JPH04208352A - 床下空調対応パーティション - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、送風機を本体内に内蔵し、床下空調空気をパ
ーティションからアンビエント空間へ吹き出す機能を有
する床下空調対応パーティションに関するものである。

従来の技術 一般にパーティションを使用して間仕切りした場合、パ
ーティション内が区画され、窓、空調機。

換気扇などによる気流が疎外されるため、部屋の温度と
パーティション内の温度が不均一になっていた。この対
策として、従来は、第３図に示すよう１こ床１０１の上
に上げ床１０２を設けて、エアチャンバ一部分１０３を
作り、空調機１０４の吹出口１０５を前記エアチャンバ
一部分１０３に段面し、前記上げ床１０２には吹出孔１
０６が設けられ、パーティション１０７のエアチャン−
く一部分１０８の下部に設けられた吸込孔１０９との間
がダクト１１０で接合され前記パーティション１０７の
エアチャンバ一部分１０８の上部には、空調吹出口１１
１が設けられていた。さらに天井面１１２には空調吸込
口１１３が設けられ、吸辻ダクト１１４を介して空調！
１１０４の吸込口１１５に接続されていた。

この構成で空調機１０４を運転すると、空調空気は吹出
口１０５からエアチャンバ一部分１０３を通り、吹出孔
１０６からダクト１１０を通ってパーティション１０７
のエアチャンバ一部分１０８を通り、空調吹出口１１１
からアンビエント空間へ排出され、リターン空気は、空
調吸込口１１３から吸込ダクト１１４を通り、空調機１
０４の吸込口１１５に戻っていた。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の技術では、パーティション内の
エアチャンバーの圧損と、床とパーティションの接続ダ
クトの圧損があるため、床下のエアチャンバーの圧力を
プラス側に設定せねばならず、パーティションの数を増
やせば増やすほど、その圧力を上げるために、空調機の
送風能力を大きくせねばならず、かつ、床から空気が洩
れやすくなるという課題があった。また、空調空気は、
その温度のままパーティションから排出され、温度調節
ができないという課題を有していた。

本発明は上記課題を解決するもので、パーティション内
に送風機を内蔵して床との間をダクトで接続して、床下
空調空気をパーティション内に取り込んでアンビエント
空間に吹き出すとともに、空気室に設けたダンパーによ
り、その空調空気と室内空気を混合させ温度調節を可能
にするとともに、床下のエアチャンバ一部分の圧力をパ
ーティションの数にかかわらず一定にすることができ、
空調機の送風能力もそれほど大きくする必要がない床下
空調対応パーティションを提供することを目的とするも
のである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、パーティション本
体内部に送風機を配設し、前記パーティション本体前面
に吹出口を形成し、さらに前記送風機の前方に空気室を
設け、前記空気室と上げ床との間をダクトで接続し、前
記空気室に室内空気混合用のダンパーを設けた構成とし
たものである。

作　　　用 この構成により、パーティション内のエアチャンバ一部
分およびダクトで発生する圧損は、パーティションに内
蔵された送風機で補うことができ、パーティションの数
に関係なく床下のエアチェンバー内の圧力を低く一定に
保ったまま、アンビエント空間に空調空気が吹き出るこ
とになり、前記空調空気は室内空気と混合されることに
より、温度調節が可能となる。

実　　施　　例 以下本発明の一実施例を第１図、第２図にもとづき説明
する。図において、羽根車１と電動機２を有する送風機
３はパーティション本体４に内蔵されている。送風機３
の前方には吸込口５と室内空気混合用ダンパー２１を有
する空気室６が設けられており、上げ床７に設けられた
吹出口８との間はダクト９で接続されている。パーティ
ション本体４の上部は送風機３の送風口１０から送風さ
れた空気のエアチャンバー１１となっており、前面には
吹出１２が設けられている。空調機１３の空調吹出口１
４は上げ床７と底床１５の間のエアチャンバ一部分１６
に設けられており、天井面１７には、空調吸込口１８が
設けられ、吸込ダクト１９を介して空調機１３の吸込口
２０に接続されている。

上記構成に於いて、空調機１３を運転すると、空調機１
３より発生された空調空気は空調吹出口１４よりエアチ
ャンバ一部分１６に排出され、−定の圧力に達する。こ
こで送風機３を運転すると、空調空気は吹出口８からダ
クト９を通って空気室６へ導かれ、送風機３よりエアチ
ャンバー１１を通って吹出口１２よりアンビエント空間
へ排出される。このとき室内空気混合用ダンパー２１が
閉じていれば空調空気と同じ温度の空気が排出されるが
、開いたときには室内空気と空調空気が混合されて、温
度調節が可能となる。リターン空気は、空調吸込口１８
から吸込ダクト１９を通って空調機１３の吸込口２０に
導かれる。この構成で、ダクト９およびエアチャンバー
１１で発生する圧損は、送風機３によって相殺されるた
め、パーティションの数が増えても空調機１３の送風能
力はその風量だけ確保しておればよく、エアチャンバ一
部分１６の圧力も一定にすることができる。また、エア
チャンバ一部分１６の圧力を低く抑えることができるた
め、上げ床７からの空気洩れも減らすことができる。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば、送風機をパーティション内に設け、床下空調空気を
パーティションに取り込むとともに、その空気を室内空
気混合用のダンパーで室内空気と混合させることによっ
て、パーティションからの吹田空気の温度調節が可能に
なるとともに、床下のエアチャンバ一部分の圧力を低く
一定に保つことができるため、空調機の送風能力を小さ
くすることができ、また床からの空気洩れを減らすこと
ができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の床下空調対応パーティショ
ンの断面図、第２図は同空調部屋の断面図、第３図は従
来の床下空調対応パーティションを使用した空調部屋の
断面図である。 ３・・・−・・送風機、４・・・・・・パーティション
本体、６・・・・・・空気室、７・・・・・・上げ床、
９・・・・・・ダクト、１２・・・・・・吹出口、２１
・・・・・・室内空気混合用ダンパー。 代理人の氏名　弁理士小暇治　明ほか２名３−Ｌ’顧践 吟−′−バーティン３ソ不体 ｇ−−−生気室 ’１−　　’１ＦｉｔＬ　１ＳＩｔ１９’ノ＋ｖ−第２
図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　パーティション本体内部に送風機を配設し、前記パー
   ティション本体前面に吹出口を形成し、さらに前記送風
   機の前方に空気室を設け、前記空気室と上げ床との間を
   ダクトで接続し前記空気室に室内空気混合用ダンパーを
   設けた床下空調対応パーティション。