JPH04227298A - 縫針の穴に糸用の把持器具を通すための装置及びこの装置の応用 - Google Patents

縫針の穴に糸用の把持器具を通すための装置及びこの装置の応用

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JPH04227298A
JPH04227298A JP3101106A JP10110691A JPH04227298A JP H04227298 A JPH04227298 A JP H04227298A JP 3101106 A JP3101106 A JP 3101106A JP 10110691 A JP10110691 A JP 10110691A JP H04227298 A JPH04227298 A JP H04227298A
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JP
Japan
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movable part
needle
sewing machine
hook
trajectory
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JP3101106A
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Inventor
Antonio Jimenez
アントニオ ジメネズ
Yves Combepine
イブ コンベピン
Patrice Deeplante
パトリス デプランテ
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Mefina SA
Original Assignee
Mefina SA
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B87/00Needle- or looper- threading devices
    • D05B87/02Needle- or looper- threading devices with mechanical means for moving thread through needle or looper eye

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、支持装置上に固定され
た縫い針の穴の中に糸を把持する把持部材を通すための
装置及びこのような装置の応用に関する。
【0002】本発明は、手縫い用の針であれ、逆にミシ
ン用の針例えば直線又はジグザグ縫い用ミシン針であれ
、さらにはししゅう機用針であれ、縫い針の穴の中への
糸通しを行なえるようにする、信頼性の高い結果をもた
らしかつ使用が簡単な手段をユーザーに対し提供するこ
とを目的とする。
【0003】
【従来の技術】すでにこの用途のために数多くの手段が
提案されてきており、最も単純なものとしては針穴の中
に係合させる柔軟な金属製の環でその開口部の中に糸を
通し環を穴から引き抜くことによって糸を導くものであ
り、最も複雑なものとしては、特に圧縮空気の噴流によ
り穴の中に糸を推進させることのできるインジェクタ又
は穴を通してこのような糸を吸込むことのできる空気式
吸管を包含するものまである。米国特許第 4,381
,021号はこのタイプの装置を示している。
【0004】例えばUS2707,448号、US29
10,029号、US 4,651,660号又はGB
1,184085号等の特許で開示されているもののよ
うなその他の構成、さらに限定的に言うとミシン用のこ
の種の構成は、糸をつかまえ、前のものと反対方向にフ
ックを移動させることにより穴の中に糸を通すために針
の穴を通して瞬間的に係合されるようになっている1つ
のフックを特に使用する極めて多様な機械的手段を利用
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】往々にして構造が複雑
であるにもかかわらず、これらの構成は全て同じ欠点を
有している。すなわち、これらの中には、フックが穴の
開口部の中を自由に通過しているかそれとも、逆に不注
意からわずかに折り曲げられたか又は針が変形された或
いは支持装置の中にうまく位置づけされなかったといっ
た理由でフックが針の本体に対し突き当たり、糸通しの
プロセスが続行されたならばさらに一層劣化するかひい
ては折れてしまう危険性があるか、をユーザーが「感じ
とれる」ようにするものは、1つもない。
【0006】又、今までのところ、視力障害のある及び
/又は運動能力に障害のある人でも安全に使用できるよ
う充分に単純でしかも信頼性の高い構造及び機能をもつ
装置は、知られていない。このことは、手縫い用の釘の
糸通しについてもミシン針の糸通しについても言えるこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】特許請求の範囲の請求項
1及びそれ以降の請求項1以降に特徴が記されている装
置はまさに、市販されている類似の装置がこれまで示し
てきた欠点を防止することのできるものである。なお本
発明における糸把持器具でいう把持とは引っかける又は
誘導する等の意味を含めた広義の把持機能を示すものと
して解されるべきである。主要なものであるが決して排
他的なものではない1つの応用分野において、本発明に
基づく装置は、工業用ミシンか家庭用ミシンかに関わら
ず1つのミシンの一部を成すことができる。
【0008】添付図面は、制限的な意味のない一例とし
て、本発明に従った1つの装置の一実施態様及び一変形
態様ならびにこの装置の2つの応用例を示している。
【0009】
【実施例】図面に示した装置はより厳密にはミシン針の
穴の中に糸を通すことができるようにするための装置で
ある。しかしながら当然、これを構成する機構は、しか
るべく変更された場合、例えば通常の針の穴への糸通し
を可能にするようなより一般的な用途の装置の中に内蔵
させることができるものである。
【0010】この装置は全体として、当該例では例えば
直線縫い及び/又はジグザグ縫いのためのミシンのニー
ドルバーとして構成された管状サポート1の上に固定さ
れている。このニードル・バーはその下端部に1つのヘ
ッド2を有しており、針4のための支持機構3がこのヘ
ッドに対し取り外し可能な形で固定されることになる。 これらの要素を包含する機構的アセンブリは、当該出願
人の先行特許(CH 3743/89−3)の対象とな
っており、詳細についてはこの特許を参照されたい。
【0011】サポート1の内側には、管状要素5が滑動
可能な形で載置されており、この管状要素の中には、そ
の上端部でそれ自体サポート1に8において固定されて
いるスプリング7に結びつけられて同様に滑動する1本
のロッド6が配置されている(図1(A) 及び図2)
。管状要素5は、ロッド6の溝6Aに直角に開き、ヘッ
ド2の内側部分及びサポート1と一体化しこの溝6Aの
中に係合しているようなピン1Aが横断している長手方
向の窓5Aを有している。
【0012】図4及び5を見ればさらに明確にわかるよ
うに、サポート1、管状要素5及びロッド6はヘッド2
を完全に横切する。従ってこれらの要素のうち最初のも
のと2番目のものはこのヘッドの下で開く。図示されて
いる装置は、その下部に1つのケース9を有しており、
このケース9は、一方ではねじ12a及び12b(図5
〜図7)により組合わされ、しかもシエル10の通路1
0a内ならびに管状要素の壁を貫通する開口部56内に
係合させられた止めピン12cによってこの管状要素5
と一体化されている2つのシエル10及び11、ねじ1
4aによりロッド6と一体化され(図2〜図4)、以下
に用途を示すU字形のベルト13の底面13aによって
、形成されている。なお、このベルト13は、やや引張
られた位置で15aにてシエル11に及び15bにてベ
ルトに固定されている1本のスプリング15によって、
ケース9のシエル11に結びつけられている。
【0013】このスプリング15は、図中下方へベルト
13を移動させるためすなわち図2に見える位置から図
4に示された位置までこのベルトを導くためといったよ
うにこのベルトをケース9の残りの部分から分離させる
ために必要な応力が、スプリング7の作用に対抗して同
様に図中下方にロッド6を駆動するのに必要な応力より
も大きいようなものである、ということに留意されたい
。このことから、サポート1内の管状要素5の滑動に対
抗するものが全く無い場合、ベルト13に加えられる図
の下方への全ての垂直な引張り力は、ケース9全体の相
応する移動という形で現われることになり、このベルト
はバネ15を介してのシエル10及び11の組立て及び
サポート1の内側での要素5及びロッド6の軸方向移動
をひき起こすことになる。
【0014】要素5のスリット5Aの上縁部が止めピン
1Aに出会った時点で直ちに、サポート1内のこの要素
の滑動は中断され、そのためケース9の2つのシエル1
0及び11は不動状態になるのに対し、ベルト13及び
それと一体を成すロッド6はスプリング7及びスプリン
グ15(図4)の複合作用に対抗して管状要素5の中で
のこのロッド6の滑動によりその行程を続ける可能性が
ある。なおこのときスプリング15はベルト13がシエ
ル10及び11のアセンブリから離隔するにつれてさら
に引張られる。以下で、このベルト13が最高でも図1
(c) 及び図4に示された低位置にしか導かれ得ない
ということを示す。
【0015】図4,図5及び図6により特定的に示され
ているように、ケース9のシエル10には、要素5に対
して垂直に延び、糸把持器具用フック18を有する小プ
レート18bがねじ18aで固定されているスライダ1
7のためのガイドを形成するほぼ矩形の断面をもつ横断
通路16が掘られている。このスライダ17は、図の左
端部の近くに載置された状態で、ねじ14bによりゾー
ン20a(図5)内でベルト13(図2)の一部分13
aの上に固定された垂直な小プレート20の中に掘られ
た閉鎖断面形状をもつ摺動路19の中に係合された止め
ピン17aを有している。
【0016】図を見ればわかるように、この摺動路19
は、平行四辺形の形をした閉回路を止めピン17aのた
めに構成しているカムを形成する溝によって構成されて
おり、この平行四辺形の2辺(19a及び19b)はす
でに挙げた要素1,5及び6の長手方向軸に対しほぼ平
行であり、辺19aの下端部は、摺動路19の辺19b
の同等の端部に比べて図のベルト13の部分13aにさ
らに近いところにある。この摺動路の幅は、止めピン1
7aの直径よりもわずかに大きく、そのため、この止め
ピンとかみ合っている摺動路19の部分の如何に関わら
ず、スライダ17の或る程度の軸方向クリアランスが可
能となる。
【0017】ケース9内の摺動路19の位置は、スプリ
ング15が図2及び図3に示されているものに対応する
状態にあるかぎり、すなわちベルト13及び2つのシエ
ル10及び11が接合しているかぎり(図1(A) 及
び図1(B) 、図2及び図3)、止めピン17aは摺
動路19の辺19aの下端部へにありそのためスライダ
17は図の左の極限位置を占めフック18は針4に対し
引込んだ状態になるようなものである。この点において
、管状要素5の中に作られたスリット5Aの長さは、す
でに記した要領でスプリング7の作用に対抗して低下さ
せることによってヘッド2に対するケースの支点(図1
(A) 及び図2)に相応するその上部休止位置からケ
ース9を離隔させた場合、ケースの行程は、スライダ1
7に固定されたフック18が針穴との関係において引込
んだ状態で針4の穴Cのちょうど正面にくる(図1(B
) 及び図3)ようなレベルで、止めピン1Aとスリッ
ト5Aの上縁部が出合うことによって中断されるように
選択される、ということを指摘しておくべきであろう。
【0018】ベルト13に対し引張り力を加え続けたな
らば、シエルが固定されている管状要素は止めネジ1A
により保持されていることからベルトはシエル10及び
11のアセンブリから分離し、バネ15は伸び始める。 このため、摺動路19は図の下方へと垂直に移動する。 止めピン17aが摺動路19の辺19aとかみ合ってい
るかぎり、スライダ17は、その第1の限界位置すなわ
ちスライダ及びそれに結びつけられたフック18の引込
み位置で不動の状態にとどまる。
【0019】止めピン17aが摺動路19の辺19aの
上縁部と接触した場合、摺動路はこの止めピンに対して
、図の左から右へ方向づけされたスラストを加え、かく
して止めピン17aが摺動路19の右上コーナーにくる
まですなわち実際上摺動路の第2の垂直辺の上端部にく
るまで、止めピン及びそれに伴ってスライダ17及びフ
ック18が右方へと駆動されることになる。従って、こ
のとき、止めピン17aは摺動路19と連動するストッ
パ機構の役目を果たすため、ベルト13を下方に駆動し
続けるのは不可能となる。上述の要素のこの位置におい
て、スライダ17はその右極限の第2の限界位置を占め
、この位置において、機能的に活動状態にあるフック1
8の鉤形部分はすでに針穴を通過した状態にある(図1
(c) 及び図4)。
【0020】このときケース9のベルト13をスプリン
グ15の作用に任せると、止めピン17aひいてはスラ
イダ17は、このピンが溝19の辺19bの縁部とかみ
合っているかぎり不動の状態にとどまることになる。こ
れに対して、止めピンが摺動路19の辺19cの下縁部
と接触すると直ちに、この止めピン17a及びスライダ
17は図の左の方へと駆動され、その最初の位置を再び
とることになる。従って、2つの限界位置の間でのスラ
イダ17の行程の長さは、摺動路19の垂直な辺19a
及び19bと長手方向軸の離隔距離にほぼ等しいもので
あることがわかる。
【0021】図示されているケースにおいてはこの傾斜
は各辺19c又は19dについて同じであり摺動路19
の垂直辺19a及び19bの長さも又両辺について同じ
であるものの、変形態様においては、もはや平行四辺形
ではなく例えば台形であるような摺動路19の利用を考
慮することも充分可能である。このような場合、スライ
ダ17の移動速度はその動きの方向に応じて異なること
になる。 極言すると、摺動路19を、止めピン17aが連続的に
両方向に走行することになるニードル・バーの長手方向
軸との関係において傾斜した単なるスリットで形成する
ことさえ可能である。
【0022】この点において、スライダ17ひいてはフ
ック18の引込み位置においてフック18は全体に、ケ
ース9のシエル11内に(図5及び図6)掘られた「さ
や管」を形成する矩形断面21の溝の中に収納されてい
るということを指摘しておきたい、かくして、このフッ
クは、図示されている装置が使用されないかぎり、完全
に保護されている。
【0023】図6及び図7にさらに特定的に示されてい
るように、ベルト13は、ケース9に含まれるシエル1
0及び11のアセンブリの下面の一部と2つの側面を包
み込む。このベルトのU字形分岐の上端部には、2本の
側面方向の足状部22a及び22bと連結棒22cから
成るU字金具22が、例えば溶接などにより固定されて
いる。 足状部22a及び22bは、非常に開いたV字形の断面
形状を呈している。このU字金具は、足状部22a及び
22bのV字形の開口部の底が摺動路の上端部よりやや
下、摺動路の部分19bのほぼ半分の高さのところにく
るように、ほぼ摺動路19の上端部のレベルでベルト1
3上に配置されている。さらに、足状部22a及び22
bのV字形の開口部の底は、縫い針3の長手方向軸とほ
ぼ同一平面上にある。
【0024】ここで図1(A) から図1(E) 及び
図8から図12を特に参照しながら以下に例示するよう
に、説明されている装置は、フック18といったフック
を縫い針の穴「の中に」及び「から」容易に導入及び引
き抜くことを可能にする。U字金具22の特定の存在、
位置及び形態により、さらに、穴へ向かって、穴を通っ
てそしてスライダ17(図3)の左側限界位置への戻り
というフックの軸方向移動の際に、U字金具の足状部2
2a及び22b上さらに厳密に言うとこれらの足状部の
各々が形成するV字の開口部の中で引張られた位置に置
かれた全ての糸をフックがつかみ、図中右から左へこれ
を導いて針の穴cの中に通すことができるようにするこ
とが可能となる。
【0025】図1(A) において、上述の装置は休止
位置で表わされており、ケース9はその最も高い位置で
、支持機構3及び針4が固定されているヘッド2と直接
接触した状態にある。針穴cの中に通した糸fは、足状
部22a及び22b(図8(A) の上で、これらの足
状部の間に含まれたそのセグメントの中間部分により支
持機構3(図8(B) )に押しつけられた形で置かれ
ている。図1(A) ,図8(A) 及び図8(B) 
を見ればわかるように、この糸セグメントはこのとき、
フック18の軌道のレベルよりも高いレベルに延びてい
る。
【0026】次に、スプリング7の作用に対抗してニー
ドルバー1の内部での管状要素5の滑動、それと同時に
ロッド6ひいてはケース9の全体のこれに相応する移動
を誘発するような形で、U字金具22の両側に延びる糸
の2本のストランドに対して同時に図中下方に向けた引
張り力を加える。管状要素5及びこれに結びつけられた
ケース9のシエル10及び11のアセンブリの動きは、
要素5のスリット5Aの上縁部が止めピン1Aと接触し
た時点で直ちに中断される。この瞬間に、上述の装置の
さまざまな機構は図1(B) の位置を占める。この図
そしてさらに明確には図9(c) の拡大図を見ると、
糸fが針4(図9(B) )に押しつけられ、フック1
8がそのとき針の穴cのレベルにあることがわかる。こ
の瞬間に、スライダ17と一体を成す止めピン17aは
摺動路19(図2)の辺19aの下端部とかみ合ってい
るということを喚起しておきたい。
【0027】ケース9のシエル10及び11のアセンブ
リがひとたび軸方向の移動を妨げられると、ベルト13
は垂直方向に動きつづけ、ロッド6は、スプリング7と
同様にスプリング15の作用に対抗して管状要素5の内
側を滑動する。ピン17aが摺動路19の辺19aとか
み合い状態にあり続けるかぎり、スライダ17は、例え
ば図3の位置に相応するその左の極限位置において不動
の状態にとどまる。これに対して、U字金具22は、摺
動路19の辺19aの長さにほぼ相応する高さだけ下降
させられる。このためU字金具は、足状部22a及び2
2bのV字形の底がほぼ針4の穴cの高さにくるような
1つの中間位置を占めることになる。針の穴の方向への
左から右へのスライダ17の移動は、摺動路19の傾斜
した辺19dと止めピン17aがかみ合った時点で直ち
に開始され、このピンがこの辺19dの右端部に達した
時点で終結する。
【0028】この移動の間、フック18は針4の穴cを
通り、U字金具22は、2本の足状部22a及び22b
のV字形の底がフック18のレベルよりも下にくる点ま
で下降しつづけるが、このときフック18はまだ穴を完
全に通過しきっていない。このため、フックとU字金具
のこれらの移動の終りでは、U字金具22上に載ってい
る糸fのセグメントはそのときフック18の下にある。
【0029】フック18がこの糸をつかむことができる
ためには、U字金具の両側でこの糸に対し加えられる垂
直方向の引張り力を緩めるだけで充分であり、かくして
ベルト13はスプリング7及び15により発達させられ
た戻り作用の下でシエル10及び11のアセンブリの方
向へと再上昇することになる。初期段階において、つま
り止めピン17aが摺動路19の垂直な辺19bとかみ
合い状態にとどまっているかぎり、U字金具22のみが
動くことになり、スライダ17は図中右側のその極限位
置に不動の状態にとどまる。U字金具の足状部22a及
び22bの間に含まれた糸fのセグメントは、フック1
8本体の下側に対し中央部分により押しつけられ、図1
1(A) に見られるようなV字形をとることになる。
【0030】止めピン17aがガイド19の傾斜した辺
19cとかみ合い状態に入った時点で直ちにスライダ1
7は、その左への動きすなわちフック19の引込み動作
を開始する、このときフック18は糸fをつかみ、針4
の穴c(図1(D) 及び図11(C) )の中を通っ
てこの糸を駆動する。スライダ17は、止めピン17a
がその出発位置に戻ったとき(図1(D))すなわち、
このピンが図中右から左へのその移動を終結しガイド1
9の傾斜した辺19cと接触した時点で直ちにその左の
極限位置に達する。
【0031】シエル10及び11のアセンブリ及びベル
ト13が新たに接合状態になりケース9を形成した場合
すなわちスプリング15が特に図2及び図3に示されて
いるようなテンションの比較的少ない状態に戻った直後
についても同様である。この時点から後は、糸fに対し
て加えられる引張り力が緩められるため、ケース9、ロ
ッド6及び管状要素5を含むアセンブリはスプリング7
の作用の下でその出発位置すなわちニードルバー1の上
で針の固定ヘッド2に対してケース9が押しつけられる
位置に戻る。
【0032】図1(E) 及び図12を見れば明らかに
わかるように、U字金具22のバネ棒22a及び22b
の間に延びる糸fのセグメントはこのとき、針4の穴c
を通ってバネ棒である足状部22a及び22bとフック
の間に延び、このフック18により保持されている端部
を有する比較的長いループを形成する。U字金具22の
足状部22a上に載っている糸の部分が直接縫い針4の
糸補給ボビンに結びつけられておりしかも、足状部22
b上に載っている部分はこの糸の自由端に隣接している
という仮定をすると、ユーザーは、例えばミシンを何時
でも機能できる状態にするために針の穴cとフック18
の間に含まれる糸のループのまっすぐなストランドを切
断するだけでよくなり、このとき縫い糸は糸通しされ、
この穴を超えて、糸上の引張り力により長さを増大させ
ることのできるしかもミシンに備わった縫い目の形成フ
ックによってつかまえられるのに充分な端緒を提示する
、ということがわかる。
【0033】従って、当該装置は、特に単純で極めて信
頼性の高い機能を示すものである。このため、この装置
は、針穴への糸通しがほとんど克服不可能な難題である
ような視力の低い人、或いは又特に強度の震えに苦しむ
高齢者又は身体障害者でさえ、きわめて容易に利用でき
るものである。その上、当該装置の使用に必要な応力は
、針穴に通すべき糸自体によりこの装置に伝達されるこ
とから、フック18が針に対し突き当たった場合(特に
フック及び/又は針が不当に変形されたため)、及びユ
ーザーが糸に引張り力を加え続けた場合、この糸はこれ
らの要素の補足的変形が発生しないうちに切れてしまう
だろう。
【0034】当然のことながら、本発明は、図示又は説
明してきたものに限られるわけではない。考えられる実
施及び応用の変形態様としては以下のようなものが挙げ
られる。すなわち図15に示されているように、装置の
ケース9′は、図1乃至図12の実施態様におけるニー
ドルバー1の役目と同じ役目を果たし、しかもこのニー
ドルバー1′と運動学的に一体化した別の管状サポート
23の上に載置されてもよい。従って、図15では見え
ない入れ子式の管状要素5及び6はこの管状サポート2
3の内側に載置されストッパ1Aはこの同じ管状サポー
ト23と一体化される。なお装置の機能は全ての点にお
いて図1、図12に関して記述したものと同じであり、
従ってこれを参照することができる。図16は、図15
の変形態様のミシン24への応用を例示している。
【0035】図14は、ミシン25のニードルバー1上
に載置された図1〜図12に示された装置の実施態様を
示している。この図には、ケース9ならびに針穴4の中
に通すべき糸を収容するためこのケースの右に突出した
U字金具22の一部分が識別できる。
【0036】当該装置は、ミシンに結びつけるような用
途以外の用途にも使用できる。実際この装置は、手縫い
針に糸を通すため独立した形で使用できる。このような
装置は、図13に示されている。この図では、管状サポ
ート1が1本の取っ手26に固定されており、装置の残
りの部分は、スプリング7及びスプリング15に対抗し
てのケース9の及びサポート1内の管状要素の滑動の前
のベルト13及びU字金具22が示されている点を除い
て図6に示されている通りに表わされていることがわか
る。
【0037】図示していないその他の変形態様の中から
、次のものをさらに指摘することができる:すなわち、
−  復帰スプリング7はロッド6にではなく管状要素
5にも充分連結できる;−  摺動路19は、ベルト1
3の止めピン17a及びスライダ17と運動学的に一体
化されていてよい。ただしこの場合摺動路の断面形状は
図に示されている形と対称な形を呈していなくてはなら
ない;−  フック18を適当なその他のあらゆるチャ
ック機構で置き換えることができる。例えば、糸を穴の
方へ及び穴の中を通して押しながら糸通しを進めるフオ
ークであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続した5つの作業位置における、本発明によ
る装置の部分断面側面図である。
【図2】図1の(A)に示した作業位置における本発明
の装置の下部の一部断面拡大図である。
【図3】図1の(B)に示した作業位置における本発明
の装置の下部の一部断面拡大図である。
【図4】図1の(C)に示した作業位置(装置の他の作
動位置)における本発明の装置の下部の図5のA−A方
向で見た一部断面拡大図である。
【図5】図4の線 III−III による断面図であ
る。
【図6】図3のB−Bの方向で見た正面図である。
【図7】図6に図示されたアセンブリのC−C方向で見
た部分切欠正面図である。
【図8】図1の(A)の作業位置における糸の配置と関
連する部材の配置を示す図である。
【図9】図1の(B)の作業位置における糸と、関連す
る部材の関係位置をそれぞれ示す図である。
【図10】図1の(C)の作業位置における糸と、関連
する部材の関係位置をそれぞれ示す図である。
【図11】図1の(D)の作業位置における糸と、関連
する部材の関係位置をそれぞれ示す図である。
【図12】図1の(E)の作業位置における糸と、関連
する部材の関係位置を示す図である。
【図13】手動工具に応用された本発明の装置を説明す
る図である。
【図14】本発明の装置がミシンに応用された一例を示
す略示側面図である。
【図15】本発明の装置がミシンに応用された他の一例
を示す略示側面図である。
【図16】本発明の装置がミシンに応用されたさらに他
の一例を示す略示側面図である。
【符号の説明】
1…サポート 4…縫い針 5…第1の可動部分(管状要素) 6…第2の可動部分(ロッド) 7…第1の復元機構 9…ケース 10,11 …シエル 13…ベルト 15…第2の復元機構 16…傾斜路 17a…第3の可動部分(止めピン) 18…糸把持器具(フック) 19…摺動路 22…駆動制御手段 c…針穴

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  サポート(1) 上に固定された縫い
    針(4) の穴(c) の中に糸を把持する器具(18
    )を通すための装置において、第1の可動部分(5) 
    及び前記サポート(1) と一体化し且つ前記第1の可
    動部分を第1の軌道に沿って誘導する第1の手段、第2
    の可動部分(6) 及び、第2の軌道に沿ってこの第2
    の可動部分を誘導するための前記第1の可動部分(5)
     と一体化された第2の手段、第1及び第2の極限位置
    の間でのそれぞれの軌道上で可能な各可動部分の移動を
    制限するストッパ機構(1A,5A;17a,19) 
    、前記第1及び第2の可動部分を極限位置から遠ざける
    のに役立つことになる応力がこれらの可動部分のうちの
    第2のものについての方が大きいものとなるような、第
    1及び第2の可動部分(5,6)をそれぞれ第1の極限
    位置に維持するために用いられる第1(7) 及び第2
    (15)の復元機構、前記糸把持器具(18)を有する
    第3の可動部分(17)及び、第1の可動部分(5) 
    がその第2の極限位置を占めたとき傾斜路(16)が糸
    把持器具(18)に対し課した軌道は前記縫い針の穴を
    横断するような方向性及び断面形状を呈し、前記第1の
    可動部分(5) と一体を成し、第3の軌道に沿ってこ
    の第3の可動部分を誘導するための傾斜路(16);前
    記第2の軌道上で第2の可動部分が一定の与えられた方
    向に移動する場合、常に前記傾斜路上の前記第3の可動
    部分(17)の同等の移動がこれに対応し、又前記第2
    の軌道上での前記第2の可動部分により占有された第1
    及び第2の極限位置に対しては、前記第3の可動部分が
    その限界位置のうちのいずれかからもう一方へと移行す
    る間に前記糸把持器具(18)が前記針の穴を横断する
    ことになるような前記傾斜路上の前記第3の可動部分の
    第1及び第2の限界位置がこれに対応するような形で、
    前記第3の可動部分(17)を第2の可動部分に従属さ
    せる運動学的連結部(17a,19)、前記第1(7)
     及び第2(15)の復元機構の作用に対抗して、その
    極限位置のうち第1の位置から第2の位置へのそのそれ
    ぞれの軌道上での前記第1(5) 及び第2(6) の
    可動部分の駆動を制御する第3の手段(22)を含むこ
    とを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】  前記サポートが、前記第1の誘導用手
    段を構成する内部側面をもち、その長さの少なくとも一
    部分にわたり管構造となっている細長くかつ直線状の第
    1の要素(1) で構成されていること、前記第1の可
    動部分が、この第1の要素(1) の内側で滑動するよ
    うに載置されその長さの少なくとも一部分にわたり管構
    造となっており、しかも前記第2の誘導手段を構成する
    内部側面を有するような第2の細長く直線状の第2の要
    素で構成されていること、および第2の可動部分が、こ
    の第2の要素の内側で滑動する形に載置された細長く直
    線状の第3の要素(6) で構成されていることを特徴
    とする請求項1の装置。
  3. 【請求項3】  前記第1の細長い要素(1) が前記
    針サポートで構成されていることを特徴とする請求項2
    の装置。
  4. 【請求項4】  前記第1の復元機構が、前記第1の要
    素(1) 及び第3の要素(6) の間に固定された少
    なくとも1つの第1のスプリング(7) で構成されて
    いることを特徴とする請求項2の装置。
  5. 【請求項5】  前記第2の復元機構が、前記第2の要
    素(5) と第3の要素(6) の間に固定された少な
    くとも1つの第2のスプリング(15)で構成されてい
    ることを特徴とする請求項4の装置。
  6. 【請求項6】  前記傾斜路(16)が直線状で、前記
    第2の要素の長手方向軸に対し横方向に延びていること
    を特徴とする請求項2の装置。
  7. 【請求項7】  前記運動学的連結部には、一方では少
    なくとも部分的に前記第1の要素内での前記第2の要素
    (5) の滑動軸に対して横方向に延びている摺動路(
    19)及び、他方ではこの摺動路の縁部とかみ合ってい
    る止めピン(17a) がついており、これらの機構す
    なわち摺動路又は止めピンのうちの一方は、少なくとも
    運動学的に前記第2の細長い要素(5) と一体を成し
    、もう一方は前記第3の細長い要素(6) と一体を成
    していることを特徴とする請求項6の装置。
  8. 【請求項8】  前記摺動路(19)が、1つの閉ルー
    プを形成し、このループが前記止めピン(17a) の
    ために構成している行程のうち少なくとも一部分(19
    c;19d)は、前記第2の細長い要素(5) の滑動
    軸に対して横方向に延びていることを特徴とする請求項
    7の装置。
  9. 【請求項9】  前記摺動路(19)が4つの直線セグ
    メントを有する閉ループで形成されており、このセグメ
    ントのうち第1及び第2のもの(19a,19b) が
    前記第2の細長い要素(5) の滑動軸に対して平行に
    延び、第3及び第4のセグメント(19c;19d)が
    各々前記第1及び第2のセグメントの同等の2つの端部
    を結び前記滑動軸に対して横方向に延びていることを特
    徴とする請求項8の装置。
  10. 【請求項10】  前記第1及び第2のセグメント(1
    9a;19b)が同じ長さを有することを特徴とする請
    求項9の装置。
  11. 【請求項11】  前記糸把持器具(18)が前記針の
    穴の方に向いている少なくとも1つのフックを有してい
    ること、又、前記摺動路(19)と前記フック(18)
    の相対的な位置ならびに摺動路のループの前記第1及び
    第2のセグメント(19a;19b)の間の距離が、前
    記第2の細長い要素(6) が1つの極限位置からもう
    1つの極限位置へと移行するときこのフックが前記針の
    穴を横断することになるようなものであること、なおフ
    ックの軌道上の限界位置が、この摺動路が示すループの
    第1のセグメント及び第2のセグメントの位置によって
    それぞれ定められること、を特徴とする請求項9の装置
  12. 【請求項12】  前記サポート(1) が手でこれを
    つかむための装置(26)と一体化されていることを特
    徴とする請求項1の装置。
  13. 【請求項13】  ニードル・バーならびにこのニード
    ル・バーと一体になった運動学的サポート上に固定され
    た縫針の穴の中に糸把持器具を通すための装置を含むミ
    シンにおいて、該装置には、第1の可動部分及びこの第
    1の可動部分の誘導用の前記サポートと一体化した第1
    の手段、第2の可動部分及び、第2の軌道に沿ってこの
    第2の可動部分を誘導するための前記第1の可動部分と
    一体化された第2の手段、第1及び第2の極限位置の間
    でのそれぞれの軌道上で可能な各可動部分の移動を制御
    するストッパ機構、前記第1及び第2の可動部分を極限
    位置から遠ざけるのに役立つことになる応力がこれらの
    可動部分のうちの第2のものについての方が大きいもの
    となるような、第1及び第2の可動部分をそれぞれの第
    1の極限位置に維持するために用いられる第1及び第2
    の復元機構、前記糸把持器具を有する第3の可動部分及
    び、第1の可動部分がその第2の極限位置を占めたとき
    傾斜路が糸把持器具に対し課した軌道は前記縫い針の穴
    を横断するような方向性及び断面形状を呈し、前記第1
    の可動部分と一体を成し、第3の軌道に沿ってこの第3
    の可動部分を誘導するための傾斜路、前記第2の軌道上
    で第2の可動部分が一定の与えられた方向に移動する場
    合常に前記傾斜路上の前記第3の可動部分の同等の移動
    がこれに対応し、又前記第2の軌道上での前記第2の可
    動部分により占有された第1及び第2の極限位置に対し
    ては、前記第3の可動部分がその限界位置のうちのいず
    れかからもう一方へと移行する間に前記糸把持器具が前
    記針の穴を横断することになるような前記第1の傾斜路
    上の前記第3の可動部分の第1及び第2の限界位置がこ
    れに対応するような形で、前記第3の可動部分を第2の
    可動部分に従属させる運動学的連結部(17a,19)
    、前記第1及び第2の復元機構の作用に対抗して、その
    極限位置のうち第1の位置から第2の位置へのそのそれ
    ぞれの軌道上での前記第1及び第2の可動部分の駆動を
    制御する第3の手段、が含まれていることを特徴とする
    ミシン。
  14. 【請求項14】  前記サポートが、前記第1の誘導用
    手段を構成する内部側面をもち、その長さの少なくとも
    一部分にわたり管構造となっている細長くかつ直線状の
    第1の要素で構成されていること、前記第1の可動部分
    が、この第1の要素の内側で滑動するように載置されそ
    の長さの少なくとも一部分にわたり管構造となっており
    、しかも前記第2の誘導手段を構成する内部側面を有す
    るような第2の細長く直線状の第2の要素で構成されて
    いること、又第2の可動部分が、この第2の要素の内側
    で滑動する形に載置された細長く直線状の第3の要素で
    構成されていることを特徴とする請求項13のミシン。
  15. 【請求項15】  前記第1の細長い要素が、ミシンの
    前記ニードル・バーの少なくとも一部分により構成され
    ていることを特徴とする請求項14のミシン。
  16. 【請求項16】  前記第1の復元機構が、前記ニード
    ル・バーの内部に配置されこのニードル・バーに片端で
    又もう一方の端部で第3の要素に固定されている少なく
    とも1つの第1のスプリング形成されていることを特徴
    とする請求項15のミシン。
  17. 【請求項17】  前記第2の復元機構が、前記第2の
    要素と前記第3の要素の間に固定された少なくとも1つ
    の第2のスプリングにより形成されていることを特徴と
    する請求項16のミシン。
  18. 【請求項18】  前記第3の傾斜路が直線状であり前
    記第2の要素の長手方向軸に対し横方向に延びているこ
    とを特徴とする請求項14のミシン。
  19. 【請求項19】  前記運動学的連結部には、一方では
    少なくとも部分的に前記ニードルバーの内側で前記第2
    の要素の長手方向滑動軸に対して横方向に延びている摺
    動路、及び他方ではこの摺動路の縁部とかみ合っている
    止めピンがついており、これらの機構すなわち摺動路又
    は止めピンのうちの一方は少なくとも運動学的に前記第
    2の要素と一体を成し、もう一方は前記第3の要素と一
    体を成していることを特徴とする請求項18のミシン。
  20. 【請求項20】  前記摺動路が1つの閉ループを形成
    し、このループが前記止めピンのために構成している行
    程のうちの少なくとも一部分は、ミシンの前記ニードル
    バーの内側で前記第2の要素の滑動軸に対して横方向に
    延びていることを特徴とする請求項19のミシン。
  21. 【請求項21】  前記摺動路が4つの直線セグメント
    を有する閉ループを形成しており、このセグメントのう
    ち第1及び第2のものは前記ニードルバーの内側で前記
    第2の細長い要素の滑動軸に対し平行に延び、第3及び
    第4のセグメントは各々前記第1及び第2のセグメント
    の同等の2つの端部を結び、前記滑動軸に対し横方向に
    延びていることを特徴とする請求項20のミシン。
  22. 【請求項22】  前記第1及び第2のセグメントが同
    じ長さを有することを特徴とする請求項21のミシン。
  23. 【請求項23】  前記糸把持器具が前記針の穴の方向
    に向いている少なくとも1つのフックを有していること
    、又、前記摺動路と前記フックの相対的な位置ならびに
    摺動路のループの前記第1及び第2のセグメントの間の
    距離が、前記第2の細長い要素が1つの極限位置からも
    う1つの極限位置へと移行するときこのフックが前記針
    の穴を横断することになるようなものであること、なお
    フックの軌道上の限界位置は、この摺動路が示すループ
    の第1のセグメント及び第2のセグメントの位置によっ
    てそれぞれ定められることを特徴とする請求項21のミ
    シン。
  24. 【請求項24】  前記第3の細長い要素が、それぞれ
    針の両側に延び針の長手方向に対し横方向に方向づけさ
    れている第1及び第2の糸サポートを支持していること
    、及び糸の位置づけ機構がこの第1及び第2の糸サポー
    トの各々に結びつけられていることを特徴とする請求項
    15のミシン。
  25. 【請求項25】  前記第1及び第2の糸サポートは、
    開放したV字形の形状を全体として呈している平行な第
    1及び第2の棒部材で構成されており、各々の棒部材の
    このV字形の開口部の底を形成する部分が前記位置づけ
    機構を形成しており、棒部材のこれらの部分はミシンの
    針とほぼ心合せされた状態に位置づけされていることを
    特徴とする請求項24のミシン。
  26. 【請求項26】  前記第1及び第2の糸サポートは、
    前記第3の細長い要素がその第2の極限位置を占有した
    場合、前記糸位置づけ機構が2つの限界位置の間で前記
    フックが進む行程のレベルよりも下に位置づけられるよ
    うな形で配置されていることを特徴とする請求項25の
    ミシン。
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