JPH0421659Y2 - - Google Patents

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JPH0421659Y2
JPH0421659Y2 JP1987069551U JP6955187U JPH0421659Y2 JP H0421659 Y2 JPH0421659 Y2 JP H0421659Y2 JP 1987069551 U JP1987069551 U JP 1987069551U JP 6955187 U JP6955187 U JP 6955187U JP H0421659 Y2 JPH0421659 Y2 JP H0421659Y2
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JP
Japan
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welding
work
hole
flanges
fuel tank
Prior art date
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JP1987069551U
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JPS63180184U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Resistance Welding (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はロアワークとアツパーワークの各溶接
縁を整合し、シーム溶接機の回転電極対により溶
接及び送りを施す装置において、両ワークの整合
を簡易に施こせるようにするものである。
(従来の技術) 金属製のフユーエルタンクaは第4図に示すよ
うにロアワークbとアツパーワークcの各溶接フ
ランジd,eを整合し、その整合フランジをシー
ム溶接機の支持ブラケツトに取付け、該溶接機の
電極対x,y間に挟み込んでその電極対のナール
による回転速度により送つて溶接を施すもので、
従来はそのフユーエルタンクを支持ブラケツトに
取付ける前に両ワークの溶接フランジd,eの数
箇所をスポツト溶接Xにより仮溶接して固定して
いるものである。スポツトによる仮溶接をしない
方法として最も進歩した方法にはアツパーワーク
の溶接フランジにロアワークの溶接フランジの周
りから喰みだすほぼ直角の曲げ縁を設け、その曲
げ縁をロアワークの溶接フランジに被せて位置決
めを施す方法もある。その他、特開昭59−107778
号公報に開示しているように、ロアワークとアツ
パーワークの各溶接フランジに互いに整合するこ
とができる透孔を形成し、溶接機に設けたロケツ
トピンによつて各透孔を整合するシーム溶接機が
あるが、ロケツトピンを挿入する前にロアワーク
とアツパーワークのロケツトピン孔を一致させる
ための位置決めガイドが必要であり、又シーム溶
接によりアツパーワークとロアワークにズレが生
じてロケツトピンとワークの引き抜きが困難にな
る欠点がある。さらに特開昭62−68689号公報に
開示するように、管材を挿通して溶接する板材
に、前記管材の頭部下面を係合するバーリング穴
を形成し、管材の頭部下面にインサート材を嵌
め、板材のバーリング穴の周りの下面をリング形
の固定の下部電極に当て、管材に可動電極の下端
を通す溶接方法が知られているが、前記のように
ロアワークとアツパーワークの各溶接フランジの
みで係合してシーム溶接機の回転電極対の間に係
合状態で供給できる装置及び該電極対により送り
作用を妨害しないようにする手段は未開発であ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は前記のようにロアワークとアツパーワ
ークを整合させ、仮の位置決めのスポツト溶接を
施すことなくシーム溶接を施こせるようにするこ
とを解決しようとする問題点とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案のフユーエルタンクの溶接位置決め装置
は前項に述べた問題点を解決することを目的とす
るもので、ロアワーク2とアツパーワーク3とか
らなり、両ワーク2,3の溶接フランジ4,5を
整合してフユーエルタンクを構成し、その両ワー
クの溶接フランジ4,5をシーム溶接機の回転電
極対の間に挟み込んで溶接及び送りを施す装置に
おいて、ロアワーク2若しくはアツパーワーク3
の溶接予定線9から外れた外側の一方に位置決め
用バーリング6を設け、他方に該バーリング6を
ほぼ緊密に嵌めてロアワーク2及びアツパーワー
ク3の位置決め用の透孔8を形成したことを特徴
とするものである。
本考案の好適な実施例を次に説明する。
(実施例) 第1図は本考案の実施例を示したものであつ
て、フユーエルタンク1はロアワーク2とアツパ
ーワーク3とからなり、その両ワーク2,3に溶
接フランジ4,5を夫々に設ける。本実施例はロ
アワーク2の溶接フランジ4の溶接予定線9から
外れた外側の位置の二箇所にバーリング6をプレ
ス機により形成し、アツパーワーク3の溶接フラ
ンジ5に該バーリング6に整合して緊密に嵌まる
透孔8を設け、バーリング6に透孔8を嵌めて溶
接フランジ4,5を第2,3図の通りに合着して
位置決めを施し、シーム溶接機の電極対x,yの
間に溶接フランジ4,5を挟み合わせて公知の溶
接を施こす。バーリング6と透孔8は共に透孔で
あるから、フユーエルタンクに施す塗装時に、第
2図、第3図状態のバーリング6と透孔8とをハ
ンガーフツク吊り下げ用孔として使用し、フユー
エルタンク溶接前にはタンク内部品のスポツト溶
接等の組付用基準孔として使用できる。
バーリング6と透孔8の形成は溶接フランジ
4,5に前記と反対に設けることもできる。
(作用) 本考案はロアワーク2またはアツパーワーク3
の各溶接フランジ4,5のいずれか一方の溶接予
定線9から外れた外側の位置のバーリング6を、
他方の透孔8を形成し、第2,3図のように位置
を整合する位置決めを施す。
(効果) 本考案はロアワーク2またはアツパーワーク3
の溶接フランジ4,5の溶接線を外れた外側のい
ずれかにバーリング6を形成し、他方に透孔8を
設けるだけで、シーム溶接前にロアワーク2とア
ツパーワーク3のスポツト溶接による仮溶接を施
す必要がなく、又、フユーエルタンク溶接後の塗
装時に、第2図、第3図状態のバーリング6と透
孔8とをハンガーフツク吊り下げ用孔として使用
し、フユーエルタンク溶接前にはタンク内部品の
スポツト溶接等の組付用基準孔として使用でき
る。さらに前記のバーリング6及び透孔8を前記
のようにシーム溶接機の回転電極対x,yにより
施す溶接予定線9の外側に設けるものであるから
溶接フランジにロアワークの溶接フランジの周り
から喰みだすほぼ直角の曲げ縁を設ける従来構造
のように、前記電極対x,yに衝合してシヨツク
を与えたり、送りを妨害することがない。又ロア
ワークを溶接機の支持ブラケツトに取付けたあと
にでもそのロアワークに対してアツパーワークの
接合を施こせるようにできるの他、バーリング6
を形成するのに材料損が全く無い等の効果を持
つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
同位置合せを施した状態の斜視図、第3図は同一
部の拡大断面図である。第4図はスポツト溶接X
を施す従来例の斜視図である。 x,y……溶接電極、1……フユーエルタン
ク、2……ロアワーク、3……アツパーワーク、
4,5……溶接フランジ、6……バーリング、7
……突出縁、8……透孔、9……溶接予定線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ロアワークとアツパーワークとからなり、両ワ
    ークの溶接フランジを整合してフユーエルタンク
    を構成し、その両ワークの溶接フランジをシーム
    溶接機の回転電極対の間に挟み込んで溶接及び送
    りを施す装置において、 ロアワーク若しくはアツパーワークの一方のワ
    ークの溶接予定線から外れた外側に位置決め用バ
    ーリングを設け、他方に該バーリングにほぼ緊密
    に嵌まつてロアワーク及びアツパーワークの位置
    決め用透孔を形成したことを特徴とするフユーエ
    ルタンクの溶接位置決め装置。
JP1987069551U 1987-05-09 1987-05-09 Expired JPH0421659Y2 (ja)

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JP1987069551U JPH0421659Y2 (ja) 1987-05-09 1987-05-09

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JP1987069551U JPH0421659Y2 (ja) 1987-05-09 1987-05-09

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JPS63180184U JPS63180184U (ja) 1988-11-21
JPH0421659Y2 true JPH0421659Y2 (ja) 1992-05-18

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58212880A (ja) * 1982-06-04 1983-12-10 Nissan Motor Co Ltd タンクの製造方法
JPS59107778A (ja) * 1982-12-13 1984-06-22 Nissan Motor Co Ltd シ−ム溶接機
JPS6268689A (ja) * 1985-09-21 1987-03-28 Hitachi Ltd 管材と板材との加熱圧接方法

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6268689A (ja) * 1985-09-21 1987-03-28 Hitachi Ltd 管材と板材との加熱圧接方法

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JPS63180184U (ja) 1988-11-21

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