そ
の中にシリコーン重合体又は弗素化重合体を混入するこ
とによって著しく減少する。 【0057】写真ハロゲン化銀乳剤材料の普通の支持体
は疎水性樹脂支持体又は疎水性樹脂被覆紙支持体である
。疎水性樹脂支持体は当業者に良く知られており、例え
ばポリエステル、ポリスチレン、ポリビニルクロライド
、ポリカーボネートから作られる、好ましいのはポリエ
チレンテレフタレートである。好ましい樹脂被覆紙支持
体はポリエチレン被覆紙支持体の如きポリα−オレフイ
ン被覆紙支持体である。 【0058】疎水性樹脂支持体は親水性コロイド層をそ
れに接着させるため当業者に知られている一つ以上の下
塗層を設けることができる。ポリエチレンテレフタレー
ト支持体に対する好適な下塗層は例えばUS−P339
7988、US−P3649336、US−P4123
278及びUS−P4478907に記載されている。 【0059】ポリエチレンテレフタレートフイルムの如
きポリエステルフイルムは、二つの相互に直角の方向で
延伸してフイルムを分子的に配向させる方法で通常作ら
れる。この方法は平らなアモルフアスポリエステルフイ
ルムを最初に一方向に延伸し、次いでそれに対して直角
の別の方向に逐次延伸することによって好都合に達成さ
れる。一般にフイルムは最初長手方向、即ち延伸機中の
通路方向に、そして次に横方向に延伸する。延伸したフ
イルムは寸法的に拘束した状態下に熱固定することによ
って寸法的に安定化することもできる。延伸及び熱固定
は常温より上にフイルムを加熱することによって好都合
に行われる。 【0060】可延伸樹脂支持体、例えばポリエチレンテ
レフタレート樹脂支持体を用いるとき、溶解した親水性
コロイド結合剤中に分散したイオン性の架橋した共重合
体の水性媒体からの被覆は、長手方向及び横方向延伸後
にかかる支持体に付与するのが好ましい。前記延伸は通
常80〜100℃の温度で行う。延伸したフイルムは、
それを収縮から保持しながら0.1〜2分間180〜2
00℃の範囲で加熱して通常熱固定する。 【0061】特別の実施態様によれば前述した帯電防止
層は、例えばUS−P3525621号及び公告された
ヨーロッパ特許出願0334400A1に記載されてい
る如くコロイドシリカ又はコロイドシリカ層と組合せて
使用する。 【0062】前記帯電防止層を付与しうるハロゲン化銀
乳剤層の組成については、1978年12月のRese
arch Disclosure 17643、及び1
989年11月のResearchDisclosur
e 307105が参照できる。 【0063】本発明による帯電防止層を含有する写真ハ
ロゲン化銀乳剤材料は当業者に知られている任意の種類
のものであることができる。例えば帯電防止層は連続色
調又はハーフトーン写真、マイクロ写真及びラジオグラ
フイにおいて、そして黒白及びカラー写真材料において
有用である。 【0064】本発明の特別の実施態様においては、支持
体の反対側(感光性層の反対側)に、結合剤と混合した
1種以上の顔料を含有するハレイシヨン防止層を設けた
ハロゲン化銀写真材料を使用する、帯電防止層はその上
に又は支持体とハレイシヨン防止層の間に付与する。ハ
レイシヨン防止被覆中で使用する反射防止物質、例えば
カーボンブラツクはそれ自体帯電防止性を有しうる。別
の実施態様によれば、帯電防止層は、処理中例えばアル
カリ性処理又は溶媒もしくは溶媒混合物によって除去で
きるハレイシヨン防止染料で染色する。 【0065】感光性ハロゲン化銀乳剤材料での使用とは
別に、前述した帯電防止層は、例えばAngew. C
hem.国際英語版22巻(1983年)191〜20
9頁に記載されている如き銀錯塩拡散転写法又は染料拡
散転写法における受像材料として作用する非感光性材料
中に存在させることができる。 【0066】本発明の帯電防止層は非感光性マウント又
はドラフトフイルムの表面抵抗を減ずるのに同様に有用
である。 【0067】本発明による帯電防止層を有する記録材料
を用いることによって、湿潤処理前又は後に静電荷によ
って生ぜしめられる問題は避けることができ、又は実質
的に減少させることができる。このことは、例えば記録
材料の裏側とハロゲン化銀乳剤層側の接触による静電荷
の形成又は疎水性重合体結合剤例えばX線増感スクリー
ンとして使用されるリン光体スクリーンの結合剤構成成
分とゴムの如き物質との摩擦によって生ずる静電荷の形
成は本発明の帯電防止層の使用によって著しく減少させ
うることを意味する。例えばカセツト、例えばX線カセ
ツトもしくはカメラにおけるフイルムの装填中又は自動
カメラ又はフイルム投影中に生ずる如き画面の順次とり
出し又は投影中の静電荷の蓄積及び続くダスト吸引及び
/又はスパーク発生は防止される。 【0068】以下に説明する実施例はポリエチレンテレ
フタレート樹脂支持体と組合せた帯電防止層の使用に向
けられているが、他の樹脂基体、例えばポリスチレン、
ポリビニルクロライド、セルローストリアセテートの如
きセルロースエステル、又は親水性コロイド層の接着を
改良するための下塗層で下塗した及び/又はコロナ放電
で処理したもしくは処理してないポリエチレンから作っ
た基体もここに示した帯電防止層で被覆したとき表面抵
抗の強力な減少を得る。 【0069】下記実施例は本発明を示すが、これに限定
するものではない。百分率及び比は他に特記せぬ限り重
量による。 【0070】実施例  1(比較実施例)先に定義した
K+ −重合体、Ca2+−重合体及びMg2+−重合
体分散液の各々を水性ゼラチン溶液と混合した。3gの
ゼラチン及び7gの各重合体を含有する各ゼラチン/重
合体分散液100mlに、湿潤剤として作用する7−エ
チル−2−メチル−4−ウンデカノール硫酸エステルモ
ノナトリウム塩の5.0%水溶液2ml及びゼラチンを
硬化するための2,6−ジクロロ−s−トリアジン−4
−ボレートエステルモノナトリウム塩の5.1%水溶液
9.1mlを加えた。各被覆組成物のpHは塩酸で7に
調整した。次にゼラチン/重合体分散液を、別々の厚さ
175μmの下塗したポリエチレンテレフタレート(P
ET)フイルムストリツプ上にそれぞれ被覆した。 【0071】各ストリツプに対して、被覆は、40℃で
水で内部より加熱した被覆板とPETを接触させながら
、175μmの湿潤被覆厚さでドクターブレードを用い
て行った。かくして得られた被覆試料中の重合体対ゼラ
チン比は70/30であった。 【0072】被覆した層を冷水で板を冷却して固定し(
約5分)、次いで材料を30℃、相対湿度(R.V.)
60%で通風乾燥キヤビネツト中に1時間置いた。 【0073】かくして調湿した試料を、被覆のゼラチン
結合剤の硬化を完結させるため30%R.V.及び57
℃で3日間更に処理を受けさせた。 【0074】これら三つの試料の表面抵抗を前述した如
く測定し、K+−重合体を含有する試料1、Ca+ −
重合体を含有する試料2及びMg+ −重合体を含有す
る試料3について得られた結果はそれぞれ0.20、5
600及び5500×1010オーム/平方であった。 これからカルシウム及びマグネシウム塩はカリウム塩と
比較して非常に悪い導電体であることが明らかである。 【0075】実施例  2(比較実施例)比較試験のた
め、特別の比(表1のP/G参照)でゼラチンと混合し
た前述したK+ −重合体を含有する一連の重合体分散
液を作った。これらの分散液は両側下塗した厚さ175
μmのポリエチレンテレフタレートフイルム支持体の一
側で被覆し、下表1に示す如くK+ −重合体の被覆率
(g/m2 で表わしたCOVP)で試料を形成した。 かくして得られた試料の被覆層に、乾燥後ハロゲン化銀
乳剤フイルム材料に対する写真処理を受けさせた。 【0076】処理には、38℃で14秒続けた現像処理
、35℃で14秒の洗浄処理、35℃で14秒の酸定着
液(pH5.3)処理、及び35℃で再洗浄処理(14
秒ずつ2回)を含んでいた。洗浄処理は水100万部に
ついて炭酸カルシウム336部に相当する全硬度を有す
る水道水で行った。 【0077】かく処理した試料を55℃で14秒乾燥し
、前述した如く表面抵抗を測定する前に30℃、30%
R.V.で2時間調湿を受けさせた。 【0078】表1に対数値として表面抵抗(オーム/平
方)を示す。 【0079】                          
     表        1          
                         
         log としての表面抵抗試料No
.    COV P(g/m2)    P/G  
  (オーム/平方)(30℃/30%R.V. ) 
  1           4.5        
90/10                    
10.93    2           4.0 
       80/20             
       10.99    3        
   3.6        90/10      
              11.11    4 
          3.5        70/3
0                    11.3
4    5           3.2     
   80/20                 
   11.18    6           2
.8        70/30          
          11.53    7     
      2.4        70/30   
                 11.45   
 8           2.2        5
0/50                    1
1.35    9           2.1  
      70/30              
      11.95   10         
  1.8        90/10       
             11.85   11  
         1.6        80/20
                    12.11
   12           1.4      
  10/90                  
  12.50   13           1.
4        70/30           
         12.22   14      
     0.9        90/10    
                13.51   1
5           0.8        80
/20                    13
.45   16           0.7   
     70/30               
     14.00 【0080】別の実施態様によ
れば、上記試験試料10,11及び12の帯電防止層の
上に、硬化したゼラチン層を2g/m2 の被覆率で被
覆した。ゼラチン被覆層の硬化は、被覆前にゼラチン1
gについて2,6−ジクロロ−s−トリアジン−4−ボ
レートエステルモノナトリウム塩の5.1%水溶液0.
9mlとゼラチン被覆溶液を混合して行った。かくして
得られた試料10′,11′及び12′を乾燥し、前述
した如く処理した。処理し、乾燥した試料を30℃、3
0%R.V.で24時間調湿し、前述した如くそれらの
表面抵抗を測定した。得られた結果を下表2に示す。 【0081】                          
     表        2          
                         
         log としての表面抵抗試料No
.    COV P(g/m2)    P/G  
  (オーム/平方)(30℃/30%R.V. ) 
 10′         1.8        9
0/10                    1
0.90   11′         1.6   
     80/20               
     11.08   12′         
1.4        70/30         
           11.40 【0082】処理
した基体を更に25℃、30%R.V.でダスト吸引試
験をした。そのためそれらをガラス板上にそれらのハロ
ゲン化銀乳層側にして置いた、そして羊毛布帛で帯電防
止層側を擦った。上記摩擦に続いて傾斜させた面上に煙
草の灰を落下させた。この方法で変性したフイルムの帯
電防止性の直接可視化が得られた。試料1〜8上にはダ
ストが静電吸引によって保持されなかったが、試料9〜
16で摩擦したフイルム側で増大した量のダストが保持
された。試料10′,11′及び12′中での硬化した
保護層の存在がカルシウム及びマグネシウム塩の侵入を
妨害し、下側にある帯電防止層の帯電防止性の劣化を大
きく防止した。前記実験結果から演えきできるように、
変性物質の特に良好な帯電防止性は、11.5より大で
ない(30℃、30%R.V.で)、対数値で表わした
表面抵抗(オーム/平方)と相関している。 【0083】実施例  3(比較実施例)比較試験目的
のため、両側を下塗した厚さ100μmのポリエチレン
テレフタレート支持体の一側上に、製造に当って使用し
た硝酸銀4.5gについてゼラチン2.7gに等しいゼ
ラチン対ハロゲン化銀比を有する塩化臭化銀乳剤(臭化
銀2モル%、平均粒度0.13μm)を被覆して写真ハ
ロゲン化銀乳剤材料を作った。 【0084】ハロゲン化銀乳剤層に対して反対の支持体
の側に、先ず0.6g/m2 の被覆率でゼラチンの前
被覆を付与した。これに前述したK+ −重合体を73
/27の比でゼラチンと混合して含有する重合体分散液
を、1.6g/m2 の重合体被覆率で付与した。乾燥
した重合体分散液被覆上に、硬化したゼラチン被覆層を
、1.85g/m2 のゼラチン被覆率で付与した。硬
化はゼラチン1gについてホルムアルデヒド0.03g
を加えて行った。 【0085】かく被覆し、乾燥した写真材料のストリツ
プを二つの等しい部分A及びBに分けた。各部分を、洗
浄液の組成以外は同じ写真液で20℃で処理した。 【0086】処理は順次pH10.5で普通のハイドロ
キノン系現像液での20秒現像、酸性(pH5.3)チ
オ硫酸定着剤での20秒定着、及び20秒洗浄からなっ
ていた。 【0087】A部は水100万部について炭酸カルシウ
ム336部に相当する全硬度を有する水道水で洗浄した
、B部は脱イオン水で同じ時間洗浄した。 【0088】かく処理した試料A及びBを14秒間55
℃で乾燥し、前述した如く表面抵抗を測定する前に、3
0℃及び30%R.V.で2時間調湿した。 【0089】対数として表わした表面抵抗(オーム/平
方)は、試料A及びBに対してそれぞれ10.86及び
10.08であった。 【0090】試料A及びBに実施例2に記載した如く3
0%R.V.及び25℃でダスト吸引試験を受けさせた
。ダストは試料A及びBの両方で静電吸引によって保持
されなかった。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シート、リボン又はウエブ支持体、及
    び記録材料に帯電防止特性を与える分散した粒状材料の
    形でのイオン重合体を混入した親水性コロイド結合剤層
    を含有する記録材料において、(i) 前記イオン重合
    体が90〜99モル%のアクリレート及び/又はメタク
    リレート及び1〜10モル%の多官能性架橋性単量体と
    してのテトラアリルオキシエタンを含有するアクリル及
    び/又はメタクリル酸エステルの架橋共重合体であり、
    前記共重合体中で少なくとも75%のエステル基がアル
    カリ金属カルボキシレート基に変換されており、(ii
    )前記イオン重合体が少なくとも1.4g/m2 の被
    覆率で被覆されており、(iii) 前記イオン重合体
    が前記親水性コロイド結合剤と混合した形で少なくとも
    10/90の重量比で存在することを特徴とする記録材
    料。
  2. 【請求項2】  前記アルカリ金属カルボキシレート基
    がカルボン酸カリウム基であることを特徴とする請求項
    1の記録材料。
  3. 【請求項3】  前記親水性コロイド結合剤がゼラチン
    であることを特徴とする請求項1又は2の記録材料。
  4. 【請求項4】  前記イオン重合体が1.4〜3g/m
    2 の範囲の被覆率で被覆することを特徴とする請求項
    1〜3の何れか1項の記録材料。
  5. 【請求項5】  前記イオン重合体が2.2g/m2 
    の被覆率で、かつゼラチンに対して少なくとも50/5
    0の重量比範囲で被覆されていることを特徴とする請求
    項1〜4の何れか1項の記録材料。
  6. 【請求項6】  前記帯電防止層を最外層として付与さ
    れていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項の
    記録材料。
  7. 【請求項7】  前記帯電防止層が硬化したゼラチンを
    基本にした保護層で被覆されていることを特徴とする請
    求項1〜6の何れか1項の記録材料。
  8. 【請求項8】  前記ゼラチンが、ゼラチン1gについ
    て0.03gのホルムアルデヒドに相当する付加度以下
    硬化されていることを特徴とする請求項7の記録材料。
  9. 【請求項9】  ゼラチンが前記保護層中に3g/m2
     以下の被覆率で存在することを特徴とする請求項7又
    は8の記録材料。
  10. 【請求項10】  前記帯電防止最外層又は前記保護層
    が摩擦低下物質を含有することを特徴とする請求項6〜
    9の何れか1項の記録材料。
  11. 【請求項11】  前記記録材料が一つ以上の感光性ハ
    ロゲン化銀乳剤層を含有し、前記帯電防止層が、(1)
     前記写真ハロゲン化銀乳剤層材料のハロゲン化銀乳剤
    層側での最外層として、及び/又は (2) 前記写真ハロゲン化銀乳剤層材料のハロゲン化
    銀乳剤層と反対の支持体側での裏塗層として、及び/又
    は(3) 前記写真ハロゲン化銀乳剤層材料の支持体と
    ハロゲン化銀乳剤層又はハロゲン化銀乳剤層集成体の間
    の層として存在することを特徴とする請求項1〜10の
    何れか1項の記録材料。
  12. 【請求項12】  前記帯電防止最外層がハレイシヨン
    防止被覆上にあることを特徴とする請求項10の記録材
    料。
JP3108608A 1990-04-19 1991-04-12 帯電防止性を有する記録材料 Pending JPH04230744A (ja)

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