JPH04210139A - 液体封入式マウント装置 - Google Patents

液体封入式マウント装置

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Publication number
JPH04210139A
JPH04210139A JP33970590A JP33970590A JPH04210139A JP H04210139 A JPH04210139 A JP H04210139A JP 33970590 A JP33970590 A JP 33970590A JP 33970590 A JP33970590 A JP 33970590A JP H04210139 A JPH04210139 A JP H04210139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrations
chamber
frequency range
liquid
internal volume
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33970590A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuuki Yamate
勇樹 山手
Masayuki Shigeta
政之 重田
Hidetoshi Shintani
新谷 英俊
Takafumi Teramoto
寺本 隆文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp, Hitachi Ltd filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP33970590A priority Critical patent/JPH04210139A/ja
Publication of JPH04210139A publication Critical patent/JPH04210139A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば自動車などのエンジンを車体上に支
持する液体封入式マウント装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば自動車などの乗り物の乗り心地は振動や騒音、特
にエンジンから車体に伝わる振動に大きく影響される。
このエンジンから車体に伝わる振動を小さくするために
、従来からエンジンを車体上に支持するマウント装置が
提案されている。
この従来のマウント装置の代表的な構造例として、例え
ば、不凍液などの液体が封入された主室及び副室を隔壁
により区画し、この隔壁にオリフィスを設けて両室を連
通し、約10Hz乃至20Hzの低周波領域におけるダ
ンピング特性を得るように構成した装置がある。
しかしながら上記構成の従来装置においては、約200
 Hz乃至500 I−1zの高周波領域の振動に対し
ては、液体がオリフィスを通過しにくくなるため、非圧
縮性の液体が主室内に密閉された状態となってマウント
の剛性が高くなり、液体がばねとして作用するためエン
ジンの振動が車体に伝達されるという問題があった。
この1問題を解決するための提案として、例えば実開昭
62−188640号公報に記載されたデカプラを備え
た液体減衰式エンジンマウント装置や、特開昭59−1
51641号公報に記載されたダイナミックダンパを備
えた液体入りエンジンマウントなどが知られている。
前者の実開昭62−188640号公報に記載された装
置は、前述したオリフィスとは別に主室と副室とを連通
ずる通路を設けるとともに、この通路を周波数域に対応
して開閉制御するデカプラを設け、低周波数領域におい
てはデカプラの大きな動きにより前記通路を閉塞して、
オリフィスの作用でダンピング特性を得る一方、高周波
数領域においてはデカプラの小さな動きにより前記通路
を開放して、ばね定数が大きくなるのを防止するように
構成している。
また、後者の特開昭59−151641号公報に記載さ
れたエンジンマウントは、内部にN2ガスなどの不活性
ガスを封入ベローズとマス(mass)体とからなるダ
イナミックダンパを上述した主室内に取り付けて、低周
波数領域においては前述したオリフィスの作用でダンピ
ング特性を得る一方、高周波数領域においては液体の高
周波振動に対して逆相で作用するダイナミックダンパに
より、高周波振動を吸収減衰するように構成している。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記2つの公報に記載された装置は、い
ずれもその機構が極めて複雑であるという問題があった
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単
な構造で低周波数領域から高周波数領域まで、振動伝達
率を小さくすることのできる液封入式マウント装置を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明の液体封入式マウ
ント装置は、隔壁を介して区画された主室及び副室と、
前記隔壁に形成され前記主室と副室とを連通ずるオリフ
ィスと、前記主室内に設けられた伸縮自在な内容積可変
部材と、この内容積可変部材を伸縮駆動する駆動手段と
を具備したことを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成によると、低周波数領域の振動に対しては、
主室と副室とを連通ずるオリフィスを液体が通過するこ
とで良好なダンピング特性が得られる。また高周波数領
域の振動に対しては、内容積可変部材の容積を変化させ
ることにより、マウントの剛性を下げることができる。
このことにより、例えばエンジンから車体に伝わる振動
や騒音を、広い周波数領域にわたって低減することがで
きる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する6 第1図にこの発明の一実施例を示す。第1図において、
インシュレータ内筒1とインシュレータ外筒2とは、防
振基体としてのラバー3を介して同心上に一体に接続さ
れている。インシュレータ外筒2の下部にはボディ側部
材4が取り付けられており、ボディ側部材4とインシュ
レータ外筒2との間に、ラバー3の下端と隔壁5と副室
用部材6とが挟持されている。そしてラバー3と隔壁5
の上部との間には主室7が形成され、隔壁5の下部と副
室用部材6との間には副室8が形成されている。
また、主室7及び副室8内にはそれぞれ不凍液などの液
体が封入されており、隔壁5には両室7.8を互いに連
通ずるオリフィス9が形成されている。さらに主室7内
には内容積可変部材1oが取り付けられている。内容積
可変部材10は隔壁5に一端が固定されたベローズ状の
ものであり、内部に内容積可変部材10の容積を変化さ
せるための駆動手段である内容積可変部材粁動装置11
が設けられている。なお、図中符号12はエンジン側マ
ウントブラケットであり、符号13はマウントブラケッ
ト12に図示しないエンジンを固定するためのボルトで
ある。また、内容積可変部材叩動装置11は例えば外部
信号によって作動される圧電素子などで構成されており
、内容積可変部材10を伸縮駆動するものである。
次に上記のように構成されたこの実施例の作用を説明す
る。
例えば、約10Hz乃至20Hzの低周波数領域の振動
に対しては、主室7と副室8とを連通ずるオリフィス9
を液体が通過することで、良好なダンピング効果を得る
ことができる。従ってアイトリングやシェイクなどを含
む低回転域でのエンジン振動が車体に伝達されるのを防
止することができる。
一方、約200Hz乃至500 Hzの高周波数領域の
振動に対しては、外部からの信号により内容積可変部材
駆動装置11を作動させて、内容積可変部材10の容積
を小さくすることにより、主室7内の液体の圧力を小さ
くすることができる。
この結果マウントの剛性が大きくなることを防止するこ
とができ、高回転域でのエンジン振動や騒音をホさくす
ることができる。
本実施例によれば、エンジンの低回転域から高回転域ま
での振動が車体に伝達されるのを良好に防止し、車室内
における乗り心地を向上させることができる。
上記実施例では内容積可変部材駆動装置11を内容積可
変部材10内に設けた場合について説明したが、第2図
に示すように内容積可変部材10内@11を内容積可変
部材10の外部、例えば副室8内に設けてもよい。
なお、上記各実施例では自動車のエンジンを車体上に支
持する液体封入式マウント装置について説明したが、他
の被支持部材を支持部材」ユに支持する場合にも応用す
ることができ、同様の効果な得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、主室内に内容
積可変部材を設けて駆動手段により伸縮駆動するように
したので、低周波数領域の振動に対してはオリフィスの
作用でダンピング特性を得ることができるとともに、高
周波数領域の振動に対しては内容積可変部材の内容積を
駆動手段により小さくすることによりマウント内の圧力
を下げ、マウントとしての剛性が大きくなるのを防止す
ることができる。
この結果、簡単な構造で低周波数領域から高周波数領域
まで、振動伝達率を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る液体封入式マウント装置の一実
施例の構成を示す縦断面図、第2図は同じく他の実施例
の構成を示す縦断面図である。 5・・・隔壁、7・・・主室、8・・・副室。 9・・・オリフィス、10・・・内容積可変部材、11
・・・内容積可変部材駆動装置(駆動手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、隔壁を介して区画された主室及び副室と、前記隔壁
    に形成され前記主室と副室とを連通するオリフィスと、
    前記主室内に設けられた伸縮自在な内容積可変部材と、
    この内容積可変部材を伸縮駆動する駆動手段とを具備し
    たことを特徴とする液体封入式マウント装置。
JP33970590A 1990-11-30 1990-11-30 液体封入式マウント装置 Pending JPH04210139A (ja)

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JP33970590A JPH04210139A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 液体封入式マウント装置

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JP33970590A JPH04210139A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 液体封入式マウント装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04210139A true JPH04210139A (ja) 1992-07-31

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ID=18330028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33970590A Pending JPH04210139A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 液体封入式マウント装置

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JP (1) JPH04210139A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100470777B1 (ko) * 2001-12-10 2005-03-08 기아자동차주식회사 자동차의 유체봉입식 엔진마운트

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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