JPH04213441A

JPH04213441A - フィルムを取り扱う装置

Info

Publication number: JPH04213441A
Application number: JP2409808A
Authority: JP
Inventors: Kazuyuki Kazami; 一之風見; Tsutomu Wakabayashi; 勤若林
Original assignee: Nikon Corp
Current assignee: Nikon Corp
Priority date: 1990-12-10
Filing date: 1990-12-10
Publication date: 1992-08-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、フィルム上の各撮影駒
を所定の撮影位置に給送するカメラのフィルム給送停止
調整装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】フィルムの情報記録領域に塗付された磁
気記録媒体に情報を記録したり、あるいは磁気記録媒体
に記録されている情報を再生するカメラが知られている
。この種のカメラでは、磁気ヘッドなどを用いて情報の
記録、再生を行なう際、フィルムの撮影駒に対して傷を
つけないように、情報の記録領域は撮影画面外に設けら
れる。ところが、撮影画面外にはフィルム給送用にパー
フォレーションが設けられており、情報の記憶容量を充
分に確保するため、このパーフォレーションの数を可能
な限り少なくして情報記録領域を広く設定する必要があ
る。

【０００３】このような問題を解決するため、本出願人
は例えば図８に示すようなフィルム５１とその給送制御
装置を提案している（特願平２−１７３９９８号参照）
。図において、フィルム５１上の各撮影駒の上部左右の
所定位置に２個のパーフォレーションが設けられ、撮影
駒５２とパーフォレーション５２ａ，５２ｂ、撮影駒５
３とパーフォレーション５３ａ，５３ｂ、撮影駒５４と
パーフォレーション５４ａ，５４ｂとはそれぞれ絶対的
な位置関係を有する。なお以下では、フィルム５１上の
各撮影駒の２個のパーフォレーションの内、左上のパー
フォレーション５２ａ〜５４ａを第１パーフォレーショ
ンと呼び、右上のパーフォレーション５２ｂ〜５４ｂを
第２パーフォレーションと呼ぶ。また図中の記号Ｐ．Ｓ
は、フィルム上のパーフォレーションを検出する光電変
換素子の検出位置を示す。

【０００４】撮影駒５３の第１パーフォレーション５３
ａが光電変換素子の検出位置Ｐ．Ｓにあり、このとき撮
影駒５３は不図示のカメラのアパーチャーに対向する。なお以下では、このような撮影駒の位置を基準位置とす
る。このようなフィルム５１を給送する場合、各撮影駒
がアパーチャーに正確に対向するように、各撮影駒と絶
対的な位置関係を有するパーフォレーションを所定の停
止位置に停止させなければならない。

【０００５】そこでフィルム給送制御装置では、フィル
ム給送時に目標停止位置のパーフォレーションの１つ手
前のパーフォレーションを検出したら給送モータをデュ
ーティー駆動し、フィルム給送速度を減速する。そして
、目標停止位置のパーフォレーションを検出したら給送
モータにショートブレーキをかけ、所定の停止位置に停
止させる。

【０００６】図９は、フィルム給送時の装置各部の信号
波形を示すタイムチャートであり、（ａ）はフィルム給
送モータの駆動出力波形を示し、（ｂ）は光電変換素子
のパーフォレーション検出波形を示し、（ｃ）はブレー
キの動作波形を示す。基準位置に設定された図８に示す
撮影駒５３の露出が終了すると、時刻ｔ１で次の撮影駒
を基準位置に設定するため１駒送りを開始する。時刻ｔ
２で撮影駒５３の第１パーフォレーション５３ａが光電
変換素子の検出位置Ｐ．Ｓを通過し、パーフォレーショ
ン検出波形はＬｏレベルになる。その後、時刻ｔ３で光
電変換素子が撮影駒５３の第２パーフォレーション５３
ｂを検出すると、フィルム給送モータのデューティー駆
動を開始してフィルム給送速度を減速する。さらに、時
刻ｔ４で目標停止位置のパーフォレーション、すなわち
次の撮影駒５４の第１パーフォレーション５４ａを検出
すると、フィルム給送モータのデューティー駆動を停止
し、ブレーキ処理を行なってフィルム給送を停止する。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】ところで、目標停止位
置のパーフォレーションを検出した時にブレーキ処理を
行なっても、モータを含むフィルム給送機構の慣性によ
ってフィルムはすぐに停止せずオーバーランを発生する
。このオーバーラン量が一定であれば、毎回の給送時に
各撮影駒はほぼ一定の位置に停止する。

【０００８】しかしながら、このオーバーラン量は、主
にフィルム給送速度の変化によって増減し、バッテリ電
圧や周囲温度の変化により給送速度が低下すると、停止
時のオーバーラン量が小さくなって通常の停止位置より
も手前に停止し、逆に給送速度が増加すると、オーバー
ラン量が大きくなって通常の停止位置を行過ぎてしまう
という問題がある。

【０００９】本発明の目的は、充分な情報記録領域を確
保するため、必要最小限のパーフォレーションを設けた
フィルムの各撮影駒を所定の停止位置に正確に停止させ
るカメラのフィルム給送停止調整装置を提供することに
ある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
１に対応づけて請求項１の発明を説明すると、フィルム
を給送するフィルム給送手段３，４と、フィルムのパー
フォレーションを検出するパーフォレーション検出手段
１，２と、フィルム給送に要する時間を計時する計時手
段７ｔと、この計時手段７ｔの計時結果に基づいて、パ
ーフォレーション検出手段１，２がパーフォレーション
を検出した後の所定のタイミングを求め、このタイミン
グで給送停止信号を発生する停止信号発生手段７と、こ
の給送停止信号を受信した時にフィルム給送手段３，４
によるフィルム給送を停止させる制御手段７とを備える
ことにより、上記目的が達成される。また、図１に対応
づけて請求項２の発明を説明すると、フィルムを給送す
るフィルム給送手段３，４と、フィルムのパーフォレー
ションを検出するパーフォレーション検出手段１，２と
、フィルム上の磁気記録媒体に記録されたクロック情報
を再生する再生手段５，６と、フィルムの給送停止時に
、再生手段５，６によって再生されたクロック情報をカ
ウントするカウント手段７ｃと、このカウント手段７ｃ
のカウント結果に基づいて、パーフォレーション検出手
段１，２がパーフォレーションを検出した後の所定のタ
イミングを求め、このタイミングで給送停止信号を発生
する停止信号発生手段７Ａと、この給送停止信号を受信
した時にフィルム給送手段３，４によるフィルム給送を
停止させる制御手段７Ａとを備えることにより、上記目
的が達成される。

【００１１】

【作用】請求項１では、停止信号発生手段７が、計時手
段７ｔによるフィルム給送時間の計時結果に基づいて、
パーフォレーション検出手段１，２によるパーフォレー
ション検出後の所定のタイミングを求め、このタイミン
グで給送停止信号を発生する。制御手段７は、この給送
停止信号を受信した時にフィルム給送手段３，４による
フィルム給送を停止させる。請求項２では、停止信号発
生手段７Ａが、カウント手段７ｃによるフィルム給送停
止時のクロック情報のカウント結果に基づいて、パーフ
ォレーション検出手段１，２によるパーフォレーション
検出後の所定のタイミングを求め、このタイミングで給
送停止信号を発生する。制御手段７Ａは、この給送停止
信号を受信した時にフィルム給送手段３，４によるフィ
ルム給送を停止させる。

【００１２】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段および作用の項では、本発明を分り
やすくするために各手段の符号に対応する実施例の要素
と同一の符号を用いたが、これにより本発明が実施例に
限定されるものではない。

【００１３】

【実施例】

−第１の実施例− 図２は、本発明の第１の実施例の構成を示すブロック図
である。１は光電検出回路であり、フォトリフレクタな
どの光電変換素子２によってフィルム上のパーフォレー
ションを検出する。なおこの光電変換素子２は、通常の
給送速度でフィルムの給送を行なった場合に、停止時に
発生するオーバーラン量だけ基準位置から給送方向上流
側に偏位して配置される。３はフィルム給送モータ４を
駆動するモータ駆動回路である。５は記録再生回路であ
り、磁気ヘッド６を介してフィルム上に塗付された磁気
記録媒体に情報を記録したり、予め記録されている情報
を再生する。７は、マイクロコンピュータおよびカウン
タ７ｃ，メモリ７ｍ，タイマ７ｔなどの周辺部品から構
成される制御回路であり、フィルム給送などを制御する
。さらに、８は、シャッターレリーズを半押しした時に
オンするスイッチ、９は、シャッターレリーズを全押し
した時にオンするスイッチ、１０は、カメラの裏蓋が閉
じられた時にオンするスイッチである。

【００１４】図３は、フィルム給送時の装置各部の信号
波形を示すタイムチャートであり、（ａ）はモータ４の
駆動出力波形を示し、（ｂ）は光電変換素子２のパーフ
ォレーション検出波形を示し、（ｃ）はブレーキの動作
波形を示す。本発明のフィルム給送停止調整装置を備え
たカメラでは、図８に示す各撮影駒に２個ずつのパーフ
ォレーションが設けられたフィルム５１を用いる。そし
て、図３に示すように、時刻ｔ４で２つ目のパーフォレ
ーション、すなわち次の撮影駒５４のパーフォレーショ
ン５４ａを検出した時に、すぐにブレーキ処理を行なわ
ず、遅延時間Ｔｄ後にブレーキ処理を開始する。この遅
延時間Ｔｄは、フィルム給送開始後にパーフォレーショ
ン検出波形がＬｏレベルに変化する時刻ｔ２から、１つ
目のパーフォレーション５３ｂが検出される時刻ｔ３ま
での給送時間Ｔｓを計時し、図４に示すように予めメモ
リ７ｍに格納されている遅延時間Ｔｄの選択テーブルの
中から給送時間Ｔｓに応じて選択される。給送時間Ｔｓ
が長いほどフィルム給送速度が遅く、給送停止時のオー
バーラン量も小さいので、遅延時間Ｔｄを長くし、逆に
、給送時間Ｔｓが短いほどフィルム給送速度が速く、給
送停止時のオーバーラン量も大きいので、遅延時間Ｔｄ
を短くする。

【００１５】図５，図６は、制御回路７で実行される制
御プログラムを示すフローチャートである。今、図８に
示すように撮影駒５３が基準位置に設定されているもの
として、このフローチャートにより動作を説明する。ス
テップＳ１で、スイッチ８によりシャッターレリーズが
半押しされたかどうかを判別し、半押しされるとステッ
プＳ２へ進んで、測光および測距を行なう。さらにステ
ップＳ３で、スイッチ９によりシャッターレリーズが全
押しされたかどうかを判別し、全押しされるとステップ
Ｓ４へ進んで、露出処理を行なう。撮影駒５３の露出終
了後、ステップＳ５へ進み、モータ駆動回路３を制御し
てフィルムの給送を開始する（図３の時刻ｔ１）。続く
ステップＳ６で、パーフォレーション５３ａが検出位置
Ｐ．Ｓを通過し、パーフォレーション検出波形がＬｏレ
ベルになったかどうかを判別し、Ｌｏレベルになるとス
テップＳ７でタイマ７ｔをスタートさせて給送時間Ｔｓ
の計時を開始する（図３の時刻ｔ２）。ステップＳ８で
、１つ目のパーフォレーション、すなわち撮影駒５３の
第２パーフォレーション５３ｂを検出したかどうかを判
別し、検出するとステップＳ９に進んでタイマ７ｔを停
止する（図３の時刻ｔ３）。

【００１６】次に、図６のステップＳ１０において、タ
イマ７ｔの計時結果から給送時間Ｔｓ（ｔ３−ｔ２）を
算出する。ステップＳ１１では、予めメモリ７ｍに記憶
されている遅延時間Ｔｄの選択テーブルの中から、算出
された給送時間Ｔｓに基づいて遅延時間Ｔｄを選択し、
続くステップＳ１２で、モータ４のデューティー駆動を
開始する。ステップＳ１３で、２つ目のパーフォレーシ
ョン、すなわち次の撮影駒５４の第１パーフォレーショ
ン５４ａが検出されたかどうかを判別し、検出されると
ステップＳ１４へ進み、上記ステップで選択された遅延
時間Ｔｄが経過するまで待機する。遅延時間Ｔｄの経過
後、ステップＳ１５でモータ４のデューティー駆動を停
止し、さらにステップＳ１６でブレーキ処理を行なう。

【００１７】このように、目標停止位置のパーフォレー
ションが検出された時にすぐにブレーキ処理を開始せず
、予め用意された遅延時間Ｔｄの選択テーブルの中から
、毎回の給送時に実測した給送時間Ｔｓに応じて各撮影
駒を基準位置に停止させるための遅延時間Ｔｄを選択し
、この遅延時間Ｔｄ後にブレーキ処理を行なうようにし
たので、バッテリ電圧や周囲温度などによって給送速度
が変化しても停止時のオーバーラン量が一定になり、各
撮影駒を所定の撮影位置に正確に停止させることができ
る。

【００１８】上記実施例では、給送時間Ｔｓに対する遅
延時間Ｔｄの選択テーブルを予めメモリ７ｍに格納した
が、実験的に給送時間Ｔｓに対する遅延時間Ｔｄの特性
関数を求め、この特性関数に基づいてさらに正確な遅延
時間Ｔｄを算出するようにしてもよい。

【００１９】また、上記実施例では、給送時間Ｔｓに応
じて遅延時間Ｔｄを選択したが、給送時間Ｔｓが同じで
も周囲温度によって給送機構の動特性が変化することが
あり、周囲温度によって選択された遅延時間Ｔｄを補正
するようにしてもよい。さらに、フィルムが巻太るにつ
れて給送速度が変化するので、フィルムの巻太り状態に
応じて遅延時間Ｔｄを補正するようにしてもよい。

【００２０】 −第２の実施例− 次に、フィルム給送停止時のオーバーラン量を実測し、
このオーバーラン量に応じてメモリ７ｍに格納されてい
る遅延時間Ｔｄを補正する第２の実施例を説明する。こ
のオーバーラン量は、図８に示すフィルム５１の磁気記
録媒体に、予め例えば１０ｂｉｔ／ｍｍの記録密度で等
間隔に磁気クロック情報を記録しておき、記録再生回路
５および磁気ヘッド６によってこの磁気クロック情報を
再生し、ブレーキ処理を開始した直後からカウンタ７ｃ
によってこのクロック情報をカウントして計測する。な
おこの第２の実施例では、図２に示す第１の実施例のフ
ィルム給送停止調整装置を用いる。

【００２１】図７は、制御回路７において実行される初
期給送制御プログラムを示すフローチャートである。こ
のフローチャートにより、第２の実施例の動作を説明す
る。ステップＳ２１で、スイッチ１０によりカメラの裏
蓋がとじられたかどうかを判別し、閉じられるとステッ
プＳ２２へ進み、フィルム装填後の初期給送を開始する
。ステップＳ２３では、所定量フィルムが給送されたか
どうかを判別し、給送されるとステップＳ２４へ進み、
磁気ヘッド６をフィルム５１の磁気記録媒体にタッチさ
せて磁気クロック情報の再生を開始する。さらに、ステ
ップＳ２５でモータ４のブレーキ処理を行ない、ステッ
プＳ２６でカウンタ７ｃによりクロック情報のカウント
を開始する。

【００２２】ステップＳ２７では、クロック情報がある
かどうかを判別し、クロック情報がなければフィルムが
完全に停止したと判断してステップＳ２８へ進み、カウ
ンタ７ｃのカウント値からオーバーラン量を算出する。つまり、フィルム上の磁気クロック情報は例えば１０ｂ
ｉｔ／ｍｍの等間隔に記録されているので、ブレーキ処
理直後からのクロック情報のカウント値に基づいてオー
バーラン量を算出する。次にステップＳ２９において、
算出されたオーバーラン量に基づいて、図４に示すメモ
リ７ｍに記憶されている遅延時間Ｔｄを補正する。すな
わち、フィルム給送機構の動特性はカメラによってバラ
ツキがあり、フィルム給送時間Ｔｓが同じであってもオ
ーバーラン量が変化するので、実際に計測されたオーバ
ーラン量に基づいて遅延時間Ｔｄを補正する。

【００２３】このように、フィルム装填後の初期送り停
止時に実際のオーバーラン量を実測し、このオーバーラ
ン量の実測結果に基づいてブレーキ処理を開始する遅延
時間Ｔｄを補正するようにしたので、カメラごとにフィ
ルム給送機構の動特性のバラツキがあったり、種類の異
なるフィルムを使用しても停止時のオーバーラン量が一
定になり、各撮影駒を所定の撮影位置に正確に停止させ
ることができる。

【００２４】なお第２の実施例では、フィルムの初期送
り時に遅延時間Ｔｄの補正処理を行なったが、カメラの
製造工程で行なってもよい。また第２の実施例では、フ
ィルム装填後の初期送り停止時のオーバーラン量に基づ
いて、メモリ７ｍに記憶されている遅延時間Ｔｄを補正
したが、初期送り時の実測オーバーラン量に基づいて、
撮影駒を基準位置に停止させるための遅延時間Ｔｄを直
接求めてもよい。さらに、給送停止を行なうたびにオー
バーラン量を実測し、このオーバーラン量に基づいて次
回の給送停止時の遅延時間Ｔｄを求めてもよい。

【００２５】また、本発明のフィルム給送停止調整装置
は、フィルム装填後、撮影に先立ってカメラの巻取りス
プールへフィルムをすべて巻取り、撮影ごとにパトロー
ネへフィルムを巻戻すプリワインド方式のカメラにも適
用することができる。その場合、上記第２の実施例の遅
延時間Ｔｄの補正処理を行なう時は、カメラの巻取りス
プールへフィルムをすべて巻取った後、さらに１駒分余
分に給送し、その駒を巻戻す時にオーバーラン量を計測
して遅延時間Ｔｄを補正すればよい。

【００２６】さらに、上記第１および第２の実施例では
、各撮影駒に対して２個のパーフォレーションが設けら
れたフィルムを例にあげて説明したが、パーフォレーシ
ョンの数は上記実施例に限定されなく、各撮影駒に対し
て１個または３個以上でもよい。

【００２７】以上の実施例の構成において、光電検出回
路１および光電変換素子２がパーフォレーション検出手
段を、モータ駆動回路３およびフィルム給送モータ４が
フィルム給送手段を、記録再生回路５および磁気ヘッド
６が再生手段を、カウンタ７ｃがカウント手段を、タイ
マ７ｔが計時手段を、制御回路７が停止信号発生手段お
よび制御手段をそれぞれ構成する。

【００２８】

【発明の効果】以上説明したように請求項１の発明によ
れば、フィルム給送時間の計時結果に基づいて、パーフ
ォレーション検出後の所定のタイミングを求め、このタ
イミングでフィルムの給送を停止するようにしたので、
バッテリ電圧や周囲温度等によってフィルム給送速度が
変化しても停止時のオーバーラン量が一定になり、各撮
影駒を所定の撮影位置に正確に停止させることができる
。また請求項２の発明によれば、フィルムの給送停止時
にフィルムの磁気記録媒体に記録されているクロック情
報をカウントし、このカウント結果に基づいてパーフォ
レーション検出後の所定のタイミングを求め、このタイ
ミングでフィルム給送を停止するようにしたので、カメ
ラごとにフィルム給送機構の動特性にバラツキがあった
り、種類の異なるフィルムを使用しても停止時のオーバ
ーラン量が一定になり、各撮影駒を所定の撮影位置に正
確に停止させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】クレーム対応図である。

【図２】一実施例の構成を示すブロック図である。

【図３】図２に示す実施例装置によりフィルムを給送し
た時の装置各部の信号波形を示すタイムチャートである
。

【図４】フィルム給送時間Ｔｓに対するブレーキ処理の
遅延時間Ｔｄの選択テーブルを示す図である。

【図５】フィルム給送などを制御する制御プログラム例
を示すフローチャートである。

【図６】フィルム給送などを制御する制御プログラム例
を示すフローチャートである。

【図７】他の制御プログラム例を示すフローチャートで
ある。

【図８】本発明に係わるカメラに用いられるフィルムの
一例を示す図である。

【図９】従来のフィルム給送制御装置によりフィルム給
送を行なったときの装置各部の信号波形を示すタイムチ
ャートである。

【符号の説明】

１　　光電検出回路２　　光電変換素子３　　モータ駆動回路４　　フィルム給送モータ５　　記録再生回路６　　磁気ヘッド７　　制御回路７ｃ　　カウンタ７ｍ　　メモリ７ｔ　　タイマ５１　　フィルム５２，５３，５４　　撮影駒

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　フィルムを給送するフィルム給送手段
と、前記フィルムのパーフォレーションを検出するパー
フォレーション検出手段と、フィルム給送に要する時間
を計時する計時手段と、この計時手段の計時結果に基づ
いて、前記パーフォレーション検出手段が前記パーフォ
レーションを検出した後の所定のタイミングを求め、こ
のタイミングで給送停止信号を発生する停止信号発生手
段と、前記給送停止信号を受信した時に、前記フィルム
給送手段によるフィルム給送を停止させる制御手段とを
備えることを特徴とするフィルム給送停止調整装置。
【請求項２】　　フィルムを給送するフィルム給送手段
と、前記フィルムのパーフォレーションを検出するパー
フォレーション検出手段と、前記フィルム上の磁気記録
媒体に記録されたクロック情報を再生する再生手段と、
前記フィルムの給送停止時に、前記再生手段によって再
生された前記クロック情報をカウントするカウント手段
と、このカウント手段のカウント結果に基づいて、前記
パーフォレーション検出手段が前記パーフォレーション
を検出した後の所定のタイミングを求め、このタイミン
グで給送停止信号を発生する停止信号発生手段と、前記
給送停止信号を受信した時に、前記フィルム給送手段に
よるフィルム給送を停止させる制御手段とを備えること
を特徴とするフィルム給送停止調整装置。