JPH04214422A - コーマのニッパ機構 - Google Patents

コーマのニッパ機構

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Publication number
JPH04214422A
JPH04214422A JP3029000A JP2900091A JPH04214422A JP H04214422 A JPH04214422 A JP H04214422A JP 3029000 A JP3029000 A JP 3029000A JP 2900091 A JP2900091 A JP 2900091A JP H04214422 A JPH04214422 A JP H04214422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nipper
plate
lower nipper
nipper plate
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP3029000A
Other languages
English (en)
Inventor
Heinz Clement
ハインツ クレメント
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maschinenfabrik Rieter AG
Original Assignee
Maschinenfabrik Rieter AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Maschinenfabrik Rieter AG filed Critical Maschinenfabrik Rieter AG
Publication of JPH04214422A publication Critical patent/JPH04214422A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G19/00Combing machines
    • D01G19/06Details
    • D01G19/14Drawing-off and delivery apparatus
    • D01G19/16Nipper mechanisms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレームと該フレーム
に支持されたニッパプレートを有する下部ニッパと、一
縁を前記下部ニッパプレートの前端縁に押圧するように
前記下部ニッパプレートに対して相対運動可能な上部ニ
ッパプレートとを具えたコーマのニッパ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなニッパ機構は、通常、閉じた
時に、回転するコーミングシリンダによってコーミング
作用を受ける繊維の房(以下タフトと称する)を保持す
るのに使用される。次ぎに、このニッパ機構は開き、コ
ーミング作用を受けたタフトは一対のデタッチングロー
ラに導かれ、ここでその端部が前回の操作で形成された
フリースに接合され、且つニッパ機構に残っているラッ
プから引き抜かれる。公知のコーマで生産されたコーミ
ングフリースには或る程度の太さむらは不可避である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、均一
なコーミングフリースを得ることが可能なコーマ用ニッ
パ機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は、下部ニッパ
プレートの前端縁の前方に互いに接近する方向に傾斜し
た繊維ガイド表面を有する側面ガイドエレメントを具え
た下部ニッパ機構によって達成される。
【0005】
【作用】公知のコーマにおいては、デタッチングローラ
まで導かれるタフトの側縁が緻密でなく、しかもタフト
の平均的領域に比して厚さが薄く且つ側方に突出したひ
げ繊維を含んでいるため、コーミングフリースの側縁が
不均整になることが判明した。本発明のニッパにおいて
は、ニッパが開いてタフトがデタッチングローラに運ば
れる際に、下部ニッパプレートの前縁の前方に存在して
いる繊維ガイド表面がニッパから突出しているタフトの
側縁をガイドする機能を果たす。これによって、タフト
の側縁は緻密になり、その厚さはタフトの平均領域の厚
さとほぼ同じになる。こうしてその側縁領域の均一性の
向上したコーミングフリースが得られる。同時に、この
繊維ガイド表面によって、タフトの側縁から側方に突出
する繊維が減少し、こうした繊維がデタッチングローラ
に捕捉されずにいずこかに堆積し、ローラ巻き付き等の
障害を生じる危険性が回避される。
【0006】以下、図面に示す好適実施例に基づいて、
本発明を更に詳細に説明する。
【0007】
【実施例】図面にその一部が示されているコーミングヘ
ッドは、回転コーミングシリンダのシャフト1と、一対
のデタッチングローラ2,3と、揺動可能なニッパシャ
フト4とを具え、これらは図示しないフレームに取り付
けられている。ニッパシャフト4はクランクアーム5を
担持し、その後端には下部ニッパ6が軸支されている。 該下部ニッパ6の前端は、前記コーミングシリンダのシ
ャフト1の軸上に回動自在に軸支された前部支持体7上
に取り付けられている。この下部ニッパ6はフレーム8
とこれに支持された下部ニッパプレート9とで構成され
ている。この下部ニッパプレート9と協働する上部ニッ
パプレート10が、フレーム8と共に揺動するように連
結されたアーム11に支持されている。
【0008】連続回転するコーミングシリンダのシャフ
ト1にはローラ本体12が普通のやり方で装着され、コ
ーミングニードル13を担持したコーミングセグメント
14がその上に固定されている。図1には、閉じた位置
にあるニッパ6,10が示されている。上部ニッパプレ
ート10の下縁と下部ニッパプレート9の前縁との間に
は、ラップWのタフトFが把持されて、コーミング作用
を受けるために待機している。このタフトFは前記セグ
メント14のニードル13によってコーミングされたば
かりであり、セグメント14の運動方向におけるその終
端はタフトFまで到達している(コーミングシリンダの
運動方向─図1では反時計方向─は運動方向に前傾した
ニードル13によって示されている)。
【0009】コーミングシリンダが図1の位置から更に
回転すると、セグメント14の後端はタフトFを離脱す
る。セグメント14の後端に後続するローラ本体12の
両側にはタフトの側縁用のガイドブラケット15が設置
されているので、タフトFの側縁からの繊維の引き抜き
・切断は防止される。このガイドブラケット15はセグ
メント14の後端から円周方向に少なくとも20°の角
度範囲(シャフト1の軸を中心として)、好ましくは少
なくとも30°の範囲で延在し、ニッパ6が図1の閉じ
た位置から動いて図2の位置まで移動して開放されるま
でタフトFの側縁をガイドするように構成されている。 ガイドブラケット15の半径方向の高さは、該ガイドブ
ラケットの最も外側の部分、即ち図示のガイドブラケッ
トと同じ形の円筒面が、ローラ本体12の軸を中心とし
てニードル13の先端が描く円とほぼ同じ半径を有する
ように設定されている。ガイドブラケット15はこれよ
りも幾分低くてもよいが、ローラ本体12の中心軸から
該ブラケットの最も外側部分までの距離は、少なくとも
ニードル13の根元又はセグメント14の表面までの距
離に等しいことが必要である。
【0010】セグメント14の後端との接続のために、
ローラ本体12には繊維支持エレメント16が設けられ
、円周方向に少なくとも20°好ましくは30°〜90
°の角度範囲にわたって延在している。この繊維支持エ
レメント16のローラ本体12の軸からの距離は、前述
したガイドブラケット15の最も外側の部分の場合と同
じ範囲である。しかし、それぞれ円周方向に延在する繊
維支持エレメント16の最外側部分と各ガイドブラケッ
ト15の最外側部分との間には、凹部17を設けること
が必要である。この凹部17は、タフトFの側縁を受入
れて、これを前述のように、互いに接近する方向に傾斜
した二つのガイドブラケット15の側面によってガイド
するためのものである。
【0011】ガイドブラケット15は、図5に示されて
いるような繊維支持エレメント16上に固定されてもよ
い。しかし、このブラケットは繊維支持エレメントと一
体的に形成されることもできる。繊維支持エレメント1
6は、セグメント14の後端がタフトFを離れた後に、
下方からタフトFを支える機能を有する。これによって
、タフトFは更に緻密になり、垂れ下がる繊維が少なく
なる。同時に、タフトは僅かに持ち上げられ、更に水平
に近い位置を占める。このことは、図2に示すように、
前回の操作で形成されたフリースFの端部にタフトFを
載せ、把持ラインからのデタッチングローラ2,3の逆
転によって引き出す操作をやり易くする。図2の位置に
おいて、繊維支持エレメント16は、フリースKの端の
すべての繊維を重ね合わせる作用も行う。この繊維支持
エレメント16によって、コーミングフリースKの端部
における上方に向いた繊維が少なくなると共に、タフト
Fにおける下方に垂れ下がった繊維も少なくなる。 従って、フリースKの端部の上にタフトFを重ねる際の
繊維同士の衝突が減少し、均一な接合が行われる。
【0012】ガイドブラケット15は、前述したように
、ニッパ6,10が図1の閉じた位置を離脱して開放さ
れるまでタフトFの側縁をガイドする。次ぎに、タフト
の側縁のガイドは、下部ニッパ6に支持された一対の横
ガイドエレメント18,19に引き継がれる。このガイ
ドエレメント18,19は、下部ニッパプレート9(図
3,4)の前縁の前方において相互に接近する方向に傾
斜している繊維ガイド表面20,21を具えている。図
示の実施例においては、ガイドエレメント18,19は
、下部ニッパプレート9の前縁の背後に固定されている
一対の補助ガイドエレメント22,23によって支持さ
れている。このガイドエレメント18,19は適宜な補
助ガイドエレメント22又は23と一体化されていても
よい。この補助ガイドエレメント22,23は、同じよ
うに、相互に接近する方向に傾斜した繊維ガイド表面2
4,25を具えている。これらは、下部ニッパプレート
9の前縁まで供給されているラップWの側縁をガイドす
る。
【0013】ニッパ6,10が開いた後にタフトFの側
縁をガイドする繊維ガイド表面20,21間の距離は、
タフトFの幅方向、即ち下部ニッパプレート9の前縁に
平行に計測して、下部ニッパプレート9の面に垂直方向
に下から上に向かって次第に減少している。これにより
、ニッパ6,10が開くにつれてタフトFが上方に動く
際に、タフトの側縁は僅かに上方に押される。しかし、
ガイド表面20,21の間の最短距離は、後部繊維ガイ
ド表面24,25間の最短距離よりも約4mm程度広い
ので、タフトFはラップWに比して僅かに拡がることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】主たるコーミング作用を終了した位置にあるコ
ーマのコーミングヘッドの各部の側断面図である。
【図2】次の位置にあるコーミングヘッドの各部の側断
面図である。
【図3】図2のコーミングシリンダとニッパの一部を示
す平面図である。
【図4】コーミングシリンダを取り外した状態の図3の
左方から見た側面図である。
【図5】図2のV−V 断面図である。
【符号の説明】
6…下部ニッパ 8…フレーム 9…下部ニッパプレート 10…上部ニッパプレート 18,19…ガイドエレメント 20,21…繊維ガイド表面 22,23…補助ガイドエレメント 24,25…繊維ガイド表面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フレーム(8)と該フレームに支持さ
    れた下部ニッパプレート(9)を有する下部ニッパ(6
    )と、一縁を前記下部ニッパプレート(9)の前端縁に
    押圧するように前記下部ニッパプレート(9)に対して
    相対運動可能な上部ニッパプレート(10)とを具えた
    コーマのニッパ機構であって、前記下部ニッパ(6)は
    、下部ニッパプレート(9)の前縁の前方に繊維ガイド
    表面(20,21)を具えたガイドエレメント(18,
    19)を有し、前記繊維ガイド表面は互いに接近する方
    向に傾斜していることを特徴とするニッパ機構。
  2. 【請求項2】  前記下部ニッパプレート(9)の前縁
    に平行に計測した前記繊維ガイド表面(20,21)の
    間の距離は、該下部ニッパプレート(9)の面に垂直方
    向に次第に減少していることを特徴とする請求項1に記
    載のニッパ機構。
  3. 【請求項3】  前記下部ニッパプレート(9)上には
    、その前縁の背後に補助ガイドエレメント(22,23
    )が設置され、それの繊維ガイド表面(24,25)は
    互いに傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のニッパ機構。
  4. 【請求項4】  前記下部ニッパプレート(9)の前縁
    に平行に計測した場合、前記最初のガイドエレメント(
    以下第1ガイドエレメントと称する)(18,19)の
    繊維ガイド表面(20,21)の間の最短距離が、前記
    補助ガイドエレメント(22,23)の繊維ガイド表面
    (24,25)の間の最短距離よりも大きいことを特徴
    とする請求項3に記載のニッパ機構。
  5. 【請求項5】  前記第1ガイドエレメント(18,1
    9)のそれぞれが、前記下部ニッパプレート(9)に固
    定された前記補助ガイドエレメント(22,23)の一
    つに担持されていること特徴とする請求項3又は4に記
    載のニッパ機構。
JP3029000A 1990-03-23 1991-02-25 コーマのニッパ機構 Pending JPH04214422A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH983/90A CH681085A5 (ja) 1990-03-23 1990-03-23
CH00983/90-7 1990-03-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04214422A true JPH04214422A (ja) 1992-08-05

Family

ID=4199747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3029000A Pending JPH04214422A (ja) 1990-03-23 1991-02-25 コーマのニッパ機構

Country Status (5)

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US (1) US5148575A (ja)
EP (1) EP0447945B1 (ja)
JP (1) JPH04214422A (ja)
CH (1) CH681085A5 (ja)
DE (1) DE59101631D1 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
EP0447945B1 (de) 1994-05-18
EP0447945A1 (de) 1991-09-25
US5148575A (en) 1992-09-22
CH681085A5 (ja) 1993-01-15
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