JPH04222631A - オゾン分解用触媒 - Google Patents

オゾン分解用触媒

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JPH04222631A
JPH04222631A JP2418392A JP41839290A JPH04222631A JP H04222631 A JPH04222631 A JP H04222631A JP 2418392 A JP2418392 A JP 2418392A JP 41839290 A JP41839290 A JP 41839290A JP H04222631 A JPH04222631 A JP H04222631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
ozone
lower fatty
mnso4
ozone decomposition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2418392A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Yoshimoto
吉本 雅文
Tadao Nakatsuji
忠夫 仲辻
Kimihiko Yoshida
公彦 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakai Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Sakai Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sakai Chemical Industry Co Ltd filed Critical Sakai Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2418392A priority Critical patent/JPH04222631A/ja
Publication of JPH04222631A publication Critical patent/JPH04222631A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Landscapes

  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、気体等の中に含まれる
、オゾンを分解除去するための触媒に関する。
【従来の技術】従来、気体中に含まれる有害成分である
オゾンを除去する方法として、活性炭、ゼオライト等の
多孔質物質を用いる吸着法、MnO2などの触媒を用い
る酸化分解法等が提案されている。
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
従来のオゾンの除去方法はいずれも、充分に満足のいく
方法であるとは言い難い。すなわち、吸着法には、吸着
剤が吸着能力を発揮する期間が有限であるため、再生等
することを要し、除去装置のメンテナンスに多大の労力
及び費用が必要となるという問題がある。また、酸化分
解法には、上記のような問題は無いものの、オゾン分解
用触媒が経時的に活性が劣化するという問題があった。 本発明者らは、既にこれらの改善方法として種々の発明
を出願しているが、排ガス中に窒素酸化物あるいは低級
脂肪酸などの酸性物質が含有する場合、これらの方法に
よっても、この問題を充分に解決することが出来ないこ
とを見出した。尚、これら窒素酸化物は、無声放電など
のオゾンの発生方式において、空気を原料とした場合に
、不可避的に発生する。また低級脂肪酸は動物の汗ある
いはアルコール、アルデヒド類のオゾン酸化により発生
する。本発明はこれらの問題を解決するためになされた
ものであって、その目的とするところは、排ガス中に窒
素酸化物や低級脂肪酸などの酸性物質が存在する場合に
おいても、オゾン分解活性に低下が見られない方法を提
供することにある。ところで、オゾン分解触媒の活性低
下の原因の主な原因について既に本発明者らが提案して
いる。それはオゾン分子の気相バルクへの脱離が触媒種
および反応条件によってオゾン分解反応に追随できず、
触媒中に酸素が蓄積するため反応生成系のバランスが崩
れることによるものである。オゾン分解において、入口
オゾン濃度(ppm)と面積速度との積(以下、「CA
」という)が小さい穏やかな反応条件でオゾン分解がな
される場合は、触媒の劣化も通常殆ど生じないが、CA
が30以上である苛酷な条件の場合は、性能劣化が激し
く起こる触媒が多いのはこうした例を示すものである。 しかし活性低下はこれによるばかりでなく、ガス中の共
存成分の影響を大きく受けることが明らかになった。と
りわけ窒素酸化物や低級脂肪酸などの酸性物質が共存す
る場合、その濃度が微量の場合においてもそれがオゾン
分解触媒に吸着され、場合によっては亜硝酸塩あるいは
硝酸塩もしくは低級脂肪酸塩などを生成するため活性点
阻害もしくは活性点破壊が生ずるため活性が経時的に変
化することが明らかになった。本発明は、かかる知見に
基づきなされたものであってその目的は、窒素酸化物あ
るいは低級脂肪酸などの酸性物質の共存下においてもオ
ゾン分解性能が低下しない方法を提供することにある。
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るオゾン分解用触媒は、Mn,Fe,Co
Ni,Cu,Agの硫酸塩から選ばれる少なくとも1種
以上から構成されることを特徴としている。これらの触
媒成分は公知の担体であるアルミナ、チタニア、シリカ
ーチタニア、シリカ、ゼオライトなどに担持してもよい
。とりわけ、耐酸性に優れたチタニア、シリカーチタニ
ア、シリカ、ジルコニア、ゼオライト担体に担持するこ
とによって長時間オゾン分解活性を維持することができ
る。また触媒成分の担持率は通常0.1〜50wt%で
ある。0.1wt%以下では充分なオゾン分解能が得ら
れず50%以上では、細孔閉塞などによってオゾン分解
能が低下するからである。本発明に係る触媒の形状は特
に限定されず、例えばハニカム状、ペレット状、円柱状
、板状、パイプ状等、種々の形状のものを用いることが
できる。触媒は、含浸法、混練法、共沈法、沈殿法、酸
化物混合法等の既知の製法を適宜選択して製造すること
が出来る。触媒の製造においては、触媒に賦形性を与え
るために成形助剤を添加したり、機械強度等を向上させ
るために無機繊維等の補強剤、有機バインダー等を適宜
添加したりしてもよい。オゾン分解の際の反応温度は、
0〜40℃が好ましく、10〜30℃がより好ましい。 0℃未満の場合、反応速度が遅くなるからであり、40
℃を越えた場合、新たに昇温のための熱エネルギーを必
要とし不経済であるからである。しかし、ガス温度が4
0℃以上の場合これらの触媒を用いることができるのは
当然である。また、触媒と反応ガスとの接触は、5〜7
0の面積速度(AV;area  velocity)
で行うことが好ましい。これは、面積速度が5未満であ
ると触媒が多く必要になるからであり、面積速度が70
を越えると効率が低く所定の分解率が得られないからで
ある。ここで、面積速度とは、空間速度(1/Hr)を
単位容積当たりのガス接触面積(m2/m3)で除去し
た値である。
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。但し本発明は、下記の実施例に限定されるもので
はない。 A.触媒の調製 実施例1 比表面積92m2/gのアナタース型酸化チタン70g
に水を70gとガラスビーズを加えて30分間撹拌混合
しスラリーとした。このスラリーを空隙率81%、ピッ
チ4.0mmのセラミックファイバー製のコルゲート状
ハニカムに含浸させて、TiO2を担持率100%で担
持した。これに硫酸マンガン(MnSO4)10.5g
を21gの水に溶解した溶液中に浸漬し、MnSO4/
TiO2触媒(担持率15%)を得た。 実施例2 実施例1において、MnSO4にかえて、FeSO4と
する以外は、実施例1と同様にしてFeSO4/TiO
2(担持率15%)を得た。 実施例3 実施例1において、MnSO4にかえて、NiSO4と
する以外は、実施例1と同様にしてNiSO4/TiO
2(担持率16%)を得た。 実施例4 実施例1において、MnSO4にかえて、CuSO4と
する以外は、実施例1と同様にしてCuSO4/TiO
2(担持率15%)を得た。 実施例5 実施例1において、MnSO4にかえて、CoSO4と
する以外は、実施例1と同様にしてCoSO4/TiO
2(担持率18%)を得た。 実施例6 実施例1において、MnSO4にかえて、Ag2SO4
、水21gにかえて1N−H2SO421gとする以外
は、実施例1と同様にしてAg2SO4/TiO2(担
持率18%)を得た。 実施例7 実施例1において、TiO2にかえて、比表面積が14
8m2/gであるTiO2−SiO2(SiO2の含有
率20wt%)とする以外は、実施例1と同様にしてM
nSO4/TiO2−SiO2(担持率13%)を得た
。 実施例8 実施例1において、TiO2にかえて、比表面積が27
5m2/gである日本化学製酸型モルデナイト(HM−
23)とする以外は、実施例1と同様にしてMnSO4
/酸型モルデナイト(担持率19%)を得た。 実施例9 実施例1において、MnSO410.5gにかえて、M
nSO47.5g、FeSO43.0gとする以外は、
実施例1と同様にしてMnSO4−FeSO4/TiO
2(担持率15%)を得た。 実施例10 実施例1において、Ag2SO410.5gにかえて、
MnSO49.5g、Ag2SO41.0gとする以外
は、実施例1と同様にしてMnSO4−Ag2SO4/
TiO2(担持率16%)を得た。 実施例11 実施例10において、MnSO49.5gにかえて、F
eSO49.5gとする以外は、実施例10と同様にし
てFeSO4−Ag2SO4/TiO2(担持率18%
)を得た。 実施例12 実施例1において、MnSO410.5gにかえて、M
nSO431gとする以外は、実施例1と同様にしてM
nO2/TiO2(担持率45%)を得た。 実施例13実施例1において、MnSO410.5gに
かえて、MnSO41.1gとする 以外は実施例1と同様にしてMnSO4/TiO2(担
持率1.8%)を得た。 比較例1 比表面積67m2/gのMnO2100gに水とガラス
ビーズを加えて30分間撹拌し、スラリーを得た。この
スラリーを空隙率81%、ピッチ4.0mmのセラミッ
クファイバー製のコルゲート状ハニカムに含浸させて、
MnO2担持触媒を得た。(担持率104%)比較例2 比較例1において、MnO2にかえて、比表面積127
m2/gのNiOを100gとすること以外は比較例1
と同様にして、NiOを担持率100%で担持した触媒
を得た。 比較例3 比較例1において、MnO2にかえて、比表面積63m
2/gのFe2O3を100gとすること以外は比較例
1と同様にして、Fe2O3を担持率98%で担持した
触媒を得た。
【参考例】比表面積48m2/gのMnO230gと、
四塩化チタンとシリンゾルとの混合物(TiO2:Si
O2が1:1)70gとを撹拌混合しつつ、アンモニア
ガスを吹き込んで中和反応を行い、スラリー状の沈殿物
を生成させた。得られた沈殿物を充分に水洗した後、温
度500℃で3時間焼成、粉砕して比表面積162m2
/gのMnO2−TiO2−SiO2パウダーを得た。 以後、実施例1と同様にして、SiO2−MnO2−T
iO2(重量比35:30:35)を担持率99%で担
持した三元触媒を得た。 B.触媒活性試験 NOx及び低級脂肪酸含有ガス耐久試験上記実施例1〜
13、比較例1〜3及び参考例で得た触媒について、第
1図にそのフローシートを示すような試験装置を用いて
、下記反応条件で触媒活性試験を行った。図において、
(1)はオゾン発生器であり、該オゾンを発生させ、窒
素酸化物あるいは低級脂肪酸(実験においては酪酸を用
いた。)はNO−N2ガスあるいは低級脂肪酸−N2ガ
スをNOxあるいは低級脂肪酸が所定濃度となる様にオ
ゾン発生器後流に加えた。このオゾン及び窒素酸化物及
び低級脂肪酸を含有するエアーを触媒層(2)に導く。 オゾン分解率(%)は、オゾン分析計(3)にて測定さ
れる触媒層(2)の入口及び出口のおけるオゾン濃度値
より次式を用いて算出される。 (反応条件) SV:100,000Hr1 入口オゾン濃度:10ppm 入口NOx濃度:1ppm 入口酪酸濃度:1ppm 反応温度:20℃ この反応条件下において、初期、1時間後経過、10時
間経過後、100時間経過後の各オゾン分解率を測定し
、各触媒の劣化を調べた。結果を表−1に示す。 上記表より明らかなように、実施例1〜13で得たいず
れの触媒も、比較例1〜3及び参考例で得た触媒に比べ
てNOxおよび低級脂肪酸共存下で高い耐久性を有して
いる。以上の試験結果より、本発明方法による触媒は、
高いオゾン分解性能を有するとともにNOxおよびもし
くは低級脂肪酸共存下での高い耐久性を有するものであ
る。
【発明の効果】本発明に係るオゾン分解触媒は、オゾン
を効率良く除去することができる優れた効果を有する。
【図面の簡単の説明】
第1図は触媒活性試験のフローシートである。 (1)………オゾン発生器 (2)………触媒層 (3)………オゾン分析計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Agの硫酸塩から選ば
    れる少なくとも1種以上から構成されることを特徴とす
    るオゾン分解用触媒。
JP2418392A 1990-12-25 1990-12-25 オゾン分解用触媒 Pending JPH04222631A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007144341A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気浄化装置
CN102284301A (zh) * 2010-06-18 2011-12-21 上海牛翼新能源科技有限公司 冷触媒室温稳定去除臭氧
CN112473728A (zh) * 2020-11-23 2021-03-12 浙江大学 一种高效耐湿臭氧分解催化剂及其制备方法和应用

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