JPH042154Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042154Y2 JPH042154Y2 JP3473187U JP3473187U JPH042154Y2 JP H042154 Y2 JPH042154 Y2 JP H042154Y2 JP 3473187 U JP3473187 U JP 3473187U JP 3473187 U JP3473187 U JP 3473187U JP H042154 Y2 JPH042154 Y2 JP H042154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- master cylinder
- reserve tank
- steering handle
- lever holder
- holding body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
Ａ 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は、自動二輪車等の車両におけるハンド
ル装置、特に、互いに協働して棒状操向ハンドル
を挟持するレバーホルダと挟持体とを備え、前記
レバーホルダにマスタシリンダを一体に設け、前
記マスタシリンダにホースを介して接続されるリ
ザーブタンクを前記操向ハンドルに配設したもの
の改良に関する。
ル装置、特に、互いに協働して棒状操向ハンドル
を挟持するレバーホルダと挟持体とを備え、前記
レバーホルダにマスタシリンダを一体に設け、前
記マスタシリンダにホースを介して接続されるリ
ザーブタンクを前記操向ハンドルに配設したもの
の改良に関する。
このようにマスタシリンダとリザーブタンクと
を別々に構成する理由は、例えば自動二輪車にお
いてフエアリングを装備する場合に、マスタシリ
ンダの上方にリザーブタンクを一体に突設するた
めの余空間が無いことに起因する。
を別々に構成する理由は、例えば自動二輪車にお
いてフエアリングを装備する場合に、マスタシリ
ンダの上方にリザーブタンクを一体に突設するた
めの余空間が無いことに起因する。
(2) 従来の技術
従来、この種ハンドル装置として、リザーブタ
ンクを操向ハンドルの内端部に取付けたものが知
られている（実開昭61−3187号公報参照）。
ンクを操向ハンドルの内端部に取付けたものが知
られている（実開昭61−3187号公報参照）。
(3) 考案が解決しようとする問題点
しかしながら前記のように構成すると、マスタ
シリンダのメインテナンス等の際に、操向ハンド
ルに対するマスタシリンダおよびリザーブタンク
の取付けおよび取外しの両作業をそれら両部材に
ついて別々に行われなければならないので、作業
が面倒であり、またリザーブタンクが操向ハンド
ルの内端部に突出するので、フエアリング等の構
成部品との干渉を避けるためにそれらの形状、レ
イアウト等に特別な工夫をしなければならないと
いう問題がある。
シリンダのメインテナンス等の際に、操向ハンド
ルに対するマスタシリンダおよびリザーブタンク
の取付けおよび取外しの両作業をそれら両部材に
ついて別々に行われなければならないので、作業
が面倒であり、またリザーブタンクが操向ハンド
ルの内端部に突出するので、フエアリング等の構
成部品との干渉を避けるためにそれらの形状、レ
イアウト等に特別な工夫をしなければならないと
いう問題がある。
その上、挟持体とリザーブタンクとを別々に製
造しなければならないので、それらの製造コスト
が嵩むと共に部品点数も増えるといつた問題もあ
る。
造しなければならないので、それらの製造コスト
が嵩むと共に部品点数も増えるといつた問題もあ
る。
本考案は前記諸問題を解決し得る前記ハンドル
装置を提供することを目的とする。
装置を提供することを目的とする。
Ｂ 考案の構成
(1) 問題点を解決するための手段
本考案は、前記挟持体に前記リザーブタンクを
一体に設けたことを特徴とする。
一体に設けたことを特徴とする。
(2) 作用
前記のように構成すると、マスタシリンダのメ
インテナンス等の際に、操向ハンドルに対するマ
スタシリンダおよびリザーブタンクの取付けおよ
び取外しを各１回の作業で行うことができる。
インテナンス等の際に、操向ハンドルに対するマ
スタシリンダおよびリザーブタンクの取付けおよ
び取外しを各１回の作業で行うことができる。
またリザーブタンクをマスタシリンダ後方の余
空間に配設し得るので、リザーブタンクと他の構
成部品との干渉を特別な工夫をすることなく回避
することができる。
空間に配設し得るので、リザーブタンクと他の構
成部品との干渉を特別な工夫をすることなく回避
することができる。
その上、挟持体とリザーブタンクとを一体に構
成するので、両部材を一度に製造することがで
き、これによりそれらの製造コストを安価にし、
また部品点数を減少することができる。
成するので、両部材を一度に製造することがで
き、これによりそれらの製造コストを安価にし、
また部品点数を減少することができる。
(3) 実施例
図面は本考案を自動二輪車の前輪ブレーキ系統
に適当したもので、棒状操向ハンドル１の外端側
にスロツトルグリツプ２が、またその内側にコン
ビネーシヨンスイツチ３が設けられる。コンビネ
ーシヨンスイツチ３に隣接してレバーホルダ４の
半環状ハンドル取付部５と半環状挟持体６とが操
向ハンドル１を挟んで衝合され、ハンドル取付部
５と挟持体６は一対のボルト７により結合されて
いる。
に適当したもので、棒状操向ハンドル１の外端側
にスロツトルグリツプ２が、またその内側にコン
ビネーシヨンスイツチ３が設けられる。コンビネ
ーシヨンスイツチ３に隣接してレバーホルダ４の
半環状ハンドル取付部５と半環状挟持体６とが操
向ハンドル１を挟んで衝合され、ハンドル取付部
５と挟持体６は一対のボルト７により結合されて
いる。
レバーホルダ４はアルミニウム合金等より鋳造
されたもので、ハンドル取付部５の車体前方側に
連設されたマスタシリンダ８およびそのマスタシ
リンダ８の車体前方側に連設された二股状レバー
取付部９を一体に備えており、そのレバー取付部
９に支軸１０を介してブレーキレバー１１が回動
自在に支持される。マスタシリンダ８側に突出す
るブレーキレバー１１の作動部１１ａはマスタシ
リンダ８の作動ピストン（図示せず）に連接され
る。
されたもので、ハンドル取付部５の車体前方側に
連設されたマスタシリンダ８およびそのマスタシ
リンダ８の車体前方側に連設された二股状レバー
取付部９を一体に備えており、そのレバー取付部
９に支軸１０を介してブレーキレバー１１が回動
自在に支持される。マスタシリンダ８側に突出す
るブレーキレバー１１の作動部１１ａはマスタシ
リンダ８の作動ピストン（図示せず）に連接され
る。
挟持体６はアルミニウム合金等より鋳造された
もので、連結部１２を介してマスタシリンダ８後
方に位置するリザーブタンク１３を一体に備えて
いる。
もので、連結部１２を介してマスタシリンダ８後
方に位置するリザーブタンク１３を一体に備えて
いる。
リザーブタンク１３の供給管部１３ａはホース
１４を介してマスタシリンダ８の導入管部８ａに
接続される。
１４を介してマスタシリンダ８の導入管部８ａに
接続される。
図中、１５はダイヤフラム、１６はキヤツプで
ある。
ある。
上記構成において、マスタシリンダ８のメイン
テナント等の際には各ボルト７を緩めて外すこと
によりマスタシリンダ８およびリザーブタンク１
３をレバーホルダ４および挟持体６と共に取外す
ことができ、またマスタシリンダ８の取付けもレ
バーホルダ４および挟持体６と共に行われる。
テナント等の際には各ボルト７を緩めて外すこと
によりマスタシリンダ８およびリザーブタンク１
３をレバーホルダ４および挟持体６と共に取外す
ことができ、またマスタシリンダ８の取付けもレ
バーホルダ４および挟持体６と共に行われる。
またリザーブタンク１３をマスタシリンダ８後
方の余空間に配設し得るので、リザーブタンク１
３とフエアリング等の構成部品との干渉を特別な
工夫をすることなく回避することができる。
方の余空間に配設し得るので、リザーブタンク１
３とフエアリング等の構成部品との干渉を特別な
工夫をすることなく回避することができる。
その上、挟持体６とリザーブタンク１３とを一
度の鋳造作業によつて製造することができるの
で、それらの製造コストを安価にし、また部品点
数を減らすことができる。
度の鋳造作業によつて製造することができるの
で、それらの製造コストを安価にし、また部品点
数を減らすことができる。
Ｃ 考案の効果
本考案によれば、マスタシリンダのメインテナ
ンス等の際にその取付けおよび取外しを各１回の
作業で行つてその作業性を良好にすることができ
る。またリザーブタンクと他の構成部品との干渉
を特別な工夫をすることなく回避することができ
る。その上、挟持体とリザーブタンクとの一体化
によりそれらの製造コストを安価にし、また部品
点数を減らすことができる。
ンス等の際にその取付けおよび取外しを各１回の
作業で行つてその作業性を良好にすることができ
る。またリザーブタンクと他の構成部品との干渉
を特別な工夫をすることなく回避することができ
る。その上、挟持体とリザーブタンクとの一体化
によりそれらの製造コストを安価にし、また部品
点数を減らすことができる。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は全体
の平面図、第２図は第１図矢視図、第３図は第
１図−線断面図、第４図は第２図−線断
面図である。 １……操向ハンドル、４……レバーホルダ、６
……挟持体、８……マスタシリンダ、１３……リ
ザーブタンク、１４……ホース。
の平面図、第２図は第１図矢視図、第３図は第
１図−線断面図、第４図は第２図−線断
面図である。 １……操向ハンドル、４……レバーホルダ、６
……挟持体、８……マスタシリンダ、１３……リ
ザーブタンク、１４……ホース。
Claims (1)
- 互いに協働して棒状操向ハンドルを挟持するレ
バーホルダと挟持体とを備え、前記レバーホルダ
にマスタシリンダを一体に設け、前記マスタシリ
ンダにホースを介して接続されるリザーブタンク
を前記操向ハンドルに配設した車両用ハンドル装
置において、前記挟持体に前記リザーブタンクを
一体に設けたことを特徴とする車両用ハンドル装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3473187U JPH042154Y2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3473187U JPH042154Y2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63141095U JPS63141095U (ja) | 1988-09-16 |
| JPH042154Y2 true JPH042154Y2 (ja) | 1992-01-24 |
Family
ID=30843561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3473187U Expired JPH042154Y2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH042154Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-10 JP JP3473187U patent/JPH042154Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63141095U (ja) | 1988-09-16 |
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