JPH04220981A - ブラシ接点用スペーサーの製造方法 - Google Patents

ブラシ接点用スペーサーの製造方法

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Publication number
JPH04220981A
JPH04220981A JP41326390A JP41326390A JPH04220981A JP H04220981 A JPH04220981 A JP H04220981A JP 41326390 A JP41326390 A JP 41326390A JP 41326390 A JP41326390 A JP 41326390A JP H04220981 A JPH04220981 A JP H04220981A
Authority
JP
Japan
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spacer
holes
projection
punched
brush contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP41326390A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Ochi
越智 秀和
Kazuo Kikawa
和雄 木川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tanaka Kikinzoku Kogyo KK filed Critical Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブラシ接点用スペーサー
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラシ接点は、図3に示す如く多数の極
細の線材を並列に整束した線束1を順送りして一定間隔
にプロジェクション2を有するスペーサー3を直角方向
から供給してプロジェクション溶接し、スペーサー3を
線束1の一側方でカットした後、線束1をスペーサー3
の後側で順次カットし、このスペーサー3付線束1を図
4に示す如く台材4を溶接して作っている。
【0003】このブラシ接点は、スペーサー3付線束1
を単品にして台材4に溶接して作っている為、製作能率
が低く、量産に不向きであった。
【0004】スペーサー3付線束1を単品にしないで作
る為のスペーサーとして、図5及び図6のA部に示す帯
材5を順送りして一定間隔にプロジェクション6を下面
からパンチ成形し、次にプロジェクション6の位置で図
5及び図6のB部に示す如く帯材5の左右両側部にパイ
ロット穴7を打抜き、次いでプロジェクション6間に図
5及び図6のC部に示す如く矩形の穴8を打抜いた帯状
のスペーサー9があり、この帯状のスペーサー9のプロ
ジェクション6に、図7に示す如く多数の極細の線材を
並列に整束した線束1を順次溶接することにより、帯状
のスペーサー9付線束1を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の帯状
のスペーサー9のプロジェクション6は下面からパンチ
により突き上げられて成形される為、図8に示す如く上
方に膨らむ反りが出やすく、これに線束1を溶接すると
、溶接が不安定となった。
【0006】そこで本発明は、線束の溶接を安定させる
ことができ、且つ線束の溶接強度を高くできるブラシ接
点用スペーサーの製造方法を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のブラシ接点用スペーサーの製造方法は、帯材
を順送りして一定間隔に所要形状の孔をプレス抜きし、
次にその孔間の棧の中央上面に該棧と平行にプロジェク
ションをプレス成形してその周りを圧潰し、次いで帯材
の左右両側部にパイロット穴をプレス抜きし、然る後プ
ロジェクションの周りの圧潰による膨出部をプレス抜き
することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上述の如く本発明のブラシ接点用スペーサーの
製造方法では、プロジェクションの成形前に、一定間隔
に所要形状の孔をプレス抜きするので、プロジェクショ
ンのプレス成形による周りの圧潰部分は前記孔の内側に
膨出し、帯材の長手方向への材料のピッチ伸びが防止さ
れる。また前述の如くプロジェクションがプレス成形さ
れるので、頂部が上方に膨らむ反りがなく平坦で、寸法
精度が高く、且つ厚さの厚いプロジェクションが得られ
、従って後に行われる極細の線材を並列に整束した線束
の溶接が安定し、溶接強度が高いものとなる。
【0009】
【実施例】本発明のブラシ接点用スペーサーの製造方法
の一実施例を図によって説明すると、図1及び図2のA
部に示す幅16mm、厚さ0.14mmのCu−Ni3
0%より成る帯材5′を順送りして4.6mm間隔に、
縦2.6mm、横2.5mmの矩形の孔10を二列プレ
ス抜きし、次に棧11の左右両外側位置に図1及び図2
のB部に示す如く幅0.5mm、長さ2mm、の穴13
をプレス抜きして次工程による材料の伸びを緩和するよ
うにし、次いでその孔10間の棧11の中央上面に該棧
11と平行に図1及び図2のC部に示す如く長さ2.1
mm、高さ0.05mm、0.1mmRの断面円弧状の
プロジェクション12をプレス成形してその周りを厚さ
0.1mmに圧潰し、次いで帯材5′の左右両側部の外
形を図1及び図2のD部に示す如くプレス抜きして幅1
4mmの帯材にし、且つ直径2mmのパイロット穴14
を孔10の左右両外側位置でプレス抜きし、然る後プロ
ジェクション12の周りの圧潰による膨出部15を図1
及び図2のE部に示す如くプレス抜きして、帯状のブラ
シ接点用スペーサー16を得た。
【0010】一方、従来例として図5及び図6のA部に
示す幅16mm、厚さ0.14mmのCu−Ni30%
より成る帯材5を順送りして4.6mm間隔に、長さ2
.1mm、高さ0.05mm、0.1Rの断面円弧状の
プロジェクション6を下面からパンチ成形し、次に図5
及び図6のB部に示す如く帯材5の左右両側部に直径2
mmのパイロット穴7を打抜き、次いでプロジェクショ
ン6間に図5及び図6のC部に示す如く縦3.6mm、
横2.4mmの矩形の穴8を打ち抜いて帯状のスペーサ
ー9を得た。
【0011】こうして得た実施例のスペーサー16と従
来例のスペーサー9のプロジェクション12と6の平坦
度を測定した処、実施例のスペーサー16はプロジェク
ション12の高低差が殆んどなく、略平坦であったのに
対し、従来例のスペーサー9はプロジェクション12が
上方に円弧状に脹らみ、高低差が最大0.006mm、
最低0.002mmであった。
【0012】そしてこの実施例のスペーサー16と従来
例のスペーサー9に、Ag30%−Pd35%−Cu1
4%−Au10%−Pt10%−Zn1%よりなる直径
φ0.1mmの線材を4本並列に整束した線束をプロジ
ェクション12、6の位置で抵抗溶接した処、従来例の
スペーサー6に於いては、線束の溶接強度が平均値=2
80g、R=60gと低く且つばらつきが大きくて不安
定であったのに対し、実施例のスペーサー16に於いて
は、線束の溶接強度が平均値=295g、R=35gと
高く且つばらつきが小さくて安定していた。これはひと
えに実施例のスペーサー16のプロジェクション12の
頂部が平坦で、寸法精度が高いからに他ならない。
【0013】
【発明の効果】以上の通り本発明のブラシ接点用スペー
サーの製造方法によれば、帯材の長手方向への材料のピ
ッチ伸びが防止され、頂部が平坦で寸法精度が高いプロ
ジェクションが成形され、従って後で行われる極細の線
材を並列に整束した線束の溶接が安定し、溶接強度が高
いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラシ接点用スペーサーの製造方法の
一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】ブラシ接点の従来の製造方法を示す図である。
【図4】ブラシ接点の従来の製造方法を示す図である。
【図5】従来の帯状のスペーサーの製造方法を示す図で
ある。
【図6】図5のY−Y線断面図である。
【図7】従来の帯状のスペーサーに線束を溶接して得た
帯状のスペーサー付線束を示す平面図である。
【図8】図5におけるZ−Z線断面拡大図である。
【符号の説明】
5′  帯材 10  孔 11  棧 12  プロジェクション 14  パイロット穴 15  膨出部 16  ブラシ接点用スペーサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  帯材を順送りして一定間隔に所要形状
    の孔をプレス抜きし、次のその孔間の棧の中央上面に該
    棧と平行にプロジェクションをプレス成形してその周り
    を圧潰し、次いで帯材の左右両側部にパイロット穴をプ
    レス抜きし、然る後プロジェクションの周りの圧潰によ
    る膨出部をプレス抜きすることを特徴とするブラシ接点
    用スペーサーの製造方法。
JP41326390A 1990-12-22 1990-12-22 ブラシ接点用スペーサーの製造方法 Pending JPH04220981A (ja)

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JPH04220981A true JPH04220981A (ja) 1992-08-11

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ID=18521941

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JP41326390A Pending JPH04220981A (ja) 1990-12-22 1990-12-22 ブラシ接点用スペーサーの製造方法

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