JPS6312033Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6312033Y2 JPS6312033Y2 JP299283U JP299283U JPS6312033Y2 JP S6312033 Y2 JPS6312033 Y2 JP S6312033Y2 JP 299283 U JP299283 U JP 299283U JP 299283 U JP299283 U JP 299283U JP S6312033 Y2 JPS6312033 Y2 JP S6312033Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake booster
- spacer
- dash board
- counterbore
- assembled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 37
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 7
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用のブレーキブースタ、特にマス
タシリンダを予め組付けた状態にて車両のダツシ
ユボードにスペーサを介して組付けるようにした
ブレーキブースタに関する。
タシリンダを予め組付けた状態にて車両のダツシ
ユボードにスペーサを介して組付けるようにした
ブレーキブースタに関する。
この種のブレーキブースタにおいて、スペーサ
は当該ブレーキブースタのシエルとダツシユボー
ドの凹凸面との干渉を防止するために設けられて
いる。ところで、従来は、車両の組立ラインにお
いてブレーキブースタにスペーサを組付け、かか
るブレーキブースタをダツシユボードに取付ける
ようにしている。したがつて、ブレーキブースタ
をダツシユボードに取付けるための作業時間が長
かつた。
は当該ブレーキブースタのシエルとダツシユボー
ドの凹凸面との干渉を防止するために設けられて
いる。ところで、従来は、車両の組立ラインにお
いてブレーキブースタにスペーサを組付け、かか
るブレーキブースタをダツシユボードに取付ける
ようにしている。したがつて、ブレーキブースタ
をダツシユボードに取付けるための作業時間が長
かつた。
本考案はかかる実状に鑑みなされたもので、そ
の目的はブレーキブースタのダツシユボードへの
取付作業を全く阻害しない手段にてスペーサをブ
レーキブースタに予め仮組して、組立ラインにお
けるブレーキブースタの取付作業時間を短縮する
ことにある。
の目的はブレーキブースタのダツシユボードへの
取付作業を全く阻害しない手段にてスペーサをブ
レーキブースタに予め仮組して、組立ラインにお
けるブレーキブースタの取付作業時間を短縮する
ことにある。
かかる目的を達成するために、本考案において
は、前記スペーサに当該ブレーキブースタのダツ
シユボードへの取付用ボルトに挿通される貫通孔
を設けるとともにこの貫通孔の端部に座ぐりを設
けて、該スペーサを予め前記取付用ボルトに挿通
し、かつ前記取付用ボルトのネジ谷又は前記取付
用ボルトに設けた環状溝に係合し前記座ぐりに向
かう移動を許容する爪を内周に有し、当該ブレー
キブースタのダツシユボードへの組付時に前記座
ぐり内に収納されるリングを前記取付用ボルトに
挿通して前記スペーサを抜け止めした。この構成
によれば、リングの爪が取付用ボルトのネジ谷又
は環状溝に係合してスペーサの抜け止めを確実に
行なうため、ブレーキブースタにスペーサを仮組
した状態にてブレーキブースタを組立ラインに搬
入することができて、組立ラインにおけるスペー
サのブレーキブースタへの組付作業を不要とする
ことができ、またブレーキブースタのダツシユボ
ードへの取付に際してリングがダツシユボードに
より自動的に押されて取付用ボルト上をスペーサ
に向けて移動し座ぐり内に収納されるため、ブレ
ーキブースタのダツシユボードへの取付作業はリ
ングによつて全く阻害されず、組立ラインにおけ
るブレーキブースタのダツシユボードへの取付作
業時間を短縮することができる。また、ブレーキ
ブースタをダツシユボードへ取付けた状態にて
は、スペーサとブレーキブースタのシエルが密着
することは勿論のこと、リングが座ぐり内に収納
されてスペーサとダツシユボードが密着するた
め、ブレーキブースタ、スペーサ等がダツシユボ
ードに強固に取付られるとともに、スペーサとブ
レーキブースタのシエル間、及びスペーサとダツ
シユボード間からの水の侵入が防止される。
は、前記スペーサに当該ブレーキブースタのダツ
シユボードへの取付用ボルトに挿通される貫通孔
を設けるとともにこの貫通孔の端部に座ぐりを設
けて、該スペーサを予め前記取付用ボルトに挿通
し、かつ前記取付用ボルトのネジ谷又は前記取付
用ボルトに設けた環状溝に係合し前記座ぐりに向
かう移動を許容する爪を内周に有し、当該ブレー
キブースタのダツシユボードへの組付時に前記座
ぐり内に収納されるリングを前記取付用ボルトに
挿通して前記スペーサを抜け止めした。この構成
によれば、リングの爪が取付用ボルトのネジ谷又
は環状溝に係合してスペーサの抜け止めを確実に
行なうため、ブレーキブースタにスペーサを仮組
した状態にてブレーキブースタを組立ラインに搬
入することができて、組立ラインにおけるスペー
サのブレーキブースタへの組付作業を不要とする
ことができ、またブレーキブースタのダツシユボ
ードへの取付に際してリングがダツシユボードに
より自動的に押されて取付用ボルト上をスペーサ
に向けて移動し座ぐり内に収納されるため、ブレ
ーキブースタのダツシユボードへの取付作業はリ
ングによつて全く阻害されず、組立ラインにおけ
るブレーキブースタのダツシユボードへの取付作
業時間を短縮することができる。また、ブレーキ
ブースタをダツシユボードへ取付けた状態にて
は、スペーサとブレーキブースタのシエルが密着
することは勿論のこと、リングが座ぐり内に収納
されてスペーサとダツシユボードが密着するた
め、ブレーキブースタ、スペーサ等がダツシユボ
ードに強固に取付られるとともに、スペーサとブ
レーキブースタのシエル間、及びスペーサとダツ
シユボード間からの水の侵入が防止される。
以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。第1図においてブレーキブースタ10に
はマスタシリンダ12が2対のボルト14(ブレ
ーキブースタ10のフロントシエル10aに気密
的に固着されている)とナツト16(図には一対
のみが示されている)により予め組付けられてお
り、かかるブレーキブースタ10はスペーサ18
を介して4対のボルト20(ブレーキブースタ1
0のリヤシエル10bに気密的に固着されてい
る)とナツト22(図には一対のみが示されてい
る)により補強板24にて補強してなるダツシユ
ボード26に取付られている。
明する。第1図においてブレーキブースタ10に
はマスタシリンダ12が2対のボルト14(ブレ
ーキブースタ10のフロントシエル10aに気密
的に固着されている)とナツト16(図には一対
のみが示されている)により予め組付けられてお
り、かかるブレーキブースタ10はスペーサ18
を介して4対のボルト20(ブレーキブースタ1
0のリヤシエル10bに気密的に固着されてい
る)とナツト22(図には一対のみが示されてい
る)により補強板24にて補強してなるダツシユ
ボード26に取付られている。
スペーサ18は第2図にて示したように矩形を
呈した枠体であつて、その4偶にはボルト20の
挿通される貫通孔18aがそれぞれ設けられてい
る。また各貫通孔18aの両端部には第1図及び
第3図にて示したように、座ぐり18bがそれぞ
れ形成されている。このスペーサ18は第3図に
て示したように、ブレーキブースタ10をダツシ
ユボード26に取付ける以前に、すなわち車両の
組立ラインに搬入される以前に、ボルト20に予
め挿通されかつボルト20に挿通したリング28
により抜け止めされている。リング28は、スペ
ーサ18の座ぐり18b内に収納可能であり、第
3図及び第4図にて示したように、その内周にボ
ルト20のネジ谷20aと係合しスペーサ18の
座ぐり18aに向かう移動を許容する爪28aを
有している。
呈した枠体であつて、その4偶にはボルト20の
挿通される貫通孔18aがそれぞれ設けられてい
る。また各貫通孔18aの両端部には第1図及び
第3図にて示したように、座ぐり18bがそれぞ
れ形成されている。このスペーサ18は第3図に
て示したように、ブレーキブースタ10をダツシ
ユボード26に取付ける以前に、すなわち車両の
組立ラインに搬入される以前に、ボルト20に予
め挿通されかつボルト20に挿通したリング28
により抜け止めされている。リング28は、スペ
ーサ18の座ぐり18b内に収納可能であり、第
3図及び第4図にて示したように、その内周にボ
ルト20のネジ谷20aと係合しスペーサ18の
座ぐり18aに向かう移動を許容する爪28aを
有している。
かかる構成の本実施例においては、第3図にて
示したように、リング28の爪28aが取付用ボ
ルトのネジ谷20aに係合してスペーサ18の抜
け止めを確実に行なうため、ブレーキブースタ1
0にスペーサ18を仮組した状態にてブレーキブ
ースタ10を組立ラインに搬入することができ
て、組立ラインにおけるスペーサ18のブレーキ
ブースタ10への組付作業を不要とすることがで
き、またブレーキブースタ10のダツシユボード
26への取付に際してリング28がダツシユボー
ド26により自動的に押されてボルト20上をス
ペーサ18に向けて移動し座ぐり18b内に収納
されるため、ブレーキブースタ10のダツシユボ
ード26への取付作業はリング28によつて全く
阻害されず、組立ラインにおけるブレーキブース
タ10のダツシユボード26への取付作業時間を
短縮することができる。また、ブレーキブースタ
10をダツシユボード26へ取付けた状態にて
は、スペーサ18とブレーキブースタ10のリヤ
シエル10aが密着することは勿論のこと、リン
グ28が座ぐり18b内に収納されてスペーサ1
8とダツシユボード26の補強板24が密着する
ため、ブレーキブースタ10、スペーサ18等が
ダツシユボード26に強固に取付られるととも
に、スペーサ18とブレーキブースタ10のリヤ
シエル10b間、及びスペーサ18とダツシユボ
ード26の補強板24間からの水の侵入が防止さ
れる。
示したように、リング28の爪28aが取付用ボ
ルトのネジ谷20aに係合してスペーサ18の抜
け止めを確実に行なうため、ブレーキブースタ1
0にスペーサ18を仮組した状態にてブレーキブ
ースタ10を組立ラインに搬入することができ
て、組立ラインにおけるスペーサ18のブレーキ
ブースタ10への組付作業を不要とすることがで
き、またブレーキブースタ10のダツシユボード
26への取付に際してリング28がダツシユボー
ド26により自動的に押されてボルト20上をス
ペーサ18に向けて移動し座ぐり18b内に収納
されるため、ブレーキブースタ10のダツシユボ
ード26への取付作業はリング28によつて全く
阻害されず、組立ラインにおけるブレーキブース
タ10のダツシユボード26への取付作業時間を
短縮することができる。また、ブレーキブースタ
10をダツシユボード26へ取付けた状態にて
は、スペーサ18とブレーキブースタ10のリヤ
シエル10aが密着することは勿論のこと、リン
グ28が座ぐり18b内に収納されてスペーサ1
8とダツシユボード26の補強板24が密着する
ため、ブレーキブースタ10、スペーサ18等が
ダツシユボード26に強固に取付られるととも
に、スペーサ18とブレーキブースタ10のリヤ
シエル10b間、及びスペーサ18とダツシユボ
ード26の補強板24間からの水の侵入が防止さ
れる。
なお、上記実施例においては、ボルト20のネ
ジ谷20aにリング28の爪28aが係合するよ
うにしたが、第5図にて示したように、ボルト2
0′に設けた環状溝20′bにリング28の爪28
aが係合するようにして本考案を実施してもよ
い。また本考案の実施に際しては、座ぐりの個
数、リングの個数、爪の形状・個数等を適宜変更
し得るものである。また、上記実施例において
は、補強板24をダツシユボード26の前面に固
着したが、補強板24をダツシユボード26の後
面に固着して実施してもよい。また本考案の実施
に際しては、スペーサ18とブレーキブースタ1
0のリヤシエル10b間、及びスペーサ18とダ
ツシユボード26の補強板24間にそれぞれガス
ケツトを介装してもよい。
ジ谷20aにリング28の爪28aが係合するよ
うにしたが、第5図にて示したように、ボルト2
0′に設けた環状溝20′bにリング28の爪28
aが係合するようにして本考案を実施してもよ
い。また本考案の実施に際しては、座ぐりの個
数、リングの個数、爪の形状・個数等を適宜変更
し得るものである。また、上記実施例において
は、補強板24をダツシユボード26の前面に固
着したが、補強板24をダツシユボード26の後
面に固着して実施してもよい。また本考案の実施
に際しては、スペーサ18とブレーキブースタ1
0のリヤシエル10b間、及びスペーサ18とダ
ツシユボード26の補強板24間にそれぞれガス
ケツトを介装してもよい。
第1図は本考案の一実施例を示す一部破断側面
図、第2図は第1図に示したスペーサの正面図、
第3図は第1図に示したブレーキブースタのダツ
シユボードへの組付時の要部拡大断面図、第4図
は第1図及び第3図に示したリングの拡大正面
図、第5図は本考案の他の実施例を示す要部拡大
断面図である。 符号の説明、10……ブレーキブースタ、12
……マスタシリンダ、18……スペーサ、18a
……貫通孔、18b……座ぐり、20……ダツシ
ユボードへの取付用ボルト、20a……ネジ谷、
20′b……環状溝、26……ダツシユボード、
28……リング、28a……爪。
図、第2図は第1図に示したスペーサの正面図、
第3図は第1図に示したブレーキブースタのダツ
シユボードへの組付時の要部拡大断面図、第4図
は第1図及び第3図に示したリングの拡大正面
図、第5図は本考案の他の実施例を示す要部拡大
断面図である。 符号の説明、10……ブレーキブースタ、12
……マスタシリンダ、18……スペーサ、18a
……貫通孔、18b……座ぐり、20……ダツシ
ユボードへの取付用ボルト、20a……ネジ谷、
20′b……環状溝、26……ダツシユボード、
28……リング、28a……爪。
Claims (1)
- マスタシリンダを予め組付けた状態にて車両の
ダツシユボードにスペーサを介して組付けるよう
にしたブレーキブースタにおいて、前記スペーサ
に当該ブレーキブースタのダツシユボードへの取
付用ボルトに挿通される貫通孔を設けるとともに
この貫通孔の端部に座ぐりを設けて、該スペーサ
を予め前記取付用ボルトに挿通し、かつ前記取付
用ボルトのネジ谷又は前記取付用ボルトに設けた
環状溝に係合し前記座ぐりに向かう移動を許容す
る爪を内周に有し、当該ブレーキブースタのダツ
シユボードへの組付時に前記座ぐり内に収納され
るリングを前記取付用ボルトに挿通して前記スペ
ーサを抜け止めしたことを特徴とするブレーキブ
ースタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP299283U JPS59110265U (ja) | 1983-01-13 | 1983-01-13 | ブレ−キブ−スタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP299283U JPS59110265U (ja) | 1983-01-13 | 1983-01-13 | ブレ−キブ−スタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59110265U JPS59110265U (ja) | 1984-07-25 |
JPS6312033Y2 true JPS6312033Y2 (ja) | 1988-04-07 |
Family
ID=30134631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP299283U Granted JPS59110265U (ja) | 1983-01-13 | 1983-01-13 | ブレ−キブ−スタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59110265U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015224722A (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-14 | 日本電気株式会社 | スペーサ取り付け構造 |
-
1983
- 1983-01-13 JP JP299283U patent/JPS59110265U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59110265U (ja) | 1984-07-25 |
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