JPH04216733A - 柱と梁の接合構造 - Google Patents
柱と梁の接合構造Info
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- JPH04216733A JPH04216733A JP40387290A JP40387290A JPH04216733A JP H04216733 A JPH04216733 A JP H04216733A JP 40387290 A JP40387290 A JP 40387290A JP 40387290 A JP40387290 A JP 40387290A JP H04216733 A JPH04216733 A JP H04216733A
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- hole
- beams
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- 238000010276 construction Methods 0.000 title 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の柱と梁の接合構
造に関するものである。
造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、柱と梁の接合構造には、実開昭６
１−１３３６４２号公報に記載されているように、接合
金具に柱と梁が溶接により接合されている接合構造と、
柱と梁のそれぞれに固定用孔が形成され、梁の内側から
固定用孔に差し込まれたボルトと柱の内側に設けられた
ナットの締め付けにより柱と梁が接合されている接合構
造とがある。
１−１３３６４２号公報に記載されているように、接合
金具に柱と梁が溶接により接合されている接合構造と、
柱と梁のそれぞれに固定用孔が形成され、梁の内側から
固定用孔に差し込まれたボルトと柱の内側に設けられた
ナットの締め付けにより柱と梁が接合されている接合構
造とがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前者の従来構造は、柱
と梁が接合金具を介して溶接により固定されているため
、柱と梁間の接合強度は、柱と接合金具の溶着力及び梁
と接合金具の溶着力によって決定する。しかしながら、
溶接には技術が必要なので、柱と接合金具の溶着力及び
梁と接合金具の溶着力は作業者の熟練度によってバラツ
キが生じ易く、製品の品質が一定し難いという問題があ
った。
と梁が接合金具を介して溶接により固定されているため
、柱と梁間の接合強度は、柱と接合金具の溶着力及び梁
と接合金具の溶着力によって決定する。しかしながら、
溶接には技術が必要なので、柱と接合金具の溶着力及び
梁と接合金具の溶着力は作業者の熟練度によってバラツ
キが生じ易く、製品の品質が一定し難いという問題があ
った。
【０００４】また、後者の従来構造は、ボルトとナット
を締め付ける際、ボルトを梁の内側から固定用孔に差し
込んで回さなければならないため、梁が締め付け作業の
邪魔になり、使用できる締付け工具が制限されるという
問題があった。
を締め付ける際、ボルトを梁の内側から固定用孔に差し
込んで回さなければならないため、梁が締め付け作業の
邪魔になり、使用できる締付け工具が制限されるという
問題があった。
【０００５】本発明の柱と梁の接合構造は、上記従来の
問題に着目し、ほぼ一定の接合強度で柱と梁を接合でき
るようにすると共に、最適な締付け工具を使用して能率
的に柱と梁を接合できるようにすることを目的としてい
る。
問題に着目し、ほぼ一定の接合強度で柱と梁を接合でき
るようにすると共に、最適な締付け工具を使用して能率
的に柱と梁を接合できるようにすることを目的としてい
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明の柱と梁の接合構造では、柱に固定用孔と作
業用孔とが対向して形成され、前記固定用孔に差し込ま
れたボルトと梁に設けられたネジ孔の締め付けにより柱
と梁が接合されている構造とした。
めに本発明の柱と梁の接合構造では、柱に固定用孔と作
業用孔とが対向して形成され、前記固定用孔に差し込ま
れたボルトと梁に設けられたネジ孔の締め付けにより柱
と梁が接合されている構造とした。
【０００７】
【作用】本発明の柱と梁の接合構造は、柱と梁が、柱の
固定用孔に差し込まれたボルトと梁に設けられたネジ孔
の締め付けにより接合されているので、柱と梁間の接合
強度は、ボルトとネジ孔の締め付け力によって決定する
。従って、このボルトとネジの締め付け作業には技術を
あまり必要としないので、作業者の熟練度の差によるボ
ルトとネジ孔間の締め付け力のバラツキを小さくするこ
とができる。
固定用孔に差し込まれたボルトと梁に設けられたネジ孔
の締め付けにより接合されているので、柱と梁間の接合
強度は、ボルトとネジ孔の締め付け力によって決定する
。従って、このボルトとネジの締め付け作業には技術を
あまり必要としないので、作業者の熟練度の差によるボ
ルトとネジ孔間の締め付け力のバラツキを小さくするこ
とができる。
【０００８】また、柱に固定用孔と作業用孔とが対向し
て形成されているので、ボルトとネジ孔を締め付ける場
合、作業用孔から締付け工具を差し込み、ボルトを回し
て締め付けを行なうことができる。このようにしてボル
トとネジ孔を締め付けると梁が締め付け作業の邪魔にな
らないので、ボルトとネジ孔の締め付けに最適な締付け
工具を選択することができる。
て形成されているので、ボルトとネジ孔を締め付ける場
合、作業用孔から締付け工具を差し込み、ボルトを回し
て締め付けを行なうことができる。このようにしてボル
トとネジ孔を締め付けると梁が締め付け作業の邪魔にな
らないので、ボルトとネジ孔の締め付けに最適な締付け
工具を選択することができる。
【０００９】
以下、本発明の実施例を説明する。
【００１０】まず、図１及び図２に基づいて第１実施例
を説明する。
を説明する。
【００１１】図１は第１実施例の接合構造を示す分解斜
視図、図２は第１実施例の接合構造を示す縦断面図で、
図中１は柱、２は梁、３はボルトである。
視図、図２は第１実施例の接合構造を示す縦断面図で、
図中１は柱、２は梁、３はボルトである。
【００１２】柱１は、下端部にボックス部１１が形成さ
れており、このボックス部１１の側面には固定用孔１２
と作業用孔１３とが二対対向して形成されている。前記
固定用孔１２はボルト３の軸が通る大きさに形成されて
おり、前記作業用孔１３はボルト３の頭と締め付け工具
とが通るできるだけ小さな穴に形成されている。また、
固定用孔１２と作業用孔１３は共に円形に形成されてい
る。尚、作業用孔１３は、小さいほど柱１の強度が大き
くなる。
れており、このボックス部１１の側面には固定用孔１２
と作業用孔１３とが二対対向して形成されている。前記
固定用孔１２はボルト３の軸が通る大きさに形成されて
おり、前記作業用孔１３はボルト３の頭と締め付け工具
とが通るできるだけ小さな穴に形成されている。また、
固定用孔１２と作業用孔１３は共に円形に形成されてい
る。尚、作業用孔１３は、小さいほど柱１の強度が大き
くなる。
【００１３】梁２は、溝形鋼で形成されており、端部に
はナット４が二本溶接により固定されている。前記ナッ
ト４は、ネジ孔４１が梁２の軸方向に貫通する向きに設
けられており、各ナット４は梁２の端から若干突き出て
いる。また、各ナット４の位置は前記柱１の固定用孔１
２に対応している。
はナット４が二本溶接により固定されている。前記ナッ
ト４は、ネジ孔４１が梁２の軸方向に貫通する向きに設
けられており、各ナット４は梁２の端から若干突き出て
いる。また、各ナット４の位置は前記柱１の固定用孔１
２に対応している。
【００１４】前記ボルト３は、前記柱１の固定用孔１２
に差し込まれ、前記ナット４のネジ孔４１と螺合してい
る。
に差し込まれ、前記ナット４のネジ孔４１と螺合してい
る。
【００１５】上記したように本実施例の接合構造は、柱
１と梁２が、柱１の固定用孔１２に差し込まれたボルト
３と梁２に設けられたナット４のネジ孔４１の締め付け
により接合されているので、柱１と梁２間の接合強度は
、ボルト３とネジ孔４１の締め付け力によって決定する
。従って、このボルト３とネジ孔４１の締め付け作業に
は技術をあまり必要としないので、作業者の熟練度の差
によるボルト３とネジ孔４１間の締め付け力のバラツキ
を小さくすることができ、柱１と梁２の接合強度、つま
り、品質が一定の製品が得られる。
１と梁２が、柱１の固定用孔１２に差し込まれたボルト
３と梁２に設けられたナット４のネジ孔４１の締め付け
により接合されているので、柱１と梁２間の接合強度は
、ボルト３とネジ孔４１の締め付け力によって決定する
。従って、このボルト３とネジ孔４１の締め付け作業に
は技術をあまり必要としないので、作業者の熟練度の差
によるボルト３とネジ孔４１間の締め付け力のバラツキ
を小さくすることができ、柱１と梁２の接合強度、つま
り、品質が一定の製品が得られる。
【００１６】また、柱１に固定用孔１２と作業用孔１３
とが対向して形成されているので、ボルト３とネジ孔４
１を締め付ける場合、作業用孔１３から締付け工具を差
し込み、ボルト３を回して締め付けを行なうことができ
る。このようにしてボルト３とナット４のネジ孔４１を
締め付けると梁２が締め付け作業の邪魔にならないので
、例えば、トルク制御付きの大型締付け工具等、ボルト
３とナット４のネジ孔４１の締め付けに最適な締付け工
具を選択することができ、能率良く柱１と梁２を接合す
ることができる。
とが対向して形成されているので、ボルト３とネジ孔４
１を締め付ける場合、作業用孔１３から締付け工具を差
し込み、ボルト３を回して締め付けを行なうことができ
る。このようにしてボルト３とナット４のネジ孔４１を
締め付けると梁２が締め付け作業の邪魔にならないので
、例えば、トルク制御付きの大型締付け工具等、ボルト
３とナット４のネジ孔４１の締め付けに最適な締付け工
具を選択することができ、能率良く柱１と梁２を接合す
ることができる。
【００１７】次に、図３に基づいて第２実施例を説明す
る。
る。
【００１８】尚、第２実施例を説明するに当たり、第１
実施例と同一の構成には図面に同一符号を付して説明を
省略する。
実施例と同一の構成には図面に同一符号を付して説明を
省略する。
【００１９】図３は第２実施例の柱と梁の接合構造を示
す縦断面図で、この実施例は、柱１の固定用孔１２に差
し込まれたボルト３を螺合するネジ孔５１が、梁２の端
面に溶着されたプレート５に形成されている例である。
す縦断面図で、この実施例は、柱１の固定用孔１２に差
し込まれたボルト３を螺合するネジ孔５１が、梁２の端
面に溶着されたプレート５に形成されている例である。
【００２０】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。
【００２１】例えば、実施例では、固定用孔及び作業用
孔が円形に形成されている柱を示したが、これらの孔の
形状は実施例に限られず楕円形であっても矩形であって
も良い。
孔が円形に形成されている柱を示したが、これらの孔の
形状は実施例に限られず楕円形であっても矩形であって
も良い。
【００２２】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の柱と
梁の接合構造にあっては、柱に固定用孔と作業用孔とが
対向して形成され、前記固定用孔に差し込まれたボルト
と梁に設けられたネジ孔の締め付けにより接合されてい
るので、作業者の熟練度の差によるボルトとネジ孔間の
締め付け力のバラツキが小さくなり、ほぼ一定の接合強
度で柱と梁を接合することができるし、また、ボルトと
ネジ孔を締め付ける際に梁が締め付け作業の邪魔になら
なくなり、ボルトとネジ孔の締め付けに最適な締付け工
具を選択することができ、能率良く柱と梁を接合するこ
とができるという効果が得られる。
梁の接合構造にあっては、柱に固定用孔と作業用孔とが
対向して形成され、前記固定用孔に差し込まれたボルト
と梁に設けられたネジ孔の締め付けにより接合されてい
るので、作業者の熟練度の差によるボルトとネジ孔間の
締め付け力のバラツキが小さくなり、ほぼ一定の接合強
度で柱と梁を接合することができるし、また、ボルトと
ネジ孔を締め付ける際に梁が締め付け作業の邪魔になら
なくなり、ボルトとネジ孔の締め付けに最適な締付け工
具を選択することができ、能率良く柱と梁を接合するこ
とができるという効果が得られる。
【図１】本発明第１実施例の柱と梁の接合構造を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図２】本発明第１実施例の柱と梁の接合構造を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図３】本発明第２実施例の柱と梁の接合構造を示す縦
断面図である。
断面図である。
１ 柱
１２ 固定用孔
１３ 作業用孔
２ 梁
３ ボルト
４ ナット
４１ ネジ孔
Claims (1)
- 【請求項１】 柱に固定用孔と作業用孔とが対向して
形成され、前記固定用孔に差し込まれたボルトと梁に設
けられたネジ孔の締め付けにより柱と梁が接合されてい
ることを特徴とする柱と梁の接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2403872A JP2980380B2 (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | 柱と梁の接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2403872A JP2980380B2 (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | 柱と梁の接合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04216733A true JPH04216733A (ja) | 1992-08-06 |
| JP2980380B2 JP2980380B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=18513599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2403872A Expired - Fee Related JP2980380B2 (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | 柱と梁の接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2980380B2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-19 JP JP2403872A patent/JP2980380B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2980380B2 (ja) | 1999-11-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070917 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917 Year of fee payment: 9 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |