JPH04218372A - 生化学的活性物質用の担体 - Google Patents

生化学的活性物質用の担体

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JPH04218372A
JPH04218372A JP3072584A JP7258491A JPH04218372A JP H04218372 A JPH04218372 A JP H04218372A JP 3072584 A JP3072584 A JP 3072584A JP 7258491 A JP7258491 A JP 7258491A JP H04218372 A JPH04218372 A JP H04218372A
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JP
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column
carrier
buffer
protein
polyimide
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JP3072584A
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English (en)
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John J Hogan
ジヨン・ジエイムズ・ホーガン
Alexander Kopatsis
アレクサンダー・コパトシス
Lorenzo F Pelosi
ロレンゾ・フレツド・ペロシ
Patrick T Shannon
パトリツク・トマス・シヤノン
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EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54313Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals the carrier being characterised by its particulate form

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の技術分野】セルロース、アガロース、合成重
合体等の担体上に固定化されている酵素、補酵素、酵素
阻害剤、ホルモン、抗原、抗体、蛋白質、DNA、RN
A等のような生化学的に活性な物質は、他の生化学的に
活性な物質の分離、精製及び形質転換において使用され
る。かような担体に要求される性質は下記:(1)担体
は単位重量の担体上に大量の所与の生化学的に活性な物
質を容易に固定化又は不動化することができなければな
らない;(2)担体は生体適合性であり、滅菌可能でな
ければならない;(3)担体は結合能力の損失を最少と
して多数回循環使用できるように、充分な機械的強度及
び安定性を持たなければならない;(4)担体に結合し
ている間の生化学的に活性な物質の活性は良好でなけれ
ばならない;(5)使用の際に生化学的に活性な物質に
より保持又は捕捉されている物質は、再使用のために生
化学的に活性な物質を直ちに利用できるように容易に分
離可能でなければならない;及び(6)担体は前述の性
質を有すると同時に、低い圧力低下で流速を速くして処
理される液体を流すことができる形態でなければならな
い;の点を含んでいる。生化学的に活性な物質を固定化
するために使用される慣用の担体の場合は、前述の要求
が充分に満足されてはいない。
【0002】ポリイミドは電子的及び電気的装置、即ち
、半導体、高温はんだ付けマスク及び多層回路の接合に
おける保護的被覆として有用であると認められている、
電子工学の分野で広い用途を見出している。重合体技術
においては、ジ酸無水物及びジアミンの重縮合によりポ
リアミン酸をつくり、次いでポリイミドまで脱水する、
全部が芳香族であるポリイミドを製造すること[エドワ
ーズ(Edwards)米国特許第3,179,634
号]が既知である。フライド(Fryd)の米国特許第
4,588,804号は非プロトン溶剤に可溶なポリイ
ミド組成物を開示している。ゲスラー(Gessler
)のドイツ特許第3,523,615号はその表面がガ
ンマ−グロブリンで被覆されているポリイミド被覆物質
の使用を開示している。ウィンバーグ(Wyn−ber
g)の国際特許86/03840は熱化学的発光免疫分
析における免疫試薬担体としてポリイミド[ピロメリッ
ト酸及びビス(4−アミノフェニル)オキシドから製造
された]の使用を開示している。
【0003】
【本発明の総括】本発明は溶剤中のポリイミドの溶液を
液状凝固媒体と混合し、そして沈澱した粒子状担体を収
集することを含んで成る、処理剤を固定化できる粒子状
担体の製造を対象としている。
【0004】更に本発明によって少なくとも粒子の50
重量%はその最長寸法が50ないし500ミクロンであ
り、約5ないし600m2/gmの表面積を有するポリ
イミドの粒子状担体が提供される。
【0005】本発明の他の態様においては、処理剤を5
ないし9.5の範囲のpHで本発明の担体と接触させる
ことを含んで成る、処理剤を固定化する方法が提供され
る。又本発明によって、その上に固定化された処理剤を
有する粒子状担体が提供される。
【0006】本発明の他の態様は、固定化された処理剤
を有する本発明の担体と液体を接触させることによって
、液体から生化学的に活性な物質を除去するための方法
である。
【0007】本発明の他の態様は、カラムから空気を排
気し、カラムに緩衝液を充填し、緩衝液を充填したカラ
ム中に担体と緩衝液の混合物を注入する工程によりカラ
ムに緩衝液を充填する方法において、混合物と同時にカ
ラム中に緩衝液流を導入する際に粒子を撹拌するために
カラムを振動させる改良方法である。
【0008】
【本発明の詳述】生化学的に活性な物質の重要な用途は
、体液の体外処理において体液中に存在する他の生化学
的に活性な物質を分離、除去又は他の方法で変性(mo
dify)することである。この処理は患者からの体液
の抜取りを含むものである。体液は生化学的に活性な物
質と接触して反応、即ち除去することが要求される体液
の成分との間に複合化反応を起こし、そして次いで処理
された体液が患者に返還される。生化学的に活性な他の
物質を除去又は変性するために使用される生化学的に活
性な物質は、以後本文では“処理剤(treating
 agent)”と称される。この操作は一般に長期間
に亙って連続的に行われる。生化学的に活性な物質と複
合した処理剤は次いで洗浄されて生化学的に活性な物質
が取り除かれ、更に再使用するために処理剤を再生する
ことができる。
【0009】処理剤の効率的な使用を達成するために、
処理剤を担体上に支持することは技術的に普通であり、
その中数種類は従来から既知である。担体は活性、即ち
生化学的に活性な物質と複合する能力が余分に減少する
ことなく、処理剤を固定化することが可能でなければな
らない。使用後は、処理剤は生化学的に活性な物質と複
合する能力を殆ど減ずることなく、容易に再生及び再使
用が可能でなければならない。使用の際の濾過特性は患
者の処置時間を最少に保つことができるように、低い圧
力低下で速い貫流(flow through)速度が
可能であるようなものでなければならない。
【0010】本発明により処理剤が固定化できるポリイ
ミド粒子状担体が提供される。担体はその最長寸法が5
0ないし500ミクロンであり、約5ないし600m2
/gmの表面積を有する。本発明の担体はガンマ−線滅
菌可能であり、血液適合性がある。
【0011】本文で使用される“ポリイミド”という用
語は、ポリアミド酸の対応するポリイミドへの熱的又は
化学的イミド化における副反応として形成される任意の
イソイミドをも含むことを意図している。本発明の目的
に適当なポリイミドの一部類はフライドによる米国特許
第4,588,804号に記載されており、該特許を参
照し、参考とされたい。
【0012】本発明によれば、かような担体を得る一方
法はポリイミド溶液を液状凝固媒体と混合することによ
りポリイミドの凝固及びそれのフィブリド粒子としての
沈澱を起こすことである。“フィブリド”という用語の
記載はモーガン(Morgan)の米国特許第2,99
9,788号に見出すことができ、参照して参考とされ
たい。ポリイミド溶液は適当な溶剤に溶解した任意のポ
リイミドを包含する。便宜的には約5ないし30重量%
のポリイミド濃度を有する溶液が有用である。
【0013】ポリイミド溶液の形成のための適当な溶剤
媒体の例は、N−メチルピロリドン、ジメチルアセトア
ミド、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド及
びメタクレゾールを含む。
【0014】ポリイミド溶液は液状凝固媒体と激しく、
好適にはワーリング・ブレンダー(Waring bl
ender)又は良好な混合を付与する他の混合機を使
用して混合される。任意の種類の凝固媒体が使用できる
;しかし、処理剤を固定化する担体の表面積及び能力は
、凝固剤が異なると異なることに留意されたい。適当な
凝固剤の例はメタノール、水、ジメチルスルホキシド又
はそれらの混合物を含む。得られる生成物はその最長寸
法が50ないし500ミクロンであり、約5ないし60
0m2/gmの表面積を有するフィブリド状粒子である
【0015】本発明により提供される担体は蛋白質、抗
体のような各種の処理剤又はアミラーゼ、トリプシン、
キモトリプシン、アミノアシラーゼ、ガラクトシダーゼ
、インベルターゼ、ペクチナーゼ、L−アスパラギナー
ゼ、グルコースオキシダーゼ、ウレアーゼ及びセルラー
ゼ等のような酵素を固定化するために使用できる。かよ
うな固定化された処理剤は例えば食品工業、製薬工業又
は臨床試験における反応触媒として、又は液体、例えば
血液の血漿中の生化学的に活性な物質の分離及び精製の
ための吸収材料として使用することができる。
【0016】担体上への処理剤の固定又は不動化は、プ
ロテインAのような処理剤と共に本発明の粒子状担体を
5ないし9.5の範囲のpHの水溶液中で混合すること
により一工程で達成することができる。粒子状担体上へ
の処理剤の固定化は、共有結合機構又は極性及び非−極
性結合機構の組み合わせのいずれかによって行われると
考えられる。
【0017】本発明の固定化された処理剤を担持したポ
リイミド粒子は、適当な処理剤を担持する本発明の担体
と液体を接触させることにより、液体から生化学的に活
性な物質を除去するために使用することができる。便宜
上、固定化した処理剤を有する担体をカラムに充填し、
処理すべき生化学的に活性な物質を有する液体をカラム
に通すことができる。
【0018】本発明者等は低い圧力低下及びプラグ流れ
を示す流動特性を有するカラムを得るために、固定化さ
れた処理剤を担持し又は担持しない本発明の担体をカラ
ム中に充填する方法を発見した。本文で使用される“カ
ラム”という用語は本発明の粒子状担体を閉じ込める任
意の適当な手段を含むことを意図している。本発明の方
法によって充填されたカラムは、血液の血漿のような液
体中の生化学的に活性な物質を除去又は変性するための
方法において有用である。
【0019】本発明によりカラムから空気を排気し、カ
ラムに緩衝液を充填し、緩衝液を充填したカラム中に担
体と緩衝液の混合物を注入する工程によりカラムに緩衝
液を充填する方法において、混合物と同時に緩衝液流を
導入する際にカラムを振動させる、カラムに担体を充填
する改良方法が提供される。粒子により置換された緩衝
液はカラムから円滑に流出する。
【0020】本発明の改良方法においては、粒子を充填
し始める時に粒子の最適な位置調整に役立つように粒子
に追加的な動きを付与するために、緩衝液の流れが粒子
−緩衝液混合物と同時にカラム中に導入される。液体と
置き換わる際に粒子が移動して最も効率的な充填に落ち
着くように、粒子に振動を与えるためにカラムは振動さ
れる。粒子の形状及び寸法及び選択されたカラムに依存
して、合理的な振動数と振幅の組み合わせが選択される
。5000Hz以下の振動数が実証された。
【0021】このようにして充填されたカラムは各種の
液体、例えば血液の血漿の処理の場合に有用な優れた流
動的性能を呈する。本発明によるカラム充填方法は25
0mm以下の圧力低下及び0.01以下のペクレット(
Peclet)数を有する。
【0022】体液の体外処理の簡単な構成が図1に略図
的に示されている。図には患者10からの血液のような
、処理すべき液体物質の導入のための送込管15が示さ
れている。血液は送込管15を経て血漿分離機20に流
れる。血液の細胞成分は管25を経て患者に戻され、及
び処理すべき血漿はカラム35に通ずる管30を通って
出る。血漿は適当な固定化された処理剤を担持する本発
明の担体を収容するカラム35の本体を通って流れる。 カラム35を通って流れて、処理された血漿は管40を
通過して流出し、患者10に返還される。流速及び圧力
の増大は、処理される液体がカラムを通る時に適当な場
所に設置されたゲージで測定される。許容し得る操作に
対し、カラム通過時の圧力低下は250mmHg以下で
あり、及び好適には100mmHg以下である。
【0023】
【試験方法】表面積の測定:硬質の重合体の表面積はブ
ルナウアー(Brunauer)−エメット(Emme
t)−テーラー(Teller)(BET)法により測
定される。BET法は試料が気体の凝縮温度(77゜K
)に近い温度に保たれている間に、試料の表面上への気
体(N2)の単分子層の吸着を基礎としている。
【0024】排気した試料を含む管球を液体N2に浸漬
し、一定量のN2ガスを試料と接触させる。一連の増圧
下の各圧力において吸着された量を測定する。これらの
データから試料上のN2の単分子層の形成に対応するガ
スの容積が推定され、そして窒素の既知の分子の面積か
ら試料の比表面積が計算される。
【0025】文献:S.J.グレッグ(Gregg)及
びK.S.W.シング(Sing)、吸着、表面積及び
空隙率(Adsorption, Surface A
rea and Porosity)、第2版、アカデ
ミック・プレス(Aca−demic Press)、
NY  1982、42頁蛋白質濃度の測定:750n
mの吸収を用いるローリー(Lowry)の蛋白質分析
法、及び280nmの紫外線吸収法は蛋白質濃度の測定
に最も広く使用されている二方法である。未知試料の蛋
白質濃度を測定するためには、各蛋白質に対する検量線
が使用される。本文で記載される総ての吸収は、自動試
料採取器を付属したミルトン・ロイ(Mil−ton 
Roy)社、キング・オブ・プロシャ(King of
 Prussia)、PA、スペクトロニック(Spe
ctronic)1201UV/可視分光光度計で測定
された。
【0026】使用されたローリー蛋白質分析法はシグマ
・ケミカル(Sigma Chemical)社、セン
トルイス、MO、製造のキット(キットP−5656)
の形態で商業的に市販されている。ローリー分析法は未
知の蛋白質溶液の可溶性部分について直接行われた。
【0027】牛血清アルブミン(BSA)及びプロテイ
ンA濃度の検量線は750nmで重複する。プロテイン
Aの分析においては、プロテインAの濃度を測定する必
要がある時はいつもBSAの検量線が使用された。
【0028】プロテインAの検量曲線はローリー・キッ
ト中で供給されるBSAを、指示されたように適当に希
釈することにより測定された。濃度を確認するために適
当な待ち時間後に750nmで吸光度を測定した。各測
定の間にセルを洗浄するために水を用いた。データをプ
ロットし、そしてこの濃度曲線から未知の蛋白質濃度を
測定した。
【0029】ヒトIgG[カッペル−オルガン・テクニ
カ(CAPPEL−organ Teknika)社、
マルバーン(Malvern)、PA]の検量線はBS
Aと同様な方法で測定された。即ち、IgGの各濃度を
上記のBSAのローリー法のようにして調製し、280
nmにおけるUV吸収並びに750nmにおける吸光度
により検量線を測定した。
【0030】計算された結合比 本文で使用されるような結合比は溶離したIgGの重量
(プロテインA−Ig G複合体が下記の実施例に記載されるようにクエン酸緩
衝液で分裂した時)を固定化されたプロテインAの重量
により除した値である。
【0031】下記の実施例は本発明を例示するものであ
る。総ての%は特に指摘しない限り重量を基準としてい
る。
【0032】
【実施例1】担体の製造 可溶性ポリイミドは1986年5月発行のM.フライド
(Fryd)の米国特許第4,588,804号に記載
された一般的方法に従って製造された。更に詳細に述べ
れば、本実施例の可溶性ポリイミドは下記の方法により
製造されたポリアミド−酸溶液を経て製造された:ポリ
アミド−酸の製造 ポリアミド−酸はN−メチルピロリドン(NMP)に溶
解した4,4’−スルホンジアニリン及び4,4’−オ
キシジアニリンの溶液に2,2−ビス(3,4−ベンゼ
ンジカルボン酸無水物)ペルフルオロプロパンを徐々に
添加することにより製造された。総ての化学薬品は反応
性ジアミンの50/50モル%混合物を用いて、化学量
論的な比率で使用した。溶液を室温で2時間撹拌してポ
リアミド−酸を形成させた。
【0033】ポリアミド−酸の加熱イミド化キシレンを
添加し、反応溶液を180℃に4時間加熱して重合体を
イミド化し、そして水を除去した。NMP中に20重量
%の可溶性ポリイミドを含む反応溶液を室温に冷却した
【0034】担体の製造 上記のように製造されたN−メチルピロリドンに溶解し
た可溶性ポリイミドの溶液を10重量%に希釈し、その
200mlをワーリング・ブレンダー中で2分間に亙り
750mlの凝固剤(メタノール)に徐々に添加するこ
とにより、表面積の大きい粒子状担体が得られた。凝固
した粒子を濾過し、次いでブレンダー中で約750ml
の蒸留水で2ないし3回洗浄した。粒子を単離し、真空
中で一夜90℃で乾燥した。凝集物があればそれを破壊
するために乾燥粒子をモルタル中で粉砕した。窒素吸着
法により測定された表面積は約110m2/gであった
。粒径は測定しなかったが、少なくとも50重量%はそ
の最長寸法が50ないし500ミクロンの間であると見
積もられた。
【0035】プロテインAの固定化 担体への処理剤、プロテインA[バイオケミカルズ(B
iochemicals)社、サンジエゴ(San D
iego)、CA、カルバイオケム(CALBIOCH
EM)商標の組換体、E.coli]の固定化は、担体
と接触している溶液からのプロテインAの消滅の測定に
よって決定された。固定化されたプロテインAの量は、
上記のようなローリー蛋白質分析法のBSA検量線によ
り測定されたプロテインAの出発濃度及び最終濃度の間
の差である。
【0036】風袋を秤量した内径15mm×長さ10c
mのライニン(Rainin)カラムに、上記のように
して製造された0.53g(乾燥量)のポリイミド粒子
を添加した。溶離して次ぎの蛋白質分析を妨害する恐れ
のある可溶性の表面汚染物を除去するために、粒子の洗
浄を極めて充分に行った。粒子を最初に約30mlのメ
タノールで洗浄し、次いで30mlの0.1Mクエン酸
緩衝液(pH=2.3)、次いで30mlの蒸留水及び
最後に30mlの0.1M燐酸塩緩衝液(pH=8.3
)で洗浄した。過剰の燐酸塩緩衝液をカラムから水切り
し、湿潤した粒子の重量を測定した。保持された燐酸塩
緩衝液の重量は添加されたプロテインA溶液に及ぼす希
釈効果を計算するのに使用された。燐酸塩緩衝液中の既
知の濃度(約5mg/ml)の秤量されたプロテインA
溶液(約12.9g)を湿潤したポリイミド粒子に添加
した。混合物を室温で24時間穏やかに回転した。ロー
リー蛋白質分析を行うために混合物から24時間目に一
対のアリコートを重複して取り出した。プロテインAを
含む粒子を5mlの燐酸塩緩衝液で6回、次いで5ml
のクエン酸緩衝液で6回洗浄した。これらの洗浄は、下
記に述べるプロテインA活性の測定の際に使用される酸
性条件下で後で溶離するかもしれないプロテインAを溶
離させるために行われた。ローリー蛋白質分析法はプロ
テインAを総て計量するために総てのこれらの画分につ
いて行われた。ローリー分析法によれば、約44mgの
プロテインAが固定化された、即ち、24時間後に担体
1g当たり83mgのプロテインAが固定化されたこと
が示された。
【0037】最後に粒子を5mlの燐酸塩緩衝生理的食
塩水(PBS)pH=7.1で6回洗浄した。過剰のP
BSをカラムから水切りし、そして湿潤した固体を再測
定した。保持されたPBSの重量は、下記に述べるプロ
テインA活性の測定において添加されたIgG溶液に及
ぼす希釈効果を計算するために使用された。
【0038】プロテインAの活性 PBS中の既知濃度(約5mg/ml)の秤量されたヒ
ト免疫グロブリン(IgG)(カッペル−オルガン・テ
クニカ社、マルバーン、PA)の溶液(14.2g)を
、プロテインAが固定化されている湿潤担体に添加した
。混合物を室温で3時間回転した。IgG濃度を測定す
るためのローリー法及びUV蛋白質分析を行うために、
混合物から3時間目にアリコートを重複して取り出した
。遊離のIgGを除去するために、プロテインA−Ig
G複合体を含む担体を各回共5mlの緩衝液で6回洗浄
した。ローリー法及びUV分析はIgGを総て計量する
ために総てのこれらの画分について行われた。約63m
gのIgGが複合した、即ち3時間後に担体1g当たり
119mgのIgGが複合したことが示された。
【0039】次いで洗浄緩衝液のpHをクエン酸緩衝液
を用いてpH2.3まで下げてプロテインA−IgGを
分裂させた。各5mlの6画分を集め、ローリー法及び
UV分析法により分析した。約56mgのIgGが溶離
された。プロテインAの結合比は約1.2であると計算
された。
【0040】プロテインAの再使用 次いでプロテインA−担体を5mlのPBSで6回洗浄
した。これによりpHは7.1に戻り、そして上記のよ
うなIgG複合反応を更に行うようにプロテインA−担
体が反応性となった。結果は下記に列挙されている。
【0041】
【0042】
【実施例2】担体の製造 実施例1に記載されたように製造されたN−メチルピロ
リドンに溶解した10重量%の溶液60mlを、600
mlの凝固剤(メタノール)が含まれる標準的な1リッ
トルのワーリング・ブレンダーに、流量を36ml/分
に調節して添加することにより表面積の大きい粒子状担
体を製造した。これは夫々1対10の比率である。ブレ
ンダーの速度は、凝固剤中に渦巻きを起こす最低の速度
である20に設定された。製造された粒子を濾過し、4
リットルの凝固剤(メタノール)で3回、次いで水で洗
浄した。次いで直径2mmのノズルを通して流出する水
道水の噴流を用いて、粒子を逐次細かい目の篩[米国標
準試験用篩STME−11仕様、C.E.タイロ(Ty
lo)社、メキシコ]を重ねた層を通して広範囲に洗浄
した。徹底的に大きい篩に全通させた後、それを取り去
り、そして水流を次の細かさの篩に向けた。総ての粒子
が徹底的に篩別されるまで、これを継続した。
【0043】この粒子選別方法の結果、沈降した粒子の
容量%を基準として下記の粒径分布(微粉末を除いて)
が得られた:>500μm(25%)、300−500
μm(25%)、150−300μm(25%)、10
6−150μm(12%)及び38−106μm(12
%)。微粉末は10重量%よりも少ないと見積もられる
【0044】プロテインAの固定化 300−400μmの更に選別された粒径分布を有し、
58.3m2/gの表面積を有する約0.3gのポリイ
ミド粒子(乾燥重量)をカラムに加え、そして洗浄して
、プロテインAの固定化のための実施例1の方法を繰り
返した。
【0045】ローリー分析法によれば、約15.6mg
、即ち、担体1g当たり52mgのプロテインAが24
時間後に固定化された。
【0046】プロテインAの活性 ヒト免疫グロブリンを秤量して、湿潤した固定化された
プロテインA−担体に添加し、そしてプロテインAの活
性を実施例1の方法に記載されたようにして測定した。 約43mgのIgG(142mg/g担体)が3時間後
に複合した。
【0047】洗浄後約37mgのIgGを溶離した(1
24mg/g担体)。プロテインAの結合比は約2.4
であると計算された。
【0048】プロテインA再−使用 プロテイン−A担体を次いで30mlのPBSで洗浄し
た。これによりpHは7.1に戻り、そしてIgG複合
反応を更に行うようにプロテインA−担体が反応性とな
った。
【0049】                          
   溶離したIgG            結合比
          最初の再使用  42mg(14
0mg/g)    2.7
【0050】
【実施例3】担体の製造 担体の連続的製造方法 底部に入り口孔を備え、頂部に溢流孔を備えるように2
リットルのワーリング・ブレンダーを改造し、1.4リ
ットルの20%ジメチルスルホキシド(DMSO)−水
凝固溶液を充填した。迅速に撹拌されている凝固剤中に
、実施例1に記載された10%ポリイミド溶液を70m
l/分の流速で添加し、その間108ml/分の流速で
ブレンダーの底部孔中に新鮮なDMSO溶液を連続的に
ポンプ輸送した。ブレンダーの内容物の温度は、ブレン
ダーの周囲を包囲する水−冷式のコイルにより約50℃
に保たれた。
【0051】製造された粒子はブレンダーの頂部を出て
、4リットルの20%DMSO水溶液中に落下し、空気
撹拌機を用いて緩やかに撹拌された。粒子を濾過し、6
リットルのメタノールで3回30分間に亙って洗浄し、
次いで水で洗浄した。粒子は実施例2に記載されたよう
に篩を重ねた層を通して各種の粒径に分級された。 下記の粒径分布(微粉末を除いて)が得られた:>30
0μm(28%)、150−300μm(33%)、1
06−150μm(16%)及び53−106μm(2
3%)。
【0052】これは連続的工程方法であるが、担体の製
造は3時間後に終了した。約1.2kgの粒子状担体が
製造された。
【0053】プロテインAの固定化 上記のようにして製造された約5m2/gの表面積を有
する、106−150μmの粒径範囲を持った約1gの
ポリイミド粒子(乾燥重量)をカラムに添加し、そして
洗浄し、そして実施例1の方法を繰り返して行った。
【0054】ローリー分析法によれば、24時間後に約
9.4gのプロテインAが固定化された。
【0055】プロテインAの活性 ヒト免疫グロブリン(IgG)を秤量して、湿潤した固
定化されたプロテインA−担体に添加し、そしてプロテ
インAの活性を実施例1の方法に記載されたようにして
測定した。約28mgのIgGが3時間後にプロテイン
Aと複合体を形成した。
【0056】実施例1に記載されたように洗浄後、約2
8mgのIgGを溶離した(124mg/g担体)。プ
ロテインAの結合比は約2.9であると計算された。
【0057】プロテインAの再−使用 プロテイン−A担体を次いで30mlのPBSで洗浄し
た。これによりpHは7.1に戻り、そして他のIgG
複合反応が更に行えるようにプロテインA−担体が反応
性となった。
【0058】                          
   溶離したIgG    結合比        
  最初の再使用        26mg     
   2.7
【0059】
【実施例4】直径4cm×高さ5cmのポリカーボネー
トカラム(容積62ml)を、振動する頭部上に取り付
けたクランプに固定した。振動頭部の振動は可変振動数
励振源により調節された。その側面に入り口孔(カラム
の中心から1/2”伸びている、内径3/8”×外形1
/2”の管)を上に向けてカラムを取り付けた。カラム
の頂部及び底部に三方コックを装着した。一つの三方コ
ックはPBSを満たした離れた位置にある1リットルの
プラスチックの袋に連結した一定の長さの管に取り付け
られた。
【0060】他の三方コックは更に又別な或長さの管に
より普通の実験室用真空ポンプに連結している、2リッ
トルの真空フラスコに結合した一定の長さの真空の管に
接続させた。長さ1 1/2”、直径3/8”のシリコ
ーンの管材切断物を入り口孔の上方に配置し、血管鉗子
で締め付けた。 真空管路へのコックは開放されていた
【0061】真空ポンプを10分間運転し、0.1mm
Hgに等しい真空に排気した。次いでクランプをカラム
と真空フラスコの間の真空管路のフラスコの近くに配置
し、カラムを真空下に放置した。燐酸塩緩衝食塩水管路
へ通じるコックを開放し、カラムを空気の欠乏状態に保
ちながら、液体をカラムに満たした。カラムが完全にP
BSで満たされた時に、両方のコックを遮断した。真空
管路及び緩衝液への管路をカラムから取り去り、そして
その場所に一定の30”の長さの管を各コックに連結し
た。
【0062】液体を充填したカラムをまだ分離したまま
、3/4”の脚を有する直径51/2”のガラス濾斗を
入り口孔上のシリコン管に結合させ、入り口孔の上方に
直接取り付けて環状クランプで定位置に保持した。この
シリコン管上のクランプを取り外した。振動頭部を作動
させて、カラム上を100Hzの振動数で連続的に振動
させた。1/16”の直径の孔を有する長さ10”のス
テンレス鋼管をカラムの口から1/8”の点にある入り
口孔中に伸ばして、濾斗中に入れた。ステンレス鋼管を
PBSの容器に連結して、ステンレス鋼管を通じて70
ml/分の流速でカラム中にPBSをポンプ輸送した。
【0063】この装置に隣接して電磁的撹拌機により分
散された担体のスラリーを含むビーカーを置いた。スラ
リーは実施例3に記載されたようにして製造された20
gの担体及び約400mlのPBSから成っていた。
【0064】ステンレス鋼管からカラム中への流入が続
けられると、濾斗中の液の水位が上昇し始めた。水位が
頂部から1 1/2’に達した時に、担体スラリーの添
加を始めた。30mlの担体スラリーのアリコートが濾
斗の溜めに添加された。この点でカラムのいずれかの端
のコックを開くと、液体が振動するカラムから流れて担
体スラリーにより置き換えられた。担体が充填孔を経て
入る時には、担体はステンレス鋼管の流入及びカラムの
振動のために、渦巻き流束状態にあった。追加的な担体
が溜めに添加されるにつれて、担体は中心に向かって連
続的に充填しながら、カラムの各端にそれ自体で堆積し
た。充填循環操作の間を通じて、空気がカラム中に入る
ことを防止するために、液状スラリーの水位は一定に保
持された。カラムが満たされるまで担体は溜めに添加さ
れた。次いでコックを締め切り、ステンレス鋼管を取り
去り、振動装置を停止し、そして濾斗を取り去った。入
り口孔に栓を嵌め、その場所を密閉した。この充填循環
操作は約30分間以内に完了した。
【0065】流貫式(flow−through)伝導
度プローブ[レーザー・リサーチ・ラボラトリーズ(L
azar Research Laboratorie
s)社、ロサンジェルス、CA]及び圧力変換器[オメ
ガ・エンジニヤリング(Omega Engineer
ing)社、スタンフォード(Stanford)、C
T]を充填したカラムの入り口及び出口に取り付けた。 蒸留水を30ml/分の流速でカラムを通してポンプ輸
送した。1%NaCl溶液の一部1mlをカラムの入り
口の上方、そして伝導度プローブ及び圧力変換器の前方
に注射した。入り口のプローブはNaCl溶液により発
生した伝導性パルスを検出し、及び記録する。出口プロ
ーブはNaClがカラムを出る時にNaClにより発生
する伝導度−時間分布曲線を検出し、及び測定する。曲
線の形状から充填の性質が決定される。
【0066】プラグ流れはペクレット数により測定する
ことができる。ペクレット数(P0)は下記式
【006
7】
【数1】 上式中:Dは分散係数(dispersion coe
fficient)であり、uは液体の平均線速度であ
り、Lはカラムの長さである、により定義される。
【0068】P0は下記式
【0069】
【数2】2P0=(σ/t)2     上式中、“σ”は標準偏差であり、及び“t”
はカラム内における塩化ナトリウムの平  均滞留時間
である、[ケミカル・リアクション・エンジニヤリング
(Chemical Reaction Rngine
ering)第二版、(1972)]を用いて、ガウス
分布から計算できる。0.006±0.002のペクレ
ット数が測定された。
【0070】カラムを縦断する圧力低下は入り口及び出
口の圧力変換器によりmmHgで定量された圧力差によ
り測定される。圧力低下は50mmHg±25であった
【0071】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0072】1.溶剤中のポリイミドの溶液を液状凝固
媒体と混合し、そして沈澱する粒子状担体を収集するこ
とを含んで成る、処理剤を固定化できる粒子状担体の製
造方法。
【0073】2.溶剤がN−メチルピロリドンであり、
及び凝固媒体がメタノール、水、ジメチルスルホキシド
及びそれらの混合物である、上記1に記載の方法。
【0074】3.少なくとも粒子の50重量%はその最
長寸法が50ないし500ミクロンであり、約5ないし
600m2/gmの表面積を有する、処理剤を固定化で
きるポリイミド粒子状担体。
【0075】4.5ないし9.5の範囲内のpHにおい
て水溶液中の上記3に記載の担体と処理剤とを接触させ
ることを含んで成る、処理剤を固定化する方法。
【0076】5.該処理剤が蛋白質である、上記4に記
載の方法。
【0077】6.該処理剤がプロテインAである、上記
4に記載の方法。
【0078】7.その上に固定化された処理剤を有する
上記3に記載の粒子状担体。
【0079】8.上記7に記載の担体と液体とを接触さ
せることによる液体から生化学的に活性な物質を除去す
る方法。
【0080】9.液体が血液の血漿である、上記8に記
載の方法。
【0081】10.カラムから空気を排気し、カラムに
緩衝液を充填し、そして充填された緩衝液中に担体と緩
衝液の混合物を注入する工程によりカラムに緩衝液を充
填する方法において、カラム中に混合物と同時に緩衝液
流を導入する際にカラムを振動させることを特徴とする
改良方法。
【0082】11.担体が上記3又は7に記載の担体で
ある、上記10に記載の方法。
【0083】12.更に担体により置き換えられた緩衝
液をカラムから取り出すことを含んで成る、上記10に
記載の方法。
【0084】13.充填されたカラムがカラムの頂部か
らカラムの底部まで250mmHg以下の圧力低下及び
0.01以下のペクレット数を有する、上記10に記載
の方法。
【0085】14.振動の振動数が5000Hz以下で
ある、上記10に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は体液の体外的処理のための除去カラムの
略図である。
【符号の説明】
10        患者 15        体液(血液)送込管20    
    血漿分離機 25        管 30、40  管 35        カラム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  溶剤中のポリイミドの溶液を液状凝固
    媒体と混合し、そして沈澱する粒子状担体を収集するこ
    とを含んで成る、処理剤を固定化できる粒子状担体の製
    造方法。
  2. 【請求項2】  少なくとも粒子の50重量%はその最
    長寸法が50ないし500ミクロンであり、約5ないし
    600m2/gmの表面積を有する、処理剤を固定化で
    きるポリイミド粒子状担体。
  3. 【請求項3】  5ないし9.5の範囲内のpHにおい
    て水溶液中の請求項2に記載の担体と処理剤とを接触さ
    せることを含んで成る、処理剤を固定化する方法。
  4. 【請求項4】  請求項2に記載の担体と液体とを接触
    させることによる、液体から生化学的に活性な物質を除
    去する方法。
  5. 【請求項5】  カラムから空気を排気し、カラムに緩
    衝液を充填し、そして充填された緩衝液中に担体と緩衝
    液の混合物を注入する工程によりカラムに緩衝液を充填
    する方法において、カラム中に混合物と同時に緩衝液流
    を導入する際にカラムを振動させることを特徴とする改
    良方法。
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