JPH04227036A - 住宅用の炉の空気取入れシステム - Google Patents

住宅用の炉の空気取入れシステム

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JPH04227036A
JPH04227036A JP3166129A JP16612991A JPH04227036A JP H04227036 A JPH04227036 A JP H04227036A JP 3166129 A JP3166129 A JP 3166129A JP 16612991 A JP16612991 A JP 16612991A JP H04227036 A JPH04227036 A JP H04227036A
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oxygen
air
air intake
intake system
furnace
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JP3166129A
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Stuart M Nemser
スチユアート・マーシヤル・ネムサー
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DuPont Canada Inc
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/02Hollow fibre modules
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M25/10Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding acetylene, non-waterborne hydrogen, non-airborne oxygen, or ozone
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23LSUPPLYING AIR OR NON-COMBUSTIBLE LIQUIDS OR GASES TO COMBUSTION APPARATUS IN GENERAL ; VALVES OR DAMPERS SPECIALLY ADAPTED FOR CONTROLLING AIR SUPPLY OR DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; INDUCING DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; TOPS FOR CHIMNEYS OR VENTILATING SHAFTS; TERMINALS FOR FLUES
    • F23L7/00Supplying non-combustible liquids or gases, other than air, to the fire, e.g. oxygen, steam
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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は住宅用の炉の空気取入れシステム
、特に家庭暖房装置用空気取入れシステム、更に特に空
気取入れ口内に入ってくる空気の酸素富化又は酸素減損
を行う選択的透過可能な薄膜材を有する空気取入れシス
テムに関する。
【0002】酸素と窒素との混合物、例えば空気を含む
気体混合物の富化及び/又は分離の方法は知られている
。特に、ペルフルオロジオクソールのポリマーより形成
された薄膜材が、エス・エム・ネムザー及びアイ・デー
・ローマンの1990年12月27日付けPCT特許出
願第W090/15662号に記述されている。これら
出願は、ペルフルオロ−2、2−ジメチル−1、3−ジ
オクソールの非晶質ポリマーより形成された多種の気体
混合物の分離用の選択的透過可能な薄膜材を説明する。 薄膜材は多孔質の支持体上のフィルム又は塗膜の形で、
あるいは中空繊維の形で支持された薄膜材でよい。薄膜
材は、有機成分の気体、例えば気体フルオロカーボン、
又は揮発性有機気体の気体混合物をその他の気体から分
離するために使用できる。更に、薄膜材は、酸素を含ん
だ多種の気体混合物の窒素からの分離、即ち空気中に含
まれる酸素量の増大に使用することができる。
【0003】天然ガス燃焼における薄膜酸素富化の応用
が、エス・ジー・キムラ及びダブリュー・アール・ブロ
ウオールによりジャーナル・オブ・メンブレン・サイエ
ンス、29(1986)69−77に記述されている。 この論文は、酸素富化空気による燃焼がある応用例にお
いては燃料消費を相当減少させること及び薄膜材の使用
が酸素富化空気の製造に相当効果的な方法であることを
述べている。天然ガス燃焼の際の消費量の低下を与える
シリコンベースの酸素富化用の薄膜材が作られ試験され
た。
【0004】消費者に送られる空気の酸素成分を増加さ
せ又は低下させる装置が、エフ・ウオルフにより198
1年3月11日付け欧州特許出願第0024718号に
開示されている。制限された空間内、例えば乗用車の客
室内にある空気を浄化する装置が、エム・ヤマモト他の
1984年1月11日付け英国特許出願第212210
3号に明らかにされている。
【0005】移動式燃焼機関用の自動車用空気取入れシ
ステムは、これと同日に出願されたエス・エム・ネムザ
ーの特許出願の主題である。
【0006】住宅用の炉の空気取入れシステムは見出だ
されており、このシステムはペルフルオロ−2、2−ジ
メチル−1、3−ジオクソールの非晶質ポリマーで更生
された薄膜材より形成されている。
【0007】従って、本発明は、ペルフルオロ−2、2
−ジメチル−1、3−ジオクソールの非晶質ポリマーよ
り形成され少なくも1.4:1の酸素/窒素選択率を示
す薄膜材を備えた住宅用燃焼炉の空気取入れシステムを
提供する。
【0008】空気取入れシステムの好ましい実施例では
、薄膜材は空気供給部と透過部とを有し、前記透過部は
住宅用燃焼炉の燃焼区域と連通するようにされる。
【0009】本発明は、また、燃焼区域、及び燃焼区域
のための空気取入れシステムを備え、空気取入れシステ
ムはペルフルオロ−2、2−ジメチル−1、3−ジオク
ソールの非晶質ポリマーより形成された酸素富化用の薄
膜材を備え、前記薄膜材は少なくも1.4:1の酸素/
窒素選択率を示し、前記薄膜材が空気供給部、及び燃焼
区域と連通している透過部を持っている住宅用燃焼炉も
提供する。
【0010】更に、本発明は、燃焼区域、燃焼区域のた
めの空気取入れシステムを有し、空気取入れシステムは
ペルフルオロ−2、2−ジメチル−1、3−ジオクソー
ルの非晶質ポリマーのフィルム又は塗膜を備えた酸素富
化用の薄膜材を備え、前記薄膜材は少なくも1.4:1
の酸素/窒素選択率を示し、前記薄膜材は空気供給部及
び透過部を有する住宅用燃焼炉の運転方法にして、薄膜
材の供給部に空気を供給し更に透過部から住宅用燃焼炉
の燃焼区域に酸素富化空気を供給し、前記透過部は好ま
しくは負圧の下で作動する方法を提供する。
【0011】本発明に好ましい実施例においては、薄膜
材は100Barrer以上の流束を持つ。
【0012】本発明の別の実施例においては、薄膜材は
多数の中空繊維、特に空気取入れシステムが繊維の内部
に連絡された中空繊維の形である。
【0013】本発明は添付図面を参照し説明される。
【0014】本発明の空気取入れシステムの一実施例が
一般に番号1で図1に示される。空気取入れシステム1
は、端部キャップ3と4とを有するシリンダー2より構
成される。端部キャップ3はシリンダー2の入り口端で
あり、端部キャップ4はシリンダー2の出口端である。 シリンダー2は多数の中空繊維(図示せず)で満たされ
る。
【0015】端部キャップ3には空気取入れ管7が取り
付けられ、空気取入れ管7はこれと直列のフィルター8
を持つ。フィルター8は、フィルター及び空気取入れ管
7内に入る空気の流量を制御するバルブの形式であるこ
とが好都合である。空気取入れ管7には、吸入管内への
空気の流入を容易にするために、ポンプ手段を取り付け
ることができる。
【0016】端部キャップ4は排出口11を持った第1
の排出管10を持つ。端部キャップ4には、コネクター
13が取り付けられた第2の出口管12も取り付けられ
る。コネクター13は、住宅用燃焼炉(図示せず)の燃
焼区域と連通する手段に取り付けられるようにされる。
【0017】入り口管7は、シリンダー2の内部に置か
れた中空繊維の内部と連絡され連通するようにすること
ができる。この場合、第1の出口管10もまた中空繊維
の内部に連結され連通され、第2の出口管12は繊維の
外側に連絡され連通される。あるいは、入り口管7がシ
リンダー2の内部に置かれた中空繊維の外側と連絡され
連通し、出口管が上述とは逆の方法で連絡される。従っ
て、図1に示された空気取入れシステム1は、中空繊維
の内部と連通するか又は中空繊維の外側を通過し、これ
により出口管に連絡する入り口管7を持つことができる
【0018】図2は、断面で示された多数の中空繊維2
0のあるシリンダー2の断面をで示す。入り口管7も示
される。
【0019】図1及び2において、薄膜材は中空繊維で
あるとして示される。これは薄膜材の好ましい形状であ
ると考えられるがその他の形状を使用することもできる
。例えば、薄膜材を螺旋状カートリッジの形式を含んだ
フィルム又は塗膜の形の薄膜材とすることができ、更に
薄膜材をいわゆる一体式薄膜材、非対象薄膜材及び複合
薄膜材を含んだ当業者に公知の構造のものとすることが
できる。薄膜材は、これを通る気体移動量を最大にする
ために、薄く、好ましくは厚さ0.01mm以下、特別
には0.001mm以下にすべきである。複合薄膜材の
場合は、かかる厚さは非晶質ポリマーの層又は塗膜の厚
さと考えられる。
【0020】運転の際は、空気は空気入り口管7を通っ
て供給され、入り口管7の連結方法に応じて中空繊維2
0を通過し又はその外側を通り、即ち薄膜材の供給側を
通り、第1の出口10を通って出る。酸素は、透過側の
空気が酸素に富むように、薄膜材、即ち中空繊維を通過
することが好ましい。中空繊維薄膜材の透過側は、例え
ば住宅用燃焼炉の燃焼区域に連結され、通常は部分的な
負圧下で作動する。透過域は燃焼区域に対するただ一つ
の酸素源であるが、追加の酸素源、例えば燃焼区域と連
通する空気を持つことが好ましい。特に、燃焼炉の瞬間
的な酸素の要求に基づいて空気の追加量を調整するため
に、適切な弁手段を使用することができる。
【0021】図1は、入り口空気と酸素富化された出口
空気とが同方向に流れる場合を示す。しかし、富化空気
の出口、即ち第2の出口管12をシリンダー2の入り口
管7と同じ端部に置くことにより、入り口空気と富化さ
れた出口空気とを反対方向に流すこともできる。また、
第2の出口管12を端部キャップ3とキャップ4との間
に置くこともできる。
【0022】選択的透過可能な薄膜材は、ペルフルオロ
−2、2−ジメチル−1、3−ジオクソールの非晶質ポ
リマーより形成される。実施例においては、ポリマーは
ペルフルオロ−2、2−ジメチル−1、3−ジオクソー
ルのホモポリマーである。別の実施例においては、ポリ
マーは、ペルフルオロ−2、2−ジメチル−1、3−ジ
オクソールのコポリマーであり、更にテトラフルオロエ
チレン、ペルフルオロメチルビニルエーテル、弗化ビニ
リデン及びクロロトリフリオロエチレンよりなるグルー
プから選定された少なくも1種のモノマーを捕足量だけ
含んでいる。 一つの好ましい実施例においては、ポリマーは、ペルフ
ルオロ−2、2−ジメチル−1、3−ジオクソール、及
び補足量のテトラフルオロエチレンを含んだジポリマー
であり、特にペルフルオロ−2、2−ジメチル−1、3
−ジオクソールの65−99モル%を含んだポリマーで
ある。非晶質ポリマーは、好ましくは少なくも140℃
、より好ましくは少なくも180℃のガラス転位温度を
持つ。ガラス転位温度(Tg)は当業者により知られて
おり、ポリマーが脆いガラス状態からゴム状又はプラス
チック状に変化する温度である。ジポリマーの例は、イ
ー・エヌ・スクヮイヤーの米国特許第4754009号
に更に詳細に記述されている。
【0023】非晶質ポリマーのガラス転位温度は薄膜材
の実際のポリマー、特にテトラフルオロエチレン又は又
は存在するその他のコポリマーの量により変化するであ
ろう。Tgの例は、前述のエー・エヌ・スクヮイヤーの
米国特許第4754009号の図1において、少量のテ
トラフルオロエチレンコモノマーを有するテトラフルオ
ロエチレンのジポリマーに対する約260℃から、少な
くも60モル%のテトラフルオロエチレンを含んだジポ
リマーに対する100℃以下の範囲として示される。本
発明の薄膜材は、特にペルフルオロジオクソールポリマ
ーの多能的な処理性能を参照して当業者に知られた方法
により製造しうる。これらの方法は、溶剤及び熔融フィ
ルム鋳造及び繊維鋳造法、並びに被覆技術を含む。
【0024】空気取入れシステムに供給される気体混合
物は、通常は空気、特に周囲空気である。本発明の空気
取入れシステムに使用される薄膜材は、ある実施例では
100℃以上の温度を含んだ高温で使用できる。空気取
入れシステムは、90℃までの特別な高温、及び特に5
0℃までの温度で作動できる。かかる温度は、例えば吸
入空気と炉からの排出ガスとの熱交換の際に到達するこ
とがある。しかし、薄膜材は、これを形成するために使
用される非晶質ポリマーのガラス転位温度以下、特にガ
ラス転位温度より少なくも30deg低温で使用すべき
である。好ましい実施例においては、ガラス転位温度は
少なくも140℃であり、特別には少なくも180℃で
ある。
【0025】気体混合物は多種の源から発生する。例え
ば、気体混合物は、空気、あるいは例えば本発明の方法
を使用して酸素が富化された空気から誘導された混合物
とすることができる。
【0026】以下例示されるように、酸素と窒素とは、
酸素が窒素より選択的に大きな流束で通過しながら、選
択的透過可能な薄膜材を通過する傾向があることが好ま
しい。本発明の好ましい実施例においては、薄膜材は、
酸素に対して少なくも100Barrer、特別には少
なくも200Barrer、更に好ましくは少なくも5
00Barrerの透過率を持つ。薄膜材は、窒素より
少なくも1.7:1以上の酸素の選択率を有することが
好ましい。
【0027】本発明に関してここに説明されたペルフル
オロジオクソール薄膜材は、酸素富化空気又は酸素減損
空気の供給用の、ガソリン機関及びディーゼル機関両者
を含んだ住宅用燃焼炉用の空気取入れシステムのための
優れた薄膜材料であると期待される。ここに説明された
薄膜材を使用した空気取入れシステムの好ましい実施例
においては、(燃焼炉と連通する管又はその他の手段を
含んだ)空気取入れシステムは、好ましくは56000
cm3以下、特別には28000cm3以下、より好ま
しくは14000cm3以下の体積である。更に、薄膜
材の表面積は、好ましくは460m2以下、より好まし
くは230m2以下であり、実施例においては表面積は
140m2以下、特別には90m2以下である。
【0028】実施例においては、本発明の空気取入れシ
ステムは、燃焼の強化のために、酸素23−35%、特
別には酸素23−27%を含んだ酸素富化空気を提供す
るであろう。以下の例は、ここに説明の薄膜材が比較的
低い選択率において極めて高い気体透過率を現したこと
を示す。かかる透過特性はここに説明された最終使用に
対して適切である。
【0029】以下の実施例I−IVにおいては、ペルフ
ルオロジオクソールポリマーの気体透過率が密なフィル
ム膜の試料を使用して測定された。試料は円盤に切断さ
れ、吸気室及び透気室を形成するように透過セル内に取
り付けられた。後者は低温で作動させた。
【0030】空気分離試験中は、供給流は圧縮空気であ
り、これは一定の供給流を確実に構成するのに充分な大
きさの流量で供給された。透過され酸素の富化された空
気は大気圧で取り出された。透過流量は、較正されたビ
ュレット内の石鹸の泡の体積変化により測定され、透過
物の組成はガスクロマトグラフィーにより決定された。 大部分の単一気体透過試験において、供給気体は21k
Paからし3500kPaの範囲の圧力で供給された。
【0031】幾つかの低圧の試験においては、透過気体
の流量は、一定容積の空気を抜いた室内の圧力の上昇速
度の測定により決定された。気体に対するポリマーの透
過率は空気の抜かれた室の容積及び薄膜材の厚さと表面
積から決定された。
【0032】本発明は、以下例示により説明される。
【0033】
【実施例】実施例I 厚さ0.25mmの薄膜材が、ガラス転位温度253℃
のペルフルオロ−2、2−ジメチル−1、3−ジオクソ
ール及びテトラフルオロエチレンのジポリマーより熔融
プレスされた。
【0034】上述の透過試験法を使用した単一気体及び
混合気体の透過試験においては、このフィルムは空気の
成分に対して極めて高い透過率、即ち酸素の関しては9
90Barrer、窒素に対しては490Barrer
を示した。 Barrerは、次式で定義される。
【0035】
【数1】       Barrer=10−10[cm3(ST
P)・cm]/[cm2・sec・cmHg] 更に、酸素と窒素の透過率は、供給圧力の関数ではなく
、また膜厚の関数でもないことが見出された。
【0036】実施例II 薄膜材が、ガラス転位温度166℃のペルフルオロ−2
、2−ジメチル−1、3−ジオクソール及びテトラフル
オロエチレンのジポリマーより、熔融プレス及び溶剤鋳
造技術を使用して作られた。熔融プレスされたフィルム
は厚さ0.25mmであり、溶剤鋳造フィルムの厚さは
0.025mmである。
【0037】溶剤鋳造フィルムは、(FC−75内の1
5重量%のジポリマー(FC−75は3M社より発売の
市販溶剤の商品名であり、ペルフルオロ(2−ブチルテ
トラヒドロフラン))溶液より形成された。厚さ0.3
8mmの膜が溶剤よりガラス板上に形成され、溶剤はゆ
っくりと蒸発するようにされた。得られたジポリマーの
乾燥膜の厚さは0.025mmであった。
【0038】このフィルムが上述の手順を使用して空気
及び窒素を用いた単一気体透過試験を受けた。得られた
結果は表IIに要約される。
【0039】透過の結果が表IIに要約される。
【0040】
【表1】                       表  
II  気体      膜厚          供
給圧力            透過率   O2  
  0.250mm    3.55MPa空気   
 350Barrer   O2    0.025m
m    0.79MPa空気    340Barr
er   N2    0.250mm    3.5
5MPa空気    130Barrer   N2 
   0.025mm    0.79MPa空気  
  130Barrer この結果は、酸素及び窒素に対しては、得られた透過率
の結果に対する膜厚の明らかな影響がないことを示す。
【0041】この結果は、また、この例のジポリマーが
実施例Iのジポリマーよりも透過率の低いことを示す。 後者は高濃度のペルフルオロ−2、2−ジメチル−1、
3−ジオクソールを持つ。しかし、空気の成分に対する
透過率はなお充分に高く、ポリテトラフルオロエチレン
よりも少なくも2桁大きい。
【0042】実施例III 厚さ0.25mmの膜が、ガラス転位温度(Tg)のペ
ルフルオロ−2、2−ジメチル−1、3−ジオクソール
及び異なったジオクソール含量のテトラフルオロエチレ
ンの3種類のジポリマーより熔融プレスされた。供給流
圧力が700−3500kPaの空気を使用した空気透
過試験の結果の平均が表IIIに与えられる。
【0043】
【表2】                       表  
III  ジオクソール    Tg        
  酸素に対する      O2/N2の    (
モル%)                   透過
率            選択率      66 
     166℃      340Barrer 
     2.6      76      203
℃      380Barrer      2.3
      86      253℃      9
90Barrer      2.05空気分離試験に
おいては、これらジポリマー膜はO2及びN2の極めて
高い透過率を示した。Tg温度が最低のジポリマーから
作られた膜は最高のO2/N2選択率を示し、一方、T
g温度が最高のジポリマーから作られた膜は最高のO2
透過率と最低のO2/N2選択率とを持つ。 比較して、ガラス状ポリマーから形成された市販の空気
分離膜は、より選択率は大きいが酸素に対する流束がか
なり小さく、O2の透過率は約1.3Barrer(ポ
リスルフォン)から30Barrer(ポリ4−メチル
ペンテン)の範囲であるのが普通である。非常に小さな
比率の公知の膜又はフィルムは、酸素に対して100B
arrerを越す透過率を示す。また、表IIIの結果
は、本発明の膜を透過特性の範囲に作りうることも示す
【0044】実施例IV 実施例IIIに説明されたTgの高いジポリマーの膜材
から作られた膜を使用して単一気体の透過試験を行った
。多数の異種の気体が試験された。比較として、ポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)より形成された膜で
も試験を行った。
【0045】一般に350−1750kPaの範囲の圧
力の下で多くの透過測定が行なわれ、この圧力範囲にお
いては、表IVに表示された気体の透過率は圧力のわず
かな関数でしかないことが理解された。
【0046】得られた結果は表IVに与えられる。
【0047】
【表3】 得られた結果は、本発明の膜で大きな透過率を得られる
ことを示す。ジポリマー及びポリテトラフルオロエチレ
ンの膜により示された選択率は類似しており、ガラス状
、非ゴム状のポリマーの比較的典型的なものであると信
じられるが、ジポリマー膜は、比較して非常に大きな透
過率を示す。
【0048】実施例V 温度制御された水槽内の水中に沈めた透過セルを使用し
て透過の測定が行なわれた。透過セルからの透過物は、
透過物の組成を測定するためにガスクロマトグラフィー
の試料採取用バブルを通り、次いで透過物の流量を測定
するために石鹸膜の細管に送られる。気体混合物の濃度
は、スペクトラ・フィジックス・インテグレーター型式
SP4400に先行するエッチピー・ガス・クロマトグ
ラフィー型式5700Aにより測定された。圧力及び圧
力低下はセル内で測定される。
【0049】膜は多孔性焼結体(孔径15−20ミクロ
ン)上に置かれ、2個のテフロン(商品名)リングを使
用して正しい位置に保持される。物質移動のための有効
膜面積は9.62cm2(直径3.5cm)であった。
【0050】気体混合物が試験されるときは、供給濃度
を確実に一定にするために、透過流量の約10倍の清掃
用の流れが使用され、かつ清掃用の流れは供給濃度を決
定するために監視される。単一気体による測定について
は、セルは、各実験の開始時に、短時間、清掃される。
【0051】熔融プレスされた膜材は、型の中にポリマ
ーを置きガラス転位温度(Tg)より約20deg高い
温度で加熱することにより作られる。この温度に達する
と、膜の直径12.5cmに対して50トンまでの圧力
をこれに5分間加え、そしてこれを解除することにより
ポリマーが作られる。このとき、型は直径12.5cm
に対して40トンの圧力下でゆっくりと室温に冷却され
る。得られた厚い粉体は、アルミニウム箔で覆われた平
板の中心に移送される。その上に別のアルミニウム被覆
の平板が隙間なしに取り付けられる。この2個の板は、
熔融プレス内で最小圧力下でTgより100deg高い
温度に加熱され、その後、圧力が40トン/直径12.
5cmに上げられ、試料は10分間加圧される。次に、
試料は圧力下でゆっくりと室温に冷却され、アルミニウ
ム箔が注意深く剥がされる。
【0052】鋳造膜は、FC−75溶剤内のポリマー溶
液より作られる。溶液は50−60℃に加温され、3ミ
クロンのフィルターで濾過される。濾過された溶液は清
浄なガラス上で鋳造され、ダストのない環境内で周囲温
度で冷却される。膜はオーブン内において80℃で少な
くも2時間、次いでオーブン内において110℃で一晩
さらに乾燥される。
【0053】膜は、ガラス転位温度240℃のペルフル
オロ−2、2−ジメチル−1、3−ジオクソール及びテ
トラフルオルエチレンのジポリマーより、上述の方法を
使用してFC−75内の2.5%溶液より溶液鋳造し、
110℃で12時間加熱することにより形成された。得
られた膜材は厚さ20ミクロンであった。
【0054】透過セルに供給された混合気体は次の組成
であった。即ち、N2が78.25%、O2が20.6
7%、残りは気体フルオロカーボンである。
【0055】別の実験の詳細及び得られた結果が表Vに
与えられる。測定は、20℃において定常状態で、かつ
断りのない限り次の例の状態で行なわれた。
【0056】
【表4】 この結果は、別の気体の存在の際の選択率及び大きな流
束を示す。 実施例VI ポリ−[ペルフルオロ(2−ジメチレン−4−メチルー
1、3−ジオクソール)]即ち前述の米国特許第330
8107号のポリマーより形成された膜材が、25℃に
おいて、体積法を用いて透過率を試験された。
【0057】別の実験の詳細及び得られた結果は表VI
に与えられる。
【0058】
【表5】                      表  V
I    気体        透過率       
     気体        透過率    O2*
    36Barrer          N2*
    10Barrer    *結果は単一気体及
び2成分混合気体についてのデータの平均である。
【0059】この結果は、米国特許第3308107号
のポリマーの気体に対する透過率がここの例に上述され
たように測定されたものよりも低く、特にホモポリマー
から形成された膜材と比較してかなり低いことを示す。
【0060】実施例VII ペルフルオロ−2、2−ジメチル−1、3−ジオクソー
ルのホモポリマーの膜材が例Vに説明された溶剤鋳造技
術を使用して作られた。膜厚は33ミクロンであった。 これは供給圧力790kPaの合成空気及び単一気体を
使用して透過率が試験された。
【0061】得られた結果は表VIIに与えられる。
【0062】
【表6】 水素及びヘリウムの透過率は、ポリトリメチルシリルプ
ロピンを除いて、これらの気体で測定された最高である
。しかし、後者のポリマーは不安定な気体輸送特性を有
することが知られている。例えば米国特許第48592
15号参照。
【0063】更に、混合気体試験における窒素の透過率
は単一気体試験における窒素の透過率と同様であり、ポ
リマーの透過経路に対して一緒に透過する酸素と窒素の
分子間、又は成分間には測定可能な相互作用は無かった
ことを示す。
【0064】実施例VIII 実施例VIIの膜材が広範囲の供給圧力にわたって空気
分離で試験され、ペルフルオロ−2、2−ジメチル−1
、3−ジオクソールのホモポリマーを通過する永久気体
の透過率に対する圧力の影響を測定した。
【0065】結果は表VIIに与えられる。
【0066】
【表7】                     表  VI
II  供給空気の圧力    O2流束(Barre
r)    O2/N2選択率     270   
         1500            
1.95     450            1
560            2.0     62
0            1610        
    2.0     790          
  1620            2.0    
 960            1610     
       1.95   1140       
     1610            1.95
   1480            1610  
          1.95   1830    
        1560            1
.9   2170            1550
            1.9この結果、膜材に加わ
る部分圧力は膜材を通過する酸素及び窒素の透過率には
少しも影響しないことが示された。
【0067】本発明の実施態様につき説明すれば次の通
りである。
【0068】1.多孔性支持体上のペルフルオロ−2、
2−ジメチル−1、3−ジオクソールの非晶質ポリマー
のフィルム又は塗膜を備えた薄膜材を備え、前記薄膜材
が少なくも1.4:1の酸素/窒素選択率を示す住宅用
燃焼炉の空気取入れシステム。
【0069】2.薄膜材が空気供給部と透過部とを有し
、前記透過部が住宅用燃焼炉の燃焼区域と連通するよう
にされた上記1の空気取入れシステム。
【0070】3.薄膜材が100Barrerを越す酸
素流束を有する上記1又は上記2の空気取入れシステム
【0071】4.薄膜材が500Barrerを越す酸
素流束を有する上記1又は上記2の空気取入れシステム
【0072】5.窒素を越える酸素の選択率が少なくも
1.7:1である上記1−4のいずれかの空気取入れシ
ステム。
【0073】6.薄膜材が多数の中空繊維の形式である
上記1−5のいずれかの空気取入れシステム。
【0074】7.薄膜材が複合膜材の形式である上記1
−6のいずれかの空気取入れシステム。
【0075】8.空気取入れシステムが繊維の内部と連
絡された上記1−6のいずれかの空気取入れシステム。
【0076】9.空気取入れシステムが繊維の外部と連
絡された上記1−6のいずれかの空気取入れシステム。
【0077】10.燃焼区域及び燃焼区域のための空気
取入れシステムを備えた住宅用燃焼炉にして、空気取入
れシステムが多孔質支持体上のペルフルオロ−2、2−
ジメチル−1、3−ジオクソールの非晶質ポリマーのフ
ィルム又は塗膜を備えた酸素富化薄膜材を備え、前記薄
膜材が少なくも1.4:1の酸素/窒素選択率を示し、
前記薄膜材が空気供給部と透過部とを有し前記透過部が
燃焼区域に連通している住宅用燃焼炉。
【0078】11.薄膜材が100Barrerを越す
酸素流束を有する上記10の住宅用燃焼炉。
【0079】12.薄膜材が500Barrerを越す
酸素流束を有する上記10の住宅用燃焼炉。
【0080】13.窒素を越える酸素の選択率が少なく
も1.7:1である上記10−12のいずれかの住宅用
燃焼炉。
【0081】14.薄膜材が多数の中空繊維の形式であ
る上記10−13のいずれかの住宅用燃焼炉。
【0082】15.薄膜材が複合膜材である上記10−
14のいずれかの住宅用燃焼炉。
【0083】16.空気取入れシステムが繊維の内部に
連絡される上記10−14のいずれかの住宅用燃焼炉。
【0084】17.空気取入れシステムが繊維の外部に
連絡される上記10−14のいずれかの住宅用燃焼炉。
【0085】18.燃焼区域と燃焼区域のための空気取
入れシステムとを有する住宅用燃焼炉の運転方法にして
、空気の酸素富化された部分を薄膜材の透過側に薄膜材
透過させる方式で空気取入れシステム内の酸素富化膜の
供給側に空気を供給すること、及び次いで透過側から燃
焼炉の燃焼区域に酸素富化空気を供給することを含み、
酸素富化膜は多孔質支持体上のペルフルオロ−2、2−
ジメチル−1、3−ジオクソールの非晶質ポリマーのフ
ィルム又は塗膜を備え、前記膜は少なくも1.4:1の
酸素/窒素選択率を示す方法。
【0086】19.薄膜材が100Barrerを越え
る酸素流束を有する上記18の方法。
【0087】20.薄膜材が中空繊維の形式である上記
18又は上記19の方法。
【0088】21.透過部が負圧下にある上記18−2
0のいずれかの方法。
【0089】22.空気取入れシステムが繊維の内部に
連絡された上記18−21のいずれかの方法。
【0090】23.空気取入れシステムが繊維の外部に
連絡された上記18−21のいずれかの方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気取入れシステムの図式的表示であ
る。
【図2】図1の空気取入れシステムの線2−2を通る断
面の図式的表示である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多孔性支持体上のペルフルオロ−2、
    2−ジメチル−1、3−ジオクソールの非晶質ポリマー
    のフィルム又は塗膜を備えた薄膜材を備え、前記薄膜材
    が少なくも1.4:1の酸素/窒素選択率を示す住宅用
    燃焼炉の空気取入れシステム。
  2. 【請求項2】  燃焼区域及び燃焼区域のための空気取
    入れシステムを備えた住宅用燃焼炉にして、空気取入れ
    システムが多孔質支持体上のペルフルオロ−2、2−ジ
    メチル−1、3−ジオクソールの非晶質ポリマーのフィ
    ルム又は塗膜を備えた酸素富化薄膜材を備え、前記薄膜
    材が少なくも1.4:1の酸素/窒素選択率を示し、前
    記薄膜材が空気供給部と透過部とを有し前記透過部が燃
    焼区域に連通している住宅用燃焼炉。
  3. 【請求項3】  燃焼区域と燃焼区域のための空気取入
    れシステムとを有する住宅用燃焼炉の運転方法にして、
    空気の酸素富化された部分を薄膜材の透過側に薄膜材透
    過させる方式で空気取入れシステム内の酸素富化膜の供
    給側に空気を供給すること、及び次いで透過側から燃焼
    炉の燃焼区域に酸素富化空気を供給することを含み、酸
    素富化膜は多孔質支持体上のペルフルオロ−2、2−ジ
    メチル−1、3−ジオクソールの非晶質ポリマーのフィ
    ルム又は塗膜を備え、前記膜は少なくも1.4:1の酸
    素/窒素選択率を示す方法。
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