JPH04209976A - コンクリートポンプの管内洗浄装置 - Google Patents
コンクリートポンプの管内洗浄装置Info
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- JPH04209976A JPH04209976A JP2401732A JP40173290A JPH04209976A JP H04209976 A JPH04209976 A JP H04209976A JP 2401732 A JP2401732 A JP 2401732A JP 40173290 A JP40173290 A JP 40173290A JP H04209976 A JPH04209976 A JP H04209976A
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- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
［０００１１
【産業上の利用分野］本発明は、コンクリートポンプの
管内洗浄装置に関するものである。 ［０００２］ 【従来の技術】従来のコンクリートポンプの管内洗浄装
置を図４乃至図７により説明すると、１，１が左右の油
圧シリンダ、２，２が左右の油圧ピストン、３，３が左
右のピストンロッド、４，４が左右の水洗タンク、９゜
９が左右のコンクリートシリンダ、８，８が左右のコン
クリートピストン、７．７が同各コンクリートピストン
８と上記各ピストンロッド３とを連結するカプラー、９
Ａ、９Ｂがピストン前後のシリンダ内部、１０Ａが上記
各水洗タンク４のカバー １０Ｂが同各カバー１０Ａの
止め金具、１１が切換弁、１３が水タンク、１４が同水
タンク１３と上記各水洗タンク４とを繋ぐホースで、同
ホース１４の先端部が継手金具１９を介してコンクリー
ト輸送管１８に着脱自在に取付けられる。 ［０００３］また１２Ｂが同ホース１４の水タンク１３
側に設けた手動弁、１７がゲートハウジング、２１が同
ゲートハウジング１７内に設けたゲートバルブ、１６が
ホッパで、上記ゲートバルブ２１が上記ホッパ１６と上
記各コンクリートシリンダ９との間を交互に開閉するよ
うになっている。また２０がスポンジである。 （１）コンクリートの圧送作用は次の通りである。 ［０００４］図６に示すように各コンクリートシリンダ
９をゲートハウジング１７を介してコンクリート輸送管
１８に接続し、左右の油圧シリンダ１，１を伸縮方向に
作動し、左右のコンクリートピストン８，８を左右のコ
ンクリートシリンダ９，９内で交互に往復動させて、コ
ンクリートをホッパ１６から復動側（後進側）のコンク
リートシリンダ９の内部９Ａへ吸引するとともに、吸引
しておいたコンクリートを往動側（前進側）のコンクリ
ートシリンダ９の内部９Ａからコンクリート輸送管１８
へ吐出する。 ［０００５］このとき１手動弁１２Ｂを閉じ、カバー１
０Ａ、ＩＯＡを開いて、水洗タンク４，４内を大気圧に
しておく。 （２）コンクリート圧送後のコンクリート輸送管１８の
洗浄作用は次の通りである。図７に示すようにゲートハ
ウジング１７を各コンクリートシリンダ９及びコンクリ
ート輸送管１８から取外し、スポンジ２０をコンクリー
ト輸送管１８内に挿入して、ホース１４とコンクリート
輸送管１８とをフランジ１５により連結する。また手動
弁１２Ｂを開いて、水タンク１３内の洗浄水を水洗タン
ク４，４に入れ、各カバー１０Ａを閉じ、これを止め金
具１０Ｂにより固定して、洗浄の準備作業を完了する。 ［０００６］次いで左右の油圧シリンダ１，１を伸縮方
向に作動して、左右のコンクリートピストン８，８を左
右のコンクリートシリンダ９，９内で交互に往復動させ
るとともに、切換弁１１を切り換えて、洗浄水を水タン
ク１３→ホース１４→往動側（前進側）のコンクリート
シリンダ９の水洗タンク４及びシリンダ内部９Ｂへ吸引
するとともに、吸引しておいた洗浄水を復動側（後進側
）のコンクリートシリンダ９→ホース１４→コンクリー
ト輸送管１８へ高圧流体として吐出して、これらコンク
リートシリンダ９内とコンクリート輸送管１８内とを高
圧洗浄水により洗浄する。その際、コンクリート輸送管
１８内に挿入しておいたスポンジ２０をコンクリート輸
送管１８の先端部まで圧送して、長いコンクリート輸送
管１８内に残存するコンクリートを取り除くとともに、
同コンクリート輸送管１８の内面に付着しているセメン
トペーストを取り除く。 ［０００７］
管内洗浄装置に関するものである。 ［０００２］ 【従来の技術】従来のコンクリートポンプの管内洗浄装
置を図４乃至図７により説明すると、１，１が左右の油
圧シリンダ、２，２が左右の油圧ピストン、３，３が左
右のピストンロッド、４，４が左右の水洗タンク、９゜
９が左右のコンクリートシリンダ、８，８が左右のコン
クリートピストン、７．７が同各コンクリートピストン
８と上記各ピストンロッド３とを連結するカプラー、９
Ａ、９Ｂがピストン前後のシリンダ内部、１０Ａが上記
各水洗タンク４のカバー １０Ｂが同各カバー１０Ａの
止め金具、１１が切換弁、１３が水タンク、１４が同水
タンク１３と上記各水洗タンク４とを繋ぐホースで、同
ホース１４の先端部が継手金具１９を介してコンクリー
ト輸送管１８に着脱自在に取付けられる。 ［０００３］また１２Ｂが同ホース１４の水タンク１３
側に設けた手動弁、１７がゲートハウジング、２１が同
ゲートハウジング１７内に設けたゲートバルブ、１６が
ホッパで、上記ゲートバルブ２１が上記ホッパ１６と上
記各コンクリートシリンダ９との間を交互に開閉するよ
うになっている。また２０がスポンジである。 （１）コンクリートの圧送作用は次の通りである。 ［０００４］図６に示すように各コンクリートシリンダ
９をゲートハウジング１７を介してコンクリート輸送管
１８に接続し、左右の油圧シリンダ１，１を伸縮方向に
作動し、左右のコンクリートピストン８，８を左右のコ
ンクリートシリンダ９，９内で交互に往復動させて、コ
ンクリートをホッパ１６から復動側（後進側）のコンク
リートシリンダ９の内部９Ａへ吸引するとともに、吸引
しておいたコンクリートを往動側（前進側）のコンクリ
ートシリンダ９の内部９Ａからコンクリート輸送管１８
へ吐出する。 ［０００５］このとき１手動弁１２Ｂを閉じ、カバー１
０Ａ、ＩＯＡを開いて、水洗タンク４，４内を大気圧に
しておく。 （２）コンクリート圧送後のコンクリート輸送管１８の
洗浄作用は次の通りである。図７に示すようにゲートハ
ウジング１７を各コンクリートシリンダ９及びコンクリ
ート輸送管１８から取外し、スポンジ２０をコンクリー
ト輸送管１８内に挿入して、ホース１４とコンクリート
輸送管１８とをフランジ１５により連結する。また手動
弁１２Ｂを開いて、水タンク１３内の洗浄水を水洗タン
ク４，４に入れ、各カバー１０Ａを閉じ、これを止め金
具１０Ｂにより固定して、洗浄の準備作業を完了する。 ［０００６］次いで左右の油圧シリンダ１，１を伸縮方
向に作動して、左右のコンクリートピストン８，８を左
右のコンクリートシリンダ９，９内で交互に往復動させ
るとともに、切換弁１１を切り換えて、洗浄水を水タン
ク１３→ホース１４→往動側（前進側）のコンクリート
シリンダ９の水洗タンク４及びシリンダ内部９Ｂへ吸引
するとともに、吸引しておいた洗浄水を復動側（後進側
）のコンクリートシリンダ９→ホース１４→コンクリー
ト輸送管１８へ高圧流体として吐出して、これらコンク
リートシリンダ９内とコンクリート輸送管１８内とを高
圧洗浄水により洗浄する。その際、コンクリート輸送管
１８内に挿入しておいたスポンジ２０をコンクリート輸
送管１８の先端部まで圧送して、長いコンクリート輸送
管１８内に残存するコンクリートを取り除くとともに、
同コンクリート輸送管１８の内面に付着しているセメン
トペーストを取り除く。 ［０００７］
【発明が解決しようとする課題】前記図４乃至図７に示
す従来のコンクリートポンプの管内洗浄装置には９次の
問題があった。即ち、コンクリート圧送時、もしも手動
弁１２Ｂを開いて、洗浄水を水タンク１３から水洗タン
ク４及びシリンダ内部９Ｂへ供給する一方、カバー１Ｏ
Ａを閉じて、ここに洗浄水を溜めておくと、コンクリー
トピストン８の往復動により、水洗タンク１３から水洗
タンク４及びシリンダ内部９Ｂに至る系統に存在する洗
浄水が圧縮、膨張を繰り返す。これは、コンクリートピ
ストン８の往復運動時の抵抗を増大させることであり。 コンクリートの輸送能力を低下させる。 ［０００８］そのため、コンクリート圧送時には、水洗
タンク４の上部に設けたカバー１ＯＡを開いて、水洗タ
ンク４内を大気圧にしている。またコンクリート圧送後
のコンクリート輸送管１８の洗浄時には９手動弁１２Ｂ
を開いて、洗浄水を水洗タンク４に供給する一方、カバ
−１０Ａを閉じて、水洗タンク４内を大気から気密的に
遮断するようにしている。 ［０００９］これらカバー１０Ａの開閉作業、及び手動
弁１２Ｂの開閉作業は、コンクリート打設作業完了毎に
行わなければならなくて、コンクリート圧送状態から管
内洗浄状態への切換操作及びその逆の切換操作を煩雑に
している。本発明は前記の問題点に鑑み提案するもので
あり、その目的とする処は、コンクリート圧送状態から
管内洗浄状態への切換操作及びその逆の切換操作を簡略
化できるコンクリートポンプの管内洗浄装置を提供しよ
うとする点にある。 ［００１０１
す従来のコンクリートポンプの管内洗浄装置には９次の
問題があった。即ち、コンクリート圧送時、もしも手動
弁１２Ｂを開いて、洗浄水を水タンク１３から水洗タン
ク４及びシリンダ内部９Ｂへ供給する一方、カバー１Ｏ
Ａを閉じて、ここに洗浄水を溜めておくと、コンクリー
トピストン８の往復動により、水洗タンク１３から水洗
タンク４及びシリンダ内部９Ｂに至る系統に存在する洗
浄水が圧縮、膨張を繰り返す。これは、コンクリートピ
ストン８の往復運動時の抵抗を増大させることであり。 コンクリートの輸送能力を低下させる。 ［０００８］そのため、コンクリート圧送時には、水洗
タンク４の上部に設けたカバー１ＯＡを開いて、水洗タ
ンク４内を大気圧にしている。またコンクリート圧送後
のコンクリート輸送管１８の洗浄時には９手動弁１２Ｂ
を開いて、洗浄水を水洗タンク４に供給する一方、カバ
−１０Ａを閉じて、水洗タンク４内を大気から気密的に
遮断するようにしている。 ［０００９］これらカバー１０Ａの開閉作業、及び手動
弁１２Ｂの開閉作業は、コンクリート打設作業完了毎に
行わなければならなくて、コンクリート圧送状態から管
内洗浄状態への切換操作及びその逆の切換操作を煩雑に
している。本発明は前記の問題点に鑑み提案するもので
あり、その目的とする処は、コンクリート圧送状態から
管内洗浄状態への切換操作及びその逆の切換操作を簡略
化できるコンクリートポンプの管内洗浄装置を提供しよ
うとする点にある。 ［００１０１
【課題を解決するための手段］上記の目的を達成するた
めに９本発明は、左右のコンクリートピストンを左右の
コンクリートシリンダ内で交互に往復動させて、洗浄流
体をコンクリートシリンダ内へ吸引するとともに、吸引
しておいた洗浄流体をコンクリートシリンダからコンク
リート輸送管へ高圧流体として吐出して、これらコンク
リートシリンダ内とコンクリート輸送管内とを洗浄する
コンクリートポンプの管内洗浄装置において、前記各コ
ンクリートシリンダの後部に洗浄流体用タンクをそれぞ
れ設け、同各洗浄流体用タンクをパイプにより連結し。 駆動装置により開閉操作される操作弁を上記パイプの中
間に設けている。 ［００１１１また本発明は前記コンクリートポンプの管
内洗浄装置において、各コンクリートシリンダの後部に
洗浄流体用タンクをそれぞれ設け、同各洗浄流体用タン
クをパイプにより連結し、駆動装置により開閉操作され
る操作弁を上記パイプの中間に設け、洗浄流体供給源か
らの洗浄流体の給排を制御する電磁弁を洗浄流体供給管
に設けている。 ［００１２１ 【作用］本発明のコンクリートポンプの管内洗浄装置は
前記のように構成されており、コンクリート圧送時には
、各コンクリートシリンダをコンクリート輸送管に接続
した後、洗浄流体供給源側の電磁弁を自動的に閉じると
ともに、駆動装置を作動して、各洗浄流体用タンク間の
パイプに設けた操作弁を開き、往復動するコンクリート
ピストンにより、各洗浄流体用タンクの洗浄流体をその
間に行き来させて、コンクリ−シリンダのピストン後部
内を洗浄する。またコンクリート圧送後のコンクリート
輸送管の洗浄時には、各洗浄流体用タンクをホースを介
してコンクリート輸送管に接続した後、洗浄流体供給源
側の電磁弁を自動的に開くとともに、駆動装置を作動し
て、上記操作弁を閉じ、往復動するコンクリートピスト
ンにより、洗浄流体をホース−コンクリート輸送管へ高
圧流体として吐出して、コンクリート輸送管内を洗浄す
る。 ［００１３］ 【実施例】次に本発明のコンクリートポンプの管内洗浄
装置を図１９図２９図３に示す一実施例により説明する
と、１，１が左右の油圧シリンダ、２，２が左右の油圧
ピストン、３，３が左右のピストンロッド、４．４が左
右の水洗タンク（洗浄流体用タンク）、４Ａが同各水洗
タンク４を連結するパイプ、６が同パイプ４Ａの中間に
設けた操作弁（仕切弁）、５が同操作弁６を開閉方向に
駆動する駆動モータ、９，９が左右のコンクリートシリ
ンダ、８，８が左右のコンクリートピストン、７，７が
同各コンクリートピストン８と上記各ピストンロッド３
とを連結するカプラー、９Ａ、９Ｂがピストン前後のシ
リンダ内部、１０Ａが上記各水洗タンク４のカバー １
０Ｂが同各カバー１ＯＡの止め金具、１１が切換弁、１
３が水タンク（洗浄水供給源）、１４が同水タンク１３
と上記各水洗タンク４とを繋ぐホースで、同ホース１４
の先端部が継手金具１９を介してコンクリート輸送管１
８に着脱自在に取付けられる。また１２Ａが同ホース１
４の水タンク１３側に設けた電磁弁である。 ［００１４］次に前記図１２図２９図３に示すコンクリ
ートポンプの管内洗浄装置の作用を具体的に説明する。 （１）コンクリート圧送時の作用は次の通りである。各
コンクリートシリンダ９をゲートハウジング１７を介し
てコンクリート輸送管１８に接続した後、制御盤のスイ
ッチをコンクリート圧送状態に切り換えて、水タンク１
３側の電磁弁１２Ａを自動的に閉じるとともに、駆動モ
ータ５を作動して、各水洗タンク４，４間のパイプ４Ａ
に設けた操作弁６を開き、左右の油圧シリンダ１．１を
伸縮方向に作動し、左右のコンクリートピストン８，８
を左右のコンクリートシリンダ９，９内で交互に往復動
させて、コンクリートをホッパ１６から復動側（後進側
）のコンクリートシリンダ９の内部９Ａへ吸引するとと
もに、吸引しておいたコンクリートを往動側（前進側）
のコンクリートシリンダ９の内部９Ａからコンクリート
輸送管１８へ吐出する。 ［００１５］このとき、水洗タンク４．４を連結してい
るパイプ４Ａに設けた操作弁（仕切弁）６を開放し、水
洗タンク４，４内の洗浄水をコンクリートピストン８の
往復動によりコンクリートシリンダ９，９間に自由に行
き来させて、これらコンクリートシリンダ９の内部９Ｂ
内面を洗浄する。なおこのとき、水タンク１３側の電磁
弁１２Ａは、閉状態にあり、水タンク１３から水洗タン
ク４．４には、洗浄水が供給されない。 （２）コンクリート圧送後の５ンクリート輸送管１８の
洗浄作用は次の通りである。 ［００１６］ゲートハウジング１７を各コンクリートシ
リンダ９及びコンクリート輸送管１８から取外し、スポ
ンジ２０をコンクリート輸送管１８内に挿入して、ホー
ス１４とコンクリート輸送管１８とをフランジ１５によ
り連結する。また制御盤のスイッチを洗浄状態に切り換
えて、水タンク１３側の電磁弁１２Ａを開くとともに。 駆動モータ５を駆動して、その回転を操作弁（仕切弁）
６に伝え、同操作弁６を閉位置に移動して、パイプ４Ａ
の中間を遮断して、水洗タンク４，４を分離、独立させ
る。 ［００１７］このとき、水洗タンク４，４のカバー１０
Ａ、ＩＯＡは、閉（常時閉）である。この状態で、左右
の油圧シリンダ１，１を伸縮方向作動して、左右のコン
クリートピストン８．８を左右のコンクリートシリンダ
９．９内で交互に往復動させるとともに、切換弁１１を
切り換えて、洗浄水を水タンク１３→ホース１４→往動
側（前進側）のコンクリートシリンダ９の水洗タンク４
及びシリンダ内部９Ｂへ吸引するとともに、吸引してお
いた洗浄水を復動側（後進側）のコンクリートシリンダ
９の内部９Ｂ及び水洗タンク４→ホース１４→コンクリ
ート輸送管１８へ高圧流体として吐出して、これらコン
クリートシリンダ９内とコンクリート輸送管１８内とを
洗浄する。 ［００１８］その際、コンクリート輸送管１８内に挿入
しておいたスポンジ２０をコンクリート輸送管１８の先
端部まで圧送して、長いコンクリート輸送管１８内に残
存するコンクリートを取り除くとともに、同コンクリー
ト輸送管１８の内面に付着しているセメントペーストを
取り除く。 ［００１９］
めに９本発明は、左右のコンクリートピストンを左右の
コンクリートシリンダ内で交互に往復動させて、洗浄流
体をコンクリートシリンダ内へ吸引するとともに、吸引
しておいた洗浄流体をコンクリートシリンダからコンク
リート輸送管へ高圧流体として吐出して、これらコンク
リートシリンダ内とコンクリート輸送管内とを洗浄する
コンクリートポンプの管内洗浄装置において、前記各コ
ンクリートシリンダの後部に洗浄流体用タンクをそれぞ
れ設け、同各洗浄流体用タンクをパイプにより連結し。 駆動装置により開閉操作される操作弁を上記パイプの中
間に設けている。 ［００１１１また本発明は前記コンクリートポンプの管
内洗浄装置において、各コンクリートシリンダの後部に
洗浄流体用タンクをそれぞれ設け、同各洗浄流体用タン
クをパイプにより連結し、駆動装置により開閉操作され
る操作弁を上記パイプの中間に設け、洗浄流体供給源か
らの洗浄流体の給排を制御する電磁弁を洗浄流体供給管
に設けている。 ［００１２１ 【作用］本発明のコンクリートポンプの管内洗浄装置は
前記のように構成されており、コンクリート圧送時には
、各コンクリートシリンダをコンクリート輸送管に接続
した後、洗浄流体供給源側の電磁弁を自動的に閉じると
ともに、駆動装置を作動して、各洗浄流体用タンク間の
パイプに設けた操作弁を開き、往復動するコンクリート
ピストンにより、各洗浄流体用タンクの洗浄流体をその
間に行き来させて、コンクリ−シリンダのピストン後部
内を洗浄する。またコンクリート圧送後のコンクリート
輸送管の洗浄時には、各洗浄流体用タンクをホースを介
してコンクリート輸送管に接続した後、洗浄流体供給源
側の電磁弁を自動的に開くとともに、駆動装置を作動し
て、上記操作弁を閉じ、往復動するコンクリートピスト
ンにより、洗浄流体をホース−コンクリート輸送管へ高
圧流体として吐出して、コンクリート輸送管内を洗浄す
る。 ［００１３］ 【実施例】次に本発明のコンクリートポンプの管内洗浄
装置を図１９図２９図３に示す一実施例により説明する
と、１，１が左右の油圧シリンダ、２，２が左右の油圧
ピストン、３，３が左右のピストンロッド、４．４が左
右の水洗タンク（洗浄流体用タンク）、４Ａが同各水洗
タンク４を連結するパイプ、６が同パイプ４Ａの中間に
設けた操作弁（仕切弁）、５が同操作弁６を開閉方向に
駆動する駆動モータ、９，９が左右のコンクリートシリ
ンダ、８，８が左右のコンクリートピストン、７，７が
同各コンクリートピストン８と上記各ピストンロッド３
とを連結するカプラー、９Ａ、９Ｂがピストン前後のシ
リンダ内部、１０Ａが上記各水洗タンク４のカバー １
０Ｂが同各カバー１ＯＡの止め金具、１１が切換弁、１
３が水タンク（洗浄水供給源）、１４が同水タンク１３
と上記各水洗タンク４とを繋ぐホースで、同ホース１４
の先端部が継手金具１９を介してコンクリート輸送管１
８に着脱自在に取付けられる。また１２Ａが同ホース１
４の水タンク１３側に設けた電磁弁である。 ［００１４］次に前記図１２図２９図３に示すコンクリ
ートポンプの管内洗浄装置の作用を具体的に説明する。 （１）コンクリート圧送時の作用は次の通りである。各
コンクリートシリンダ９をゲートハウジング１７を介し
てコンクリート輸送管１８に接続した後、制御盤のスイ
ッチをコンクリート圧送状態に切り換えて、水タンク１
３側の電磁弁１２Ａを自動的に閉じるとともに、駆動モ
ータ５を作動して、各水洗タンク４，４間のパイプ４Ａ
に設けた操作弁６を開き、左右の油圧シリンダ１．１を
伸縮方向に作動し、左右のコンクリートピストン８，８
を左右のコンクリートシリンダ９，９内で交互に往復動
させて、コンクリートをホッパ１６から復動側（後進側
）のコンクリートシリンダ９の内部９Ａへ吸引するとと
もに、吸引しておいたコンクリートを往動側（前進側）
のコンクリートシリンダ９の内部９Ａからコンクリート
輸送管１８へ吐出する。 ［００１５］このとき、水洗タンク４．４を連結してい
るパイプ４Ａに設けた操作弁（仕切弁）６を開放し、水
洗タンク４，４内の洗浄水をコンクリートピストン８の
往復動によりコンクリートシリンダ９，９間に自由に行
き来させて、これらコンクリートシリンダ９の内部９Ｂ
内面を洗浄する。なおこのとき、水タンク１３側の電磁
弁１２Ａは、閉状態にあり、水タンク１３から水洗タン
ク４．４には、洗浄水が供給されない。 （２）コンクリート圧送後の５ンクリート輸送管１８の
洗浄作用は次の通りである。 ［００１６］ゲートハウジング１７を各コンクリートシ
リンダ９及びコンクリート輸送管１８から取外し、スポ
ンジ２０をコンクリート輸送管１８内に挿入して、ホー
ス１４とコンクリート輸送管１８とをフランジ１５によ
り連結する。また制御盤のスイッチを洗浄状態に切り換
えて、水タンク１３側の電磁弁１２Ａを開くとともに。 駆動モータ５を駆動して、その回転を操作弁（仕切弁）
６に伝え、同操作弁６を閉位置に移動して、パイプ４Ａ
の中間を遮断して、水洗タンク４，４を分離、独立させ
る。 ［００１７］このとき、水洗タンク４，４のカバー１０
Ａ、ＩＯＡは、閉（常時閉）である。この状態で、左右
の油圧シリンダ１，１を伸縮方向作動して、左右のコン
クリートピストン８．８を左右のコンクリートシリンダ
９．９内で交互に往復動させるとともに、切換弁１１を
切り換えて、洗浄水を水タンク１３→ホース１４→往動
側（前進側）のコンクリートシリンダ９の水洗タンク４
及びシリンダ内部９Ｂへ吸引するとともに、吸引してお
いた洗浄水を復動側（後進側）のコンクリートシリンダ
９の内部９Ｂ及び水洗タンク４→ホース１４→コンクリ
ート輸送管１８へ高圧流体として吐出して、これらコン
クリートシリンダ９内とコンクリート輸送管１８内とを
洗浄する。 ［００１８］その際、コンクリート輸送管１８内に挿入
しておいたスポンジ２０をコンクリート輸送管１８の先
端部まで圧送して、長いコンクリート輸送管１８内に残
存するコンクリートを取り除くとともに、同コンクリー
ト輸送管１８の内面に付着しているセメントペーストを
取り除く。 ［００１９］
【発明の効果】本発明のコンクリートポンプの管内洗浄
装置は前記のようにコンクリート圧送時には、各コンク
リートシリンダをコンクリート輸送管に接続した後、洗
浄流体供給源側の電磁弁を自動的に閉じるとともに、駆
動装置を作動して、各洗浄流体用タンク間のパイプに設
けた操作弁を開き、往復動するコンクリートピストンに
より、各洗浄流体用タンクの洗浄流体をその間に行き来
せて、コンクリ−シリンダのピストン後部内を洗浄する
。またコンクリート圧送後のコンクリート輸送管の洗浄
時には、各洗浄流体用タンクをホースを介してコンクリ
ート輸送管に接続した後、洗浄流体供給源側の電磁弁を
自動的に開くとともに、駆動装置を作動して、上記操作
弁を閉じ、往復動するコンクリートピストンにより。 洗浄流体をホース→コンクリート輸送管へ高圧流体とし
て吐出して、コンクリート輸送管内を洗浄するので、コ
ンクリート打設作業完了毎に行っていたカバー開閉作業
や手動弁の開閉作業を不用にできて、コンクリート圧送
状態から管内洗浄状態への切換操作及びその逆の切換操
作を簡略化できる効果がある。
装置は前記のようにコンクリート圧送時には、各コンク
リートシリンダをコンクリート輸送管に接続した後、洗
浄流体供給源側の電磁弁を自動的に閉じるとともに、駆
動装置を作動して、各洗浄流体用タンク間のパイプに設
けた操作弁を開き、往復動するコンクリートピストンに
より、各洗浄流体用タンクの洗浄流体をその間に行き来
せて、コンクリ−シリンダのピストン後部内を洗浄する
。またコンクリート圧送後のコンクリート輸送管の洗浄
時には、各洗浄流体用タンクをホースを介してコンクリ
ート輸送管に接続した後、洗浄流体供給源側の電磁弁を
自動的に開くとともに、駆動装置を作動して、上記操作
弁を閉じ、往復動するコンクリートピストンにより。 洗浄流体をホース→コンクリート輸送管へ高圧流体とし
て吐出して、コンクリート輸送管内を洗浄するので、コ
ンクリート打設作業完了毎に行っていたカバー開閉作業
や手動弁の開閉作業を不用にできて、コンクリート圧送
状態から管内洗浄状態への切換操作及びその逆の切換操
作を簡略化できる効果がある。
【図１】本発明に係わるコンクリートポンプの管内洗浄
装置の一実施例を示す斜視図である。
装置の一実施例を示す斜視図である。
【図２】図１の矢視Ａ−Ａ線に沿う縦断正面図である。
【図３】図１の管内洗浄装置のコンクリート輸送管洗浄
時の管接続状態を示す系統図である。
時の管接続状態を示す系統図である。
【図４】従来のコンクリートポンプの管内洗浄装置を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図５】図５の管内洗浄装置のコンクリート輸送管洗浄
時の管接続状態を示す系統図である。
時の管接続状態を示す系統図である。
【図６】図５の管内洗浄装置のコンクリート圧送状態を
示す斜視図である。 ・□
示す斜視図である。 ・□
【図７】図５の管内洗浄装置のコンクリート輸送管洗浄
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
１ 油圧シリンダ
２ 油圧ピストン
３ ピストンロッド
４ 洗浄流体用タンク
４Ａ パイプ
５ 駆動装置
６ 操作弁
８ コンクリートピストン
９ コンクリートシリンダ
１２Ａ 電磁弁
１３ 洗浄流体供給源
【図１】
Claims (2)
- 【請求項１】左右のコンクリートピストンを左右のコン
クリートシリンダ内で交互に往復動させて、洗浄流体を
コンクリートシリンダ内へ吸引するとともに、吸引して
おいた洗浄流体をコンクリートシリンダからコンクリー
ト輸送管へ高圧流体として吐出して、これらコンクリー
トシリンダ内とコンクリート輸送管内とを洗浄するコン
クリートポンプの管内洗浄装置において、前記各コンク
リートシリンダの後部に洗浄流体用タンクをそれぞれ設
け、同各洗浄流体用タンクをパイプにより連結し、駆動
装置により開閉操作される操作弁を上記パイプの中間に
設けたことを特徴とするコンクリートポンプの管内洗浄
装置。 - 【請求項２】前記各コンクリートシリンダの後部に洗浄
流体用タンクをそれぞれ設け、同各洗浄流体用タンクを
パイプにより連結し、駆動装置により開閉操作される操
作弁を上記パイプの中間に設け、上記洗浄流体供給源か
らの洗浄流体の給排を制御する電磁弁を洗浄流体供給管
に設けたことを特徴とする請求項１記載のコンクリート
ポンプの管内洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2401732A JPH04209976A (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | コンクリートポンプの管内洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2401732A JPH04209976A (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | コンクリートポンプの管内洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04209976A true JPH04209976A (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=18511567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2401732A Withdrawn JPH04209976A (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | コンクリートポンプの管内洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04209976A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102410198A (zh) * | 2011-09-15 | 2012-04-11 | 三一重工股份有限公司 | 混凝土泵送设备及其泵送机构 |
| CN103321871A (zh) * | 2013-06-21 | 2013-09-25 | 中联重科股份有限公司 | 泵送机构及包含该泵送机构的泵送设备 |
| JP2015081549A (ja) * | 2013-10-22 | 2015-04-27 | 日工株式会社 | コンクリートポンプのコンクリートシリンダ用ピストン |
-
1990
- 1990-12-12 JP JP2401732A patent/JPH04209976A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102410198A (zh) * | 2011-09-15 | 2012-04-11 | 三一重工股份有限公司 | 混凝土泵送设备及其泵送机构 |
| CN103321871A (zh) * | 2013-06-21 | 2013-09-25 | 中联重科股份有限公司 | 泵送机构及包含该泵送机构的泵送设备 |
| JP2015081549A (ja) * | 2013-10-22 | 2015-04-27 | 日工株式会社 | コンクリートポンプのコンクリートシリンダ用ピストン |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980312 |