JPH0421754Y2 - - Google Patents

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JPH0421754Y2
JPH0421754Y2 JP10007387U JP10007387U JPH0421754Y2 JP H0421754 Y2 JPH0421754 Y2 JP H0421754Y2 JP 10007387 U JP10007387 U JP 10007387U JP 10007387 U JP10007387 U JP 10007387U JP H0421754 Y2 JPH0421754 Y2 JP H0421754Y2
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JP
Japan
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beams
sides
central
duct
cross
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JP10007387U
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JPS645868U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両の空調ダクト構造に係り、床下
に空調装置を設置した車両に好適な車両の空調ダ
クト構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の装置は、車体の前後車端屋根付近に空調
装置を配備し、空調装置相互を主ダクトに接続
し、主ダクト内に左右に2分割する仕切板を設
け、各空調装置専用の先細り状の風道を形成して
いる。
なお、この種の装置として関連するものには例
えば実公昭58−19052号が挙げられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の鉄道車両において、リターンダクトおよ
び排気ダクトを板金品等で別に成型して設けてお
り、重量の低減およびコストの低減に関して配慮
されていなかつた。
本考案の目的とするところは、台枠構成部材を
ダクト構成部材として兼用することにより、省ス
ペースと重量およびコストの低減を図り得る車両
の空調ダクト構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、車体幅方向両側位置に車体長手方向
に引き通して配置される側梁と、 該側梁の間に車体幅方向に引き通し、かつ、車
体長手方向に所定の間隔で配置されそれぞれの端
部を前記側梁に接合した複数の横梁と、 前記各横梁の間を塞ぐ断熱材と、 前記各横梁上に車体長手方向に引き通し中央通
路の幅に一致した間隔で配置され、下端を前記横
梁に接合し、上部で通路両側の床板を支持すると
ともに、ウエブの上部に客室に通じる開口部を、
ウエブの下部に中央のダクトに通じる開口部を形
成した中梁と、 前記横梁との間に間隔を隔てて前記中梁上部に
支持される通路両側の床板と、 前記各中梁間に前記横梁との間に間隔を隔てて
配置され、該各中梁のウエブに形成された上部お
よび下部の開口部の間の位置に支持された中央通
路部用の床板とからなり、 前記中央通路用の床板、両側の中梁および横梁
の間を塞ぐ断熱材によつて形成される中央のダク
トを空調装置に接続したことを特徴とするもので
ある。
〔作用〕
通路両側の床板、中梁、各横梁間の断熱材によ
つて通路両側部分のダクトが構成され、かつ、中
央通路部用の床板、各中梁および各横梁間の断熱
材によつて中央部のダクトが形成され、前記中梁
のウエブの上部開口部が客室と前記通路両側部分
のダクトを連通しており、前記中梁のウエブの下
部開口部が前記通路両側部分のダクトと前記中央
部のダクトを連通している。したがつて、前記中
央部のダクトに接続されている空調装置へは、中
梁のウエブの上部開口部から、通路両側部のダク
ト、中梁のウエブの下部開口部および中央部のダ
クトを介して連通されることになる。このように
通路部両側のダクトおよび中央部のダクトは、台
枠構成部材をダクト構成部材として兼用している
ことから、重量およびコストを低減できるととも
に、床板と横梁との間に各ダクトを形成すること
から省スペース化が図れる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1〜4図により説
明する。図において、台枠は車体幅方向両側位置
に車体長手方向に引き通して配置された側梁2
と、該各側梁2の間に車体幅方向に引き通し車体
長手方向に所定の間隔を隔てて並べられ両端を側
梁2に接合した横梁4と、該各横梁上に車体長手
方向に引き通して中央通路の幅に一致した間隔を
隔てて平行配置された中梁3とから構成されてい
る。前記横梁4は下方へ凸の円弧状に形成されて
いる。前記中梁3の上部にはフランジが形成され
ており、通路両側の床板1を支持する構成となつ
ている。また、中梁3の下端にも横梁4に接合す
るためのフランジが形成されており、さらに、ウ
エブの車体幅方向中央側の面には後述するリブ1
3が形成されている。中央通路部の床構造は、一
段低くなつた構造とし中梁3から出たリブ13で
中央通路部の床板12を受ける。中梁3のリブ1
3の上下位置のウエブにはリターンおよび排気口
用の開口部(長円穴)5と通気口用の開口部6を
設ける。なお開口部5,6の形状は長円穴、円
穴、楕円穴等、通気可能であれば形状は問わな
い。また横梁4の間に、発泡剤8と断熱材7を用
いることにより横梁4の上フランジと断熱材7の
上面のレベルを同一とする。このような構成にお
いて、通路両側部分のダクトすなわち左、右のダ
クトは、その上面を前記床板1が成し、その側面
を側梁2と中梁3が成し、下面を断熱材7が成す
構成となつている。中梁3のウエブの上部に形成
した開口部(長円穴)5が客室内と前記左、右の
ダクトとを連通するリターンおよび排気口とな
る。中央のダクトは、その上面を床板12が成
し、その側面を両側の中梁3が成し、下面を断熱
材7が成す構成となつている。前記中梁3のウエ
ブの下部に形成された軽量穴兼用の通気口用の開
口部6が前記左、右のダクトから中央通路の下部
に設けた前記中央のダクトへの連通口となる。
リターンおよび排気口用の開口部5から取り込
まれた客室空気は床板1の下部の左、右のダクト
を流れ、一部は通気口用の開口部6を介して中央
のダクトへ流れ込み車体長手方向中央部に向つて
流れる。車体中央付近の横梁4間の一スパンは断
熱材7を施工せず第4図に示す如く中梁3の下部
を空気が流れるように明けておき、外板10に接
続ダクト11を介して空調装置9を設けている。
車体の前後位両側から流れてきた空気は床下の左
右および中央のダクトを通つて車体中央部で車体
下部にある空調装置9との接続ダクト11を介し
てリターンあるいは排気される。
本実施例によれば、台枠を構成する主要部材を
ダクトをなす部材として兼用することにより、ダ
クトをなすためだけの部材を大幅に低減すること
ができることから、コストと重量の低減が図れ
る。また、前述のように台枠主要部材によつて空
調ダクトを構成することから、該空調ダクトを床
板1,12の下方に構成することができ、ダクト
設置用のスペースを確保する必要がなく省スペー
スが達成できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、台枠構成
部材をダクト構成部材として兼用することによ
り、省スペースと重量およびコストの低減を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の車体の縦断面図、
第2図は第1図の床構造の詳細図、第3図は第2
図のA−A線断面図、第4図は第1図の空調装置
との接続部の詳細図である。 1……床板、2……側梁、3……中梁、4……
横梁、5……開口部、6……開口部、7……断熱
材、8……発泡剤、9……空調装置、10……外
板、11……接続ダクト、12……床板、13…
…リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体幅方向両側位置に車体長手方向に引き通し
    て配置される側梁と、 該側梁の間に車体幅方向に引き通し、かつ、車
    体長手方向に所定の間隔で配置されそれぞれの端
    部を前記側梁に接合した複数の横梁と、 前記各横梁の間を塞ぐ断熱材と、 前記各横梁上に車体長手方向に引き通し中央通
    路の幅に一致した間隔で配置され、下端を前記横
    梁に接合し、上部で通路両側の床板を支持すると
    ともに、ウエブの上部に客室に通じる開口部を、
    前記ウエブの下部に中央のダクトに通じる開口部
    を形成した中梁と、 前記横梁との間に間隔を隔てて前記中梁上部に
    支持される通路両側の床板と、 前記各中梁間に前記横梁との間に間隔を隔てて
    配置され、該各中梁のウエブに形成された上部お
    よび下部の開口部の間の位置に支持された中央通
    路部用の床板とからなり、 前記中央通路用の床板、両側の中梁および横梁
    の間を塞ぐ断熱材によつて形成される中央のダク
    トを空調装置に接続したことを特徴とする車両の
    空調ダクト構造。
JP10007387U 1987-07-01 1987-07-01 Expired JPH0421754Y2 (ja)

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JP10007387U JPH0421754Y2 (ja) 1987-07-01 1987-07-01

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JPS645868U JPS645868U (ja) 1989-01-13
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JP5858624B2 (ja) * 2011-02-11 2016-02-10 日本車輌製造株式会社 軌条車両車体

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JPS645868U (ja) 1989-01-13

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