JPH04180046A - フイルム終端検出装置 - Google Patents

フイルム終端検出装置

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JPH04180046A
JPH04180046A JP2309503A JP30950390A JPH04180046A JP H04180046 A JPH04180046 A JP H04180046A JP 2309503 A JP2309503 A JP 2309503A JP 30950390 A JP30950390 A JP 30950390A JP H04180046 A JPH04180046 A JP H04180046A
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JP
Japan
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film
perforation
time
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winding
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JP2309503A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Kazami
一之 風見
Norikazu Yokonuma
則一 横沼
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、カメラのフィルム終端検出装置に関する。
B、従来の技術 従来、装填されたフィルムカートリッジから未露光フィ
ルムを全て引き出し、撮影毎にフィルムカートリッジに
巻き戻していくプリワインド方式カメラが知られている
。また、フィルムに塗布された磁気記録媒体に種々の情
報を記録する技術も既に知られている(米国特許第48
6332号)。
ところで、上記磁気記録媒体に記録される情報が各撮影
画面毎の情報の場合、これらの情報が撮影画面毎の所定
位置に記録されていないと、各撮影画面と対応づけて記
録情報を再生できないおそれがある。ところが従来のプ
リワインド方式のカメラでは、フィルムの第1駒目(最
も終端側の駒)はフィルムを引き出しながら位置合わせ
し、2駒目からはフィルムを巻戻しなから位置合わせす
るので、第1駒目の画面だけが他の画面からずれるとい
う問題があった。
そこで本出願人は、第1駒目を所定の撮影位置に正確に
位置合わせすることを目的としたカメラのフィルム給送
制御装置を先に提案した(特願平2−173998号明
細書中)。これは、カメラにフィルムの撮影可能駒数を
予め記憶させるとともに、プリワインド動作時にフィル
ムのパーフォレーションを検出してフィルムの送り駒数
をカウントし、そのカウント結果と上記記憶された駒数
とに基づいて撮影可能駒数が引き出されたことを検出す
る。そして、撮影可能駒数の引き出しが検出されると、
フィルムを更に所定量だけ引き出し、その後、フィルム
を巻戻して第1駒目を所定位置に位置合わせする。これ
により第1駒目を正確に位置合わせすることができる。
一方、上記プリワインド方式のカメラあるいは撮影ごと
にフィルムを1駒づつ巻上げて行く通常巻上方式のカメ
ラには、フィルムか完全に引き出され給送不能となった
状態をもってフィルム終端と判断し、フィルム給送モー
タを停止させるものがある。
C1発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した特願平2−173998号明細
書中の装置では、プリワインド動作時にフィルムの送り
駒数をカウントし、そのカウント−結果と予め記憶され
た影可能駒数とにより撮影可能駒数の引き出しを検出す
るため、例えばプリワインド中に電池が抜き取られたよ
うな場合には、カウント結果が消滅してしまうので、新
たに電池を装填してプリワインドを続行しても第1駒目
を所定位置に位置決めできないという問題がある。
また上述したように、フィルムが完全に引き出されて給
送不能となったときにフィルム終端と判断するカメラの
場合には、給送不能であるにも拘らず一時的にフィルム
が引張られる状態となるため、フィルムが伸びたり切れ
たりするおそれがある。
本発明の目的は、途中で電池が抜かれたような場合でも
プリワインドを続行して第1駒目裂正確に位置決めでき
るようにするとともに、フィルムが終端まで完全に引き
出される前にフィルム終端が検品可能なカメラのフィル
ム終端検出装置を提供することにある。
90課題を解決するための手段 クレーム対応図である第1図(a)により説明すると、
請求項1の発明は、各駒に対応してフィルム位置決め用
のパーフォレーションが同一間隔で設けられるとともに
、最終駒のパーフォレーションからフィルム終端側に上
記間隔よりも短い間隔をあけて終端検出用パーフォレー
ションが設けられたフィルム200が用いられるカメラ
のフィルム終端検出装置に適用される。そして、上記フ
ィルム200を巻上げる巻上手段101と、フィルム2
00のパーフォレーションを検出する検出手段102と
、フィルム巻上げ時、フィルム位置決め用のパーフォレ
ーションが検出された時点から次の所定パーフォレーシ
ョンが検出されるまでの時間を計時する計時手段103
と、計時手段103の計時時間が予め設定された基準時
間より短い場合にフィルム終端検出信号を出力する信号
出力手段104とを具備し、これにより上記問題点を解
決する。
また請求項2の発明は、第1図(b)に示すように、フ
ィルム先端側の第1パーフォレーションおよび後端側の
第2パーフォレーションが各駒に対応して同位置にそれ
ぞれ設けられるとともに、最終駒の第2パーフォレーシ
ョンの次に1個の終端検出用パーフォレーションが設け
られたフィルム200’ が用いら九るカメラのフィル
ム終端検出装置に適用される。そして、フィルム200
’を巻上げる巻上手段101と、フィルム200′のパ
ーフォレーションを検出する検出手段102と、フィル
ム巻上げ時、第2パーフォレーションが検出された時点
から次の所定パーフォレーションが検出されるまでの時
間を計時する計時手段301と、計時手段301の計時
結果に基づいて更に次のパーフォレーションが検出され
るまでの時間を演算する演算手段302と、所定パーフ
ォレーションか検出された時点から前記演算された時間
が経過してもパーフォレーションが検出されない場合に
フィルム終端検出信号を8力する信号出力手段303と
を具備し、これにより上記問題点を解決する。
E0作用 (1)請求項1の発明 フィルム巻上げ時、計時手段103は、フィルム位置決
め用のパーフォレーションが検出された時点から次の所
定パーフォレーションが検出されるまでの時間を計時す
る。この計時手段103の計時時間が予め設定された基
準時間より短い場合、信号出力手段104はフィルム終
端検出信号を出力する。これにより、プリワインド方式
カメラの場合、フィルム巻上時にフィルムの送り駒数を
カウントしなくても第1駒目を正確に位置合わせするこ
とができるので、例えばプリワインド中に電池が抜き取
られたような場合でも新たに電池を装填してプリワイン
ドを続行すれば、第1駒目の正確な位置合わせが可能と
なる。
また上記構成によれば、フィルt1が終端まで完全に引
き出される前にフィルム終端が検出できるので、上記終
端検出信号に伴ってフィルムを停止させるようにすれば
、フィルムが給送不能な状態で引張られることがない。
(2)請求項2の発明 フィルム巻上げ時、計時手段は、第2パーフォレーショ
ンが検出されている時点から次の所定パーフォレーショ
ンが検出されるまでの時間を計時する。演算手段は、こ
の計時手段の計時結果に基づいて更に次のパーフォレー
ションが検出されるまでの時間を演算する。そして信号
出力手段は、所定パーフォレーションが検出された時点
から演算された時間が経過してもパーフォレーションが
検出されない場合にフィルム終端検出信号を出力する。
これによれば、上述と同様の効果が得られるとともに、
何らかの原因でフィルムの給送速度が途中で変化した場
合にも正確な位置合わせが可能となる。
F、実施例 第2図〜第6図により本発明の一実施例を説明する。
第2図は、本発明に係るカメラのフィルム終端検出装置
を示すブロック図である。1は光電検出回路であり、接
続されたフォトリフレクタ−などのフォトセンサ1aに
よりフィルムのパーフォレーションを検出する。2は記
録再生回路であり、接続された磁気ヘッド2aにより種
々の情報をフィルムに記録したり、予めフィルムに記録
されている撮影可能駒数やフィルム感度などの情報を再
生する。
3はモータ駆動回路であり、接続されたフィルム給送モ
ータ3aを駆動してフィルムの給送を行なう。ここで本
実施例のカメラは、撮影ごとにフィルムを1駒づつ巻き
上げる通常巻上方式を採用するものとする。SWIは、
不図示のレリーズ釦の半押し操作でオンする半押しスイ
ッチであり、SW2は、レリーズ釦の全押し操作(レリ
ーズ操作)でオンする全押しスイッチである。
4は、マイクロコンピュータなどから構成される制御回
路であり、上記スイッチSW1.SW2゜光電検出回路
1および記録再生回路2からの信号に基づいてモータ駆
動回路3を制御する。
第3図(a)は、カメラのアパーチャーAPとフォトセ
ンサ1aおよび磁気ヘッド2aの配置を示す図である。
また第3図(b)は、本実施例で用いられる36枚撮り
フィルムの一例を示す図であり、フィルム10をフィル
ムカートリッジ11から全て引き出した状態を示す。こ
のフィルム10では、撮影画面外に十分な記憶容量を確
保するため、フィルム給送に用いられるパーフォレーシ
ョンの数を減らして各撮影画面毎に必要最小限のパーフ
ォレーションを設け、その空きスペースを記憶領域に割
り付けている。つまり、下段のパーフォレーションを全
て省きその空スペースを記憶領域に用いている。
第3図(b)において、F1〜F36は、撮影画面の第
1駒目〜第36駒目を示し、このフィルム10には、各
撮影画面F1〜F36に対応して2個のパーフォレーシ
ョンPla、Plb、P2a、  P2b、 ・・・ 
、 Pna、  Pnb、 ・・・ 、P36a、P3
6bが正確な位置に穿設されている。パーフォレーショ
ンPna(第1のパーフォレーション)は各画面に対し
てフィルム先端側に位置し、Pnb(第2のパーフォレ
ーション)は終端側に位置する。またP36bの次には
終端検出用のパーフォレーションPAが設けられる。
そして、第1駒目の撮影画面F1が第3図(a)に示す
アパーチャーAPに位置合わせされたとき。
フォトセンサ1aはパーフォレーションPlbに対向す
る位置に来る。以下同様であり、第36駒目をアパーチ
ャーAPに位置合わせしたとき、フォトセンサ1aはパ
ーフォレーションP36bに対向する位置に来る。すな
わちパーフォレーションPnbがフィルム位置決め用パ
ーフォレーションに相当する。ここで、パーフォレーシ
ョンP36bとPAとの間隔d1は、パーフォレーショ
ンPnbとP (n + 1 ) a (n = 1−
36 )との間隔d2の172未満となっているものと
設定する。
なおフィルム10のパーフォレーションと反対側の磁気
ヘット2aが対向する位置には、上述し、た種々の情報
のを記録するための磁気記録媒体か設けられる。
第4図は、制御回路4で実行される制御のフローチャー
トである。
このプログラムは、カメラのメインスイッチ(不図示)
がオンされると起動される。このとき、いずれかの駒の
画面がアパーチャAPと対向し、フォトセンサ1aがそ
の駒の第2パーフォレーションPnbを検出する状態に
あるものとする。
まずステップS41では半押しスイッチSWIがオンさ
れるまで待ち、オンされるとステップS42で不図示の
測光回路および測距回路を作動させて測光および測距を
行い、次いでステップS43で全押しスイッチSW2の
オンを待つ。全押しスイッチSW2がオンされるとステ
ップS43Aにおいて、上記測距結果に応じて撮影レン
ズをフォーカシング能動するとともに、測光結果に応し
てシャッタ、絞りを制御して撮影(露出処理)を行う。
次に、ステップS44でモータ駆動回路3を介してモー
タ3aを正転させ、フィルム10の1駒送りを開始する
とともに、ステップS45で制御回路4に内蔵されたタ
イマをスタートさせて所定時間の計時を開始する。また
、フィルム巻上げに伴って記録再生回g2を介して磁気
ヘッド2aにより磁気記録媒体に撮影撮影日付などの情
報を記録する。ステップS46ではパーフォレーション
が検出されるまで待ち、検出されるとステップS47で
上記タイマによる計時をストップさせる。
次いでステップS48では上記タイマの計時時間、すな
わち駒送りの開始から1個目のパーフォレーションが検
出されるまでの時間をT1として記憶する。
ここで、ステップ543Aの時点では、フォトセンサ1
aがその駒の第2パーフォレーションPnbを検出する
状態にあるので、上記検出される1個目のパーフォレー
ションは次の駒の第1パーフォレーションか終端検出用
パーフォレーションPAかである。
ステップS49では、時間T1か予め設定された時間T
oの半分、すなわちTo/2より小さいか否かを判定す
る。時間Toは、上記パーフォレーションPnbが検出
されている状態からパーフォレーションP (n+1)
aが検出されるまでの時間とされる。ステップS49が
肯定されるとステップS50に進み、否定されるとステ
ップS51に進む。
ここで、上述したように、パーフォレーションP36b
とPAとの間隔d1は、パーフォレーションPnbとP
 (n + 1 ) a (n = 1〜36 )との
間隔d2の1/2未満となっているので、ステップS4
9が肯定されるということは、ステップS46で検出さ
れたパーフォレーションが終端検出パーフォレーション
PAであることを示している。したがってこの場合には
、ステップS50でフィルム終端検出信号を出力してス
テップS53に進み、フィルム給送モータ3aにブレー
キをかける。すなわち、第6図に示す時点t1でモータ
3aの能動電極を短絡することによって発電制動をかけ
、ステップS54てフィルム10を停止させる。なおt
oはフィルム巻上げが開始された時点、t2は仮にパー
フォレーションPnaが検出された場合のその検出時点
であり、t2−toが上記TOに、tl−toがTo/
2に相当する。
一方ステップS49が否定されるとい・うことはパーフ
ォレーションP (n+1)aが検出されたとを示して
おり、この場合にはステップS51に進み、フィルム停
止のためのダンピング動作をスタートさせてステップS
52に進む。ダンピング動作とは、フィルム10の画面
をアパーチャーAPに対向する位置に正確に停止させる
ために、第5図(b)に示すようにフィルム給送モータ
3aに電圧Vccを断続的に印加して低速で駆動するも
のである。第5図(a)に示すように、フォトセンサ1
aによってパーフォレーションPnaが検出された時刻
t1からダンピング駆動が開始され、フォトセンサ1a
がパーフォレーションPnbを検出する時刻t4までダ
ンピング駆動が継続される。
ステップS52では、再びパーフォレーションが検出さ
れるまで待ち、検出されるとステップS53に進む。ス
テップS53では、フィルム給送モータ3aにブレーキ
をかける。すなわち、第5図(c)に示す時刻t4でモ
ータ3aの能動電極を短絡することによって発電制動を
かけ、フォトセンサ1aがパーフォレーションPnbを
検出した位置、つまり、フィルム10の所定駒がアパー
チャーAPに対向した位置に正確に停止させる。
以上の手順によれば、フィルムの駒送り時、フィルム位
置決め用のパーフォレーションPnbが検出された時点
から次のパーフォレーションが検出されるまでの時間を
計時し、この計時時間が予め設定された基準時間より短
い場合にフィルム終端検出信号が出力されモータ3aが
停止される。
したがって、フィルムが終端まで完全に引き出される前
にフィルム終端が検出されモータ3aを停止することが
でき、フィルムが給送不能な状態で引張られることを防
止できる。
以上の実施例の構成において、モータ粁動回路3および
モータ3aが巻上手段101を、光電検出回路1および
フォトセンサ1aが検出手段102を、制御回路4が計
時手段103および信号出力手段104をそれぞれ構成
する。
以上では、各駒に対応して2つのパーフォレーションを
設けた例を示したが、各駒に1個のパーフォレーション
、すなわち位置決め用パーフォレーションのみを設けた
ものにも本発明を適用できる。
また通常巻上方式のカメラに用いた例を示したが、フィ
ルム装填時にフィルムを終端まで引き出すプリワインド
方式のカメラにも適用できる。この場合には、例えば各
駒の位置決め用パーフォレーションが検出された時点か
ら次の駒の位置決め用パーフォレーションが検出される
までの時間を逐次計時し、その計時時間が所定値未満の
場合にフィルム終端と判断するようにすればよい。これ
によれば、従来のようにフィルム巻上時にフィルムの送
り駒数をカウントしなくても第1駒目を正確に位置合わ
せすることができるので、例えばプリワインド中に電池
が抜き取られたような場合でも新たに電池を装填してプ
リワインドを続行すれば、第1駒目の正確な位置合わせ
が可能となる。
さらに、上記カメラ内に予め設定された1駒給送時間T
Oは、そのカメラ固有の値として電源電圧、温度条件な
どを考慮して設定したり、また1駒前のフィルム給送時
間に基づいて設定してもよい。
さらにまた、本実施例ではフィルム巻上げ開始からタイ
マによる計時を開始させてパーフォレーションが検出さ
れるまでの時間を計時するようにしているが、このタイ
マを、例えば第7図に示すように、フィルムが何らかの
原因で停止してしまった状態を検出するためのタイマと
して兼用することも可能である。
すなわち第7図において、第4図のステップS45でタ
イマをスタートさせた後にステップS61で所定時間が
経過したか否かを判定し、否定されるとステップS62
でパーフォレーションが検出されたか否かを判定し、ス
テップS62か否定されるとステップ861に戻り、肯
定されると第4図のステップS47に進む。
一方、ステップ561が肯定された場合、すなわち所定
時間が経過してもパーフォレーションが検出されない場
合には、ステップS63で上記タイマを異常停止検出タ
イマーとして再びスタートさせて計時を開始し、ステッ
プS64で所定時間経過が経過したか否かを判定する。
所定時間が判定されるまでステップ565でのパーフォ
レーション検出がなされなかった場合には、フィルムが
異常停止したと判断して上記第4図のステップS53、
S54の処理を行うとともに、ステップ866で警告を
行って処理を終了させる。
また第8図は別実施例を示すフローチャートである。
上述した第4図のフローチャートでは、1駒給送時間が
固定されているため、フィルムの給送速度が途中で変化
した場合には所望の時点でフィルムを停止できないおそ
れがある。本実施例はそれを防止しようとするものであ
る。なおステップS41〜543Aまでは第4図と同様
であるので、ステップ543A以降の処理のみを説明す
る。
第8図において、ステップ543Aで露光が終了すると
ステップS71でモータ3aを正転させてフィルム10
巻上げを開始させるとともに、ステップS72でタイマ
をスタートさせて計時を開始する。次いでステップS7
3ではパーフォレーションが検出されるまで待ち、検出
されるとステップS74でタイマをストップしてステッ
プS75に進む。ここで、このとき検出されるパーフォ
レーションは上述と同様にPnaあるいはPAである。
ステップS75では、上記タイマの計時時間、すなわち
巻上げ開始から最初のパーフォレーションが検出される
までの時間をT1とし、ステップS76では次のパーフ
ォレーションが検出されるまでの時間(予測時間)を演
算する。すなわち、上記ステップS73で検出されたパ
ーフォレーションがPnaであると仮定し、上記1゛1
と予め制御回路4内に格納されている各パーフォレーシ
ョン間の間隔に基づいて、次のパーフォレーションPn
bが検出されるまでの時間を演算する。なおこの時間は
、ステップS78で開始されるダンピング動作をも考慮
に入れて演算される。
次いでステップS77で再びタイマをスタートさせると
ともに、ステップS78でダンピングをスタートさせ、
ステップS79でパーフォレーションが検出されたか否
かを判定する。ステップS79が背定されると第4図の
ステップS53に進み、否定されるとステップs80に
おいて、ステップS77でのタイマスタートからの経過
時間が上記ステップS76で演算された時間に達したが
否かを判定する。ステップS80が否定されるとステッ
プS79に戻り、肯定されるとステップS81でフィル
ム終端検出信号を出力して第4図のステップS53に進
む。
以上の手順によれば、フィルム巻上げ時、第2パーフォ
レーションPnbが検出された時点からステップS73
で次のパーフォレーション(第1パーフォレーションP
 (n+1)aあるいはPA)が検出されるまでの時間
が計時され、その計時結果に基づいて更に次のパーフォ
レーションが検出されるまでの時間が演算される。そし
て上記パーフォレーションP (n+1)aあるいはP
Aが検出された時点から上記演算された時間が経過して
もパーフォレーションが検出されない場合にフィルム終
端と判断される。すなわち、ステップ543Aで撮影が
行われた駒が最終駒F36であった場合には、ステップ
S73で検出されるパーフォレーションはPAであり、
これが検出されるまでの時間に基づいて更に次のパーフ
ォレーションが検出されるまでの時間が演算されるが、
PAの次にはパーフォレーションは存在しないので、演
算された時間が経過してもパーフォレーションが検出さ
れず、フィルム終端と判断される。
このように各駒の給送時に次のパーフォレーションが検
出されるまでの時間を計時するとともに、その計時結果
に基づいて更に次のパーフォレーションの検出時間を演
算し、その時間に基づいて終端か否かを判断するように
したので、フィルムの終端側における給送時に何らかの
原因て給送速度が遅くなった場合でも、正確に終端検出
が行える。
G0発明の効果 請求項1の発明によれば、フィルム巻上げ時に、フィル
ム位置決め用のパーフォレーションが検出された時点か
ら次の所定パーフォレーションが検出されるまでの時間
を計時し、その計時時間が予め設定された基準時間より
短い場合にフィルム終端検出信号を出力するようにした
ので、プリワインド方式カメラの場合、フィルム巻上時
にフィルムの送り駒数をカウントしなくても第1駒目を
正確に位置合わせすることができ、例えば駒数をカウン
トする手段を持たないもの、あるいはプリワインド中に
電池が抜き取られたような場合でも第1駒目の正確な位
置合わせが可能となる。またフィルムが終端まで完全に
引き出される前にフィルム終端が検出できるので、上記
終端検出信号に伴ってフィルムを停止させるようにすれ
ば、フィルムが給送不能な状態で引張られることがなく
、フィルムが伸びたり切断されることが防止される2ま
た請求項2の発明によれは、フィルム巻上げ時に、第2
パーフォレーションが検出された時点から次の所定パー
フォレーションが検出されるまでの時間を計時し、その
計時結果に基づいて更に次のパーフォレーションが検出
されるまでの時間を演算し、所定ソく−フォレーション
が検出された時点から上記演算された時間が経過しても
パーフォレーションが検出されない場合にフィルム終端
検出信号を出力するようにしたので、上述と同様の効果
が得られるとともに、何らかの原因にフィルムの給送速
度が途中で変化した場合でも、フィルムを正確に位置合
わせすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)はクレーム対応図である。 第2図〜第6図は本発明の一実施例を示し、第2図は本
発明に係るカメラのフィルム終端検出装置の全体構成を
示すブロック図、第3図(a)はカメラのアパーチャー
とフォトセンサおよび磁気ヘッドとの位置関係を示す図
、第3図(b)は本発明に用いられるフィルI、の〜例
を示す図、第4図は処理手順のフローチャート、第5図
および第6図はフォトセンサ出力波形、フィルム給送モ
ータに印加される電圧波形およびフィルム給送モータの
ショートブレーキ時の動作波形をそれぞれ示す図、第7
図は変形例を示すフローチャート、第8図は別実施例を
示すフローチャートである。 1:光電検出回路  1a:フォトセンサ2:記録再生
回路  2a:磁気ヘット3:モータ駆動回路 3a:フィルム給送モータ 4:制御回路    10:フィルム 11:フイルムカートリッシ 101:巻上手段   102:検出手段103:計時
手段   104:信号出力手段200.200’  
:フィルム 301:計時手段   302:演算手段303:信号
出力手段 P l a−P 36 a +  P l b 〜P 
36 b 、  P A +PB:パーフオレーション

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)各駒に対応してフィルム位置決め用のパーフォレー
    ションが同一間隔で設けられるとともに、最終駒の前記
    パーフォレーションからフィルム終端側に前記間隔より
    も短い間隔をあけて終端検出用パーフォレーションが設
    けられたフィルムが用いられ、 該フィルムを巻上げる巻上手段と、 前記フィルムのパーフォレーションを検出する検出手段
    と、 前記フィルム巻上げ時、前記フィルム位置決め用のパー
    フォレーションが検出された時点から次の所定パーフォ
    レーションが検出されるまでの時間を計時する計時手段
    と、 前記計時手段の計時時間が予め設定された基準時間より
    短い場合にフィルム終端検出信号を出力する信号出力手
    段とを具備することを特徴とするカメラのフィルム終端
    検出装置。 2)フィルム先端側の第1パーフォレーションおよび後
    端側の第2パーフォレーションが各駒に対応して同位置
    にそれぞれ設けられるとともに、最終駒の第2パーフォ
    レーションの次に1個の終端検出用パーフォレーション
    が設けられたフィルムが用いられ、 該フィルムを巻上げる巻上手段と、 前記フィルムのパーフォレーションを検出する検出手段
    と、 フィルム巻上げ時、前記第2パーフォレーションが検出
    された時点から次の所定パーフォレーションが検出され
    るまでの時間を計時する計時手段と、 該計時手段の計時結果に基づいて更に次のパーフォレー
    ションが検出されるまでの時間を演算する演算手段と、 前記所定パーフォレーションが検出された時点から前記
    演算された時間が経過してもパーフォレーションが検出
    されない場合にフィルム終端検出信号を出力する信号出
    力手段とを具備することを特徴とするカメラのフィルム
    終端検出装置。
JP2309503A 1990-11-15 1990-11-15 フイルム終端検出装置 Pending JPH04180046A (ja)

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JP2309503A JPH04180046A (ja) 1990-11-15 1990-11-15 フイルム終端検出装置
EP96200450A EP0715204B1 (en) 1990-11-15 1991-11-15 Camera with information recording and film end detector
EP19910310570 EP0486321A3 (en) 1990-11-15 1991-11-15 Film end detecting device of camera
DE69133220T DE69133220T2 (de) 1990-11-15 1991-11-15 Kamera mit Informationsaufzeichnung und Filmende-Detektor
US08/478,673 US5506648A (en) 1990-11-15 1995-06-07 Film end detecting device of camera

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2753809A1 (fr) * 1996-09-20 1998-03-27 Samsung Aerospace Ind Dispositif et procede pour deplacer une pellicule d'appareil photographique du type aps
US5842066A (en) * 1995-08-04 1998-11-24 Nikon Corporation Film feed control apparatus
US5845164A (en) * 1992-10-29 1998-12-01 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus for a camera with an index mark detection feature

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