JPS6211956B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6211956B2 JPS6211956B2 JP53131160A JP13116078A JPS6211956B2 JP S6211956 B2 JPS6211956 B2 JP S6211956B2 JP 53131160 A JP53131160 A JP 53131160A JP 13116078 A JP13116078 A JP 13116078A JP S6211956 B2 JPS6211956 B2 JP S6211956B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- pipes
- joint
- welded
- pipe
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
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Landscapes
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は管(パイプ)と管とを突合せて行う
非消耗電極アーク溶接技術に関する。
非消耗電極アーク溶接技術に関する。
鋼管等の突合せ溶接においては、溶接される管
と管との心位置合せと、突合せ面の接触の保持及
び電極との間の位置決めが溶接を精度よく確実に
かつ容易に行うための要件となつている。現在、
比較的小口径の管と管との継手溶接を1層溶接で
終了させる場合、第1図aに示すように溶接する
管1,1′をクランプ2,2′により保持して継手
部の開先合せし、管溶接用非消耗電極3を開先4
にセツトしてアーク溶接を行ない、継手部の溶込
みにより同図bのような溶接継手5を得るもので
あるが、実際の溶接施工においてはこれら管と管
との正しい開先合せ、電極の適正位置へのセツト
は困難である。例えば第2図aに示すように、管
と管との目違いA、継手部に空隙B、あるいは電
極の継手中心ずれC管の中心線の傾きθ等を発生
し、そのために数多くの溶接欠陥を生じることに
なつた。例えば同図bは目違いの場合の溶接後の
不良継手6の形態を示す。このような溶接不良の
他、溶接部板厚の減少、溶融不良個所の発生、気
孔発生等溶接欠陥発生のため溶接継手部の機械的
強度を著しく劣化させることになり、これが対策
が求められている。
と管との心位置合せと、突合せ面の接触の保持及
び電極との間の位置決めが溶接を精度よく確実に
かつ容易に行うための要件となつている。現在、
比較的小口径の管と管との継手溶接を1層溶接で
終了させる場合、第1図aに示すように溶接する
管1,1′をクランプ2,2′により保持して継手
部の開先合せし、管溶接用非消耗電極3を開先4
にセツトしてアーク溶接を行ない、継手部の溶込
みにより同図bのような溶接継手5を得るもので
あるが、実際の溶接施工においてはこれら管と管
との正しい開先合せ、電極の適正位置へのセツト
は困難である。例えば第2図aに示すように、管
と管との目違いA、継手部に空隙B、あるいは電
極の継手中心ずれC管の中心線の傾きθ等を発生
し、そのために数多くの溶接欠陥を生じることに
なつた。例えば同図bは目違いの場合の溶接後の
不良継手6の形態を示す。このような溶接不良の
他、溶接部板厚の減少、溶融不良個所の発生、気
孔発生等溶接欠陥発生のため溶接継手部の機械的
強度を著しく劣化させることになり、これが対策
が求められている。
本発明は上述した従来技術の欠点を解消するべ
くなされたものであり、その目的とするところは
管の突合せ溶接において作業者のセツトミスを完
全になくし常に一定した継手形状を得ることがで
きるとともに溶接継手の強度を増加できる溶接技
術を提供することにある。
くなされたものであり、その目的とするところは
管の突合せ溶接において作業者のセツトミスを完
全になくし常に一定した継手形状を得ることがで
きるとともに溶接継手の強度を増加できる溶接技
術を提供することにある。
上記目的を達成するためこの発明においては、
突合せて溶接する2つの管の間にこれらに嵌合す
る突出縁部を両端に有する同一口径、同一材質の
短幅の継手管を介在させ、この継手管により2つ
の管を正しい心位置に合わせた状態で機械的に結
合し、かつ、2つの管の端に嵌合する突出縁部を
溶化材とし2個所で継手溶接を行うことを要旨と
する。本発明は上記した手段により溶接を行う方
法の発明と、上記した手段を行うに必要な短幅の
継手管の構造の発明とから成るものである。
突合せて溶接する2つの管の間にこれらに嵌合す
る突出縁部を両端に有する同一口径、同一材質の
短幅の継手管を介在させ、この継手管により2つ
の管を正しい心位置に合わせた状態で機械的に結
合し、かつ、2つの管の端に嵌合する突出縁部を
溶化材とし2個所で継手溶接を行うことを要旨と
する。本発明は上記した手段により溶接を行う方
法の発明と、上記した手段を行うに必要な短幅の
継手管の構造の発明とから成るものである。
以下本発明を実施例にそつて具体的に説明す
る。
る。
第3図はこの発明の溶接方法に使用するための
特殊な縦断面形状を有する短幅の継手管7の形態
を示す。すなわち突合せ溶接される2つの管1,
1′と同一口径、同一材質の短幅の継手管で、管
体8の両端部に溶接される管の端面外縁とに嵌合
するリング状の左右突縁部9,9′がそれぞれ形
成され、管体の中央部には溶接位置決め用のリン
グ状突起部10が形成されている。このような継
手管を第4図aに示すように溶接される2つの管
1,1′の間に介挿し、その両端のリング状突縁
部9,9′を2つの管の端部に嵌合してクランプ
11,11′により固定し、中央の突起部10に
嵌合した位置決めクランプ12により電極位置を
セツトし、前記突縁部9,9′を溶加材としてタ
ングステン電極13,13′により2個所で継手
溶接を行う。
特殊な縦断面形状を有する短幅の継手管7の形態
を示す。すなわち突合せ溶接される2つの管1,
1′と同一口径、同一材質の短幅の継手管で、管
体8の両端部に溶接される管の端面外縁とに嵌合
するリング状の左右突縁部9,9′がそれぞれ形
成され、管体の中央部には溶接位置決め用のリン
グ状突起部10が形成されている。このような継
手管を第4図aに示すように溶接される2つの管
1,1′の間に介挿し、その両端のリング状突縁
部9,9′を2つの管の端部に嵌合してクランプ
11,11′により固定し、中央の突起部10に
嵌合した位置決めクランプ12により電極位置を
セツトし、前記突縁部9,9′を溶加材としてタ
ングステン電極13,13′により2個所で継手
溶接を行う。
同図bはこの溶接法により溶接された2つの管
1,1′の間で継手管が介在した状態で2個所の
継手部分14,14′により一体となつた形態を
示している。
1,1′の間で継手管が介在した状態で2個所の
継手部分14,14′により一体となつた形態を
示している。
上述した本発明の構成によれば、(1)溶接される
2つの管は間に継手管を介挿することで心位置合
せが完全にできる、(2)継手管は溶接される管と同
一口径で両端に突出縁部を設けてあるから、2つ
の管との機械的結合が容易である、(3)継手管の中
央の突起部は位置決めクランプを嵌合することで
電極位置決めの基準とすることができる、すなわ
ち第4図aにおいて継手管の中央の突起10と管
体端面との間隔d1,d1を規定しておけば位置決め
クランプ12と電極位置(溶接トーチのクランプ
コレツトの中心)との間隔d2,d2を容易に決定で
きる、(4)上記(1)、(2)、(3)より、溶接される管の開
先合せが確実に、容易となり、目違い等による溶
接不良がなくなり、溶接作業ミスを完全に防止で
きる、(5)継手管は溶接される管と同一材質であ
り、その両端突出縁部を溶化材として利用するこ
とにより非消耗電極アーク溶接に際して溶化棒を
別に用意する必要がなく溶接作業が簡単になり、
作業能率を著しく向上するとともに溶接時の溶込
み量が均一化されることから溶接継手の強度を向
上できる等の点で前記目的を達成できる。又、こ
の発明によれば継手管に予め孔等をあけ、この孔
を通して管の内部保護ガスを供給すれば少ないガ
ス量で溶融金属の酸化等を防止できる利点があ
る。
2つの管は間に継手管を介挿することで心位置合
せが完全にできる、(2)継手管は溶接される管と同
一口径で両端に突出縁部を設けてあるから、2つ
の管との機械的結合が容易である、(3)継手管の中
央の突起部は位置決めクランプを嵌合することで
電極位置決めの基準とすることができる、すなわ
ち第4図aにおいて継手管の中央の突起10と管
体端面との間隔d1,d1を規定しておけば位置決め
クランプ12と電極位置(溶接トーチのクランプ
コレツトの中心)との間隔d2,d2を容易に決定で
きる、(4)上記(1)、(2)、(3)より、溶接される管の開
先合せが確実に、容易となり、目違い等による溶
接不良がなくなり、溶接作業ミスを完全に防止で
きる、(5)継手管は溶接される管と同一材質であ
り、その両端突出縁部を溶化材として利用するこ
とにより非消耗電極アーク溶接に際して溶化棒を
別に用意する必要がなく溶接作業が簡単になり、
作業能率を著しく向上するとともに溶接時の溶込
み量が均一化されることから溶接継手の強度を向
上できる等の点で前記目的を達成できる。又、こ
の発明によれば継手管に予め孔等をあけ、この孔
を通して管の内部保護ガスを供給すれば少ないガ
ス量で溶融金属の酸化等を防止できる利点があ
る。
この発明は前記実施例に限定されない。溶接継
手管の形状は溶接される管の口径、管厚に応じて
各種寸法を用意すべきであり、管の幅2d1は適当
とする必要な幅を選ぶことができる。又、両端の
突出縁部、中央の突起部の断面形状、寸法等も任
意に選ぶことができる。
手管の形状は溶接される管の口径、管厚に応じて
各種寸法を用意すべきであり、管の幅2d1は適当
とする必要な幅を選ぶことができる。又、両端の
突出縁部、中央の突起部の断面形状、寸法等も任
意に選ぶことができる。
第1図a,bは従来の管突合せ溶接法の態様を
示す半断面正面図、第2図a,bは従来の溶接施
工の際の欠点を説明するための半断面正面図で各
aは溶接前、bは溶接後を示すものである。第3
図は本発明による管溶接法に使用する溶接継手管
の形態を示す斜視図、第4図a,bは本発明によ
る溶接法の実施例を示し、aは溶接前、bは溶接
後を示す。 1,1′……溶接される管、2,2′……クラン
プ、3……電極、4……開先、5……溶接継手、
6……不良継手、7……溶接継手管、8……管
体、9,9′……リング状突出縁部、10……位
置決め用突起、11,11′……クランプ、12
……位置決め用クランプ、13,13′……電
極、14……溶接した継手部。
示す半断面正面図、第2図a,bは従来の溶接施
工の際の欠点を説明するための半断面正面図で各
aは溶接前、bは溶接後を示すものである。第3
図は本発明による管溶接法に使用する溶接継手管
の形態を示す斜視図、第4図a,bは本発明によ
る溶接法の実施例を示し、aは溶接前、bは溶接
後を示す。 1,1′……溶接される管、2,2′……クラン
プ、3……電極、4……開先、5……溶接継手、
6……不良継手、7……溶接継手管、8……管
体、9,9′……リング状突出縁部、10……位
置決め用突起、11,11′……クランプ、12
……位置決め用クランプ、13,13′……電
極、14……溶接した継手部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 同径の2つの管を突合せて被消耗電極アーク
溶接により接続するに当たり、2つの管の間にこ
れらに嵌合する突出縁部を両端に有する同一口径
同一材質の短幅の継手管を介在させ、この継手管
により上記2つの管を正しい心位置に合わせた状
態で機械的に結合し、かつ、2つの管の端に嵌合
する突出縁部を溶化材として2個所で継手溶接を
行うことを特徴とする管の溶接方法。 2 突合された同径の2つの管の間に介在させて
2つの管を正しい心位置に合わせた状態で機械的
に結合するとともにその一部を溶化材として被消
耗電極アーク溶接により接続するための短幅の溶
接継手管であつて、両端部に溶接される管の端面
外縁に嵌合する突出縁部をそれぞれ有し、中央部
に溶接位置決め用突起部が形成されている溶接継
手管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13116078A JPS5557395A (en) | 1978-10-25 | 1978-10-25 | Pipe welding method and welded joint pipe used in said method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13116078A JPS5557395A (en) | 1978-10-25 | 1978-10-25 | Pipe welding method and welded joint pipe used in said method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5557395A JPS5557395A (en) | 1980-04-28 |
JPS6211956B2 true JPS6211956B2 (ja) | 1987-03-16 |
Family
ID=15051395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13116078A Granted JPS5557395A (en) | 1978-10-25 | 1978-10-25 | Pipe welding method and welded joint pipe used in said method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5557395A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS571596A (en) * | 1980-06-03 | 1982-01-06 | Aichi Sangyo Kk | Welding method of pipe and welding fitting used therefor |
JPS5881588A (ja) * | 1981-11-10 | 1983-05-16 | Toshiba Corp | 配管溶接方法 |
JPH04339191A (ja) * | 1991-05-15 | 1992-11-26 | Daikin Ind Ltd | ロータリ圧縮機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3805011A (en) * | 1972-08-30 | 1974-04-16 | Parker Hannifin Corp | Method and apparatus for welding |
JPS5211140A (en) * | 1975-07-18 | 1977-01-27 | Sumitomo Metal Ind | Method of connecting steel pipes having painted inner surfaces |
JPS53102851A (en) * | 1977-02-21 | 1978-09-07 | Yoshigasako Tomohiro | Butt welding method of sheet |
-
1978
- 1978-10-25 JP JP13116078A patent/JPS5557395A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3805011A (en) * | 1972-08-30 | 1974-04-16 | Parker Hannifin Corp | Method and apparatus for welding |
JPS5211140A (en) * | 1975-07-18 | 1977-01-27 | Sumitomo Metal Ind | Method of connecting steel pipes having painted inner surfaces |
JPS53102851A (en) * | 1977-02-21 | 1978-09-07 | Yoshigasako Tomohiro | Butt welding method of sheet |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5557395A (en) | 1980-04-28 |
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