JPH04208265A - 基本単量体が水素結合により結合されるサーモトロピックになり得る多分子会合、その製造方法及びこの方法に利用する事が意図される基本単量体 - Google Patents

基本単量体が水素結合により結合されるサーモトロピックになり得る多分子会合、その製造方法及びこの方法に利用する事が意図される基本単量体

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JPH04208265A
JPH04208265A JP2409902A JP40990290A JPH04208265A JP H04208265 A JPH04208265 A JP H04208265A JP 2409902 A JP2409902 A JP 2409902A JP 40990290 A JP40990290 A JP 40990290A JP H04208265 A JPH04208265 A JP H04208265A
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Claudine Fouquey
クローディーヌ・フーケ
Jean-Marie Lehn
ジャンマリー・レーン
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Rhone Poulenc Chimie SA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】第一の主題において、本発明は多
分子会合に関連し、それは表現「ポリマーJにより本明
細書の以下の部分において定義され、その基本単量体は
少なくとも2個の水素結合によりお互いに結合する。こ
れらのポリマーは、もし適当な置換基が基本単量体に導
入されれば、サーモトロピックになり得る。第二の主題
において、本発明は、該ポリマーの製造方法に関連する
。第三の主題において、本発明はこの方法を利用するこ
とを意図する基本単量体に関連するが、ほかの目的にも
使用され得る。 [0002]
【従来の技術】従来技術は、基本単量体が水素結合によ
り結合される多重会合反応により、ポリマーを生成する
可能性に関して何も述べていない。 [0003]
【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
これらの新しいタイプの合成を提案することであり、こ
の範囲内で、結合のレベルが十分に高いので、基本単量
体が共有結合により結合される従来のポリマーで考えら
れるいくつかの用途において、使用が可能なポリマーを
提供する事である。 [0004]
【発明を解決するための手段】それ故に、第一の主題に
おいて、本発明は、 a)次の式、
【化1】−ここで、記号Σの各々は、お互いに同一か又
は異なり、分子から又は分子の群から誘導される官能基
を示し、後記に表す式(II)の単量体M2の記号
【外
1】の各々により示される補官能基と少なくとも2個の
水素結合を形成する事が可能であり、−記号Aは、炭素
原子を50個以上含有することが可能な原子価m1の有
機基を示し、及び−mlは、少なくとも2に等しく、特
に2〜5の範囲の数を示す、の単量体M1と、b)次の
式、
【化2】−ここで記号
【外1】の各々は、お互いに同一か又は異なり、分子か
ら又は分子の群から誘導される官能基を示し、前記で定
義された式(I)の単量体M1の記号Σの各々により示
される補官能基と少なくとも2個の水素結合を形成する
ことが可能であり、−記号Bは、基Aと同一か又は異な
る原子価m2の有機基を示し、及び−m2は、少なくと
も2に等しく、特に2〜5の範囲の数を示す、の補単量
体M2との、相互作用から生じることを特徴とするポリ
マーに関連する。 [0005]今述べた基A及びBは、一般に飽和又は不
飽和であり、場合によると1個以上のヘテロ原子を含む
直線状又は分岐状の炭化水素鎖である。 [0006]水素結合は、通常プロトン供与体とプロト
ン受容体の間で形成され、例えば、式>NH−−−0=
Cく(ここで、>NH及びO=C<は補部位を構成する
)により説明できる。補官能基Σ及び
【外1】から誘導
される分子又は分子の群の構造は、(i)これらの構造
の組合せが、少なくとも2組の補部位を導き、ここで同
じ組の補供与体と受容体の部位は、実質上同じ平面上で
正しい配向に位置させることができる、及び (i i)該構造が、適当なスペーサー基A及びBを取
りつけることができる、である限り、特に重要ではない
。 供与体と受容体の部位の例として、次の、供与部位>N
−Hl−NH2、−0−H及び受容部位>C=O1−0
−=N−1及び>N−が挙げられるであろう。 [00’07]本発明の範囲内で、官能基Σ及び
【外1
】は、その各々は少なくとも2個の供与体及び/又は受
容体部位を含有しなければならないが、一般に一個以上
のヘテロ原子、例えばN、0又はSを含む単環式化合物
、或は一個以上のヘテロ原子、例えば特にN、○又はS
を含むオルト−又はペリ縮合多環式化合物を含有する分
子又は分子の群から誘導される。水素結合の形成を可能
にする供与体及び受容体部位は、 (i)環中に含有さ
れ得る及び/又は(i i)この(又はこれらの)環に
より支持される一個の(又はそれ以上の)置換基を構成
し得る。 [0008]2flllの補単量体M1及びM2を一緒
にした場合、それらの補官能基Σ及び
【外1】の会合によりそれらが結合され、生じた会合は
、ポリマーの構造において次式1.+−+  (−)A
−Σ−
【外11  B()−2−1 (ここで、Σと 【外1]の間に含まれる記号r−−−Jは、少なくとも
2個の水素結合を示す)の構造単位を生成する。 [0009]基本単量体を製造し、次に該基本単量体の
会合構成単位Σ−−− 【外1】が本発明のポリマーを生成する為に使用され得
る補環式化合物の組合せの例は、特に、シトシン(又は
2−オキソ−4−アミノピリミジン)/イソシトシン(
又は2−アミノ−4−ヒドロキシピリミジン)の組、グ
アニン(又は2−アミノ−6−オキソプリン)/シトシ
ンの組、アデニン(又は6−アミノプリン)/ウラシル
(又は2,4−ジオキソピリミジン)の組、及び2゜6
−ジアルカンアミドピリジン/ウラシルの組である。 次の文献、−Feibush及びその他が著者の、J。 A’m、ChemySoc、1986年、108巻、3
310〜3318ページには、例えば2.6−ジアルカ
ンアミドピリジン/チミン(又は5−メチル−2,4−
ジオキソピリミジン)の組、及び−R,Ke l’l 
y及びその他が著者の、J、’Am、Chem、Soc
、1987年、109巻6549〜6551ページ、に
記載されている前記の組み合わせ又はそれらの類似物は
また適当である。 [0010]第一の主題を有する本発明において特に重
要なポリマーは二官能価である、つまり式(I)及び(
I I)の該単量体がml=m2=2である補単量体M
1及びM2から出発したポリマーである。記号A及びB
は2個の自由原子価を含む基を示す。 [0011に官能価の単量体から得られる本発明のこれ
らのポリマーは、次の一般式、Σ−A−Σ−[−
【外1
] −B− 【外1】−m−Σ−A−Σ−1゜
【外1] −B− 【外1]     (I I I) ここで、種々の記号A、 B、Σ、 【外1】は、前記の意味を有し、nは整数又は分数、例
えば0〜10の範囲を示す、により示され得る。 [0012]使用できる基本単量体を表している二官能
価の単量体M1及びM2として、次式の化合物、Ml:
 Σ−A−Σ      (IV)及び M2:
【外1] −B− 【外1]  (V) ここで、−少なくとも二個の供与体及び/又は受容体部
位を各々含まなければならない補官能基Σ(お互いに同
一か又は異なる)及び 【外1】 (お互いに同一か又は異なる)は、一般に一
個以上のヘテロ原子、例えば特にN、 0又はSを含む
単環式化合物、或は一個以上のヘテロ原子、例えば特に
N、O又はSを含むオルト−又はペリ縮合多環式化合物
を含有する分子又は分子の群から誘導され、水素結合の
形成を可能にする供与体及び受容体部位は、 (i)環
中に含有され得る及び/又は(i i)この(又はこれ
らの)環により支持される一個の(又はそれより多くの
)置換基を構成し得る、−同一か又は異なるスペーサー
基A及びBは、場合によっては一個以上のヘテロ原子、
例えば特にN、0又はSを含む飽和又は不飽和、直線状
又は分岐状の少なくとも2個の炭素原子を主鎖に含む炭
化水素鎖であり、該主鎖は、鎖の末端に二個の官能基Σ
及び
【外l】を保持する、が挙げられる。 [0013]使用され得る基本単量体の好ましい代表例
である二官能価の単量体M1及びM2として、式(IV
)及び(V):ここで、−補官能基Σ(お互いに同一か
又は異なる)及び
【外1】 (お互いに同一か又は異なる)が特に補複素
環式化合物の次の組:c1=シトシン/イソシトシン、
C2=グアニン/シトシン、c3=アデニン/ウラシル
、c4=2.6−ジアルカンアミドピリジン/ウラシル
、c5=2.6−ジアルカンアミドピリジン/チミン、
から誘導される、−供与体及び/又は受容体部位で占め
られる所の反対側或は実質上反対側の部位に位置される
官能基にスペーサー基A及びBが取りつけられる、−同
一か又は異なるスペーサー基A及びBは、場合によって
は一個以上のヘテロ原子、例えば特にN、 O又はSを
含む、少なくとも二個の炭素原子を主鎖に含む、飽和又
は不飽和、直鎖又は側鎖の炭化水素鎖からなる二価の基
を示す、の化合物が挙げられる。 [0014]使用され得る基本単量体の更に好ましい代
表例である二官能価の単量体M1及びM2として、式(
IV)及び(V):ここで1.−補官能基の各々の組は
、二個の同一のΣ基及び二個の同一の
【外1】基で形成
される、−補官能基は、特に補複素環式化合物の次の組
:c1=シトシン/イソシトシン、C2=グアニン/シ
トシン、c3=アゾニジ/ウラシル、c5=2.6−ジ
アルカンアミドピリジン/ウラシル、c5=2.6−ジ
アルカンアミドピリジン/チミン、から誘導される、−
供与体及び/又は受容体部位で占められる所の反対側或
は実質上反対側の部位に位置される官能基にスペーサー
基A及びBが取りつけられる、−同一か又は異なるスペ
ーサー基A及びBは、場合によっては一個以上のヘテロ
原子、例えば特にN、 O又はSを含み、少なくとも四
個の炭素原子を主鎖に含む少なくとも六個の原子を含有
する、直線状又は分岐状の飽和脂肪鎖からなる二価の基
を示す、の化合物が挙げられる。 [0015]二官能価の単量体Nil及びM2が次の:
官能基Σ及び
【外1】にスペーサー基A及びBの主鎖端の取付位置に
関する限りにおいて前記に示される一般的又は好ましい
定義を有する、−しかし、同一か又は異なるスペーサー
基A及びBの構造において、両方が、場合によっては一
個以上のヘテロ原子を含み、次の付加条件を満たす:鎖
の末端に二個の官能基Σ及び
【外1】を持つ、各々の側鎖の主鎖は少なくとも四個の
炭素原子を含む少なぐとも六個の原子を含有し、そして
該主鎖に取りつけられた側鎖は少なくとも五個の炭素原
子を含む少なくとも六個の原子を含有する、側鎖からな
る二価のラジカルを示す、から選択される場合、第一の
主題を有する本発明のポリマーがサーモトロピック(t
hermotropic)になり得る事が発見された。 [0016]原子の数を決定する際に考慮すべき原子は
、当の鎖(主又は側)、例えば三個の原子を含む次のタ
イプ:  CH20Co−の鎖の連続及び三個の炭素原
子を含む五個の原子を含有する次のタイプニー○CH2
CH20Co−の鎖の連続を構成する炭素原子+任意の
ヘテロ原子であることが理解されなければならない。 [0017]使用され得る基本単量体のより更に好まし
い代表例であり、更にサーモトロピックの特性が付与さ
れたポリマーを製造する事を可能にする二官能価の単量
体M1及びM2として次の条件を満たす、式(IV)及
び(V)のものが挙げられる。ここで、−補官能基の各
々の組は、二個の同一のΣ基及び二個の同一の
【外1】
から構成される、−補官能基は、特に補複素環式化合物
の次の組:c1=シトシン/イソシトシン、C2=グア
ニン/シトシン、c3=アデニン/ウラシル、c4=2
.6−ジアルカンアミドピリジン/ウラシル、c5=2
.6−ジアルカンアミドピリジン/チミン、から誘導さ
れる、−供与体及び/又は受容体部、位で占められる所
の反対側或は実質上反対側の部位に位置される官能基に
スペーサー基A及びBが取りつけられる、−同一か又は
異なるスペーサー基A及びBは、メソコンフィギユレー
ション又はトレオコンフィギュレーションを取り、そし
て各々次式:
【化3】ここで、 同一か又は異なる残りのEの各々は
、炭素原子及びヘテロ原子、例えば特にN、○又はSの
群から選択された少なくとも1個の原子を含有する構成
単位を示し、このものは酒石酸のC0OH官能基(又J はこの官能基の訓導体)の適当な反応性官能基への直接
共有結合によるか或は炭素原子及び/又はΣ又は
【外1
】にペテロ原子に基づく間隔アームによるかのどちらか
による結合から生じたものであり、同一か又は異なる記
号R及びRoの各々は、5〜20個の炭素原子を含む直
鎖アルキルラジカルを示す、に対応する酒石酸か;ら誘
導される。 [0018]  rより更に好ましい代表例」の単量体
の群に属する単量体M1及びN12の具体例によると、
特に次式の化合物を挙げられる。ここで、Mlに関して
【化4】 ここで、記号R及びRoは式 えられた意味を有し、記号R1 含む直鎖アルキル基を示す。 (VI)について前記で与 は1〜4個の炭素原子を [0019]これら具体例の範囲内で、基本単量体の会
合構成単位は3個の水素結合を伴う次の構造を有する:
【化6】 [002O1本発明の第二の主題は、該ポリマーの製造
方法に関連する。 [00211本発明の方法に従って、一般に等モル量で
使用される補単量体M1及びM2の均質混合物を製造す
る事が所望される。成分の物理特性に依存して、この操
作は微細固体の配合に対して、或は温度の影響下で液体
状態の維持及び/又は溶媒の使用により、配合物の成分
の一方の他方への溶液又は懸濁液を作るために、従来技
術を用いる事ができる。 [0022]好ましくは操作は、単量体及び所望される
ポリマーに共通する非プロトン性極性溶媒又はこれらの
溶媒の混合物の存在下で、室温〜選択される溶媒の沸点
までの範囲の温度で操作が実施される:好ましい溶媒は
、特にジオキサン、テトラヒドロフラン、塩化メチレン
、四塩化炭素である。多重会合反応は、非常に速く、反
応は一般に、例えば10分〜2時間の範囲の間に進める
事が可能である。所望されるポリマーは、反応混合物の
溶媒から、例えば減圧下でこの(これらの)溶媒を蒸留
して除く事により、単離できる。 [0023]記載されている製造を溶媒中で実施する場
合、所望されるポリマーの構造が一度その最大凝集力に
達すると、使用される溶媒からポリマーが完全に分離す
る事を考慮すべきである。 [0024]得られたポリマーは、特に二官能価の単量
体M1及びM2から得られたものは、ガラス表面に対し
て及び金属表面に対しての両方にかなり著しい粘着性が
あり、白っぽい乳白光を出すペーストの形を取る。従っ
て示される粘着特性が、これらのポリマーを例えば塗被
を生成する為及び接着の為に使用する事を可能にさせる
。接着操作は、前もって処理した二種類の支持体を、単
量体M1を有する一方を単量体M2を有する他方に、結
合させて実施する事に注意すべきである。水素結合によ
り単量体M1及び単量体M2を会合させる為に、単量体
M1により示される単量体M2を識別する能力はまた、
他に対して、特に選択された支持体に対して、与えられ
た支持体の選択性接着を形成する事を可能にさせる。ス
ペーサー基A及びBの特性を変える事により、例えば室
温(25℃)以下〜200℃以上の範囲に渡る温度で液
晶相(又は組織化されたメソ相)を形成する特性を有す
るサーモトロピックポリマーが得られる。 [00251本発明の第三の主題は、記載されている製
造方法に利用される式(I)及び(I I)の基本単量
体M1及びM2 (これら単量体が新規な化合物を構成
する)に関連する。第三の主題において、本発明は特に
前記で定義された式(IV)及び(V)の二官能価の単
量体M1及びM2に関連する。 [0026]これらの単量体は、当業者に公知の合成方
法[本質的に、鎖の末端に二個以上の反応性官能基を備
えた一方の先駆物質(スペーサー基A及びB)、例えば
次の官能基:カルポン酸或はアルコール、第−又は第二
アミンの誘導体を、Σ及び
【外1】の官能基から誘導され、スペーサー基A及びB
の先駆物質により支持される官能基と反応させる事が可
能である官能基を備えた他方の分子及び分子の群に、反
応させる事からなる]を適用する事により市販されてい
る原料から調製される。 [0027]例えば、L(+)酒石酸から誘導されるス
ペーサー基A及びBがある式(VII)及び(VII■
)の二官能価の単量体M1及びM2は、次の合成機構(
この機構において、酒石酸から始まっている残りの式は
ニューマンの投影式である)を適用する事によりL(+
) N、 N、 N’ 、 N’ −テトラメチルタル
ドラミド0 (D、5eebachらが著者のOrg、
5ynth、、1983年、61巻、24ページ、参照
)から得ることができる。 [0028]
【化7】 [0029] HOCH2−Ur又は6−ヒドロキシメ
チルウラシル反応体はに、L、Nagpalが著者のJ
。 Med、Chem、 、1972年、15巻、121ペ
ージにより与えられる指示に従って製造される。H○(
CH2)20−Py又は4−(ヒドロキシエチル)オキ
シ−2,6−ジアセチルアミツビリジン反応体は4−ベ
ンジルオキシ−2,6−ジアミツビリジン(D、 G、
 Markeesらが著者のJ、Med、Chem、、
1968年、11巻、126ページ参照)から四段階で
実施されるニジアセチル化、ベンジル基の水添分解、2
−ブロモブロモエチルアセテートとのアルキル化及び鹸
化。
【0030】式(VII)及び(VIII)の類似の単
量体M1及びM2は、D(−)及びメソ酒石酸の誘導体
から上に挙げた合成機構に従って製造され得る。 [00311本発明はまた、次式に相当する二B゛
【外
1]−−−Σ−A−Σ− 【外11−B’  (X)  :付加物A1A’ −Σ
−−−【外1] −B− 【外1】−−−Σ−A“ (X):付加物A2ここで、
構成単位Σ−A−Σ及び
【外1] −B− 【外1】は、上に定義されている式(IV)及び(V)
の二官能価の単量体M1及びM2を示す、一構成単位

外1】及びA“−Σは、次の:記号
【外1】及びΣが単量体M2及びhilに属するものと
同じ補官能基を示し、記号A゛及びB“は同一か又は異
なり、官能基Σ及び
【外1】により支持される置換基を示し、及び−例以上
のベテロ原子を含有し得る直線状又は分岐状の長い炭化
水素鎖を含む、の構造の補止合物C2及びC1を示す、
の付加物に関連する。 [0032]好ましい付加物の代表例として、次の構造
:(i)構成単位Σ−A−Σ及び補官能基
【外1】又は
構成単位
【外1] −B− 【外1】及び補官能基Σは、前記で与えられた定義を有
し、 「好ましい代表例」と呼ばれる物の二官能価の単
量体M1及びM2と結合する、そして、 (11)化合
【外1】又はA゛−Σ中の置換基B゛又はA゛は、官
能基の供与体及び/又は受容体部位で占められる位置に
関して反対側或は実質上反対側の部位の位置に置かれる
、の式(X)又は(X I )の付加物が挙げられる。 [0033]更に好ましい付加物の代表例として、次の
構造:(iii)構成単位Σ−A−Σ及び補官能基
【外
1】或は構成単位
【外11−B− 【外1】及び補官能基Σは前記で与えられた定義を有し
、 「更に好ましい代表例」と呼ばれる物の二官能価の
単量体M1及びM2と結合する、そして、 (iv)供
与体及び/又は受容体部位で占められる位置に関して反
対側或は実質上反対側の部位の位置に置かれる置換基B
゛又はA’  (同一か又は異なる)は、分岐されて、
次の付加条件:側鎖の主鎖は、総原子数n1が15〜2
5の範囲にある、主鎖は、総原子数n2が11〜20の
範囲にある、置換基B゛又はAoで、総原子数nl+n
2は少なくとも28原子に等しい、に合う、一個以上の
ヘテロ原子、例えば特にN、 O又はSを含む、長い脂
肪族炭化水素鎖を示す、の式(X)又は(XI)の付加
物を挙げることができる。 [0034]より更に好ましい付加物の代表例として、
次の構造:(■)構成単位Σ−A−Σ及び補官能基
【外
1】或は構成単位
【外1】−B
【外1】及び補官能基Σは、前記で与えられた定義を有
し、 [より更に好ましい代表例」と呼ばれる二官能価
の単量体M1及びM2と結合する、そして、 (vi)
置換基B°又はAoは、前記で与えられた定義(iv)
を有する、の式(X)又は(XI)の付加物が挙げられ
る。 [0035]  rより更に好ましいの代表例」の付加
物の群に属する具体的な付加物の例として、特に次のニ
ーA1の場合:式(VII)の単量体ML及び次の構造
【化8】 ここで:記号RI は1〜4個の炭素原子を含有する直
鎖アルキル基を示し、記号R2は、11〜18個の炭素
原子を含有する直鎖アルキル基を示す;の補化合物C2
(Mlの1モルに付き2モルの割合で)の混合物、−A
2の場合:式(VIII)の単量体M 2、及び次の構
造:
【化9】 ここで:記号R3は12〜20個の炭素原子を含有する
直鎖アルキル基を示し、記号R4は、記号R3と同=か
又は異なり、11〜18個の炭素原子を含有する直鎖ア
ルキル基を示し、構成単位R3+R4に含まれる炭素数
の総数が少なくとも25に等しい付加条件付で、の補止
合物C1(M2の1モルに付き2モルの割合で)の混合
物、から得られる付加物A1及びA2が挙げられる。 [0036]化合物O2は、次の合成機構:
【化10] を用いて、4−アリルオキシ−2,6−ジアミツビリジ
ン 5 (D、G、Markeesらが著者のJ、Am
。 Chem、Soc、 、1956年、78巻、4130
ページ参照)から得られる化学種に相当する。 [0037]化合物C1は、次の合成機構:【化11】 を用いて、6−ホルミルウラシル 8 (T、 B、 
 Johnsonらが著者のJ、Am、Chem、So
c、 、1931年、53巻、1989ページ参照)又
は6−クロロメチルウラシル IQ (1,von  
Klosaが著者の、Arzne im、Forsch
、/Drug  Res、 、1980年、30巻、2
28ページ参照)から得られる化学種に相当する。 [0038]
【実施例】次の例は、いかにして本発明を実施するかを
、範囲を限定することなく説明している。 [0039]これらの例において、本発明のポリマー及
びそれらの元である補単量体は、化学構造(赤外、水素
核と炭素−13核の核磁気共鳴、元素分析)の特性値を
決定する事を含む様々な分析を使用して確認される。本
発明の場合、融点及びサーモトロピック特性の特性値は
、データ入手及び処理の為にHewl e t t−P
ackard  HP  86の電算機を備えたPer
kin−Elmer  DSC2の装置を使用する示差
走査熱量分析(DSC)、相の性質を確認する為に存在
する加熱台が結合された偏光顕微鏡による観察、及びX
線回折(XR)分析により、決定された。旋光能がPe
rkin−Elmer  241  旋光計を使用して
、計測された。 [00401例1 この例は、式(VII)の、 ここでニースペーサー基AがL(+)酒石酸から誘導さ
れる、−不斉炭素原子により支持されるエーテル残基の
基R及び基R゛は、同一であり、各々C12825の基
を示す、の単量体M1の製法及び特性を記載する。 [0041]’この製法は、前記
【化7】に示された合成機構に従って実施され、ここで
得られる単量体M1は、3aの表記(R=C12H25
を有する構造3)により示される。 [0042] L (+)ジドデシルオキシ−N、 N
。 N’ 、N’−テトラメチルタルドラミド; R=CL
2 Hzs(1a)を有する構造1:NaH(オイル中
で50%の懸濁液)10mmo 1を窒素ガスの流れで
掃気された250−mlの三ツロフラスコに投入し、乾
燥ペンタンで三回洗浄する。無水ジメチルホルムアミド
(DMF) 18m1を加え、続いて少しづつL (+
) N、 N、 N’ 。 N゛−テトラメチルタルドラミド Oを加える。濃厚な
ゲルを生成し、水素ガスを放出するために発泡する。窒
素雰囲気中でこれを室温で1時間攪拌し、次にDMF4
mlに溶解したn−ドデシル−p−トルエンスルホネー
ト(4,6g)  10mmo lを加え、そして混合
物を80℃で8時間過熱する(ゲルは速やかに均質溶液
になる)。冷却後水を加え、エーテル抽出をして、続い
てプラインで洗浄し、Naz SO4で乾燥し、乾燥す
るまで蒸発させる。粗化合物を、アミコンシリカ(Am
 i c 。 n  5ilica)上でフラッシュクロマトグラフィ
ー(f 1ash  chromatography)
により精製し、ジクロロメタン(CH2C12)とアセ
トンの3/l混合物で溶離させる。80%の収率;ヘキ
サンからの晶出、m、<50℃;
【外2】 k         〔α〕B =+45° (c=0. 、、CHCl ] )’HN
MR(CHC13):CH3−CH2: 0.89、t
、(6)(); CH3N: 2.92、S、 (6H
):CH3N:3.18、S、 (6H)  :R−C
H:  O−:3.55、t、 (4H)ニー〇−CH
−Co、H:4゜69、S、 (2H) [0043] L (+)ジドデシルオキシ酒石酸; 
R=C12H25(2a)を有する構造2ニアミド加水
分解1aをT、M、Fylesらが著者のCan、J、
Chem、、1984年、62巻、498ページ、に従
って実施するニアミド2mmo1及び25%HCI、1
5m1を15時間還流する。冷却及び稀釈の後に、生成
された結晶をろ過して取り出す。定量的数値:ヘキサン
からの晶出、m、=76℃;
【外2]=+14.5° (c=0. 、、CHCI3
)lHNMR(CDC13):CH3−CH2: 0.
87、t、 (6H): RCH2−0: 3.5、q
、(2H)及び3.72、q、(2H)  ;−○−C
H−CO2H:4. 36 、 S、  (2H)  
 、  −CO2H二 9゜7、b、  s、 (2H
) [0044]6−ヒドロキシメチルウラシルしく+)ジ
ドデシルオキシタルトレート 3a: a)酸塩化物 2bisaに転化 PC152mmo l  (416mg)を少しづつ、
3mlの無水CHz Clz に二酸2 a、  1m
mo l  (486mg)を溶解した溶液に加え、1
8時間室温に放置して反応させる。化合物は、トルエン
の存在下で三回、真空下で蒸発させ、次に残液を乾燥C
H2CI2 3mlに溶解させる。 b)エステル化: 窒素雰囲気下でこの溶液を一10℃で、無水へキサメチ
ルホスホトリアミド(HMPT)2mlに6−ヒドロキ
シメチルウラシル2mmo 1  (284mg)及び
ジメチルアミノピリジン(DMAP)2.2mmol 
 (268mg)を溶解した溶液に加える。室温で混合
物を3時間攪拌し、次に水を加える。混合物を一度エチ
ルアセテートで抽出する:水性部分に懸濁する特に純粋
なエステル3aをろ過して取り出す;収率:54%。エ
タノールからの晶出及び母液の薄層クロマトグラフィー
(Mache rey−Nage lシリカゲルプレー
ト 1/l  THF/CH2C12)により精製する
。 =+44.5度(c=0. 55、THF)物理特性M
R1融点)を、後記の表4及び5にまとめる。 (N [00451例2 この例は、式(VIII): ここでニー基R+ の各々はCH3を示す、−スペーサ
ー基BはL(+)酒石酸から誘導される、及び−不斉炭
素原子により支持されるエーテル残基の基R及びR゛は
、同一であり、各々はCl2H25基を示す、の単量体
M2の製法及び特性を記載する。 [0046]この製法は、前記 【化7】に示された合成機構に従って実施され、ここで
得られる単量体M2は、4aの表記(R=C+2825
を有する構造4)により挙げられる。2,6−ジアセチ
ルアミノ−4−(ヒドロキシエチル)オキシピリジンL
(+)ジドデシルオキシタルトレート 4aが、例1に
おいて示される様に、得られた二酸から製造される。 [00471酸塩化物の製法及びそれらの2,6−ジア
ζセチルアミノ−4(ヒドロキシエチル)オキシピリジ
ンとのエステル化は、例1に挙げた条件と同一の条件に
おいてエステル3aと結合させるが、HMPTをD M
Fに置き換えて実施する。水を添加した後に、反応混合
物をジクロロメタンで抽出し、粗化合物をコラム(Me
rck  5ilica)上またはプレート(Mach
erey−Nagel)上で連続クロマトグラフィーに
より精製し、85/15ジクロロメタン/工タノール混
合物で溶離する。エステル4a  0.29mmo l
  (278mg)を集める;収率=29%。この化合
物は、水性エタノールのフォーミング溶媒から晶出させ
る。 分析(室温で脱溶媒) C50Hso H6012(FW=957. 23) 
 :
【表1】 [0048]例3及び4 これらの例は、前記の例1及び2において得られる単量
体の構造と同じタイプの構造を有する単量体Ml  (
例3)及び単量体M2 (例4)を記載するが、そのス
ペーサー基A及びBはメソ酒石酸から誘導され、ニュー
マンの投影式で、次の式二 を有する。これらの単量体を、新たに13a(Ml)及
び14a(M2)により表記する。後記に示すメソ酒石
酸誘導体は、L(+)系列の例1及び2において前記に
記載されている条件と厳密に同じ条件下でメソ−N。 N、N’ 、N’ −テトラメチルタルドラミドから調
製される。これらの特性は次のようになる:
【表2】メ
ソ−ジドデシルオキシ−N、 N、 N’ 、 N’テ
トラメチルタルドラミド:51%の収率・m、=79℃
; メソ−ジドデシルオキシ酒石酸: 100%の収率;m、=84−88℃;6−ヒトロキシ
メチルウラシルメソージドデシルオキシタルトレート1
3a:33%の収率;NMR及び融点:後記の表4及び
5を参照 2.6−ジアセチルアミノ−4−(ヒドロキシエチル)
オキシピリジンメソ−ジドデシルオキシタルトレート1
4a : 36%の収率:NMR及び融点:表1及び2
を参照 分析: C50H80N60to (FW=957. 
23)  ;[00491例5及び6: これらの例は、テトラヒドロフラン(THF)に厳密に
等モル量の補単量体M1及びM2を溶解させて調製した
本発明の二種類のポリマーを記載する。次に溶液を蒸発
させて残液を20X102Paで20分間80℃で乾燥
させた。 [00501 1)例5:M1+M2の混合物の組成物:3a+4a得
られたポリマーは、厚いガム状の外観であり、ガラス及
びへらに粘着し、高い複屈折性があり、254℃、つま
りその成分の34°及び196°より高い融点を有する
。THFに可溶性であり、クロロホルムにやや可溶性で
あり、エタノールには実質上不溶性である;溶液が(T
HF及びCHCl3)濃縮される場合、ゲルが得られ、
その生じた組織を偏光顕微鏡下で見ることができ、例え
ば特に結合構造はサーモトロピックポリマーの構造に類
似している。
【表3】 NMR及び転移温度を下記の表4及び5に挙げる。 [00511得られたポリマーのXR分析は、メソ相が
六角形の柱状タイプ(柱の直径=38. 5A)で、各
々の柱は、ポリマーの形状の二個の補単量体の会合から
生じた三個のストランドから作られる事を示す。データ
は、ピッチ=12.8人及び半径=7.35Aを有する
つる巻き線上に巻つけられた三個の等価のストランドを
含む分子モデルに一致する;柱の対称は三組であり、タ
イプΣ−−−
【外1】の3.71の会合構成単位は順番に、一回転ご
とに(−ストランドにつき120’)配置される。 [0052] 2)例6:M1+M2の混合物の組成物:13a+14
ここで得られたポリマーはまた、明確に限定された化合
物であり、その特性は前記のポリマー3a+4aの特性
に類似しているが、著しい違いがある。NMR及び転移
温度を後記の表1及び2に挙げる。 [0053]溶解性はほぼ同じであり、ゲルはまた、溶
液が濃縮された場合に形成されるが、顕微鏡下で観察さ
れる組織は著しく異なる;前記のように、X線は、三組
の対称がある直径=36.8Aの柱を有する柱状のメソ
相を明らかにするが、ここで柱に集められた三個のスト
ランドはつる巻き線状ではなくてジグザグ形に配置され
る;タイプΣ−
【外1】の三個の構成単位は一回転ごとに配置される。 [0054]
【表4】 a)K=結晶相: M=メソ相; ■=イソトロピック相; 試料を加熱しながら次に冷却しながら(5又は10℃m
in”)少なくともニサイクルに渡り調べる。転移温度
は、ベースライン及びピーク(狭いピーク)の最も急な
傾きに対する接線の間の交点か又はピークの最大(広い
ピーク)に対してかのいづれかに一致する。標準として
インジウム(融解エンタルピー785cal  mal
l)を用い、エンタルピーをピーク面積から推測する。 [00561例7: この例は、製法及び例1に記載した構造3aの単量体M
1と構造7、ここでRr =CH3及びRz = Cl
 78:+5(7b)の補止合物02(1モルのMlに
つき2モルの割合で)の混合物から得られる付加物A1
の物理特性を記載する。混合物は、熱THFに溶解し、
続いて蒸発させ、次に一間接乾燥させる事により製造さ
れた。DSCにより計測される転移温度及びエンタルピ
ー[△H1(k c a Imo l−1)は次の二に
34−39M215−218 [33,6]  Iであ
る。得られた付加物は、著しく粘性が大きいが、方向性
の摩擦により非常に良く延伸する。 [0001]
【産業上の利用分野】第一の主題において、本発明は多
分子会合に関連し、それは表現「ポリマー」により本明
細書の以下の部分において定義され、その基本単量体は
少なくとも2個の水素結合によりお互いに結合する。こ
れらのポリマーは、もし適当な置換基が基本単量体に導
入されれば、サーモトロピックになり得る。第二の主題
において、本発明は、該ポリマーの製造方法に関連する
。第三の主題において、本発明はこの方法を利用するこ
とを意図する基本単量体に関連するが、ほかの目的にも
使用され得る。 (0002]
【従来の技術】従来技術は、基本単量体が水素結合によ
り結合される多重会合反応により、ポリマーを生成する
可能性に関して何も述べていない。 [0003]
【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
これらの新しいタイプの合成を提案することであり、こ
の範囲内で、結合のレベルが十分に高いので、基本単量
体が共有結合により結合される従来のポリマーで考えら
れるいくつかの用途において、使用が可能なポリマーを
提供する事である。 [0004]
【発明を解決するための手段】それ故に、第一の主題に
おいて、本発明は、a)次の式、
【化1】 ここで、記号Σの各々は、お互いに同一か又は異なり、
分子から又は分子の群から誘導される官能基を示し、後
記に表す式(II)の単量体M2の記号
【外1】 、°・Σ の各々により示される補官能基と少なくとも2個の水素
結合を形成する事が可能であり、−記号Aは、炭素原子
を50個以上含有することが可能な原子価m1の有機基
を示し、及び−mlは、少なくとも2に等しく、特に2
〜5の範囲の数を示す、の単量体M1と、b)次の式、
【化2】 (tY7−−B         (工1)ここで記号
【外1】の各々は、お互いに同一か又は異なり、分子か
ら又は分子の群から誘導される官能基を示し、前記で定
義された式(1’)の単量体M1の記号Σの各々により
示される補官能基と少なくとも2個の水素結合を形成す
ることが可能であり、−記号Bは、基Aと同一か又は異
なる原子価m2の有機基を示し、及び−m2は、少なく
とも2に等しく、特に2〜5の範囲の数を示す、の補単
量体M2との、相互作用から生じることを特徴とするポ
リマーに関連する。 [0005]今述べた基A及びBは、一般に飽和又は不
飽和であり、場合によると1個以上のヘテロ原子を含む
直線状又は分岐状の炭化水素鎖である。 (0006]水素結合は、通常プロトン供与体とプロト
ン受容体の間で形成され、例えば、式>NH−−−OC
< (ここで、)NH及びO=C<は補部位を構成する
)により説明できる。補官能基Σ及び
【外1】から誘導
される分子又は分子の群の構造は、(i)これらの構造
の組合せが、少なくとも2組の補部位を導き、ここで同
じ組の補供与体と受容体の部位は、実質上同じ平面上で
正しい配向に位置させることができる、及び(t i)
該構造が、適当なスペーサー基A及びBを取りつけるこ
とができる、である限り、特に重要ではない。供与体と
受容体の部位の例として、次の、供与部位>N−Hl 
NH2、OH及び受容部位>C=○、−0−=N−1及
び〉Nが挙げられるであろう。 [0007]本発明の範囲内で、官能基Σ及び
【外1】
は、その各々は少なくとも2個の供与体及び/又は受容
体部位を含有しなければならないが、一般に一個以上の
ヘテロ原子、例えばN、 O又はSを含む単環式化合物
、或は一個以上のヘテロ原子、例えば特にN、○又はS
を含むオルト−又はペリ縮合多環式化合物を含有する分
子又は分子の群から誘導される。水素結合の形成を可能
にする供与体及び受容体部位は、 (i)環中に含有さ
れ得る及び/又はN i)この(又はこれらの)環によ
り支持される一個の(又はそれ以上の)置換基を構成し
得る。 [0008]2個の補単量体M1及びM2を一緒にした
場合、それらの補官能基Σ及び
【外1】の会合によりそれらが結合され、生じた会合は
、ポリマーの構造において次式、−+−1()A−Σ−
【外11  B ()−2−1(ここで、Σと【外1]
の間に含まれる記号r−−−Jは、少なくとも2個の水
素結合を示す)の構造単位を生成する。 [00091基本単量体を製造し、次゛に該基本単量体
の会合構成単位Σ−−− 【外1]が本発明のポリマーを生成する為に使用され得
る補環式化合物の組合せの例は、特に、シトシン(又は
2−オキソ−4−アミノピリミジン)/イソシトシン(
又は2−アミノ−4−ヒドロキシピリミジン)の組、グ
アニン(又は2−アミノ−6−オキソプリン)/シトシ
ンの組、アデニン(又は6−アミノプリン)/ウラシル
(又は2,4−ジオキソピリミジン)の組、及び2゜6
−ジアルカンアミドピリジン/ウラシルの組である。 次の文献、−Feibush及びその他が著者の、J。 Am、Chem、Soc、1986年、108巻、33
10〜3318ページには、例えば2.6−ジアルカン
アミドピリジン/チミン(又は5−メチル−2,4−ジ
オキソピリミジン)の組、及び−R,Kelly及びそ
の他が著者の、J、Am、Chem、Soc、、、19
87年、109巻6549〜6551ページ、に記載さ
れている前記の組み合わせ又はそれらの類似物はまた適
当である。 [00101第一の主題を有する本発明において特に重
要なポリマーは二官能価である、つまり式(I)及び(
I I)の該単量体がml=m2=2である補単量体M
1及びM2から出発したポリマーである。記号A及びB
は2個の自由原子価を含む基を示す。 [0011]二官能価の単量体から得られる本発明のこ
れらのポリマーは、次の一般式、Σ−A−Σ−[−【外
11−B− 【外1]−−−Σ−A−Σ−]。 【外1] −B− 【外1]     (I I I)ここで、種々の記号
A、B、Σ、 【外1】は、前記の意味を有し、nは整数又は分数、例
えば0〜10の範囲を示す、により示され得る。 [00121使用できる基本単量体を表している二官能
価の単量体M1及びM2として、次式の化合物、Ml:
 Σ−A−Σ      (IV)及び M2:
【外1】−β−
【外1]  (V)ここで、−少なくとも二個の供与体
及び/又は受容体部位を各々含まなければならない補官
能基Σ(お互いに同一か又は異なる)及び 【外1】 (お互いに同一か又は異なる)は、一般に一
個以上のヘテロ原子、例えば特にN、 O又はSを含む
単環式化合物、或は一個以上のヘテロ原子、例えば特に
N、○又はSを含むオルト−又はペリ縮合多環式化合物
を含有する分子又は分子の群から誘導され、水素結合の
形成を可能にする供与体及び受容体部位は、 (i)環
中に含有され得る及び/又は(i i)この(又はこれ
らの)環により支持される一個の(又はそれより多くの
)置換基を構成し得る、−同一か又は異なるスペーサー
基A及びBは、場合によっては一個以上のヘテロ原子、
例えば特にN、○又はSを含む飽和又は不飽和、直線状
又は分岐状の少なくとも2個の炭素原子を主鎖に含む炭
化水素鎖であり、該主鎖は、鎖の末端に二個の官能基Σ
及び
【外1】を保持する、が挙げられる。 [0013]使用され得る基本単量体の好ましい代表例
である二官能価の単量体M1及びM2として、式(IV
)及び(V):ここで、−補官能基Σ(お互いに同一か
又は異なる)及び
【外1】 (お互いに同一か又は異なる)が特に補複素
環式化合物の次の組:01=シトシン/イソシトシン、
C2=グアニン/シトシン、c3=アデニン/ウラシル
、c4=2.6−ジアルカンアミドピリジン/ウラシル
、c5=2.’6−ジアルカンアミドビリジン/チミン
、から誘導される、−供与体及び/又は受容体部位で占
められる所の反対側或は実質上反対側の部位に位置され
る官能基にスペーサー基A及びBが取りつけられる、−
同一か又は異なるスペーサー基A及びBは、場合によっ
ては−i以上のヘテロ原子、例えば特にN、 O又はS
を含む、少なくとも二個の炭素原子を主鎖に含む、飽和
又は不飽和、直鎖又は側鎖の炭化水素鎖からなる二価の
基を示す、の化合物が挙げられる。 [0014]使用され得る基本単量体の更に好ましい代
表例である二官能価の単量体M1及びM2として、式(
IV)及び(V):ここで、−補官能基の各々の組は、
二個の同一のΣ基及び二個の同一の
【外1】基で形成さ
れる、−補官能基は、特に補複素環式化合物の次の組:
01=シトシン/イソシトシン、C2=グアニン/シト
シン、c3=アデニン/ウラシル、c5=2.6−ジア
ルカンアミドピリジン/ウラシル、c5=2.6−ジア
ルカンアミドピリジン/チミン、から誘導される、−供
与体及び/又は受容体部位で占められる所の反対側或は
実質上反対側の部位に位置される官能基にスペーサー基
A及びBが取りつけられる、−同一か又は異なるスペー
サー基A及びBは、場合によっては−i以上のヘテロ原
子、例えば特にN、 O又はSを含み、少なくとも四個
の炭素原子を主鎖に含む少なくとも六個の原子を含有す
る、直線状又は分岐状の飽和脂肪鎖からなる二価の基を
示す、の化合物が挙げられる。 [0015]二官能価の単量体M1及びM2が次の:官
能基Σ及び
【外1】にスペーサー基A及びBの主鎖端の取付位置に
関する限りにおいて前記に示される一般的又は好ましい
定義を有する、−しかし、同一か又は異なるスペーサー
基A及びBの構造において、両方が、場合によっては一
個以上のヘテロ原子を含み、次の付加条件を満たす:鎖
の末端に二個の官能基Σ及び
【外1】を持つ、各々の側鎖の主鎖は少なくとも四個の
炭素原子を含む少なくとも六個の原子を含有し、そして
該主鎖に取りつけられた側鎖は少なくとも五個の炭素原
子を含む少なくとも六個の原子を含有する、側鎖からな
る二価のラジカルを示す、から選択される場合、第一の
主題を有する本発明のポリマーがサーモトロピック(t
hermotropic)になり得る事が発見された。 [0016]原子の数を決定する際に考慮すべき原子は
、当の鎖(主又は側)、例えば三個の原子を含む次のタ
イプ:  CH20Co−の鎖の連続及び三個の炭素原
子を含む五個の原子を含有する次のタイプニー0CH2
CH20−Co−の鎖の連続を構成する炭素原子+任意
のヘテロ原子であることが理解されなければならない。 [0017]使用され得る基本単量体のより更に好まし
い代表例であり、更にサーモトロピックの特性が付与さ
れたポリマーを製造する事を可能にする二官能価の単量
体M1及びM2として次の条件を満たす、式(IV)及
び(V)のものが挙げられる。ここで、−補官能基の各
々の組は、二個の同一のΣ基及び二個の同一の
【外1】
から構成される、−補官能基は、特に補複素環式化合物
の次の組:01=シトシン/イソシトシン、C2=グア
ニン/シトシン、c3=アデニン/ウラシル、c4=2
.6−ジアルカンアミドピリジン/ウラシル、c5=2
.6−ジアルカンアミドピリジン/チミン、から誘導さ
れる、−供与体及び/又は受容体部位で占められる所の
反対側或は実質上反対側の部位に位置される官能基にス
ペーサー基A及びBが取りつけられる、−同一か又は異
なるスペーサー基A及びBは、メソコンフィギユレーシ
ョン又はトレオコンフイギュレーションを取り、そして
各々次式:
【3】 同一か又は異なる残りのEの各々は、 炭素原 子及びペテロ原子、 例えば特にN、 0又はSの群から選 択された少なくとも1個の原子を含有する構成単位を示
し、このものは酒石酸のC0OH官能基(又はこの官能
基の誘導体)の適当な反応性官能基への直接共有結合に
よるか或は炭素原子及び/又はΣ又は
【外1】にペテロ原子に基づく間隔アームによるかのど
ちらかによる結合から生じたものであり、同一か又は異
なる記号R及びRoの各々は、5〜20個の炭素原子を
:含む直鎖アルキルラジカルを示す、に対応する酒石酸
から誘導される。 [0018]  rより更に好ましい代表例Jの単量体
の群に属する単量体M1及びM2の具体例によると、特
に次式の化合物を挙げられる。ここで、Mlに関して:
【化4】 ここで、M2に関して:
【化5】 ここで、記号R及びRoは式(VI)について前記で与
えられた意味を有し、記号R1は1〜4個の炭素原子を
含む直鎖アルキル基を示す。 [0019]これら具体例の範囲内で、基本単量体の会
合構成単位は3個の水素結合を伴う次の構造を有する:
【化6】 [00201本発明の第二の主題は、該ポリマーの製造
方法に関連する。 [00211本発明の方法に従って、一般に等モル量で
使用される補単量体M1及びM2の均質混合物を製造す
る事が所望される。成分の物理特性に依存して、この操
作は微細固体の配合に対して、或は温度の影響下で液体
状態の維持及び/又は溶媒の使用により、配合物の成分
の一方の他方への溶液又は懸濁液を作るために、従来技
術を用いる事ができる。 [0022]好ましくは操作は、単量体及び所望される
ポリマーに共通する非プロトン性極性溶媒又はこれらの
溶媒の混合物の存在下で、室温〜選択される溶媒の沸点
までの範囲の温度で操作が実施される;好ましい溶媒は
、特にジオキサン、テトラヒドロフラン、塩化メチレン
、四塩化炭素である。多重会合反応は、非常に速く、反
応は一般に、例えば10分〜2時間の範囲の間に進める
事が可能である。所望されるポリマーは、反応混合物の
溶媒から、例えば減圧下でこの(これらの)溶媒を蒸留
して除く事により、単離できる。 [0023]記載されている製造を溶媒中で実施する場
合、使用される溶媒から一旦ボリマーが完全に分離され
ると、所望されるポリマーの構造はその最大凝集力に達
することを考慮すべきである。 [0024]得られたポリマーは、特に二官能価の単量
体M1及びM2から得られたものは、ガラス表面に対し
て及び金属表面に対しての両方にかなり著しい粘着性が
あり、白っぽい乳白光を出すペーストの形を取る。この
ように示される粘着特性が、これらのポリマーを例えば
塗被を生成する為及び接着の為に使用する事を可能にさ
せる。接着操作は、一方を単量体M1で、他方を単量体
M2で前もって処理した二種類の支持体を結合させて実
施する事に注意すべきである。水素結合により単量体M
1及び単量体M2を会合させる為に、単量体M1により
示される単量体M2を識別する能力はまた」に選択され
た他の支持体に対して、与えられた支持体の選択性接着
を形成する事を可能にさせる。スペーサー基A及びBの
特性を変える事により、例えば室温(25℃)以下〜2
00℃以上の範囲に渡る温度で液晶相(又は組織化され
たメソ相)を形成する特性を有するサーモトロピックポ
リマーが得られる。 [0025]本発明の第三の主題は、記載されている製
造方法に利用される式(I)及び(I I)の基本単量
体M1及びM2  (これら単量体が新規な化合物を構
成する)に関連する。第三の主題において、本発明は特
に前記で定義された式(IV)及び(V)の二官能価の
単量体M1及びM2に関連する。 [0026]これらの単量体は、当業者に公知の合成方
法[本質的に、鎖の末端に二個以上の反応性官能基を備
えた一方の先駆物質(スペーサー基A及びB)、例えば
次の官能基:カルポン酸或はアルコール、第−又は第二
アミンの誘導体を、Σ及び
【外1】の官能基から誘導され、スペーサー基A及びB
の先駆物質により支持される官能基と反応させる事が可
能である官能基を備えた他方の分子及び分子の群に、反
応させる事からなる]を適用する事により市販されてい
る原料から調製される。 [0027]例えば、L(+)酒石酸から誘導されるス
ペーサー基A及びBがある式(VII)及び(VIII
)の二官能価の単量体M1及びM2は、次の合成機構(
この機構において、酒石酸に由来する残基の式はニュー
マンの投影式である)を適用する事によりL (+)N
、 N、 N’ 、 N’−テトラメチルタルドラミド
 0(D、  S e e b a c hらが著者の
Org、5ynth、、1983年、61巻、24ペー
ジ、参照)から得ることができる。 [0028]
【化7】 [0029] HOCHz  Ur又は6−ヒドロキシ
メチルウラシル反応体はに、L、Nagpalが著者の
J。 Med、Chem、 、1972年、15巻、121ペ
ージにより与えられる指示に従って製造される。HO(
CH2) 20  Py又は4−(ヒドロキシエチル)
オキシ2.6−ジアセチルアミノピリジン反応体は4−
へンジルオキシー2.6−ジアミツピリジン(D、 G
、 Markeesらが著者のJ、Med、Chem、
 、1968年、11巻、126ページ参照)から四段
階、すなわち、ジアセチル化、ベンジル基の水添分解、
2−ブロモブロモエチルアセテートとのアルキル化及び
鹸化により調製される。 [00301式(VII)及び(VIII)の類似の岸
量体M1及びM2は、D (−)及びメソ酒石酸の銹導
付から上に挙げた合成機構に従って製造され得る。 [00311本発明はまた、次式に相当する二B゛
【外
1]−−−Σ−A−Σ−−− 【外1] −B’  (X)  :付加物A1A’−Σ
−−−【外1] −B− 【外1】−m−Σ−A’  (X)  :付加物A2こ
こで、構成単位Σ−A−Σ及び
【外11−B− 【外1】は、上に定義されている式(IV)及び(V)
の二官能価の単量体M1及びM2を示す、一構成単位B
【外1】及びAo−Σは、次の:記号
【外1】及びΣが単量体M2及びMlに属するものと同
じ補官能基を示し、記号A゛及びBoは同一か又は異な
り、官能基Σ及び
【外1】により支持される置換基を示し、及び一個以上
のヘテロ原子を含有し得る直線状又は分岐状の長い炭化
水素鎖を含む、の構造の補化合物C2及びC1を示す、
の付加物に関連する。 [0032]好ましい付加物の代表例として工(i)構
成単位Σ−A−Σ及び補官能基
【外1】又は構成単位
【外1] −B− 【外1】及び補官能基Σは、 「好ましい代表例」と呼
ばれる二官能価の単量体M1及びM2と関連して上に与
えられた定義を有し、そして、 (i i)化合物B゛
【外1】又はAo−Σ中の置換基B°又はAoは、官能
基の供与体及び/又は受容体部位で占められる位置に関
して反対側或は実質上反対側の部位の位置に置かれる、
を満足する式(X)又は(XI)の付加物が挙げられる
。 [0033]更に好ましい付加物の代表例として、 (
iii)構成単位Σ−A−Σ及び補官能基
【外1】或は
構成単位
【外1】−B
【外1】及び補官能基Σは、 「更に好ましい代表例J
と呼ばれる二官能価の単量体M1及びM2と関連して上
に与えた定義を有し、そして、 (iv)供与体及び/
又は受容体部位で占められる位置に関して反対側或は実
質上反対側の部位の位置に置かれる置換基B゛又は八“
 (同一か又は異なる)は、分岐されて、次の付加条件
:側鎖の主鎖は、総原子数n1が15〜25の範囲にあ
る、主鎖は、総原子数n2が11〜20の範囲にある、
置換基B゛又はA゛で、総原子数nl+n2は少なくと
も28原子に等しい、に合う、−i以上のヘテロ原子、
例えば特にN、 O又はSを含む、長い脂肪族炭化水素
鎖を示す、を満足する式(X)又は(XI)の付加物を
挙げることができる。 [0034]より更に好ましい付加物の代表例として、
(v)構成単位Σ−A−Σ及び補官能基
【外1】或は構
成単位
【外1】−B
【外1】及び補官能基Σは、 「より更に好ましい代表
例」と呼ばれる二官能価の単量体M1及びM2と関連し
て上に与えた定義を有し、そして、 (〜□i)置換基
B゛又はA”は、前記で与えられた定義(iv)を有す
る、を満足する式(X)又は(XI)の付加物が挙げら
れる。 [0035]  rより更に好ましいの代表例」の付加
物の群に属する具体的な付加物の例として、特に次のニ
ーA1の場合:式(VII)の単量体M、、及び次の構
造:
【化8】 ここで:記号R+ は1〜4個の炭素原子を含有する直
鎖アルキル基を示し、記号R2は、11〜18個の炭素
原子を含有する直鎖アルキル基を示す:の補止合物C2
(Mlの1モルに付き2モルの割合で)の混合物、−A
2の場合:式(VIII)の単量体h12、及び次の構
造:
【化9】 ここで:記号R3は12〜20個の炭素原子を含有する
直鎖アルキル基を示し、記号R4は、記号R3と同一か
又は異なり、11〜18個の炭素原子を含有する直鎖ア
ルキル基を示し、構成単位R3+R4に含まれる炭素数
の総数が少なくとも25に等しい付加条件材で、の補止
合物C1(M2の1モルに付き2モルの割合で)の混合
物、から得られる付加物A1及びA2が挙げられる。 [0036]化合物O2は、次の合成機構:
【化10】 を用いて、4−アリルオキシ−2,6−ジアミツピリジ
ン 5 (D、G、Markeesらが著者のJ、Am
。 Chem、Soc、、1956年、78巻、4130ペ
ージ参照)から得られる化学種に相当する。 [0037]化合物C1は、次の合成機構:
【化11】 を用いて、6−ホルミルウラシル 8 (T、 B、 
 Johnsonらが著者のJ、Am、Chem、So
c、 、1931年、53巻、1989ページ参照)又
は6−クロロメチルウラシル 10 (1,von  
Klosaが著者の、Arzneim、Forsch、
/Drug  ReS、 、1980年、30巻、22
8ページ参照)から得られる化学種に相当する。 [0038]
【実施例】次の例は、いかにして本発明を実施するかを
、範囲を限定することなく説明している。 [0039]これらの例において、本発明のポリマー及
びそれらの元である補単量体は、化学構造(赤外、水素
核と炭素−13核の核磁気共鳴、元素分析)の特性値を
決定する事を含む様々な分析を使用して確認される。イ
発明の場合、融点及びサーモトロピック特性の特性前は
、データ入手及び処理の為にHewl e t t−P
ackard  HP  86の電算機を備えたPer
kin−Elmer  DSC2の装置を使用する示差
走査熱存分析(DSC)、相の性質を確認する為に存在
する加26台が結合された偏光顕微鏡による観察、及び
X線回払(XR)分析により、決定された。旋光能がP
erkin−Elmer  241  旋光計を使用し
て、計測さとた。 (00401例1 この例は、式(VII)ユここでニースペーサー基A力
L(+)酒石酸から誘導される、−不斉炭素原子により
支持されるエーテル残基の基R及び基R°は、同一で決
り、各々Cl2H25の基を示す、の単量体M1の製法
及び特性を記載する。 [0041]この製法は、前記
【化7】に示された合成機構に従って実施され、ここで
得られる単量体M1は、3aの表記(R= Cl 2 
H2sを有する構造3)により示される。 [0042] L (+)ジドデシルオキシ−N、 N
。 N“ Nl −テトラメチルタルドラミド: R= C
l 2 Hz 5(1a)を有する構造1:NaH(オ
イル中で50%の懸濁液)10mmo Iを窒素ガスの
流れで掃気された250−mlの三ツロフラスコに投入
し、乾燥ペンタンで三回洗浄する。無水ジメチルホルム
アミド(DMF) 18m1を加え、続いて少しづつL
 (+) N、 N、 N’ 。 N”−テトラメチルタルドラミド 0を加える。濃厚な
ゲルを生成し、水素ガスを放出するために発泡する。窒
素雰囲気中でこれを室温で1時間攪拌し、次にDMF4
mlに溶解したn−ドデシル−p−トルエンスルホネー
ト(4,6g)  10mmo lを加え、そして混合
物を80℃で8時間過熱する (ゲルは速やかに均質溶
液になる)。冷却後水を加え、エーテル抽出をして、続
いてブラインで洗浄し、Naz SO4で乾燥し、乾燥
するまで蒸発させる。粗化合物を、アミコンシリカ(A
m t c 。 n  5ilica)上でフラッシュクロマトグラフィ
ー(f 1ash  chromatography)
により精製し、ジクロロメタン(CH2CI2 )とア
セトンの3/I混合物で溶離させる。80%の収率:ヘ
キサンからの晶出、m、<50℃; 本
【外2】 〔CO6 =+45° (c=0. 、、CHC] 3  )’ 
HNMR(CHC13): CH3CH2: 0.89
、t、(6H); CH:l   N : 2.92、
S、 (6H)、CH3N:3.18、S、 (6H)
  ・R−CH20−:3.55、 t、 (4H) 
・−〇−CH−C○2H:4゜69、S、 (2H) [00431L (+)ジドデシルオキシ酒石酸; R
=C12825(2a)を有する構造2ニアミド加水分
解1aをT、M、Fylesらが著者のCan、J、C
heml、1984年、62巻、498ページ、に従っ
て実施するニアミド2mmo1及び25%HCI、15
m1を15時間還流する。冷却及び稀釈の後に、生成さ
れた結晶をろ過して取り出す。定量的数値;ヘキサンか
らの晶出、m、=76℃;
【外2]=+14.5° (c=0. 、、CHCl3
)’HNMR(CDC13): CH3−CH2: 0
.87、t、 (6H)  ;R−CH2−〇−二3.
5、q、(2H)及び3,72、q、(2H)  ;−
o−c)f−CO2H: 4. 36、S、 (2H)
;  CO2H:9゜7、b、  s、 (2H) (0044]6−ヒドロキシメチルウラシルしく+)ジ
ドデシルオキシタル1へレート 3a:a)酸塩化物 
2bisaに転化PC152mmo l  (416m
g)を少しづつ、3mlの無水CH2C12に二酸2a
、1mmo1  (486mg)を溶解した溶液に加え
、18時間室温に放置して反応させる。化合物は、トル
エンの存在下で三回、真空下で蒸発させ、次に残液を乾
燥CH2Cl23mlに溶解させる。b)エステル化;
窒素雰囲気下でこの溶液を一10℃で、無水へキサメチ
ルホスホトリアミド(HMPT)2mlに6−ヒドロキ
シメチルウラシル2mmo l  (284mg)及び
ジメチルアミノピリジン(DMAP)2.2mmo l
  (268mg)を溶解した溶液に加える。室温で混
合物を3時間攪拌し、次に水を加える。混合物を一度エ
チルアセテートで抽出する:水性部分に懸濁する特に純
粋なエステル3aをろ過して取り出す;収率:54%。 エタノールからの晶出及び母液の薄層クロマトグラフィ
ー(MachereyNagelシリカゲルプレート、
1/I  THF/CH、r、I、)に↓l″l綺劃才
ろ 側+44.5度(c=0. 55、THF)物理特性M
R1融点)を、後記の表4及び5にまとめる。 (N [0045]例2 この例は、式(VIII):ここでニー基R1の各々は
CH3を示す、−スペーサー基BはL(+)酒石酸から
誘導される、及び−不斉炭素原子により支持されるエー
テル残基の基R及びR゛は、同一であり、各々はC12
H25基を示す、の単量体M2の製法及び特性を記載す
る。 [00461この製法は、前記 【化7]に示された合成機構に従って実施され、ここで
得られる単量体M2は、4aの表記(R=C12825
を有する構造4)により挙げられる。2.6−ジアセチ
ルアミノ−4−(ヒドロキシエチル)オキシピリジンL
(+)ジドデシルオキシタルトレート 4aが、例1に
おいて示される様に、得られた二酸から製造される。 [0047]酸塩化物の製法及びそれらの2,6−ジア
*;セチルアミノ−4(ヒドロキシエチル)オキシピリ
ジンとのエステル化は、例1に挙げた条件と同一の条件
においてエステル3aと結合させるが、HMPTをDM
Fに置き換えて実施する。水を添加した後に、反応混合
物をジクロロメタンで抽出し、粗化合物をコラム(M 
e r ck  5ilica)上またはプレート(M
acherey−Nagel)上で連続クロマトグラフ
ィーにより精製し、85/15ジクロロメタン/工タノ
ール混合物で溶離する。エステル4a  0.29mm
ol  (278mg)を集める;収率=29%。この
化合物は、水性エタノールのフォーミング溶媒から晶出
させる。 分析(室温で脱溶媒): C5088ON6012 (FW=957. 23) 
 :【表1】 [00481例3及び4 これらの例は、前記の例1及び2において得られる単量
体の構造と同じタイプの構造を有する単量体Ml  (
例3)及び単量体M2  (例4)を記載するが、その
スペーサー基A及びBはメソ酒石酸から誘導され、ニュ
ーマンの投影式で、次の式:
【化12】 を有する。これらの単量体を、新たに13a(ML)及
び14a(M2)により表記する。後記に示すメン酒石
酸誘導体は、L(+)系列の例1及び2において前記に
記載されている条件と厳密に同じ条件下でメソ−N。 N、N’ 、N’ −テトラメチルタルドラミドから調
製される。これらの特性は次のようになる:
【表2】 [0049]例5及び6: これらの例は、テトラヒドロフラン(THF)に厳密に
等モル量の補単量体M1及びM2を溶解させて調製した
本発明の二種類のポリマーを記載する。次に溶液を蒸発
させて残液を20X102Paで20分間80℃で乾燥
させた。 [005011)例5:M1+M2の混合物の組成物:
3 a+4 a得られたポリマーは、厚いガム状の外観
であり、ガラス及びへらに粘着し、高い複屈折性があり
、2:54℃、つまりその成分の34°及び196°よ
り高い融点を有する。THFに可溶性であり、クロロホ
ルムにやや可溶性であり、エタノールには実質上不溶性
である;溶液が(THF及びCHCl:l)濃縮される
場合、ゲルが得られ、その生じた組織を偏光顕微鏡下で
見ることができ、例えば特に結合構造はサーモトロピッ
クポリマーの構造に類似している。 NMR及び転移温度を下記の表4及び5に挙げる。 [00511得られたポリマーのXR分析は、メソ相が
六角形の柱状タイプ(柱の直径=38. 5A)で、各
々の柱は、ポリマーの形状の二個の補単量体の会合から
生じた三個のストランドから作られる事を示す。データ
は、ピッチ=12.8人及び半径=7.35八を有する
つる巻き線上に巻つけられた三個の等価のストランドを
含む分子モデルに一致する;柱の対称は三組であり、タ
イプΣ
【外1】の3.71の会合構成単位は順番に、一回転ご
とに(1ストランドにつき120°)配置される。 [0052]2)例6:M1+M2の混合物の組成物:
13a+14aここで得られたポリマーはまた、明確に
限定された化合物であり、その特性は前記のポリマー3
a+4aの特性に類似しているが、著しい違いがある。 NMR及び転移温度を後記の表4及び5に挙げる。 [0053]溶解性はほぼ同じであり、ゲルはまた、溶
液が濃縮された場合に形成されるが、顕微鏡下で観察さ
れる組織は著しく異なる;前記のように、X線は、三組
の対称がある直径=36.8への柱を有する柱状のメソ
相を明らかにするが、ここで柱に集められた三個のスト
ランドはつる巻き線状ではなくてジグザグ形に配置され
る;タイプΣ
【外1】の三個の構成単位は一回転ごとに配置される。 [0054]
【表4】 a) K=結晶相; M=メソ相; ■=イソトロピック相; 試料を加熱しながら次に冷却しながら(5又は10℃m
in”)少なくともニサイクルに渡り調べる。転移温度
は、ベースライン及びピーク(狭いピーク)の最も急な
傾きに対する接線の間の交点か又はピークの最大(広い
ピーク)に対してかのいづれかに一致する。標準として
インジウム(融解エンタルピー785cal  mal
l)を用い、エンタルピーをピーク面積から推測する。 [0056]例7: この例は、製法及び例1に記載した構造3aの単量体M
1と構造7、ここでR1=CH3及びR2= Cl 7
 R35(7b)の補止合物C2(1モルのMlにつき
2モルの割合で)の混合物から得られる付加物A1の物
理特性を記載する。混合物は、熱THEに溶解し、続い
て蒸発させ、次に一間接乾燥させる事により製造された
。DSCにより計測される転移温度及びニジタルビー[
△H](kca1moヒl)は次の に34−39M215−218 [33,6]  1で
ある。得られた付加物は、著しく粘性が大きいが、方向
性の摩擦により非常に良く延伸する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】a)次の式、 【化1】 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) −ここで、記号Σの各々は、お互いに同一か又は異なり
    、分子から又は分子の群から誘導される官能基を示し、
    以下に表す式(II)の単量体M2の記号【外1】 @Σ@ の各々により示される補官能基と少なくとも2個の水素
    結合を形成する事が可能であり、−記号Aは、炭素原子
    を50個以上含有することが可能な原子価m1の有機基
    を示し、及び−m1は、少なくとも2に等しい数を示す
    、の単量体M1と、 b)次の式、 【化2】 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) −ここで記号 【外1】の各々は、お互いに同一か又は異なり、分子か
    ら又は分子の群から誘導される官能基を示し、前記で定
    義された式( I )の単量体M1の記号Σの各々により
    示される補官能基と少なくとも2個の水素結合を形成す
    ることが可能であり、−記号Bは、基Aと同一か又は異
    なる原子価m2の有機基を示し、及び−m2は、少なく
    とも2に等しい数を示す、の補単量体M2との、相互作
    用から生じることを特徴とする、サーモトロピックにな
    り得るポリマー。 【請求項2】官能基Σ及び 【外1】は、その各々は少なくても2個の供与体及び/
    又は受容体部位を含有しなければならないが、一個以上
    のヘテロ原子、例えばN、O又はSを含む単環式化合物
    、或は一個以上のヘテロ原子、例えば特にN、O又はS
    を含むオルト−又はペリ縮合多環式化合物を含有する分
    子又は分子の群から誘導され、水素結合の形成を可能に
    する供与体及び受容体部位を、(i)環中に含有できる
    及び/又は(ii)この(又はこれらの)環により支持
    される一個の(又はそれ以上の)置換基を構成できる事
    を特徴とする請求項1のポリマー。 【請求項3】ポリマーが、次式の化合物、 M1:Σ−A−Σ(IV) 及び M2: 【外1】−B− 【外1】(V) ここで、−少なくとも二個の供与体及び/又は受容体部
    位を各々含まなければならない補官能基Σ(お互いに同
    一か又は異なる)及び 【外1】(お互いに同一か又は異なる)は、一個以上の
    ヘテロ原子、例えば特にN、O又はSを含む単環式化合
    物、或は一個以上のヘテロ原子、例えば特にN、O又は
    Sを含むオルト−又はペリ縮合多環式化合物を含有する
    分子又は分子の群から誘導されるが、水素結合の形成を
    可能にする供与体及び受容体部位は、(i)環中に含有
    できる及び/又は(ii)この(又はこれらの)環によ
    り支持される一個の(又はそれより多くの)置換基を構
    成できる、−同一か又は異なるスペーサー基A及びBは
    、場合によっては一個以上のヘテロ原子、例えば特にN
    、O又はSを含む飽和又は不飽和、直鎖又は側鎖の少な
    くとも2個の炭素原子を主鎖に含む炭化水素鎖であり、
    該主鎖は、鎖の末端に二個の官能基Σ及び【外1】を保
    持する、の二官能価の単量体M1及びM2から得られる
    事を特徴とする請求項1のポリマー。 【請求項4】使用され得る基本単量体M1及びM2は、
    式(IV)及び(V):ここで、−補官能基Σ(お互いに
    同一か又は異なる)及び 【外1】(お互いに同一か又は異なる)が、補複素環式
    化合物の次の組:c1=シトシン/イソシトシン、c2
    =グアニン/シトシン、c3=アデニン/ウラシル、c
    4=2,6−ジアルカンアミドピリジン/ウラシル、c
    5=2,6−ジアルカンアミドピリジン/チミン、から
    誘導される、−供与体及び/又は受容体部位で占められ
    る所の反対側或は実質上反対側の部位に位置される官能
    基にスペーサー基A及びBが取りつけられる、、飽和又
    は不飽和、直鎖又は側鎖の炭化水素鎖からなる二価の基
    を示す、の化合物である事を特徴とする請求項3のポリ
    マー。 【請求項5】使用され得る基本単量体M1及びM2は、
    式(IV)及び(V):ここで、−補官能基の各々の組は
    、二個の同一のΣ基及び二個の同一の 【外1】基で形成される、−補官能基は、補複素環式化
    合物の次の組:c1=シトシン/イソシトシン、c2=
    グアニン/シトシン、c3=アデニン/ウラシル、c5
    =2,6−ジアルカンアミドピリジン/ウラシル、c5
    =2,6−ジアルカンアミドピリジン/チミン、から誘
    導される、−供与体及び/又は受容体部位で占められる
    所の反対側或は実質上反対側の部位に位置される官能基
    にスペーサー基A及びBが取りつけられる、−同一か又
    は異なるスペーサー基A及びBは、場合によっては一個
    以上のヘテロ原子、例えば特にN、O又はSを含む、少
    なくとも四個の炭素原子を主鎖に含む少なくとも六個の
    原子を含有する、直鎖又は側鎖の飽和脂肪鎖からなる二
    価の基を示す、の化合物である事を特徴とする請求項3
    のポリマー。 【請求項6】使用され得る単量体M1及びM2が次の:
    同一か又は異なるスペーサー基A及びBは共に、場合に
    よっては一個以上のヘテロ原子を含み、次の付加条件を
    満たす:鎖の末端に二個の官能基Σ及び 【外1】を支持し、各々の側鎖の主鎖は少なくとも四個
    の炭素原子を含む少なくとも六個の原子を含有し、そし
    て該主鎖に取りつけられた側鎖は少なくても五個の炭素
    原子を含む少なくても六個の原子を含有する、側鎖を含
    む二価の基を示す、の構造を有する事を特徴とする請求
    項3〜5のいづれかに記載のサーモトロピックポリマ【
    請求項7】使用され得る基本単量体M1及びM2は、式
    (IV)及び(V):ここで、−補官能基の各々の組は、
    二個の同一のΣ基及び二個の同一の 【外1】から構成される、−補官能基は、補複素環式化
    合物の次の組:c1=シトシン/イソシトシン、c2=
    グアニン/シトシン、c3=アデニン/ウラシル、c4
    =2,6−ジアルカンアミドピリジン/ウラシル、c5
    =2,6−ジアルカンアミドピリジン/チミン、から誘
    導される、−供与体及び/又は受容体部位で占められる
    所の反対側或は実質上反対側の部位に位置される官能基
    にスペーサー基A及びBが取りつけられる、−同一か又
    は異なるスペーサー基A及びBは、メソコンフィギュレ
    ーション又はトレオコンフィギュレーションを取り、そ
    して各々次式: 【化3】 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) ここで、同一か又は異なる残りのEの各々は、炭素原子
    及びヘテロ原子、例えば特にN、O又はSの群から選択
    された少なくとも1個の原子を含有する構成単位を示し
    、このものは酒石酸のCOOH官能基(又はこの官能基
    の誘導体)の適当な反応性官能基への直接共有結合によ
    るか或は炭素原子及び/又はΣ又は 【外1】にヘテロ原子に基づく間隔アームによるかのど
    ちらかによる結合から生じたものであり、同一か又は異
    なる記号R及びR’の各々は、5〜20個の炭素原子を
    含む直鎖アルキルラジカルを示す、の化合物である事を
    特徴とする請求項3のサーモトロピックポリマー。 【請求項8】等モル量で投入される補単量体M1及びM
    2の均質混合物を本来公知の手段により製造する事を特
    徴とする請求項1〜7のいづれかに記載のポリマーの製
    造方法。 【請求項9】単量体及び所望されるポリマーに共通して
    、非プロトン性極性溶媒又はこれらの溶媒の混合物の存
    在下で処理し、室温から選択される溶媒の沸点までの範
    囲の温度で操作を実施する事を特徴とする請求項8の製
    造方法。 【請求項10】請求項8〜9のいづれかに記載の製造方
    法に利用する次式:M1: 【化1】M2: 【化2】ここで、記号Σ、 【外1】、A、B、m1及びm2は前記の請求項1で与
    えられた意味を有する、の単量体M1及びM2の組合せ
    。 【請求項11】次式の: M1:Σ−A−Σ(IV) M2: 【外1】−B− 【外1】(V) ここで、記号Σ、 【外1】、A及びBは前記の請求項3〜7のいずれかに
    与えられた意味を有する、の二官能価の化合物である事
    により特徴づけられる請求項10に記載の化合物。 【請求項12】次式の:B’− 【外1】−−−Σ−A−Σ−−− 【外1】−B’(X):付加物A1A’−Σ−−−【外
    1】−B− 【外1】−−−Σ−A’(X):付加物A2ここで、−
    構成単位Σ−A−Σ及び 【外1】−B− 【外1】は、前記の請求項11で定義されている式(I
    V)及び(V)の二官能価の単量体M1及びM2を示す
    、一構成単位B’− 【外1】及びA’−Σは、次の:記号 【外1】及びΣは、単量体M2及びM1に属するものと
    同じ補官能基を示し、記号A’及びB’は同一か又は異
    なり、官能基Σ及び 【外1】により支持される置換基を示し、及び一個以上
    のヘテロ原子を含有し得る直鎖又は側鎖の長い炭化水素
    鎖を含む、の構造の補化合物C2及びC1を示す、に相
    当する付加物の組合せ。
JP2409902A 1989-12-13 1990-12-12 基本単量体が水素結合により結合されるサーモトロピックになり得る多分子会合、その製造方法及びこの方法に利用する事が意図される基本単量体 Pending JPH04208265A (ja)

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